JP2010165080A - 通信システムの保守端末装置および通信システムならびにその設定支援方法 - Google Patents

通信システムの保守端末装置および通信システムならびにその設定支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 保守者がコミュニケーションサーバの機能設定を行う際に事前の調査を行う必要がなく、機能の競合や設定漏れの発生を防止することが可能な保守端末装置の提供。
【解決手段】 保守端末装置1は、階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目が一覧表示される表示部11と、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を表示部11に表示させる制御部12とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信システムの保守端末装置および通信システムならびにその設定支援方法に関し、特にコミュニケーションサーバ(一例として、IP−PBX(Internet Protocol−Private Branch Exchange))の保守端末装置および通信システムならびにその設定支援方法に関する。
コミュニケーションサーバ、一例としてIP−PBXは、一般的に数百から数千の機能を有するものが少なくないが、このようなIP−PBXの場合、各機能間の相互の依存性および排他性を考慮したシステム構築が要求される。このため、保守者が保守端末(MAT:Maintenance Administration Terminal)を利用してIP−PBXの機能設定を行うに際、事前の調査を行っていた。
一方、特許文献1に、下位のメニューに関連する項目を、その上位のメニューに属する下位のメニューから取得し、下位のメニューと共に表示画面に表示する画面表示制御装置が開示されている。
また、特許文献2に、操作キーの操作により、カテゴリ識別情報2の選択が受け付けられ、メインメニューとそのサブメニューが表示画面に表示され、その後カテゴリ識別情報5の選択が受け付けられると、カテゴリ識別情報2に代わってカテゴリ識別情報5に関するカテゴリ識別情報が表示画面に表示される情報処理装置が開示されている。
また、特許文献3に、下位の機能を実行するに当り、必要な上位の機能を下位の機能とともに画面に表示する画面表示方法が開示されている。
特開2007−193494号公報 特開2007−310650号公報 特開昭63−254513号公報
しかし、関連するIP−PBXにおいて、保守者がその機能設定を行う際に行う事前の調査に多大な時間を要するという課題がある。また、システム共通の設定データ(システムデータ)と機能ごとのデータ(機能設定データ)の組み合わせにより、機能の競合の発生や、設定漏れが発生し、その結果、運用開始後に機能の動作不具合が発生するという課題がある。あるいは、その動作不具合の発生を避けるために安易な構成のシステム構築が行われ、折角持っているIP−PBXの機能を活かしきれないケースが発生するという課題がある。
一方、特許文献1に記載の発明は、下位のメニューに関連する情報を表示画面に表示するものであり、本発明のように下位のメニューよりもさらに一つ下位のメニューを表示画面に表示するものではない。
また、特許文献2に記載の発明は、表示画面が一つのカテゴリ識別情報から他のカテゴリ識別情報へ切り替えられるものであり、これも本発明のように下位のメニューよりもさらに一つ下位のメニューを表示画面に表示するものではない。
また、特許文献3に記載の発明は、下位の機能とともに必要な上位の機能を表示するものであり、これも本発明のように下位のメニューよりもさらに一つ下位のメニューを表示画面に表示するものではない。
そこで本発明の目的は、保守者がコミュニケーションサーバの機能設定を行う際に事前の調査を行う必要がなく、機能の競合や設定漏れの発生を防止することが可能な通信システムの保守端末装置および通信システムならびにその設定支援方法を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明による通信システムの保守端末装置は、階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目が一覧表示される表示部と、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を前記表示部に表示させる制御部とを含むことを特徴とする。
また、本発明による通信システムは、保守端末装置と、他の端末装置と、コミュニケーションサーバと、前記保守端末装置、他の端末装置、コミュニケーションサーバを相互接続する通信網とを含むことを特徴とする。
また、本発明による保守端末装置の設定支援方法は、階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目を一覧表示する表示ステップと、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を表示させる制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、コンピュータに、階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目を一覧表示する表示ステップと、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を表示させる制御ステップとを実行させるためのものであることを特徴とする。
