JP2010168274A - Iii族窒化物半導体の製造方法およびテンプレート基板 - Google Patents

Iii族窒化物半導体の製造方法およびテンプレート基板 Download PDF

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Abstract

【課題】結晶性、表面平坦性に優れた非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造すること。
【解決手段】a面サファイア基板10の表面10aに、ICPエッチングで長手方向がサファイア基板10のm軸方向に平行なストライプ状に凹部11を形成する(図1(a))。次に、サファイア基板10をMOCVD装置に搬入し、水素とアンモニアを含む雰囲気中で、1020〜1060℃まで昇温する。続いて、凹部11の側面11aにGaN結晶13をエピタキシャル成長させる(図1(b))。成長が進むと、サファイア基板10の表面10aはGaN結晶13に覆われていき、平坦なGaN結晶13が形成される(図1(c))。このGaN結晶13の主面はm面である。
【選択図】図1

Description

本発明は、非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体の製造方法に関する。
従来、III 族窒化物半導体からなる半導体素子を作製する場合、サファイア基板などの成長基板上にIII 族窒化物半導体をc軸方向に積層させていた。しかし、III 族窒化物半導体のc軸方向には結晶構造の歪に起因してピエゾ電界が発生し、素子性能の低下の要因となっており、たとえば発光素子では内部量子効率の低下が生じていた。
そこで近年、ピエゾ電界による素子性能の低下を回避するために、a面、m面、r面などの非極性面、半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を結晶成長させる技術が検討されている。また、a面、m面、r面などの非極性面、半極性面を主面とするGaN基板、GaNテンプレート基板を作製し、これを成長基板として用いることが検討されている。
その技術の1つとして、成長基板としてm面やa面を主面とするGaN基板を用いる方法が知られている。m面、a面のGaN基板は、成長基板上にc面を主面とするGaN層を厚く成長させ、このGaN層をm面やa面に平行に切り出すことで作製している。
また、特許文献1には、主面をa面またはm面とするサファイア基板を成長基板として用い、この成長基板に長手方向をc軸方向とするストライプ状の凹部を形成し、成長基板表面、凹部側面の一方の面、および凹部底面の一部にSiO2 からなるマスクを形成し、凹部側面の他方の面のみにバッファ層を形成し、バッファ層を設けた凹部側面からGaNを成長させることで、主面をa面またはm面とするGaN結晶を得られることが示されている。
特開2006−36561
しかし、従来の方法で得られるm面、a面のGaN基板は、GaN層の厚さにより基板のサイズが決まるため、大きなサイズの基板を作製することができなかった。また、GaN層は、成長基板に近い側ほど結晶性が悪く、成長基板から遠い側ほど結晶性がよいため、このGaN層を切り出して得られるm面、a面のGaN基板には、その面内に結晶性のばらつきが生じていた。
また、特許文献1の方法では、マスクやバッファ層を選択的に形成することが難しく、結晶性のよいa面またはm面を主面とするIII 族窒化物半導体を再現性よく成長させることが難しかった。
そこで本発明の目的は、a面、m面、r面などの非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を、再現性よく形成することができるIII 族窒化物半導体の製造方法を提供すること、および成長基板上に非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体が形成されたテンプレート基板を提供することである。
第1の発明は、成長基板の表面に、エッチングによって凹部を形成する凹部形成工程と、凹部形成工程の後、成長基板を水素とアンモニアを含む雰囲気中で、III 族窒化物半導体の成長温度まで昇温する昇温工程と、凹部側面に、成長温度でIII 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させる結晶成長工程と、を有し、成長温度は、III 族窒化物半導体が主として凹部側面から成長基板の主面に平行な方向へ成長する値である、ことを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
