JP2010176111A - フラットパネルディスプレイ用保護板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液晶表示において、フラットパネルディスプレイ用の保護板と印刷インクの段差から生じる隙間によって光の散乱が発生することで生まれる視認性の不具合を解消し、高視認性表示が可能とする。
【解決手段】本発明のフラットパネルディスプレイ用保護板は、保護板本体とその上に塗布された印刷インクがあり、保護板と印刷インクの段差によって生じた隙間を透明性樹脂にて平坦化することで光の拡散を防ぐ構造を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話等に用いられる液晶表示装置(LCD)のフラットパネルディスプレイにおける保護板に関して、保護板本体と印刷インクの間に生じる段差を透明樹脂で平坦化した保護板に関するものである。
従来、フラットパネルディスプレイ用保護板としては、図2に示すようにフラットパネルディスプレイ203の上部に印刷インク202を乗せた保護板201からなる保護板が設けられており、フラットパネルディスプレイ203を保護するために空隙205が設けられている。
しかしながら、フラットパネルディスプレイ203と保護板201の間の空隙205の存在により、光の散乱が生じることで視認性が低下し、また、フラットパネルディスプレイの薄型化の妨げになっていた。
このような問題を解決するため、図3のように、保護板301とフラットパネルディスプレイ303との間に両面テープ304を用いて保護板301とフラットパネルディスプレイ303を密着させ、視認性の向上を図る技術が提案されている。しかしながら、この方法では空隙305が生じ、それによりフラットパネルディスプレイ303を点灯した際に光漏れが起こる問題があった。
また、図4のように、フラットパネルディスプレイ403と保護板401の間に光硬化性樹脂404を注入し、保護板側から紫外光を当てて硬化させる技術も提案されているが、紫外光が保護板に吸収されてしまい樹脂を硬化させるのに大きなエネルギーを必要とすることや、製造プロセスが複雑になる問題点があった。
本発明は、このような従来の技術の課題に対して考慮されたもので、その目的とするところは、保護板とフラットパネルディスプレイを簡単に、そして隙間を生じさせることなく密着させ、視認性を向上させることにある。
上記問題を解決するため、本発明者は、印刷された保護板を透明な樹脂でコーティングし、印刷インクにより形成された段差を平坦化することにより、上記問題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
かかる知見に基づいてなされた本発明は、印刷インクにより印刷が施された保護板と印刷インクと保護板本体を平坦化しうる膜厚で形成された透明樹脂からなる。
また本発明は、透明樹脂が光硬化性アクリル樹脂により形成されている保護板を提供する。
また本発明は、保護板本体がアクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂である保護板を提供する。
本発明では、フラットパネルディスプレイ部を、液晶表示装置或いは有機EL表示装置とすることができる。
本発明によれば、印刷インク502によって生じた空隙を透明性樹脂504によって埋め、段差がない状態を提供できるため、フラットパネルディスプレイ503と保護板501とを密着したとき、保護板501と印刷インク502を含む透明性樹脂504を両面テープ505にて、フラットパネルディスプレイ503を段差なく密着させることができ、貼り合わせ部に隙間を生じさせず、その部分からの光漏れがない。
また、貼り合わせ工程において印刷インク502による段差がないため、貼り合わせ工程を簡単に行うことができる。
さらに、本発明の保護板を使用する画像表示装置によれば、フラットパネルディスプレイ部との間に透明樹脂が介在するので、耐衝撃性が増す。
その結果、本発明によれば、高輝度、高コントラストの表示装置を簡単に製造することを可能にする。
本発明に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の実施形態の要部を示す基本断面図
従来技術に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の実施形態の要部を示す断面図−1
従来技術に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の実施形態の要部を示す断面図−2
従来技術に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の実施形態の要部を示す断面図−3
本発明に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の実施形態の要部を示す応用断面図
以下、本発明の好ましい実施形態を図面にて詳細に説明する。
図1は、本発明に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の基本的な実施形態の要部を示す断面図である。図5は、本発明に関わるフラットパネルディスプレイ用保護板の応用的な実施形態の要部を示す断面図であり、理想的な構造を示している。
