JP2010171034A - 樹脂塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な機構によって樹脂の滴下を有効に防止することができる電子部品接着用の樹脂塗布装置を提供する。
【解決手段】基板に電子部品接着用の樹脂を塗布する樹脂塗布装置において、塗布ノズル20bから滴下する樹脂を受け止めて捕集する液滴捕集部材50の位置を、塗布ユニット20A,20Bの昇降動作をリンク部材43によるリンク機構を用いて水平移動動作に変換することにより、塗布ノズル20bの直下に位置して液滴の捕集が可能な液滴捕集位置と、塗布ノズル20bによって樹脂を吐出して基板に塗布する塗布動作を阻害しない塗布動作位置とに選択的に切り換える。これにより、別途専用の駆動源を必要とすることなく、簡便な機構によって樹脂の滴下を有効に防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板に電子部品接着用の樹脂を塗布する樹脂塗布装置に関するものである。
半導体チップなどの部品はウェハシートが装着されたウェハテーブルなどの部品供給部から取り出され、リードフレームや樹脂基板などの基板に樹脂接着剤を介して実装される。このような部品実装作業を行う部品実装装置は、基板に樹脂接着剤を塗布する樹脂塗布装置と組み合わされて使用され、部品の搭載に先だって基板の部品実装位置には電子部品接着用の樹脂接着剤が樹脂塗布装置に装着されたディスペンサによって塗布される。
このような樹脂塗布装置による基板への樹脂塗布作業は、ディスペンサに装着された塗布ノズルから樹脂を吐出しながら、ディスペンサを基板に対して水平方向に移動させて規定形状で樹脂を塗布する描画塗布による場合が多い。この描画塗布においては、塗布ノズルからの樹脂の吐出を断続して行うことから、塗布ノズルの下端部に樹脂が付着して垂下した状態になる場合がある。そして垂下した樹脂の量が多くなると塗布ノズルから下方に滴下して周囲を汚損するおそれがあるため、このような樹脂塗布装置には塗布ノズルの下方に樹脂の落下を防ぐためのシャッタを備えた構成が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献例に示す先行技術においては、フォトリソグラフィー工程に使用されるレジストの塗布装置において、レジスト滴下ノズルの下方に回転式のシャッタを設けた例が示されている。
特開昭62−20319号公報
上述の先行技術に示すようなレジストの塗布装置においては、レジスト滴下ノズルは固定配置されていることから、その下方に開閉自在のシャッタおよびこのシャッタを駆動する駆動機構を設けることは容易である。しかしながら、電子部品接着用の樹脂塗布装置の場合には、ディスペンサが装着された塗布ヘッドを移動させる構成であることから、このような移動式の塗布ヘッドに開閉自在のシャッタ機構を設けて樹脂の滴下を防止することは必ずしも容易ではない。特に異なる種類の樹脂を選択的に切り換えて使用することが求められて複数のディスペンサが装着されるような構成の樹脂塗布装置の場合には、さらにこの課題が顕著となる。
そこで本発明は、簡便な機構によって樹脂の滴下を有効に防止することができる電子部品接着用の樹脂塗布装置を提供することを目的とする。
本発明の樹脂塗布装置は、基板保持部に保持された基板に電子部品接着用の樹脂を塗布する樹脂塗布装置であって、下方に延出して設けられた塗布ノズルから前記樹脂を吐出する複数の塗布ユニットが装着された塗布ヘッドと、この塗布ヘッドを昇降させる昇降機構と、前記塗布ヘッドを前記基板に対して水平移動させるヘッド移動機構と、前記複数の塗布ユニットのうち塗布動作に使用される1つの塗布ユニットのみを塗布動作高さに位置させて塗布ユニットの切り換えを行うユニット切換機構と、 前記塗布ノズルから滴下する前記樹脂を受け止めて捕集する液滴捕集部材と、前記ユニット切換機構による前記塗布ユニットの昇降動作をリンク機構を用いて水平移動動作に変換することにより、前記液滴捕集部材の位置を、前記塗布ノズルの直下に位置して前記液滴の捕集が可能な液滴捕集位置と、前記塗布ノズルによって樹脂を吐出して前記基板に塗布する塗布動作を阻害しない塗
布動作位置とに選択的に切り換える捕集部材位置切換手段とを備えた。
