JP2010166166A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】一括して入力された複数の画像を夫々異なるワークフローで処理する際のユーザの利便性を向上すること。
【解決手段】入力された画像情報をワークフローに従って処理するワークフローサーバ1であって、画像情報を取得する画像情報取得部101と、ワークフローIDを、複数の画像のいずれかに表示されたバーコードに基づいて取得し、取得されたワークフローIDに基づいてワークフロー情報を取得するフロー制御部102と、取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するフロー実行部103とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、制御プログラム及び記録媒体に関し、特に、複数の画像を含む画像情報についてのワークフローの実行に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)として構成されることが多い。
また、このように電子化された文書を文書管理サーバに蓄積し若しくは指定された配信先に配信して利用する文書管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような文書管理システムにおいては、スキャナ機能と情報処理機能とを組み合わせてワークフローを構成し、文書蓄積の効率化を図ることが行われている。
このようなワークフローの利便性を高める方法として、書類から読み取った情報に基づいてタスクを特定することにより、一度にスキャンされた複数の書類について、夫々の書類毎にワークフローを振り分ける方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に開示された方法の場合、ワークフローを振り分けるための情報が含まれない画像については、全て同じ処理をされることになる。従って、入力された画像情報に含まれる全ての画像の振り分けを実現するためには、全ての画像に情報を付加する必要があり、ユーザの利便性が損なわれる。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、一括して入力された複数の画像を夫々異なるワークフローで処理する際のユーザの利便性を向上することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理する画像処理装置であって、複数の画像を含む画像情報を取得する画像情報取得部と、実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得するワークフロー識別情報取得部と、前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得するワークフロー情報取得部と、前記複数の画像のうち、前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するワークフロー実行部とを含む。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記画像情報は、複数の画像が所定の順番に従って並べられた複数頁の情報であり、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像に対して、前記ワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理装置において、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の複数の画像を一まとまりの画像として前記ワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理装置において、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の複数の各画像に対して前記ワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー識別情報取得部は、前記ワークフロー識別情報に加えて、一まとまりの画像として処理する画像の数の情報である頁数情報を、前記表示情報に基づいて取得し、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の複数の画像を、前記取得された頁数情報に基づいて一まとまりの画像として前記ワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー識別情報取得部は、第1のワークフローを識別するワークフロー識別情報、前記第1のワークフローによって処理すべき画像の数の情報である第1の頁数情報、第2のワークフローを識別するワークフロー識別情報及び前記第2のワークフローによって処理すべき画像の数の情報である第2の頁数情報を前記表示情報に基づいて取得し、前記ワークフロー実行部は、前記第1のワークフロー、第2のワークフローの順に、前記第1の頁数情報及び前記第2の頁数情報に従って、前記画像情報に含まれる複数の画像に対して前記ワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー識別情報取得部は、複数の前記ワークフロー識別情報を前記表示情報に基づいて取得し、前記ワークフロー情報取得部は、前記取得された複数のワークフロー識別情報に基づいて複数の前記ワークフロー情報を取得し、前記ワークフロー実行部は、前記取得された複数のワークフロー情報に基づいて複数のワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー識別情報取得部は、予め定められたフォーマットの情報に基づいて前記画像情報に含まれる画像から前記表示情報を抽出することにより、前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9いずれかに記載の画像処理装置において、前記表示情報は符号化された情報であり、前記ワークフロー識別情報取得部は、前記符号化された情報を復号して前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至9いずれかに記載の画像処理装置において、前記表示情報は前記ワークフロー識別情報を示す文字情報であり、前記ワークフロー識別情報取得部は、前記文字情報を文字認識することにより前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー識別情報取得部は、前記画像情報に含まれる画像のうち定められたフォーマット上に情報が書き込まれた画像を、前記フォーマットの情報に基づいて読み取ることにより前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー識別情報と前記ワークフロー情報とを関連付けて記憶しているワークフロー情報記憶部を更に有し、前記ワークフロー情報取得部は、前記ワークフロー情報記憶部から前記取得されたワークフロー識別情報に関連付けられている前記ワークフロー情報を取得することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1乃至13いずれかに記載の画像処理装置において、原稿を光学的に読み取って画像情報を生成する画像読み取り部を更に有し、前記画像情報取得部は、前記画像読取部が生成した画像情報を取得することを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項1乃至14いずれかに記載の画像処理装置において、前記ワークフロー実行部は、前記表示情報が表示された画像に対しても、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、入力された画像情報を、複数の処理が組み合わせられて構成されたワークフローに従って処理する画像処理システムであって、前記画像情報を入力する画像入力部と、前記入力された画像情報を前記ワークフローに従って処理するワークフロー実行部と、前記ワークフロー実行部が処理した画像情報を蓄積する画像情報蓄積部と、を含み、前記ワークフロー実行部は、複数の画像を含む画像情報を前記画像入力部から取得する画像情報取得部と、実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得するワークフロー識別情報取得部と、前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得するワークフロー情報取得部と、前記複数の画像のうち、前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するワークフロー実行部とを含む。
