JP2010179569A - シーリングポンプアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤに接続していない状態でシーリング剤が外部に流出するのを防止するシーリングポンプアップ装置を提供すること。
【解決手段】バルブコネクタ150に接点部286、288を設け、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されると制御装置310へ接続された配線272、274の先端部に設けられた接点部286と接点部288が導通する。これにより、制御装置310を介して治具収納部302に設けられたソレノイド304へ電圧が印加され、プランジャ306がハウジング308内へ引き込まれ、治具82のロック状態が解除され、治具82が治具収納部302から取出し可能となる。このとき、制御装置310を介してコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされる。つまり、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されていない状態で、シーリング剤32が液剤容器から噴出してしまうということはない。
【選択図】図7

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤのパンク穴をシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ供給すると共に、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリングポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤのパンク穴をシーリング剤により補修すると共に、タイヤの内圧を指定圧までポンプアップするシーリングポンプアップ装置が普及している。
この種のシーリングポンプアップ装置では、例えば、特許文献1のように、充填ホースの自由端にバルブ接続用ネジに適合するユニオンナット(いわゆるバルブコネクタ)を設け、タイヤバルブに接続可能とし、タイヤがパンクした際、ユーザーがタイヤバルブにユニオンナットを接続して、充填ホース内とタイヤ内とを連通させる。
シーリング剤を収容した液剤容器に、エアコンプレッサで生成された圧縮空気を供給し、空気圧で液剤容器内からシーリング剤を押し出すと共に充填ホース及びバルブコネクタを介してタイヤ内にシーリング剤を供給する。そして、シーリング剤の供給が完了すると、タイヤの内圧が指定圧に達するまで圧縮空気がタイヤ内に送り込まれる。
しかしながら、ユニオンナットがタイヤバルブにきちんと嵌っていない状態で、エアコンプレッサの電源を入れると、液剤容器内のシール剤が外部へ漏れ出すおそれがある。
特開2000−108215号公報
本発明の目的は、タイヤに接続していない状態でシーリング剤が外部に流出するのを防止するシーリングポンプアップ装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、シーリングポンプアップ装置において、補修液を収容した液剤容器が装填された装填部を介して圧縮空気を前記液剤容器内へ供給する圧縮空気生成手段と、前記装填部に接続されたホースに設けられ、前記液剤容器から前記補修液及び前記圧縮空気を前記空気入りタイヤへ供給するためタイヤバルブに接続されるバルブコネクタと、前記圧縮空気生成手段の電源回路を制御する制御手段と、前記バルブコネクタに設けられ、バルブコネクタが前記タイヤバルブに接続されると前記制御手段へ接続された二つの配線を導通させるスイッチ手段と、装置本体に着脱可能に取付けられ、前記装填部へ装着して前記液剤容器の開口に設けられたシールを破断する破断手段と、前記制御手段へ接続され、前記破断手段が前記装置本体に取付けられた状態でロックし、前記スイッチ手段により前記二つの配線が導通すると、ロック状態を解除するロック手段と、を有している。
請求項1に記載の発明では、空気入りタイヤに設けられたタイヤバルブと接続可能なバルブコネクタを設けている。圧縮空気生成手段で生成された圧縮空気は、補修液が収容された液剤容器へ供給されるが、液剤容器の流出口から流出した補修液、及び圧縮空気は、バルブコネクタ及びタイヤバルブを介して空気入りタイヤ内へ供給される。
パンクした空気入りタイヤに補修液、及び圧縮空気を供給し、その後、規定の距離を走行することで、補修液がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。走行後、空気入りタイヤの空気圧を確認し、必要があれば圧縮空気を再供給する。このようにすることで、空気入りタイヤの補修作業を実施、完了することができる。
ここで、バルブコネクタにスイッチ手段を設け、バルブコネクタがタイヤバルブに接続されると、二つの配線が導通し、制御手段によって圧縮空気生成手段の電源回路をONにして、圧縮空気生成手段を作動可能な状態にすることができる。そして、シガーソケットなどにより圧縮空気生成手段の電源回路へ電力が供給されると、圧縮空気生成手段が作動する。これにより、液剤容器から補修液及び圧縮空気が空気入りタイヤへ供給される。
そして、空気入りタイヤの補修が終わると、バルブコネクタをタイヤバルブから取り外す(バルブコネクタとタイヤバルブの接続状態を解除する)が、バルブコネクタをタイヤバルブから取り外すと、スイッチ手段による二つの配線間の導通状態が解除されるため、制御手段によって圧縮空気生成手段の電源回路をOFFにして、圧縮空気生成手段の作動を停止させる。
つまり、バルブコネクタがタイヤバルブに接続されなければ、圧縮空気生成手段は作動しないため、バルブコネクタがタイヤバルブに接続されていないにも拘わらず、誤って圧縮空気生成手段が作動してしまうというおそれはなく、バルブコネクタがタイヤバルブに接続されていない状態で、補修液が液剤容器から噴出してしまうということはない。
また、バルブコネクタがタイヤバルブに接続されていない状態で、誤って圧縮空気生成手段が作動してしまった場合のことを想定する必要がないため、例えば、バルブコネクタ側に補修液噴出防止用の弁部材を設けること等が不要であり、その分の部品点数を削減し、コスト低減を図ることができる。さらに、シーリングポンプアップ装置の本体に圧縮空気生成手段を作動又は作動停止させるためのスイッチを設ける必要がなく、その分の部品点数を削減し、コスト低減を図ることができる。
一方、装置本体には、液剤容器の開口に設けられたシールを破断する破断手段が着脱可能に取付けられている。この破断手段は装置本体に取付けられた状態で、ロック手段によってロックされている。スイッチ手段により二つの配線が導通すると、制御手段によって、ロック手段によるロック状態が解除されるようになっている。つまり、破断手段の取出しが可能となる。
破断手段は、装置本体に対して着脱可能となっているため、空気入りタイヤの補修を行わないにも拘わらず、破断手段を装置本体から取り外した場合、該破断手段を紛失してしまうおそれがある。このため、本発明では、破断手段をロックして装置本体から取り外せないようにするロック手段を、圧縮空気生成手段を作動可能にするスイッチ手段と連動させている。
これによると、スイッチ手段により二つの配線が導通すると、ロック手段によるロック状態が解除され、破断手段が取り外し可能となる。つまり、空気入りタイヤの補修を行わないにも拘わらず、破断手段が装置本体から取り外されることはない。このため、破断手段の紛失が抑制される。