ここで、III 族窒化物半導体とは、一般式Alx Gay Inz N(x+y+z=1、0≦x、y、z≦1)で表される半導体であり、n型化、p型化などのために不純物がドープされているもの、およびAl、Ga、Inの一部を他の第13族元素であるBやTlで置換したもの、Nの一部を他の第15族元素であるP、As、Sb、Biで置換したものをも含むものとする。より一般的には、GaN、AlN、InN、InGaN、AlGaN、AlInN、AlGaInNを示し、n型不純物としてはSi、p型不純物としてはMgが用いられる。
また、凹部側面とは、成長基板に凹部を形成することで露出した面のうち、成長基板の主面に平行でない面を意味する。
成長基板には、サファイア、SiC、Si、GaAs、ZnO、スピネル、などの六方晶系の材料を用いることができるが、入手の容易さ、III 族窒化物半導体との格子整合性などの点からサファイア基板を用いるのが望ましい。
凹部側面からIII 族窒化物半導体を主として成長基板の主面に平行な方向へ成長させるには、たとえば平面状の成長基板の主面に垂直な方向へIII 族窒化物半導体を成長させる際の成長温度よりも低い成長温度とすれば可能となる。III 族窒化物半導体を平面状の成長基板の主面に垂直な方向に、c軸方向へ成長させる際の成長温度は、通常1100℃より高い温度であるから、成長温度を1100℃以下とすれば、凹部側面からIII 族窒化物半導体を基板の主面に平行の方向で、主としてc軸方向へ成長させることができる。また、成長温度は1020℃以上が望ましい。1020℃よりも低いとIII 族窒化物半導体の結晶性が悪化してしまうからである。したがって、成長温度を1020〜1060℃とすれば、III 族窒化物半導体の結晶性、表面平坦性がより良くなるので望ましい。さらに望ましいのは1030〜1050℃である。
成長基板表面に形成する凹部の平面パターンは、ストライプ状、格子状、六角形や三角形、円形などのドット状、など任意のパターンでよい。また、凹部の成長基板垂直方向の断面についても、所望のIII 族窒化物半導体の主面の面方位に応じて、矩形、台形、くさび形など任意の形状としてよい。
第2の発明は、第1の発明において、成長温度は、III 族窒化物半導体を、平面状の成長基板に一様に、成長基板に垂直な方向へエピタキシャル成長させる際の成長温度よりも低い温度であることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第3の発明は、第1の発明から第2の発明において、成長基板は、サファイア基板であることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。この場合、III 族窒化物半導体を成長させる凹部側面は、サファイアc面またはa面との成す角がなるべく小さいことが望ましい。これは、成す角が小さいほどIII 族窒化物半導体がc軸方向へ成長しやすいからである。逆に言えば、サファイアc面またはa面との成す角が大きい側面からは、III 族窒化物半導体が成長しづらいということである。最も望ましいのは、III 族窒化物半導体を成長させる凹部側面がc面またはa面であることである。
第4の発明は、第3の発明において、凹部側面のうち、少なくとも1つの面は、サファイアのc面であり、結晶成長工程は、サファイアのc面である凹部側面にIII 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第5の発明は、第4の発明において、成長基板は、a面を主面とするサファイア基板であることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第6の発明は、第4の発明において、成長基板は、m面を主面とするサファイア基板であることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第7の発明は、第4の発明から第6の発明において、長手方向側面をサファイアのc面とするストライプ状に凹部を形成することを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明において、成長温度は、1020〜1100℃であることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第9の発明は、第3の発明において、凹部側面のうち、少なくとも1つの面は、サファイアのa面であり、結晶成長工程は、サファイアのa面である凹部側面にIII 