JP2010173419A - 車両の動力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動輪10とエンジン1との間の動力伝達経路に介装する第一クラッチ4と、駆動輪10とモータ2との間の動力伝達経路に介装する第二クラッチ6と、第一クラッチ4と第二クラッチ6とを動力伝達可能に接続し、且つ第一クラッチ4と第二クラッチ6との間の動力伝達経路に介装する遊星歯車機構14が、駆動輪10に接続するサンギア30と、モータ2及び第二クラッチ6を介してサンギア30と接続するリングギア32と、サンギア30とリングギア32との間に介装し、且つサンギア30及びリングギア32と噛合するピニオンギア34と、エンジン1と第一クラッチ4を介して接続し、且つピニオンギア34を回転自在に支持するキャリア36を備える。
【選択図】図1
Description
この動力制御装置は、エンジンとモータとの間の動力伝達経路に介装する第一クラッチと、モータと駆動輪との間の動力伝達経路に介装する第二クラッチとを備えている。そして、第一クラッチ及び第二クラッチのうち少なくとも一方の温度に応じて、第一クラッチをスリップ締結させる締結圧と、第二クラッチをスリップ締結させる締結圧とを制御する。これにより、第一クラッチ及び第二クラッチに発熱を分散させて、第二クラッチの過熱を抑制し、第二クラッチの過熱により正常な走行が阻害されることを抑制している。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、走行時に大きな駆動トルクを要する場合であっても、第二クラッチの過熱を抑制することが可能な、車両の動力制御装置を提供することを課題とする。
これにより、モータのトルクを駆動輪へ伝達する際に第二クラッチに加わる負荷を、遊星歯車機構により減少させることが可能となるため、第二クラッチの発熱量を減少させて、第二クラッチの過熱を抑制することが可能となる。
(第一実施形態)
(構成)
図1は、本実施形態の動力制御装置を備える車両Cの概略構成図である。
図1中に示すように、動力制御装置を備える車両Cは、エンジン1と、モータ2と、第一クラッチ4と、第二クラッチ6と、変速機8と、駆動輪10と、従動輪12と、遊星歯車機構14と、統合コントローラ16を備えている。
また、エンジン1は、統合コントローラ16との間で相互に情報信号の入出力を行い、統合コントローラ16が出力する制御指令に基づいて、スロットルバルブ(図示せず)のバルブ開度等を制御する。なお、エンジン1から統合コントローラ16へ出力する情報信号には、エンジン1の回転数や、エンジン1のトルク等を含む。
また、モータ2には、インバータ18を介してバッテリ20を接続している。
インバータ18は、統合コントローラ16との間で相互に情報信号の入出力を行い、統合コントローラ16が出力する制御指令に基づいて、三相交流を形成したモータ2に印加することにより、モータ2を制御する。なお、モータ2から統合コントローラ16へ出力する情報信号には、モータ2の回転数や、モータ2のトルク等を含む。
また、第一クラッチ4は、統合コントローラ16との間で相互に情報信号の入出力を行い、統合コントローラ16が出力する制御指令に基づいて締結圧が変化し、スリップ締結を含む締結状態または解放状態に切り換わる。
また、第二クラッチ6は、統合コントローラ16との間で相互に情報信号の入出力を行い、統合コントローラ16が出力する制御指令に基づいて締結圧が変化し、スリップ締結を含む締結状態または解放状態に切り換わる。
また、変速機8は、エンジン1及びモータ2のうち少なくとも一方から入力される回転動力を、その回転動力の回転方向と同一回転方向のみに出力する構成である。これは、例えば、変速機8が有する、キャリア、サンギア及びリングギアを、それぞれ、相対回転可能とするフリー状態または一体回転可能とするロック状態に切り替える構成である。
左後輪10Lは、左ドライブシャフト22L、ディファレンシャル24、プロペラシャフト26を介して、変速機8の出力軸と連結している。
右後輪10Rは、右ドライブシャフト22R、ディファレンシャル24、プロペラシャフト26を介して、変速機8の出力軸と連結している。