また、ロック手段のロック状態が解除されるには、スイッチ手段により二つの配線を導通させなければならず、バルブコネクタをタイヤバルブに接続して初めて破断手段が装置本体から取り外し可能となる。そして、該破断手段を装置から取り外して、液剤容器が装填された装填部へ破断手段を装着して、液剤容器の開口のシールを破断することとなる。
つまり、予め定められた作業手順に沿って、ユーザに作業を促すことができ、間違った作業手順を抑制することができる。また、バルブコネクタがタイヤバルブに正常な状態で取り付けられないと破断手段が取り外し可能にならないため、液剤容器内の補修液が外部へ漏れ出すことを好適に防止できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記制御手段は、前記スイッチ手段により前記二つの配線が導通すると、前記圧縮空気生成手段を作動可能な状態にする。
請求項2に記載の発明では、スイッチ手段により二つの配線が導通すると、圧縮空気生成手段が作動可能な状態になるようにしている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記制御手段は、前記破断手段が前記装填部へ装着されると前記圧縮空気生成手段を作動可能な状態にする。
請求項3に記載の発明では、破断手段が装填部へ装着されると、圧縮空気生成手段が作動可能な状態になるようにしている。このため、スイッチ手段により二つの配線が導通するとロック手段によるロック解除により破断手段が装置本体から取り外し可能となるが、装置本体から取り外した破断手段を液剤容器が装填された装填部へ装着して初めて、圧縮空気生成手段が作動可能な状態になる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記スイッチ手段は、前記配線の一方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられた第1接点部と、前記配線の他方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられ、前記タイヤバルブにバルブコネクタを嵌めて接続すると、タイヤバルブに押され弾性変形して倒れ込み前記第1接点部に接触して第1接点部と導通する第2接点部と、を含んで構成されている。
請求項4に記載の発明では、スイッチ手段として、圧縮空気生成手段の電源回路を制御する制御手段へ接続された二つの配線にそれぞれ接続された第1接点部と第2接点部をバルブコネクタの内部に設けており、タイヤバルブにバルブコネクタを嵌めて接続すると、タイヤバルブに押されて第2接点部が弾性変形して倒れ込み第1接点部に接触して第1接点部と導通するようにしている。
これにより、制御手段へ接続された二つの配線が導通される。このため、圧縮空気生成手段の電源回路へ電力が供給されると、圧縮空気生成手段が作動し、補修液を収容した液剤容器から補修液及び圧縮空気が空気入りタイヤへ供給される。そして、バルブコネクタをタイヤバルブから取り外すと、第1接点部が復元して第2接点部から離れ、二つの配線の導通状態が解除されと、圧縮空気生成手段が作動停止する。
第1接点部を弾性変形可能に設けることで、タイヤバルブを利用して、第2接点部を第1接点部に対して接触させたり、第1接点部から離し(元の位置に戻し)たりすることができる。このため、第2接点部を元の位置に戻すために、別途付勢部材等を設ける必要がないので、その分部品点数を少なくしてコスト削減を図ることができる。
また、タイヤバルブに第2接点部が押されることで該第2接点部が弾性変形するため、光センサなどを用いて、タイヤバルブが所定の位置に到達すると、第1接点部と第2接点部を導通させるという構成のスイッチ手段よりも確実である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のシーリングポンプアップ装置において、前記スイッチ手段は、前記配線の一方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられた第3接点部と、前記配線の他方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられて、前記第3接点部と離して配置された第4接点部と、前記バルブコネクタの内部に設けられ、流体が通過可能な環状を成し、前記第3接点部及び前記第4接点部と隙間を空けて配置されて、前記タイヤバルブにバルブコネクタを嵌めて接続すると、タイヤバルブに押されて移動し、第3接点部と第4接点部を導通させる導電性部材と、を含んで構成している。
請求項5に記載の発明では、バルブコネクタにスイッチ手段を設けることで、請求項4に記載の効果と略同一の効果を有することができる。ここでは、スイッチ手段として、制御手段へ接続された二つの配線にそれぞれ接続された第3接点部及び第4接点部をバルブコネクタの内部に設けており、第3接点部と第4接点部を離して配置している。また、バルブコネクタの内部には流体が通過可能な環状を成す導電性部材を設けており、第3接点部及び第4接点部との間に隙間を空けて配置している。このため、タイヤバルブにバルブコネクタを嵌めて接続すると、タイヤバルブに押されて導電性部材が移動して第3接点部と第4接点部を導通させることができる。
これにより、制御手段へ接続された二つの配線が導通される。このため、圧縮空気生成手段の電源回路へ電力が供給されると、圧縮空気生成手段が作動し、補修液を収容した液剤容器から補修液及び圧縮空気が空気入りタイヤへ供給される。
ここで、導電性部材がタイヤバルブから押されて弾性変形することで第3接点部及び第4接点部に接触して第3接点部と第4接点部を導通させ、バルブコネクタをタイヤバルブから取り外すと、導電性部材が復元して第3接点部及び第4接点部から離れ、第3接点部と第4接点部の導通状態が解除されるようにする。なお、導電性部材と第3接点部及び第4接点部との間にスプリングなどの付勢部材等を配置しても良い。
以上説明したように、本発明のシーリングポンプアップ装置は、タイヤに接続していない状態で補修液が外部に流出するのを防止することができる。
本実施の形態のシーリングポンプアップ装置を前面側から見た斜視図である。 本実施の形態のシーリングポンプアップ装置を後面側から見た斜視図である。 本実施の形態のシーリングポンプアップ装置のジョイントホースの先端のバルブコネクタを空気入りタイヤのタイヤバルブに接続した状態を示す構成図である。 本実施の形態のシーリングポンプアップ装置の治具挿入穴に治具を挿入する前の状態を示す部分側面図である。 本実施の形態のシーリングポンプアップ装置の治具挿入穴に治具を装着した状態を示す部分側断面図である。 本実施の形態のシーリングポンプアップ装置の治具のロック装置の作用を説明する断面図であり、(A)は治具がロックされた状態、(B)は治具がロック解除された状態である。 第1実施形態のシーリングポンプアップ装置の構成、及びバルブコネクタをタイヤバルブに接続する前の状態を示すバルブコネクタ及びタイヤバルブの部分側断面図である。 第1実施形態のシーリングポンプアップ装置のバルブコネクタをタイヤバルブに接続した後の状態を示すバルブコネクタ及びタイヤバルブの部分側断面図である。 第1実施形態のシーリングポンプアップ装置のバルブコネクタ内に設けられた接点部の作用を示す拡大断面図であり、(A)は接点同士が接触していない状態を示し、(B)は接点同士が接触している状態を示している。 第1実施形態のシーリングポンプアップ装置の変形例を示す断面図である。 第2実施形態のシーリングポンプアップ装置の構成、及びバルブコネクタをタイヤバルブに接続する前の状態を示すバルブコネクタ及びタイヤバルブの部分側断面図である。 第2実施形態のシーリングポンプアップ装置のバルブコネクタをタイヤバルブに接続した後の状態を示すバルブコネクタ及びタイヤバルブの部分側断面図である。 その他の実施形態を示す接点部の拡大断面図である。
