JP2010175803A - 現像剤補給容器 - Google Patents

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中島  伸夫
Bunro Tazawa
文朗 田澤
Atsushi Nagatsuka
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Abstract

【課題】 射出成形では材料費アップ、成形タクト短縮によるコストアップのためブローボトル化。但し、バッフルを充填後組付けのため、口部から胴部にかけてはバッフルとの間に隙間が生じて排出できないトナーが滞留していた。
【解決手段】 ブロー成形ボトルの内周面に凸形状部を設けてバッフルとの隙間を埋めることで滞留トナーを低減する。さらに凸形状部をバッフルよりも回転方向下流側に配置する事でより確実な現像剤の受渡しを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子写真複写機やプリンター、FAX等の画像形成装置に現像剤を補給するための現像剤補給容器に関する。
従来、電子写真複写機やプリンター、FAX等の画像形成装置には現像剤として微粉末の現像剤が使用されている。そして、画像形成装置本体の現像剤が消費された場合には、現像剤補給容器を用いて画像形成装置へ現像剤を補給することが行われている。現像剤は極めて微細な粉末であるため、現像剤補給作業時に現像剤が飛散してオペレータや周囲を汚すという問題があった。このため、現像剤補給容器を画像形成装置本体の内部に据え置いて、小さな開口部から少量ずつ現像剤を排出する方式が提案、実用されている。特許文献1に開示されている現像剤補給容器は、その全体形状は円筒形のボトル状で、その内部に攪拌搬送部として回転軸線に傾斜した突起を持った板状部材を設け、本体内で回転させることにより現像剤を排出現像剤補給容器が開示されている。
特開2003−57931号公報
しかしながら前記従来例においては、幾つかの技術的課題があった。容器本体の材質をHIPS(耐衝撃性ポリスチレン)等で射出成形しているが製品強度を確保する観点から基本肉厚は1.5mm以上必要であった。また現像剤補給容器の高速・大容量化に伴って容器本体の大きさが益々大きくなり、特に長手方向のサイズは長くなっていた。このため従来の射出成形による製法では容器本体の材料費アップや成形タクトの遅延等があり、製造コストがアップしていた。
そこで容器本体を薄肉成形して材料費を削減し、なお且つ、成形タクトも短縮するブロー成形による製法が解決方法の1つとして提案されていた。
ブロー成形では金型内に導入したパリソンの内部にガスを吹き込んで賦形することにより成形されている。このブロー成形においては、一般に、ダイから溶融樹脂を押し出して筒状パリソンを製造し、このパリソンを金型(割型)で挟み込んで、この金型内に空気を吹き込んで成形を行う。このように成形されたブロー成形品は、薄肉成形による材料費削減が可能であり、形状や構造によっては破壊し難いので優れている。またブロー成形の中でも特にインジェクション・ストレッチブロー成形では射出成形と比べて成形タクトが短いために大量生産が可能で製造コストが安く済む利点がある。
ところが、ブロー成形では容器の口部は胴体部と一体で形成され、且つ、口部以外には容器外との連通部がない構成となる。また口部を現像剤飛散防止の観点から容器本体の胴体部よりも小径としている。
このために胴体部よりも小径部の口部から搬送部を挿入しなければならないので、胴体部内周面の領域までを掬い上げる搬送部を配置できない。その結果、容器本体の口部内周面と胴体部内周面には段差が生じて搬送部が無い部分については現像剤を口部へ導くことができない。最終的にはその分が排出しきれずに容器本体内に滞留し、残現像剤量が多くなってしまうという課題があった。
上記課題を解決するための、本出願に係る第1の発明は、
画像形成装置に水平に着脱自在に載置され、回転することで搬送・排出する現像剤補給容器であって、
現像剤を収納する円筒状の現像剤収納部と、
前記現像剤収納部の一端部に回転軸線方向から見て前記現像剤収納部よりも断面積が小さな円筒状の開口部と、
前記現像剤を前記開口部に導いて前記画像形成装置へと搬送する搬送部と、を有し、
前記搬送部は前記開口部から前記回転軸線方向に挿入可能であり、前記現像剤収納部の内周面上には前記搬送部へ現像剤を案内する凸形状部が設けられていることを特徴とする。
上記構成においては、現像剤を安定的に確実に搬送部へと導いて排出させ、容器下部に滞留した現像剤量が少ない現像剤補給容器を提供することができる。
本出願に係る第2の発明は、
前記現像剤収納部はブロー成形にて成形した中空容器であることを特徴とする。
上記構成においては、現像剤を安定的に確実に排出させ、容器下部に滞留した現像剤量が少ないのは勿論のこと、成形タクトや組立時間が短くできるので製造コストが安い現像剤補給容器を提供できる。
本出願に係る第3の発明は、