従動輪12は、駆動輪10よりも車両前後方向前方に配置した、車幅方向中心よりも左側に配置した左前輪12Lと、車幅方向中心よりも右側に配置した右前輪12Rから形成している。
また、遊星歯車機構14は、サンギア30と、リングギア32と、複数のピニオンギア34と、キャリア36とを備えている。
サンギア30は、駆動輪10に接続する。具体的には、サンギア30が有する回転軸を、変速機8を介して駆動輪10に接続する。
各ピニオンギア34は、サンギア30とリングギア32との間に介装し、サンギア30及びリングギア32と噛合する。すなわち、サンギア30とリングギア32との間では、両者に噛合するピニオンギア34の回転を介して、互いの回転を伝達する。
ブレーキストロークセンサ40は、運転者によるブレーキペダル(図示せず)の操作量(踏量)を検出し、この検出した操作量を含む情報信号を、統合コントローラ16へ出力する。
図2は、統合コントローラ16の詳細な構成を示すブロック図である。
統合コントローラ16は、要求駆動力算出手段42と、バッテリ制御手段44と、エンジン制御手段46と、モータ制御手段48と、第一クラッチ制御手段50と、第二クラッチ制御手段52と、変速機制御手段54と、走行モード制御手段56を備えている。
バッテリ制御手段44は、バッテリ20の充電状態を示すバッテリSOCを監視し、バッテリSOCを監視して得たバッテリSOCを含む情報信号を、走行モード制御手段56へ出力する。
また、エンジン制御手段46は、走行モード制御手段56が出力する目標エンジントルク指令等に応じて、エンジン1のトルクを制御する制御指令を演算する。そして、この演算した制御指令を含む情報信号を、エンジン1へ出力する。これは、具体的には、例えば、図外のスロットルバルブアクチュエータへ出力する。
第一クラッチ制御手段50は、走行モード制御手段56が出力する第一クラッチ制御指令に基づいて、第一クラッチ4の状態を第一クラッチ制御指令に応じた状態とするために必要な、第一クラッチ4の締結圧を演算する。ここで、第一クラッチ制御指令は、第一クラッチ4の状態を、締結状態または解放状態に切り換える指令である。
なお、第一クラッチ4を締結状態に切り換えると、駆動輪10とエンジン1との間の動力伝達経路が連通して、エンジン1が発生させる駆動力を駆動輪10へ伝達可能となる。この状態では、エンジン1が、駆動輪10を駆動可能な駆動源を形成する。
そして、第二クラッチ制御手段52は、第二クラッチ6の締結圧を、演算した第二クラッチ6の締結圧とする制御指令を生成し、この生成した制御指令を含む情報信号を、第二クラッチ6に出力する。
変速機制御手段54は、変速機8の変速比を検出し、この検出した変速比を含む情報信号を、走行モード制御手段56へ出力する。
また、変速機制御手段54は、走行モード制御手段56が出力する変速比制御指令に基づいて、変速機8の変速比を制御する。
複数の走行モードは、EV走行、回生制動、エンジン再始動、HEV走行、HEV走行アシスト、HEV走行充電、低速クリープ、低速トルクアップの八種類の走行モードである。
また、各走行モードにおける、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6の動作状態は、以下の表に示す動作状態である。
上記のフィードバック制御は、モータ2の回転数をNm、変速機8の入力側の回転数をNiとした場合に、再始動させたエンジン1の目標回転数をNe、Nm>Ni且つNm>Neとなるように、モータ2に対して行う制御である(「備考」参照)。
また、上記の表中に示すように、HEV走行では、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の状態を締結状態に制御する。これに加え、エンジン1のトルクを、要求駆動力に応じたトルク(駆動トルク)に制御するとともに、モータ2のトルクを「0」に制御する。ここで、エンジン1及びモータ2の回転数は、正方向の回転数(正回転)に制御する。
また、低速クリープにおけるフィードバック制御は、具体的には、エンジン1の回転数を任意の回転数とし、且つ遊星歯車機構14が伝達するトルクのバランスを保つために行う制御である(「備考」参照)。
なお、上述した「モータ軸上のトルク」は、第二クラッチ6によりモータ2から駆動輪10へ伝達するトルクである。