以下、本実施の形態に係るシーリングポンプアップ装置について説明する。
図1には、シーリングポンプアップ装置10(以下、単に「シーリング装置」という。)を前面側から見た斜視図を示しており、図2には、シーリング装置10を後面側から見た斜視図を示している。また、図3には、シーリング装置10と空気入りタイヤ100(以下、単に「タイヤ」という。)との接続状態を示す概念的な構成図を示している。
シーリング装置10は、自動車等の車両に装着されるタイヤがパンクした際、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤのパンク穴をシーリング剤(補修液)により補修し、タイヤの内圧を指定圧まで再加圧(ポンプアップ)するものである。シーリング装置10は、図1及び図2に示されるように、箱状のケーシング11を備えており、ケーシング11の内部には、コンプレッサユニット12(圧縮空気生成手段の一例)、注入ユニット20、及び注入ユニット20に連結固定された液剤容器18(液剤容器の一例)が各々配置されている。
(コンプレッサユニット)
図2及び図3に示されるように、コンプレッサユニット12には、その内部にエアコンプレッサ、エアコンプレッサの駆動モータ(図示省略)、電源回路(図示省略)を制御する制御装置(制御手段)310が各々配置されると共に、電源回路からユニット外部へ延出する電源ケーブル14が設けられている。
この電源ケーブル14の先端部には、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差込み可能なプラグ15が設けられており、このプラグ15をシガレットライターのソケットに差込むことで、車両に搭載されたバッテリと電源回路とが電源ケーブル14を介して電気的に接続されるようになっている。即ち、プラグ15をソケットに差し込むことでバッテリから電源回路に電力が供給可能となる。
なお、コンプレッサユニット12は、修理すべきタイヤ100(図3参照)の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を生成可能とされている。また、図1に示されるように、電源ケーブル14は、ケーシング11の下部からケーシング11の外側に延出し、中間部分がケーシング11の下部に設けられた円柱状のケーブル巻取部の外周面に巻き付けられている。また、プラグ15はケーシング11の前側壁面11Fに形成された溝21に収納されている。
図1及び図2に示されるように、コンプレッサユニット12は、エアコンプレッサで生成された圧縮空気の圧力を測定するための圧力ゲージ16を備えており、圧力ゲージ16は、ケーシング11の上部壁面11Uの中央付近に取り付けられている。また、ケーシング11の上部壁面11Uには、シーリング装置10の操作手順や使用時の注意事項が記載されたマニュアル17が貼り付けられている。
(液剤容器)
図3、及び図4に示されるように、液剤容器18は、内部にシーリング剤32を収容し、下端部がそれよりも上端側の容器本体部分よりも小径な円筒部(首部26)となるように成形されている。この首部26の先端(図3では下端)の開口は、液剤容器18からシーリング剤32が流れ出すための流出口29となっており、液剤容器18の内部にシーリング剤32を収容(密封)するために膜状のアルミシール30(シール部材の一例)で塞がれている。このアルミシール30は、外周縁部が流出口29の周縁部に接着等により全周に亘って固着されている。また首部26の中間部には、外周側へ延出するように段差部28が形成されている。
また、液剤容器18は、ガス遮断性を有する各種の樹脂材料やアルミ合金等の金属材料を素材として成形されており、内部にシーリング装置10で修理すべきタイヤ100(図3参照)の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜600g)よりも若干多めのシーリング剤32を収容している。
なお、本実施形態のシーリング装置10は、図2及び図3に示される直立状態(液剤容器18が上、注入ユニット20が下の状態)にすると液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
(注入ユニット)
図4に示されるように、注入ユニット20は、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部(装填部)34と、このユニット本体部34の下端部から外周側へ張り出す円板状の脚部36と、を備えており、脚部36は、ケーシング11の内側の底面にねじ(図示省略)を用いて固定されている。
ユニット本体部34の内周側には、液剤容器18の首部26の下端側が挿入され、首部26の段差部28がユニット本体部34の上端面(周壁部の上端面)にスピン溶着等の方法により接合されて液剤容器18が注入ユニット20に連結固定されている。
首部26がユニット本体部34に接合されると、ユニット本体部34の内壁面とアルミシール30との間に加圧給液室40(流体流入室の一例)が形成される。この加圧給液室40は、後述する治具(破断手段)82によりアルミシール30が突き破られると液剤容器18の内部と連通する。これにより、アルミシール30が突き破られ流出口29から流れ出すシーリング剤32が加圧給液室40に流れ込む。
また、ユニット本体部34の内周側には、略円筒状の内周筒部42が同軸的に形成されている。この内周筒部42の内部は、中心軸に沿って注入ユニット20の下端面(脚部36の底面)と内周筒部42の上端面との間を貫通する断面円形の貫通穴(以下、治具挿入穴44)となっている。
図4に示されるように、ケーシング11の底部壁面11Bには、後述する治具82を治具挿入穴44に挿入するための治具挿入口11Aが形成されており、治具挿入口11Aは、底部壁面11Bに貼り付けられたシール39によって塞がれている。このシール39の表面には、治具82を治具挿入穴44に挿入するときにシール39を剥がす、等の注意書きが印刷されている。
また、図4に示されるように、ユニット本体部34には、基端部が内周筒部42の外周面に接合され、先端側がユニット本体部34の周壁部を貫通して外周側へ延出する円筒状の空気供給管52が形成されている。この空気供給管52の先端部には、ニップル54を介して後述する耐圧ホース50の先端部が接続されている。
また、ユニット本体部34の内部は、内周筒部42の周壁部に穿設された複数個(本実施形態では、2個)の絞り部56を通して治具挿入穴44の内部へ連通している。内周筒部42の絞り部56は、それぞれ断面円形で内径が全長に亘って一定の貫通穴として形成されており、その内径が空気供給管52の内径よりも小さくなっている。また、絞り部56の一方の開口は、内周筒部42の内周面における中間部に形成され、治具挿入穴44へ空気を供給可能な空気供給口58となっている。
図3及び図4に示されるように、耐圧ホース50は、その基端部がコンプレッサユニット12のエアコンプレッサに接続されている。これにより、エアコンプレッサで生成された圧縮空気が耐圧ホース50、空気供給管52、及び絞り部56を介して治具挿入穴44に供給される。
図4に示されるように、ユニット本体部34の周壁部には、空気供給管52に対して反対側となるように外周側に延出する円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。この気液供給管74は、内部が加圧給液室40と連通し、先端部がニップル76を介してジョイントホース78に接続されている。
