JP2010168934A - 滑り軸受装置および滑り軸受装置を備えたポンプ装置 - Google Patents

滑り軸受装置および滑り軸受装置を備えたポンプ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回止手段に主軸回転方向の大きな回転力が作用しても、弾性体が損傷するのを防止し、所定の緩衝性能を実現することができる滑り軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受体20とハウジング21との間に弾性体22が備えられ、ハウジング21は、胴部21aと、上下一対の端部カバー21b,21cとを有し、軸受体20が主軸4と共回りするのを防止するための回止手段35が備えられ、回止手段35はブロック36,37とゴム製の回止部材38,39とを有し、ブロック36,37は軸受体20に設けられ、回止部材38,39は端部カバー21b,21c内に固定され、ブロック36,37が回止部材38,39の挿入部内に挿入され、回止部材38,39の軸心15方向における一端面とこの一端面に対向する端部カバー21b,21cの内面との間に、挿入部に連通する変形用隙間45が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばドライ状態と水によって潤滑される状態との両方の状態で使用される滑り軸受装置およびこの滑り軸受装置を備えたポンプ装置に関する。
従来、例えば、図17,図18に示すように、立軸斜流ポンプ装置等の主軸84は滑り軸受装置87によって回転自在に支持されている。滑り軸受装置87は、主軸84の外周面に摺接する軸受体88と、軸受体88を収納するハウジング89と、軸受体88の外周部とハウジング89の内周部との間に設けられた円筒形状の緩衝用ゴム90(弾性体)とを有している。
ハウジング89は、金属製の円筒形状の部材であり、ポンプケーシング内に設けられた固定部材91に固定されている。ハウジング89の内周面には、複数本の嵌合凹部92が形成されている。
軸受体88は円筒状の軸受シェル93と摺接部材94とで構成されている。摺接部材94は、セラミックスや樹脂等からなり、軸受シェル93の内側に圧入固定されている。摺接部材94の内周面とポンプ装置の主軸84の外周面とが摺接する。上記軸受シェル93の外周面には、複数本の嵌合凹部95が形成されている。
緩衝用ゴム90の内外周面には、上記嵌合凹部92,95に嵌合する嵌合凸部96,97が形成されている。これら嵌合凹部92,95と嵌合凸部96,97とによって軸受体88の回止手段98が構成されている。
これによると、主軸84が所定の回転方向に回転すると、主軸84の外周面が摺接部材94の内周面に摺接する。この際、緩衝用ゴム90の各嵌合凸部96,97がハウジング89の嵌合凹部92と軸受シェル93の嵌合凹部95とに嵌合しているため、軸受体88は、回り止めされ、主軸84と共回りすることはない。
尚、上記のような滑り軸受装置については、下記特許文献1に記載されている。
特開2002−266792
しかしながら上記の従来形式では、緩衝用ゴム90の内外周面に、複数の嵌合凸部96,97を回止手段98として形成しているため、緩衝用ゴム90の形状が複雑になり、緩衝用ゴム90の製作や取り付けに手間がかかるという問題がある。また、嵌合凸部96,97に主軸回転方向Cの大きな回転力が作用した場合、緩衝用ゴム90が損傷し、緩衝用ゴム90により軸受体88を径方向において十分に受けることができなくなる虞がある。
本発明は、回止手段に主軸回転方向の大きな回転力が作用しても、弾性体が損傷するのを防止し、所定の緩衝性能を実現することができる滑り軸受装置および滑り軸受装置を備えたポンプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、ポンプケーシング内で回転する主軸と摺接する軸受体と、軸受体を収納するハウジングと、軸受体の外周部とハウジングの内周部との間に設けられ且つ径方向において軸受体を受ける弾性体とを備えた滑り軸受装置であって、
軸受体が主軸と共回りするのを防止するための回止手段が備えられ、
回止手段は突部と回止部材とを有し、
突部は、軸受体に設けられて、軸心方向の少なくともいずれか一方へ突出し、
