JP2010177755A - 連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム - Google Patents

連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010177755A
JP2010177755A JP2009015287A JP2009015287A JP2010177755A JP 2010177755 A JP2010177755 A JP 2010177755A JP 2009015287 A JP2009015287 A JP 2009015287A JP 2009015287 A JP2009015287 A JP 2009015287A JP 2010177755 A JP2010177755 A JP 2010177755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
individual
contact
storage unit
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009015287A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5293222B2 (ja
Inventor
Hirotsugu Takigawa
博嗣 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009015287A priority Critical patent/JP5293222B2/ja
Publication of JP2010177755A publication Critical patent/JP2010177755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5293222B2 publication Critical patent/JP5293222B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】連絡システムにおいて、個人情報を公開することなく、連絡対象者の内の特定の人物と連絡をとれるようにする。
【解決手段】記憶装置12には、連絡対象者に付与されている個別IDに関連付けて連絡対象者の電話番号が登録されている。サーバ11は、交換機13を介して接続されている電話機(発信元電話機)から連絡先とする個別IDが送られてくると、この個別IDに関連する電話番号を記憶装置12から検索する。そして、検索した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を交換機13に対して指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の地域の住人が、事故、事件、災害などの発生時に連絡事項を伝達するために利用する連絡システムに関する。
マンション、団地、町内などの特定の地域で、事件、事故、災害などが発生した場合、自衛手段として、自治会長やマンション理事長を中心に避難、注意の呼びかけや安否確認を行うことが望まれる。しかし、呼びかけを行うための連絡網を作成するとき、個人情報の取り扱いが問題になり、連絡網が作成できない場合がある。
このような問題を解決するため、次のような技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されている技術は、連絡対象者を識別するID毎に電話番号が登録された連絡対象者テーブルを備えている。そして、連絡事項が発生した場合には、連絡対象者テーブルに登録されている全てのIDを対象にして、サーバが連絡事項の重要度に応じた連絡網テーブルであってID毎に連絡順が登録された連絡網テーブルを作成し、この連絡網テーブルに登録されている順番で通信を転送するようにしている。従って、特許文献1に記載されている技術によれば、個人情報を公開することなく、全ての連絡対象者に連絡事項を伝えることができる。
特開2007−251599号公報
ところで、災害や事故の発生時には、自治会長やマンション理事長など特定の人物を選択して連絡を取りたい場合がある。しかし、特許文献1に記載されている技術は、連絡網テーブルに登録されている順番で通信を転送するだけであるので、特定の人物と連絡を取り合うことができないという問題がある。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、個人情報を公開することなく、連絡対象者の内の特定の人物と連絡を取ることができる連絡システムを提供することにある。
本発明にかかる第1の連絡システムは、
サーバと、交換機と、連絡対象者記憶部とを備え、
前記連絡対象者記憶部には、連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号が登録され、
前記サーバは、前記交換機を介して自サーバと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索し、該検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する接続手段を備える。
本発明にかかるサーバは、
サーバと、交換機と、連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号が登録された連絡対象者記憶部とから構成される連絡システムの構成要素であるサーバであって、
前記交換機を介して自サーバと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索し、該検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する接続手段を備える。
本発明にかかる連絡方法は、
連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号を登録した連絡対象者記憶部が接続されたサーバが、交換機を介して自サーバと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索する第1のステップと、
前記サーバが、前記第1のステップで検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する第2のステップとを含む。