本発明によれば、塗布ノズルから滴下する樹脂を受け止めて捕集する液滴捕集部材の位置を、塗布ユニットの昇降動作をリンク機構を用いて水平移動動作に変換して、塗布ノズルの直下に位置して液滴の捕集が可能な液滴捕集位置と、塗布ノズルによって樹脂を吐出して基板に塗布する塗布動作を阻害しない塗布動作位置とに選択的に切り換える捕集部材位置切換手段とを備えることにより、簡便な機構によって樹脂の滴下を有効に防止することができる。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の部品実装装置の全体斜視図、図2は本発明の一実施の形態の部品実装装置の正面図、図3は本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドの構成説明図、図4は本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドの部分平面図、図5は本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドの部分断面図、図6は本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドにおける液滴捕集部材の移動動作の説明図、図7,図8は本発明の一実施の形態の部品実装装置における樹脂塗布用の塗布ヘッドの動作説明図である。
まず図1、図2を参照して、部品実装装置1の全体構成を説明する。部品実装装置1は基板に半導体チップなどの部品をボンディングによって実装する機能を有するものである。図1において基台2上には、部品供給ステージ3(部品供給部)、ユニット集合ステージ4および基板保持ステージ5(基板保持部)がY方向に配列されている。部品供給ステージ3に備えられたウェハ保持テーブル3aには、実装対象となる部品である複数の半導体チップ6aが配列された半導体ウェハ6が保持されている。基板保持ステージ5は、基板7を保持する基板保持テーブル5aをXYテーブル機構32(図2参照)によって水平駆動する構成となっており、基板7には半導体チップ6aが実装される。
ユニット集合ステージ4は、直動機構(図2に示すX軸移動機構28)によってX方向に往復動する移動テーブル4aに、後述するツールストッカ15、中継ステージ16、部品回収箱17、部品認識カメラ18などの機能ユニットを集合的に配設した構成となっている。ツールストッカ15には、搭載ユニット19に装着される部品保持ツール19aなど、部品種に応じて交換されて使用される複数の作業ツールが各部品種毎に収納される。部品回収箱17は、部品供給ステージ3から取り出された後に、不良部品や混入した異種部品など基板7への実装が不適と判断された部品を廃棄回収する機能を有している。
部品供給ステージ3、ユニット集合ステージ4および基板保持ステージ5の上方には、基台2のX方向の端部に位置して、Y軸フレーム8が支持ポスト8aによって両端部を支持されてY方向に架設されている。Y軸フレーム8の前面には、以下に説明する第1ヘッド11、第2ヘッド12をリニアモータ駆動によりY方向に案内して駆動するヘッド移動機構9が組み込まれている。第1ヘッド11には半導体チップ6aを保持して基板7に搭載する機能を有する搭載ユニット19が装着されている。第2ヘッド12には、下方に延出して設けられた塗布ノズルから樹脂を吐出して、基板7に電子部品接合用の接着剤を塗布する2つの塗布ユニット(第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20B)が装着されている。これらの塗布ユニットはいずれも下方に延出して設けられた塗布ノズル20bから樹脂を吐出する機能を有している。
すなわち第2ヘッド12は、下方に延出して設けられた塗布ノズル20bから樹脂を吐出する複数の塗布ユニット(第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20B)が装着
された塗布ヘッドとなっており、ヘッド移動機構9はこの塗布ヘッドを基板保持ステージ5に保持された基板7に対して水平移動させる(矢印e)。部品実装装置1において第2ヘッド12に第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bが装着された構成は、基板保持ステージ5に保持された基板7に電子部品接着用の樹脂を塗布する樹脂塗布装置に相当する。
部品供給ステージ3、中継ステージ16および基板保持ステージ5の上方には、位置認識のために第1カメラ21、第2カメラ22、第3カメラ23が配設されている。第1カメラ21は部品供給ステージ3において取り出し対象の半導体チップ6aを撮像する。第2カメラ22は部品供給ステージ3から取り出されて中継ステージ16に位置補正のために仮置きされた半導体チップ6aを撮像する。また第3カメラ23は、基板保持ステージ5に保持された基板7を撮像して部品実装点の位置を認識する。またユニット集合ステージ4に配設された部品認識カメラ18は、部品供給ステージ3から取り出された半導体チップ6aを下方から撮像する。