また、請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の画像処理システムにおいて、前記画像情報は、複数の画像が所定の順番に従って並べられた複数頁の情報であり、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像に対して、前記ワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、請求項17に記載の画像処理システムにおいて、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行することを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明は、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理する画像処理方法であって、画像情報取得部が、複数の画像を含む画像情報を取得し、ワークフロー識別情報取得部が、実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得し、ワークフロー情報取得部が、前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得し、ワークフロー実行部が、前記複数の画像のうち、前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行する。
また、請求項20に記載の発明は、情報処理装置を、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理する画像処理装置として動作させる制御プログラムであって、複数の画像を含む画像情報を取得するステップと、実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得するステップと、前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得するステップと、前記複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するステップと、を前記情報処理装置に実行させる。
また、請求項21に記載の発明は、記録媒体であって、請求項20に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、一括して入力された複数の画像を夫々異なるワークフローで処理する際のユーザの利便性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る文書管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るワークフローサーバの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロー制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るフロー情報DBに記憶されている情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理対象の原稿の各ページを示す図である。 本発明の実施形態に係るバーコードに含まれる情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るワークフローサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るワークフローサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る処理対象の原稿の各ページを示す図である。 本発明の他の実施形態に係る処理対象の原稿の各ページを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るバーコードに含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るワークフローサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る処理対象の原稿の各ページを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るバーコードに含まれる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るワークフローサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るフォーマット用紙の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るフォーマット用紙の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る処理対象の原稿の各ページを示す図である。 本発明の他の実施形態に係るワークフローサーバの動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係るバーコードに含まれる情報の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る文書管理システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る文書管理システムは、ワークフローサーバ1、クライアント端末2、画像処理装置3及びファイル管理サーバ4を含む。
画像処理装置3は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機である。ワークフローサーバ1は、入力された画像情報に基づいてワークフローを実行するサーバであり、ユーザによって構築されたワークフローに従って文書の蓄積若しくは配信処理を実行する。即ち、画像を処理するという点において、ワークフローサーバ1も画像処理装置として機能する。クライアント端末2は、ユーザが操作する情報処理端末である。
ファイル管理サーバ4は、上述したワークフローサーバ1によるワークフローの実行の結果、文書情報が蓄積されるデータサーバである。ファイル管理サーバ4が記憶している文書情報とは、例えば拡張子“jpg”や“pdf”等の画像情報、拡張子“txt”や“doc”等の文字情報によって構成される情報である。即ち、ファイル管理サーバ4に含まれる記録媒体が、画像情報蓄積部として機能する。
ワークフローサーバ1、クライアント端末2、画像処理装置3及びファイル管理サーバ4は、ネットワークを介して接続されている。このような構成により、本実施形態に係る文書管理システムは、入力された画像情報をワークフローに従って処理する画像処理システムとして機能する。
尚、図1に示す運用形態の他、ワークフローサーバ1と画像処理装置3とを一体の装置として構成しても良いし、ワークフローサーバ1とファイル管理サーバ4とを一体の装置して構成しても良い。更には、ワークフローサーバ1、画像処理装置3及びファイル管理サーバ4を一体の装置として構成しても良い。
次に、本実施形態に係るワークフローサーバ1、クライアント端末2、画像処理装置3及びファイル管理サーバ4等の、情報処理端末のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、画像処理装置3は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理端末は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る情報処理端末は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、情報処理端末全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理端末の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが情報処理端末に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係るワークフローサーバ1及びファイル管理サーバ4は、サーバとして運用される。従って、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るワークフローサーバ1、画像処理装置3等の情報処理端末の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像処理装置3の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置3の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置3は、コントローラ300、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)301、スキャナユニット302、排紙トレイ303、ディスプレイパネル304、給紙テーブル305、プリントエンジン306、排紙トレイ307及びネットワークI/F308を有する。