回止部材は、ポンプケーシングに対して回転不能に固定された回止部材固定体に取り付けられているとともに、弾性材を材質とし、且つ軸心方向に開口する挿入部を有し、
突部が軸心方向から挿入部内に挿入され、
突部が回止部材を主軸回転方向に押した時に回止部材の変形を許容するための変形用隙間が設けられているものである。
これによると、主軸が所定の回転方向に回転すると、主軸の外周面が軸受体の内周面に摺接する。この際、突部は、挿入部の主軸回転方向側の一側面に当接して、主軸回転方向側への移動を阻止され、これにより、軸受体が回り止めされる。このとき、上記挿入部の一側面は突部によって主軸回転方向へ押されるため、回止部材の主軸回転方向における一端部側が周方向(主軸回転方向)に圧縮される。この圧縮により、回止部材は、圧縮方向以外の方向に膨らんで逃げようとするが、その部分に変形用隙間を設けたことによって、変形用隙間内へ逃げて変形する。このように、上記回止部材の逃げが許容されるため、回止部材の周方向の圧縮剛性が過大にならず、主軸回転時の衝撃が回止部材で十分に吸収される。
本第2発明における滑り軸受装置は、ハウジングは、弾性体の外周を囲む筒状の胴部と、軸心方向における胴部の両端部に設けられる端部カバーとを有し、
回止部材固定体は端部カバーであり、
回止部材は少なくともいずれか一方の端部カバー内に固定され、
挿入部は回止部材の軸心方向における両端面に開口し、
変形用隙間は、回止部材の軸心方向における一端面とこの一端面に対向する一方の端部カバーの内面との間に設けられ、且つ、挿入部に連通しているものである。
これによると、変形用隙間が形成されている範囲では、回止部材の一端面は一方の端部カバーの内面から離間しており、回止部材の一端面が一方の端部カバーの内面に固着されることはない。これにより、挿入部の一側面が突部によって押された際、変形用隙間の形成範囲においては、回止部材の一端面付近に主軸回転方向のせん断力が集中することはなく、回止部材の一端面付近が破損するのを防止することができる。
また、上記特許文献1のように弾性体に嵌合凸部を設けていないため、弾性体の形状を簡素化でき、さらに、回止手段に主軸回転方向に大きな回転力が作用しても、弾性体が損傷するのを防止することができる。
本第3発明における滑り軸受装置は、回止部材は周方向において円周上に複数配置され、
隣同士の回止部材間に止め部材が配置され、
止め部材は回止部材固定体に取付けられ、
挿入部の主軸回転方向側の一側面から回止部材の一端部までの一方の肉厚が挿入部の主軸回転方向とは反対側の他側面から回止部材の他端部までの他方の肉厚よりも分厚いものである。
これによると、挿入部の一側面は突部によって主軸回転方向へ押されるため、回止部材の主軸回転方向における一端部側が周方向に圧縮される。この際、回止部材の一方の肉厚が他方の肉厚よりも分厚いため、回止部材の主軸回転方向における一端部側が十分に圧縮されて変形する。これにより、軸受体に作用する主軸回転方向の回転力を、回止部材の一方の肉厚の部分で、十分な圧縮変形量を伴って受け止めることができ、所定の緩衝性能を実現することができる。また、他方の肉厚が一方の肉厚よりも薄くなるため、回止部材の小型軽量化を図ることができる。
本第4発明における滑り軸受装置は、軸受体の軸心方向の少なくとも一端部に取付溝が形成され、
突部は、取付溝に嵌め込まれて、連結手段によって軸受体に連結されているものである。
これによると、連結手段に作用するせん断力が低減され、突部と軸受体との取り付け強度が向上する。
本第5発明における滑り軸受装置は、軸受体の径方向の荷重の増加分ΔPに対する軸受体の径方向の変位の増加分をΔRとすると、軸受装置のばね定数がΔP/ΔRで定義され、
上記ばね定数は、軸受体の径方向への変位が所定値を超えると、径方向への変位が所定値以下のときよりも、大きな値になるように構成されているものである。
これによると、主軸の変位によって軸受体の径方向に荷重が作用した場合、荷重の大きさに応じて弾性体が径方向に変形する。この時、上記径方向の荷重が小さく、軸受体の径方向への変位が所定値以下となる場合、軸受装置のばね定数は上記所定値を超えた場合に比べて小さくなる。