次に、図1及び図2と上記の表を参照しつつ、図3から図14を用いて、本実施形態の動力制御装置、及び動力制御装置を備えた車両Cの動作について、八種類の走行モード毎に、それぞれ、説明する。
・EV走行
まず、図3及び図4を用いて、EV走行について説明する。
図3は、車両Cの走行モードをEV走行に切り換える際の、動力制御装置の状態を示す図である。なお、図3中では、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6、変速機8及び遊星歯車機構14以外の図示を省略している。
車両Cの走行モードをEV走行に切り換える走行モード制御手段56は、モータ2のトルクを、要求駆動力に応じた駆動力を駆動輪10へ伝達可能なトルクとする制御指令を、モータ制御手段48へ出力する。
また、車両Cの走行モードをEV走行に切り換える走行モード制御手段56は、第一クラッチ4の状態を解放状態に切り換える第一クラッチ制御指令を、第一クラッチ制御手段50へ出力する。これに加え、第二クラッチ6の状態を締結状態に切り換える第二クラッチ制御指令を、第二クラッチ制御手段52へ出力する。
また、第二クラッチ制御手段52は、第二クラッチ6の締結圧を、第二クラッチ6の状態が締結状態となる締結圧に制御する制御指令を生成し、この生成した制御指令を含む情報信号を、第二クラッチ6に出力する。
したがって、走行モード制御手段56が、車両Cの走行モードをEV走行に切り換えると、図3中に示すように、第一クラッチ4の状態が解放状態に切り換わるとともに、第二クラッチ6の状態が締結状態に切り換わる。
このため、キャリア36の回転数Ncは、エンジン1の回転数Neに因らず、モータ2の回転数Nm及び変速機8の入力回転数Niと等しくなる(Nm=Nc=Ni)。また、変速機8の入力軸へ伝達されるトルクTiは、モータ2のトルクTmと等しくなる(Ti=Tm)。
このため、変速機8の構成を、入力される回転動力を、その回転動力の回転方向と同一回転方向及び逆回転方向に出力する構成とした場合と比較して、変速機8を介して駆動輪10に伝達するトルクを増加させることが可能となる。これは、例えば、構成の異なる変速機を、同じ変速比に制御した場合の比較に基づく。また、EV走行以外の七種類の走行モードにおいても、同様である。
次に、図3及び図4を参照して、回生制動について説明する。
走行モード制御手段56は、例えば、要求駆動力算出手段42が出力した情報信号と、バッテリ制御手段44が得たバッテリSOCに基づき、要求駆動力が「0」以下であり、バッテリSOCが所定値以下である場合、車両Cの走行モードを回生制動に切り換える。
ここで、要求駆動力が「0」以下である場合とは、例えば、アクセルペダル及びブレーキペダルの操作量が「0」であり、運転者がエンジンブレーキによる制動力を要求している状態である。これ以外には、例えば、アクセルペダルの操作量が「0」であり、且つブレーキペダルの操作量が「0」を越えており、運転者が機械的ブレーキによる制動力を要求している状態である。
車両Cの走行モードを回生制動に切り換える走行モード制御手段56は、モータ2のトルクを、運転者が要求する制動力に応じたトルクとする制御指令を、モータ制御手段48へ出力する。
また、車両Cの走行モードを回生制動に切り換える走行モード制御手段56は、第一クラッチ4の状態を解放状態に切り換える第一クラッチ制御指令を、第一クラッチ制御手段50へ出力する。これに加え、第二クラッチ6の状態を締結状態に切り換える第二クラッチ制御指令を、第二クラッチ制御手段52へ出力する。
また、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作も、上記のEV走行と同様である(図4参照)。
したがって、走行モード制御手段56が、車両Cの走行モードを回生制動に切り換えると、モータ2が回生制動により発生した電力が、インバータ18を介してバッテリ20へ充電される。
次に、図5から図8を用いて、エンジン再始動について説明する。
走行モード制御手段56は、停止したエンジンを始動させるエンジン再始動要求を受けると、車両Cの走行モードをエンジン再始動に切り換える。この切り換えは、例えば、車両Cの走行モードがEV走行である状態で行う。