本発明によれば、保守者がコミュニケーションサーバの機能設定を行う際に事前の調査を行う必要がなく、機能の競合や設定漏れの発生を防止することが可能となる。
本発明に係る通信システムの保守端末装置の一例の構成図である。 本発明の第1実施例における保守端末装置の構成図である。 本発明の第1実施例における通信システムの構成図である。 本発明に係る木構造形式の階層メニューの一例の構成図である。 データベース14に格納される表形式データの一例の構成図である。 表示部11に表示されるサイドメニュー部15およびコマンド部16の一例の構成図である。 本発明の第1実施例の動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2実施例における通信システムの構成図である。 第3実施例の動作の概要を示す模式説明図である。 第3実施例の動作を示すフローチャートである。
まず、実施形態の説明に入る前に、本発明の動作原理について説明しておく。図1は本発明に係る通信システムの保守端末装置の一例の構成図である。同図を参照すると、保守端末装置1は表示部11と、制御部12とを含んで構成される。表示部11には木構造等による階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目が一覧表示される。制御部12は、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を表示部11に表示させる。
すなわち、予め木構造等による階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順が設定されており、その手順にしたがって表示画面に今回実施する機能設定項目と、その次に実施する機能設定項目とが同時に表示されるため、次回実施する機能設定項目を正確に把握することが可能となる。
したがって、保守者がコミュニケーションサーバの機能設定を行う際に事前の調査を行う必要がなく、機能の競合の発生や設定漏れの発生を防止することが可能となる。
まず、本発明の第1実施例について説明する。図2は本発明の第1実施例における保守端末装置の構成図である。なお、図1と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。図2を参照すると、保守端末装置(MAT)1は表示部11と、制御部12と、プログラム格納部13を含んで構成される。また、保守端末装置1の外部にはデータベース14が設けられている。
制御部12は表示部11を制御する。また、制御部12はプログラム格納部13と接続されており、プログラム格納部13から後述するプログラムを読み出し、そのプログラムにしたがって表示部11を制御する。さらに、制御部12は外部のデータベース14とも接続されており、データベース14から後述するデータベースを読み出し、そのデータベースにしたがって表示部11を制御する。
次に、保守端末装置1を含む通信システムの一例について説明する。図3は本発明の第1実施例における通信システムの構成図である。なお、図2と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。図3を参照すると、通信システム2は、コミュニケーションサーバ21と、局データベース22と、端末装置23と、保守端末装置1と、データベース14と、通信網24とを含んで構成される。
コミュニケーションサーバ21は一例としてIP−PBXである。コミュニケーションサーバ21は局データベース22と接続される。局データベース22にはコミュニケーションサーバ21の設定情報が格納されている。端末装置23は一例としてIP端末装置である。通信網24は一例としてIP網である。コミュニケーションサーバ21、端末装置23、保守端末装置1は通信網24を介して相互接続されている。
保守端末装置1は通信網24を介してコミュニケーションサーバ21と接続されており、コミュニケーションサーバ21の機能の設定を行う。局データベース22にはコミュニケーションサーバ21の設定情報が格納されている。
次に、データベース14に格納されるデータベースの一例について説明する。データベース14に格納されるデータベースは、予め木構造等による階層メニューで作成される通信システム(特に、コミュニケーションサーバ21)の機能設定手順に基いて作成されている。まず、木構造形式の階層メニューの一例について説明する。
図4は本発明に係る木構造形式の階層メニューの一例の構成図である。同図には、一例として、コミュニケーションサーバ(IP−PBX)21の機能設定手順を示している。同図を参照すると、ルートは機能設定手順の根を示している。ルートの下位である第1階層は、番号計画と、緊急電話と、システム設計と、システム構成設定とに分岐する。
