JP2010177400A - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents

バイポーラトランジスタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】最終的なコレクタを薄層化しつつ、広い線幅のSiO細線を例とする絶縁物細線の埋め込みを可能にし、低消費電力での超高速動作が可能なバイポーラトランジスタの製造方法を提供すること。
【解決手段】半絶縁性基板1上にサブコレクタ層2を形成する工程と、サブコレクタ層2上に絶縁物3の細線を形成する工程と、サブコレクタ層2および絶縁物3の細線を覆うコレクタ層4を形成する工程とを有するバイポーラトランジスタの製造方法において、前記サブコレクタ層2および絶縁物3の細線を覆うコレクタ層4を形成する工程は、コレクタ層2の表面をエッチングする工程を含むことを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明はバイポーラトランジスタの製造方法に関する。
InP系ヘテロ接合バイポーラトランジスタは、現在最高の遮断周波数が報告されている高速トランジスタであるが、その高速性は、サイズ縮小による高電流密度化と走行時間縮小に依存している。
しかしながら、エミッタ端を極端に縮小すると、ベースコンタクトを取ったベース下の寄生容量が無視できなくなり、逆に低速化する。そこでベース下の寄生容量を低減するために、ベース電極下のInPの下にSiO細線を埋め込む図3に示す構造が提案され(下記非特許文献1参照)、バイポーラトランジスタおよびその製造方法として、すでに特許出願されている(下記特許文献1、2参照)。
特願2005−334991号公報 国際出願PCT/JP2006/322875号公報
Y. Miyamoto, M. Ishida, T. Yamamoto, T. Miura, and K. Furuya, "InP buried growth of SiO2 wires toward reduction of collector capacitance in HBT", J. Cryst. Growth, 298, 867-870 (2007) S. Arakawa, et al., IPRM '01, pp. 71-74
現在最高速動作が報告されているInP系ヘテロ接合バイポーラトランジスタのコレクタ層厚は 50nm程度である。また、ベース電極コンタクトには、少なくともコンタクト特性長程度の幅が必要である。また、ベースのアイソレーションのための幅も必要である。したがって、ある程度の細線幅は必須である。
提案されている手法において、SiO細線を埋め込む際に、図4に示す横方向の選択成長を用いており、広い線幅のSiO細線を埋め込むためには、厚いInP層をSiO細線上に成長する必要がある。図5に示す実験例では、310nm幅のSiO細線を埋め込む為に 180nmのInP層が必要であった。しかしながら、このSiO細線上のInP層は同時にコレクタ層となることから、高速動作の為にコレクタ層を薄くする必要がある場合は、SiO細線の幅を狭くする必要があり、このような競合により、最終的にコレクタ層を薄くできないという問題があった。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、最終的なコレクタを薄層化しつつ、広い線幅のSiO細線を例とする絶縁物細線の埋め込みを可能にし、低消費電力での超高速動作が可能なバイポーラトランジスタの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載のように、
半絶縁性基板上にサブコレクタ層を形成する第1の工程と、前記サブコレクタ層上に絶縁物の細線を形成する第2の工程と、前記サブコレクタ層および絶縁物の細線を覆うコレクタ層を形成する第3の工程と、前記コレクタ層上にベース層、エミッタ層およびエミッタキャップ層を、この順で積層する第4の工程と、前記エミッタ層およびエミッタキャップ層をメサ形成する第5の工程と、前記エミッタキャップ層、ベース層およびコレクタ層上に、それぞれ、エミッタ電極、ベース電極およびコレクタ電極を形成する第6の工程とを有するバイポーラトランジスタの製造方法において、前記第3の工程は、前記サブコレクタ層および絶縁物の細線を覆うコレクタ層の表面をエッチングする工程を含むことを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法を構成する。
また、本発明においては、特許請求の範囲の請求項2に記載のように、
請求項1に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、前記第2の工程と前記第3の工程との間に、前記サブコレクタ層の厚さをエピタキシャル成長により増大させる工程を有することを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法を構成する。
