JP2010178592A - アキシャルギャップ型モータ - Google Patents

アキシャルギャップ型モータ Download PDF

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茂 田嶋
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Abstract

【課題】磁石片が磁石片用収容部内に確実に保持されガタによる磁石片の摩耗及び騒音の発生を抑制するとともに、周方向で隣り合う磁束の短絡を抑制できるアキシャルギャップ型モータを提供する。
【解決手段】ロータコア13には、周方向で隣り合う主永久磁石片用収容部14、14間に第1分割コア13Aの第1スポーク保持部50aと、第2分割コア13Bの第2スポーク保持部50bが径方向に間欠的に設けられ、第1及び第2スポーク保持部50a、50bにスポーク35が装着されることにより、第1及び第2分割コア13A、13Bが一体に組みつけられてロータコア13が形成される。
【選択図】図7

Description

本発明は、アキシャルギャップ型モータに関する。
従来、例えば、回転軸周りに回転可能なロータと、回転軸方向の少なくとも一方側からロータに対向配置されたステータとを備え、ロータの永久磁石による界磁磁束に対して、ステータを介した磁束ループを形成するアキシャルギャップ型モータが知られている(例えば、特許文献1、2)。
上記特許文献1に記載のアキシャルギャップ型モータでは、図11に示すように、ロータコア101がテープ状の電磁鋼板102を捲回し、捲回したロータコア101に磁石片103を格納する磁石片収容部104を周方向に等間隔に設け、磁石片収容部104に磁石片103を収容している。
また、上記特許文献2に記載のアキシャルギャップ型モータでは、図12に示すように、それぞれテープ状の電磁鋼板201を捲回して構成された第1及び第2分割コア202、203によりロータコア204が構成され、第1及び第2分割コア202、203間に磁石片205を保持している。
特開2006−166635号公報 特開2005−168124号公報
しかしながら、この特許文献1に記載のアキシャルギャップ型モータでは、磁石片103を格納する磁石片収容部104は磁石片103を挿入するために磁石片103より大きく形成する必要があり、ロータの回転中は、磁石片103と磁石片収容部104との隙間により、磁石片103が磁石片収容部104内で振動し磁石片103が摩耗するとともに騒音が発生するおそれがあった。また、周方向で隣り合う磁石片103、103間は電磁鋼板102で連結されているので、隣り合う磁石片103、103間において磁束が短絡しモータ出力の低下の原因となっていた。
また、特許文献2に記載のアキシャルギャップ型モータにおいては、分割された第1及び第2分割コア202、203をどのように組み付け一体化するのか開示されていない。また、周方向で隣り合う磁石片205、205間は電磁鋼板201で連結されているので、隣り合う磁石片205、205間において磁束が短絡しモータ出力の低下の原因となっていた。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、磁石片が磁石片用収容部内に確実に保持されガタによる磁石片の摩耗及び騒音の発生を抑制するとともに、周方向で隣り合う磁束の短絡を抑制できるアキシャルギャップ型モータを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
回転軸方向に着磁され周方向に配置された複数の磁石片(例えば、後述の実施形態における主永久磁石片61)と、それぞれテープ状の磁性板(例えば、後述の実施形態における磁性板40)を捲回して構成された第1及び第2分割コア(例えば、後述の実施形態における第1及び第2分割コア13A、13B)からなり前記第1及び第2分割コア間に前記磁石片を保持する複数の磁石片用収容部(例えば、後述の実施形態における主永久磁石片用収容部14)を有するロータコア(例えば、後述の実施形態におけるロータコア13)と、周方向に所定の間隔で配置されて径方向に延びる複数のスポーク(例えば、後述の実施形態におけるスポーク35)と、前記複数のスポークの内径側及び外径側にそれぞれ設けられるシャフト部(例えば、後述の実施形態におけるシャフト部36)及びリム部(例えば、後述の実施形態におけるリム部37)とを有し、前記磁石片を前記磁石片用収容部に保持した前記ロータコアを収容するロータフレーム(例えば、後述の実施形態におけるロータフレーム33)と、を備え、回転軸周りに回転可能なロータ(例えば、後述の実施形態におけるロータ11)と、
回転軸方向の少なくとも一方側から前記ロータに対向配置されるステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ12)と、を備えるアキシャルギャップ型モータ(例えば、後述の実施形態におけるアキシャルギャップ型モータ10)であって、