次に、第1階層の番号計画は、第2階層のシステム設計と、特殊番号設定と、番号計画設定と、逆番号計画設定とに分岐する。また、第1階層の緊急電話は、第2階層の番号計画と、内線登録と、緊急電話設定とに分岐する。また、第1階層のシステム設計は、第2階層のシステムデータ:30と、システムデータ:194とに分岐する。また、第1階層のシステム構成設定は、第2階層のシステムデータ:3と、システムデータ:9とに分岐する。また、第2階層の番号計画は、第3階層のシステム設計と、特殊番号設定と、番号計画設定と、逆番号計画設定とに分岐する。
この階層メニューを参照すると、第1階層および第2階層に番号計画が存在するが、これらは同一の番号計画であることを意味している。すなわち、第2階層の番号計画に進むと、その次は第1階層の番号計画の下位(第2階層)の階層(システム設計、特殊番号設定、番号計画設定および逆番号計画設定)へ進むことを意味している。この第2階層の番号計画のように、さらに下位(この場合は第3階層)の階層が存在する項目を「節」と称する。一方、第2階層の内線登録のように、さらに下位(この場合は第3階層)の階層が存在しない項目を「葉」と称する。
データベース14には、図4に示す木構造形式の階層メニューに基き作成された表形式データが格納される。図5はデータベース14に格納される表形式データの一例の構成図である。図5を参照すると、最上位行には行番号、IP−PBX機能を示すサービスID(Identifier)、タイトル(設定内容)、設定対象を記述した設定種別ID、IP−PBX機能の設定に必須の設定かあるいはオプションかを記載する重要度と、備考とが記載されている。なお、備考は省略することも可能である。
行番号1〜4のサービスIDには番号計画が、行番号5〜7のサービスIDには緊急電話が、行番号8〜9のサービスIDにはシステム設定が、行番号10〜11のサービスIDにはシステム構成設定が、それぞれ記載されている。
また、行番号1〜4のタイトルにはシステム設計と、特殊番号設定と、番号計画設定と、逆番号計画設定とが記載され、行番号5〜7のタイトルには番号計画と、内線登録と、緊急電話設定とが記載され、行番号8〜11のタイトルには基本設定が記載されている。
また、行番号1および5の設定種別IDにはサービスIDが、行番号2〜4および6〜7の設定種別IDにはコマンドが、行番号8〜11の設定種別IDにはシステムデータ30,194,3および9がそれぞれ記載されている。
また、行番号1〜3および5〜10の重要度には必須が、行番号4および11の重要度にはオプションがそれぞれ記載されている。また、行番号1〜11の備考は空白となっている。
このサービスIDに記載した各項目は図4の第1階層の項目を順序どおりに並べたものである。また、タイトルに記載した各項目は図4の第2階層の項目を順序どおりに並べたものである。そして、設定種別IDにはタイトルに記載した項目が「葉」に相当するのか、あるいは「節」に相当するのかを示す情報が記載される。
そして、「節」に相当する場合は設定種別IDが「サービスID」と記載され、「葉」に相当する場合は設定種別IDが「コマンド」あるいは「システムデータ」と記載される。また、タイトルに記載した各項目が「サービスID」であるか否かの判定は、図4の対応する項目がさらに下位の階層を有するか否かで決定される。
たとえば、図5の行番号1のタイトル「システム設定」は、図4の第2階層の「システム設定」に相当し、この「システム設計」と同一の「システム設定」が1つ上の階層(第1階層)に存在することから、図5の行番号1のタイトル「システム設定」は、「サービスID」であることが分かる。
また、図5の行番号2のタイトル「特殊番号設定」は、図4の第2階層の「特殊番号設定」に相当し、この「特殊番号設定」と同一の「特殊番号設定」が1つ上の階層(第1階層)に存在しないことから、図5の行番号1のタイトル「システム設定」は、「サービスID」ではないことが分かる。
次に、表示部11に表示されるサイドメニュー部15およびコマンド部16の一例について説明する。図6は表示部11に表示されるサイドメニュー部15およびコマンド部16の一例の構成図である。図6(A)はサイドメニュー部15の一例を、図6(B)はコマンド部16の一例をそれぞれ示している。
まず、サイドメニュー部15について説明する。図6(A)は図5のサービスIDおよびタイトルの一部が表示される例を示している。理想的には、図5のサービスID、タイトル、重要度および備考の全てが表示部11に一覧表示されるべきであるが、表示部11の画面上の制約からこれは困難である。
したがって、他のサービスIDおよびタイトルの有無の確認は画面を上方にスクロールすることにより行い、重要度および備考の有無の確認は画面を右側にスクロールすることにより行う。
次に、コマンド部16について説明する。図6(B)は図5の行番号8および9のシステムデータ:30および194が表示される例を示している。この画面はシステムデータあるいはコマンドの入力画面である。
次に、本発明の第1実施例の動作について説明する。図7は本発明の第1実施例の動作を示すシーケンスチャートである。なお、以下の動作は保守端末装置1の制御部12が表示部11を制御することにより行われる(図2参照)。
本実施例では、一例として、図示しない保守者が図6(A)及び(B)に示す表示画面にしたがって「緊急電話」の設定作業を実施する場合の動作について説明する。