本発明にかかるプログラムは、
連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号が登録された連絡対象者記憶部を有するコンピュータに、
交換機を介して自コンピュータと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索する第1のステップと、
前記第1のステップで検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する第2のステップとを実行させる。
本発明によれば、個人情報を公開することなく、連絡対象者の内の特定の人物と連絡を取ることが可能になる。
本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。 記憶装置12の構成を示す図である。 連絡対象者記憶部121の内容例を示す図である。 優先連絡リスト記憶部122の構成例を示す図である。 接続状況記憶部123の構成例を示す図である。 安否状況記憶部124の内容例を示す図である。 サーバ11の構成例を示すブロック図である。 連絡システム1の利用開始時に行われる処理の一例を示すフローチャートである。 番号リスト更新手段114の処理例を示すフローチャートである。 優先連絡リスト作成手段113の処理例を示すフローチャートである。 連絡システム1を用いて連絡事項を伝達する際の処理例を示すフローチャートである。 安否状況情報の登録時の処理例を示すフローチャートである。 安否登録状況の確認時の処理例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施の形態は、連絡システム1と、位置情報システム2と、固定電話機3と、携帯電話機4と、Femto Cellと呼ばれる狭いエリアをカバーする無線基地局5とを備えている。
連絡システム1は、マンション、団地、町内の住民など、特定の地域の住民が事件や災害の発生時に連絡を取り合うために利用するシステムであり、サーバ11と、ディスク装置などの記憶装置12と、PBX(構内交換機)などの交換機13とから構成されている。
記憶装置12には、図2に示すように、連絡対象者記憶部121と、優先連絡リスト記憶部122と、接続状況記憶部123と、安否状況記憶部124と、番号リスト記憶部125とが設けられている。
連絡対象者記憶部121には、図3に示すように、連絡対象者の個別IDに関連付けて、連絡対象者の氏名、部屋番号(部屋No.)、電話番号およびカテゴリ情報が登録されている。連絡対象者に付与する個別IDはユニークなものであればどのようなものであっても構わないが、例えば、連絡対象者の部屋番号とすることができる。また、この例では、カテゴリ情報として、連絡対象者が河川付近に住んでいるか否かを示す情報と、幼児がいるか否かを示す情報とが登録されている。また、この例では、1つの個別IDに関連付けて、優先順位の高い順に電話番号を4個まで登録できるようになっている。
優先連絡リスト記憶部122には、図4に示すように、連絡対象者の個別ID及びそれと関連する電話番号を優先順位が高い順に並べた優先連絡リストが登録される。この優先連絡リストは、発信元電話機からアシスト機能の利用を要求するアシスト機能利用要求が送られてきたとき、サーバ11によって利用される。アシスト機能とは、アシスト機能利用要求を送ってきた発信元電話機に対して連絡対象者の電話機を優先順位が高い順に自動的に接続していく機能である。
接続状況記憶部123には、図5に示すように、連絡対象者の個別IDに関連付けて、接続状況情報と、発信元IDとが登録される。接続状況情報は、接続状況が「接続成功」「接続失敗(接続を試みたが接続に失敗)」「未接続(接続を試みていない)」の何れであるかを示す情報である。また、発信元IDは、発信者の個別IDである。
安否状況記憶部124には、図6に示すように、連絡対象者の個別IDに関連付けて世帯人数と安否確認人数とが登録される。
番号リスト記憶部125には、連絡対象者記憶部121に電話番号が登録されている携帯電話機の内、予め定められている地域(マンション内など)に滞在している携帯電話機の電話番号が登録されている。
交換機13は、サーバ11の電話番号である連絡網共通番号に対して発信した電話機とサーバとを接続する機能や、サーバ11と接続されている電話機(発信元電話機)から送られてきた個別IDや各種要求をサーバ11に渡す機能や、サーバ11によって指示された電話番号の電話機と発信元電話機とを接続する機能を有する。
サーバ11は、認証手段111と、接続手段112と、優先連絡リスト作成手段113と、番号リスト更新手段114と、安否状況管理手段115とを備えている。
認証手段111は、サーバ11に接続してきた発信者の正当性を認証する。
接続手段112は、交換機13を介して発信元電話機から接続したい相手の個別IDが送られてきた場合、連絡対象者記憶部121から上記個別IDに関連付けて登録されている電話番号を検索し、交換機13に対して上記電話番号の電話機と上記発信元電話機との接続を指示する。なお、1個の個別IDに関連付けて複数の電話番号が登録されている場合は、未選択の電話番号の内で最も優先順位の高い電話番号を選択し、交換機13に対して選択した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を指示するという処理を、発信元電話機との接続に成功するまで行う。また、接続手段112は、交換機13を介して発信元電話機から、アシスト機能の利用を要求するアシスト機能利用要求が送られてきた場合は、優先順位の高い連絡対象者から順番に上記発信元電話機と接続するため、優先連絡リスト記憶部122に登録されている優先連絡リストから優先順位の高い順に電話番号を取り出し、交換機13に対して上記取り出した電話番号の電話機と上記発信元電話機との接続を指示する。
優先連絡リスト作成手段113は、交換機13を介して発信元電話機から優先すべきカテゴリを示すカテゴリ情報が送られてきた場合、連絡対象者記憶部121の内容と、番号リスト記憶部125の内容と、上記カテゴリ情報とに基づいて、連絡対象者記憶部121に登録されている連絡対象者の個別IDとそれと関連する電話番号を予め定められている規則に従って並べた優先連絡リストを作成し、優先連絡リスト記憶部122に格納する。
