JP2019015931A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】調整部材を備えた定着装置において、支持手段の回転支点から調整部材と加熱部材との接触位置までの距離が、支持手段の回転支点から測定部材による加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも短い構成に比べて、省スペースで形成する。【解決手段】自軸周りに回転し、加圧部材とで挟んだ記録媒体に形成された現像剤像を加熱する加熱部材と、加熱部材の外周面に接触し、加熱部材の表面温度を調整する調整部材と、加熱部材の回転方向において、調整部材よりも下流側、かつ加圧部材よりも上流側で加熱部材の表面温度を測定する測定部材と、支持部材を回転支点回りに回転させることで、調整部材を加熱部材の外周面に対して接離させる支持手段と、を備え、回転支点から調整部材と加熱部材の外周面との接触位置までの距離は、回転支点から測定部材による加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも長い。【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、定着ローラ部材に、定着ローラ部材と圧着解除可能な温度均一化ローラを設けると共に、温度均一化ローラと定着ローラ部材との当接力が複数の値を選択可能であることを特徴とする画像形成装置が記載されている。
特開2002−174974号公報
本発明は、調整部材を備えた定着装置において、支持手段の回転支点から調整部材と加熱部材との接触位置までの距離が、支持手段の回転支点から測定部材による加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも短い構成に比べて、省スペースで定着装置を形成することを目的とする。
請求項1に記載の定着装置は、自軸周りに回転し、加圧部材とで挟んだ記録媒体に形成された現像剤像を加熱する加熱部材と、前記加熱部材の外周面に接触し、前記加熱部材の表面温度を調整する調整部材と、前記加熱部材の回転方向において、前記調整部材よりも下流側、かつ前記加圧部材よりも上流側で前記加熱部材の表面温度を測定する測定部材と、支持部材を回転支点回りに回転させることで、前記調整部材を前記加熱部材の外周面に対して接離させる支持手段と、を備え、前記回転支点から前記調整部材と前記加熱部材の外周面との接触位置までの距離は、前記回転支点から前記測定部材による前記加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも長い。
請求項2に記載の定着装置は、請求項1に記載の定着装置であって、前記調整部材の外周面には、前記加熱部材の外周面を摺擦し、前記加熱部材の外周面の表面粗さを調整する摺擦部が形成されている。
請求項3に記載の定着装置は、請求項1又は2に記載の定着装置であって、前記支持手段は、前記支持部材における前記調整部材を挟んで前記回転支点とは反対側に接触し、回転して前記調整部材を前記加熱部材の外周面に対して接離させるカムと、前記カムを駆動し、前記カムを、前記調整部材が前記加熱部材の外周面に接触する第1位置と、前記調整部材が前記加熱部材の外周面から離れる第2位置と、前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置とで停止させる駆動部材と、を含んで構成されている。
請求項4に記載の定着装置は、請求項3に記載の定着装置であって、前記回転支点は、前記加熱部材の軸方向に交差する交差方向において、前記測定位置に対して前記接触位置の反対側に離れている。
請求項5に記載の画像形成装置は、像保持体と、前記像保持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段により帯電された前記像保持体に露光して前記像保持体に潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により形成された前記潜像を現像剤を用いて現像する現像手段と、前記現像手段により現像された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、前記転写手段により転写された前記現像剤像を前記記録媒体に定着する請求項1から請求項4の何れか1項に記載の定着装置と、を備えた。
請求項6に記載の画像形成装置は、自軸周りに回転し、加圧部材とで挟んだ記録媒体に形成された現像剤像を加熱する加熱部材と、前記加熱部材の外周面に接触し、前記加熱部材の表面温度を調整する調整部材と、前記加熱部材の回転方向において、前記調整部材よりも下流側、かつ前記加圧部材よりも上流側で前記加熱部材の表面温度を測定する測定部材と、を含む定着装置と、前記定着装置が着脱可能に装着された画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に設けられ、支持部材を回転支点回りに回転させることで、前記調整部材を前記加熱部材の外周面に対して接離させる支持手段と、を備え、前記回転支点から前記調整部材と前記加熱部材の外周面との接触位置までの距離は、前記回転支点から前記測定部材による前記加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも長い。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項6に記載の画像形成装置であって、前記調整部材は、前記定着装置から着脱可能である。
請求項1の発明によれば、調整部材を備えた定着装置において、支持手段の回転支点から接触位置までの距離が支持手段の回転支点から測定位置までの距離よりも短い構成に比べて、省スペースで定着装置を形成できる。
請求項2の発明によれば、調整部材により加熱部材の外周面の表面粗さを調整することができる。
請求項3の発明によれば、カムを第1位置及び第2位置のみで停止させる構成に比べて、調整部材を加熱部材の外周面に迅速に接触させることができる。
請求項4の発明によれば、支持部材の回転支点が測定位置に対して交差方向の接触位置側に位置する構成に比べて、調整部材の加熱部材の外周面に対する接触精度を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の定着装置を備えない構成に比べて、省スペースで定着装置を配置することができる。