まず、保守者が保守端末装置1を操作して、保守プログラムを起動させる(ステップS1)。制御部12はデータベース14から行番号、サービスID、タイトル、設定種別ID、重要度および備考を読み出し、行番号、設定種別IDを除き、表示部11に表示させる(ステップS2)。制御部12は保守者が表示部11のサイドメニュー部15(図6(A)参照)に表示される項目からいずれかを選択するのを待つ(ステップS3)。
保守者はサイドメニュー部15の画面上の「緊急電話」の設定を行うため、サイドメニュー部15の画面上で「緊急電話」の「番号計画」を選択する(ステップS4)。制御部12は選択されたタイトルである「番号計画」が木構造形式(以下、「メニューツリー」と表示する)上、「節」であるか否かを判定する(ステップS5)。ここまで進んだ時点では、サイドメニュー部15上に「番号計画」の下位の階層が表示されないため、「番号計画」の下位の階層の有無は不明である。
そこでこの時点では制御部12は「番号計画」は「葉」であると判定する(ステップS5にて“N”)。制御部12は予め対応付けられている「緊急電話」の「番号計画」のデータベース14上の行番号“5”を取得する(ステップS6)。制御部12は行番号“5”の「番号計画」の設定種別IDがサービスIDであるか否かを判定する(ステップS7)。
制御部12は行番号“5”の「番号計画」の設定種別IDは「サービスID」であるので(ステップS7にて“Y”)、メニューツリーから「番号計画」の位置を特定し(図4の第1階層の「番号計画」がその位置となる)、その下位(第2階層)に存在する項目(システム設定、特殊番号設定、番号計画設定および逆番号計画設定)を、保守者が選択した「緊急電話」の「番号計画」のメニュー項目に追加する(ステップS8)。
すなわち、この段階でサイドメニュー部15の画面上には、「緊急電話」の「番号計画」とともに、それより1つ下位の階層の項目(システム設定、特殊番号設定、番号計画設定および逆番号計画設定)が同時に表示される。その後、制御部12はステップS3の入力待ち状態に遷移する。
次に、保守者は「番号計画」の「システム設定」を実行するため、サイドメニュー部15の画面上の「システム設定」を選択する(ステップS4)。制御部12は選択されたタイトルである「システム設定」がメニューツリー上、「節」であるか否かを判定する(ステップS5)。
この時点で、「システム設定」はメニューツリー上、「葉」であるので(ステップS5にて“N”)、制御部12は予め対応付けられている「番号計画」の「システム設定」のデータベース14上の行番号“1”を取得する(ステップS6)。制御部12は行番号“1”の「システム設定」の設定種別IDがサービスIDであるか否かを判定する(ステップS7)。
制御部12は行番号“1”の「システム設定」の設定種別IDはサービスIDであるので(ステップS7にて“Y”)、メニューツリーから「システム設定」の位置を特定し(図4の第1階層の「システム設定」がその位置となる)、その下位(第2階層)に存在する項目(「基本設定」)を、保守者が選択した「番号計画」の「システム設定」のメニュー項目に追加する(ステップS8)。その後、制御部12はステップS3の入力待ち状態に遷移する。
次に、保守者は「システム設定」の「基本設定」を実行するため、サイドメニュー部15の画面上の「基本設定」を選択する(ステップS4)。制御部12は選択されたタイトルである「基本設定」がメニューツリー上、「節」であるか否かを判定する(ステップS5)。
この時点で、「基本設定」はメニューツリー上、「葉」であるので(ステップS5にて“N”)、制御部12は予め対応付けられている「システム設定」の「基本設定」のデータベース14上の行番号“8”を取得する(ステップS6)。制御部12は行番号“8”の「基本設定」の設定種別IDがサービスIDであるか否かを判定する(ステップS7)。
制御部12は行番号“8”の「基本設定」の設定種別IDは「システムデータ」であることを確認し(ステップS7にて“N”かつステップS9にて“Y”)、表示部11のコマンド部16に「設定種別ID」の内容(この段階では「システムデータ:30」)を表示させる(ステップS10)。
その後、制御部12はステップS3の入力待ち状態に遷移する。そして、制御部12は、行番号“9”の「基本設定」についても前述の行番号“8”の「基本設定」と同様の動作を実行する。
次に、行番号“1”のシステム設定の動作の次に、行番号“2”の「特殊番号設定」が実行されるが、その設定種別IDは「コマンド」であるため(ステップS3,S5、S6を経由してステップS7にて“N”およびステップS8にて“N”)、制御部12は表示部11にサイドメニュー部15上の「タイトル」に該当するIP−PBXの機能設定画面を起動させる(ステップS12)。その後、制御部12はステップS3の入力待ち状態に遷移する。次に、行番号“3”の「番号計画設定」および行番号“4”の「逆番号計画設定」についても「特殊番号設定」と同様の動作が行われる。
なお、ステップS8にて項目(システム設定、特殊番号設定、番号計画設定および逆番号計画設定)を、保守者が選択した「緊急電話」の「番号計画」のメニュー項目に追加すると、「番号計画」が「葉」から「節」に変わるため、保守者が次回「緊急電話」の「番号計画」を選択すると、制御部12は「番号計画」は「節」であると判定する(ステップS5にて“Y”)。そして、制御部12はサイドメニュー部15に葉を表示していない状態であれば、表示部11に葉を表示させる(ステップS11)。その後、制御部12はステップS3の入力待ち状態に遷移する。