前記ロータコアには、前記第1分割コアの第1スポーク保持部(例えば、後述の実施形態における第1スポーク保持部50a)と、前記第2分割コアの第2スポーク保持部(例えば、後述の実施形態における第2スポーク保持部50b)が周方向で隣り合う前記磁石片用収容部間に径方向に間欠的に設けられ、
前記第1及び第2スポーク保持部に前記スポークが装着されることにより、前記第1及び第2分割コアが一体に組みつけられて前記ロータコアが形成される、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記第1及び第2分割コアを対向配置することにより前記第1及び第2分割コア間に形成される前記磁石片用収容部の軸方向長さが前記磁石片の厚さより僅かに短い、
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、
前記第1分割コアの前記第1スポーク保持部の先端隅部に、前記第2分割コアとの接触を避けるように切り欠き部(例えば、後述の実施形態におけるテーパ部54)が設けられ、
前記第2分割コアの前記第2スポーク保持部の先端隅部に、前記第1分割コアとの接触を避けるように切り欠き部(例えば、後述の実施形態におけるテーパ部54)が設けられる、
ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加えて、
前記第1及び第2分割コアは同一形状を有し、
前記第1及び第2分割コアの一方を反転させるとともに前記第1及び第2スポーク保持部が干渉しないように位相をずらして対向させる、
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加えて、
前記第1及び第2分割コアは前記磁性板に4つのパターンを所定の間隔で形成し捲回することで形成される、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、
回転軸方向に着磁され周方向に配置された複数の磁石片(例えば、後述の実施形態における主永久磁石片61)と、第1及び第2分割コア(例えば、後述の実施形態における第1及び第2分割コア13A、13B)からなり前記第1及び第2分割コア間にそれぞれ前記磁石片を保持する複数の磁石片用収容部(例えば、後述の実施形態における主永久磁石片用収容部14)を有するロータコア(例えば、後述の実施形態におけるロータコア13)と、周方向に所定の間隔で配置されて径方向に延びる複数のスポーク(例えば、後述の実施形態におけるスポーク35)と、前記複数のスポークの内径側及び外径側にそれぞれ設けられるシャフト部(例えば、後述の実施形態におけるシャフト部36)及びリム部(例えば、後述の実施形態におけるリム部37)とを有し、前記磁石片を前記磁石片用収容部に保持した前記ロータコアを収容するロータフレーム(例えば、後述の実施形態におけるロータフレーム33)と、を備え、回転軸周りに回転可能なロータ(例えば、後述の実施形態におけるロータ11)と、
回転軸方向の少なくとも一方側から前記ロータに対向配置されるステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ12)と、を備えるアキシャルギャップ型モータ(例えば、後述の実施形態におけるアキシャルギャップ型モータ10)の製造方法であって、
所定のパターンで打ち抜かれたテープ状の磁性板(例えば、後述の実施形態における磁性板40)を捲回してそれぞれ軸方向に突出する第1及び第2スポーク保持部(例えば、後述の実施形態における第1及び第2スポーク保持部50a、50b)を有する前記第1及び第2分割コアを形成し、
前記第1及び第2分割コアの一方に前記複数の磁石片を配置して、前記第1スポーク保持部と前記第2スポーク保持部が周方向で隣り合う前記磁石片間に径方向に間欠的に配置されるように他方の分割コアで前記複数の磁石片を挟み、
前記第1スポーク保持部と前記第2スポーク保持部にロータフレームを構成するスポークを装着して、前記第1及び第2分割コアを一体に組みつける、
ことを特徴とする
請求項1及び請求項6の発明によれば、ロータコアは軸方向に分割された第1及び第2分割コアから構成され、ロータコアには、周方向で隣り合う磁石片用収容部間に第1分割コアの第1スポーク保持部と、第2分割コアの第2スポーク保持部が径方向に間欠的に設けられている。そして、第1及び第2スポーク保持部にロータフレームのスポークが装着されることにより、第1及び第2分割コアが一体に組みつけられてロータコアが形成される。これにより、第1及び第2分割コアが軸方向から互いに磁石片を挟み込み、スポークにより第1及び第2分割コアが一体に形成されるので、磁石片が磁石片用収容部内に確実に保持されガタによる磁石片の摩耗及び騒音の発生を抑制することができる。また、ロータを補強するロータフレームの部材であるスポークを用いて第1及び第2分割コアを組み付けることができ、新たな部材を設けることなく部品点数の増加を抑制することができる。