番号リスト更新手段114は、定期的に位置情報システム2に対して、連絡対象者記憶部121に電話番号が登録されている携帯電話機の位置情報を問い合わせる機能や、この問い合わせに応答して位置情報システム2から送られてきた位置情報に基づいて、マンション内など所定の地域内に存在する携帯電話機を検出し、その電話番号を番号リスト記憶部125に登録(上書き)する機能を有する。
安否状況管理手段115は、交換機13を介して発信元電話機から、安否状況情報の登録を要求する安否状況情報登録要求が送られてきた場合、世帯人数および安否確認人数の入力を促すアナウンスを流し、これに応答して入力された世帯人数および安否確認人数を、上記発信元電話機を利用している連絡対象者の個別IDに関連付けて安否状況記憶部124に登録する。なお、連絡対象者の個別IDは、発信元電話機の電話番号をキーにして連絡対象者記憶部121から検索するようにしても良いし、連絡対象者に発信元電話機から入力させるようにしても良い。更に、安否状況管理手段115は、交換機13を介して発信元電話機から、安否登録状況確認要求が送られてきた場合、接続状況記憶部123および安否状況記憶部124の内容に基づいて、連絡のとれなかった連絡対象者の個別ID、安否状況が未入力の連絡対象者の個別ID、および世帯人数と安否確認人数が一致しない連絡対象者の個別IDを音声案内する。
なお、サーバ11は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータを認証手段111、接続手段112、優先連絡リスト作成手段113、番号リスト更新手段114、および安否状況管理手段115として機能させるためのプログラムを記録したディスクなどの記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。これにより、コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御し、自コンピュータ上に認証手段111、接続手段112、優先連絡リスト作成手段113、番号リスト更新手段114、および安否状況管理手段115を実現する。
[実施の形態の動作の説明]
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。先ず、図8のフローチャートを参照して連絡システム1の利用開始時の動作について説明する。
連絡システム1を利用して連絡すべき連絡事項が発生すると、連絡網利用者は、連絡網共通番号(サーバ11の電話番号)に発信する(図8のステップS801)。これにより、連絡網利用者の電話機(発信元電話機)は、交換機13を介してサーバ11と接続される。
サーバ11では、発信元電話機が接続されると、認証手段111を利用して発信者を認証する。具体的には、連絡対象者記憶部121を参照し、発信元電話機の電話番号(発信者番号)が登録されていれば、認証成功とする(ステップS802)。発信者番号が登録されていない場合は、発信元電話機にパスワードの入力を促すアナウンスを流し、正しいパスワードが入力された場合は、認証成功とする(ステップS811、S812)。なお、正しいパスワードが入力されなかった場合は、発信元電話機に対してその旨をアナウンスした後、発信元電話機との回線を切断することを交換機13に対して指示する(ステップS813、S814)。
認証に成功すると、サーバ11は、接続手段112を用いて発信元電話機に対して、「接続先の個別ID、アシスト機能利用要求、安否状況情報登録要求、もしくは安否登録状況確認要求の内の何れかを入力して下さい」といったアナウンスを流す。このアナウンスを聞いた発信者は、管理者の個別IDをテンキーなどを用いて入力する(ステップS803)。入力された管理者の個別IDは、交換機13を介してサーバ11へ送られる。
サーバ11内の接続手段111は、発信元電話機から管理者の個別IDが送られてくると、連絡対象者記憶部121から上記個別IDに関連付けて登録されている電話番号を検索する。そして、検索した電話番号の中から、未選択の電話番号であって且つ最も優先順位が高い電話番号を選択し、選択した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を交換機13に対して指示するという処理を、接続に成功するまで繰り返し行う(ステップS804)。
管理者の電話機との接続に成功すると(ステップS805がYes)、「連絡事項を聞いた後、連絡事項の内容に応じて優先すべきカテゴリを決定し、そのカテゴリを示すカテゴリ情報を入力して下さい」といったアナウンスを流す。これにより、管理者は、連絡事項の内容に応じて優先すべきカテゴリを決定し、そのカテゴリを示すカテゴリ情報を入力する(ステップS806)。例えば、優先するカテゴリが「河川付近」であればキー「#」「1」を操作し、「幼児あり」であればキー「#」「2」を操作する。なお、カテゴリとキーとの対応関係を、サーバ11からアナウンスするようにしても良い。
接続手段112は、カテゴリ情報が送られてくると、接続状況記憶部123に登録されている接続状況情報を全て「未接続」に変更すると共に、発信元IDを全て削除する。その後、接続手段112は、管理者の個別IDに関連付けて登録されている接続状況情報を「接続成功」に変更する共に、上記個別IDに関連付けて発信元IDとして発信者の個別IDを登録する。更に、接続手段112は、受信したカテゴリ情報を優先連絡リスト作成手段112に渡し、優先連絡リストの作成を指示する(ステップS807)。なお、優先連絡リストの作成方法は、後で詳しく説明する。
これに対して、管理者の電話機との接続に失敗した場合(ステップS805がNo)は、接続手段112は管理者に接続できない旨のアナウンスを流す(ステップS808)。そして、このアナウンスを聞いた発信者は、優先すべきカテゴリを示すカテゴリ情報を入力する(ステップS809)。これにより、接続手段111は前述したステップS807の処理を行うと共に、発信者の電話番号を、管理者の最も優先順位の低い電話番号として臨時に連絡対象者記憶部121に追加登録する(ステップS810)。管理者の個別IDに対応して電話番号が既に4つ登録されている場合は、優先順位が最も低いものと発信者の電話番号とを入れ替える。
次に、図9及び図10のフローチャートを参照して優先連絡リストの作成に関連する処理を説明する。