エンジン再始動要求は、エンジン1を停止させ、且つモータ2の駆動力で駆動輪10を駆動させる走行状態において、要求駆動力算出手段42が出力した情報信号と、バッテリ制御手段44が得たバッテリSOCに基づき発生させる。これは、例えば、要求駆動力をモータ2の駆動力のみで発生させること不可能である場合や、バッテリ20の充電量が、モータ2の駆動が困難となる量に低下している場合であり、エンジン1の駆動力が必要な場合である。
車両Cの走行モードをエンジン再始動に切り換える際には、時間差を設けた二段階の制御を行う。以下の説明では、二段階の制御のうち先に行う制御を「前段制御」と記載し、二段階の制御のうち後に行う制御を「後段制御」と記載する。
図5は、車両Cの走行モードをエンジン再始動に切り換える際の前段制御における、動力制御装置の状態を示す図である。なお、図5中では、図3中と同様、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6、変速機8及び遊星歯車機構14以外の図示を省略している。
また、図6は、前段制御における、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作を示す概略図である。なお、図6中では、エンジン1の駆動軸、モータ2の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6を、図4中と同様に記載している。
ここで、第二クラッチ制御手段52は、第二クラッチ6の締結圧を、第二クラッチ6によりモータ2から駆動輪10へ伝達するトルクが、駆動輪10の駆動に必要なトルクを保持する範囲で減少する締結圧に制御する制御指令を生成する。そして、この生成した制御指令を含む情報信号を、第二クラッチ6に出力する。
そして、前段制御では、図6中に示すように、第一クラッチ4が解放状態となる(CL1解放)ため、エンジン1の回転は、キャリア36へ伝達されない。また、第二クラッチ6がスリップ締結状態となる(CL2スリップ締結)ため、モータ2の回転は、リングギア32及びピニオンギア34を介して、キャリア36へ伝達される。これに加え、モータ2の回転は、サンギア30及びスリップ締結状態の第二クラッチ6を介して、変速機8の入力軸へ伝達される。
図7は、車両Cの走行モードをエンジン再始動に切り換える際の後段制御における、動力制御装置の状態を示す図である。なお、図7中では、図3中と同様、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6、変速機8及び遊星歯車機構14以外の図示を省略している。
また、図8は、後段制御における、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作を示す概略図である。なお、図8中では、エンジン1の駆動軸、モータ2の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6を、図4中と同様に記載している。
後段制御を行う走行モード制御手段56は、第一クラッチ4の状態をスリップ締結状態に切り換える第一クラッチ制御指令を、第一クラッチ制御手段50へ出力する。
ここで、第一クラッチ制御手段50は、第一クラッチ4の締結圧を、第一クラッチ4により、モータ2から遊星歯車機構14を介してエンジン1へ伝達するトルクを、エンジン1の始動に必要なトルクへ増加させる締結圧に制御する制御指令を生成する。そして、この生成した制御指令を含む情報信号を、第一クラッチ4に出力する。
第一クラッチ4の状態がスリップ締結状態に切り換わると、エンジン1のトルクは、エンジン1に固有のフリクションに応じたトルクとなる。
さらに、モータ2のトルクTmは、駆動トルクと、第一クラッチ4が伝達するトルクTCL1と、回転数F/Bトルクとを合わせたトルクとなる(駆動トルク+TCL1+回転数F/Bトルク)。また、変速機8の入力軸へ伝達されるトルクTiは、モータ2のトルクTmから第一クラッチ4が伝達するトルクTCL1を減算したトルクとなる(Ti=Tm−TCL1)。
また、上記の制御指令をモータ制御手段48へ出力した走行モード制御手段56は、エンジン1の始動に必要な燃料を噴射する制御指令を、エンジン制御手段46へ出力する。