また、コントローラ300は、主制御部311、エンジン制御部312、入出力制御部313、画像処理部314及び操作表示制御部315を有する。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置3は、スキャナユニット302、プリントエンジン306を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル304は、画像処理装置3の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置3を直接操作し若しくは画像処理装置3に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F308は、画像処理装置3がネットワークAを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ300は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ300が構成される。コントローラ300は、画像処理装置3全体を制御する制御部として機能する。
主制御部311は、コントローラ300に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ300の各部に命令を与える。エンジン制御部312は、プリントエンジン306やスキャナユニット302等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部313は、ネットワークI/F308を介して入力される信号や命令を主制御部311に入力する。また、主制御部311は、入出力制御部313を制御し、ネットワークI/F308及びネットワークを介してワークフローサーバ1やファイル管理サーバ4にアクセスする。
画像処理部314は、主制御部311の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン306が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部314は、スキャナユニット302から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置3に格納され若しくはネットワークI/F308を介してファイル管理サーバ4に送信される情報である。操作表示制御部315は、ディスプレイパネル304に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル304を介して入力された情報を主制御部311に通知する。
画像処理装置3がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部313がネットワークI/F308を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部313は、受信した印刷ジョブを主制御部311に転送する。主制御部311は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部314を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。
画像処理部314によって描画情報が生成されると、エンジン制御部312は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル305から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン306の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン306によって画像形成が施された文書は排紙トレイ307に排紙される。
画像処理装置3がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル304の操作若しくはネットワークI/F308を介して外部のクライアント端末2等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部315若しくは入出力制御部313が主制御部311にスキャン実行信号を転送する。主制御部311は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部312を制御する。
エンジン制御部312は、ADF301を駆動し、ADF301にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット302に搬送する。また、エンジン制御部312は、スキャナユニット302を駆動し、ADF301から搬送される原稿を撮像する。また、ADF301に原稿がセットされておらず、スキャナユニット302に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット302は、エンジン制御部312の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット302が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット302に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部312は、スキャナユニット302が生成した撮像情報を画像処理部314に転送する。画像処理部314は、主制御部311の制御に従い、エンジン制御部312から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部314が生成した画像情報はHDD40等の画像処理装置3に装着された記憶媒体に保存される。
画像処理部314によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくは入出力制御部313及びネットワークI/F308を介してファイル管理サーバ4等の外部の装置に送信される。即ち、ADF301及びエンジン制御部312が画像入力部として機能する。
また、画像処理装置3が複写機として動作する場合は、エンジン制御部312がスキャナユニット302から受信した撮像情報若しくは画像処理部314が生成した画像情報に基づき、画像処理部314が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部312がプリントエンジン306を駆動する。
次に、本実施形態に係るワークフローサーバ1の機能ブロックについて、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るワークフローサーバ1の機能ブロックを示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るワークフローサーバ1は、コントローラ100、ネットワークI/F110及びフロー情報DB120を有する。
ネットワークI/F110は、ワークフローサーバ1がネットワークを介して情報を取得し、若しくはネットワークを介して情報を送信するためのインタフェースであり、図2に示すI/F50によって実現される。具体的には、例えばEthernet(登録商標)接続のインタフェースや、USB(Universal Serial Bus)接続のインタフェースによって実現される。
コントローラ100は、本実施形態に係るワークフローサーバ1において、ワークフロー動作全体を処理する機能を担う構成であり、画像情報取得部101、フロー制御部102及びフロー実行部103を含む。コントローラ100は、図2に示すRAM20にロードされたプログラムがCPU10の制御に従って動作することにより構成される。