優先連絡リストを作成する際には、番号リスト記憶部125を利用するので、先ず、図9を参照して番号リスト記憶部125に対する更新処理を行う番号リスト更新手段114の動作について説明する。
番号リスト更新手段114は、定期的に位置情報システム2に対して、連絡対象者記憶部121に電話番号が登録されている携帯電話機の位置情報を問い合わせる(ステップS901)。位置情報システム2は、問い合わせのあった各携帯電話機の電話番号とその位置情報との対をサーバ11へ返却する。本実施の形態では、位置情報として携帯電話機が滞在しているFemto CellのFemto Cell番号が返却されるとする。
番号リスト更新手段114は、記憶装置12に登録されている、マンション内に存在するFemto CellのFemto Cell番号が載ったリスト(図示せず)と、返却されたFemto Cell番号と電話番号との対に基づいて、マンション内など予め定められている特定地域に滞在していると判断される携帯電話機を検出する(ステップS902)。より具体的には、対に含まれているFemto Cell番号で上記リストを検索し、上記リストに上記Femto Cell番号が含まれている場合は、そのFemto Cell番号と対になっている電話番号の携帯電話機は、特定地域に滞在していると判断する。その後、検出した携帯電話機の電話番号を番号リスト記憶部125に登録する(ステップS903)。従って、番号リスト記憶部125には、最新の問い合わせ時に特定地域に滞在していた携帯電話機の電話番号が登録されていることになる。
次に、図10のフローチャートを参照して、実際に優先連絡リストを作成する優先連絡リスト作成手段113の動作について説明する。
優先連絡リスト作成手段113は、接続手段112からカテゴリ情報が渡されて優先連絡リストの作成が指示されると、連絡対象者記憶部121に登録されている個別IDを下記の3つのグループA〜Cに分類する(ステップS1001)。
・グループA…関連付けて登録されている電話番号が、全て固定電話機の電話番号だけである個別ID。電話番号が固定電話機の電話番号か否かの判断は、例えば、電話番号にそれが固定電話機の電話番号であるのか否かを示す情報を付加しておき、この情報に基づいて行う。
・グループB…番号リスト記憶部125に登録されている携帯電話機の電話番号(最新の問い合わせ時に特定地域に滞在していたと判断される携帯電話機の電話番号)に関連付けて登録されている個別ID。
・グループC…グループA,Bに分類されない個別ID。
次に、優先連絡リスト作成手段113は、グループA〜C毎に、接続手段112から渡されたカテゴリ情報によって示されるカテゴリに属する個別IDを優先的に並べたリストを作成する(ステップS1002)。例えば、接続手段112から渡されたカテゴリ情報が「幼児あり」を示すものであり、連絡対象者記憶部121の内容が図3に示すものである場合は、個別ID「103、104、201」が優先的に並べられる。
その後、優先連絡リスト作成手段113は、各グループA〜Cのリストをその順番で優先連絡リスト記憶部122に格納する(ステップS1003)。そして、最後に連絡対象者記憶部121から各個別IDに関連する電話番号を検索し、検索した電話番号を個別IDと関連付けて優先連絡リスト記憶部122に登録する(ステップS1004)。
ここで、優先連絡リストに従って連絡を取るようにした場合には、先ず固定電話機の電話番号しか登録されていない連絡対象者と連絡が取られ、次にマンション内など予め定められた特定地域内に滞在している携帯電話機を所有している連絡対象者と連絡が取られ、最後に上記以外の連絡対象者と連絡が取られることになる。つまり、特定地域に滞在している可能性が高い連絡対象者から順番に連絡が取られることになる。このような順番で連絡を取るようにしているのは、連絡システム1は、マンション内など特定地域の住人が事故、事件、災害などの発生時に連絡を取り合うシステムであり、特定地域に滞在している連絡対象者ほど緊急に連絡することが必要になるからである。
次に、図11のフローチャートを参照して管理者が連絡事項を連絡対象者に連絡する場合の動作を説明する。なお、この時点では、既に図8のフローチャートに示す処理が行われ、優先連絡リスト記憶部122に、優先連絡リストが格納されているとする。
管理者は連絡事項を連絡する場合、先ず、連絡網共通番号に発信する(ステップS1101)。これにより、管理者の電話機(発信元電話機)は、交換機13を介してサーバ11に接続される。
サーバ11は、発信元電話機が接続されると、認証手段111を利用した認証処理を行う(ステップS1102、S1123〜S1126)。この認証処理は、前述した図8のステップS801、S811〜S814で行う処理と同様の処理である。
サーバ11は、認証に成功すると、接続手段112を用いて発信元電話機に対し「接続先の個別ID、アシスト機能利用要求、安否状況情報登録要求、もしくは安否登録状況確認要求の内の何れかを入力して下さい」といったアナウンスを流す。このアナウンスを聞いた管理者は、今は連絡対象者への連絡なので、発信元電話機に設けられているテンキーや機能キーを利用して、連絡対象者の個別ID若しくはアシスト機能利用要求を入力する(ステップS1103)。入力された個別ID若しくはアシスト機能利用要求は、交換機13を介してサーバ11へ送られる。
サーバ11内の接続手段112は、個別IDが送られてきたのか、アシスト機能利用要求が送られてきたのかによって処理を切り分ける(ステップS1104)。
アシスト機能利用要求が送られてきた場合は、先ず、優先連絡リスト記憶部122に登録されている個別IDの内、最も優先順位が高い個別IDに注目する(ステップS1105)。後述するように、接続に成功した個別IDに関する情報(個別IDとそれに関連付けて登録されている電話番号)は、優先連絡リスト記憶部122から削除され、接続を試みたが接続に失敗した個別IDに関する情報は、優先順位を最下位にされる(リストの末尾に付け替えられる)ので、ステップS1105では、優先連絡リスト記憶部122の先頭に格納されている個別IDに注目することになる。
その後、注目中の個別IDに関連付けて登録されている電話番号の中から、未選択の電話番号であって且つ最も優先順位が高い電話番号を選択し、選択した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を交換機13に対して指示するという処理を、発信元電話機との接続に成功するまで繰り返し行う(ステップS1107)。