請求項6の発明によれば、支持手段の回転支点から接触位置までの距離が支持手段の回転支点から測定位置までの距離よりも短い構成に比べて、省スペースで定着装置、及び支持手段を配置できる。
請求項7の発明によれば、定着装置に調整部材を装着するか否かを選択することができる。
本実施形態の画像形成装置を示す正面図である。 第1の実施形態の定着装置及びデカーラーユニットを示す正面図である。 本実施形態の温度調整ロールの支持の様子を示す斜視図である。 本実施形態のフルラッチ状態を示す正面図である。 本実施形態のラッチ解除状態を示す正面図である。 本実施形態のハーフラッチ状態を示す正面図である。 比較例1の定着装置を示す正面図である。 比較例2の定着装置を示す正面図である。 比較例3の定着装置を示す正面図である。 本変形例の定着装置及びデカーラーユニットを示す正面図である。 第2の実施形態の定着装置及びデカーラーユニットを示す正面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態における画像形成装置10について説明する場合は、画像形成装置10を基準とする方向を用いて説明する。すなわち、図1に示す画像形成装置10の幅方向をX方向、高さ方向をY方向、奥行き方向をZ方向とする。また、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、図1に示す画像形成装置10の右側を+X側、左側を−X側、上側を+Y側、下側を−Y側、前側を+Z側、後側を−Z側と記載する。また、第1の実施形態では、記録媒体の一例として記録用紙Pを採用し、記録用紙Pが搬送される搬送方向の上流側を「搬送方向上流側」とし、搬送方向の下流側を「搬送方向下流側」という。
(画像形成装置の構成)
図1に示すように、画像形成装置10は、記録用紙Pが収容される収容部14と、収容部14に収容された記録用紙Pを搬送する搬送部16と、を備えている。また、画像形成装置10は、搬送部16により搬送された記録用紙Pに画像形成を行う画像形成部20と、原稿を読み取る原稿読取部42と、各部を制御する制御部12と、を備えている。
収容部14は、画像形成装置10の装置本体である画像形成装置本体10Aから+Z側に引き出し可能な3個の収容部材26を備えている。これらの3個の収容部材26には、各々、記録用紙Pが収容されている。また、収容部材26は、収容部材26に収容された記録用紙Pを、搬送部16を構成する搬送経路28に送り出す送出ロール30を備えている。
搬送部16は、記録用紙Pが搬送される搬送経路28に沿って、記録用紙Pを搬送する複数の搬送ロールを備えている。
原稿読取部42は、読取原稿を1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置44と、原稿搬送装置44の−Y側に配置され、1枚の読取原稿が載せられるプラテンガラス46と、を備えている。また、原稿読取部42は、原稿搬送装置44によって搬送された読取原稿、又はプラテンガラス46に載せられた読取原稿を読み取る原稿読取装置48を備えている。
画像形成部20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット18Y、18M、18C、18Kを備えている。なお、以下では、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略して記載する。
各色の画像形成ユニット18は、画像形成装置本体10Aに対して各々着脱可能とされている。そして、画像形成ユニット18は、像保持体としての感光体と、感光体の表面を帯電する帯電手段としての帯電部材と、を備えている。また、画像形成ユニット18は、帯電した感光体に露光光を照射する露光手段としての露光装置と、露光光の照射により形成された静電潜像を現像して現像剤像の一例としてのトナー画像として可視化する現像手段としての現像装置と、を備えている。
また、画像形成部20は、周回可能に装着された無端状の転写ベルト22と、各色の画像形成ユニット18によって形成されたトナー画像を転写ベルト22に転写する一次転写ロール32と、を備えている。
さらに、画像形成部20は、転写ベルト22が巻き掛けられている補助ロール52と、転写ベルト22を挟んで補助ロール52の反対側(−X側)に配置され、転写ベルト22に転写されたトナー画像を記録用紙Pに転写する二次転写ロール54を備えている。なお、補助ロール52、二次転写ロール54、及び転写ベルト22を含んで、転写手段としての転写装置34が構成されている。また、画像形成部20は、二次転写ロール54の搬送方向下流側に、トナー画像が転写された記録用紙Pを加熱・加圧して、トナー画像を記録用紙Pに定着する定着装置60を備えている。この定着装置60については、詳細を後述する。
また、定着装置60の搬送方向下流側には、一対のデカーラーローラ92、94(図2参照)により記録用紙Pに圧力を加えて、記録用紙Pの湾曲、いわゆるカールを補正するデカーラーユニット90が配置されている。
(画像形成装置の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
まず、電圧が印加された各色の帯電部材は、各色の感光体の表面を予定の電位で一様にマイナス帯電する。続いて、露光装置は、原稿読取部42によって読み取られた画像データに基づいて、帯電した各色の感光体の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。これにより、データに対応した静電潜像が各色の感光体の表面に形成される。
また、各色の現像装置は、この静電潜像を現像し、トナー画像として可視化する。さらに、各色の感光体の表面に形成されたトナー画像は、一次転写ロール32によって転写ベルト22に順番に転写される。このようにして、転写ベルト22は、その外周面にトナー画像を保持する。
ここで、収容部材26から送出ロール30によって搬送経路28へ送り出された記録用紙Pは、転写ベルト22と二次転写ロール54とが接触する転写位置Tへ送り出される。転写位置Tでは、記録用紙Pが転写ベルト22と二次転写ロール54との間を搬送されることで、転写ベルト22の外周面のトナー画像が記録用紙Pの表面に転写される。この記録用紙Pの表面に転写されたトナー画像は、定着装置60によって記録用紙Pに定着される。そして、トナー画像が定着された記録用紙Pは、デカーラーユニット90によりカールが補正された後、画像形成装置本体10Aの外部へ排出される。