このジョイントホース78の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に接続可能なバルブコネクタ150(詳細は後述)が設けられている。また、ジョイントホース78の先端側及びバルブコネクタ150は、ケーシング11の後側壁面11Rから外部に延出している。
図2に示されるように、ケーシング11の後側壁面11Rには、ジョイントホース78、及びバルブコネクタ150を収納するための溝25が形成されており、この溝25にジョイントホース78、及びバルブコネクタ150が収納されている。なお、シーリング装置10の使用時には、バルブコネクタ150をジョイントホース78と共に溝25から取り出し、タイヤ100のタイヤバルブ102に接続してジョイントホース78とタイヤ100とを連通させる(図3参照)。
図1及び図2に示されるように、ケーシング11の前側壁面11F及び後側壁面11Rには、ケーシング11内をのぞき見るための、のぞき窓19が各々設けられている。こののぞき窓19の奥には液剤容器18が配置されており、のぞき窓19を通してシーリング剤32の液面32A(図3、及び図5参照)の高さを目視できるようになっている。
(穿孔部材)
図4に示されるように、内周筒部42の上端部には、治具挿入穴44の径を狭めるように突条部42Aが形成されている。この突条部42Aには治具挿入穴44に装填された穿孔部材62の軸部63の膨出部63Aが引っ掛かって上方へ抜けないようになっている。
穿孔部材62は、治具挿入穴44に挿入された略円筒形状の軸部63と、この軸部63の上端部に形成された円板状の大径部64と、で構成されている。軸部63は、上端と下端の中間部分の径が大きくなる方向に膨らんだ形状となっており、この膨らんだ部分を、特に膨出部63Aとしている。また、軸部63は、下端から上端に向かって複数のスリットが設けられて周方向に分割され、径変化が可能となっている。
ここで、軸部63の下端部側の径を縮径することで膨出部63Aの径も縮径されて、膨出部63Aが内周筒部42の突条部42Aを乗り越えられるようになる。また、大径部64は、軸部63と同軸であり、軸部63よりも大径となっている。大径部64の上面の外周端部には、アルミシール30を突き破りやすくするための突起状の刃部66が連続的に形成されている。
なお、穿孔部材62の軸部63が治具挿入穴44に装填された状態では、刃部66がアルミシール30の正面に対向し、且つ刃部66の先端と、アルミシール30との間に若干の隙間が設けられる。
(治具)
図4及び図5に示されるように、治具82は、治具挿入穴44に挿入する棒状の挿入部84と、挿入部84の基端部に形成された略長方形のベース部86を備えている。挿入部84には、その先端面からベース部86側へ延びる貫通孔(以下、治具連通路88)が形成されている。また、挿入部84のベース部86側には、治具連通路88を避けて、挿入部84の軸方向と直交する方向へ略円柱状に形成されたロック穴84Aが設けられている。
挿入部84の外周面には、環状の連通溝90が形成されており、この連通溝90の底面には、治具連通路88と連通する孔89が開口している。また、挿入部84の外周面には、連通溝90の上側及び下側にそれぞれ嵌挿溝が形成されており、これら一対の嵌挿溝にそれぞれOリング96が嵌挿されている。
また、挿入部84は、先端部85がテーパー状とされており、先端部85が穿孔部材62の軸部63の内周側に入り込めるようになっている。挿入部84の長さは、治具挿入穴44の下端からアルミシール30までの寸法に対して若干長くなっている。これにより、治具82の挿入部84全体が治具挿入穴44内へ挿入されると、図5に示されるように、穿孔部材62が治具挿入穴44内から押し出されて、治具82の先端部85が液剤容器18内へ入り込む。
挿入部84全体が治具挿入穴44内へ挿入された状態で、挿入部84の連通溝90と絞り部56の空気供給口58とが軸方向に沿って一致する。これにより、連通溝90を介して絞り部56が治具82の孔89を介して治具連通路88と連通する。
そして、一対のOリング96は、挿入部84が治具挿入穴44に挿入された状態で、それぞれ外周側の端部を治具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、挿入部84全体が治具挿入穴44内へ挿入された状態では、治具挿入穴44は、絞り部56の上側及び下側でそれぞれ挿入部84及び一対のOリング96により密閉された状態となる。
ここで、治具82の装着状態では、耐圧ホース50、空気供給管52、絞り部56、連通溝90、孔89及び治具連通路88の各々の内部空間が連通し、エアコンプレッサによって生成される圧縮空気が液剤容器18内に供給されるようになる。なお、これらの内部空間によって空気供給路60が構成されている。
また、ケーシング11の前側壁面11Fには、治具82を収納するための治具収納部302(図6参照)が形成されている。この治具収納部302には、例えば、ソレノイド(ロック手段)304が設けられており、ソレノイド304へ電圧が印加されると、図6(B)に示すように、ソレノイド304のプランジャ306がハウジング308内へ引き込まれ(プランジャ306の露出部分が短い)、ソレノイド304へ電圧が印加されていない状態では、図6(A)に示すように、該プランジャ306がハウジング308から突出する(プランジャ306の露出部分が長い)。
そして、治具82が治具収納部302内に収納されている状態では、プランジャ306がハウジング308から突出し、治具82の挿入部84に設けられたロック穴84A内へ挿入されている(いわゆるロック状態)。
[第1実施形態]
次に、タイヤバルブ102、及び本実施形態に係るシーリング装置に適用されたバルブコネクタ150の第1実施形態について図7及び図8に従って説明する。なお、図7及び図8における一点鎖線Mは、タイヤバルブ102及びバルブコネクタ150の中心軸を示している。
(タイヤバルブ)
まず、タイヤバルブ102について説明する。
図7に示されるように、円筒状のタイヤバルブ102の先端側の外周面には、雄ねじ部104が設けられている。また、タイヤバルブ102の内部には、押圧することでタイヤ100内の空気をタイヤバルブ102の開放口106から放出する流路開閉弁108が設けられている。
この流路開閉弁108について具体的に説明すると、流路開閉弁108は、棒状とされ、軸方向の中間部分に外周側に張り出す弁部110が形成されている。また、流路開閉弁108は、タイヤバルブ102の内部に同軸となるように挿入されている。
タイヤバルブ102の内部には、内面から突出する環状の突条部である弁座部112が弁部110よりも開放口106側に設けられており、流路開閉弁108の弁部110よりも開放口106側、以下先端側、が弁座部112の中心部を貫通している。
また、弁座部112よりも奥側(タイヤ100側)には、内面から突出する環状の突条部である支持部114が設けられており、流路開閉弁108の弁部110よりも開放口106側、以下奥側、が支持部114の中心部を貫通している。
この支持部114と弁部110との間には、流路開閉弁108の奥側を中心としてコイルスプリング116が配置されている。このコイルスプリング116は、常時、弁部110を開放口106側へと付勢して弁部110を弁座部112へ圧接させている。これにより、タイヤバルブ102内の流路が閉じられて、タイヤ100内の空気が開放口106から放出されないようになっている。
また、タイヤバルブ102の内部には、流路開閉弁108が押圧されて弁部110が弁座部112から離間した後で、さらに流路開閉弁108がコイルスプリング116を圧縮するように移動すると、流路開閉弁108の奥側の端部と当接して、コイルスプリング116を圧縮する方向の移動(換言すれば、流路開閉弁108をタイヤ100側へ押し込む方向の移動)を規制するストッパー部118が設けられている。