管理者は、相手方の電話機と接続されると、相手方と通話し連絡事項を伝える(ステップS1108)。その後、管理者は所定のキー操作を行うことにより、サーバ11へ転送要求を送る。サーバ11内の接続手段112は、転送要求が送られてくると、交換機13に上記相手方電話機との間の回線を切断することを指示する(ステップS1109)。その後、接続手段112は、注目中の個別IDについての接続記録を接続状況記憶部123に残し(注目中の個別IDに対応付けて登録されている接続状況情報を「接続成功」に変更すると共に、発信元IDとして発信者である管理者の個別IDを登録する)、更に、注目中の個別ID及びそれに関連付けて登録されている電話番号を優先連絡リスト記憶部122から削除する(ステップS1110、S1111)。但し、個別IDに関連付けて登録されている全ての電話番号に対して接続を試みても接続できなかった場合は、上記個別IDの優先順位を最下位にする(リストの末尾に付け替える)と共に、接続状況記憶部123に上記個別IDについてのアテンプト記録を残す(上記個別IDに対応付けて登録されている接続状況情報を「接続失敗」に変更すると共に、発信元IDとして発信者である管理者の個別IDを登録する)。
その後、接続手段112は、ステップS1105の処理に戻り、前述した処理と同様の処理を行う。この処理は、発信者以外の他の全ての連絡対象者と連絡が取れるまで、繰り返し行われる。そして、全ての連絡対象者と連絡が取れると(ステップS1106がYes)、接続手段112は、アシスト機能利用要求を送信してきた発信元電話機(この例では、管理者の電話機)に対して、全ての連絡対象者へ連絡済みとアナウンスし、発信元電話機との間の回線を切断する(ステップS1112、S1113)。
一方、ステップS1104において、発信元電話機から個別IDが送られてきたと判断した場合は、接続手段112は、次のような処理を行う。
先ず、送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を連絡対象者記憶部121から検索する(1つ或いは複数の電話番号が検索される)。その後、検索した電話番号の中から、未選択の電話番号であって且つ最も優先順位が高い電話番号を選択し、選択した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を交換機13に対して指示するという処理を、発信元電話機との接続に成功するまで繰り返し行う(ステップS1114)。
そして、相手方の電話機と繋がると(ステップS1115がYes)、管理者は相手方と通話を行い、連絡事項を伝えた後、回線を切断する(ステップS1116、S1117)。回線が切断されると、接続手段112は、前述したステップS1110、S1111と同様の処理を行う(ステップS1118、S1119)。これに対して、相手方と繋がらなかった場合(ステップS1115がNo)は、接続手段112は、回線を切断し、その後、接続状況記憶部123に、相手方の個別IDに関するアテンプト記録を残すと共に、優先連絡リスト記憶部122中の上記個別IDの優先順位を最下位にする(ステップS1121、S1122)。
次に、図12のフローチャートを参照し、安否状況情報を登録する場合の動作を説明する。
安否状況情報を登録する場合、登録者は連絡網共通番号に発信する(ステップS1201)。これにより、サーバ11は、認証手段111を用いて前述したステップS1102、S1123〜1126と同様の認証処理を行う(ステップS1202、S1206〜S1209)。
サーバ11は、認証に成功すると、接続手段112を用いて発信元電話機に対し「接続先の個別ID、アシスト機能利用要求、安否状況情報登録要求、もしくは安否登録状況確認要求のうちのいずれかを入力して下さい」といったアナウンスを流す。このアナウンスを聞いた登録者は、発信元電話機に設けられているテンキーや機能キーを利用して、安否状況情報登録要求を入力する(ステップS1203)。入力された安否状況情報登録要求は、交換機13を介してサーバ11へ送られる。
サーバ11内の安否状況管理手段115は、安否状況情報登録要求が送られてくると、安否状況情報の登録方法をアナウンスし、登録者はアナウンスに従って安否状況情報を入力する(ステップS1204)。本実施の形態では、安否状況情報として世帯人数と、安否確認人数とを入力する。この安否状況情報は、交換機13を介してサーバ11へ送られる。
サーバ11内の安否状況管理手段115は、安否状況情報が送られてくると、それを発信者の個別IDに関連付けて安否状況記憶部124に登録する(ステップS1205)。なお、発信元電話機の電話番号が連絡対象者記憶部121に登録されている場合は、上記電話番号をキーにして連絡対象者記憶部121を検索して発信者の個別IDを得て、この個別IDに関連付けて安否状況情報を登録する。しかし、連絡対象者記憶部121に登録されていない場合は、連絡対象者記憶部121を検索しても、発信者の個別IDを得ることはできない。そこで、このような場合は、発信元電話機に対して「あなたの個別IDを入力して下さい」などのアナウンスを流して発信者の個別IDを入力させ、この個別IDに関連付けて安否状況情報を登録する。
次に、図13のフローチャートを参照して安否登録状況を確認する場合の動作を説明する。
安否登録状況を確認する場合は、発信者(例えば、管理者)は連絡網共通番号に発信する(ステップS1301)。これにより、サーバ11は、認証手段111を用いて前述したステップS1102、S1123〜1126と同様の認証処理を行う(ステップS1302、S1305〜S1308)。
サーバ11は、認証に成功すると、接続手段112を用いて発信元電話機に対し「接続先の個別ID、アシスト機能利用要求、安否状況情報登録要求、もしくは安否登録状況確認要求の内の何れかを入力して下さい」といったアナウンスを流す。このアナウンスを聞いた管理者は、発信元電話機に設けられているテンキーや機能キーを利用して、安否登録状況確認要求を入力する(ステップS1303)。この安否登録状況確認要求は、交換機13を介してサーバ11へ送られる。