このため、上記所定値以下に変位した場合のばね定数が上記所定値を超えて変位した場合と同じ値を有する大きなばね定数となる弾性体を用いた従来の滑り軸受装置に比べて、変位が上記所定値以下の範囲では、軸受装置の固有振動数が低下する。したがって、駆動装置を停止して、主軸がドライ状態で惰性で回転しながら所定の回転速度から次第に減速していく際、低下させた固有振動数と一致して共振が発生するのは、主軸の回転速度が十分に低下した場合である。この時点では、主軸が有する回転エネルギーは散逸して低下しており、これにより、共振時に発生する力(衝撃)が低減される。
また、主軸を回転駆動して揚水を行っている際、上記径方向の荷重が大きくなれば、軸受体の径方向への変位が所定値を超え、軸受装置のばね定数は上記所定値以下の場合に比べて大きくなる。これにより、上記径方向の荷重を十分に受けることができ、径方向の荷重に対する軸受体の径方向への変位量が低減される。したがって、径方向の荷重に対する主軸の径方向への変位量が低減されるため、羽根車がケーシングの内周面に接触するのを防止することができる。
本第6発明は、第1発明から第5発明のいずれか1項に記載の滑り軸受装置を備えたポンプ装置であって、揚水を行なう揚水運転と揚水を行なわない待機運転とに切り替え可能であるものである。
以上のように、本発明によると、回止手段に主軸回転方向の大きな回転力が作用しても、弾性体が損傷するのを防止することができる。
また、突部が回止部材を主軸回転方向に押した時に回止部材の変形を許容するための変形用隙間を設けることによって、回止部材の周方向の圧縮剛性が過大にならず、このため、主軸回転時の衝撃が回止部材で十分に吸収される。
本発明の実施の形態におけるポンプの縦断面図である。 同、ポンプの羽根車の部分の縦断面図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の回止部材の位置における縦断面図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の止め部材の位置における縦断面図である。 図3におけるX1−X1矢視図である。 図3におけるX2−X2矢視図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の第一および第二の弾性部材の斜視図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の第一の弾性部材の平面図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の軸受体の径方向への変位と径方向の荷重との関係を示すグラフである。 図3におけるX3−X3矢視図である。 同、ポンプの滑り軸受装置のブロックと回止部材との斜視図である。 図10におけるY−Y矢視図であり、(a)はブロックが挿入部の一側面から僅かに離間している状態を示し、(b)はブロックが挿入部の一側面に当接して回止部材が変形している状態を示す。 (a)は滑り軸受装置のハウジングの端部カバーの縦断面図であり、(b)は(a)におけるX−X矢視図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の回止部材の図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるX−X矢視図である。 同、ポンプの運転パターンと主軸の回転速度との関係を示すグラフである。 同、ポンプの主軸の角速度と振動伝達率との関係を示すグラフである。 従来のポンプの滑り軸受装置の縦断面図である。 同、ポンプの滑り軸受装置の一部分の平面図である。
以下、本発明における実施の形態を図面を参照して説明する。
図1,図2に示すように、1は先行待機運転が行える立軸斜流ポンプ装置(ポンプ装置の一例)である。立軸斜流ポンプ装置1のポンプケーシング2の下端には吸込口3が形成されている。ポンプケーシング2内には主軸4が挿通されており、主軸4の下端に羽根車5が設けられている。ポンプケーシング2の上方には、主軸4を回転駆動させるモータ等の駆動装置6が設けられている。
上記主軸4は上下複数の滑り軸受装置11,12によって軸心15を中心に回転自在に支持されている。これら滑り軸受装置11,12はそれぞれ、ポンプケーシング2内に設けられた固定部材16に設けられている。また、ポンプケーシング2には、吸込口3に空気を吸気する吸気管17が設けられている。この吸気管17は弁等からなる気水切替装置18によって開閉されるように構成されている。尚、上記立軸斜流ポンプ1は、羽根車5が回転して水を吸い上げる揚水運転と、羽根車5が回転しているが水を吸い上げない待機運転(気中運転)とに切り替え可能である。