また、周方向で隣り合う磁石片用収容部間に設けられた第1及び第2スポーク保持部が径方向に間欠的に設けられるので、隣り合う磁石片間における磁束の短絡を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、対向配置した分割コア間に形成された磁石片用収容部の軸方向長さが磁石片の厚さより僅かに短かく、一方の分割コアに磁石片を配置して他方の分割コアで挟み込み、押圧しながら第1分割コアの第1スポーク保持部と第2分割コアの第2スポーク保持部にスポークを装着することで、磁石片には軸方向に圧縮応力が作用し磁石片用収容部内により確実に保持されガタによる磁石の摩耗及び騒音の発生を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、第1及び第2スポーク保持部の先端隅部に切り欠き部が設けられ対向する分割コアと接触しないように構成されることにより、スポーク保持部を介して磁束が短絡するのを抑制することができる。
請求項4の発明によれば、第1及び第2分割コアが同一形状を有するので、同一の型で所定の打ち抜きを行うことができ、容易に製造することができる。
請求項5の発明によれば、製造工程を簡略化することができる。
本発明に係るアキシャルギャップ型モータの一実施形態の全体斜視図である。 図1に示すアキシャルギャップ型モータの分解斜視図である。 図1に示すアキシャルギャップ型モータのロータフレームの分解斜視図である。 図1に示すアキシャルギャップ型モータのロータコアと磁石片の分解斜視図である。 主永久磁石片及び副永久磁石片を収容したロータコアを周方向からみた拡大図である。 ロータコアを構成する分割コアを説明するための部分斜視図である。 第1及び第2分割コアを組み付けたロータコアを説明するための部分斜視図である。 ロータコアの積層状態を説明する図であり、(a)は各層における第1及び第2分割コアを周方向から見た図であり、(b)は(a)のVIIIB-VIIIB線断面図である。 ロータコアの製造方法を説明する図であり、(a)は打ち抜き工程の説明図であり、(b)は捲回工程の説明図である。 変形例に係るロータコアの積層状態を説明する図であり、(a)は各層における第1及び第2分割コアを周方向から見た図であり、(b)は(a)のXB-XB線断面図である。 特許文献1に記載のアキシャルギャップ型モータのロータの部分分解斜視図である。 特許文献2に記載のアキシャルギャップ型モータのロータの部分分解斜視図である。
以下、本発明に係るアキシャルギャップ型モータの一実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本実施の形態によるアキシャルギャップ型モータ10は、例えば図1および図2に示すように、このアキシャルギャップ型モータ10の回転軸O周りに回転可能に設けられた略円環状のロータ11と、回転軸O方向の両側からロータ11を挟みこむようにして対向配置され、ロータ11を回転させる回転磁界を発生する複数相の各固定子巻線を有する1対のステータ12,12とを備えて構成されている。
このアキシャルギャップ型モータ10は、例えばハイブリッド車両や電動車両等の車両に駆動源として搭載され、出力軸がトランスミッション(図示略)の入力軸に接続されることで、アキシャルギャップ型モータ10の駆動力がトランスミッションを介して車両の駆動輪(図示略)に伝達されるようになっている。
また、車両の減速時に駆動輪側からアキシャルギャップ型モータ10に駆動力が伝達されると、アキシャルギャップ型モータ10は発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギー(回生エネルギー)として回収する。さらに、例えばハイブリッド車両においては、アキシャルギャップ型モータ10の回転軸が内燃機関(図示略)のクランクシャフトに連結されると、内燃機関の出力がアキシャルギャップ型モータ10に伝達された場合にもアキシャルギャップ型モータ10は発電機として機能して発電エネルギーを発生する。
各ステータ12は、略円環板状のヨーク部21と、ロータ11に対向するヨーク部21の対向面上で周方向に所定間隔をおいた位置から回転軸O方向に沿ってロータ11に向かい突出すると共に径方向に伸びる複数のティース22,…,22と、適宜のティース22,22間に装着される固定子巻線(図示略)とを備えて構成されている。