図2に示すように、部品供給ステージ3はXYテーブル機構24を備えており、XYテーブル機構24の上面に装着された水平な移動プレート25には、複数の支持部材26が立設されている。支持部材26は、上面に半導体ウェハ6が装着保持されるウェハ保持テーブル3aを支持している。半導体ウェハ6はウェハシート6bに複数の半導体チップ6aを所定配列で貼着した構成となっており、半導体チップ6aはウェハシート6bに能動面を上向きにしたフェイスアップ姿勢で個片に分割された状態で貼着保持されている。
部品供給ステージ3には、半導体ウェハ6から半導体チップ6aをピックアップするためのピックアップ作業位置[P1]が設定されている。第1カメラ21の位置はピックアップ作業位置[P1]に対応しており、第1カメラ21によって半導体ウェハ6を撮像した撮像結果を認識処理することにより、ピックアップ対象の半導体チップ6aの位置が検出される。ウェハ保持テーブル3aの内部においてピックアップ作業位置[P1]に対応する位置には、エジェクタ機構27が配設されている。エジェクタ機構27は、ウェハシート6bの下面側から半導体チップ6aをピンで突き上げることにより、半導体チップ6aのウェハシート6bからの剥離を促進する機能を有している。半導体チップ6aの取り出し時にエジェクタ機構27を昇降させてウェハシート6bの下面に当接させることにより、後述するピックアップヘッド14による半導体チップ6aのウェハシート6bからの取り出しを容易に行うことができる。
部品取り出し動作においては、XYテーブル機構24を駆動してウェハシート6bをXY方向に水平移動させることにより、ウェハシート6bに貼着された複数の半導体チップ6aのうち、取り出し対象となる所望の半導体チップ6aをピックアップ作業位置[P1]に位置させる。なおここでは、部品供給ステージ3として、ウェハシート6bに貼着されたウェハ状態の部品を供給する方式のウェハテーブルを用いる例を示したが、複数の部品を所定の平面配列で供給する部品トレイを、ウェハテーブルと交換自在に部品供給ステージ3に配置するようにしてもよい。
部品供給ステージ3の上方には、半導体チップ6aを吸着して保持するピックアップノズル14aを備えたピックアップヘッド14が配設されている。ピックアップヘッド14はピックアップアーム13aによって保持されており、ピックアップアーム13aは、Y軸フレーム8の下面に縣吊して配置されたピックアップヘッド移動機構13から、部品供給ステージ3の上方に延出して設けられている。ピックアップヘッド移動機構13を駆動することにより、ピックアップアーム13aはXYZ方向に移動するとともに、X方向の軸廻りに回転する。
これにより、ピックアップヘッド14は部品供給ステージ3の上方とユニット集合ステージ4の上方との間でY方向に移動するとともに、Z方向に昇降する。これによりピックアップヘッド14は、部品供給ステージ3から半導体チップ6aをピックアップして、ユニット集合ステージ4に設けられた中継ステージ16に移送する動作を行う。また必要時には、ピックアップヘッド14をピックアップ作業位置[P1]の上方からX方向に退避させることが可能となっており、さらにピックアップアーム13aを回転させてピックアップヘッド14を反転させることにより、ピックアップノズル14aに保持した半導体チップ6aの姿勢を表裏反転させることが可能となっている。
図2に示すように、ユニット集合ステージ4および基板保持ステージ5は、ベースプレート31の上面に設けられており、ベースプレート31は基台2の上面に立設された複数の支持ポスト30によって下方から支持されている。移動テーブル4aをX方向に移動させるX軸移動機構28は、ベース部29上にモータを駆動源とする送りねじ直動機構28aと直動ガイド機構28bを配設して構成されている。
中継ステージ16には、部品供給ステージ3からピックアップヘッド14によって取り出された半導体チップ6aが位置補正のために載置される(矢印a)。中継ステージ16には中継位置[P2]が設定されており、第2カメラ22は中継位置[P2]に対応して配置されている。X軸移動機構28によって中継ステージ16を移動させることにより、中継ステージ16に載置された半導体チップ6aを中継位置[P2]に位置させて第2カメラ22によって撮像することができ、これにより中継ステージ16に載置された半導体チップ6aの位置が検出される。部品認識カメラ18は中継ステージ16に隣接して配置されており、同様にX軸移動機構28を駆動することにより、部品認識位置[P3]に移動する。