また、本発明においては、特許請求の範囲の請求項3に記載のように、
請求項1または2に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、前記第3の工程は、前記エッチング終了後のコレクタ層表面にコレクタ層を追加成長させる工程を含むことを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法を構成する。
また、本発明においては、特許請求の範囲の請求項4に記載のように、
請求項1、2または3に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、前記サブコレクタ層はInPからなり、前記絶縁物はSiOであり、前記コレクタ層はInPとInGaAsとの積層構造を有することを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法を構成する。
また、本発明においては、特許請求の範囲の請求項5に記載のように、
請求項4に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、前記第3の工程におけるコレクタ層表面のエッチングはCBrを用いて行われることを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法を構成する。
バイポーラトランジスタを製造する工程中に、絶縁物細線をコレクタ層中に埋め込んだ後にコレクタ層をエッチングする工程を含ませることによって、最終的なコレクタを薄層化しつつ、広い線幅のSiO細線を例とする絶縁物細線の埋め込みを行い、低消費電力での超高速動作が可能なバイポーラトランジスタの製造方法を提供することが可能となる。
本発明に係るバイポーラトランジスタの製造方法の概略を示す図である。 コレクタ層成長途中でエッチングを入れることの有無による断面SEM写真像の対比を示す図であり、(A)はエッチングを入れない場合を示し、(B)はエッチングを入れた場合を示している。 ベース電極下のコレクタの下にSiO細線を埋め込んだ構造を示す図である。 InPの横方向の選択成長によりSiO細線を埋め込む工程を説明する図である。 InPの横方向の選択成長によりSiO細線を埋め込む工程を用いて作製したバイポーラトランジスタのSEM写真像である。
上記の課題を解決にするため、さきに特許出願した構造の作製においては、コレクタ層とベース層の成長を連続的に行ったが、本発明においては、コレクタ層(例えばInP層)を厚く成長して、いったん絶縁物細線(例えばSiO細線)の全面をコレクタ層で覆い、その後、高速動作に必要な、コレクタ層の薄層化を、その場でのエッチングにより行った後で、コレクタ層(例えばInGaAs層)、ベース層(例えばInGaAs層)の成長を行う。
作製プロセスの概略を図1に示す。
最初に、図1(A)に示した様に、半絶縁性基板1上にサブコレクタ層2(一部分)を形成する。この工程を第1の工程とする。
具体的には、半絶縁性基板1として半絶縁性InP基板を用い、その上に、サブコレクタ層2として、Siを 5×1018cm−3の原子濃度でドーピングしたn型InPを、500nmの厚さに成長させる。
次に、図1(B)に示す様に、サブコレクタ層2上に、絶縁物3からなる細線構造を形成する。この工程を第2の工程とする。
具体的には、絶縁物3として酸化シリコン(SiO)を用い、厚さ 200nm、幅 200〜310nmのSiO細線を形成する。まず、プラズマCVDによって、SiOを堆積し、その上に、通常のリソグラフィプロセスのリフトオフ法により細線のアルミニウムパターンを形成後、CFと酸素の混合ガスによるRIEによりSiOを細線状に加工して、その後アルミニウムを除去する。
次に、図1(C)に示す様に、サブコレクタ層2と絶縁物3の全面に有機金属気相成長法などによるエピタキシャル成長を行い、サブコレクタ層2A(サブコレクタ層2よりも厚さが増加した部分)およびコレクタ層4を連続的に成長する。ここで、コレクタ層4の層厚は十分に厚くして、絶縁物3の直上全面で平坦に成る様にする。コレクタ層4の成長から、図1(E)に示すコレクタ層5が形成されるまでの工程を第3の工程とする。この第3の工程は、本発明が特徴とする工程である。
上記サブコレクタ層2Aの成長は、前記第2の工程と前記第3の工程との間で行われるサブコレクタ層の厚さをエピタキシャル成長により増大させる工程に相当し、この工程はトランジスタのコレクタ抵抗の低減に役立つ。
具体的には、有機金属化合物であるトリメチルインジウム(In(CH))をフォスフィン(PH)と混合し、それにドーピングガスとしてジシラン(Si)を加え、温度580℃、圧力 1×10Paでエピタキシャル成長を行う。
サブコレクタ層2Aはサブコレクタ層2と同じSiドープn型InP(ドーピング濃度は 1×1018cm−3)であり、その厚さは 100nm程度であり、絶縁物3(SiO細線)より薄ければよい。