各ステータ12は、例えば主極が6個(例えば、U+,V+,W+,U−,V−,W−)とされた6N型であって、一方のステータ12の各U+,V+,W+極に対して、他方のステータ12の各U−,V−,W−極が回転軸O方向で対向するように設定されている。例えば回転軸O方向で対向する1対のステータ12,12に対し、U+,V+,W+極およびU−,V−,W−極の一方に対応する一方のステータ12の3個のティース22,22,22と、U+,V+,W+極およびU−,V−,W−極の他方に対応する他方のステータ12の3個のティース22,22,22とが、回転軸O方向で対向するように設定され、回転軸O方向で対向する一方のステータ12のティース22と、他方のステータ12のティース22とに対する通電状態が電気角で反転状態となるように設定されている。
ロータ11は、例えば図2に示すように、ロータコア13と、ロータコア13内に周方向において交互に配置された複数の主磁石部31,…,31と、複数の副磁石部32,…,32と、非磁性材からなるロータフレーム33と、を備えて構成され、ロータコア13がロータフレーム33内に収容されている。
そして、ロータフレーム33は、周方向に所定間隔をおいて配置された複数のスポーク35,…,35によって接続された内周側円環状のシャフト部36と外周側円環状のリム部37とを備えて構成され、シャフト部36の内周部には、外部の駆動軸(例えば、車両のトランスミッションの入力軸等)に接続される出力軸が接続可能とされている。
ロータフレーム33は、図3に示すように、スポーク35,…,35と、シャフト部36と、リム部37とが別体で構成された組立式のロータフレームであり、シャフト部36にはスポーク35が装着される円形状の貫通孔であるシャフト部側スポーク装着穴36aが周方向に等間隔で複数形成され、リム部37にはスポーク35が装着される略正方形状の貫通孔であるリム部側スポーク装着穴37aが周方向に等間隔で複数形成されている。
スポーク35は、略T字形状を有し、この径方向内方側端部35aは略円形断面を有し雄ねじ部が形成され、径方向外方側端部35b及び径方向中途部35cは矩形断面を有し、径方向外方側端部35bは径方向中途部35cから径方向外側に向かうにつれて周方向長さが次第に長くなるとともに、一様な軸方向長さを有するように構成されている。
ロータコア13は、図4及び図5に示すように、テープ状の電磁鋼板からなる磁性板40(図9参照)を捲回して構成された一対の分割コア13A、13Bを軸方向に対向配置して構成され、その幅方向中央部に後述する主永久磁石片61を収容する略扇形形状の主永久磁石片用収容部14と、隣り合う主永久磁石片用収容部14、14間にスポーク35を内嵌するスポーク保持孔15が周方向において交互に形成され、また、スポーク保持孔15の回転軸O方向両側には、後述する副永久磁石片62をそれぞれ収容する一対の副永久磁石片用収容部16、16が形成されている。
主磁石部31は、厚さ方向(つまり、回転軸O方向)に磁化された略扇形板状の主永久磁石片61と、この主永久磁石片61を厚さ方向の両側から挟み込む1対の略扇形板状のヨーク部42,42とを備えて構成され、主永久磁石片61が一対のヨーク部42、42間に形成された主永久磁石片用収容部14に配置されて構成され、周方向で隣り合う主磁石部31,31の各主永久磁石片61,61は、磁化方向が互いに異方向となるように設定されている。
副磁石部32はそれぞれ回転軸O方向および径方向に直行する方向(略周方向)副永久磁石片用収容部に磁化された1対の副永久磁石片62、62がスポーク保持孔15の幅方向両側に形成された副永久磁石片用収容部16、16に配置されて構成され、回転軸O方向で対向する1対の副永久磁石片62、62は互いに磁化方向が異方向とされている。
また、主磁石部31を介して周方向で対向する1対の副永久磁石片62、62同士は、互いに磁化方向が異方向とされている。そして、回転軸O方向の一方側に配置された1対の副永久磁石片62、62同士は、回転軸O方向に磁化された主永久磁石片61の一方側の磁極と同極の磁極を対向させ、回転軸O方向の他方側に配置された1対の副永久磁石片62、62同士は、回転軸O方向に磁化された主永久磁石片61の他方側の磁極と同極の磁極を対向させるように配置されている。
つまり、図5に示すように、例えば回転軸O方向の一方側がN極かつ他方側がS極とされた主永久磁石片61に対して、回転軸O方向の一方側においてヨーク部42を周方向の両側から挟み込む1対の副永久磁石片62、62は、互いのN極が周方向で対向するように配置され、回転軸O方向の他方側においてヨーク部42を周方向の両側から挟み込む1対の副永久磁石片62、62は、互いのS極が周方向で対向するように配置されている。 これにより、所謂永久磁石の略ハルバッハ配置による磁束レンズ効果により主永久磁石片61および各副永久磁石片62、62の各磁束が収束し、各ステータ12,12に鎖交する有効磁束が相対的に増大するようになっている。
ここで本実施形態のロータコア13について図6及び図7を参照してより詳細に説明する。
ロータコア13を構成する各分割コア13A、13Bは周方向に複数配置された略扇形形状のヨーク部42,…,42と、周方向で隣り合うヨーク部42、42の回転軸O方向外側を連結する外側連結部43,…,43と、隣り合うヨーク部42、42間の一部から軸方向内側に突出するスポーク保持部50と、を備えて構成されている。