画像情報取得部101は、ネットワークI/F120を介して、画像処理装置3がスキャンにより生成した画像情報を取得する。この他、画像情報取得部101は、クライアント端末2等から直接画像情報を取得しても良い。画像情報取得部101が取得した画像情報に含まれる情報に基づいてワークフローが実行されることが本実施形態の要旨の1つである。
フロー制御部102は、画像情報取得部101が取得した画像情報に応じて、ワークフローの実行を制御する。フロー制御部102は、ワークフローの実行の制御に際して、フロー情報DB140に記憶されている情報を参照する。図5に、フロー制御部102に含まれる機能の詳細を示す。
図5に示すように、フロー制御部102は、バーコード抽出部102a、バーコード解釈部102b、フロー情報取得部102c及びフロー実行指示部102dを含む。バーコード抽出部102aは、画像情報取得部101が取得した画像情報に含まれるバーコードを抽出する。バーコード解釈部102bは、バーコード抽出部102aが抽出したバーコードを復号し、埋め込まれた情報を取得する。
フロー情報取得部102cは、バーコード解釈部102bが取得した情報に基づいてフロー情報DB140を参照し、実行すべきワークフローの情報を取得する。フロー実行指示部102dは、フロー情報取得部102cが取得したワークフローの情報に基づき、フロー実行部103にワークフローを実行させる。
フロー実行部103は、フロー制御部102の制御に従い、ワークフローを実行する。例えば、フロー実行部103は、OCR(Optical Character Recognition)や、情報の埋め込み等、ワークフローにおいて実行される画像処理の機能(以降、画像処理機能とする)を有する。また、フロー実行部103は、ワークフローにおいて実行される文書情報の蓄積若しくは配信を実行する機能(以降、文書処理機能とする)を有する。
フロー実行部103に含まれる文書処理機能や画像処理機能は、処理プラグインによって実現される機能であり、SDKシステムにおけるAPIを含む外部プログラムであるアプリケーション・プログラムによって提供される。即ち、フロー実行部103は、様々な機能を実行する処理プラグインによって構成される。
フロー情報DB120は、ワークフローの情報を記憶している記憶部である。図6にフロー情報DB120が記憶している情報の例を示す。図6に示すように、フロー情報DB120は、ワークフローを識別するためのワークフロー識別情報であるID、ワークフローの名称及びワークフローに含まれる処理の内容の情報、即ちワークフロー情報を記憶している。即ち、フロー情報DB120が、ワークフロー情報記憶部として機能する。
例えば、ID“001”のワークフローであれば、名称は“projectA”であり、“処理a”、“処理b”、“処理c”・・・といった処理が含まれる。フロー制御部102は、フロー情報DB120から実行すべき処理の内容を取得し、フロー実行部103を構成する処理プラグインのうち、夫々の処理に対応する処理プラグインに処理を実行させる。図6に示す“処理a”、“処理b”、“処理c”・・・等の各処理は、上述したOCRや情報の埋め込み、文書情報の蓄積若しくは配信等の処理である。
次に、本実施形態に係る文書管理システムにおける原理について説明する。図7(a)は、本実施形態に係る文書管理システムにおいて、ワークフローに処理をさせるために画像処理装置3にスキャンさせる原稿(以降、対象原稿とする)である。図7(a)に示すように、対象原稿は、1枚目〜5枚目までの5枚の原稿の集まり、即ち、複数頁(ページ)の情報である。この場合において、1枚目及び2枚目の原稿を“projectA”のワークフローで処理し、3枚目〜5枚目の原稿を“projectB
”のワークフローで処理する場合を考える。
図7(b)は、本実施形態においてワークフローを実行する場合に原稿をスキャンする際の状態を示す図である。図7(b)に示すように、projectAを実行する1枚目、2枚目の前にバーコードAが表示された原稿が挿入されると共に、projectBを実行する3枚目〜5枚目の前にバーコードBが表示された原稿が挿入されている。
図7(b)に示すバーコードA、バーコードBに符号化されて埋め込まれている情報を、図8に示す。図8に示すように、バーコードA、バーコードBには、ワークフローのIDの情報が符号化されて埋め込まれている。即ち、バーコードA、バーコードBは、ワークフロー識別情報を取得する基となる表示情報である。例えば、バーコードAの場合、図6に示すように、projectAのワークフローIDである、“001”が埋め込まれている。この情報を取得することにより、本実施形態に係るワークフローサーバ1は、一度のスキャンで生成された複数の画像情報を、異なるワークフローで処理することが可能となる。
次に、本実施形態に係るワークフローサーバ1の動作について、図を参照して説明する。図9は、本実施形態に係るワークフローサーバ1の動作を示すフローチャートである。上述したように、画像処理装置3においてスキャンされた画像がネットワークを介してワークフローサーバ1に入力されることにより、画像情報取得部101がネットワークI/F120を介して画像情報を取得する(S901)。即ち、画像処理装置3のスキャナユニット302、エンジン制御部312及び画像処理部314等が、原稿を読み取って画像情報を生成する画像読み取り部として機能する。ここでは、図7(b)において説明したような、複数ページの画像情報が入力される。画像情報取得部101は、取得した画像情報をフロー制御部102に入力する。
フロー制御部102が画像情報を取得すると、まず、バーコード抽出部102aが複数ページの先頭の画像を選択し(S902)、バーコードを抽出する(S903)。図7(b)に示すように、先頭の画像はバーコードAが表示された画像であるため、ここではバーコードが抽出される。
尚、S903の処理においては、バーコード抽出部102aが、S902において選択された画像の全体をパターンマッチング等により解析することによってバーコードを抽出することができる。この他、例えば、画像中の所定の範囲を示す座標の情報等のフォーマット情報をバーコード抽出部102aに記憶させておき、バーコード抽出部102aが、そのフォーマット情報に基づいて画像中の所定の範囲を抽出するようにしても良い。
バーコードが抽出された場合(S903/Yes)、抽出されたバーコードをバーコード解釈部102bが復号し(S904)、埋め込まれた情報であるワークフローのIDを取得する。即ち、バーコード抽出部102a及びバーコード解釈部102bが連動して、ワークフロー識別情報取得部として機能する。バーコード解釈部102bがワークフローのIDを取得すると、そのIDに基づき、フロー情報取得部102cがフロー情報DB120からワークフローの情報を取得して保持する(S905)。
フロー情報取得部102cがワークフローの情報を保持すると、フロー制御部102は、入力された全ての画像について処理が完了したかを判断する(S906)。すべての画像についての処理が完了していない場合(S906/No)、S902からの処理を繰り返す。
S902に戻り、バーコード抽出部102aが図7の(2)の画像、即ち1枚目の画像を選択し(S902)、バーコードの抽出処理を実行する(S903)。この場合、バーコードが抽出されない。バーコードが抽出されなかった場合(S903/No)、次に、フロー情報取得部102cが、フロー情報を保持しているか否かを判断する(S907)。この場合、1ページの処理によりフロー情報が保持されているため、フロー情報有りと判断される。
フロー情報取得部102cがフロー情報を保持している場合(S907/Yes)、フロー実行指示部102dは、フロー情報取得部102cが保持しているワークフローの情報に基づいて、フロー実行部103にワークフローを実行させる。これにより、フロー実行部103が、S902において選択された画像を処理する(S908)。即ち、フロー実行指示部102d及びフロー実行部103が連動して、ワークフロー実行部として機能する。この場合、フロー情報取得部102cには、図6に示す“projectA”の情報が保持されているため、フロー実行部103は、図7(b)に示す1枚目の画像に対して、処理a、処理b、処理c、・・・を実行する。
フロー実行部103がワークフローの実行を完了すると、フロー制御部102は、入力された全ての画像について処理が完了したかを判断する(S906)。このような処理が、図7(b)に示す全画像に対して繰り返し実行される。S902において図7(b)に示す2枚目の画像が選択された場合も、1枚目と同様のワークフローが実行される。