(バルブコネクタ)
次にバルブコネクタ150について説明する。
図7に示されるように、バルブコネクタ150は、略円筒状のコネクタ本体152を備えている。このコネクタ本体152は、略円筒状の外筒部材160の内部に略円筒状の内筒部材180が同軸となるように挿入されて構成されており、外筒部材160は内筒部材180に対して相対回転できるようになっている。
また、外筒部材160には、外筒部材160をタイヤバルブ102に捩じ込むためのバルブ捩込部(後述する雌ねじ部168)が形成され、内筒部材180には、ジョイントホース78を接続するためのホース接続部(後述する突条部189)が形成されている。
外筒部材160の内部は、軸方向の一端(図6では左端)から中間部までがタイヤバルブ102の先端部が挿入される外筒小内径部162となっており、軸方向の中間部から他端(図6では右端)までが後述する内筒部材180の内筒大外径部182が挿入される外筒大内径部164となっている。この外筒大内径部164は、外筒小内径部162よりも内径が大きくなっており、両者の間には、段差166が形成されている。
一方、外筒小内径部162の内周面には、タイヤバルブ102の雄ねじ部104に螺合可能な雌ねじ部168が形成されている。この雌ねじ部168が雄ねじ部104に螺合することでタイヤバルブ102と外筒部材160、つまりバルブコネクタ150とが接続される。
ここで、外筒部材160は内筒部材180に対して相対回転できるようになっているため、ジョイントホース78が接続される内筒部材180を固定した状態で、外筒部材160のみを回転させることで、タイヤバルブ102の雄ねじ部104が外筒部材160の雌ねじ部168に捩じ込まれていき、タイヤバルブ102と外筒部材160、つまりバルブコネクタ150とが接続される。
また、外筒大内径部164の内周面には、段差166と反対側の端部近傍に周方向に沿って嵌挿溝170が形成されている。この嵌挿溝170には後述する環状の留め具172が嵌挿されている。また、外筒大内径部164に挿入される内筒部材180の内筒大外径部182は嵌挿溝170よりも段差166側に挿入されている。
内筒部材180の外周部は、軸方向の一端(図6では左端)から中間部までが内筒大外径部182となっており、軸方向の中間部から他端(図6では右端)までが内筒大外径部182よりも外径が小径の内筒小外径部184となっており、両者の間には、段差186が形成されている。
内筒大外径部182の外周面には、周方向に沿って嵌挿溝187が形成されている。この嵌挿溝187にはゴム製のOリング188が嵌挿されている。Oリング188は外周面が外筒大内径部164の内周面へ全周に亘って圧接されている。これにより、外筒大内径部164と内筒大外径部182との間からの流体の流出が防止される。
また、内筒小外径部184の外周面には、軸方向の他端部近傍に周方向に沿って突出する突条部189が形成されている。この突条部189は、断面形状が略三角形状となっており、段差186と反対側の端部に向かって徐々に径が大きくなっている。また、内筒小外径部184はジョイントホース78に挿入されており、ジョイントホース78の先端が突条部189を乗り越えている。
突条部189の頂点はジョイントホース78の内周面に食い込んでおり、ジョイントホース78から内筒小外径部184が抜けるのを防いでいる。これにより、突条部189によってジョイントホース78が内筒小外径部184、つまりバルブコネクタ150に接続される。
なお、本実施形態では、ジョイントホース78の突条部189を乗り越えた部分を環状の挟持部材69で挟み込んで、ジョイントホース78とバルブコネクタ150との接続を強固なものにしている。
内筒部材180の内部は、軸方向の一端(図6では左端)から中間部までが内筒大内径部192となっている。内筒部材180は、軸方向の中間部から他端(図6では右端)までが内筒大内径部192よりも小径の内筒小内径部194となっており、両者の間には、段差196が形成されている。
内筒部材180の軸方向の一端部(段差166側の端部)と外筒部材160の段差166との間には、環状のゴムパッキン154がこれらの筒部材と同軸となるように配置されている。このゴムパッキン154の段差166側の面には、ゴムパッキン154の外周角部を切り欠いてボス部154Aが形成されている。
このボス部154Aには、ボス部154Aの高さと同じ厚みを有する環状の非導電性部材270が嵌め込まれている。ここで、内筒大外径部182には、嵌挿溝187の内側に、コンプレッサユニット12の電源回路を制御する制御装置310へ接続される配線272、274が内筒大外径部182の軸方向に沿って貫通している。
非導電性部材270は非導電性部材で形成されており、非導電性部材270の同心円上に環状の導電性部材276、278が貫通しており、互いに非接触となるようにしている。また、図9(A)に示されるように、ゴムパッキン154の軸方向には、配線272、274と導通する配線280、282がそれぞれ貫通しており、導電性部材276、278とそれぞれ接触している。
一方、外筒部材160の段差166には、溝部284、285が形成されており、導電性部材276、278(後述する)と接触する、スイッチ手段としての接点部(第1接点部)286、接点部(第2接点部)288がそれぞれ設けられている。
したがって、配線272は、配線280、導電性部材276及び接点部286と導通し、配線274は、配線282、導電性部材278及び接点部288と導通している。そして、接点部288は弾性変形可能としており、接点部286に対して接離可能としている。
また、接点部288は雌ねじ部168の内周面の内側へ張り出しており、図9(B)に示されるように、タイヤバルブ102の雄ねじ部104にバルブコネクタ150の雌ねじ部168が捩じ込まれると、接点部288が弾性変形してバルブコネクタ150の内周面へ倒れ込み接点部286に接触する。これにより、接点部288と接点部286が導通する。
また、図7に示すように、ゴムパッキン154のボス部154Aの先端面と非導電性部材270の表面は段差166に密着可能としている。そして、ゴムパッキン154の外周面は、外筒大内径部164の内周面に密着し、ゴムパッキン154(ボス部154A)の内径は、外筒小内径部162の径よりも小径とされている。
内筒部材180は、ゴムパッキン154のボス部154A及び非導電性部材270が段差166に密着した状態を維持するように環状の留め具172で支持されている。具体的には、留め具172は、内筒大外径部182の外径よりも内径が小さく嵌挿溝187に嵌挿されることで段差186を支持して内筒部材180が抜け出す方向に移動するのを阻止している。
内筒大内径部192の中心部には、軸方向(中心軸M)に沿って延びる断面円形の押し棒156が配置されている。この押し棒156は、内筒大内径部192の内周面から延びて押し棒156の基端部側(段差196側)を両側から支持する板状の支持部材によって支持されている。
また、押し棒156の先端部は、ゴムパッキン154の中心部を貫通し、外筒小内径部162の雌ねじ部168まで到達している。この押し棒156は、図8に示されるように、タイヤバルブ102の雄ねじ部104にバルブコネクタ150の雌ねじ部168が捩じ込まれると、先端部で流路開閉弁108の先端部をタイヤバルブ102の内部側(タイヤ100の内部側)へ押圧するようになっている。これにより、タイヤバルブ102がバルブコネクタ150に接続されると、流路が開放されたタイヤバルブ102の内部とバルブコネクタ150の内部とが連通する。