(要部構成)
次に、第1の実施形態における要部構成である定着装置60等について説明する。
定着装置60は、図2に示すように、記録用紙Pが進入する進入部61Aと、記録用紙Pが排出される排出部61Bとが形成された筐体61を備えている。この定着装置60は、画像形成装置本体10Aに対して着脱可能とされている。
この筐体61には、加熱ロール63と、加圧ロール62と、温度センサ65と、温度調整ロール64と、剥離部材66と、接離機構70と、が装着されている。
加熱ロール63は、自軸周りに回転し、加圧ロール62とで挟んだ記録用紙Pに形成されたトナー画像を加熱するものである。なお、加熱ロール63は、加熱部材の一例である。
この加熱ロール63は、搬送経路28において記録用紙Pのトナー画像面側(+X側)に配置されている。加熱ロール63は、一例として、円筒状のアルミニウムからなる芯金63Bの外周にシリコンゴムからなる外周面63Aが被覆された構成となっている。そして、芯金63Bの内側には、芯金63Bの内周面とは非接触状態で、熱源となる図示しないハロゲンヒータが設けられている。ハロゲンヒータは、図示しない電源からの通電により発熱し、芯金63Bを加熱することで、加熱ロール63全体を加熱する。なお、以下では、加熱ロール63を+Z側から見て(前面視して)時計回りに回転する方向を「回転方向」とする。
加圧ロール62は、加熱ロール63とで記録用紙Pを挟んで記録用紙Pを加圧するものである。なお、加圧ロール62は、加圧部材の一例である。ここで、加熱ロール63と加圧ロール62とのニップ部Nは、+Z側から見て(前面視して)、芯金63Bの略9時の方向に設けられている。
この加圧ロール62は、筐体61内における加熱ロール63の−X側に配置されている。加圧ロール62は、一例として、円筒状のアルミニウムからなる芯金62Bの外周にシリコンゴムからなる外周面62Aが被覆された構成となっている。そして、芯金62Bの内側には、芯金62Bの内周面とは非接触状態で、熱源となる図示しないハロゲンヒータが設けられている。ハロゲンヒータは、図示しない電源からの通電により発熱し、芯金62Bを加熱することで、加圧ロール62全体を加熱する。
温度センサ65は、加熱ロール63の表面温度を測定するものである。なお、温度センサ65は、測定部材の一例である。
この温度センサ65は、加熱ロール63の回転方向において、後述するように、+Z側から見て(前面視して)、芯金63Bの略2時の方向に設けられた温度調整ロール64よりも回転方向下流側、かつ加圧ロール62よりも回転方向上流側に設けられている。具体的には、温度センサ65は、+Z側から見て(前面視して)、芯金63Bの略4時の方向に設けられている。これにより、温度センサ65は、搬送経路28から+X側に離れており、記録用紙Pの搬送を妨害することがない。なお、回転方向下流側は、下流側の一例である。
第1の実施形態では、温度センサ65として、接触式の第1温度センサ65Aと、非接触式の第2温度センサ65Bと、が設けられている(図3参照)。そして、図3に示すように、第1温度センサ65Aと第2温度センサ65Bとは、Z方向において、温度調整ロール64が加熱ロール63に接触する領域、すなわち、温度調整ロール64のZ方向の範囲内に配置されている。なお、温度センサ65は、接触式のみ、又は非接触式のみでもよい。また、温度センサ65の数は、3つ以上でもよい。ここで、温度センサ65は、制御部12(図1参照)に接続されている。そして、制御部12では、温度センサ65からの入力に基づいて、加熱ロール63及び加圧ロール62が備える図示しないハロゲンヒータへの出力を行っている。
温度調整ロール64は、加熱ロール63の外周面63Aに接触し、加熱ロール63の表面温度を調整、具体的には、加熱ロール63の表面温度を低下させるものである。つまり、温度調整ロール64は、加熱ロール63の外周面63Aに接触して、加熱ロール63から加熱ロール63の熱を吸熱することにより、加熱ロール63の表面温度を低下させる。なお、温度調整ロール64は、調整部材の一例である。
この温度調整ロール64は、一例として、アルミパイプとされており、加熱ロール63の回転方向において、温度センサ65よりも回転方向上流側、かつ加圧ロール62よりも回転方向下流側に設けられている(図2参照)。具体的には、温度調整ロール64は、+Z側から見て(前面視して)、芯金63Bの略2時の方向に設けられている。
また、温度調整ロール64は、後述する接離機構70の作動によって加熱ロール63の外周面63Aに対して接離可能となっている。この温度調整ロール64は、後述する接離機構70の押圧部72により後述する被押圧部101Dが押圧されることで加熱ロール63の外周面63Aに近付く方向に押され、外周面63Aと接触する。また、温度調整ロール64は、後述する弾性部材110(図3参照)の付勢力で加熱ロール63の外周面63Aから離れる方向に後述する回転部101が持ち上げられ、外周面63Aから離れる。
以下、温度調整ロール64が筐体61に支持され、弾性部材110(図3参照)の付勢力により加熱ロール63の外周面63Aから離れる方向に持ち上げられている構造について具体的に説明する。
図3に示すように、筐体61には、+X側から見て(右側面視して)略L字状であり、筐体61に固定される固定板100Aと、固定板100Aの+Z側の端部から+Z側に延びる円筒状の筒部100Bと、を備える固定部材100が固定されている。
また、筒部100Bには、筒部100Bの軸を中心に回転可能な回転部101と、一例として、トーションばねから成る弾性部材110と、が支持されている。
この回転部101は、筒部100Bを囲む一対の囲み部101Aと、一対の囲み部101Aを架設するばね受け部101Bと、−Z側の囲み部101Aから+X側に延びる延出部101Cと、延出部101Cから−Z側に延びる被押圧部101Dと、を備えている。
この被押圧部101Dは、延出部101Cから、Z方向において温度調整ロール64と重なる位置まで−Z側に延びている。つまり、被押圧部101Dは、温度調整ロール64のZ方向の範囲内に位置している。ここで、被押圧部101Dのうち、温度調整ロール64と対向する側の面を「対向面101E」とし、対向面101Eの反対側の面を「被押圧面101F」とする。そして、被押圧部101Dは、後述する接離機構70の押圧部72に被押圧面101Fが押圧されることにより、対向面101Eが温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに近付く方向に押圧する。