図3に示すように、上記主軸4は、軸本体4aと、軸受箇所において軸本体4aに外嵌された円筒状のスリーブ4bとで構成されており、固定部材16を貫通している。
上記滑り軸受装置11は以下のように構成されている。
図3〜図6に示すように、滑り軸受装置11は、主軸4を回転自在に保持する円筒状の軸受体20と、軸受体20を収納する金属製のハウジング21と、軸受体20の外周部とハウジング21の内周部との間に設けられ且つ径方向において軸受体20を受ける弾性体22とを有している。
軸受体20は、金属製の円筒状のシェル23と、シェル23の内周側に取付けられた円筒状の摺接部材24とで構成されている。摺接部材24は、例えばセラミック製であり、主軸4に外嵌されており、内周面が主軸4のスリーブ4bに摺接自在である。
また、ハウジング21は、固定部材16に設けられ且つ軸受体20の外周を囲む円筒状の胴部21aと、軸心15方向(上下方向)における胴部21aの両端部に設けられた上方および下方の端部カバー21b,21cとを有している。
弾性体22は、金属製で円筒状の保持部材26と、保持部材26の内周面に取り付けられた第一および第二の弾性部材27,28とを有している。保持部材26は、軸心15方向において複数個(図3では3個)の保持リング30に分割されており、ハウジング21の胴部21a内に嵌め込まれ、径方向の複数のねじ29によって胴部21aに取付け固定されている。尚、保持部材26は3個の保持リング30からなるが、3個以外の複数個でもよい。
第一および第二の弾性部材27,28は円環状に形成され、第二の弾性部材28は保持部材26の軸心15方向における両端部(上下両端部)に位置し、第一の弾性部材27は両第二の弾性部材28間に位置している。このような構成により、第一又は第二の弾性部材27,28を備えた複数の保持リング30を積み重ねることで、弾性体22を形成することができるため、組み立て性が向上する。尚、保持部材26は円筒状でなくてもよく、円筒の一部や角筒状であってもよい。
図7に示すように、第一の弾性部材27の内周面には、周方向において複数の凹部31と凸部32とが形成されている。この凹部31の大きさを変えることで軸受装置11のばね定数を調整することができる。尚、第一の弾性部材27はシェル23の軸心15方向(上下方向)における中央部に接触している。
第一の弾性部材27の内周面は、主軸4が停止しているときであっても、軸受体20のシェル23の外周面に接触している(或いは非常に近接している)。また、第二の弾性部材28の内周面は、主軸4が停止しているとき、上記シェル23の外周面から径方向へ所定の間隔Sをあけて離間している。
また、図7に示すように、第二の弾性部材28の径方向における厚さt2を第一の弾性部材27の径方向における厚さt1よりも薄くし、その分、第二の弾性部材28の保持リング30の厚さを第一の弾性部材27の保持リング30の厚さよりも分厚くしている。
第一および第二の弾性部材27,28の材質はゴムであり、このうち、第一の弾性部材27には柔軟なゴムが用いられている。また、第二の弾性部材28には、第一の弾性部材27よりも硬いゴムが用いられている。尚、第二の弾性部材28の弾性係数は第一の弾性部材27の弾性係数の約2〜10倍に設定されている。
図8に示すように、弾性体22の径方向の荷重Pの増加分ΔPに対する径方向の変位Rの増加分をΔRとすると、軸受装置11のばね定数がΔP/ΔRで定義される。また、図9のグラフは、軸受体20の径方向への変位Rと径方向の荷重Pとの関係を示すものである。
これによると、ばね定数(実線のグラフ(イ)の傾きに相当)は、軸受体20の径方向への変位Rが所定値Aを超えると、上記変位Rが所定値A以下のときよりも、大きな値になるように構成されている。第二の弾性部材28の内周面は、軸受体20の径方向への変位Rが所定値Aに達したときに、所定の間隔Sが0になって、軸受体20のシェル23の外周面に接触するように構成されている。
ここで、図9のグラフ(イ)において、径方向への変位Rが0から所定値Aまでの範囲のばね定数(グラフ(イ)の傾き)は、第一の弾性部材27のみが軸受体20のシェル23に接触し、第二の弾性部材28はシェル23から離間しているため、第一の弾性部材27のみが関与する第1のばね定数kaになる。