各ヨーク部42の回転軸O方向外側の周方向両端部にはテーパ状に切り欠かれたテーパ部42a、42aが形成され、周方向で隣り合うヨーク部42、42のテーパ部42a、42a同士が外側連結部43で連結されている。また、各ヨーク部42の回転軸O方向内側の周方向両端部にはヨーク部42の周方向長さを短くするように段状に切り欠かれた段部42b、42bが形成されている。
スポーク保持部50は、周方向で隣り合うヨーク部42、42間の径方向に部分的に設けられ、隣り合う段部42b、42bを連結する内側連結部51と、内側連結部51の周方向両端部から回転軸O方向内側に突出する一対の突出部52、52と、一対の突出部52、52の先端を連結する先端連結部53と、を備えて構成され、突出部52と先端連結部53との隅部にはテーパ状に切り欠かれたテーパ部54、54が形成されている。なお、先端連結部53の幅(軸方向長さ)は段部24bの幅(軸方向長さ)より僅かに長く形成されている。このように構成されたスポーク保持部50には、内側連結部51と、一対の突出部52、52と先端連結部53とにより囲繞された略正方形状のスポーク保持孔15が形成されている。また、周方向で隣り合うヨーク部42、42と外側連結部43と内側連結部51で囲繞された空間は、副永久磁石片62を収容する副永久磁石片用収容部16となっている。
ロータコア13は、上述のように構成された分割コア13A、13Bを互いのスポーク保持部50、50が干渉しないように、且つ互いのスポーク保持孔15、15が径方向から見てほぼ重なるように対向配置されている。ここで、分割コア13Aを第1分割コア13A、分割コア13Bを第2分割コア13B、第1分割コア13Aのスポーク保持部50を第1スポーク保持部50a、第2分割コア13Bのスポーク保持部50を第2スポーク保持部50bとしてより具体的に説明する。また、説明のため、図6及び図7に描かれた周方向で隣り合うヨーク部42、42間の周方向位置を時計回りに順にA〜Fまで番号を付すとともに、外径側から内径側にロータコア13の径方向に4分割して領域a〜dとした。
第1分割コア13Aには、図6に示すように、Aの位置に最外径側の領域aに第1スポーク保持部50aが設けられ、Bの位置に最外径側から1つ目の領域bに第1スポーク保持部50aが設けられ、Cの位置に最外径側から2つ目の領域cに第1スポーク保持部50aが設けられ、Dの位置に最内径側の領域dに第1スポーク保持部50aが設けられ、以後、Eの位置から順に領域a、b、c、dと第1スポーク保持部50aが設けられている。
一方、第2分割コア13Bには、Aの位置に最外径側から2つ目の領域cに第2スポーク保持部50bが設けられ、Bの位置に最内径側の領域dに第2スポーク保持部50bが設けられ、Cの位置に最外径側の領域aに第2スポーク保持部50bが設けられ、Dの位置に最外径側から1つ目の領域bに第2スポーク保持部50bが設けられ、以後、Eの位置から順に領域c、d、a、bと第2スポーク保持部50bが設けられている。
図8は、ロータコア13の各位置(A〜D)における各層(第1〜4、5〜8、9〜12、13〜16層目)を周方向から見たものである。例えば、Aの位置では、第1分割コア13Aは第13〜16層目(図6及び図7における領域a)においてのみ第1スポーク保持部50aが形成され、第2分割コア13Bは第5〜8層目(図6及び図7における領域c)においてのみ第2スポーク保持部50bが形成されている。また、Bの位置では、第1分割コア13Aは第9〜12層目(図6及び図7における領域b)においてのみ第1スポーク保持部50aが形成され、第2分割コア13Bは第1〜4層目(図6及び図7における領域d)においてのみ第2スポーク保持部50bが形成されている。C,Dの位置でも同様に、図6及び図7と対応する位置の層に第1及び第2スポーク保持部50a、50bが形成されている。
そして、第1及び第2分割コア13A、13Bを対向配置することにより、図7に示すように、Aの位置に、第1分割コア13Aの第1スポーク保持部50aが最外径側の領域aの位置に設けられ、第2分割コア13Bの第2スポーク保持部50bが最外径側から2つ目の領域cの位置に設けられ、最外径側から1つ目の領域bと最内径側の領域dには空間が設けられている。また、Bの位置では、最外径側の領域aと最外径側から2つ目の領域cに空間が設けられ、以降、Cの位置では領域bとd、Dの位置では領域aとc、というようにE,F,…の位置では空間が領域bとd、領域aとcを交互に繰り返し設けられ、第1分割コア13Aのスポーク保持部50aと第2分割コア13Bのスポーク保持部50bは径方向に間欠的に設けられている。そして、径方向から見てほぼ重なった状態の第1分割コア13Aのスポーク保持部50aと第2分割コア13Bのスポーク保持部50bにスポーク35を装着することにより、第1分割コア13Aと第2分割コア13Bが一体に組みつけられてロータコア13が形成されている。