サーバ11内の安否状況管理手段115は、安否登録状況確認要求が送られてくると、接続に成功していない個別ID(接続状態情報が「接続失敗」「未接続」となっている個別ID)、安否状況情報が未入力の個別ID、世帯人数と安否確認人数とが一致しない個別IDを、それぞれ音声案内する(ステップS1304)。この音声案内に基づいて、管理者は状況を把握することができる。なお、未接続の個別IDは、接続状況記憶部123を参照することにより求められ、安否状況情報未入力の個別IDや、世帯人数と安否確認人数とが一致しない個別IDは安否状況記憶部124を参照することにより求められる。また、ステップS1304で音声案内した未接続の個別IDなどをWebを用いて公開するようにしても良い。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のような変形も可能である。
サーバ11の認証手段111は、発信元電話機が携帯電話機であり且つその携帯電話機がマンション内など、予め定められている特定地域に滞在している場合には、その携帯電話機の電話番号が連絡対象者記憶部121に登録されておらず且つ正しいパスワードが入力されなかった場合であっても、認証成功とする。ここで、携帯電話機がマンション内などの特定地域に滞在しているか否かは、例えば、上記特定地域に配置されている無線基地局経由の発信であるか否かにより判定することができる。
このようにすることにより、例えば、マンションを訪問した訪問者が、マンションの異常や不審者などに気付いた場合、自身の携帯電話機を利用して連絡システム1と接続し、その旨を管理者などに伝えることが可能になる。なお、連絡システム1の電話番号や、管理者の個別IDなどは、マンション内の掲示板などから知ることができる。
また、上述した実施の形態では説明しなかったが、発信元電話機からの要求(グループ連絡機能利用要求)に従って、発信元電話機と特定の属性を有する連絡対象者の電話機とだけを順次自動的に接続するようにしてもよい。例えば、発信元電話機と、幼児がいる連絡対象者の電話機とだけを順次接続するようにしても良い。この場合は、発信者は、連絡をとりたい連絡対象者の属性として「幼児あり」を含んだグループ連絡機能利用要求をサーバ11に送信する。
サーバ11内の接続手段112は、発信元電話機から属性「幼児あり」を含んだグループ連絡機能利用要求が送られてくると、連絡対象者記憶部121から属性が「幼児あり」となっている、未選択の個別IDを1つ選択する。その後、選択した個別IDに関連付けて登録されている電話番号の中から未選択の電話番号であって且つ最も優先順位が高い電話番号を選択し、選択した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を交換機13に対して指示するという処理を、発信元電話機との接続に成功するまで、繰り返し行う。
発信者は、相手方の電話機と接続されると、連絡事項を伝え、その後、サーバ11に対して転送要求を送信する。これにより、サーバ11内の接続手段112は、交換機13に対して上記相手方の電話機との間の回線を切断することを指示し、その後、連絡対象者記憶部121から属性が「幼児あり」となっている、未選択の個別IDを選択し、上述した処理と同様の処理を行う。接続手段112は、この処理は、属性が「幼児あり」となっている全ての個別IDに対して行う。
このようにすることにより、特定の属性を有する連絡対象者のグループ内で連絡を取り合うことが可能になる。
〔実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、個人情報を公開することなく、連絡対象者の内の特定の人物と連絡を取ることが可能になる。その理由は、連絡対象者の個別IDに関連付けて連絡対象者の電話番号が登録された連絡対象者記憶部121と、発信元電話機から個別IDが送られてきたとき、連絡対象者記憶部121から上記個別IDに関連する電話番号を検索し、交換機13に対して検索した電話番号の電話機と発信元電話機との接続を指示する接続手段112とを備えているからである。
また、本実施の形態によれば、連絡対象者と連絡できる確率を高いものとすることができる。その理由は、連絡先の個別IDの関連付けて登録されている複数の電話番号を順次使用して連絡先との接続を試みるようにしているからである。
また、本実施の形態によれば、発生した事故、事件などの種類に応じて優先的に連絡すべき連絡対象者から順に連絡を取ることが可能になる。その理由は、指定されたカテゴリ(例えば「幼児あり」など)に属する個別IDへの連絡を優先的に行わせるための優先連絡リストを作成する優先連絡リスト作成手段113を備えているからである。
また、本実施の形態によれば、マンション内など特定地域に滞在している可能性が高い連絡対象者から優先的に連絡をとることができる。その理由は、連絡対象者記憶部121に電話番号が登録され、且つ予め定められている特定地域に滞在している携帯電話機を検出する番号リスト更新手段(検出手段)114と、番号リスト更新手段114によって検出された携帯電話機への連絡を優先的に行うための優先連絡リストを作成する優先連絡リスト作成手段113とを備えているからである。
また、本実施の形態によれば、事故や災害などの発生時に、適切な状況把握を行うことが可能になる。その理由は、接続に成功していない個別ID(連絡を取れていない個別ID)、安否状況情報が未入力の個別ID、世帯人数と安否確認人数とが一致しない個別IDを、それぞれ音声案内する安否状況管理手段115を備えているからである。
本発明は、災害/事故時におけるマンションや自治会での情報伝達や避難/安否状況の把握に利用できる。
1…連絡システム
11…サーバ
111…認証手段
112…接続手段
113…優先連絡リスト作成手段
114…番号リスト更新手段
115…安否状況管理手段
12…記憶装置
121…連絡対象者記憶部
122…優先連絡リスト記憶部
123…接続状況記憶部
124…安否状況記憶部
125…番号リスト記憶部
13…交換機
2…位置情報システム
3…固定電話機
4…携帯電話機
5…無線基地局(Femto Cell)

Claims (12)

  1. サーバと、交換機と、連絡対象者記憶部とを備え、
    前記連絡対象者記憶部には、連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号が登録され、
    前記サーバは、前記交換機を介して自サーバと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索し、該検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する接続手段を備えることを特徴とする連絡システム。