コレクタ層4はSiドープn型InP(ドーピング濃度は 5×1016cm−3)であり、絶縁物3(SiO細線)を完全に覆うように形成される。
ここで、絶縁物3からなる細線の厚さと幅と、その上に成長されるコレクタ層4の層厚には相関がある。細線の厚さ、幅が大きい場合には、コレクタ層4の表面を平坦にするためにその層厚を厚くする必要がある。一方、細線の厚さ、幅が小さい場合には、コレクタ4の表面を平坦にするための層厚は薄くてよい。本実施例においては、細線の厚さが 200nm、幅が 310nm、コレクタ4の層厚が 240nmである。
上記の成長過程に続いて、従来技術とは異なり、図1(D)に示す様に、コレクタ層4を、デバイス特性から望ましい厚さをもつコレクタ層4Aにする為に、一部のコレクタ層4Bをエッチングにより除去する。
具体的には、コレクタ4の成長において用いていたトリメチルインジウム(In(CH))とジシラン(Si)の供給を中断して結晶成長を中断し、フォスフィン(PH)に加えて四臭化炭素(CBr)を供給して、PHとCBr雰囲気中で 20秒間、コレクタ層4B(層厚 70nm)をエッチングにより除去する。
ここで、CBrはコレクタ層4Bの除去(エッチング)の時にのみ供給したが、コレクタの成長、エッチング後の再成長時に供給してもよい。この場合CBrはドーピングガスとして働きCがn型不純物としてドーピングされるので、問題はない。
また、ジシランの供給を、コレクタ層4Bの除去(エッチング)の時に停止したが、この供給を続けていてもよい。
ここでは、70nmの厚さのコレクタ層4Bをエッチングして、残りのコレクタ層の厚さを 140nmとしたが、加工精度を考慮すると、残りのコレクタ層の厚さは 10nm以上で有効である。
CBrのエッチング条件としては、CBrの流量:50sccm(バブラ圧:1×10Pa、バブラ温度:20℃)、温度:520℃、圧力:1×10Paを採用した。
エッチング後のInP面(InGaAsコレクタ層との界面近傍、20nm層厚)にデルタカーボンドープされる濃度は 4×1017cm−3程度である。
CBrによるエッチング後に再成長する場合、エッチング後のInP表面にC(炭素)が残留し、そのまま再成長界面に取り込まれる可能性もある。しかしながら、Cが高濃度で残留してもn型デルタカーボンドーピング層として振舞うので以下のような効果が生じ、問題はない。
n型InPコレクタの一部分にデルタドーピング層がある場合、デルタドーピング層の空乏化により固定化された電荷層ができる。この電荷層により、InPコレクタ層4Aのエネルギーポテンシャルが電荷層を中心に低下する(InGaAsコレクタ層5中に電界が印加される)ことにより、ベースに存在する電子に対する障壁高さは減少する。
エッチングに続けて、図1(E)に示す様に、コレクタ層4Aの上にコレクタ層5を追加成長させ、コレクタ層5の上に、ベース層6、エミッタ層7、エミッタキャップ層8を、この順に、続けて成長させる。ベース層6、エミッタ層7、エミッタキャップ層8を続けて成長させる工程を第4の工程とする。具体的には、エッチング終了後、CBrの供給を停止して、材料ガスであるトリメチルインジウムとジシランの供給を再開して再成長を行う。また、V族ガスにはターシャルブチルフォスフィン(TBP)を用いてもよい。このようにして形成されたコレクタ層5は、例えば、n-(またはi-)InGaAs(InPに格子整合する組成)、層厚:50nm、ドーピング濃度:1×1016cm−3であり、ベース層6は、例えば、p-InGaAs(InPに格子整合する組成)、層厚:20nm、ドーピング濃度:3.5×1019cm−3であり、エミッタ層7は、例えば、n-InP、層厚:50nm、ドーピング濃度:ベース層側の 30nmが 1×1018cm−3、残りの 20nmが 2×1019cm−3であり、エミッタキャップ層8は、例えば、エミッタ層7との界面はn-InGaAs(InPに格子整合する組成)であり、表面がn-InAsになるように組成を変化させていて(傾斜組成)、層厚:10nm、ドーピング濃度:2〜6×1019cm−3である。
最後に、図1(F)に示す様に、メサ形成およびエミッタ電極9、ベース電極10、コレクタ電極11の形成を行うことで、トランジスタとする。メサ形成工程を第5の工程とし、その後の電極形成工程を第6の工程とする。
メサ形成を行う場合、具体的には、エミッタ層7、エミッタキャップ層8を、エミッタ電極9を形成する部分を残して、ドライエッチング(エッチングガス:メタンと水素の混合ガス)で 50nm程度エッチングした後に、残りのエミッタ層をウエットエッチング(塩素系のエッチング溶液)によってエッチングしてメサ構造に加工する。ここでウエットエッチングはベース層6をほとんどエッチングすることなくエミッタ層7のみを選択的にエッチングする。さらに、コレクタ電極形成部分のコレクタ層2の表面を露出させるエッチングを行う。