エンジン1の始動に必要な燃料を噴射する制御指令の入力を受けたエンジン制御手段46は、エンジン1の回転数に応じた量の燃料(ガソリン等)をシリンダー内へ噴射する制御指令を、エンジン1へ出力する。
上記の手順により車両Cの走行モードをエンジン再始動に切り換えると、第二クラッチ6のスリップ締結により、モータ2による車両Cの走行状態を維持しながら、第一クラッチ4のスリップ締結により、エンジン1を始動させることが可能となる。このため、走行時におけるエンジン1の始動時に発生する振動を低減させることが可能となる。
次に、図9及び図10を用いて、HEV走行について説明する。
図9は、車両Cの走行モードをHEV走行に切り換える際の、動力制御装置の状態を示す図である。なお、図9中では、図3中と同様、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6、変速機8及び遊星歯車機構14以外の図示を省略している。
また、図10は、車両Cの走行モードをHEV走行に切り換えた状態における、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作を示す概略図である。なお、図10中では、エンジン1の駆動軸、モータ2の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6を、図4中と同様に記載している。
車両Cの走行モードをHEV走行に切り換える走行モード制御手段56は、モータ2のトルクを「0」とする制御指令を、モータ制御手段48へ出力する。これに加え、エンジン1のトルクを要求駆動力に応じたトルク(駆動トルク)とする制御指令を、エンジン制御手段46へ出力する。
一方、エンジン制御手段46は、エンジン1のトルクを、要求駆動力を発生可能なトルクに制御する制御指令を演算する。そして、この演算した制御指令を含む情報信号を、エンジン1へ出力する。
そして、第一クラッチ制御手段50は、第一クラッチ4の締結圧を、第一クラッチ4の状態が締結状態となる締結圧に制御する制御指令を生成し、この生成した制御指令を含む情報信号を、第一クラッチ4に出力する。
したがって、走行モード制御手段56が、車両Cの走行モードをHEV走行に切り換えると、図9中に示すように、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の状態が締結状態に切り換わる。
このため、キャリア36の回転数Ncは、エンジン1の回転数Neと等しくなり(Nc=Ne)、モータ2の回転数Nmは、変速機8の入力回転数Niと等しくなる(Nm=Ni)。また、変速機8の入力軸へ伝達されるトルクTiは、エンジン1のトルクTeにモータ2のトルクTmを加算したトルクとなる(Ti=Te+Tm)。
次に、図9及び図10を参照して、HEV走行アシストについて説明する。
走行モード制御手段56は、例えば、要求駆動力算出手段42が出力した情報信号と、バッテリ制御手段44が得たバッテリSOCに基づき、車両Cの走行モードをHEV走行アシストに切り換える。これは、例えば、エンジン1のみで走行している状態から、エンジン1のトルクを減少させるとともに、エンジン1のトルクをモータ2のトルクにより補助(アシスト)して、要求駆動力を得る場合である。したがって、HEV走行アシストへの切り換えは、バッテリSOCがモータ2を駆動可能な値である場合に行う。すなわち、HEV走行アシストでは、要求駆動力を保持するとともに、エンジン1による燃料の消費量を低減させることが可能となるため、良好な燃費を得ることが可能となる。
一方、エンジン制御手段46は、エンジン1のトルクを、駆動トルクからアシストトルクを減算したトルクに制御する制御指令を演算する。そして、この演算した制御指令を含む情報信号を、エンジン1へ出力する。
第一クラッチ制御指令の入力を受けた第一クラッチ制御手段50が行う処理と、第二クラッチ制御指令の入力を受けた第二クラッチ制御手段52が行う処理は、上記のHEV走行と同様である(図9参照)。
また、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作も、上記のHEV走行と同様である(図10参照)。
次に、図9及び図10を参照して、HEV走行充電について説明する。