その後、図7(b)に示すバーコードBが表示された画像が選択された場合、S903においてバーコードBが抽出され、S905においてフロー情報取得部102cが“projectB”の情報を保持する。そして、図7(b)に示す3枚目〜5枚目の画像がprojectBのワークフローの従って処理される。
即ち、フロー実行部103は、バーコードAが表示された画像以降の画像であって、且つ他のバーコードであるバーコードBが表示された画像よりも前の画像である1枚目及び2枚目の画像を、バーコードAから特定されたワークフローAで処理する。
フロー実行部103が、5枚目の画像についての処理を完了すると、ワークフローサーバ1は処理を終了する。尚、S907において、フロー情報取得部102cが、ワークフローの情報を保持していなかった場合、即ち、取得された画像情報の先頭のページがバーコードのページではない場合、フロー実行部103は、デフォルトとして指定されている処理として、ファイル管理サーバ4に画像情報を格納する等の処理を実行する。
このように、本実施形態に係る文書管理システムにおいては、ワークフローによって処理すべき画像の情報に加えて、実行すべきワークフローのIDが符号化されたバーコードが表示された画像をスキャンする。そして、スキャンの結果得られた画像を取得したワークフローサーバ1は、画像に含まれるバーコードを復号して実行すべきワークフローを決定し、バーコードが抽出されたページ以降のページに対して上記決定されたワークフローを実行する。
換言すると、本実施形態において、ワークフローサーバ1は、入力された画像情報に含まれる複数の画像のうち、バーコードが表示された画像以外の画像に対してワークフローを実行する。このような構成により、別々の文書として処理すべき複数の画像を一括して処理することが可能となり、ユーザの利便性を高めることができる。
尚、上記実施形態においては、画像処理装置3においてスキャンを実行することにより、ワークフローサーバ1に画像情報を入力する場合が例として説明されている。この他、図7(b)に示すような一連のページによって構成される画像情報をクライアント端末2からネットワークを介して入力することによっても、同様の処理を実行することが可能である。
また、上記実施形態においては、夫々の画像情報毎にワークフローが実行される場合が例として説明されている。この他、バーコードが表示された原稿をセパレータとして使用することにより、複数のページを統合して処理することも可能である。そのような例について、図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態に係る文書管理システムにおいて、同一のワークフローによって処理される画像を統合して処理する場合のワークフローサーバ1の動作を示すフローチャートである。図10の例においても、図7(a)、(b)において説明した画像情報を対象とする。図10の例においては、1枚目及び2枚目が統合されて1つの文書として処理されると共に、3枚目〜5枚目が統合されて1つの文書として処理される。
図10に示すように、まずS1001〜S1003までは、図9のS901〜S903と同様に処理が実行される。S903においてバーコードが抽出された場合(S903/Yes)、フロー実行指示部102dは、保存されているページの情報があるか否か判断する(S1004)。先頭のページであるバーコードAが表示されたページの場合、未だ保存されているページ情報はない。
保存されているページ情報が無い場合(S1004/No)、バーコード解釈部102b及びフロー情報取得部102cが、図9のS904、S905と同様の処理を実行する(S1006、S1007)。S1007の処理が完了すると、S1002に戻り、バーコード抽出部102aが次のページ、即ち、図7(b)の1枚目の画像を選択する。
S1003、S1008について図9のS903、S907と同様の処理が実行され、S1008においてフロー情報有りと判断されると(S1008/Yes)、フロー実行指示部102dは、S1002において選択された画像をフロー実行部103に保持させる(S1009)。図9の例においては、フロー情報有りと判断された後、直ちにワークフローが実行されたことに対して、図10の例では、選択されている画像情報をフロー実行部103に保持させることが異なる。
その後、フロー制御部102は、入力された全ての画像について処理が完了したかを判断する(S1010)。ここでは、未だ画像が残っているため(S1010/No)、S1002の処理に戻る。S1002の処理に戻ると、図7(b)に示す2枚目の画像が選択され、1枚目の画像の場合と同様にS1003〜S1010の処理が実行される。これにより、2枚目の画像もフロー実行部103に保持される。その後、未だ画像が残っているため(S1010/No)、再度S1002の処理に戻る。
S1002の処理に戻ると、図7(b)に示すバーコードBが表示された画像が選択され、S1003においてバーコードが検出される(S1003/Yes)。この場合、フロー実行部103には1枚目及び2枚目の画像が保持されているため、S1004において保存ページ有りと判断される。
保存されているページが有る場合(S1004/Yes)、フロー実行指示部102dは、フロー情報取得部102cが保持しているワークフローの情報に基づいて、フロー実行部103にワークフローを実行させる。これにより、フロー実行部103は、既に保存されている画像を、フロー情報取得部102cが保持しているワークフローの情報に従って処理する(S1005)。
S1005においてフロー実行部103がワークフローを実行する際、既に保存されている1枚目及び2枚目の画像は統合され、1つの文書として処理される。その後、バーコード解釈部102b及びフロー情報取得部102cが、図9のS904、S905と同様の処理を実行し(S1006、S1007)、S1002の処理に戻る。
S1002の処理に戻ると、図7(b)に示す3枚目の画像が選択され、1枚目、2枚目の場合と同様に、S1003〜S1010の処理が実行される。4枚目、5枚目の画像についても、上記と同様に、S1003以降の処理が実行される。
ここで、5枚目の画像についてページ情報が保持されることにより(S1009)、S10101において全ての画像の処理が完了したと判断される(S1010/Yes)。この場合、フロー実行指示部102dが、S1005と同様に、フロー実行部103にワークフローを実行させ(S1011)、処理を終了する。これにより、3枚目〜5枚目の画像が統合され、1つの文書として処理される。
このように、図10の例においては、バーコードが表示された原稿をセパレータとしても用いることにより、複数の画像を統合して1つの文書として処理することが可能となる。
尚、図7(a)に示すような原稿を処理する場合において、3枚目、4枚目を1つの文書として処理し、5枚目を他の文書として処理したい場合、図11に示すように、4枚目と5枚目との間にバーコードBが表示された原稿を追加することにより、実現可能である。
実施の形態2.
本実施形態においては、バーコード中にワークフローID以外の情報も埋め込むことにより、ユーザの利便性を更に高める例を説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については同一または相当部を示すものとし、説明を省略する。
図12(a)、(b)は、本実施形態に係る文書管理システムにおける処理の趣旨を示す図である。図12(a)は、図7(a)に対応する図である。図12(a)に示すように、本実施形態においても実施の形態1と同様に1枚目〜5枚目を含む原稿を対象とし、1枚目及び2枚目をprojectAで処理し、3枚目〜5枚目をprojectBで処理する。
ここで、本実施形態においては、実施の形態1における図11の例と同様に、3枚目及び4枚目を1つの文書として統合し、5枚目を別の文書として処理する場合に、図11の態様とは異なる態様で目的を達成する例を説明する。
図12(b)は、本実施形態においてワークフローを実行する場合に原稿をスキャンする際の状態を示す図であり、図7(b)に対応する図である。図12(b)に示すように、本実施形態においては、図7(b)と同様の状態で原稿をスキャンする。ここで、本実施形態においては夫々のバーコードに埋め込まれている情報が、実施の形態1とは異なる。
図13(a)は、本実施形態においてバーコードAに埋め込まれている情報の例を示す図であり、図13(b)は、バーコードBに埋め込まれている情報の例を示す図である。図13(a)、(b)に示すように、本実施形態に係るバーコードには、ワークフローのIDの情報に加えて、処理すべき画像のページ数の情報、即ち、頁数情報が含まれる。