基板保持ステージ5は、XYテーブル機構32上に基板7を保持する基板保持テーブル5aを設けた構成となっている。基板保持ステージ5には、半導体チップ6aを基板保持テーブル5aに保持された基板7に実装するための実装作業位置[P4]が設定されており、第3カメラ23は実装作業位置[P4]に対応して配置されている。第3カメラ23によって基板7を撮像することにより、基板7に設定された部品実装点7aの位置が検出される。そしてXYテーブル機構32を駆動することにより、基板保持テーブル5aは基板7とともにXY方向に水平移動し、基板7に設定された任意の部品実装点7aを実装作業位置[P4]に位置させることができる。
次に、第1ヘッド11、第2ヘッド12について説明する。図2においてY軸フレーム8に設けられたヘッド移動機構9の前面には、第1ヘッド11および第2ヘッド12をY方向にガイドするための2条のガイドレール9aが設けられており、これらのガイドレール9aの間には以下に説明する第1ヘッド11および第2ヘッド12をY方向に駆動するためのリニアモータを構成する固定子9bが配設されている。ガイドレール9aには図示しないスライダがY方向にスライド自在に嵌合しており、このスライダは垂直な移動プレート11a,12aの背面に固着されている。
移動プレート11a,12aの背面には、固定子9bに対向してリニアモータを構成するする可動子(図示省略)が配設されている。これらのリニアモータを駆動することにより、第1ヘッド11および第2ヘッド12はガイドレール9aによってガイドされて、それぞれY方向に移動する(矢印b)。移動プレート11a,12aの前面には、それぞれ昇降機構11b,12bが配設されており、昇降機構11b,12bの前面には昇降プレート11c,12cが、スライドガイド機構(図示省略)により垂直方向にスライド自在に配設されている。昇降機構11b,12bを駆動することにより、昇降プレート11c,12cはそれぞれ昇降する(矢印c)。昇降プレート11cには、下部に部品保持ツー
ル19aを備えた搭載ユニット19が着脱自在に装着されている。昇降プレート12cには第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bが装着されている。
搭載ユニット19は部品保持ツール19aによって実装対象の部品である半導体チップ6aを保持する機能を有しており、第1ヘッド11をY方向に水平移動させて昇降プレート11cが昇降することにより、搭載ユニット19は部品供給ステージ3から供給された半導体チップ6aを、基板保持ステージ5に保持された基板7に搭載する(矢印d)。ここでは、搭載ユニット19が装着された第1ヘッド11による実装形態として、ピックアップヘッド14によって部品供給ステージ3から取り出され中継ステージ16上に載置された半導体チップ6aを搭載ユニット19によって保持して基板7に搭載するプリセンタ実装形態と、部品供給ステージ3の半導体チップ6aを直接搭載ユニット19によって保持して基板7に搭載するダイレクト実装形態と、ピックアップヘッド14によって部品供給ステージ3から取り出され表裏反転状態でピックアップヘッド14に保持された半導体チップ6aを搭載ユニット19によって保持して基板7に搭載するフェイスダウン実装形態とを選択的に実行できるようになっている。すなわち搭載ユニット19が装着された第1ヘッド11は、部品供給ステージ3によって供給された半導体チップ6aを吸着保持して、基板保持ステージ5に保持された基板7に実装する実装ヘッドとなっている。
次に図3、図4、図5を参照して、塗布ヘッドである第2ヘッド12の構造を説明する。昇降プレート12cは、Z軸モータ33によって送りねじ34を回転駆動する構成の昇降機構によって昇降し、これにより昇降プレート12cに第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bを配設した構成の塗布ヘッドが昇降する。
第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bは同一構成であり、それぞれ第1昇降プレート40A、第2昇降プレート40Bに下端部に塗布ノズル20bを備えたシリンジ20aを、シリンジホルダ42を介して縦姿勢で装着した構成となっている。第1昇降プレート40A、第2昇降プレート40Bはそれぞれ第1昇降機構41A、第2昇降機構41Bによって個別に昇降し、これにより第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bのうち、塗布動作に使用される1つの塗布ユニットのみを下降させて、塗布ノズル20bを塗布対象の基板7に近接した塗布動作高さに位置させることができる。すなわち第1昇降機構41A、第2昇降機構41Bを選択的に作動させることにより、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bを切り換えて塗布動作を行わせることができる。したがって、第1昇降機構41A、第2昇降機構41Bは、複数の塗布ユニットのうち塗布動作に使用される1つの塗布ユニットのみを塗布動作高さに位置させて、塗布ユニットの切り換えを行うユニット切換機構となっている。