また、延出部101Cの−Z側の面には、ベアリング102が取り付けられており、温度調整ロール64は、このベアリング102に回転可能に支持されている。
弾性部材110は、一対の囲み部101Aの間で筒部100Bを囲むコイル部112と、コイル部112から延出された2本の腕部114と、を備えている。そして、腕部114の一方は、ばね受け部101Bに接触し、腕部114の他方は、−X側から延出部101Cに接触している。
なお、図示しない筐体61の−Z側も上述の筐体61の+Z側と同様(対称)の構成となっている。そして、腕部114がばね受け部101B及び延出部101Cに接触している場合、弾性部材110には、回転部101を+Z側から見て(前面視して)反時計回りに回転させる方向に持ち上げる付勢力が生じている。そのため、温度調整ロール64は、回転部101が弾性部材110により持ち上げられたことに伴って、加熱ロール63の外周面63Aから離れる方向に持ち上げられる。
また、温度調整ロール64の外周面には、加熱ロール63の外周面63Aを摺擦し、外周面63Aの表面粗さを調整する摺擦部64Aが形成されている。この摺擦部64Aは、一例として、温度調整ロール64の外周面を乾式で粒子を吹き付けるブラスト加工により粗面化されることで形成されている。そして、摺擦部64Aは、一例として、温度調整ロール64の外周面の全域に形成されている。なお、摺擦部64Aは、温度調整ロール64の外周面の全域に形成されることには限られず、Z方向の長さが記録用紙Pの最大幅、すなわち、Z方向の長さ以上に形成されていればよい。また、摺擦部64Aは、ブラスト加工により形成されることに限らず、従来公知の粗面化技術を用いてもよい。たとえば、温度調整ロール64の外周面に砥粒を密に接着させることにより、その外周面を粗面化して摺擦部64Aを形成してもよい。
これにより、温度調整ロール64では、摺擦部64Aが外周面63Aを摺擦することにより、外周面63Aの表面粗さを調整することができる。
また、図2に示すように、筐体61内におけるニップ部Nの搬送方向下流側には、記録用紙Pの剥離を補助する補助手段として、剥離部材66が配置されている。
接離機構70は、後述するレバー71を軸部77回りに回転させることで、温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに対して接離させるものである。なお、接離機構70は、支持手段の一例であり、レバー71は、支持部材の一例であり、軸部77は、回転支点の一例である。この接離機構70は、板金製のレバー71と、カムフォロア74と、カム78と、駆動部材の一例としての図示しないモータと、を備えている。
レバー71は、+Y側に延び、軸部77を有する第1レバー部71Aと、第1レバー部71Aの+Y側の端部で屈曲されて+Y側かつ−X側に延びる第2レバー部71Bと、第2レバー部71Bの+Y側の端部で屈曲されて+Y側に延びる第3レバー部71Cと、を備えている。
第1レバー部71Aは、図示しないブラケットを介して筐体61に支持されている。この第1レバー部71Aには、軸部77が設けられている。そして、軸部77の軸方向(Z方向)は、加熱ロール63の軸方向(Z方向)に沿った方向とされている。なお、定着装置60における軸部77と、温度調整ロール64と、温度センサ65との位置関係については後述する。
第2レバー部71Bの温度調整ロール64側(−X側)の面には、−X側に突出した押圧部72が設けられている。この押圧部72は、レバー71が被押圧部101Dの被押圧面101Fを押圧するときの接点である。
第3レバー部71Cには、カム78により作動されるカムフォロア74が回転可能に取り付けられている。また、第3レバー部71Cの+Y側の端部には、弾性部材80の一端を支持するためのばね受け部73が設けられている。
ここで、弾性部材80は、一例として、コイルばねとされている。この弾性部材80の一端は、第3レバー部71Cのばね受け部73に支持されている。弾性部材80の他端は、筐体61の定位置に固定された延出板75に設けられたばね受け部76に固定されている。なお、ばね受け部73とばね受け部76とは、X方向において対向する位置に設けられている。そのため、弾性部材80は、レバー71に対して、−X側、すなわち、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに近付く向きの付勢力を与えている。
カム78は、回転して第3レバー部71Cに取り付けられたカムフォロア74に接触することにより、温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに対して接離させるものである。つまり、カム78は、レバー71を温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに近付く方向と、温度調整ロール64が外周面63Aから離れる方向とに往復動させるものである。
このカム78は、一例として、回転軸79を中心に回転可能に設けられた略円形状の偏心カムとされている。カム78は、その外周で偏心が一番大きい部位に、カムフォロア74の曲率に合わせた曲率の凹部78Aが形成されている。また、カム78の外周面において、凹部78Aと反対側の部分を外周部78Bとし、外周部78Bと凹部78Aとの間の部分を外周部78Cとする。
カム78は、図示しないモータの駆動力により+Z側から見て(前面視して)反時計回りに回転するようになっている。そして、カム78は、レバー71が弾性部材80で−X側に付勢されていることにより、カムフォロア74と接触しながら回転するようになっている。
ここで、カム78は、図示しないモータにより、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに接触する第1位置と、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aから離れる第2位置と、第1位置と第2位置との間の第3位置とで停止される。