前記凸形状部と前記搬送部とのなす角度は前記開口部側の回転軸線方向から見て、前記凸形状部が前記搬送部に対して回転方向下流側の0度〜30度以下に設けられていることを特徴とする。
上記構成においては、搬送部と容器本体の部品精度や組立精度等の管理が容易なのはもちろんの事、現像剤を安定的に確実に排出させ、さらに容器下部に滞留した現像剤量が少なくできる。
本出願に係る第4の発明は、
前記凸形状部は前記現像剤収納部の内周面上に放射状に複数個が設けられていることを特徴とする。
上記構成においては、前記搬送部からこぼれ落ちた現像剤を順次口部に導けるよう現像剤を口部方向へ搬送することができるため最後まで安定的に排出する事ができる。
本出願に係る第5の発明は、
前記凸形状部は搬送部と径方向でオーバーラップしていることを特徴とする。
上記構成においては、搬送部と容器本体の部品精度や組立精度等の管理が容易なのはもちろんの事、前記搬送部からこぼれ落ちる現像剤を極力少なくすることができるため、現像剤を安定的に確実に排出させ、さらに容器下部に滞留した現像剤量が少なくできる。
本出願に係る第6の発明は、
前記凸形状部は断面形状がV字型形状を形成していることを特徴とする。
上記構成においては、容器本体の外部からの座屈荷重が加わった場合にも、このV字形状が補強リブの役割を果たすため容器本体の剛性が高まるため物流性を向上させることができる。
本出願に係る第7の発明は、
前記搬送部は基材としての仕切り板と、該仕切り板の両側には垂直に延出した傾斜板とを有し、前記現像剤は前記仕切り板と前記傾斜板とによって前記開口部へ導かれることを特徴とする。
上記構成においては、簡単な構成で搬送部によって掬い上げた現像剤を確実に開口部へと導くことができるため、現像剤を安定的に効率よく排出することができる。
以上説明したように、本発明によれば、材料費削減と成形タクト短縮は勿論の事、組立性を向上させたことによってさらに製造コストを低減する事ができる。さらに現像剤を安定的に確実に排出させ、容器下部に滞留した現像剤量を少なくすることができる。よって、現像剤を最後まで効率よく消費することがきるため現像剤補給容器1本当りの寿命枚数を確実に全うさせることができる。また使用済み現像剤補給容器として回収された時の残現像剤量も少ないのでリサイクル時の清掃や処理も簡単で環境にも優しい。さらに軽量化も図れるのでユーザビリティ性にも優れ、物流性の向上も図ることができるため、コストパフォーマンスの非常に高い現像剤補給容器を提供する事ができる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
まず、最初に本発明に係る現像剤補給容器が装着される画像形成装置の一例である電子写真複写機の構成について図1に基づいて説明する。
(電子写真画像形成装置)図1に示す電子写真複写機本体(以下「装置本体」という)100において、原稿101が原稿台ガラス102の上に置かれる。そして、画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、像担持体としての電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という)104上に結像する。カセット105〜108に積載された記録媒体(以下、「用紙」という)Pのうち、図2に示す操作部100aから使用者が入力した情報もしくは原稿101の紙サイズから最適な用紙をカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては、用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択できる。
そして、給紙・分離装置105A〜108Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送し、感光体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングを同期させて搬送する。転写部では、転写放電器111によって、感光体ドラム104上に形成された現像剤像を用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によって、現像剤像の転写された用紙Pを感光体ドラム104から分離する。
この後、用紙搬送部113により搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧により用紙上の現像剤像を定着させた後、片面コピーの場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレイ117へ排出される。また、多重コピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
また、両面コピーの場合には、用紙Pは排紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ挟持されているタイミングでフラッパ118を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度装置内へ搬送される。さらにこの後、再給紙搬送部119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