走行モード制御手段56は、例えば、要求駆動力算出手段42が出力した情報信号と、バッテリ制御手段44が得たバッテリSOCに基づき、車両Cの走行モードをHEV走行充電に切り換える。これは、例えば、エンジン1のみで走行している状態から、モータ2のトルクを、バッテリ20を充電可能なトルク(充電トルク)とするとともに、この充電トルクに応じてエンジン1のトルクを増加させ、要求駆動力を得る場合である。したがって、HEV走行充電への切り換えは、エンジン1の発生可能なトルクが、要求駆動力に対して余裕がある場合や、バッテリSOCが所定値以下である場合に行う。
これに加え、車両Cの走行モードをHEV走行充電に切り換える走行モード制御手段56は、上記の充電トルクに応じて、エンジン1のトルクを増加させる制御指令を、エンジン制御手段46へ出力する。具体的には、エンジン1のトルクを、要求駆動力を得るための駆動トルクに充電トルクを加算したトルク(駆動トルク+充電トルク)とする制御指令を、エンジン制御手段46へ出力する。
一方、エンジン制御手段46は、エンジン1のトルクを、駆動トルクに充電トルクを加算したトルクに制御する制御指令を演算する。そして、この演算した制御指令を含む情報信号を、エンジン1へ出力する。
第一クラッチ制御指令の入力を受けた第一クラッチ制御手段50が行う処理と、第二クラッチ制御指令の入力を受けた第二クラッチ制御手段52が行う処理は、上記のHEV走行と同様である(図9参照)。
また、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作も、上記のHEV走行と同様である(図10参照)。
次に、図11及び図12を用いて、低速クリープについて説明する。
図11は、車両Cの走行モードを低速クリープに切り換える際の、動力制御装置の状態を示す図である。なお、図11中では、図3中と同様、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6、変速機8及び遊星歯車機構14以外の図示を省略している。
また、図12は、車両Cの走行モードを低速クリープに切り換えた状態における、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作を示す概略図である。なお、図12中では、エンジン1の駆動軸、モータ2の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6を、図4中と同様に記載している。
ここで、要求駆動力がクリープ走行による駆動力である場合とは、アクセルペダル及びブレーキペダルの操作量が「0」であり、運転者が、低速走行時において、エンジン1のアイドリングによる駆動力を要求している状態である。
また、低速クリープにおけるフィードバック制御は、具体的には、エンジン1の回転数を任意の回転数とし、且つ遊星歯車機構14が伝達するトルクのバランスを保つために行う制御である。
そして、エンジン制御手段46は、エンジン1のトルクを駆動トルクに制御する制御指令を演算する。そして、この演算した制御指令を含む情報信号を、エンジン1へ出力する。
また、車両Cの走行モードを低速クリープに切り換える走行モード制御手段56は、第一クラッチ4の状態を締結状態に切り換える第一クラッチ制御指令を、第一クラッチ制御手段50へ出力する。これに加え、第二クラッチ6の状態を解放状態に切り換える第二クラッチ制御指令を、第二クラッチ制御手段52へ出力する。
また、第二クラッチ制御手段52は、第二クラッチ6の締結圧を、第二クラッチ6の状態が解放状態となる締結圧に制御する制御指令を生成し、この生成した制御指令を含む情報信号を、第二クラッチ6に出力する。
したがって、走行モード制御手段56が、車両Cの走行モードを低速クリープに切り換えると、図11中に示すように、第一クラッチ4の状態が締結状態に切り換わるとともに、第二クラッチ6の状態が解放状態に切り換わる。
次に、図13及び図14を用いて、低速トルクアップについて説明する。
図13は、車両Cの走行モードを低速トルクアップに切り換える際の、動力制御装置の状態を示す図である。なお、図13中では、図3中と同様、エンジン1、モータ2、第一クラッチ4、第二クラッチ6、変速機8及び遊星歯車機構14以外の図示を省略している。