「第1位置」とは、外周部78Bがカムフォロア74と接触する位置である。「第2位置」とは、凹部78Aがカムフォロア74と接触する位置である。「第3位置」とは、外周部78Cがカムフォロア74と接触する位置である。
そして、図4に示すように、カム78が第1位置で停止し、外周部78Bとカムフォロア74とが接触している場合には、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに接触する。
図5に示すように、カム78が第2位置で停止し、凹部78Aとカムフォロア74とが接触している場合には、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aから離れる。
図6に示すように、カム78が第3位置で停止し、外周部78Cとカムフォロア74とが接触している場合には、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aから離れる。ただし、外周部78Cとカムフォロア74とが接触している場合には、凹部78Aとカムフォロア74とが接触している場合に比べて、被押圧部101Dと押圧部72との離間距離が短くなっている。
以下、カム78が第1位置で停止することで外周部78Bとカムフォロア74とが接触して、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに接触している状態を「フルラッチ状態」と称する(図4参照)。また、カム78が第2位置で停止することで凹部78Aとカムフォロア74とが接触して、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aから離れている状態を「ラッチ解除状態」と称する(図5参照)。さらに、カム78が第3位置で停止することで外周部78Cとカムフォロア74とが接触して、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aから離れている状態を「ハーフラッチ状態」と称する(図6参照)。ただし、上述のように、ハーフラッチ状態では、ラッチ解除状態に比べて、被押圧部101Dと押圧部72との離間距離が短くなっている。つまり、ハーフラッチ状態では、押圧部72が被押圧部101Dに極めて近接した状態となっている。
(定着装置における位置関係)
次に、定着装置60における位置関係について説明する。なお、以下では、温度調整ロール64と加熱ロール63の外周面63Aとが接触する位置を「接触位置α」とし、温度センサ65により加熱ロール63の表面温度の測定がなされる位置、一例として、第1温度センサ65Aが外周面63Aに接触する位置を「測定位置β」とする(図2参照)。なお、「接触位置α」は、温度調整ロール64と外周面63Aとが接触する場合にニップ幅を有するときには、そのニップ幅の中央部分をいう。
ここで、図2に示すように、第1の実施形態における定着装置60は、軸部77の中心から接触位置αまでの距離(以下、「距離A1」とする)が、軸部77の中心から測定位置βまでの距離(以下、「距離A2」とする)よりも長くなるように、温度調整ロール64と温度センサ65とが配置されている。
また、この定着装置60では、軸部77は、加熱ロール63の軸方向(Z方向)に交差する交差方向(以下、「C方向」とする)において、測定位置βに対して接触位置αの反対側に離れた位置に設けられている。ここで、C方向とは、被押圧部101Dと押圧部72との接点、及び軸部77の中心を通る方向を意味する。なお、C方向は、交差方向の一例である。また、C方向のうち、測定位置βを通るC方向との垂線との交点である原点O(図2参照)を基準とした場合に、原点Oより被押圧部101Dと押圧部72との接点側を+C側、その反対側を−C側とする。
そして、図2に示すように、第1の実施形態における定着装置60では、接触位置αは、C方向において測定位置βに対して+C側に位置し、軸部77は、C方向において測定位置βに対して−C側に位置している。つまり、軸部77は、軸部77の径方向に沿ってC方向に直交する直交方向から見て(右側面視して)、測定位置βに対して接触位置αの反対側(−C側)に離れた位置に設けられている。
(作用効果)
画像形成装置10は、制御部12による印刷指示がなされると、ラッチ解除状態からハーフラッチ状態となる。つまり、制御部12による印刷指示がなされると、押圧部72が被押圧部101Dに極めて近接した状態で待機する。そして、画像形成装置10は、制御部12による印刷指示に基づいて記録用紙Pが現像される場合、図示しないハロゲンヒータによる加熱ロール63全体の加熱後であって記録用紙Pがニップ部Nに進入する前に、記録用紙Pの先端位置に合わせてハーフラッチ状態からフルラッチ状態となる。つまり、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに接触する。そして、この画像形成装置10は、温度調整ロール64が外周面63Aに接触した時点から加熱ロール63が1周したことに基づいてフルラッチ状態からラッチ解除状態となる。つまり、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aから離れる。その後、次の制御部12による印刷指示がなされると、ラッチ解除状態からハーフラッチ状態となり、押圧部72が被押圧部101Dに極めて近接した状態で待機する。
以上のように、画像形成装置10は、図示しないハロゲンヒータによる加熱ロール63全体の加熱後であって記録用紙Pがニップ部Nに進入する前にフルラッチ状態となり、温度調整ロール64が外周面63Aに接触した時点から加熱ロール63が1周したことに基づいてラッチ解除状態となる。つまり、この画像形成装置10は、上述の契機でフルラッチ状態となることにより、温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに接触させ、記録用紙Pに接触する際の1周目の加熱ロール63の表面温度を低下させている。
これにより、第1の実施形態によれば、図示しないハロゲンヒータによる加熱により、記録用紙Pに接触する際の1周目の加熱ロール63の表面温度が適正温度より高くなったとしても、その表面温度を低下させたうえで記録用紙Pに接触させることができる。なお、2周目以降の加熱ロール63は、先に定着された記録用紙Pの部分と接触したことにより、その表面温度が低下している。つまり、2周目以降の加熱ロール63の表面温度は、温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに接触させることなく低下される。そのため、第1の実施形態では、加熱ロール63の2周目以降は、温度調整ロール64を外周面63Aに接触させないこととされている。そして、温度調整ロール64の接触後における1周目の加熱ロール63の表面温度と、2周目以降の加熱ロール63の表面温度とは同程度となっている。