図13(a)の場合、ID“001”が実行すべきワークフローのIDとして指定されており、ページ数として“2”が指定されている。これは、以降の2ページ分の画像を1つの文書として、ID“001”のワークフローで処理することを示す。
図13(b)の場合、ID“002”が実行すべきワークフローのIDとして指定されており、ページ数として“2”、“1”が指定されている。これは、以降の2ページ分の画像を1つの文書としてID“002”のワークフローで処理すると共に、その後の1ページ分の画像を1つの文書としてID“002”のワークフローで処理することを示す。
次に、図14を参照して、本実施形態に係るワークフローサーバ1の動作について説明する。図14に示すように、S1401〜S1403については、図9のS901〜S903と同様に処理が実行される。尚、S1403の処理の結果、バーコードが抽出されなかった場合(S1403/No)、図9のS909と同様の処理を実行し(S1412)、入力された画像情報に含まれる全画像情報について処理が完了したか否かの判断を行う(S1411)。
S1403の処理においてバーコードが抽出された場合(S1403/Yes)、図9のS904と同様の処理が実行され(S1404)、図9のS905と同様にフロー情報取得部102cがワークフローの情報を保持すると共に、図13(a)、(b)において説明したようにバーコードに含まれているページ数の情報を保持する(S1405)。
ここでは、バーコードAが表示された画像が選択されているため、フロー情報取得部102cは、ID“001”、ページ数“2”を保持する。S1405の処理が完了すると、フロー実行指示部102dが次のページの画像を選択し(S1406)、フロー実行部103に選択した画像情報を保持させると共に、フロー情報取得部102cに記憶したページ数を1減少させる(S1407)。ここでは、図12(b)に示す1枚目の画像を保持させる。
フロー実行指示部102dは、S1408の処理の結果、フロー情報取得部102cに記憶したページ数が0になったか否かを判断する(S1408)。ここでは、S1405において保持されたページ数は“2”であるため、未だページ数は0にならない。S1409の判断の結果、ページ数が0ではないと判断された場合(S1408/No)、S1406に戻り、次のページの画像を選択する(S1406)。ここでは、図12(b)に示す2枚目の画像が選択される。
2枚目の画像が選択されると、上記と同様にS1407、S1408の処理が実行される。ここで、S1407の処理において、フロー情報取得部102cに記憶されたページ数が0になるため、S1408において、ページ数が0であると判断される(S1408/Yes)。
S1408においてページ数が0であると判断されると、フロー実行指示部102dは、フロー情報取得部102cが保持しているワークフローの情報に基づいて、フロー実行部103にワークフローを実行させる。これにより、フロー実行部103は、既に保存されている画像を、フロー情報取得部102cが保持しているワークフローの情報に従って処理する(S1409)。
フロー実行指示部102dは、フロー実行部103にワークフローの実行を指示すると、フロー情報取得部102cに保持された全てのページ数について処理が完了したか否かを判断する(S1410)。ここでは、フロー情報取得部102cに保存されたページ数は“2”のみであるため、処理が完了したと判断される。
フロー情報取得部102cに保存された全てのページ数について処理が完了したと判断された場合(S1410/Yes)、フロー実行指示部102dは、入力された全ての画像について処理が完了したか否かを判断する(S1411)。ここでは、未だ残っている画像があるため、完了したとは判断されない。
全画像についての処理が完了していない場合(S1411/No)、S1402の処理に戻り、次のページの画像を選択し(S1402)、バーコード抽出の処理を実行する(1403)。ここでは、図12(b)に示すバーコードBが表示された画像が選択される。その後、上記と同様にS1404及びS1405の処理が実行され、図13(b)に示すID“002”及びページ数“2”、“1”の情報がフロー情報取得部102cに保存される。
S1405の処理により、フロー情報取得部102cに情報が保持されると、上記と同様にS1406〜S1409の処理が実行される。即ち、フロー実行部103が、図12(b)に示す3枚目及び4枚目の画像について、projectBのワークフローを実行する(S1409)。
図12(b)に示す3枚目及び4枚目の画像についてのワークフローの実行を指示すると、フロー実行指示部102dは、フロー情報取得部102cに保持された全てのページ数について処理が完了したか否かを判断する(S1410)。この場合、まだ、“1”のページ数の情報が残っているため、全ページ数について処理が完了していないと判断される。
S1410において全ページ数についての処理が完了していないと判断された場合(S1410/No)、S1406の処理に戻り、次のページが選択される(S1406)。その後、上記と同様に処理が実行され、図12(b)に示す5枚目の画像について、projectBのワークフローが実行される(S1409)。
その後、全ページ数についての処理が完了したと判断され(S1410/Yes)、更に全画像に対して処理が完了したと判断され(S1411/Yes)、処理が終了する。
このように、本実施形態に係る文書管理システムにおいては、ワークフローのIDの情報を埋め込むバーコード中に、1つの文書として処理すべき画像の枚数、即ちページ数の情報を含める。これにより、1回のスキャン若しくは1度に入力した画像情報について、シングルページ、マルチページを任意に切り換えて処理を実行することができる。
尚、図12(b)に示すように、夫々のワークフロー毎にバーコードが表示された原稿若しくは画像を挿入する場合の他、先頭の原稿若しくは画像に表示されたバーコード中に、全ての情報を埋め込むようにしても良い。そのような例について以下に説明する。
図15は、先頭のバーコードに全ての情報を埋め込む場合の例を示す図である。尚、以下の説明においても、図12(a)、(b)の場合と同様に、1枚目及び2枚目を1つの文書としてprojectAで処理し、3枚目及び4枚目を1つの文書としてprojectBで処理し、5枚目を1つの文書としてprojectBで処理する場合を例として説明する。
図15に示すように、以下の例においては、バーコードCが表示された原稿若しくは画像を先頭に挿入するだけで実現することができる。図16は、バーコードCに埋め込まれている情報を示す図である。図16に示すように、バーコードCには、以降の画像について実行すべき複数のワークフローのIDの情報及び1つの文書とすべき画像のページ数の情報が埋め込まれている。
具体的には、最初に処理すべきワークフローのIDとしてID“001”が指定され、ページ数として“2”が指定されている。更に、次に処理すべきワークフローのIDとしてID“002”が指定され、ページ数として“2”、“1”が指定されている。
次に、図15の例におけるワークフローサーバ1の動作について、図17を参照して説明する。図17に示すように、S1701〜S1705は、図14のS1401〜S1405と同様に処理が実行される。ここで、S1705においては、図16に示す用に、バーコードCに含まれる全てのIDに対応するワークフローの情報及びそのワークフローで処理すべきページ数の情報が保持される。
S1705の処理が完了すると、フロー実行指示部102dは、保持されたワークフローの情報のうち、最初に実行すべきワークフローを選択する(S1706)。ここでは、projectAが選択される。ワークフローが選択されると、S1707〜S17011の処理が、S1406〜S1410と同様に実行される。ここで、S1710においては、S1706において選択されたワークフローが実行される。これにより、図15に示す1枚目及び2枚目の画像が1つの文書としてprojectAによって処理される。
S1711の判断の結果、S1706において選択されたワークフローで処理すべき全てのページ数についての処理が完了していれば(S1711/Yes)、フロー実行指示部102dは、S1705において情報が保持されたワークフローの全てについて処理が完了したか否かを判断する(S1712)。ここでは、まだprojectBの情報が残っているため、処理が完了していないと判断される。
S1705において情報が保持されたワークフローの全てについて処理が完了していない場合(S1712/No)、S1706に戻り、次のワークフローを選択する(S1706)。ここでは、projectBのワークフローが選択される。そして、S1707〜S17011の処理が、S1406〜S1410と同様に実行される。これにより、図15に示す3枚目及び4枚目の画像が1つの文書としてprojectBによって処理されるとともに、5枚目の画像がprojectBによって処理される。