また、タイヤバルブ102の雄ねじ部104に雌ねじ部168を捩じ込むと、図10(B)に示されるように、接点部288が弾性変形して接点部286に接触し、接点部288と接点部286が導通する。これにより、接点部286、288がそれぞれ電気的に接続された配線272と配線274が導通する。
これにより、制御装置310を介して治具収納部302に設けられたソレノイド304へ電圧が印加され、プランジャ306がハウジング308内へ引き込まれ、治具82のロック状態が解除され、治具82が治具収納部302から取出し可能となる。このとき、制御装置310を介してコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされる。
ここで、図8に示されるように、コネクタ本体152の軸方向の一端から他端までの内部空間が流路となっており、以下でバルブコネクタ150の流路とする場合は、この内部空間を指しているものとする。また、ジョイントホース78、及びバルブコネクタ150の内部空間によって流体供給路79が構成されている。
また、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続された状態においては、バルブコネクタ150の先端部はゴムパッキン154のボス部154Aに圧接しているため、バルブコネクタ150の先端部とボス部154Aとの間で流体が流出することはない。
さらに、バルブコネクタ150の外筒部材160の外筒小内径部162には、キャップ(図示省略)が装着可能とされている。このキャップにより、コネクタ本体152を封止して、接点部286、288にゴミなどが付着しないようにする。
(シーリングポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態に係るシーリング装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順を説明する。なお、前述したマニュアル17には、シーリング装置10の操作手順の説明、及び注意事項が文字やイラストで記載されている。
まず、タイヤ100にパンクが発生した際には、ユーザーは、シーリング装置10を車両の保管スペースから取り出し、逆さにした状態で路面上等に配置する。
次に、図3に示すように、バルブコネクタ150と共にジョイントホース78を溝25(図2参照)から取り出し、バルブコネクタ150からキャップを取り外して、バルブコネクタ150をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続する。
ここで、バルブコネクタ150をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続するとき、図8に示されるように、タイヤバルブ102の雄ねじ部104にバルブコネクタ150の雌ねじ部168を捩じ込むと、押し棒156がタイヤバルブ102の流路開閉弁108をタイヤ100側に押し込んでタイヤバルブ102の流路を開放する。
これにより、タイヤ100内とジョイントホース78(図3参照)とがタイヤバルブ102の内部とバルブコネクタ150の内部を介して連通する。結果、加圧給液室40(図4参照)とタイヤ100内とが連通する。
また、タイヤバルブ102の雄ねじ部104にバルブコネクタ150の雌ねじ部168を捩じ込むと、タイヤバルブ102の先端部がゴムパッキン154のボス部154Aに圧接して、ゴムパッキン154とタイヤバルブ102の先端部との間がシールされる。
そして、図9(A)、(B)に示されるように、タイヤバルブ102に押されて接点部288が弾性変形して接点部286に接触し、接点部288と接点部286が導通して、接点部286、288とそれぞれ電気的に接続された配線272と配線274が導通する。
これにより、制御装置310を介して治具収納部302に設けられたソレノイド304へ電圧が印加されて、プランジャ306がハウジング308内へ引き込まれ、治具82のロック状態が解除される。このため、治具82が治具収納部302から取り外し可能となる。
次に、図4に示す底部壁面11Bに貼り付けられたシール39を剥がして治具挿入穴44を開放する。ユーザーは、図1に示すケーシング11の前側壁面11Fの治具収納部から治具82を取り外し、挿入部84を治具挿入穴44に挿入する。挿入部84が穿孔部材62を押圧すると、軸部63が径変化(縮径)して膨出部63Aが突条部42Aを乗り越える(通り過ぎる)。
そして、穿孔部材62が挿入部84の先端部85によって押し上げられながらアルミシール30に向かい、刃部66でアルミシール30が突き破られる。そして穿孔部材62は液剤容器18内に押し込まれ、治具82が装着状態になる。
注入ユニット20への治具82の装着が完了した後は、シーリング装置10を直立状態(図1及び図2参照)となるように、路面上に配置する。これにより、シーリング剤32が自重でアルミシール30に開けられた孔31から加圧給液室40に流れ出す。
次に、図1に示すプラグ15を溝21から取り外すと共にケーブル巻取部から電源ケーブル14を巻き出す。そして、プラグ15を車両に設置されたシガレットライターのソケットに差し込む。これにより、バッテリからコンプレッサユニット12の電源回路への電力が供給可能とされる。
そして、車両のエンジンをかけると、コンプレッサユニット12の電源回路を介してエアコンプレッサが作動する。エアコンプレッサにより発生した圧縮空気は、空気供給路60を通って液剤容器18内に供給される(図5参照)。圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内でシーリング剤32の上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32上に空間(空気層G)を形成する。
この空気層Gからの空気圧により加圧されたシーリング剤32がアルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40へ押し出される。そして、押し出されたシーリング剤32は、加圧給液室40内からジョイントホース78、バルブコネクタ150、及びタイヤバルブ102を通ってタイヤ100内へ注入(供給)される。
なお、液剤容器18内のシーリング剤32が全て排出された後は、加圧給液室40内のシーリング剤32が加圧されてジョイントホース78を通ってタイヤ100内へ供給される。その後、加圧給液室40及びジョイントホース78から全てのシーリング剤32がタイヤ100へ供給されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、そしてジョイントホース78を介してタイヤ100内へ注入(供給)される。
次に、ユーザーは、圧力ゲージ16によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、バルブコネクタ150をタイヤバルブ102から取り外す。これにより、図10(A)に示されるように、接点部286が復元して接点部288から離れ、接点部286と接点部288の導通状態が解除され、配線272、274の導通状態が解除されると、コンプレッサユニット12が停止する。
ユーザーは、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離(例えば、10km)に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。
予備走行完了後に、ユーザーは、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース78のバルブコネクタ150をタイヤバルブ102に接続し、コンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