以上により、上述の画像形成装置10によれば、温度調整ロール64を備えない構成に比べて、記録用紙Pに接触する際の加熱ロール63の1周目と2周目以降との表面温度のムラを抑制することができる。そのため、この画像形成装置10によれば、温度調整ロール64を備えない構成に比べて、形成されたトナー画像のグロスムラが抑制されるので、定着装置60による定着後のトナー画像のグロスムラを抑制することができる。
また、温度センサ65は、加熱ロール63の回転方向において、温度調整ロール64よりも回転方向下流側、かつ加圧ロール62よりも回転方向上流側に設けられている(図2参照)。つまり、この温度センサ65によれば、温度調整ロール64により加熱ロール63の表面温度が調整された後の表面温度を測定することができる。
さらに、この温度センサ65は、Z方向において、温度調整ロール64が加熱ロール63に接触する領域、すなわち、温度調整ロール64のZ方向の範囲内に配置されている。(図3参照)。これにより、第1の実施形態によれば、温度センサ65が温度調整ロール64のZ方向の範囲外に配置された構成に比べて、温度調整ロール64により加熱ロール63の表面温度が調整された後の表面温度を正確に測定することができる。
また、温度調整ロール64の外周面には、加熱ロール63の外周面63Aを摺擦し、外周面63Aの表面粗さを調整する摺擦部64Aが形成されている(図3参照)。そして、この温度調整ロール64は、一例として、予め定められた枚数の記録用紙Pの印刷が終了した後に、フルラッチ状態となり、摺擦部64Aにより外周面63Aを摺擦して、外周面63Aの表面粗さを調整することとされている。これにより、第1の実施形態によれば、温度調整ロール64により、加熱ロール63の表面温度を調整させることに加えて加熱ロール63の外周面63Aの表面粗さを調整することができる。
さらに、この摺擦部64Aの幅は、記録用紙Pの最大幅以上とされている。これにより、第1の実施形態によれば、摺擦部64Aの幅が記録用紙Pの最大幅未満の構成に比べて、加熱ロール63の外周面63Aにおける記録用紙Pの接触範囲の表面粗さをムラなく調整することができる。そのため、第1の実施形態によれば、摺擦部64Aの幅が記録用紙Pの最大幅未満の構成に比べて、形成されたトナー画像のグロスムラが抑制されるので、定着装置60による定着後のトナー画像のグロスムラを抑制することができる。
ここで、第1の実施形態の定着装置60の比較例として、図7に示す比較例1及び図8に示す比較例2の定着装置600について説明する。これらの比較例の定着装置600は、距離A1が距離A2よりも短くなるように、温度調整ロール640と温度センサ650とが配置されている点で、第1の実施形態と異なっている。
図7に示すように、比較例1のレバー710は、軸部770が加熱ロール630より+Y側に配置されており、この軸部770から+X側に第1レバー部710A、第2レバー部710B及び第3レバー部710Cが延びている。つまり、比較例1のレバー710は、加熱ロール630及び温度調整ロール640を+Y側から覆うように配置されている。
このとき、第1の実施形態の定着装置60は、比較例1と異なり、レバー71がY方向に沿って配置されているため、記録用紙Pの搬送を妨害することがない。これにより、第1の実施形態では、接離機構70を配置しても、ニップ部Nの搬送方向下流側に剥離部材66を配置することができ、定着装置60の+Y側にデカーラーユニット90を配置することができる(図2参照)。
ここで、比較例1の定着装置600において、接離機構700を+Z側から見て(前面視して)時計回りに回転させた場合には、図7に示す場合よりも筐体610内における接離機構700のY方向の長さが長くなる。これにより、たとえば、筐体610から接離機構700が突出したり、筐体610内に接離機構700を収容するために筐体610のY方向の長さが長くなったりすることが想定される。また、図7では図示を省略しているが、定着装置600の+Y側にはデカーラーユニット900が配置されており、筐体610から接離機構700が突出することは好ましくない。また、筐体610のY方向の長さが長くなることは、画像形成装置10のスペースの制約上から好ましくない。つまり、第1の実施形態によれば、比較例1に比べて、省スペースで画像形成装置10に定着装置60を配置することができる。そのため、第1の実施形態によれば、比較例1に比べて、画像形成装置10のスペースを占有することなく、定着装置60の搬送方向下流側にデカーラーユニット90を配置することができる。
図8に示すように、比較例2のレバー710は、軸部770が加熱ロール630より+Y側に配置されており、この軸部770から−Y側に第1レバー部710A、第2レバー部710B及び第3レバー部710Cが延びている。つまり、比較例2のレバー710は、第1の実施形態のレバー710をY方向において反転した状態で配置されている。
ここで、図2に示す接離機構70の−Y側の端部から+Y側の端部までの距離、及び図8に示す接離機構700の−Y側の端部から+Y側の端部までの距離を距離H1とし、図8に示す温度センサ650の−Y側の端部から接離機構700の+Y側の端部までの距離を距離H2とする。
また、比較例2の定着装置600においては、距離A1が距離A2よりも短く、第1の実施形態の定着装置60は、距離A1が距離A2よりも長い。そして、距離H1と距離H2とでは、距離H1の方が短い(図8参照)。つまり、距離A1が距離A2より長い第1の実施形態では、距離A1が距離A2より短い比較例2に比べて、筐体61内に配置された部材の最も−Y側に位置する部分(最下端)から接離機構70の+Y側の端部までの距離が短くなっている。これにより、第1の実施形態では、比較例2に比べて、筐体61のY方向の長さを短く形成しても、筐体61の+Y側の端部から接離機構70が突出することがない。そのため、第1の実施形態によれば、比較例2に比べて、定着装置60のY方向の長さを短く形成できるので、Y方向における画像形成装置10のスペースを占有することなく、画像形成装置10に定着装置60を配置することができる。