また、径方向への変位Rが所定値Aよりも大きい範囲のばね定数は、第一の弾性部材27と第二の弾性部材28とが共にシェル23に接触しているため、第一の弾性部材27と第二の弾性部材28とを合わせた第2のばね定数kbになる。この第2のばね定数kbは第1のばね定数kaよりも大きな値である。尚、参考として、二点鎖線のグラフ(ロ)は第一の弾性部材27のみで軸受装置11を構成したときのばね定数を示し、点線のグラフ(ハ)は第二の弾性部材28のみで軸受装置11を構成したときのばね定数を示している。このように弾性率の異なる弾性部材27,28を用いることで、所定値Aの変位量を境にして軸受装置11のばね定数を大きく変えることができる。また、厚さt1,t2の異なる弾性部材27,28を用いることで、軸受装置11のばね定数をさらに変えることができる。
尚、従来の軸受装置であってもゴムの材料特性やその構造から、主軸の径方向の変位が大きくなるとばね定数は徐々に増加するが、本発明で言うばね定数の変化は図9に示すような大きな変化を言う。
軸受装置11には、軸受体20が主軸4と共回りするのを防止するための回止手段35が設けられている。回止手段35は、金属製の上部および下部のブロック36,37(突部の一例)と、ゴム等の弾性材を材質とする上部および下部の回止部材38,39とを有している。
図3,図10〜図12に示すように、上部のブロック36は、軸受体20のシェル23の上端の周方向における複数箇所に、複数のボルト40(連結手段の一例)により連結されており、上方(軸心15方向の一方の一例)へ突出している。図10に示すように、上部のブロック36は、周方向の長さLが径方向の幅Tに比べて長大な部材であり、周方向の両端に、半円状の端面41を有している。尚、図12に示すように、シェル23の上端部(軸心15方向の一端部の一例)には複数の取付溝42が形成され、各上部のブロック36の下端部が各取付溝42に嵌め込まれている。
図13に示すように、上部の回止部材38は、回止部材固定体の一例である上方の端部カバー21b(一方の端部カバーの一例)内に接着されて固定され、周方向において円周上に複数配置されている。また、図14に示すように、上部の回止部材38は、軸心15方向から見て円弧状に形成されており、上下両端面(軸心15方向の両端面の一例)と内周面とに開口する凹形状の挿入部43を有している。図10に示すように、各上部のブロック36は下方から上部の回止部材38の各挿入部43に挿入されている。尚、挿入部43の周方向の長さBは上部のブロック36の周方向の長さLよりも若干長い。
図14に示すように、挿入部43の主軸回転方向C側の一側面43aから上部の回止部材38の一端部38aまでの一方の肉厚Taが挿入部43の主軸回転方向Cとは反対側の他側面43bから上部の回止部材38の他端部38bまでの他方の肉厚Tbよりも分厚い。
また、各上部の回止部材38の上端面(軸心方向における一端面の一例)には、一段低くなった陥没部44が形成されている。陥没部44は挿入部43の一側面43aから上部の回止部材38の一端部38aに至る手前までの所定範囲Eに形成されている。上記陥没部44によって、図3,図12,図13に示すように、各上部の回止部材38の上端面と上方の端部カバー21bの内側下面との間には、挿入部43の上部に連通する変形用隙間45が設けられる。また、各上部の回止部材38の下端面と軸受体20のシェル23の上端面との間にも変形用隙間49が形成されている。
また、周方向において隣同士の上部の回止部材38間には、金属製の止め部材46が配置されている。各止め部材46はボルト47によって上方の端部カバー21bの内側下面に取り付けられている。尚、上記複数の上部の回止部材38と止め部材46とによって、円環形状の上部の回止体48が構成される。
また、下部のブロック37と回止部材39とは、上部のブロック36と回止部材38と同じ材質および形状の部材であり、且つ、上下が逆転した状態で設けられている。すなわち、下部のブロック37は、シェル23の下端に連結されており、下方(軸心15方向の他方の一例)へ突出している。また、下部の回止部材39は、回止部材固定体の一例である下方の端部カバー21c(他方の端部カバーの一例)内に接着され固定されている。軸受体20のシェル23は下位の各止め部材46によって支持されている。