ここで、本実施形態では、バルブコネクタ150に接点部286、288を設け、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されると、制御装置310へ接続された配線272、274の先端部に設けられた接点部286と接点部288が導通する。
これにより、制御装置310を介して治具収納部302に設けられたソレノイド304へ電圧が印加されて、プランジャ306がハウジング308内へ引き込まれ、治具82のロック状態が解除される。このため、治具82が治具収納部302から取出し可能となる。このとき、制御装置310を介してコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされる。そして、治具82を治具収納部302から取出した後、治具挿入穴44内へ挿入させる。
この状態で、プラグ15をシガレットライターのソケットに差し込み、車両のエンジンをかけると、電源回路を介してコンプレッサユニット12が作動する。これにより、液剤容器18からシーリング剤32及び圧縮空気が空気入りタイヤ100へ供給される。
そして、タイヤ100の補修が終わると、バルブコネクタ150をタイヤバルブ102から取り外す(バルブコネクタ150とタイヤバルブ102の接続状態を解除する)が、バルブコネクタ150をタイヤバルブ102から取り外すと、接点部288が接点部286から離れ、接点部286と接点部288の導通状態が解除されるため、コンプレッサユニット12が作動停止する。
つまり、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されなければ、コンプレッサユニット12は作動しないため、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されていないにも拘わらず、誤ってコンプレッサユニット12が作動してしまうというおそれはなく、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されていない状態で、シーリング剤32が液剤容器18から噴出してしまうということはない。
また、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されていない状態で、誤ってコンプレッサユニット12が作動してしまった場合のことを想定する必要がないため、例えば、図示はしないが、バルブコネクタ側にシーリング剤噴出防止用の弁部材を設けること等が不要であり、その分の部品点数を削減し、コスト低減を図ることができる。
さらに、シーリング装置10のケーシング11にコンプレッサユニット12を作動又は作動停止させるためのスイッチを設ける必要がなく、その分の部品点数を削減し、コスト低減を図ることができる。
また、ここでは、治具82をケーシング11から取り外せないようにロックするソレノイド304を設け、コンプレッサユニット12を作動可能にするスイッチとソレノイド304を連動させている。
これによると、スイッチとしての接点部286と接点部288が導通すると、ソレノイド304によるロック状態が解除され、治具82が取り外し可能となる。つまり、タイヤ100の補修を行わないにも拘わらず、治具82がケーシング11から取り外されることはない。このため、治具82の紛失が抑制される。
また、ソレノイド304のロック状態が解除されるには、接点部286と接点部288を導通させなければならないが、バルブコネクタ150にスイッチを設け、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されるとコンプレッサユニット12の制御装置310へ接続された接点部286と接点部288が導通するようにしている。
このため、作業手順として、バルブコネクタ150をタイヤバルブ102に接続して初めて治具82がケーシング11から取り外し可能となり、該治具82をケーシング11から取り外して、液剤容器18が装填された注入ユニット20へ治具82を装着して、液剤容器18の流出口29のアルミシール30を破断することとなる。つまり、予め定められた作業手順に沿って、ユーザに作業を促すことができ、間違った作業手順を抑制することができる。
ここで、接点部288を弾性変形可能に設け、タイヤバルブ102を利用して、そのねじ込み量を変えるだけで接点部288を接点部286に対して接触させたり、接点部286から離し(元の位置に戻し)たりするため、接点部288を元の位置に戻すために、別途付勢部材等を設けるという必要がないので、その分部品点数を少なくしてコスト削減を図ることができる。
また、タイヤバルブ102に接点部288が押されることで接点部288が弾性変形するため、光センサなどを用いて、タイヤバルブ102が所定の位置に到達すると、接点部288と接点部286を導通させるという構成のスイッチ手段よりも確実である。
なお、タイヤバルブ102とバルブコネクタ150の接続方法は、嵌め込み式であれば良いため、ねじ込み式に限るものではない。
また、ここでは、治具82をケーシング11にロックする手段として、ソレノイド304を用いたが、制御装置310を介して、ロック状態又はロック状態を解除することができれば良いため、これに限るものではないが、電磁ロック式が好ましい。
さらに、ここでは、接点部286と接点部288が導通すると、制御装置310を介してコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされるようにしたが、コンプレッサユニット12の電源回路への電力が供給可能となるタイミングはこれに限るものではない。
例えば、治具82を治具収納部302から取出した後、治具82を治具挿入穴44(装填部)内へ挿入させると、制御装置310を介してコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされるようにしても良い。
この場合、治具82が治具挿入穴44内へ挿入されたことを検出する必要があるが、例えば、図10に示すように、治具82のベース部86に環状の電極部312を設け、ユニット本体部34の脚部36に環状の電極部314を設けて、これらを制御装置310と接続させる。治具82が治具挿入穴44内へ挿入されると、電極部312と電極部314が接触して導通するようにする。これにより、制御装置310を介して、コンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされるようにしても良い。
また、治具82が繰り返し使用可能な場合、該治具82を再度治具収納部302へ装着させる必要があるが、バルブコネクタ150をタイヤバルブ102から取り外すと、配線272、274の導通状態が解除されるため、ソレノイド304へは電圧の印加されなくなってしまう。このため、ソレノイド304のプランジャ306のハウジング308からの突出量が大きくなってしまうが、プランジャ306を押圧して、ハウジング308内に押込んだ後、治具82を治具収納部302へ収納させ、該プランジャ306を治具82のロック穴84Aへ挿入させるようにする。
[第2実施形態]
次に、シーリング装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図11に示されるように、第2実施形態のシーリング装置10では、内筒部材180の軸方向の一端部(段差166側の端部)と外筒部材160の段差166との間には、環状の導電性部材(スイッチ手段の一部)290及び環状のゴムパッキン292がこれらの筒部材と同軸となるように配置されている。