族窒化物半導体を主としてエピタキシャル成長させることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第10の発明は、第9の発明において、成長基板は、c面を主面とするサファイア基板であることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第11の発明は、第9の発明または第10の発明において、長手方向側面をサファイアのa面とするストライプ状に凹部を形成することを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第12の発明は、第1の発明から第11の発明において、エッチングはドライエッチングであることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第13の発明は、第12の発明において、ドライエッチングはICPエッチングであることを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法である。
第14の発明は、表面に凹部が形成された、a面を主面とするサファイア基板と、サファイア基板表面上に形成されたIII 族窒化物半導体層と、を備え、凹部の少なくとも1つの面は、サファイアのc面であり、III 族窒化物半導体層の主面は、m面である、ことを特徴とするテンプレート基板である。
第15の発明は、表面に凹部が形成された、m面を主面とするサファイア基板と、サファイア基板表面上に形成されたIII 族窒化物半導体層と、を備え、凹部の少なくとも1つの面は、サファイアのc面であり、III 族窒化物半導体層の主面は、a面である、ことを特徴とするテンプレート基板である。
第16の発明は、第14の発明または第15の発明において、長手方向側面をサファイアのc面とするストライプ状に凹部が形成されていることを特徴とするテンプレート基板である。
第17の発明は、表面に凹部が形成された、c面を主面とするサファイア基板と、サファイア基板表面上に形成されたIII 族窒化物半導体層と、を備え、凹部の少なくとも1つの面は、サファイアのa面であり、III 族窒化物半導体層の主面は、a面である、ことを特徴とするテンプレート基板である。
第18の発明は、第17の発明において、長手方向側面をサファイアのa面とするストライプ状に凹部が形成されていることを特徴とするテンプレート基板である。
第1の発明によると、成長基板に形成した凹部の側面に、III 族窒化物半導体を成長基板の主面に平行な方向へエピタキシャル成長させることができ、非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を、高品質に形成することができる。また、成長基板を熱処理などによりエッチングダメージを回復させる工程を行わないので、製造工程が簡素であり、量産性に優れている。なお、形成されるIII 族窒化物半導体の主面の面方位は、成長基板の結晶構造、格子定数、成長基板主面の面方位、凹部側面の面方位などに依存する。たとえば、成長基板としてサファイア基板を用いる場合、主面をa面とし、凹部側面をc面とすれば、主面をm面とするIII 族窒化物半導体を得ることができ、主面をm面とし、凹部側面をc面とすれば、主面をa面とするIII 族窒化物半導体を得ることができる。
また、第2の発明によると、成長基板の凹部側面からIII 族窒化物半導体を主として成長基板の主面に平行な方向へエピタキシャル成長させることができる。
また、第3の発明のように、成長基板にはサファイアを用いることができ、低コストで大面積の非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。
また、第4、9の発明のように、III 族窒化物半導体はサファイアc面またはa面に結晶成長しやすいことから、凹部側面をc面またはa面とすることで効率的に結晶性のよい非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。
また、第5の発明のように、a面を主面とするサファイア基板を成長基板として用い、c面である凹部側面にIII 族窒化物半導体をc軸方向にエピタキシャル成長させれば、m面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。また、第6の発明のように、m面を主面とするサファイア基板を成長基板として用い、c面である凹部側面にIII 族窒化物半導体をc軸方向にエピタキシャル成長させれば、a面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。
また、第7の発明のように、長手方向側面をサファイアのc面とするストライプ状の凹部とすれば、結晶性、表面平坦性に優れた非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。
