JP5737613B2 - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2に記載の定着装置は、請求項1に記載の定着装置において、加圧軸は、その軸心を回転中心として回転しないことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、定着装置として、請求項1又は2に記載の定着装置を備えたことを特徴とするものである。
本発明は、加圧軸の中央寄りに、中空円筒状部材の内面を押圧する押圧部材を取り付けているので、従来の押圧たわみ曲線に合わせた押圧部材を設ける構成に比べ、押圧部材及び中空円筒状部材の径の拡大や、部品コスト及び加工コストの上昇を抑制できる。
さらに、押圧部材の軸心を、加圧軸の軸心に対して定着ローラ側に偏心させているので、従来の偏心させない構成に比べ、加圧軸が中空円筒状部材の両端部と接触するまでの加圧軸のたわみ量を大きくできる。したがって、従来の偏心させない構成に比べ、加圧軸の両端部に加える定着ローラ方向への押圧力を大きくでき、軸方向におおむね均一で広い定着ニップ幅を形成できる。
よって、加工困難な部品や大型化した部品を使用することなく、押圧部材の軸心を、加圧軸の軸心に対して定着ローラ側に偏心させるという簡単な構成で、軸方向におおむね均一で広い定着ニップ幅を形成できる。
まず、画像面を上にして原稿を原稿テーブル211から挿入する。すると、原稿先端が第1搬送ローラ対215に挾持され、画像読取部202方向に搬送される。そして、所定のタイミングで、作像関連の動作、即ち、露光用ランプ221、感光体ドラム231、帯電チャージャー232、現像ユニット233、転写ローラ234、クリーニングユニット235等の制御を開始する。また、転写紙は先端が感光体ドラム231上の画像と一致するタイミングで給紙される。
まず、本実施形態の実施例を、図を用いて説明する。図2は、本実施例に係る定着装置205の各ローラの軸線が横になる方向から見た際の加圧ローラ20の断面説明図、図3は、本実施例に係る定着装置205の各ローラの断面説明図である。また、図4は、従来例の定着装置の各ローラの軸線が横になる方向から見た際の加圧ローラの断面説明図、図5は、従来例の定着装置の各ローラの断面説明図である。また、図6は、本実施例に係る加圧ローラの支持方法の断面説明図である。
次に、本実施形態の変形例について、図を用いて説明する。図7は、上述した実施例に係る加圧軸に中実円柱状部材を用いた押圧部材の説明図、図8は、本変形例に係る加圧軸に中空円柱状部材を用いた押圧部材の説明図である。また、図9は、本変形例に係る加圧軸に中実矩形状部材を用いた押圧部材の説明図、図10は、本変形例に係る加圧軸に中空矩形状部材を用いた押圧部材の説明図である。そして、図11は、本変形例に係る加圧軸にU型折り曲げ部材を用いた押圧部材の説明図、図12は、本変形例に係る加圧軸にU型折り曲げ部材を組み合わせたものを用いた押圧部材の説明図である。
さらに、押圧部材23の軸心を、加圧軸21の軸心に対して定着ローラ10側に偏心させているので、従来の偏心させない構成に比べ、加圧軸21が中空円筒22の両端部と接触するまでの加圧軸21のたわみ量を大きくできる。したがって、従来の偏心させない構成に比べ、加圧軸21の両端部に加える定着ローラ10方向への押圧力を大きくでき、軸方向におおむね均一で広い定着ニップ幅を形成できる。
このように、加工困難な部品や大型化した部品を使用することなく、2つの押圧部材23の軸心を、加圧軸21の軸心に対して定着ローラ10側に偏心さという簡単な構成で、軸方向におおむね均一で広い定着ニップ幅を形成できる。
よって、加工困難な部品や大型化した部品を使用しない簡単な構成で、軸方向におおむね均一で広い定着ニップ幅を形成できるので、コストアップを抑制しつつ、定着ニップ幅分布を適正に保ちながら拡大可能な定着装置を提供できる。
また、本実施形態の画像形成装置である複写機の定着装置では、次の作用効果を奏することができる。加圧軸21を、その軸心を中心として回転させないように支持できるので、加圧ローラ20の耐熱性ゴム層25及び中空円筒22が従動回転したとしても、加圧軸21の軸心に対し、押圧部材23の外周中心の偏心量を維持できる。
よって、安定した定着ニップ部を形成できる。また、加圧軸21の断面形状はこのため、ねじれが生じない断面形状であれば、中実丸棒に限定されるものではなく、他の様々な断面形状とすることができる。
また、本実施形態の画像形成装置である複写機では、上述した定着装置を備えることで、上述した定着装置と同様な作用効果を奏することができる。
11 芯金
12 ジャーナル部
20 加圧ローラ
21 加圧軸
22 中空円筒
23 押圧部材
23a 軸受け
23b 軸受ホルダー
25 耐熱性ゴム層
30 側板
31 アーム回転軸
32 支持部材
33 バネ部材
34 加圧アーム
40 スリーブ
41 円筒部
42 位置決め部
43 嵌め合い部
44 抜き止め部
45 回転規制用突起
50 端部嵌合部材
51 弦部
201 原稿搬送部
202 画像読取部
203 画像形成部
204 給紙部
205 定着装置
206 排紙部
211 原稿テーブル
212 原稿排出口
214 原稿排出トレイ
Claims (3)
- 定着ローラと、中空円筒状部材を具備する加圧ローラと、該定着ローラ側に配置された加熱手段とを備え、
上記加圧ローラは、上記中空円筒状部材の中空部を貫通する加圧軸と、該加圧軸の中央寄りに取り付けられ、該中空円筒状部材の内面を押圧する押圧部材とを有し、
上記加圧ローラの上記定着ローラに対する加圧は、上記加圧軸の両端部に加えられる定着ローラ方向への押圧力が、上記押圧部材のみを介して上記中空円筒状部材の内面に伝達されることで、上記加圧ローラの軸方向中央が上記定着ローラ側に近づくように上記加圧ローラをたわませ、上記加圧ローラのたわみに上記定着ローラのたわみを追従させるように行なわれ、
上記定着ローラと上記加圧ローラとが対向する領域で形成されるニップ部を、その表面上にトナー画像が転写された記録媒体が挟持搬送させることにより、記録媒体上に上記トナー像を定着させる定着装置において、
上記加圧軸に取り付ける上記押圧部材の軸心を、該加圧軸の軸心に対して定着ローラ側に偏心させていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
加圧軸は、その軸心を回転中心として回転しないことを特徴とする定着装置。 - 定着装置として、請求項1又は2に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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