このように構成されたロータコア13は、第1分割コア13Aのヨーク部42と第2分割コア13Bのヨーク部42間に主永久磁石片用収容部14が設けられ、主永久磁石片用収容部14の周方向両側に第1分割コア13Aの第1スポーク保持部50aと第2分割コア13Bの第2スポーク保持部50bが径方向に間欠的に設けられ、スポーク保持部50の回転軸O方向両側に、周方向で隣り合うヨーク部42、42間と外側連結部43を3方を囲まれた空間と、ヨーク部42、42間と外側連結部43と内側連結部51により4方を囲まれた空間と、ヨーク部42、42間と外側連結部43と先端連結部53により4方を実質的に囲まれた空間と、により形成された副永久磁石片用収容部16、16が設けられている。
ここで、主永久磁石片用収容部14の軸方向長さは後述する主永久磁石片61の厚さより僅かに短く設定されており、第1分割コア13Aと第2分割コア13Bを対向配置しただけでは第1スポーク保持部50aと第2スポーク保持部50bに形成されたスポーク保持孔15、15が完全には一致せず、軸方向に押圧することにより互いのスポーク保持孔15、15が一致しスポーク35が挿入されるように構成されている。このとき、図5に示すように、一方の分割コア13A(13B)のスポーク保持部50a(50b)の先端連結部53が他方の分割コア13B(13A)の段部42bに入り込んだ状態で副永久磁石片62を外側連結部43とで挟持する。即ち、組付け時における外側連結部43と先端連結部53との隙間が副永久磁石片62の厚さと略同等に設定されている。また、一方の分割コア13A(13B)のスポーク保持部50a(50b)のテーパ部54、54と他方の分割コア13B(13A)の段部42b、42bとの間には所定の隙間が形成され、これにより一方の分割コア13A(13B)と他方の分割コア13B(13A)は接触しないように構成されている。
次に、本発明のアキシャルギャップ型モータ10のロータ11の製造方法について説明する。なお、磁性板40の幅方向がロータ11の回転軸O方向であり、磁性板40の長手方向がロータ11の周方向である。
図9(a)に示すように、例えばプレス成型機を用いてテープ状の電磁鋼板からなる磁性板40の幅方向一方を所定の間隔で略台形状に打ち抜いてテーパ部42a、42aを形成する。また、幅方向他方に、幅広の段部42b、42bを有し副永久磁石片収容部16を構成する矩形状の凹部44と、スポーク保持部50a(50b)及び副永久磁石片収容部16を構成する孔部45と、を所定のパターンで打ち抜き形成する。そして、打ち抜き後の磁性板40を巻芯70上に仮止めして、巻芯70を回転させることで磁性板40が捲回される。なお、本実施形態においては、スポーク保持部50a(50b)は磁性板40を径方向に4層積層して構成されており4層を1つのパターンとするとともに、各パターンの中で凹部44とスポーク保持部50a(50b)とが所定のパターン(図9(a)では1つのスポーク保持部50a(50b)と3つの連続する凹部44)で打ち抜き形成されている。
磁性板40は渦巻状の巻芯70に捲回されるので、最内径側から一つ目、二つ目、三つ目、・・・と長手方向長さが長くなる。そのため、図9(a)において隣り合う外側連結部43、43の中心間距離をピッチPとすると、ピッチPは最内径側から一つ目、二つ目、三つ目、・・・と次第に大きくなるように設定されている。また、ヨーク部42は略扇形板状を有するため、ヨーク部42の長手方向長さも最内径側から一つ目、二つ目、三つ目、・・・と次第に大きくなるように設定されている。なお、図9(a)においては簡略化のため1〜4層目を全て同じ長手方向長さとして描いている。そして、所定の大きさに捲回された磁性板40の巻き始めと巻き終わりが巻芯70の中心から径方向において同じ位置で捲回を終了し、捲回された磁性板40の巻き始めと巻き終わりを溶接することで各分割コア13A(13B)が形成される。なお、溶接後、磁性板40の各層を接着してもよい。
このようにして同一形状に製造された分割コア13A、13Bのうちの一方の分割コア、例えば分割コア13Aのヨーク部42に主永久磁石片61を配置し、副永久磁石片用収容部16に副永久磁石片62を配置するとともに、他方の分割コア、例えば分割コア13Bの副永久磁石片用収容部16に副永久磁石片62を配置して反転させて、互いのスポーク保持部50a、50bが干渉しないように、分割コア13Bを押圧しながらスポーク保持孔15が径方向から見てほぼ重なるように組付ける。
このとき、主永久磁石片61が第1及び第2分割コア13A、13Bのヨーク部42、42間に挟持されるとともに、上述したように第2分割コア13Bの先端連結部53は第1分割コア13Aの副永久磁石片用収容部16に収容された副永久磁石片62に当接し、副永久磁石片62は先端連結部53と外側連結部43とで挟持される(図5参照)。同様に、第1分割コア13Aの先端連結部53は第2分割コア13Bの副永久磁石片用収容部16に収容された副永久磁石片62に当接し、副永久磁石片62は先端連結部53と外側連結部43とで挟持される。