また、第8の発明のように、III 族窒化物半導体の成長温度は1020〜1100℃とするのが望ましく、これにより凹部側面に成長するIII 族窒化物半導体の成長方向を、c軸方向が支配的となるようにすることができ、III 族窒化物半導体の結晶性、表面平坦性をより良くすることができる。
また、第10の発明のように、c面を主面とするサファイア基板を成長基板として用い、a面である凹部側面にIII 族窒化物半導体をc軸方向にエピタキシャル成長させれば、a面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。
また、第11の発明のように、長手方向側面をサファイアのa面とするストライプ状の凹部とすれば、結晶性、表面平坦性に優れた非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を製造することができる。
また、第12の発明のように、エッチングにはドライエッチングを用いることができ、特に第13の発明のようにICPエッチングを採用することができる。
また、第14の発明から第18の発明によるテンプレート基板は、III 族窒化物半導体層の結晶性、平坦性が優れており、このテンプレート基板上にIII 族窒化物半導体を積層させて半導体素子を作製すれば、ピエゾ電界による影響のない半導体素子を得ることができる。
実施例1のGaNテンプレート基板の製造工程について示した図。 GaN結晶13表面のX線回折結果を示した図。 昇温工程における水素流量とX線ロッキングカーブ半値幅との関係を示したグラフ。 GaN結晶13の表面を撮影した写真。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1は、m面を主面とするGaNテンプレート基板の製造方法である。その製造工程について、図1を参照に説明する。
(凹部形成工程)
まず、a面を主面とするサファイア基板10(本発明の成長基板に相当)の表面10aに、マスクを用いてICPエッチングすることで、長手方向がサファイア基板10のm軸方向に平行なストライプ状に凹部11を形成する(図1(a))。凹部11のc軸に平行な面での断面は矩形であり、凹部11の側面11aにはサファイアのc面が露出し、凹部11の底面11bには、サファイアのa面が露出する。
なお、通常は、ICPエッチングによるサファイア基板10のダメージを回復させるために、凹部11を形成した後、サファイア基板10を1000℃以上に加熱する処理を行うが、実施例1では、このダメージ回復の熱処理は行わず、凹部11の側面11aや凹部11の底面11bにICPエッチングによるダメージが残った状態とする。
(昇温工程)
次に、サファイア基板10をMOCVD装置に搬入し、水素とアンモニアを含む雰囲気中で、成長温度まで昇温する。
(結晶成長工程)
続いて、MOCVD装置内にTMG(トリメチルガリウム)を導入し、凹部11の側面11aにGaN結晶13をエピタキシャル成長させる。GaN結晶13は、サファイア基板10のc軸方向と、GaN結晶13のc軸方向が一致するように成長する。このGaN結晶13のc軸方向の極性については、凹部11の側面11aから凹部11内側(中心側)へと向かう方向が−c方向である。すなわち、側面11aから垂直に、GaNは−c軸方向に成長することになり、その成長面は、−c面となる。
ここで、GaN結晶13がサファイア基板10の表面10aや凹部11の底面11bからは成長しないようにし、かつ凹部11の側面11aから成長するGaN結晶13の成長方向としてc軸方向の成長が支配的となるように、GaN結晶13の成長温度を調整する。たとえば、GaN結晶13の成長温度を、通常GaNを平坦な成長基板に垂直な方向へエピタキシャル成長させる際の成長温度よりも低い温度とすればよい。通常GaNを平坦な成長基板に垂直な方向へエピタキシャル成長させる際の成長温度は、1100℃よりも高い温度である。よって、GaNの成長温度を1100℃以下とすることで、GaN結晶13がサファイア基板10の表面10aや凹部11の底面11bからは成長しないようにし、かつ凹部11の側面11aから成長するGaN結晶13の成長方向としてc軸方向の成長が支配的となるようにすることができる。