さらに、比較例2の定着装置600においては、押圧部720が被押圧部1010Dを押圧する方向と、温度調整ロール640が加熱ロール630の外周面630Aに近付く方向とが異なっている。そのため、比較例2の定着装置600では、第1の実施形態の定着装置60に比べて、温度調整ロール640を加熱ロール630の外周面630Aに押しつける力が弱い。
また、第1の実施形態の定着装置60は、図示しないモータの駆動力により、カム78を第3位置で停止させることができる。そして、カム78が第3位置で停止した場合には、図6に示すように、押圧部72が被押圧部101Dに極めて近接したハーフラッチ状態となっている。
このハーフラッチ状態では、ラッチ解除状態(図5参照)に比べて、押圧部72が被押圧部101Dから離れる離間距離が短くなっている。そのため、カム78を第3位置で停止させ、ハーフラッチ状態となっている場合には、カム78を第2位置で停止させ、ラッチ解除状態となっている場合に比べて、カム78を第1位置に移動させて、フルラッチ状態とするまでの時間を短縮することができる。すなわち、ハーフラッチ状態である場合は、ラッチ解除状態である場合に比べて、温度調整ロール64が加熱ロール63の外周面63Aに接触するまでの時間を短縮することができる。つまり、制御部12による印刷指示がなされる前にハーフラッチ状態としておくことにより、記録用紙Pがニップ部Nに進入するタイミングに合わせてフルラッチ状態にすることができる。
したがって、第1の実施形態の定着装置60によれば、カム78を第1位置及び第2位置のみで停止させる構成に比べて、温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに迅速に接触させることができる。
また、第1の実施形態の定着装置60では、軸部77は、C方向において、測定位置βに対して接触位置αの反対側(−C側)に離れた位置に設けられている(図2参照)。これにより、この定着装置60によれば、軸部77が測定位置βに対して接触位置α側(+C側)に位置する構成に比べて、温度調整ロール64の加熱ロール63の外周面63Aに対する接触精度を向上させることができる。
以下、上記の効果を奏する理由につき、図9に示す比較例3の定着装置600と比較して説明する。ここで、比較例3では、C方向のうち、図9に示す原点Sを基準とした場合に、原点Sより被押圧部101Dと押圧部72との接点側を+C側、その反対側を−C側とする。
図9に示すように、比較例3の定着装置600では、軸部770は、C方向において、測定位置βに対して接触位置α側(+C側)に設けられている。そして、比較例3の定着装置600では、測定位置βは、C方向において原点S、すなわち、軸部770に対して−C側に位置している。つまり、軸部770は、C方向において接触位置αと測定位置βとの間、すなわち、測定位置βに対して接触位置α側(+C側)に設けられている。
これにより、比較例3の定着装置600では、第1の実施形態の定着装置60に比べて、軸部770と回転軸790との距離が短くなる。すなわち、第1の実施形態の定着装置60は、比較例3の定着装置600に比べて、軸部77と回転軸79との距離が長い。
そのため、第1の実施形態の定着装置60は、比較例3の定着装置600に比べて、被押圧部101Dを同じ移動量だけ動かす際のカム78の変位に対するレバー71の角度変化が少なくなる。したがって、この定着装置60によれば、比較例3の定着装置600に比べて、カム78の取付精度や寸法精度の影響を小さくなり、温度調整ロール64の加熱ロール63の外周面63Aに対する接触精度が向上する。これにより、この定着装置60によれば、比較例3の定着装置600に比べて、カム78を第3位置で停止させて押圧部72を被押圧部101Dに極めて近接させるハーフラッチ状態を精度よく行うことができる。
(第1の実施形態の変形例)
以下、図10を用いて、第1の実施形態の変形例(以下、「本変形例」とする)について、第1の実施形態との重複部分を省略して説明する。
図10に示すように、本変形例では、第1の実施形態に比べて、加熱ロール63の回転方向における、温度調整ロール64と温度センサ65との距離が近くなっている。ただし、本変形例においても、第1の実施形態と同様に、距離A1が距離A2よりも長くなるように、温度調整ロール64と温度センサ65とが配置されている。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態の画像形成装置10について、第1の実施形態との重複部分を省略して説明する。
第2の実施形態の定着装置60は、第1の実施形態と同様に、画像形成装置本体10Aに対して着脱可能とされている。また、第2の実施形態の接離機構70は、図11に示すように、第1の実施形態と異なり、画像形成装置本体10Aに設けられた図示しないブラケットを介して画像形成装置本体10Aに支持されている。つまり、この接離機構70は、画像形成装置本体10Aに支持されている点で、定着装置60の筐体61に支持されている第1の実施形態と異なる。
ここで、第2の実施形態では、接離機構70が画像形成装置本体10Aに支持されているため、筐体61には、加熱ロール63と、加圧ロール62と、温度センサ65と、温度調整ロール64と、剥離部材66と、が装着されている。また、筐体61に装着されている加圧ロール62、加熱ロール63及び温度調整ロール64は、使用に伴う経年劣化により、定期的に交換を行うことが推奨されている定期交換部品とされている。
これにより、第2の実施形態の画像形成装置10によれば、上述の定期交換部品を備えた定着装置60のみを画像形成装置本体10Aから着脱することができる。すなわち、この画像形成装置10によれば、定期交換部品に該当しない接離機構70を画像形成装置本体10Aに残しつつ、定期交換部品を交換することができる。そのため、この画像形成装置10によれば、定着装置60と接離機構70とが一体の構成に比べて、交換される部品点数を減らすことができ、ランニングコストを低減することができる。
また、第2の実施形態の画像形成装置10は、温度調整ロール64が定着装置60から着脱可能とされている。つまり、第2の実施形態の定着装置60では、温度調整ロール64を取り外すことにより、温度調整ロール64を備える場合と備えない場合とを設けることができる。これにより、第2の実施形態の画像形成装置10によれば、定着装置60に温度調整ロール64を装着するか否かを選択することができる。