ところで、上記構成の装置本体100において、感光体ドラム104の回りには現像部201、クリーナ部202、一次帯電器203等が配置されている。ここで、現像部201は、原稿101の画像情報に基づいて光学部103により感光体ドラム104表面を露光することにより形成された静電潜像を現像剤で現像するものである。そして、この現像部201へ現像剤を補給するための現像剤補給容器1が装置本体100の装着部に使用者によって着脱可能に設けられている。
ここで、現像部201は、現像剤ホッパー201aと現像器201bとを有している。現像剤ホッパー201aは、現像剤補給容器1から補給された現像剤を撹拌するための撹拌部材201cを有している。
そして、この撹拌部材201cにより撹拌された現像剤は、マグネットローラ201dにより現像器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り部材201eを有している。そして、マグネットローラ201dにより現像剤ホッパー201aから送られた現像剤は、送り部材201eにより現像ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム104に供給される。
なお、クリーナ部202は、感光体ドラム104に残留している現像剤を除去するためのものである。また、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯電するためのものである。
図2に示す外装カバーの一部である現像剤補給容器交換用カバー15(以下「交換用カバー」という)を図3に示すように使用者が開けると、容器受け台50が、駆動系(不図示)によって、所定の位置まで引き出される。そして、この容器受け台50上に現像剤補給容器1を設置する。使用者が現像剤補給容器1を装置本体100から取り出す際には、引き出された容器受け台50に載っている現像剤補給容器1を取り出す。ここで、交換用カバー15は現像剤補給容器1を着脱(交換)するための専用カバーであって、現像剤補給容器1を着脱するためだけに開閉される。なお、装置本体100のメインテナンスは、前面カバー100cを開閉することによって行なわれる。
なお、容器受け台50を介することなく、現像剤補給容器1を直接装置本体100に設置し、又、装置本体100から取り外してもよい。
[現像剤補給動作]
次いで、図4(a)〜図4(c)を用いて本実施形態における現像剤補給容器の現像剤補給動作について説明する。図4(a)〜図4(c)は本実施形態における現像剤補給容器1を装置本体100内に挿入して現像剤補給を行なう過程の状態を各段階毎に示した図である。
同図に示すように、装置本体100には現像剤補給装置400が設けられ、更に現像剤補給装置400には、現像剤補給容器1と連結して現像剤補給容器1を回転駆動させる駆動部(駆動力伝達部)20が具備されている。駆動部20はベアリング23によって回転可能に支持され、装置本体100内に設けた不図示の駆動モータにより回転駆動する構成になっている。
また、装置本体100には、現像剤ホッパー201aに連通する現像剤補給路(サブホッパー)24を形成する隔壁25が設けられ、この隔壁25には、現像剤補給容器1の一部を回転可能に支持し、かつ現像剤補給路(サブホッパー)24を密封する内外ベアリング26a、26bが固着されている。更に、現像剤補給路(サブホッパー)24には補給現像剤を現像剤ホッパー201aに搬送するためのスクリュー部材27が配置されている。
図4(a)には、現像剤補給容器1を装置本体100に挿入させる状態が示されている。現像剤補給容器1先端の一端面には、本実施形態では円筒状とされる現像剤補給開口部(以下「開口部」)1aが設けてあり、開口部1aは、その先端開口が封止部2により封止された状態にある。
図4(b)には、現像剤補給容器1の挿入が更に進み、封止部2の先端部に設けた係止部としての係合突起3が装置本体側の駆動部20と係合した状態が示されている。この時、封止部2は、係合突起3に設けた係止面によって駆動部20とスラスト方向(軸方向)に係止されているため、封止部2はこの係止を解除しない限り、駆動部20に位置的に固定された状態にある。
図4(c)には、封止部2と駆動部20が係合した後、回動レバー(不図示)の回動動作に連動して、現像剤補給容器1が後退し、相対的に封止部2が現像剤補給容器1から離れて開口部1aが開き、現像剤補給が可能となった状態が示されている。この時、現像剤補給容器1の封止部2の駆動伝達部2aは現像剤収納部1Aから外れることはなく、駆動伝達部2aの一部が現像剤収納部1A内に残っている。また、封止部2の駆動伝達部2aは口部1bの内周面に形成された凸状の係止部と回転方向に対して係合可能な状態となっている。
この状態で不図示のモータを駆動させると回転駆動力は本体駆動部20から封止部2へと伝達し、更に封止部2の駆動伝達部2aから現像剤収納部1Aへと伝わることで現像剤補給容器1が回転する構成になっている。すなわちこの封止部2は現像剤を封止すると同時に現像剤補給容器1の回転駆動力を伝達させる2つの機能を果たしている。
また、現像剤補給容器1は容器受け台50に設けられた現像剤補給容器受けローラ28により回転可能に支持されているため、わずかな駆動トルクでもスムーズに回転することが可能である。このように現像剤補給容器1が回転することで現像剤補給容器1の内部に収容されていた現像剤が開口部1aから順次排出され、現像剤補給路24に設けられたスクリュー部材27によって装置本体100側の現像剤ホッパー201aへと搬送され、現像剤補給が行われる。
[現像剤補給容器の交換方法]
次に、本発明における現像剤補給容器の交換方法について説明する。画像形成のプロセスに伴い、現像剤補給容器1内の現像剤が全量消費されると、装置本体100に設けられた現像剤補給容器空検知手段(不図示)によって現像剤補給容器1内の現像剤が無くなったことが検知され、その旨が液晶等の表示手段100b(図2参照)によりユーザーに知らされる。本実施形態において現像剤補給容器1の交換はユーザー自身が行い、その手順は以下の通りである。
まず、閉じられた状態の交換用カバー15をヒンジ18を中心に回動させて図3に示す位置まで開く。その後回動レバー(不図示)動作に連動して、図4(c)の状態にある現像剤収納部1Aが、図4(a)に示す矢印a方向に移動して、それまで現像剤収納部1Aと離間した、開口部1aを開放する状態にあった封止部2が開口部1aに圧入嵌合され、開口部1aが閉止され、上記図4(b)に示す状態となる。
次に、ユーザーは、装置本体100に装着されている現像剤のなくなった現像剤補給容器1を図4(a)に示す矢印a方向と逆方向に引き出し、装置本体100から取り外す。この後、ユーザーは新しい現像剤補給容器1を図4(a)に示す矢印aの向きに装置本体100へと挿入した後、回動レバー(不図示)を回動し交換用カバー15を閉じる。そして、上述のように、この回動レバー(不図示)の回動動作に連動して現像剤補給部開閉手段により封止部2が現像剤収納部1Aから離間され、開口部1aが開封される(図4(c))。以上が、現像剤補給容器の交換手順である。
[現像剤補給容器]
次に、本実施例の現像剤補給容器について図5を用いてさらに説明する。図5(a)は本発明の現像剤補給容器を斜め上から見た斜視図を示し、図5(b)はその現像剤補給容器を回転軸線方向で縦に割ったA−A断面を斜め上から見た斜視図を示し、図5(c)は現像剤収納部の口部の詳細図を示す。また図13(a)は現像剤補給容器を回転軸線方向で縦に切断したA−A断面図を示す。また図13(b)と図13(c)は図5(b)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図を示す。さらに図13(d)は現像剤補給容器1の組立の状態を表した斜視図を示す。
なお、図中の矢印Aは現像剤補給容器の回転軸線方向の切断面を、矢印Bは凸形状部径方向に切った切断面を、矢印Cは現像剤補給容器1の回転方向を、矢印Dは現像剤補給容器1が回転したときに進む現像剤の進行方向をそれぞれ示す。
現像剤補給容器1は円筒状に形成され、内部に現像剤を収納する現像剤収納部1Aと、前記現像剤補給容器1が回転することで前記現像剤を画像形成装置100に搬送する搬送部5と、前記現像剤収納部1Aを密閉して封止する封止部2と、を有する。前記現像剤収納部1Aはその一端面のほぼ中央に胴体部1dの内径よりも小さい円筒状の口部1bが突設されており、この口部1bの円筒部先端側が現像剤を画像形成装置(現像装置)へ排出するための開口部1aとなっている。この開口部1aには開口部1aを密閉する封止部2が圧入嵌合されており、この封止部2は現像剤収納部1と回転軸線方向に相対的にスライド移動することで開口部1aの開閉を行う構成となっている。封止部2の先端には係合突起3と、係合突起3の装置本体側の駆動部20との係合を解除する解除力受け部4とが設けられた円筒部2bが形成されている。また、係合突起3及び解除力受け部4を支持している円筒部2bの領域は弾性変形可能な構成となっている。この係合突起3は駆動部20と係合して、現像剤収納部1に回転駆動を伝達する機能を果たす構成になっている。
[現像剤補給容器の組立]
次に現像剤補給容器1の組立について説明する。図13(d)で現像剤収納部1Aは内部を清掃した状態で充填装置(図示せず)のストッカーへ図のように垂直方向に立てられた状態で供給される。ここで充填装置のオーガースクリューから切り出された現像剤は開口部1aを介して現像収納部1Aの内部へ充填される。その後、搬送部5が開口部1aから垂直方向に挿入されて現像剤収納部1Aに固定される。そして、封止部2が開口部1aに嵌合して密閉されて封止される。ここで搬送部5は後から挿入して組立てるため開口部1aよりも小さくなければならない。また開口部1aを胴体部1dよりも小さく絞っているのは現像剤の飛散を低減するためである。但し、開口部1aは小さければ小さいほど現像剤の飛散には有利だが、開口部1aが小さすぎると現像剤の排出性が悪くなるため本実施例では開口部1aの内径をφ30mmとしている。
[現像剤収納部]
次に現像剤収納部1Aの内部の構成について説明する。
現像剤収納部1Aは円筒形状を有しており、画像形成装置の本体内に水平方向に配置されている。さらに、現像剤補給容器1は画像形成装置本体100から封止部2に設けられた係合突起3により画像形成装置本体の駆動部材20と係合して現像剤収納部1Aに回転駆動力を伝達する構成となっている。そして、現像剤収納部1Aの内周面には現像剤を口部1b側へ搬送する螺旋状突起1cが設けてある。従って、現像剤収納部1Aが回転することにより、この螺旋状突起1cに沿って現像剤が回転軸方向に搬送され、現像剤収納部1A端面に設けた口部1b近傍まで搬送される構成になっている。
本実施例の現像剤収納部1Aはブロー成形にて成形されており、現像剤収納部1A外部とは開口部1aのみが連通している状態となっている。また前述したように開口部1aの内径は現像剤の飛散防止の観点から現像剤収納部1Aの胴体部1bの内径よりも小さくしている。このため図13(a)に示すように現像剤収納部1Aの胴体部1dの内周面と開口部1aの内周面間に段差Lがあり、現像剤収納部1Aの内周面には現像剤を搬送部5へ案内する凸形状部1eが配置されている。また図13(b)と図13(c)に示すように凸形状部1eの断面形状はV字形状をしている。これは凸形状部1eの掬い面1e1で掬い上げた現像剤をスムーズに搬送部5へ案内するため搬送部5に対して僅かに傾斜させるためである。また現像剤収納部1Aをブロー成形により薄肉成形しているために座屈荷重に対する強度アップの観点からもV字形状を選択している。但し、凸形状部1eの断面形状は本実施例のV字形状に拘る必要はなく平板形状や半円形状、四角形状でも適宜選択することは可能であり、凸形状部1eで掬い上げた現像剤をスムーズに搬送部5へ案内する形状であれば如何なる形状でも構わない。
現像剤補給容器1の内部に収納された現像剤は現像剤補給容器1の回転に伴って、現像剤収納部1Aの螺旋状突起1cに沿って回転軸線方向に搬送され、現像剤収納部1A端面に設けた口部1b近傍まで搬送されて滞留する。凸形状部1eはこの口部1b近傍に滞留している現像剤を掬い上げ面1e1で掬い上げて搬送部5へと案内する役割をしている。本実施例ではこの凸形状部1eは搬送部5と径方向で対向し、その両側に2つ設けている。凸形状部1eが2つあれば現像剤補給容器1が1回転するときに滞留した現像剤を2回掬い上げて搬送部5へ導くためより望ましい。但し、凸形状部1eの数は2つに限定されるものではなく、1つでもよく上記効果が発揮される構成であれば幾つでも構わない。
[搬送部]
図6(a)は搬送部5を斜め上から見た斜視図を示し、図6(b)は搬送部5の側面図を示す。なお、矢印Dは現像剤補給容器1が回転したときに進む現像剤の進行方向を示す。
図6に示すように搬送部5は回転中心には仕切り板5aを基材として有し、その仕切り板5aの両側には垂直に延出した傾斜版5b1、5b2を有している。傾斜版5bの最下部5b3は開口部1aへ現像剤をスムーズに導くように口部1bの内周面へと導かれている。本実施例では傾斜版5bの回転軸線方向に対する傾斜角度αは45度で配置している。傾斜角度αが45度より大きくなると掬い上げ領域5cが狭くなり、1回当りの掬い上げ量が小さくなり、開口1aからの現像剤の排出量が少なくなる。傾斜角度αが45度より小さくなると1回当りの掬い上げ領域5cは大きくなるが傾斜版5bを滑り落ちる速度が遅くなるのでやはり開口1aからの排出量が少なくなる。
また図13(b)と図13(c)のように本実施例では凸形状部1eの掬い面1e1は搬送部5の回転方向下流側にややずらして設けられている。より具体的には搬送部5の仕切り版5aと凸形状部1eとの隙間角度βは0度〜30度が望ましい。本実施例では隙間角度βを6度としている。これは凸形状部1eの掬い面1e1上の現像剤を搬送部5に確実に案内するために、凸形状部1eの位相を搬送部5の回転方向下流側にずらしている。
凸形状部1eの位相を搬送部5の回転方向下流側にずらしていない場合を図13(c)に示す。凸形状部1eと搬送部5との間には製造上の理由で隙間γが空いている。凸形状部1eの位相を搬送部5の回転方向下流側にずらしていない場合は掬い上げた現像剤の一部がこの隙間γから下方にすり抜けてしまい掬い面1e1から搬送部5にうまく案内されない。このため凸形状部1eの掬い面1e1は搬送部5の回転方向下流側にややずらして設けて掬い上げた現像剤がこの隙間γを飛び越えて搬送部5に受け渡すようにしている。
これは現像剤収納部1Aをインジェクション・ブロー成形する際は、1次工程として射出用金型で、あらかじめ射出成形によりパリソンを成形し開口部1aが形成される。次に2次工程でブロー用金型でパリソンを加熱後、延伸ロッドでパリソンを延伸しながら空気を吹き込んでブロー成形する。このときに凸形状部1eの稜線部1e2を形成するためのブロー用金型とパリソンとの隙間が充分に大きくないと、パリソンとブロー用金型とが接触して、接触した部分のパリソンが局部的に冷却されて均一に伸びないため所望の現像剤収納部1Aを成形することができなかった。また、パリソンを長手方向に延伸するのみならず、開口部1aよりも径方向外側にも延伸して膨らませることで容器強度を出して耐物流性を向上させることができる。そのため回転軸線方向から見て開口1a内に出てこないように稜線部1e2を形成する必要があったため、開口部1aから挿入した搬送部5との間にどうしても隙間が生じていた。本実施例では稜線部1e2と搬送部5との間には少なくとも2mm以上の隙間を設けている。より好ましくは4mm以上の隙間を設けるのがよい。また搬送部5を挿入する際にも隙間γが無いと組立性が悪くなり、作業コストが悪化するため隙間γが必要である。
搬送部5は現像剤収納部1Aに対して隙間角度βを0度〜6度の範囲に入るように係止部(図示せず)を設けておけば搬送部5の挿入時に厳密に位相を合わせる必要がないので搬送部5の組立性、及び管理は容易になるので製造コストを低減する事ができる。
[現像剤補給時の動作説明]
図7(a)、図7(b)、図7(c)は回転中(矢印C方向)の現像剤の様子を見るために図13(a)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図である。図7(a)では掬い上げ面1e1上に現像剤を掬い上げた状態を示している。これにより図13(a)の現像剤収納部1の胴体部1dの内周面と開口部1aの内周面間の段差L近傍に滞留していた現像剤を掬い上げることができる。図7(b)は現像剤収納部1Aがさらに回転した状態を示す。凸形状部1eはさらに回転しているため掬い上げ面1e1は徐々に水平方向から垂直方向に立ってきて、先ほど掬い上げられた現像剤は掬い上げ面1e1上を重力方向に滑り落ちて搬送部5の基材5aと傾斜版5bとに案内される。そして、図7(c)のようにさらに回転すると搬送部5の基材5aと傾斜版5bとに案内された現像剤はやがて傾斜板5bに案内されて口部1bに導かれて開口部1aから装置本体100へ排出される。このため現像剤収納部1Aの螺旋状突起1cから搬送されてきた現像剤は順次、この凸形状部1eに掬い上げられて装置本体100へ排出することが可能となる。本実施例では現像剤補給容器1の回転数は30rpmに設定しているため。これに合わせて搬送部5の傾斜角度αを45度としているが、本体シーケンスが異なる場合にはこの限りではない。すなわち現像剤補給容器1の回転数に応じて適宜、傾斜角度αは設定してよい。
[変形例]
図8は変形例を示す図である。図8は図13(a)の現像剤補給容器1と同様に変形例の現像剤補給容器をB−B断面で切断した断面図である。
図8において直径d1は凸形状部1fの稜線部の内面に接する内接円を示している。直径d2は搬送部5の仕切り板5aを頂点とした内接円を示している。実施例1と比べて凸形状部1eの直径d1が搬送部5の直径d2よりも小さくなっている点が異なり、その他の部品、及び、寸法関係は全て同じ構成であるので同一部品には同一符号を記して説明する。
図8で凸形状部1fは実施例1の凸形状部1eよりも径方向で回転中心側に迫り出しており、凸形状部に内接する円の直径はd1となっている。また搬送部5に内接する円の直径はd2となっている。ここで両者の関係を式に示すと
d1<d2 ・・・・・(1)
d1:凸形状部に内接する円の直径
d2:搬送部5に内接する円の直径
となる。凸形状部1fは搬送部5の回転方向下流側に設けられて、さらに径方向でオーバーラップしている。このため図5(b)で述べた実施例1の時よりも確実に現像剤を案内することができる。つまり掬い面1f1は徐々に水平方向から垂直方向に立ってきて、先ほど掬い上げられた現像剤は掬い面1f1上を重力方向に滑り落ちて搬送部5の仕切り板5aと傾斜板5bとに案内される。このとき1f1上を滑り落ちた現像剤は確実に搬送部5の仕切り板5aと傾斜板5bとに着地するため搬送部5の仕切り版5aと凸形状部1fとの隙間角度βからすり抜けることはない。よって、実施例1よりも確実に現像剤残量を低減できる。但し、凸形状部1fが迫り出している分で搬送部5の挿入時に凸形状部1fと干渉しないように注意が必要であるため、実施例1よりも若干、組立性が落ちるがこれは致命的な問題ではない。また、本変形例ではインジェクション・ブロー成形では成形困難のため、ダイレクト・ブロー成形によって成形される。一般的にダイレクト・ブロー成形では必要量のパリソンを押出した後、いったん押出機を停止し、金型を閉じてブローするためにインジェクション・ブロー成形よりも成形タクトが長い。しかし、射出成形と比較すれば成形タクトの短縮が見込めるのと、現像剤収納部1を一体型で成形することが出来るのでわざわざ別部品を組立てる必要もないので製造コストは安くすることができる。よって、ダイレクト・ブロー成形でもトータルで製造コストを低減できる。
図9と図14は実施例2を示す図である。図9(a)は現像剤補給容器を回転軸線方向で縦に切断した断面図を示す。図9(b)は図9(a)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図である。図14は図9(b)の現像剤補給容器1の先端を斜め上から見た斜視図である。実施例1と比べて凸形状部1eの形状と数が多い点が異なり、その他の部品、及び、寸法関係は全て同じ構成であるので同一部品には同一符号を記して説明する。