そして、ロータコア13の内径側にシャフト部36を設け、外径側にリム部37を設け、リム部37のリム部側スポーク装着穴37aからスポーク35を挿入する。このとき、スポーク35の径方向中途部35cは間欠的に設けられた第1スポーク保持部50aと第2スポーク保持部50bに内嵌され、径方向内方側端部35aがシャフト部側スポーク装着穴36aに装着され、シャフト部36の内径側からナット38を螺合することによりスポーク35がシャフト部36に固定される。このようにして、ロータコア13がロータフレーム33内に収容され、ロータ11が製造される。
上述したように、本実施の形態によるアキシャルギャップ型モータ10によれば、周方向で隣り合う主永久磁石片用収容部14、14間に第1分割コア13Aの第1スポーク保持部50aと、第2分割コア13Bの第2スポーク保持部50bが径方向に間欠的に設けられ、第1及び第2スポーク保持部50a、50bにロータフレーム33のスポーク35が装着されることにより、第1及び第2分割コア13A、13Bが一体に組みつけられてロータコア13が形成される。これにより、第1及び第2分割コア13A、13Bが軸方向から互いに主永久磁石片61を挟み込みスポーク35により第1及び第2分割コア13A、13Bが一体に形成されるので、主永久磁石片61が主磁石片用収容部14内に確実に保持されガタによる主永久磁石片61の摩耗及び騒音の発生を抑制することができる。また、ロータ11を補強するロータフレーム33の部材であるスポーク35を用いて第1及び第2分割コア13A、13Bを組み付けることができ、新たな部材を設けることなく部品点数の増加を抑制することができる。
また、周方向で隣り合う主永久磁石片用収容部14、14間に設けられた第1及び第2スポーク保持部50a、50bが径方向に間欠的に設けられるので、隣り合う主永久磁石片61,61間における磁束の短絡を抑制することができる。
また、本実施の形態によるアキシャルギャップ型モータ10によれば、対向配置した第1及び第2分割コア13A、13B間に形成された主永久磁石片用収容部14の軸方向長さが主永久磁石片61の厚さより僅かに短かく、一方の分割コア13A(13B)に主永久磁石片61を配置して他方の分割コア13B(13A)で挟み込み、押圧しながら第1スポーク保持部50aと第2スポーク保持部50bにスポーク35を装着することで、主永久磁石片61には軸方向に圧縮応力が作用し主永久磁石片用収容部14内により確実に保持されガタによる磁石の摩耗及び騒音の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態によるアキシャルギャップ型モータ10によれば、第1及び第2スポーク保持部50a、50の先端にテーパ部54、54が設けられ対向する分割コア13B(13A)と接触しないように構成されることにより、スポーク保持部50を介して磁束が短絡するのを抑制することができる。
また、本実施の形態によるアキシャルギャップ型モータ10によれば、第1及び第2分割コア13A、13Bが同一形状を有するので、同一の型で所定の打ち抜きを行うことができ、容易に製造することができる。さらに、第1及び第2分割コア13A、13Bは磁性板40に4つのパターンを所定の間隔で形成し捲回することで形成されるので、製造工程を簡略化することができる。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、第1及び第2分割コア13A、13Bにスポーク保持部50を形成するパターンは上記実施形態に限定されず、第1スポーク保持部50aと第2スポーク保持部50bが径方向に間欠的に設けられている限りランダムに配置されていてもよく、図10に示すように、周方向で隣り合う全てのヨーク部42、42間の全ての領域dの位置に第1分割コア13Aの第1スポーク保持部50aを形成し、周方向で隣り合う全てのヨーク部間の全ての領域bの位置に第2分割コア13Bの第2スポーク保持部50bを形成してもよい。
なお、本実施形態においては、ロータコア13は16層からなり、スポーク保持部50を4層として簡略化したが、これに限定されるものではない。また、ロータコア13を径方向に4等分してスポーク保持部50を設けたが、スポーク保持部が径方向に間欠的に設けられている限りより細分化することもできる。
また、本実施形態においては、回転軸O方向の何れか一方側にのみステータ12を備えてもよいし、副磁石部32は回転軸O方向の何れか一方側にのみに副永久磁石片62を備えてもよい。
また、本発明のアキシャルギャップ型モータは、略ハルバッハ型に限らず、副磁石部32に副永久磁石片62の代わりに非磁性体を配設してもよい。
10 アキシャルギャップ型モータ
11 ロータ
12 ステータ