以上説明したように、本発明の第1実施例によれば、機能設定時に依存関係にある設定項目を作業順にサイドメニュー部15に表示する構成であるため、設定漏れを防ぐことができ、かつ設定作業の後戻り時間を削減することが可能となる。また、設定項目が必須かオプションかの重要度をサイドメニュー部15に表示する構成であるため、保守者が毎回マニュアルを確認することなく設定を進められ、作業の時間を短縮することが可能となる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。図8は本発明の第2実施例における通信システムの構成図である。なお、図3と同様の構成部分については同一番号を付し、その説明を省略する。
第2実施例の通信システム3が第1実施例と異なる点は、第2実施例は保守端末装置31内にデータベース14を設けている点である。その他の構成は第1実施例(図3参照)と同様である。なお、動作についても第1実施例と同様であるため、その説明を省略する。
以上説明したように、本発明の第2実施例によれば、保守端末装置31の外部にデータベース14を接続する手間を省くことが可能となる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。図9は第3実施例の動作の概要を示す模式説明図、図10は第3実施例の動作を示すフローチャートである。第3実施例では、IP−PBXの電話サービスに必要な設定情報を予め外部形式(CSV(Comma−Separated Values)等)で準備しておき、保守端末装置1側でデータベース14を参照しながら正しい順番に並び替える。
図9(A)は予め外部形式(CSV等)で準備した設定情報(緊急電話設定ファイル41)の一例を示し、図9(B)は正しい順番に並び替えられた設定情報(最適化後の緊急電話設定ファイル42)の一例を示している。
次に、第3実施例の動作について説明する。予め、保守者がIP−PBX21の「緊急電話」機能設定のために、「サービスID」と「タイトル」と「設定値」とを含む規定の形式で緊急電話設定ファイル41を作成しておく。
以下、図10を参照する。なお、以下の動作は保守端末装置1内の制御部12が図示しないメモリを制御することにより実行される。まず、保守者が保守端末装置1を起動する(ステップS21)。制御部12は予め作成された緊急電話設定ファイル41をメモリに読み込ませ、その内容をメモリ上に展開する(ステップS22)。
次に、制御部12は緊急電話設定ファイル41の先頭に記述している「サービスID」である「緊急電話」を読み出し(ステップS23)、データベース14の「サービスID」列から該当する行を抜き出す(ステップS24)。次に、抜き出した行の先頭の「タイトル」である「番号計画」と一致する、メモリ上の緊急電話設定ファイル41の行を検索する(ステップS25)。
そして、メモリ上の緊急電話設定ファイル41の最初のタイトルは「緊急電話設定」であり、「番号計画」と一致しないため(ステップS26にて“N”)、制御部12は読み出したデータベース14の行を1加算し(ステップS27)、ステップS25に遷移する。
次に、データベース14の行を1加算後のタイトルである「内線登録」と一致するメモリ上の緊急電話設定ファイル41の行を検索する(ステップS25)。今回は該当する項目がメモリ上の緊急電話設定ファイル41に2行あるため(ステップS26にて“Y”)、制御部12はそれらの値を最適化後の緊急電話設定ファイル42に書き出す(ステップS28)。
そして、制御部12は残りの項目の有無を確認し(ステップS29)、残りの項目があれば(ステップS29にて“Y”)、行を1加算し(ステップS30)、ステップS25に遷移する。そして、制御部12は残りの項目がなくなると(ステップS29にて“N”)、動作を終了させる。
以上説明したように、本発明の第3実施例によれば、緊急電話設定ファイル41内の設定項目の順番を、最適化後の緊急電話設定ファイル42に示すような正しい順番に並べ替えることが可能となる。この動作により各設定項目に関して、設定順序の制約を自動的に検証することができる。また、設定順序に誤りがあった場合は、その誤りを検出することができる。
次に、本発明の第4実施例について説明する。第4実施例は保守端末装置の設定支援方法のプログラムに関するものである。図2を参照すると、保守端末装置1はプログラム格納部13を含んでいる。このプログラム格納部13には図7のシーケンスチャートおよび図10のフローチャートに示す保守端末装置の設定支援方法のプログラムが格納されている。保守端末装置1の制御部(“コンピュータ”)12はプログラム格納部13からそれらのプログラムを読み出し、表示部11および図示しないメモリを制御する。その制御内容については既に述べたので、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、本発明の第4実施例によれば、保守者がコミュニケーションサーバの機能設定を行う際に事前の調査を行う必要がなく、機能の競合や設定漏れの発生を防止することが可能な保守端末装置の設定支援方法のプログラムが得られる。
1、31 保守端末装置(MAT)
2、3 通信システム
11 表示部
12 制御部
13 プログラム格納部
14 データベース
15 サイドメニュー部
16 コマンド部