次に、塗布ノズル20bから滴下する樹脂を受け止めて捕集する液滴捕集部材50について説明する。昇降プレート12cの下端部には、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bに対応して、それぞれ第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bが設けられている。第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bは、図4、図5に示すように、スライダ51、ガイドレール52よりなるガイド機構によって、昇降プレート12cに対して水平方向にスライド自在となっており、さらに第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bはそれぞれ引張りバネである第1バネ部材48A、第2バネ部材48Bによって内側方向(矢印g、f方向)に付勢されている。
第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bの下端部には、X方向の手前側に水平に延出した第1保持プレート49A、第2保持プレート49Bが結合されており、第1保持プレート49A、第2保持プレート49Bの延出端部49aには、ホルダ53を介して液滴捕集部材50が保持されている。液滴捕集部材50は、薄い金属の板部材を上面側が浅い凹形状となるように曲げ加工して形成されており、凹形状を有する本体から延出し
て設けられた装着部50aをホルダ53に挿入(矢印j)することにより、第1保持プレート49A、第2保持プレート49Bに着脱自在に保持される。図5に示すように、液滴捕集部材50は、シリンジ20aの下端部に備えられた塗布ノズル20bの直下に位置しており、塗布ノズル20bから樹脂が滴下した場合には、液滴捕集部材50は凹形状の上面によって滴下した樹脂を捕集する。ここで第1保持プレート49A、第2保持プレート49Bは異なる高さ位置で設けられており、相互に接近する方向に移動した場合において、それぞれの内側の端部は部分的に上下の重なりが許容されるようになっている。
第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bの背面側において外側の上コーナ部近傍にはカム孔47aが設けられており、カム孔47aにはリンク部材43の一方側の端部に結合されたカムフォロア46が嵌合している。リンク部材43は正面視して略L字形状の駆動伝達部材であり、L字形状における屈曲部は軸支部44によって軸支ブロック44aに軸支されており、さらに軸支ブロック44aは昇降プレート12cの背面に固定されている。図5に示すように、リンク部材43の他方側の端部には、X方向の手前側に延出した連結部43aが設けられている。連結部43aの先端部にはカムフォロア45が結合されており、カムフォロア45は第1昇降プレート40A(第2昇降プレート40B)の外側の側面の近傍に位置する。第1昇降プレート40A(第2昇降プレート40B)の側面の下部には、側方に延出して当接部40aが設けられている。
上記構成において、カム孔47aにカムフォロア46が嵌合した状態の第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bはそれぞれ第1バネ部材48A、第2バネ部材48Bによって内側方向(矢印g、f方向)に付勢されていることから、カムフォロア46にも同様に内側方向の付勢力が作用する。そしてこの付勢力は軸支部44を支点とするレバーによってカムフォロア45を下方に押し付けるように作用する(矢印k)。これにより、カムフォロア45は常に当接部40aの上面に当接した状態となる。
この状態において、図6に示すように、第1昇降プレート40A、第2昇降プレート40Bのいずれか(ここでは第2昇降プレート40B)を下降させると(矢印l)、シリンジ20aの下端部の塗布ノズル20bも共に下降する(矢印m)。このとき、第2昇降プレート40Bに設けられた当接部40aが下降することにより、当接部40aに当接したカムフォロア45も共に下降し、これにより、リンク部材43は軸支部44を支点として反時計廻り(矢印n方向)に回動する。そしてこのリンク部材43の回動は、カムフォロア46の内側方向への水平移動(図4に示す矢印h,i)を伴うため、カムフォロア46がカム孔47aに嵌合した状態の第2移動ブロック47Bは水平内側方向(矢印o方向)へ移動する。これにより、第2保持プレート49Bに保持された液滴捕集部材50は、塗布ノズル20bの直下の位置から塗布ノズル20bによる塗布動作を阻害しない塗布動作位置へ移動する。