電極形成を行う場合、具体的には、エミッタ電極9として層厚 400nmのTiW(Ti 10%、W 90%)を堆積し、ベース電極10として積層構造:Pd(5nm)/Ti(15nm)/Pd(15nm)/Au(45nm)(かっこ内は層厚)を堆積し、コレクタ電極11として積層構造:Ti(20nm)/Pd(20nm)/Au(300nm)(かっこ内は層厚)を堆積する。
現在、ベース層のドーピングの原料ガスとしてCBrを用いているが、条件を選ぶと、CBrはエッチングも可能であり、綺麗な再成長界面が得られることが報告されている(上記非特許文献2参照)。
図2に、成長途中でエッチングを入れたことの有無による断面SEM像の変化を示す。図2(A)では、上下を点線(水平矢印)で囲まれたInPコレクタ層に相当する部分は 210nmである。一方、途中でエッチングを入れた図2(B)の断面像では、点線(水平矢印)で囲まれたInPコレクタ層に相当する部分は 140nmとなっており、約 70nmがエッチングされている。いずれの場合にもInPコレクタ層の上に成長したInGaAs層およびその上のInP層は平坦であり、エッチングにより平坦性が劣化していないことが確認できる。
また、一般に、HBT構造の真性コレクタ部作製途中で成長を止めることは界面準位の形成を防ぐために行われないが、ここでは、InGaAsベース層のドーピングにCBrを用い、CBrを高濃度に供給すると、平坦性をもったエッチングが行えること、さらに、エッチング後のInP面には若干のCBrによるn型デルタカーボンドーピングが施され、これは、InP DHBTにおいて、InP/InGaAsコレクタ界面の障壁を抑圧するためのドーピングと同じであり、このドーピング層は逆にデバイス動作を助けることから、本エッチングによる方法は有効に働くと考えられる。
以上に説明したように、本発明の実施により、最終的なコレクタを薄層化しつつ、広い線幅のSiO細線の埋め込みを可能にすることで、遮断周波数を高くする為にコレクタ層を薄くしたHBTにおいてエミッタ幅を細くしても寄生コレクタ容量の相対的増大を抑制でき、遮断周波数が劣化せず、さらに、エミッタ幅縮小によるコレクタ容量低下による最大発振周波数の向上が望め、低消費電力での超高速動作が可能になる。
1:半絶縁性基板、2:サブコレクタ層、2A:サブコレクタ層、3:絶縁物、4:コレクタ層、4A:コレクタ層、4B:コレクタ層、5:コレクタ層、6:ベース層、7:エミッタ層、8:エミッタキャップ層、9:エミッタ電極、10:ベース電極、11:コレクタ電極。

Claims (5)

  1. 半絶縁性基板上にサブコレクタ層を形成する第1の工程と、
    前記サブコレクタ層上に絶縁物の細線を形成する第2の工程と、
    前記サブコレクタ層および絶縁物の細線を覆うコレクタ層を形成する第3の工程と、
    前記コレクタ層上にベース層、エミッタ層およびエミッタキャップ層を、この順で積層する第4の工程と、
    前記エミッタ層およびエミッタキャップ層をメサ形成する第5の工程と、
    前記エミッタキャップ層、ベース層およびコレクタ層上に、それぞれ、エミッタ電極、ベース電極およびコレクタ電極を形成する第6の工程とを有するバイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記第3の工程は、前記サブコレクタ層および絶縁物の細線を覆うコレクタ層の表面をエッチングする工程を含むことを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法。
  2. 請求項1に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記第2の工程と前記第3の工程との間に、前記サブコレクタ層の厚さをエピタキシャル成長により増大させる工程を有することを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記第3の工程は、前記エッチング終了後のコレクタ層表面にコレクタ層を追加成長させる工程を含むことを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法。
  4. 請求項1、2または3に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記サブコレクタ層はInPからなり、前記絶縁物はSiOであり、前記コレクタ層はInPとInGaAsとの積層構造を有することを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法。
  5. 請求項4に記載のバイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記第3の工程におけるコレクタ層表面のエッチングはCBrを用いて行われることを特徴とするバイポーラトランジスタの製造方法。
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