尚、図2に示す別の滑り軸受装置12は、上記滑り軸受装置11と同じ構造であり、滑り軸受装置11とは上下反対向きに設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
駆動装置6により主軸4が主軸回転方向C(所定の回転方向)に回転すると、羽根車5が回転し、この際、主軸4のスリーブ4bの外周面が軸受体20の摺接部材24の内周面に摺接する。このとき、図10,図11,図12(b)に示すように、上部および下部のブロック36,37はそれぞれ、上部および下部の回止部材38,39の挿入部43の一側面43aに当接して、主軸回転方向C側への移動を阻止される。このため、軸受体20が回り止めされ、軸受体20が主軸4と共回りするのを防止することができる。
この際、図12(b)に示すように、挿入部43の一側面43aは各ブロック36,37によって主軸回転方向Cへ押されるため、各回止部材38,39の一端部38a,39a側が周方向(主軸回転方向C)に圧縮される。この圧縮により、回止部材38,39は、圧縮方向以外の方向に膨らんで逃げようとするが、その部分に変形用隙間45,49を設けたことによって、変形用隙間45,49内へ逃げて変形する。このように、上記回止部材38,39の逃げが許容されるため、回止部材38,39の周方向の圧縮剛性が過大にならない。これにより、主軸回転時の衝撃が回止部材38,39で十分に吸収される。
また、変形用隙間45が形成されている範囲では、上部の回止部材38の上端面は上方の端部カバー21bの内側下面から離間しているため、上部の回止部材38の上端面が上方の端部カバー21bの内側下面に固着されることはない。これにより、挿入部43の一側面43aが上部のブロック36によって押された際、変形用隙間45の形成範囲においては、上部の回止部材38の上端部(上端面付近)に主軸回転方向Cのせん断力が集中することはなく、このため、上部の回止部材38の上端部が破損するのを防止することができる。
また、図12に示すように、上部のブロック36の上面は陥没部44の上面よりも上方に位置することにより、半円状の端面41で挿入部43の一側面43aの上端から下端に至る範囲を押すことができるので、上部のブロック36の端面41の上端が挿入部43の一側面43aへ食い込んで破損するのを防止することができる。
また、下部のブロック37と下部の回止部材39とについても同様に、挿入部43の一側面43aが下部のブロック37によって押された際、変形用隙間45の形成範囲においては、下部の回止部材39の下端部(下端面付近)に主軸回転方向Cのせん断力が集中することはなく、下部の回止部材39の下端部が破損するのを防止することができる。
また、弾性体22に上記特許文献1のような嵌合凸部を設けないため、弾性体22の形状を簡素化でき、さらには、回止手段35に主軸回転方向Cの過大な回転力が作用しても、弾性体22が損傷するのを防止することができる。
また、図14に示すように、各回止部材38,39の一方の肉厚Taが他方の肉厚Tbよりも分厚いため、軸受体20に作用する主軸回転方向Cの回転力を各回止部材38,39の一方の肉厚Taの部分で十分な変形を伴って受け止めることができる。また、上記他方の肉厚Tbが一方の肉厚Taよりも薄くなるため、各回止部材38,39の小型軽量化を図ることができる。
また、図12に示すように、上部のブロック36は、下端部が取付溝42に嵌め込まれて、ボルト40によりシェル23に連結されているため、ボルト40に作用するせん断力が低減され、上部のブロック36とシェル23との取り付け強度が向上する。さらに、上記と同様に、下部のブロック37とシェル23との取り付け強度も向上する。
上記実施の形態では、ハウジング21の端部カバー21b,21cを回止部材固定体の一例とし、回止部材38,39を端部カバー21b,21cに設けているが、ポンプケーシング2に設けられた固定部材16に円環状の回止部材固定体を上下一対設け、これら回止部材固定体に回止部材38,39を設けてもよい。
また、上記変形用隙間45は、上記実施の形態に限定されるものではなく、ブロック36,37に対して隙間を有する穴により形成されてもよく、回止部材38,39の変形の一部を許容する隙間であってもよい。
また、このような軸受装置11,12を用いるポンプの一例として、先行待機運転を行う立軸斜流ポンプ装置1があり、図15のグラフに示すように、運転開始時は、気水切替装置18を開いて待機運転に切り替え、この状態で、駆動装置6を駆動し、主軸4の回転速度を所定の回転速度Vまで次第に上昇させる。この際、滑り軸受装置11,12は自揚水による潤滑作用が発揮されないドライ状態である。