このようにしてGaN結晶13を結晶成長させると、GaN結晶13はc軸方向(−c方向)、すなわちサファイア基板10に対して水平に凹部11の内側方向へ早く成長していき、サファイア基板10に垂直な方向へも少しずつ成長していく(図1(b))。そしてさらに成長が進むと、凹部11はGaNによって埋められ、サファイア基板10に水平な方向(−c方向と+c方向の双方)への成長によってサファイア基板10の表面10aも次第にGaNに覆われていき、最後にはサファイア基板10上に平坦なGaN結晶13が形成される(図1(c))。このGaN結晶13の主面は、m面となる。これは、サファイア基板10の凹部11の側面11aがc面であるためであり、GaNとサファイアとの格子定数の違いなどに起因するものである。
以上に示した実施例1のGaNテンプレート基板製造方法により、結晶性、表面平坦性の高い、m面を主面とするGaN結晶13が得られる。これは、以下の理由によるものと考えられる。まず、ICPエッチングによるサファイア基板へのダメージは、a面を主面とするサファイア基板上にc面を主面とするGaN結晶が成長するのを抑制しているものと考えられる。また、GaN結晶13の成長温度を適切な値とすることで、サファイア基板10の表面10aや、凹部11の底面11bからはGaN結晶13が成長せず、凹部11の側面11aからのみGaN結晶13がエピタキシャル成長し、かつ、GaN結晶13の成長方向としてc軸方向、つまりサファイア基板10に水平な方向への成長が支配的な条件となったと考えられる。このとき、サファイアとGaNとの格子整合性などから、GaN結晶13のサファイア基板10に平行な面はm面となる。また、昇温工程においてサファイアが窒化してAlN膜が形成され、このAlN膜がバッファとして働くことで、凹部11の側面11aからGaNがエピタキシャル成長しやすくなっている、とも考えられる。これらの理由により、GaN結晶13はサファイア基板10に平行なc面の結晶が混在せず、m面を主とした結晶となり、また、サファイア基板10に水平な方向への成長が支配的であるため、すみやかにサファイア基板10の表面10aを覆うことができ、GaN結晶13の表面13aは平坦となる。
GaN結晶13の結晶性、表面13aの平坦性について、各種の依存性を以下の実験により考察した。
図2は、a面を主面とするサファイア基板10として直径3インチのものを使用し、サファイア基板10の凹部11の幅を1.5μm、深さを0.7μm、凹部11の間隔を1.5μmとし、GaN結晶13の成長温度を1040℃としたときの、GaN結晶13の表面13aのX線回折結果である。また、比較のためサファイア基板10に凹部を形成しなかった場合についても示している。昇温工程における水素の流量は、平坦なサファイア基板に一様に垂直方向に成長する際と同じ量(以下、標準量)、その3倍、4倍と変えて測定した。図2のように、サファイア基板10に凹部11を形成しなかった場合は、(0002)面および(0004)面(いずれもc面)に起因するピークが見られるが、m面に起因するピークは見られず、m面を主面とするGaN結晶が得られていないことがわかる。一方、実施例1の方法でGaN結晶13を形成した場合は、いずれの水素流量の場合も(10−10)面および(20−20)面(ともにm面)に起因するピークが見られ、c面やa面に起因するピークは見られなかった。したがって、実施例1の方法で形成したGaN結晶13は、主面をm面とする結晶であり、結晶性が高いことがわかる。
図3は、GaN結晶13のc面、m面のX線ロッキングカーブ半値幅と、昇温工程における水素の流量との関係について調べた結果を示すグラフである。サファイア基板10、凹部11のサイズ、GaN結晶13の成長温度は図2の場合と同様である。昇温工程における水素の流量についても、図2の場合と同様に変化させた。m面については、試料をa軸周りとc軸周りの2通りに回転させて、m面のc軸方向のX線ロッキングカーブ半値幅と、m面のa軸方向のX線ロッキングカーブ半値幅を測定した。図3において四角形のプロットはc面、三角形のプロットはm面c軸方向、丸のプロットはm面a軸方向のX線ロッキングカーブ半値幅である。
図3のように、m面c軸方向のX線ロッキングカーブ半値幅は、水素流量を標準量とした場合ではおよそ1000秒、標準量の3倍や4倍ではおよそ1500秒であった。よって、m面c軸方向の配向性については水素流量を標準量とした場合が優れていることがわかった。また、m面a軸方向のX線ロッキングカーブ半値幅は、いずれの場合でもおよそ500秒であり、m面a軸方向の配向性は水素流量によらず高いことがわかった。また、c面のX線ロッキングカーブ半値幅は、水素流量を標準量とした場合でおよそ1500秒、標準量の3倍、4倍とした場合でおよそ2500秒であった。よって、c面の配向性については水素流量を標準量とした場合が高いことがわかった。
この図2、3の結果から、GaN結晶13の結晶性が最も優れているのは、水素流量を標準量とした場合であり、この時の水素とアンモニアの混合雰囲気中における水素の割合は、おおよそ50%である。