  2. 請求項1記載の連絡システムにおいて、
    前記接続手段は、前記発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号として複数の電話番号を検索した場合は、該検索した複数の電話番号の内の何れかの電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続に成功するまで、前記複数の電話番号の中から前記発信元電話機と接続させる電話機の電話番号を順次選択し、該選択した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示することを特徴とする連絡システム。
  3. 請求項1または2記載の連絡システムにおいて、
    前記サーバは、優先連絡リスト作成手段を更に備え、且つ、
    前記連絡対象者記憶部には、個別IDに関連付けて該個別IDが属するカテゴリを示すカテゴリ情報が更に登録され、
    前記優先連絡リスト作成手段は、前記連絡対象者記憶部に登録されている個別IDの内、指定されたカテゴリ情報によって示されるカテゴリに属する個別IDの優先順位を高くした優先連絡リストを作成し、
    前記接続手段は、前記発信元電話機から前記優先連絡リストを利用することが要求された場合は、前記優先連絡リストに載っている優先順位の高い個別IDから順番に、その個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索することを特徴とする連絡システム。
  4. 請求項1または2記載の連絡システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記連絡対象者記憶部に電話番号が登録され、且つ予め定められている特定地域に滞在している携帯電話機を検出する検出手段と、
    優先連絡リストの作成が要求された場合、前記連絡対象者記憶部に登録されている固有IDの内、前記検出手段によって検出された携帯電話機に関連付けて登録されている個別IDの優先順位を高くした優先連絡リストを作成する優先連絡リスト作成手段とを更に備え、且つ、
    前記接続手段は、前記発信元電話機から優先連絡リストを利用することが要求された場合は、前記優先連絡リストに載っている優先順位が高い個別IDから順番に、その個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索することを特徴とする連絡システム。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の連絡システムにおいて、
    連絡対象者の個別IDに関連付けて、接続状況が接続成功、接続失敗、または未接続であることを示す接続状況情報と、発信元IDとが登録される接続状況記憶部を更に備え、且つ、
    前記接続手段は、前記交換機に対して前記発信元電話機との接続を指示した電話機に関し、その電話機との接続に成功した場合は、その電話機の個別IDに関連付けて登録されている接続状況情報を接続成功に変更すると共に、前記個別IDに関連付けて発信元IDとして前記発信元電話機の個別IDを登録し、前記電話機との接続に失敗した場合は、前記電話機の個別IDに関連付けて登録されている接続状況情報を接続失敗に変更すると共に、前記個別IDに関連付けて発信元IDとして前記発信元電話機の個別IDを登録することを特徴と連絡システム。
  6. 請求項5記載の連絡システムにおいて、
    安否状況記憶部を更に備え、且つ、
    前記サーバは、安否状況情報の登録要求元の電話機から送られてきた安否状況情報を発信者の固有IDに関連付けて前記安否状況記憶部に登録する安否状況管理手段を更に備えたことを特徴とする連絡システム。
  7. 請求項6記載の連絡システムにおいて、
    前記安否状況情報は、世帯人数と安否確認人数とを含むことを特徴とする連絡システム。
  8. 請求項7記載の連絡システムにおいて、
    前記安否状況管理手段は、安否登録状況の確認要求元の電話機から送られてきた安否登録状況確認要求に応答して、前記接続状況記憶部および前記安否状況記憶部の内容に応じた音声案内を行うことを特徴とする連絡システム。
  9. 請求項8記載の連絡システムにおいて、
    前記音声案内は、接続に成功していない固有IDと、安否状況情報が未入力の個別IDと、世帯人数と安否確認人数とが一致していない個別IDとをそれぞれ音声により案内するものであることを特徴とする連絡システム。
  10. サーバと、交換機と、連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号が登録された連絡対象者記憶部とから構成される連絡システムの構成要素であるサーバであって、
    前記交換機を介して自サーバと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索し、該検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する接続手段を備えることを特徴とするサーバ。
  11. 連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号を登録した連絡対象者記憶部が接続されたサーバが、交換機を介して自サーバと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索する第1のステップと、
    前記サーバが、前記第1のステップで検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する第2のステップとを含むことを特徴とする連絡方法。
  12. 連絡対象者の個別IDに関連付けて前記連絡対象者の電話番号が登録された連絡対象者記憶部を有するコンピュータに、
    交換機を介して自コンピュータと接続されている発信元電話機から送られてきた個別IDに関連付けて登録されている電話番号を前記連絡対象者記憶部から検索する第1のステップと、
    前記第1のステップで検索した電話番号の電話機と前記発信元電話機との接続を前記交換機に対して指示する第2のステップとを実行させるためのプログラム。