また、図14は、車両Cの走行モードを低速トルクアップに切り換えた状態における、モータ2の駆動軸、エンジン1の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6の動作を示す概略図である。なお、図14中では、エンジン1の駆動軸、モータ2の駆動軸、変速機8の入力軸、第一クラッチ4及び第二クラッチ6を、図4中と同様に記載している。
一方、モータ制御手段48は、モータ2のトルクを、増加させる要求駆動力を得るために必要なトルクに制御する制御指令を演算する。そして、この演算した制御指令を含む情報信号を、インバータ18へ出力する。
そして、第一クラッチ制御手段50は、第一クラッチ4の締結圧を、第一クラッチ4の状態が締結状態となる締結圧に制御する制御指令を生成し、この生成した制御指令を含む情報信号を、第一クラッチ4に出力する。
ここで、第二クラッチ制御手段52は、第二クラッチ6の締結圧を、第二クラッチ6によりモータ2から駆動輪10へ伝達するトルクが、駆動輪10の駆動に必要なトルクの下限値から、モータ2のトルクに応じて増加する締結圧に制御する制御指令を生成する。そして、この生成した制御指令を含む情報信号を、第二クラッチ6に出力する。
そして、車両Cの走行モードを低速トルクアップに切り換えると、図14中に示すように、第一クラッチ4が締結状態となる(CL1締結)ため、エンジン1の回転がキャリア36へ伝達される。また、第二クラッチ6がスリップ締結状態となる(CL2スリップ締結)ため、モータ2の回転は、リングギア32及びピニオンギア34を介して、キャリア36へ伝達される。これに加え、モータ2の回転は、サンギア30及びスリップ締結状態の第二クラッチ6を介して、変速機8の入力軸へ伝達される。
また、第二クラッチ6が伝達するトルクTCL2は、モータ2のトルクTmに、エンジン1のトルクTeのうち遊星歯車機構14を介してモータ2の駆動軸に伝達する分を、加算したトルクとなる(TCL2=Tm+ZR/(ZR+ZS)×Te)。
ここで、変速機8の入力軸から第二クラッチ6に伝達するトルクは、サンギア30が有する歯数ZSとリングギア32が有する歯数ZRに基づく係数に、エンジン1のトルクTeを乗算したトルクである。具体的には、歯数ZSを、歯数ZSに歯数ZRを加算した値で除算し、これにエンジン1のトルクTeを乗算したトルクである(ZS/(ZR+ZS)×Te)。
また、上記の式(Ti=Tm+Te)は、次式(Ti=TCL2+ZS/(ZR+ZS)×TCL1)に変換して表すことが可能である。
したがって、変速機8の入力軸へ伝達されるトルクTiは、第二クラッチ6が伝達するトルクTCL2に、変速機8の入力軸から第二クラッチ6に伝達するトルクを加算したトルクとなる。
また、第二クラッチ6をスリップ締結状態として、モータ2のトルクを駆動輪10へ伝達するため、モータ2のトルクを駆動輪10へ伝達する際に発生する振動を低減させることが可能となる。
(1)本実施形態の動力制御装置では、第一クラッチと第二クラッチとの間の動力伝達経路に介装する遊星歯車機構が、サンギアと、リングギアと、ピニオンギアと、キャリアとを備える。そして、サンギアを駆動輪に接続し、リングギアを、モータ及び第二クラッチを介してサンギアと接続し、ピニオンギアを、サンギアとリングギアとの間に介装してサンギア及びリングギアと噛合させる。また、キャリアを、エンジンと第一クラッチを介して接続させるとともに、キャリアで、ピニオンギアを回転自在に支持する。
その結果、モータのトルクを駆動輪へ伝達する際に第二クラッチに加わる負荷を、遊星歯車機構により減少させることが可能となるため、第二クラッチの発熱量を減少させて、第二クラッチの過熱を抑制することが可能となる。
これにより、第二クラッチの過熱により正常な走行が阻害されることを抑制することが可能となるため、車両の走行状態を安定させることが可能となる。
このため、車両の走行時において、八種類の走行モードを組み合わせた走行を行うことが可能となり、エンジンの消費する燃料及びモータの消費する電力を、効率良く使用することが可能となる。これに加え、モータの発電する電力を効率良くバッテリへ充電することが可能となる。
その結果、車両の走行状態を適切な状態に保持するとともに、良好な燃費を実現することが可能となる。