図4は、水素流量を標準量、その3倍、4倍と変化させたときの、GaN結晶13表面について撮影した写真である。比較のためサファイア基板10に凹部11を形成しなかった場合のGaN結晶13表面についても示している。サファイア基板10、凹部11のサイズ、GaN結晶13の成長温度は図2、3の場合と同様である。水素流量を標準量の3倍、4倍とした場合に比べて、水素流量を標準量とした場合の方が平坦性が高いことがわかった。一方、サファイア基板10に凹部11を形成しなかった場合では、小さな六角形状の凹凸が多数みられ、平坦性は低い。
また、GaN結晶13の成長温度を変化させて、GaN結晶13の表面13aを観察したところ、1020〜1060℃で平坦性が高く、特に1030〜1050℃ではさらに高かった。最も平坦性に優れていたのは、1040℃の時であった。
なお、実施例では、成長基板としてサファイア基板を用いているが、サファイア以外にも、SiC、Si、GaAs、ZnO、スピネル、などの六方晶系の材料を用いることができる。また、各実施例では、成長基板の凹部形成にICPエッチングを用いているが、他のドライエッチング法を用いてもよい。
また、実施例はGaNテンプレート基板の製造方法であるが、本発明はGaNに限らず、AlN、InN、AlGaN、InGaN、AlInN、AlGaInNなどIII 族窒化物半導体について適用することができる。また、面方位についても、実施例のようにm面を主面とするIII 族窒化物半導体に限らず、成長基板の主面の面方位、成長基板に形成した凹部側面の面方位、成長基板の格子定数を考慮することで、任意の非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体を形成することができる。たとえば、m面を主面とするサファイア基板を用い、凹部側面をc面とすれば、a面を主面とするIII 族窒化物半導体を得ることができる。また、c面を主面とするサファイア基板を用い、凹部側面をa面とすれば、a面を主面とするIII 族窒化物半導体を得ることができる。
また、実施例では凹部の平面パターンをストライプ状に形成したが、格子状、ドット状など任意のパターンを採用することができる。ただし、III 族窒化物半導体は特にc軸方向に極性があり、凹部側面の方位が異なると、極性方向の異なるGaN結晶が成長し、極性方向が混在した結晶となる。したがって、凹部側面の面方位が多数異なるようなパターンは、極性方向が多数混在したIII 族窒化物半導体結晶となって望ましくない。この点で、ストライプ状とすれば、側面は2面であり、得られるIII 族窒化物半導体の極性方向は2方向で少ないため、他のパターンに比べて有利である。また、ストライプ状とすれば、凹部側面を広くとることができるので、III 族窒化物半導体の結晶性や平坦性が他のパターンよりも高くなる点でも有利である。
極性方向が異なる結晶となることを回避するために、凹部側面のうち、いくつかの面にマスク等を形成してIII 族窒化物半導体結晶を成長させないようにしてもよい。たとえば、ストライプ状に形成された凹部の2つの側面のうち、一方の側面にマスクを形成して、他方の側面からのみIII 族窒化物半導体を成長させれば、得られるIII 族窒化物半導体の極性方向は一方向のみであり、良質なIII 族窒化物半導体が得られる。
また、凹部側面を傾斜させるなどして結晶成長しづらい面方位とすることで、極性方向の混在を回避してもよい。たとえば、成長基板としてサファイア基板を用いる場合、凹部側面がサファイアc面またはa面と成す角が小さいほど成長しやすく、凹部側面をc面またはa面とするのが最も成長しやすい。そこで、たとえばIII 族窒化物半導体を結晶成長させる凹部側面をc面とし、それ以外の結晶成長させたくない凹部側面をc面に対して傾斜させることで、極性方向の混在を回避することが可能である。
本発明によると、m面、a面、r面などの非極性面や半極性面を主面とするIII 族窒化物半導体が得られるので、ピエゾ電界による影響が回避されたIII 族窒化物半導体素子を容易に作製することができる。
10:サファイア基板
11:凹部
13:GaN結晶

Claims (18)

  1. 成長基板の表面に、エッチングによって凹部を形成する凹部形成工程と、
    前記凹部形成工程の後、前記成長基板を水素とアンモニアを含む雰囲気中で、III 族窒化物半導体の成長温度まで昇温する昇温工程と、
    前記凹部側面に、前記成長温度でIII 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させる結晶成長工程と、
    を有し、