13 ロータコア
13A 第1分割コア
13B 第2分割コア
14 主永久磁石片用収容部
15 スポーク保持孔
16 副永久磁石片用収容部
33 ロータフレーム
35 スポーク
36 シャフト部
37 リム部
40 テープ状の磁性板
42 ヨーク部
43 外側連結部
50 スポーク保持部
50a 第1スポーク保持部
50b 第2スポーク保持部
54 テーパ部(切り欠き部)
61 主永久磁石片(磁石片)
62 副永久磁石片
O 回転軸

Claims (6)

  1. 回転軸方向に着磁され周方向に配置された複数の磁石片と、それぞれテープ状の磁性板を捲回して構成された第1及び第2分割コアからなり前記第1及び第2分割コア間に前記磁石片を保持する複数の磁石片用収容部を有するロータコアと、周方向に所定の間隔で配置されて径方向に延びる複数のスポークと、前記複数のスポークの内径側及び外径側にそれぞれ設けられるシャフト部及びリム部とを有し、前記磁石片を前記磁石片用収容部に保持した前記ロータコアを収容するロータフレームと、を備え、回転軸周りに回転可能な
    ロータと、
    回転軸方向の少なくとも一方側から前記ロータに対向配置されるステータと、を備えるアキシャルギャップ型モータであって、
    前記ロータコアには、前記第1分割コアの第1スポーク保持部と、前記第2分割コアの第2スポーク保持部が周方向で隣り合う前記磁石片用収容部間に径方向に間欠的に設けられ、
    前記第1及び第2スポーク保持部に前記スポークが装着されることにより、前記第1及び第2分割コアが一体に組みつけられて前記ロータコアが形成される、
    ことを特徴とするアキシャルギャップ型モータ。
  2. 前記第1及び第2分割コアを対向配置することにより前記第1及び第2分割コア間に形成される前記磁石片用収容部の軸方向長さが前記磁石片の厚さより僅かに短い、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型モータ。
  3. 前記第1分割コアの前記第1スポーク保持部の先端隅部に、前記第2分割コアとの接触を避けるように切り欠き部が設けられ、
    前記第2分割コアの前記第2スポーク保持部の先端隅部に、前記第1分割コアとの接触を避けるように切り欠き部が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のアキシャルギャップ型モータ。
  4. 前記第1及び第2分割コアは同一形状を有し、
    前記第1及び第2分割コアの一方を反転させるとともに前記第1及び第2スポーク保持部が干渉しないように位相をずらして対向させる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアキシャルギャップ型モータ。
  5. 前記第1及び第2分割コアは前記磁性板に4つのパターンを所定の間隔で形成し捲回することで形成される、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアキシャルギャップ型モータ。
  6. 回転軸方向に着磁され周方向に配置された複数の磁石片と、第1及び第2分割コアからなり前記第1及び第2分割コア間にそれぞれ前記磁石片を保持する複数の磁石片用収容部を有するロータコアと、周方向に所定の間隔で配置されて径方向に延びる複数のスポークと、前記複数のスポークの内径側及び外径側にそれぞれ設けられるシャフト部及びリム部とを有し、前記磁石片を前記磁石片用収容部に保持した前記ロータコアを収容するロータフレームと、を備え、回転軸周りに回転可能なロータと、
    回転軸方向の少なくとも一方側から前記ロータに対向配置されるステータと、を備えるアキシャルギャップ型モータの製造方法であって、
    所定のパターンで打ち抜かれたテープ状の磁性板を捲回してそれぞれ軸方向に突出する第1及び第2スポーク保持部を有する前記第1及び第2分割コアを形成し、
    前記第1及び第2分割コアの一方に前記複数の磁石片を配置して、前記第1スポーク保持部と前記第2スポーク保持部が周方向で隣り合う前記磁石片間に径方向に間欠的に配置されるように他方の分割コアで前記複数の磁石片を挟み、
    前記第1スポーク保持部と前記第2スポーク保持部に前記スポークを装着して、前記第1及び第2分割コアを一体に組みつける、
    ことを特徴とするアキシャルギャップ型モータの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105515242A (zh) * 2016-01-13 2016-04-20 西安交通大学 一种内置式盘式电动机转子
WO2022064614A1 (ja) * 2020-09-24 2022-03-31 三菱電機株式会社 界磁子および界磁子を備えた電動機

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