このため、変速機の構成を、入力される回転動力を、その回転動力の回転方向と同一回転方向及び逆回転方向に出力する構成とした場合と比較して、変速機を介して駆動輪に伝達するトルクを増加させることが可能となる。
その結果、車両の構成を、小型の変速機を備える構成としても、車両の走行状態を適切な状態に保持するとともに、良好な燃費を実現することが可能となる。これにより、車両の重量を低減可能であるとともに、車両のスペース効率を向上させることが可能となる。
その結果、車両の走行時において停止させたエンジンを再始動させても、エンジンの始動時に発生する振動を低減させることが可能となるため、車両の乗員が不快感を感じることを抑制可能となり、車両の快適性を向上させることが可能となる。
(1)本実施形態の動力制御装置では、変速機の構成を、エンジン及びモータのうち少なくとも一方から入力される回転動力を、その回転動力の回転方向と同一回転方向のみに出力する構成としたが、変速機の構成は、これに限定するものではない。すなわち、変速機の構成を、入力される回転動力を、その回転動力の回転方向と同一回転方向及び逆回転方向に出力する構成としてよい。もっとも、変速機の構成を、本実施形態の構成とすること小型の変速機であっても、車両の走行状態を適切な状態に保持するとともに、良好な燃費を実現することが可能となるため、好適である。
(2)本実施形態の動力制御装置では、駆動輪を、左右後輪から形成したが、これに限定するものではなく、駆動輪を、左右前輪から形成してもよい。また、駆動輪を、左右後輪及び左右前輪から形成してもよい。
2 モータ(ロータ2a、ステータ2b)
4 第一クラッチ
6 第二クラッチ
8 変速機
10 駆動輪
12 従動輪
14 遊星歯車機構
16 統合コントローラ
18 インバータ
20 バッテリ
28 車輪速センサ
30 サンギア
32 リングギア
34 ピニオンギア
36 キャリア
38 アクセル開度センサ
40 ブレーキストロークセンサ
42 要求駆動力算出手段
44 バッテリ制御手段
46 エンジン制御手段
48 モータ制御手段
50 第一クラッチ制御手段
52 第二クラッチ制御手段
54 変速機制御手段
56 走行モード制御手段
C 車両
Claims (3)
- 駆動輪と当該駆動輪を駆動可能なエンジンとの間の動力伝達経路に介装する第一クラッチと、前記駆動輪と当該駆動輪を駆動可能なモータとの間の動力伝達経路に介装する第二クラッチと、前記第一クラッチと前記第二クラッチとを動力伝達可能に接続し、且つ前記第一クラッチと前記第二クラッチとの間の動力伝達経路に介装する遊星歯車機構と、を備える車両の動力制御装置であって、
前記遊星歯車機構は、前記駆動輪に接続するサンギアと、前記モータ及び前記第二クラッチを介して前記サンギアと接続するリングギアと、前記サンギアと前記リングギアとの間に介装し、且つ前記サンギア及び前記リングギアと噛合するピニオンギアと、前記エンジンと前記第一クラッチを介して接続し、且つ前記ピニオンギアを回転自在に支持するキャリアと、を備えることを特徴とする車両の動力制御装置。 - 前記エンジン及び前記モータと前記駆動輪との間の動力伝達経路に介装する変速機を備え、
前記変速機は、前記エンジン及び前記モータのうち少なくとも一方から入力される回転動力を、当該回転動力の回転方向と同一回転方向のみに出力することを特徴とする請求項1に記載した車両の動力制御装置。 - 停止した前記エンジンを始動させるエンジン再始動要求に応じて、前記モータのトルク、前記第一クラッチ及び前記第二クラッチの締結圧を制御する走行モード制御手段を備え、
前記走行モード制御手段は、前記エンジンを停止させ、且つ前記モータの駆動力で前記駆動輪を駆動させる走行状態において前記エンジン再始動要求を受けると、前記モータのトルクを、前記エンジンの始動及び前記駆動輪の駆動に要するトルクに制御し、且つ前記第一クラッチの締結圧を、当該第一クラッチをスリップ締結させながら前記エンジンの始動に要するトルクを伝達可能な締結圧に制御し、さらに、前記第二クラッチの締結圧を、当該第二クラッチをスリップ締結させながら前記駆動輪の駆動に要するトルクを伝達可能な締結圧に制御することを特徴とする請求項1または2に記載した車両の動力制御装置。
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