JP2009015287A 2009-01-27 2009-01-27 連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5293222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009015287A JP5293222B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009015287A JP5293222B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010177755A true JP2010177755A (ja) 2010-08-12
JP5293222B2 JP5293222B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=42708314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009015287A Expired - Fee Related JP5293222B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5293222B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9313325B2 (en) 2012-01-23 2016-04-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Telephone transmission system, telephone transmission server and display unit

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169875A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Yunikonsaru Kk 緊急連絡カード、緊急連絡用シール、緊急連絡システム
JP2009049874A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Fujitsu Ltd 連絡網運営サーバ、連絡網システム、連絡網構築方法、及び連絡網構築プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169875A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Yunikonsaru Kk 緊急連絡カード、緊急連絡用シール、緊急連絡システム
JP2009049874A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Fujitsu Ltd 連絡網運営サーバ、連絡網システム、連絡網構築方法、及び連絡網構築プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9313325B2 (en) 2012-01-23 2016-04-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Telephone transmission system, telephone transmission server and display unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP5293222B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10897695B2 (en) Personal security system
KR101042058B1 (ko) 전화 장치 및 전화 장치의 제어 방법
CN101159778B (zh) 一种基于虚拟号码进行多媒体通信的系统
JP2005508558A (ja) 要求マッチングシステムおよび方法
CN101529833A (zh) 供接收者稍后进行获取的数据消息的存储
JP2013005205A (ja) 悪質電話防止装置、悪質電話防止システム
JP2007110616A (ja) 通信方法および通信装置
JP4433171B2 (ja) 電話番号変更通知方法および電話番号変更通知システム
WO2014000210A1 (zh) 一种呼叫转接的方法、装置和系统
CN101646102B (zh) 电话业务
KR101514751B1 (ko) 주변 지인 알림 방법 및 이를 적용한 모바일 단말기
JP5293222B2 (ja) 連絡システム、サーバ、連絡方法及びプログラム
JP3862154B2 (ja) 通信仲介システム
JP5715897B2 (ja) 着信時情報提供装置
JP5463887B2 (ja) 通信端末
JP5503628B2 (ja) データベース装置およびグループ間電話サービス提供システム
JP6390940B2 (ja) 安否確認システム
JP2004343492A (ja) 留守番電話装置および留守番電話制御方法
KR20150136411A (ko) 문안 콜 서비스 방법 및 시스템
JP5266144B2 (ja) 複数端末通話システム、複数通話提供装置、複数端末通話方法及び複数端末通話プログラム
JP4100143B2 (ja) 移動通信端末における自動通知方法及び移動通信端末
CN102685336B (zh) 融合地址簿业务的处理方法及装置
EP2120414B1 (en) Method and communication system for managing location information
KR20120009777A (ko) 휴대용 단말기에 저장된 전화번호를 이용한 소셜 네트워크 서비스 방법 및 이러한 방법을 제공하는 장치
JP4182495B2 (ja) 通信仲介システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111208

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20120712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees