JP2010175719A - 現像剤カートリッジおよびその製造方法ならびに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像剤(トナーT)を収容する筐体(現像フレーム50B)と、筐体の両側壁50L、50Rに設けられた、筐体内の現像剤の量を検出するための検出光を筐体内へ導入する第1導光部材110と筐体内を通過した検出光Lを外部へ導出する第2導光部材120とを備えた現像カートリッジ5Bを構成する。第1導光部材110と第2導光部材120のうち少なくとも一方は、検出光Lを反射または屈折させることで光路をずらして検出光Lを導光する光学素子を含むと共に、外部からまたは外部へ導光される検出光Lの光軸Xの周りに回動可能なように筐体に支持される。
【選択図】図3
Description
<レーザプリンタの概略構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、方向はレーザプリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
レーザプリンタ1に装着可能な現像カートリッジ5Bには、トナーの初期容量が異なる2種類のタイプがある。具体的には、例えば、最大印字可能枚数が6000枚に設定された大容量タイプと、最大印字可能枚数が3000枚に設定され、大容量タイプよりもトナーの初期容量が少ない小容量タイプである。なお、各タイプの現像カートリッジ5Bは、トナー収容室58内に収容されるトナーTの初期容量が異なるだけであり、構成は略同一である。
第1導光部材110は、図3(a)に示すように、現像フレーム50Bの側壁50Lに形成された取付穴130Lに嵌合され、フランジ114Aおよび係止部114Bにより取付穴130Lから離脱しないように係合している。第1導光部材110は、現像フレーム50Bに回動可能に支持されている。導入部115Aは、外側面115の中央部にあるため、現像フレーム50Bに対し第1導光部材110を回動させても、導入部115Aの位置は変わらないようになっている。言い換えると、第1導光部材110は、導入部115Aに導入される検出光Lの光軸Xの周りに回動可能となっている。
以上のような構成の現像カートリッジ5Bを製造する際には、大容量タイプか、小容量タイプかに応じて、所定量のトナーTを現像フレーム50Bのトナー収容室58に供給する。そして、供給したトナーTの量に応じて、第1導光部材110および第2導光部材120を回動させる。すなわち、現像カートリッジ5Bが大容量タイプであれば、マーク119が上方を向いて大容量マーク136と合うように回動させ、現像カートリッジ5Bが小容量タイプであれば、マーク119が下方を向いて小容量マーク137と合うように回動させる。こうして、トナー収容室58を通過する検出光Lの高さ位置を調整する。なお、ここでいう製造とは、現像カートリッジ5Bを工場で新規に製造するときと、空になった現像カートリッジ5Bを回収して、再度トナーTを詰め、調整して出荷する、いわゆるリサイクル時との両方を含む意味である。
図3(a)に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、発光素子81と、受光素子82と、現像カートリッジ5Bの交換時期を判定する判定手段150を備えている。
交換時期の判定の方法を簡単に説明すると、受光信号の強度が予め設定された受光基準値を超えた時間を算出し、この超えた時間の割合(デューティ比)が判定閾値を超えた場合に現像カートリッジ5Bが交換時期(トナーエンプティ)であると判定する。
以上のように構成されたレーザプリンタ1における残量の判定について説明する。
大容量タイプの現像カートリッジ5Bを用いる場合、図3(a),(b)に示すように、製造時またはリサイクル時に第1導光部材110および第2導光部材120の向きを調整してあることで、それらのマーク119が上方に向いて大容量マーク136に合っている。
図6(a),(b)に示すように、第2実施形態の現像カートリッジ501は、第1実施形態に対し、第2導光部材120に代えて、第2導光部材の一例としての透明な樹脂板220を設けたものである。すなわち、現像カートリッジ501から検出光Lが出ていく側壁50Rに光透過部として樹脂板220を設けている。樹脂板220は、第1導光部材110を回動させたときに、検出光Lが動く範囲で光を透過するための十分な面積を有している。そして、受光素子82も、同じくその範囲で受光できるように、十分に広い受光面を有している。
このような形態によっても、現像カートリッジ501を通る検出光Lの高さを、トナーTの初期容量に応じて変えて、トナーTの有効利用を図ることができる。
図7(a),(b)に示すように、第3実施形態の現像カートリッジ502は、第1実施形態に対し、第1導光部材110に代えて、第1導光部材の一例としての透明な樹脂板210を設けたものである。すなわち、現像カートリッジ502から検出光Lが入る側壁50Lに光透過部として樹脂板210を設けている。樹脂板210は、発光素子81が発する光が透過するための十分な面積を有している。なお、発光素子81は、第2導光部材120をどの向きに回動させても導入部126Aに検出光Lが入ることができるように、僅かに拡がるビームを発するものを用いるとよい。
このような形態によっても、現像カートリッジ502を通った検出光Lを検出する位置の高さを、トナーTの初期容量に応じて変えて、トナーTの有効利用を図ることができる。