(その他)
上記の実施形態では、加熱ロール63の2周目以降は、温度調整ロール64を加熱ロール63の外周面63Aに接触させないこととした。しかし、これに限らず、温度センサ65により測定された加熱ロール63の表面温度が適正温度より高い場合には、加熱ロール63の2周目以降であっても、温度調整ロール64を外周面63Aに接触させてもよい。
また、上記の実施形態では、カム78は、第1位置と、第2位置と、第3位置とで停止するとした。しかし、これに限らず、カム78は、第3位置の設定がなく、第1位置と第2位置とで停止することとしてもよい。
また、上記の実施形態では、温度調整ロール64を加熱ロール63の表面温度を低下させる部材とした。しかし、これに限らず、温度調整ロール64は、加熱ロール63の外周面63Aに接触して、加熱ロール63を加熱することにより、加熱ロール63の表面温度を上昇させる部材としてもよい。
また、上記の実施形態では、温度調整ロール64の外周面には、摺擦部64Aが形成されていることとした。しかし、これに限らず、温度調整ロール64の外周面は、摺擦部64Aが形成されていない平滑な面でもよい。
また、上記の実施形態では、加圧ロール62は、熱源となる図示しないハロゲンヒータが設けられていることとした。しかし、これに限らず、加圧ロール62は、熱源を備えていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、カム78は、+Z側から見て(前面視して)反時計回りに回転することとした。しかし、これに限らず、カム78は、+Z側から見て(前面視して)時計回りに回転可能であってもよい。つまり、カム78を+Z側から見て(前面視して)時計回りに回転させることにより、フルラッチ状態としてもよい。
10 画像形成装置
10A 画像形成装置本体
34 転写装置(転写手段の一例)
60 定着装置
62 加圧ロール(加圧部材の一例)
63 加熱ロール(加熱部材の一例)
63A 外周面
64 温度調整ロール(調整部材の一例)
64A 摺擦部
65 温度センサ(測定部材の一例)
70 接離機構(支持手段の一例)
71 レバー(支持部材の一例)
77 軸部(回転支点の一例)
78 カム

Claims (7)

  1. 自軸周りに回転し、加圧部材とで挟んだ記録媒体に形成された現像剤像を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材の外周面に接触し、前記加熱部材の表面温度を調整する調整部材と、
    前記加熱部材の回転方向において、前記調整部材よりも下流側、かつ前記加圧部材よりも上流側で前記加熱部材の表面温度を測定する測定部材と、
    支持部材を回転支点回りに回転させることで、前記調整部材を前記加熱部材の外周面に対して接離させる支持手段と、を備え、
    前記回転支点から前記調整部材と前記加熱部材の外周面との接触位置までの距離は、前記回転支点から前記測定部材による前記加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも長い定着装置。
  2. 前記調整部材の外周面には、前記加熱部材の外周面を摺擦し、前記加熱部材の外周面の表面粗さを調整する摺擦部が形成されている請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記支持手段は、
    前記支持部材における前記調整部材を挟んで前記回転支点とは反対側に接触し、回転して前記調整部材を前記加熱部材の外周面に対して接離させるカムと、
    前記カムを駆動し、前記カムを、前記調整部材が前記加熱部材の外周面に接触する第1位置と、前記調整部材が前記加熱部材の外周面から離れる第2位置と、前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置とで停止させる駆動部材と、を含んで構成されている請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記回転支点は、前記加熱部材の軸方向に交差する交差方向において、前記測定位置に対して前記接触位置の反対側に離れている請求項3に記載の定着装置。
  5. 像保持体と、
    前記像保持体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段により帯電された前記像保持体に露光して前記像保持体に潜像を形成する露光手段と、
    前記露光手段により形成された前記潜像を現像剤を用いて現像する現像手段と、
    前記現像手段により現像された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段により転写された前記現像剤像を前記記録媒体に定着する請求項1から請求項4の何れか1項に記載の定着装置と、
    を備えた画像形成装置。
  6. 自軸周りに回転し、加圧部材とで挟んだ記録媒体に形成された現像剤像を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材の外周面に接触し、前記加熱部材の表面温度を調整する調整部材と、
    前記加熱部材の回転方向において、前記調整部材よりも下流側、かつ前記加圧部材よりも上流側で前記加熱部材の表面温度を測定する測定部材と、を含む定着装置と、
    前記定着装置が着脱可能に装着された画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に設けられ、支持部材を回転支点回りに回転させることで、前記調整部材を前記加熱部材の外周面に対して接離させる支持手段と、を備え、
    前記回転支点から前記調整部材と前記加熱部材の外周面との接触位置までの距離は、前記回転支点から前記測定部材による前記加熱部材の表面温度の測定位置までの距離よりも長い画像形成装置。
  7. 前記調整部材は、前記定着装置から着脱可能である請求項6に記載の画像形成装置。
JP2017135062A 2017-07-10 2017-07-10 定着装置及び画像形成装置 Active JP6950308B2 (ja)

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