主軸4の回転速度が所定の回転速度Vに達した後、吸水位が上昇して設定水位Hに達すると、気水切替装置18を閉じて待機運転から揚水運転に切り替え、揚水を開始する。この際、主軸4の回転速度(角速度)は所定の回転速度Vに保たれており、また、自揚水によって滑り軸受装置11,12が潤滑および冷却されるため、滑り軸受装置11,12に対する主軸4の摺動抵抗が減少する。
その後、吸水位が設定水位Hよりも低下し、立軸斜流ポンプ装置1を引き続き駆動させる必要が無いと判断された場合、気水切替装置18を開き、駆動装置6の駆動を停止させて、ケーシング2内の水を吸込口3から排出し、運転を停止する。この際、主軸4には駆動装置6の駆動トルクが作用せず、主軸4は、自揚水による潤滑作用が発揮されないドライ状態で、惰性で回転しながら所定の回転速度Vから次第に減速し、最終的に停止する。
運転中、主軸4によって軸受体20の径方向に荷重Pが作用した場合、この荷重Pが小さく、軸受体20の径方向への変位Rが所定値A以下であれば、第一の弾性部材27のみが軸受体20のシェル23に接触し、第二の弾性部材28はシェル23から離間した状態となる。これにより、弾性体20のばね定数は第2のばね定数kbよりも小さい第1のばね定数kaとなる。
また、上記径方向の荷重Pが大きく、軸受体20の径方向への変位Rが所定値Aを超えれば、第一の弾性部材27が軸受体20のシェル23に接触した状態で、さらに、第二の弾性部材28もシェル23に接触する。これにより、軸受装置11のばね定数は第1のばね定数kaよりも大きい第2のばね定数kbとなる。
ここで、図16のグラフは、主軸4の回転角速度ω(周波数(Hz))と振動伝達率Trと回転不釣合い力との関係を示すものである。実線のグラフ(ニ)は従来のポンプ装置における回転角速度ωと振動伝達率Trとの関係を示しており、大きなばね定数kbを有する滑り軸受装置である。また、点線のグラフ(ホ)は本実施の形態のポンプ装置1における回転角速度ωと振動伝達率Trとの関係を示しており、大小2種類のばね定数ka,kbを有する滑り軸受装置11(12)である。
これによると、本実施の形態では第1のばね定数kaが第2のばね定数kbより小さいため、グラフ(ホ)に示すように、本実施の形態のポンプ装置1の固有振動数J1が従来のポンプ装置の固有振動数J2よりも低下する。
したがって、図15のグラフに示すように、運転停止時、駆動装置6が停止して、主軸4がドライ状態で惰性で回転しながら所定の回転速度Vから次第に減速していく際、すなわち、図16に示すように主軸4の角速度ωが左へ低下していく際、固有振動数J2より低くなった固有振動数J1に達したときに共振が発生するが、この時の主軸4の角速度ω(すなわち回転速度)が十分に低下しているので、共振時に発生する力(衝撃)が低減される。
また、上記図16の一点鎖線のグラフ(ヘ)は主軸4の回転角速度ωと回転不釣合い力との関係を示すものであり、回転不釣合い力は、図8に示すように、主軸4が所定の方向Cに回転しているときの軸受体20の摺接面(すなわち摺接部材24の内周面)に対する垂直抗力Nと同じになり、下記の式1で示される。
回転不釣合い力=垂直抗力N=M×e×ω 式1
尚、Mは主軸4の質量、eは比不釣合量(主軸4の図心と重心との距離)である。
また、主軸4が回転しているときの摩擦力Fとその偶力−Fとは下記の式2,式3で示される。
F=μ×N=μ×M×e×ω 式2
尚、μは摩擦係数である。
−F=−μ×M×e×ω 式3
上記式3に示すように、偶力−Fは主軸4の角速度の2乗に比例するため、本実施の形態のポンプ装置1が固有振動数J1(図16のグラフ(ホ))で共振しているときの偶力−F1は、上記角速度ωが低いので、従来のポンプ装置が固有振動数J2(図16のグラフ(ニ))で共振しているときの偶力−F2よりも大幅に小さくなる。これにより、主軸4の重心が主軸4の回転方向Cとは反対方向へ移動することによって生じる自励振動(後ろ回り振動)を抑制することができる。