図9と図14で凸形状部1gは搬送部5の周囲を取り囲むように現像剤収納部1Aの内周面に放射状に複数個が形成されている。本実施例では凸形状部1g(1g1、1g2、1g3・・・)は搬送部5を中心として回転方向に30度間隔で12個が形成されている。このため凸形状部1g1、1g2、1g3・・・と順次、現像剤を掬い上げて搬送部5に案内することができる。また凸形状部1gが複数個あるので現像剤補給容器1が1回転するときに現像剤を掬い上げる機会が複数回あるので、滞留する現像剤をより少なくすることができる。また、搬送部5は現像剤収納部1Aに対してどの位相角度で挿入しても必ず0度〜30度以内に1つ以上の凸形状部1gが形成される。万一、仕切り板5aと同じ位相の0度の位置に凸形状部1g1が形成されたとしても、その回転方向下流側の1g2が30度の間隔で形成されているため、凸形状部1gと搬送部5との隙間β1が30度以上は開くことはない。このため図5(b)で述べた実施例1の時と同様に確実に現像剤を案内することができる。
よって、現像剤収納部1Aに搬送部5を挿入するときに搬送部5の位相を合わせる必要がなく、組立性を向上させる事ができる。
<実験例1>
図5と図13に示す実施例1の現像剤補給容器1を用い、現像剤1000gを充填した後、画像形成装置100にセットし、所定の回転数(30rpm)で現像剤補給容器1を回転駆動させて現像剤を排出させた。その際の現像剤の排出時間と累積排出量の関係を図11に示す。なお、現像剤補給容器1の交換は装置本体100に設けられた現像剤補給容器空検知手段(不図示)によって現像剤補給容器1内の現像剤が無くなったことが検知された時点で実験終了としている。取り出し後の現像剤補給容器1内の現像剤残量を測定すると約18gであった。
[凸形状部と搬送部との位相角度]
図10は凸形状部1eと搬送部5の仕切り板5aとの隙間角度βが10度ずつ隙間が空いた時の現像剤残量を測定したグラフを示す。隙間角度βが0度から30度程度までは残量が約30g以下で推移しているが30度を超えると急激に増加して約60度では現像剤残量が80gとなり、凸形状部1eの効果が得られなくなっている事がわかる。これは折角、凸形状部1eで掬い上げても掬い上げられた現像剤が搬送部5の搬送領域5c(図6(b)参照)に案内されない。このため掬い上げられた現像剤が開口部1aに導かれるのではなく、大半がそのまま下方にこぼれ落ちている。よって、凸形状部1eで掬い上げられた現像剤がもとの現像剤収納部1の胴体部1dの内周面と開口部1aの内周面間にある段差Lに再び滞留してしまうために排出効率が悪くなっているためである。
<実験例2>
図8に示す変形例の現像剤補給容器1を用い、現像剤1000gを充填した後、画像形成装置にセットし、所定の回転数(30rpm)で現像剤補給容器を回転駆動させて現像剤を排出させた。その際の現像剤の排出時間と累積排出量の関係を図11に示す。なお、実験例1と同様に現像剤補給容器1内の現像剤が無くなったことが検知された時点で実験終了としている。取り出し後の現像剤補給容器1内の現像剤残量を測定すると約15gであった。
<実験例3>
図9と図14に示す実施例2の現像剤補給容器1を用い、現像剤1000gを充填した後、画像形成装置にセットし、所定の回転数(30rpm)で現像剤補給容器を回転駆動させて現像剤を排出させた。その際の現像剤の排出時間と累積排出量の関係を図11に示す。なお、実験例1と同様に現像剤補給容器1内の現像剤が無くなったことが検知された時点で実験終了としている。取り出し後の現像剤補給容器1内の現像剤残量を測定すると約12gであった。これは凸形状部1g1、1g2・・・と順次、現像剤を搬送部に案内して1回転当りの現像剤を掬い上げる機会が複数回に増えたことにより現像剤残量がさらに低減している。
<比較例1>
実験例1に対して凸形状部1eが無い現像剤収納部1Aに搬送部5を組立てた現像剤補給容器1を使用し、実験例1と同様に現像剤1000gを充填し、同条件にて現像剤の排出性能を確認した。その際の現像剤の排出時間と累積排出量の関係を図11に示す。なお、実験例1と同様に現像剤補給容器1内の現像剤が無くなったことが検知された時点で実験終了としている。取り出し後の現像剤補給容器1内の現像剤残量を測定すると約80gであった。これは搬送部5によって掬い上げられなかった現像剤が大量に現像剤補給容器内に残っていたことが原因と考えられる。