その後、フロー実行指示部102dは、S1712において全てのワークフローについての処理が完了したと判断すると(S1712/Yes)、続いて入力された全ての画像について処理が完了したか否か判断する(S1713)。S1713において、フロー実行指示部102dが、全ての画像について処理が完了したと判断すると(S1713/Yes)、ワークフローサーバ1は処理を終了する。他方、全ての画像について処理が完了していないと判断された場合(S1713/No)、S1702からの処理を繰り返す。
このように、図15〜図17の例においては、先頭に挿入する画像に表示されているバーコードに図16に示すような情報を埋め込むことにより、1つの紙若しくは画像を挿入するだけで複数のワークフローの処理を実行することが可能となる。これにより、紙の場合は省資源化を図ることが出来る。また、ページ数が無駄に増大することがない。また、図17に示すS1713の処理を行うことにより、図15の例と図12(b)の例とを併用することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、バーコードに埋め込む情報の例として、ワークフローのIDの情報及びページ数の情報を例として説明したが、この他、ワークフローの実行に際するパラメータの情報等、他の情報を含めることもできる。フロー実行部103は、バーコードから読み取られた情報に含まれるパラメータに基づいて処理を実行することにより、ユーザによるパラメータ入力の手間を省くことが可能となる。
また、上記実施形態においては、ワークフローのIDやページ数の情報等をワークフローサーバ1に認識させるために情報を符号化する方法としてバーコードを用いたが、他の符号化方法であっても適用可能であり、上記と同様の効果を得ることが可能である。他の情報の符号化方法としては、例えば、QRコード等が考えられる。どのような符号化方法であっても、バーコード抽出部102a及びバーコード解釈部102bがその符号化方法に対応していれば、上記と同様に実施可能である。
また、上記実施形態においては、符号化した情報を表示したページを挿入することにより、ワークフローサーバ1にワークフローのIDを認識させる例を説明したが、符号化した情報に限らず、例えばワークフローのIDを示す文字情報を手書きで書き込む方法や印刷により表示させる方法が考えられる。この場合、手書き若しくは印刷等によって表示された文字情報が、ワークフロー識別情報を取得する基となる表示情報として用いられる。
この場合、IDを書き込むべき範囲の座標を予め定めておき、定められた範囲に対してバーコード解釈部102bがOCRを実行することにより、フロー制御部102がIDの情報を取得することができる。同様の処理により、上述したページ数の情報についても処理することが可能である。
また、図15〜図17において説明したように、複数のワークフローのIDを認識させる場合、フォーマットの定められた用紙に情報を記入することにより、先頭のページ、即ち図15に示すバーコードCが表示されたページ(以降、先頭ページとする)を生成することができる。そのような用紙の例を図18に示す。
図18は、図15〜図17の例に対応した先頭ページを提供するためのフォーマット用紙の例を示す図である。図18に示すように、実行すべきワークフローのIDを記入するスペース及びそのワークフローにおいて1つの文書として処理すべきページ数を記入するスペースが複数設けられている。
図18に示すフォーマット用紙において、図16に示すような情報を示すための記入例を図19に示す。図19に示すように、実行すべきワークフローの順番にワークフローのIDを記入すると共に、1文書として処理すべきページ数を順番に記入する。このような例の場合、バーコード抽出部102aは、選択中の画像が図18に示すようなフォーマット用紙の画像であるか否かを判断する。また、バーコード解釈部102bは、図18に示すようなフォーマットを示す座標情報に基づき、夫々の範囲に対してOCRを実行することにより、図16に示すような情報を取得する。
このように、図18に示すようなフォーマット用紙を用いることにより、手書きによって、上述したシステムと同様の効果を得ることが可能となる。尚、図18、図19に示すように所定のフォーマットに情報を記入する例の他、マークシート等を用いることも可能である。
その他の実施形態.
上記実施形態においては、図7(b)等において説明したように、文書として用いる画像とバーコードが表示された画像とが別々である場合が例として説明されている。その結果、図9において説明したように、S903〜S905の処理を実行した後、バーコードが表示された画像はワークフローによって処理されない。しかしながら、ワークフローによって処理すべき画像にバーコードを表示するようにしても良い。そのような例について、以下に説明する。
図20は、図7(a)に示すような画像を処理する場合において、本実施形態においてワークフローを実行する場合に原稿をスキャンする際の状態を示す図である。図20に示すように、本実施形態においては、projectAによって処理すべき画像の先頭である1枚目にバーコードAが表示され、projectBによって処理すべき画像の先頭である3枚目にバーコードBが表示されている。
次に、本実施形態に係るワークフローサーバ1の動作について、図21を参照して説明する。図21は、本実施形態に係るワークフローサーバ1の動作を示すフローチャートであり、図9の変形例となっている。図9と同様の符号が付されたステップは図9と同様の処理を実行する。
図21に示すように、本実施形態に係る例と図9との違いは、S905の処理の後にS908を実行する点である。これにより、S903においてバーコードが抽出された画像も、文書画像としてワークフローによって処理される。また、以降に続く画像でバーコードが表示されていない画像は、先に読み取られたバーコードによって特定されたワークフローにより処理が実行される。このような処理により、ワークフローによって処理すべき画像にバーコードを表示した場合であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、入力された画像情報に含まれる夫々のページを、1つのワークフローで処理する例が説明されている。この他、夫々のページを、複数のワークフローで処理しても良い。例えば、図7(b)の態様において、図22に示すように、バーコードAに複数のワークフローIDを埋め込むことにより、1枚目及び2枚目の画像をID“001”及びID“002”のワークフロー、即ちprojectA及びprojectBで処理するようにしても良い。
1 ワークフローサーバ
2 クライアント端末
3 画像処理装置
4 ファイル管理サーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 画像情報取得部
102 フロー制御部
102a バーコード抽出部
102b バーコード解釈部
102c フロー情報取得部
102d フロー実行指示部
103 フロー実行部
110 ネットワークI/F
120 フロー情報DB
300 コントローラ
301 ADF
302 スキャナユニット
303 排紙トレイ
304 ディスプレイパネル
305 給紙テーブル
306 プリントエンジン
307 排紙トレイ
308 ネットワークI/F
311 主制御部
312 エンジン制御部
313 入出力制御部
314 画像処理部
315 操作表示制御部
特開2008−97586号公報 特開2008−77238号公報

Claims (21)

  1. 入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理する画像処理装置であって、
    複数の画像を含む画像情報を取得する画像情報取得部と、
    実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得するワークフロー識別情報取得部と、
    前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得するワークフロー情報取得部と、
    前記複数の画像のうち、前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するワークフロー実行部と、を含む画像処理装置。
  2. 前記画像情報は、複数の画像が所定の順番に従って並べられた複数頁の情報であり、