    前記成長温度は、前記III 族窒化物半導体が主として前記凹部側面から前記成長基板の主面に平行な方向へ成長する値である、
    ことを特徴とするIII 族窒化物半導体の製造方法。
  2. 前記成長温度は、III 族窒化物半導体を、平面状の成長基板に一様に、成長基板に垂直な方向へエピタキシャル成長させる際の成長温度よりも低い温度である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  3. 前記成長基板は、サファイア基板であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  4. 前記凹部側面のうち、少なくとも1つの面は、サファイアのc面であり、
    前記結晶成長工程は、サファイアのc面である前記凹部側面に前記III 族窒化物半導体をエピタキシャル成長させることを特徴とする請求項3に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  5. 前記成長基板は、a面を主面とするサファイア基板であることを特徴とする請求項4に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  6. 前記成長基板は、m面を主面とするサファイア基板であることを特徴とする請求項4に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  7. 長手方向側面をサファイアのc面とするストライプ状に前記凹部を形成することを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  8. 前記成長温度は、1020〜1100℃であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  9. 前記凹部側面のうち、少なくとも1つの面は、サファイアのa面であり、
    前記結晶成長工程は、サファイアのa面である前記凹部側面に前記III 族窒化物半導体を主としてエピタキシャル成長させることを特徴とする請求項3に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  10. 前記成長基板は、c面を主面とするサファイア基板であることを特徴とする請求項9に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  11. 長手方向側面をサファイアのa面とするストライプ状に前記凹部を形成することを特徴とする請求項9または請求項10に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  12. 前記エッチングは、ドライエッチングであることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  13. 前記ドライエッチングは、ICPエッチングであることを特徴とする請求項12に記載のIII 族窒化物半導体の製造方法。
  14. 表面に凹部が形成された、a面を主面とするサファイア基板と、
    前記サファイア基板表面上に形成されたIII 族窒化物半導体層と、
    を備え、
    前記凹部の少なくとも1つの面は、サファイアのc面であり、
    前記III 族窒化物半導体層の主面は、m面である、
    ことを特徴とするテンプレート基板。
  15. 表面に凹部が形成された、m面を主面とするサファイア基板と、
    前記サファイア基板表面上に形成されたIII 族窒化物半導体層と、
    を備え、
    前記凹部の少なくとも1つの面は、サファイアのc面であり、
    前記III 族窒化物半導体層の主面は、a面である、
    ことを特徴とするテンプレート基板。
  16. 長手方向側面をサファイアのc面とするストライプ状に前記凹部が形成されていることを特徴とする請求項14または請求項15に記載のテンプレート基板。
  17. 表面に凹部が形成された、c面を主面とするサファイア基板と、
    前記サファイア基板表面上に形成されたIII 族窒化物半導体層と、
    を備え、
    前記凹部の少なくとも1つの面は、サファイアのa面であり、
    前記III 族窒化物半導体層の主面は、a面である、
    ことを特徴とするテンプレート基板。
  18. 長手方向側面をサファイアのa面とするストライプ状に前記凹部が形成されていることを特徴とする請求項17に記載のテンプレート基板。
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