上述した実験において図11と図12をみれば分かるように本実施例と比較例を比較すると、実験例1の凸形状部1eを設けた現像剤補給容器1では比較例1の凸形状部1eを設けなかった現像剤補給容器1よりも滞留した現像剤の残量が少なかった。これは凸形状部1eによって滞留した現像剤を掬い上げて搬送部5に案内し、開口部1aへ現像剤を効率よく導いたからである。また実施例1の変形例では凸形状部1fの先端を搬送部5とオーバーラップさせているので掬い上げた現像剤をより確実に搬送部に案内している。このため凸形状部1fと搬送部5との隙間角度βからこぼれる現像剤の量を最小限にできるため実施例1よりもさらに現像剤残量を低減できている。また実施例2では複数の凸形状部1gが放射状に形成されているので搬送部5の挿入時に位相合わせが不要となり、組立性を向上することができることは勿論の事、実施例1よりも滞留した現像剤の残量を少なくする事ができた。
本発明を適用し得る画像形成装置の一例を示す断面図である 図1の画像形成装置を示す斜視図である 現像剤補給容器を画像形成装置に装着する様子を示す斜視図である 現像剤の装着動作、すなわち(a)装着開始時、(b)装着途中、(c)装着完了時を示す断面図 (a)本発明の現像剤補給容器を斜め上から見た斜視図 (b)図5(a)の現像剤補給容器を回転軸線方向で縦に割ったA−A断面を斜め上から見た斜視図 (c)現像剤収納部の口部の詳細図 (a)搬送部5を斜め上から見た斜視図 (b)図6の搬送部5の側面図 回転中(矢印C方向)の現像剤の様子を見るために図13(a)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図 図13(a)の現像剤補給容器1と同様に変形例の現像剤補給容器をB−B断面で切断した断面図 (a)実施例2の現像剤補給容器1を回転軸線方向で縦に切断した断面図 (b)図9(a)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図 実施例1の凸形状部1eと搬送部5の位相角度をずらした時の現像剤残量のグラフ 実施例1〜2、変形例、比較例における現像剤排出性能をあらわすグラフ 実施例1〜2、変形例、比較例における性能比較表 (a)現像剤補給容器を回転軸線方向で縦に切断したA−A断面図 (b)図5(b)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図 (c)図5(b)の現像剤補給容器1をB−B断面で切断した断面図 (d)現像剤補給容器1の組立の状態を表した斜視図 図9(b)の現像剤補給容器の先端を斜め上から見た斜視図
1 現像剤補給容器
1A 現像剤収納部
1a 開口部
1b 口部
1b1 凸状の係止部
1c 螺旋状突起
1d 胴体部
1e 凸形状部
1e1 掬い面
1e2 稜線部
1f 変形例の凸形状部
1f1 稜線部
2 封止部
2a 駆動伝達部
3 係合突起
4 解除力受け部
5 搬送部
5a 仕切り板
5b 傾斜版
5b3 下部
α 傾斜版5bの回転軸線方向に対する傾斜角度
β 搬送部5の仕切り版5aと凸形状部1eとの隙間角度

Claims (7)

  1. 画像形成装置に水平に着脱自在に載置され、回転することで搬送・排出する現像剤補給容器であって、
    現像剤を収納する円筒状の現像剤収納部と、
    前記現像剤収納部の一端部に回転軸線方向から見て前記現像剤収納部よりも断面積が小さな円筒状の開口部と、
    前記現像剤収納部内には前記現像剤を前記開口部に導いて前記画像形成装置へと搬送する搬送部と、を有し、
    前記搬送部は前記開口部から前記回転軸線方向に挿入可能であり、前記現像剤収納部の内周面上には前記搬送部へ現像剤を案内する凸形状部が設けられていることを特徴とする現像剤補給容器。
  2. 前記現像剤収納部はブロー成形にて成形した中空容器であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。
  3. 前記凸形状部と前記搬送部とのなす角度は前記開口部側の回転軸線方向から見て、前記凸形状部が前記搬送部に対して回転方向下流側の0度〜30度以下に設けられていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の現像剤補給容器。
  4. 前記凸形状部は前記現像剤収納部に複数個が設けられていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の現像剤補給容器。
  5. 前記凸形状部は搬送部と径方向でオーバーラップしていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の現像剤補給容器。
  6. 前記凸形状部は断面形状がV字型形状を形成していることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像剤補給容器。
  7. 前記搬送部は基材としての仕切り板と、該仕切り板の両側には垂直に延出した傾斜板とを有し、前記現像剤は前記仕切り板と前記傾斜板とによって前記開口部へ導かれることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像剤補給容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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