    前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像に対して、前記ワークフローを実行することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行することを特徴とする、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の複数の画像を一まとまりの画像として前記ワークフローを実行することを特徴とする、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の複数の各画像に対して前記ワークフローを実行することを特徴とする、請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記ワークフロー識別情報取得部は、前記ワークフロー識別情報に加えて、一まとまりの画像として処理する画像の数の情報である頁数情報を、前記表示情報に基づいて取得し、
    前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の複数の画像を、前記取得された頁数情報に基づいて一まとまりの画像として前記ワークフローを実行することを特徴とする、請求項2乃至5いずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記ワークフロー識別情報取得部は、第1のワークフローを識別するワークフロー識別情報、前記第1のワークフローによって処理すべき画像の数の情報である第1の頁数情報、第2のワークフローを識別するワークフロー識別情報及び前記第2のワークフローによって処理すべき画像の数の情報である第2の頁数情報を前記表示情報に基づいて取得し、
    前記ワークフロー実行部は、前記第1のワークフロー、第2のワークフローの順に、前記第1の頁数情報及び前記第2の頁数情報に従って、前記画像情報に含まれる複数の画像に対して前記ワークフローを実行することを特徴とする、請求項1乃至6いずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記ワークフロー識別情報取得部は、複数の前記ワークフロー識別情報を前記表示情報に基づいて取得し、
    前記ワークフロー情報取得部は、前記取得された複数のワークフロー識別情報に基づいて複数の前記ワークフロー情報を取得し、
    前記ワークフロー実行部は、前記取得された複数のワークフロー情報に基づいて複数のワークフローを実行することを特徴とする、請求項1乃至7いずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記ワークフロー識別情報取得部は、予め定められたフォーマットの情報に基づいて前記画像情報に含まれる画像から前記表示情報を抽出することにより、前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする、請求項1乃至8いずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記表示情報は符号化された情報であり、
    前記ワークフロー識別情報取得部は、前記符号化された情報を復号して前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする、請求項1乃至9いずれかに記載の画像処理装置。
  11. 前記表示情報は前記ワークフロー識別情報を示す文字情報であり、
    前記ワークフロー識別情報取得部は、前記文字情報を文字認識することにより前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする、請求項1乃至9いずれかに記載の画像処理装置。
  12. 前記ワークフロー識別情報取得部は、前記画像情報に含まれる画像のうち定められたフォーマット上に情報が書き込まれた画像を、前記フォーマットの情報に基づいて読み取ることにより前記ワークフロー識別情報を取得することを特徴とする、請求項1乃至11いずれかに記載の画像処理装置。
  13. 前記ワークフロー識別情報と前記ワークフロー情報とを関連付けて記憶しているワークフロー情報記憶部を更に有し、
    前記ワークフロー情報取得部は、前記ワークフロー情報記憶部から前記取得されたワークフロー識別情報に関連付けられている前記ワークフロー情報を取得することを特徴とする、請求項1乃至12いずれかに記載の画像処理装置。
  14. 原稿を光学的に読み取って画像情報を生成する画像読み取り部を更に有し、
    前記画像情報取得部は、前記画像読取部が生成した画像情報を取得することを特徴とする、請求項1乃至13いずれかに記載の画像処理装置。
  15. 前記ワークフロー実行部は、前記表示情報が表示された画像に対しても、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行することを特徴とする、請求項1乃至14いずれかに記載の画像処理装置。
  16. 入力された画像情報を、複数の処理が組み合わせられて構成されたワークフローに従って処理する画像処理システムであって、
    前記画像情報を入力する画像入力部と、
    前記入力された画像情報を前記ワークフローに従って処理するワークフロー実行部と、
    前記ワークフロー実行部が処理した画像情報を蓄積する画像情報蓄積部と、を含み、
    前記ワークフロー実行部は、
    複数の画像を含む画像情報を前記画像入力部から取得する画像情報取得部と、
    実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得するワークフロー識別情報取得部と、
    前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得するワークフロー情報取得部と、
    前記複数の画像のうち、前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するワークフロー実行部と、を含む画像処理システム。
  17. 前記画像情報は、複数の画像が所定の順番に従って並べられた複数頁の情報であり、
    前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像に対して、前記ワークフローを実行することを特徴とする、請求項16に記載の画像処理システム。
  18. 前記ワークフロー実行部は、前記画像情報に含まれる複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以降の画像であって、他の前記表示情報が表示された画像よりも前の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行することを特徴とする、請求項17に記載の画像処理システム。
  19. 入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理する画像処理方法であって、
    複数の画像を含む画像情報を取得し、
    実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得し、
    前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得し、
    前記複数の画像のうち、前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行する、画像処理方法。
  20. 情報処理装置を、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理する画像処理装置として動作させる制御プログラムであって、
    複数の画像を含む画像情報を取得するステップと、
    実行すべきワークフローを識別するワークフロー識別情報を、前記複数の画像のいずれかに表示された表示情報に基づいて取得するステップと、
    前記取得されたワークフロー識別情報に基づいて前記実行すべきワークフローの情報であるワークフロー情報を取得するステップと、
    前記複数の画像のうち前記表示情報が表示された画像以外の画像に対して、前記取得されたワークフローの情報に基づいてワークフローを実行するステップと、を前記情報処理装置に実行させる制御プログラム。
  21. 請求項20に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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