図8(a),(b)に示すように、第4実施形態の現像カートリッジ503は、第1実施形態に対し、第1導光部材110および第2導光部材120に代えて、光の屈折を利用するものに変更したものである。すなわち、第1導光部材310および第2導光部材320は、互いに平行な屈折面312および屈折面313を有する光学素子の一例としての樹脂板311を有し、これが、本体部111に固定されている。なお、樹脂板311を本体部111と一体に構成してもよい。樹脂板311は、屈折面312および屈折面313が、発光素子81が発する検出光の光軸Xに対し斜めになるように配置されている。
このような形態によれば、検出光Lは、第1導光部材310の屈折面312および屈折面313により屈折し、光路の高さ位置がずれて現像カートリッジ503内に入る。そして、検出光Lは、第2導光部材320の屈折面313および屈折面312により屈折し、受光素子82に入る。したがって、現像カートリッジ503を通った検出光Lを検出する位置の高さを、トナーTの初期容量に応じて変えて、トナーTの有効利用を図ることができる。
図9(a),(b)に示すように、第5実施形態の現像カートリッジ504は、第1実施形態に対し、第1導光部材110を第1導光部材410に変更し、第2導光部材120を第2導光部材420に変更したものである。
第1導光部材410は、発光素子81が発する検出光Lの光軸Xに対し45度傾き、側面視において本体部111の中央に設けられたミラー411と、光軸Xに対し図9において上方にR1だけ離れて配置され、ミラー411で反射した光をほぼ右方向に反射するミラー412とを備えている。一方、第2導光部材420は、発光素子81が発する検出光Lの光軸Xに対し45度傾き、側面視において本体部111の中央に設けられたミラー421と、光軸Xに対し図9において上方にR2だけ離れて配置され、ミラー421で反射された光を下方に向けて反射するミラー422とを備えている。ここで、距離R1は、距離R2より大きく設定されている。つまり、ミラー411とミラー412は、それらの反射面が互いに平行ではなく、ミラー421とミラー422もそれらの反射面が互いに平行ではない。
このような形態によっても、現像カートリッジ504を通った検出光Lを検出する位置の高さを、トナーTの初期容量に応じて変えて、トナーTの有効利用を図ることができる。
例えば、前記した樹脂板220,210は、検出光が透過できればよいので、ガラス板など他の材料を用いてもよいし、透明にする範囲も、現像カートリッジの側壁全体や、現像フレーム全体であってもよい。樹脂板311も、適宜、他の材料を用いることができる。
5 プロセスユニット
5A 感光体ユニット
5B 現像カートリッジ
50A 感光体フレーム
50B 現像フレーム
50L 側壁
50R 側壁
58 トナー収容室
81 発光素子
82 受光素子
110 第1導光部材
115A 導入部
116A 導出部
117 第1反射面
118 第2反射面
120 第2導光部材
125A 導出部
126A 導入部
136 大容量マーク
137 小容量マーク
150 判定手段
L 検出光
T トナー
X 光軸
Claims (5)
- 画像形成装置本体に着脱自在に装着可能な現像剤カートリッジであって、
現像剤を収容する筐体と、
前記筐体の両側壁に設けられた、前記筐体内の現像剤の量を検出するための検出光を前記筐体内へ導入する第1導光部材と前記筐体内を通過した検出光を外部へ導出する第2導光部材とを備え、
前記第1導光部材と前記第2導光部材のうち少なくとも一方は、検出光を反射または屈折させることで光路をずらして検出光を導光する光学素子を含むと共に、外部からまたは外部へ導光される検出光の光軸周りに回動可能なように前記筐体に支持されることを特徴とする現像剤カートリッジ。 - 前記光学素子は、2つの平行な反射面を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
- 前記光学素子は、2つの平行な屈折面を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
- 初期容量が異なる複数種類の現像剤カートリッジを装着可能に構成された画像形成装置であって、
前記現像剤カートリッジは、
現像剤を収容する筐体と、
前記筐体の両側壁に設けられた、前記筐体内の現像剤の量を検出するための検出光を前記筐体内へ導入する第1導光部材と前記筐体内を通過した検出光を外部へ導出する第2導光部材とを備え、
前記第1導光部材と前記第2導光部材のうち少なくとも一方は、検出光を反射または屈折させることで光路をずらして検出光を導光する光学素子を含むと共に、外部からまたは外部へ導光される検出光の光軸周りに回動可能なように前記筐体に支持されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の現像剤カートリッジの製造方法であって、
前記筐体内に現像剤を供給し、
前記筐体内に収容された現像剤の量に応じて、前記第1導光部材および前記第2導光部材の少なくとも一方を回動させて前記筐体内を通過する検出光の位置または通過した検出光の検出位置を調整することを特徴とする現像剤カートリッジの製造方法。
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JPS6130723A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-13 | Jeol Ltd | 干渉計 |
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JP2007219294A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置および現像剤カートリッジ |
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