また、揚水運転中に径方向の荷重Pが増大して、図9に示すように、軸受体20の径方向への変位Rが所定値Aを超えると、弾性体22のばね定数が小さな値の第1のばね定数kaから大きな値の第2のばね定数kbに変わる。これにより、上記径方向の荷重Pを十分に受けることができ、径方向の荷重Pに対する軸受体20の径方向への変位量Rが低減される。したがって、径方向の荷重Pに対する主軸4の径方向への変位量が低減されるため、羽根車5がケーシング2の内周面に接触するのを防止することができる。
上記実施の形態では、回止手段35として、上部および下部のブロック36,37と上部および下部の回止部材38,39とを設けたが、ブロックと回止部材とを上部および下部のいずれか片方のみ設けてもよい。
上記実施の形態では、主軸4を軸本体4aとスリーブ4bとで構成したが、スリーブ4bを設けず、軸本体4aのみで構成してもよい。
1 ポンプ装置
2 ポンプケーシング
4 主軸
11,12 滑り軸受装置
15 軸心
20 軸受体
21 ハウジング
21a 胴部
21b,21c 端部カバー
22 弾性体
35 回止手段
36,37 ブロック(突部)
38,39 回止部材
38a 回止部材の一端部
38b 回止部材の他端部
40 ボルト(連結手段の一例)
42 取付溝
43 挿入部
43a 挿入部の一側面
43b 挿入部の他側面
45,49 変形用隙間
46 止め部材
R 径方向の変位
P 径方向の荷重
A 所定値
C 主軸回転方向
Ta 一方の肉厚
Tb 他方の肉厚
ka,kb ばね定数

Claims (6)

  1. ポンプケーシング内で回転する主軸と摺接する軸受体と、軸受体を収納するハウジングと、軸受体の外周部とハウジングの内周部との間に設けられ且つ径方向において軸受体を受ける弾性体とを備えた滑り軸受装置であって、
    軸受体が主軸と共回りするのを防止するための回止手段が備えられ、
    回止手段は突部と回止部材とを有し、
    突部は、軸受体に設けられて、軸心方向の少なくともいずれか一方へ突出し、
    回止部材は、ポンプケーシングに対して回転不能に固定された回止部材固定体に取り付けられているとともに、弾性材を材質とし、且つ軸心方向に開口する挿入部を有し、
    突部が軸心方向から挿入部内に挿入され、
    突部が回止部材を主軸回転方向に押した時に回止部材の変形を許容するための変形用隙間が設けられていることを特徴とする滑り軸受装置。
  2. ハウジングは、弾性体の外周を囲む筒状の胴部と、軸心方向における胴部の両端部に設けられる端部カバーとを有し、
    回止部材固定体は端部カバーであり、
    回止部材は少なくともいずれか一方の端部カバー内に固定され、
    挿入部は回止部材の軸心方向における両端面に開口し、
    変形用隙間は、回止部材の軸心方向における一端面とこの一端面に対向する一方の端部カバーの内面との間に設けられ、且つ、挿入部に連通していることを特徴とする請求項1記載の滑り軸受装置。
  3. 回止部材は周方向において円周上に複数配置され、
    隣同士の回止部材間に止め部材が配置され、
    止め部材は回止部材固定体に取付けられ、
    挿入部の主軸回転方向側の一側面から回止部材の一端部までの一方の肉厚が挿入部の主軸回転方向とは反対側の他側面から回止部材の他端部までの他方の肉厚よりも分厚いことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の滑り軸受装置。
  4. 軸受体の軸心方向の少なくとも一端部に取付溝が形成され、
    突部は、取付溝に嵌め込まれて、連結手段によって軸受体に連結されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の滑り軸受装置。
  5. 軸受体の径方向の荷重の増加分ΔPに対する軸受体の径方向の変位の増加分をΔRとすると、軸受装置のばね定数がΔP/ΔRで定義され、
    上記ばね定数は、軸受体の径方向への変位が所定値を超えると、径方向への変位が所定値以下のときよりも、大きな値になるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の滑り軸受装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の滑り軸受装置を備えたポンプ装置であって、揚水を行なう揚水運転と揚水を行なわない待機運転とに切り替え可能であることを特徴とするポンプ装置。
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