このゴムパッキン292の表面(導電性部材290側の面)には、複数の弾性突起292Aが突出しており、導電性部材290とゴムパッキン292の表面との間には、隙間が設けられるようにしている。
ゴムパッキン292には、スイッチ手段の一部としての電極(第3接点部)294、電極(第4接点部)296が設けられている。内筒大外径部182には、嵌挿溝187の内側に、コンプレッサユニット12の電源回路へ接続する配線272、274が内筒大外径部182の軸方向に沿って貫通しており、この配線272、274と電極294、296とがそれぞれ接触し導通している。
図12に示されるように、タイヤバルブ102の雄ねじ部104に雌ねじ部168を捩じ込むと、タイヤバルブ102の先端部が導電性部材290に接触して導電性部材290を押圧する。これにより、ゴムパッキン292の弾性突起292Aが弾性変形して、導電性部材290がゴムパッキン292の表面に接触し、導電性部材290を介して電極294と電極296が導通する。
このため、接点部286、288とそれぞれ電気的に接続された配線272、274が導通し、制御装置310を介して治具収納部302に設けられたソレノイド304へ電圧が印加され、プランジャ306がハウジング308内へ引き込まれる。そして、治具82のロック状態が解除され、治具82が治具収納部302から取出し可能となる。このとき、制御装置310を介してコンプレッサユニット12の電源回路へ電力が供給可能とされる。
そして、バルブコネクタ150をタイヤバルブ102から取り外すと、弾性突起292Aが復元して導電性部材290がゴムパッキン292の電極294、296から離れ、電極294と電極296の導通状態が解除され、配線272、274の導通状態が解除されると、コンプレッサユニット12が停止する。
バルブコネクタ150の先端部と内筒部材180との間に配置され、外筒部材160と内筒部材180との間をシールするゴムパッキン292は本実施形態では必須部品であるため、このゴムパッキン292に電極294、296を設けることで、ゴムパッキン292とは別に電極294、296を設ける場合と比較して部品点数を削減することができる。
また、ゴムパッキン292に電極294、296を設けることで、バルブコネクタ150内にゴムパッキン292を配置するだけで電極294、296がバルブコネクタ150内に一緒に配置されることとなる。このため、電極294及び電極296をそれぞれ配置する場合と比較して作業上の手間が省ける。
なお、ここでは、ゴムパッキン292に電極294、296を用いたが、電極294、296が配線272、274とそれぞれ導通していればよいため、必ずしもゴムパッキン292に設けなければならないということではない。また、電極294と電極296を別々にバルブコネクタ150内に配置するようにしても良いのは勿論のことである。
また、ここでは、ゴムパッキン292の表面に弾性突起292Aを設けることで、スプリングなどの付勢部材を別途設けた場合と比較して部品点数を削減し、コストダウンを図ることができるが、弾性突起292Aを設ける代わりにスプリングなどの付勢部材を用いても良い。
[その他の実施形態]
第1実施形態では、導電性部材276、278が設けられた非導電性部材270を用いたが、接離可能な接点部286、288と配線272、274とが導通可能となっていれば良いため、これに限るものではない。
例えば、図13に示すように、ゴムパッキン154に配線272、274をそれぞれ貫通させ、この配線272、274の先端部にそれぞれ接点部(スイッチ手段)298、300を設け、接点部298を弾性変形可能とし、接点部300に対して、接離可能となるようにして、バルブコネクタ150がタイヤバルブ102に接続されると接点部298が接点部300に接触して導通させるようにしても良い。
また、第2実施形態では、導電性部材290を介して電極294と電極296を導通させるようにしたが、導電性部材290の代わりにタイヤバルブ102を利用し、該タイヤバルブ102を介して電極294と電極296を導通させるようにしても良い。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 シーリングポンプアップ装置
12 コンプレッサユニット(圧縮空気生成手段)
18 液剤容器(容器)
34 ユニット本体部(装填部)
82 治具(破断手段)
102 タイヤバルブ
150 バルブコネクタ
270 非導電性部材
286 接点部(第1接点部、スイッチ手段)
288 接点部(第2接点部、スイッチ手段)
290 導電性部材(スイッチ手段)
292A 弾性突起
294 電極(第3接点部、スイッチ手段)
296 電極(第4接点部、スイッチ手段)
298 接点部(スイッチ手段)
300 接点部(スイッチ手段)
304 ソレノイド(ロック手段)
310 制御装置(制御手段)

Claims (5)

  1. 補修液を収容した液剤容器が装填された装填部を介して圧縮空気を前記液剤容器内へ供給する圧縮空気生成手段と、
    前記装填部に接続されたホースに設けられ、前記液剤容器から前記補修液及び前記圧縮空気を前記空気入りタイヤへ供給するためタイヤバルブに接続されるバルブコネクタと、
    前記圧縮空気生成手段の電源回路を制御する制御手段と、
    前記バルブコネクタに設けられ、バルブコネクタが前記タイヤバルブに接続されると前記制御手段へ接続された二つの配線を導通させるスイッチ手段と、
    装置本体に着脱可能に取付けられ、前記装填部へ装着して前記液剤容器の開口に設けられたシールを破断する破断手段と、
    前記制御手段へ接続され、前記破断手段が前記装置本体に取付けられた状態でロックし、前記スイッチ手段により前記二つの配線が導通すると、ロック状態を解除するロック手段と、
    を有するシーリングポンプアップ装置。
  2. 前記制御手段は、前記スイッチ手段により前記二つの配線が導通すると、前記圧縮空気生成手段を作動可能な状態にする請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置。
  3. 前記制御手段は、前記破断手段が前記装填部へ装着されると、前記圧縮空気生成手段を作動可能な状態にする請求項1に記載のシーリングポンプアップ装置。
  4. 前記スイッチ手段は、
    前記配線の一方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられた第1接点部と、
    前記配線の他方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられ、前記タイヤバルブにバルブコネクタを嵌めて接続すると、タイヤバルブに押され弾性変形して倒れ込み前記第1接点部に接触して第1接点部と導通する第2接点部と、
    を含んで構成された請求項1〜3の何れか1項に記載のシーリングポンプアップ装置。
  5. 前記スイッチ手段は、
    前記配線の一方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられた第3接点部と、
    前記配線の他方に接続され、前記バルブコネクタの内部に設けられて、前記第3接点部と離して配置された第4接点部と、
    前記バルブコネクタの内部に設けられ、流体が通過可能な環状を成し、前記第3接点部及び前記第4接点部と隙間を空けて配置されて、前記タイヤバルブにバルブコネクタを嵌めて接続すると、タイヤバルブに押されて移動し、第3接点部と第4接点部を導通させる導電性部材と、
    を含んで構成された請求項1〜3の何れか1項に記載のシーリングポンプアップ装置。
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