21 コミュニケーションサーバ(IP- PBX)
22 局データベース
23 端末装置
24 通信網
41 緊急電話設定ファイル
42 最適化後の緊急電話設定ファイル

Claims (14)

  1. 階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目が一覧表示される表示部と、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を前記表示部に表示させる制御部とを含むことを特徴とする通信システムの保守端末装置。
  2. 前記階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順に関するデータが格納されるデータベースが外部に設けられ、前記制御部は前記データベースに格納されるデータを参照して前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信システムの保守端末装置。
  3. 前記階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順に関するデータが格納されるデータベースが設けられ、前記制御部は前記データベースに格納されるデータを参照して前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信システムの保守端末装置。
  4. 前記データベースは、各行ごとに第1層機能設定項目およびこの第1層機能設定項目よりも一つ下位の第2層機能設定項目名、および前記第2層機能設定項目名よりも一つ下位の第3層機能設定項目名が存在するか否かを示す指標と、重要度情報とを含んで構成されることを特徴とする請求項2または3に記載の通信システムの保守端末装置。
  5. 予め前記第1層および第2層機能設定項目および設定値を含む規定の書式で機能設定ファイルが作成され、前記制御部は前記ファイルに示される項目および設定値を前記通信システムの機能設定手順にしたがって正規の順番に並べ替えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信システムの保守端末装置。
  6. コミュニケーションサーバの機能設定を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信システムの保守端末装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の保守端末装置と、他の端末装置と、コミュニケーションサーバと、前記保守端末装置、他の端末装置、コミュニケーションサーバを相互接続する通信網とを含むことを特徴とする通信システム。
  8. 階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目を一覧表示する表示ステップと、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を表示させる制御ステップとを含むことを特徴とする保守端末装置の設定支援方法。
  9. 前記階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順に関するデータが格納されるデータベースが外部に設けられ、前記制御ステップは前記データベースに格納されるデータを参照して前記表示を制御することを特徴とする請求項8に記載の保守端末装置の設定支援方法。
  10. 前記階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順に関するデータが格納されるデータベースが設けられ、前記制御ステップは前記データベースに格納されるデータを参照して前記表示を制御することを特徴とする請求項8に記載の保守端末装置の設定支援方法。
  11. 前記データベースは、各行ごとに第1層機能設定項目およびこの第1層機能設定項目よりも一つ下位の第2層機能設定項目名、および前記第2層機能設定項目名よりも一つ下位の第3層機能設定項目名が存在するか否かを示す指標と、重要度情報とを含んで構成されることを特徴とする請求項9または10に記載の保守端末装置の設定支援方法。
  12. 予め前記第1層および第2層機能設定項目および設定値を含む規定の書式で機能設定ファイルが作成され、前記制御部は前記ファイルに示される項目および設定値を前記通信システムの機能設定手順にしたがって正規の順番に並べ替えることを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の保守端末装置の設定支援方法。
  13. コミュニケーションサーバの機能設定を行うことを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載の保守端末装置の設定支援方法。
  14. コンピュータに、階層メニューで作成される通信システムの機能設定手順のうち一部の階層の機能設定項目を一覧表示する表示ステップと、その一覧表示される機能設定項目から所定の機能設定項目が選択された場合に、選択された機能設定項目よりも一つ下位の機能設定項目を表示させる制御ステップとを実行させるためのプログラム。
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