すなわち、ここでは、第2昇降プレート40Bの下降動作を、リンク部材43より成るリンク機構を用いて第2移動ブロック47Bの水平移動動作に変換するようにしている。そして第2昇降プレート40Bの下降動作と、第2移動ブロック47Bの水平内側方向への移動とは常に同期しているため、塗布ノズル20bが下降する際には、液滴捕集部材50は塗布ノズル20bが下降する直下位置から内側方向へ退避するように移動する。これにより、塗布ノズル20bを液滴捕集部材50との干渉を生じることなく、第2保持プレート49Bよりも下方まで下降させて、塗布動作高さに位置させることができる。第1塗布ユニット20Aについても同様に、第1昇降プレート40Aの下降に同期させて、第1移動ブロック47Aとともに第1保持プレート49Aに保持された液滴捕集部材50を内側に水平移動させることができる。
したがって、カムフォロア45、46が結合された両端部に結合されたリンク部材43
、カムフォロア45が当接する当接部40aおよびカム孔47aが設けられた第1移動ブロック47A、第2移動ブロック47Bは、ユニット切換機構である第1昇降機構41A、第2昇降機構41Bによる塗布ユニット20A,20Bの昇降動作をリンク機構を用いて水平移動動作に変換することにより、液滴捕集部材50の位置を、塗布ノズル20bの直下に位置して液滴の捕集が可能な液滴捕集位置と、塗布ノズル20bによって樹脂を吐出して基板7に塗布する塗布動作を阻害しない塗布動作位置とに選択的に切り換える捕集部材位置切換手段を構成する。
図7は、上述構成の第2ヘッド12における液滴捕集部材50の位置を示している。まず、図7(a)は、第2ヘッド12が基板保持ステージ5に保持された基板7の上方において、描画塗布を実行するために待機している状態を示している。この状態では、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bはいずれも塗布動作高さから上昇した待機高さにある。したがって、第1保持プレート49A、第2保持プレート49Bに保持された液滴捕集部材50は、いずれも第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bの塗布ノズル20bの直下に位置して、塗布ノズル20bから摘果する液滴を捕集可能な位置にある。
図7(b)は、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bのいずれか(ここでは第2塗布ユニット20B)を使用して、基板7に描画塗布を行うときの状態を示している。まずZ軸モータ33によって送りねじ34を回転駆動させて昇降プレート12cを下降させる(矢印p)とともに、第2昇降機構41Bによって第2昇降プレート40Bを下降させる(矢印q)。これにより、シリンジ20aの下端部の塗布ノズル20bも共に下降する(矢印r)。このとき、前述の捕集部材位置切換手段によって第2保持プレート49Bが水平内側方向(矢印s方向)へ移動し、これにより第2保持プレート49Bに保持された液滴捕集部材50は、塗布ノズル20bによる塗布動作を阻害しない塗布動作位置へ移動する。
また図8は、第2ヘッド12が保守作業のためにヘッド移動機構9によってY方向に往復動(矢印t)する状態を示している。この移動は、第2ヘッド12を所定の保守作業位置まで移動させる保守作業用移動動作などにおいて実行されるものである。この保守作業用移動動作においては、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bのいずれについても、第1昇降プレート40A、第2昇降プレート40Bを上昇させて待機高さに位置させ、液滴捕集部材50をそれぞれの塗布ノズル20bの直下に位置させる。
これにより、第2ヘッド12がユニット集合ステージ4や部品供給ステージ3の上方を移動する際に、何らかの原因によって塗布ノズル20bから樹脂が滴下しても、滴下した樹脂は液滴捕集部材50によって捕集される。したがって塗布ノズル20bから滴下した樹脂が、ユニット集合ステージ4に配置された載置ステージ16や部品供給ステージ3に保持された半導体ウェハ6などを汚損する不具合を防止することができる。