図5に示すように、本実施形態のフラットパネルディスプレイ用保護板は、フラットパネルディスプレイ部503と、このフラットパネルディスプレイ部503に所定の距離をおいて対向配置された光透過性の保護板501を有している。
この実施形態におけるフラットパネルディスプレイ部503は、液晶表示装置或いは有機EL表示装置である。
ここで、液晶表示装置或いは有機EL表示装置としては、特に限定されるものではなく、種々の物に適用することができる。このような表示装置としては、携帯電話、ゲーム機器、携帯情報端末機器などが挙げられる。
保護板501は、フラットパネルディスプレイ503と同程度の大きさで、板状の形状の部材からなり、光学ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネートを好適に用いることができる。
従来の技術である図2において、保護板201は、フラットパネルディスプレイ203と、スペーサー204によって1mm程度の空隙205が保持されるようになっている。
本発明を用いたフラットパネルディスプレイ用保護板には、フラットパネルディスプレイ503と保護板501との間に両面テープ505を介して、透明性樹脂504が設けられている。
フラットパネルディスプレイ用保護板は、従来の技術である図2に示される表示装置に対し、透明性樹脂504が存在するために、高輝度、高コントラストの表示が可能となり、さらに衝撃にも強い。
このような表示装置を製造するにあたり、従来[0004]や[0005]に述べた方法が存在するが、図5に示す本発明をフラットパネルディスプレイ503に両面テープ505を介して貼り合わせれば、より簡単に製造することができる。
透明性樹脂505については、硬化膜の安定性、耐衝撃性、透明性、光硬化性から光硬化性アクリル樹脂が最も好ましく用いられる。
本発明のフラットパネルディスプレイ用保護板を作成する場合には、保護板501の上にスクリーン印刷等でパターンを形成し、インク部502を設ける。
次に、光硬化性のある透明性樹脂504をバーコートあるいはロールコート等で形成する。
次に、形成された透明性樹脂504に紫外線を照射し、透明性樹脂を硬化させ、透明性樹脂504を形成する。
透明性樹脂504に利用する光硬化性樹脂としては、特に制限はないが、ロールコート、バーコートの他にスプレーコート、カーテンコート、ディップコート、スピンコート等が考えられる。
光硬化性樹脂の膜厚は、印刷インク層を埋めて平坦化出来うる膜厚でなければならず、印刷インク層の2倍以上がのぞましい。
以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1として、三菱レイヨン株式会社製MR−1アクリル板にパターンをスクリーン印刷し、株式会社テスク社製感光性樹脂A−1835をテスター産業株式会社製バーコーター#28を用いて塗布した。塗布装置にはコーティングテスター工業社製No355Sを用いた。得られた塗布膜を株式会社オーク製作所製UV照射装置QRM−2114−A−01にて1000mJで露光し、透明性樹脂膜を得た。得られた膜は透明であり、印刷インクを十分に平坦化できていて、ピンホールや塗布ムラ等の欠点が認められなかった。
実施例2として、名阪真空工業株式会社製PMMA PMR2アクリル板にパターンをスクリーン印刷し、サンユレック株式会社製感光性樹脂RL−5681をテスター産業株式会社製バーコーター#28を用いて塗布した。塗布装置にはコーティングテスター工業社製No355Sを用いた。得られた塗布膜を株式会社オーク製作所製UV照射装置QRM−2114−A−01にて1000mJで露光し、透明性樹脂膜を得た。得られた膜は透明であり、印刷インクを十分に平坦化できていて、ピンホールや塗布ムラ等の欠点が認められなかった。
携帯電話におけるフラットパネルディスプレイだけでなく、個人情報端末機器やゲーム機器あるいは、デジタルカメラにおける表示部など、多様なシーンが考えられる。
101 保護板
102 印刷インク
103 透明性樹脂
201 保護板
202 印刷インク
203 フラットパネルディスプレイ
204 スペーサー
205 空隙
301 保護板
302 印刷インク
303 フラットパネルディスプレイ
304 両面テープ
305 空隙
401 保護板
402 印刷インク
403 フラットパネルディスプレイ
404 透明性樹脂
501 保護板
502 印刷インク
503 フラットパネルディスプレイ
504 透明性樹脂
505 両面テープ

Claims (5)

  1. 透明の保護板と印刷部と印刷部の段差を埋める透明性樹脂からなるディスプレイ用保護板。
  2. 透明の保護板と印刷部と印刷部の段差を埋める光硬化性のある透明性樹脂と両面テープあるいは透明性接着剤からなるディスプレイ用保護板。
  3. 透明の保護板に印刷した後、光硬化性のある透明性樹脂によって印刷にて生じた段差を平坦化し、光の散乱を低減させ、視認性を高めたディスプレイ用保護板の製造方法。
  4. 透明性樹脂が光硬化性アクリル樹脂である請求項1〜3に記載のフラットパネルディスプレイ用保護板。
  5. 保護板本体が、アクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂である請求項1〜3に記載のフラットパネルディスプレイ用保護板。
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