すなわち、本実施の形態においては、ヘッド移動機構9は塗布ヘッドである第2ヘッド12を所定の保守作業位置まで移動させる保守作業用移動動作を行い、この保守作業用移動動作において、複数の塗布ユニットの全て(ここでは第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bの2つ)について、前述構成の捕集部材位置切換手段によって液滴捕集部材50の位置を液滴捕集位置に切り換えるようにしている。
上記説明したように本発明は、部品実装装置に備えられ基板7に電子部品接着用の樹脂を塗布する樹脂塗布装置において、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bの塗布ノズル20bから滴下する樹脂を受け止めて捕集する液滴捕集部材50の位置を、第1塗布ユニット20A、第2塗布ユニット20Bの昇降動作をリンク機構を用いて水平移
動動作に変換することにより、塗布ノズル20bの直下に位置して液滴の捕集が可能な液滴捕集位置と、塗布ノズル20bによって樹脂を吐出して基板7に塗布する塗布動作を阻害しない塗布動作位置とに選択的に切り換える捕集部材位置切換手段を備えるようにしたものである。これにより別途専用の駆動源を設けることなく、塗布ノズル20bの下降動作と同期して確実に液滴捕集部材50の位置を切り換えることが可能となり、簡便な機構によって樹脂の滴下を有効に防止することができる。
本発明の樹脂塗布装置は、簡便な機構によって樹脂の滴下を有効に防止することができるという効果を有し、リードフレームや樹脂基板などに部品を実装する分野に利用可能である。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の全体斜視図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の正面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドの部分平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドの部分断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に装着された樹脂塗布用の塗布ヘッドにおける液滴捕集部材の移動動作の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における樹脂塗布用の塗布ヘッドの動作説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における樹脂塗布用の塗布ヘッドの動作説明図
1 部品実装装置
3 部品供給ステージ
4 ユニット集合ステージ
5 基板保持ステージ
6 半導体ウェハ
6a 半導体チップ
7 基板
9 ヘッド移動機構
11 第1ヘッド
12 第2ヘッド
20A 第1塗布ユニット
20B 第2塗布ユニット
20a シリンジ
20b 塗布ノズル
41A 第1昇降機構
41B 第2昇降機構
43 リンク部材
47A 第1移動ブロック
47B 第2移動ブロック
50 液滴捕集部材

Claims (2)

  1. 基板保持部に保持された基板に電子部品接着用の樹脂を塗布する樹脂塗布装置であって、
    下方に延出して設けられた塗布ノズルから前記樹脂を吐出する複数の塗布ユニットが装着された塗布ヘッドと、この塗布ヘッドを昇降させる昇降機構と、前記塗布ヘッドを前記基板に対して水平移動させるヘッド移動機構と、
    前記複数の塗布ユニットのうち塗布動作に使用される1つの塗布ユニットのみを塗布動作高さに位置させて塗布ユニットの切り換えを行うユニット切換機構と、 前記塗布ノズルから滴下する前記樹脂を受け止めて捕集する液滴捕集部材と、
    前記ユニット切換機構による前記塗布ユニットの昇降動作をリンク機構を用いて水平移動動作に変換することにより、前記液滴捕集部材の位置を、前記塗布ノズルの直下に位置して前記液滴の捕集が可能な液滴捕集位置と、前記塗布ノズルによって樹脂を吐出して前記基板に塗布する塗布動作を阻害しない塗布動作位置とに選択的に切り換える捕集部材位置切換手段とを備えたことを特徴とする樹脂塗布装置。
  2. 前記ヘッド移動機構は前記塗布ヘッドを所定の保守作業位置まで移動させる保守作業用移動動作を行い、この保守作業用移動動作において、前記複数の塗布ユニットの全てについて前記捕集部材位置切換手段によって前記液滴捕集部材の位置を前記液滴捕集位置に切り換えることを特徴とする請求項1記載の樹脂塗布装置。
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