JP2010164722A - タンク装置および液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体タンク交換時の作業効率を向上させ得る共にタンク接続管の取廻しスペースを小さくすることができるタンク装置を提供する。
【解決手段】ボトル形状の液体タンクと、液体タンクの開口部に装着された配管接続用の口金ユニット48と、液体タンクが載置され、液体タンクの重量を測定する重量測定手段と、口金ユニット48を介して液体タンクに接続され、コイルチューブで構成されたタンク接続管44と、タンク接続管44を口金ユニット48の略直上で支持する配管支持部材52と、を備えたものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体タンクに配管接続用の口金ユニットが設けられたタンク装置および液滴吐出装置に関するものである。
この種のタンク装置は、液量管理のために液体タンク内に貯留された液体の重量を測定する重量測定部と、貯留された液体を外部に供出するための配管パイプとを備えている。液体タンク本体に接続された配管パイプは、液体タンク本体との接合具合によっては、液体タンク内の重量測定に与える影響が大きい。そこで、液体タンク内の貯留液の重量測定を精度良く行うために、ステンレスの配管パイプを液体タンク本体に対して垂直方向にスパイラル状に配管したものが知られている(特許文献1)。この装置は、液体タンク本体と配管パイプとの接合上の歪みがスパイラル状の螺旋管に吸収されるため、液体タンク本体や配管パイプの高さを微調整する等の、重量測定を精度良く行うための面倒な作業を必要としない。
実開平6−86033号公報
しかしながら、上述した従来のタンク装置の場合、螺旋状の配管パイプがステンレスで構成されているため、液体タンク交換における液体タンクの移動に際し、口金の取り付けおよび取り外しに配管パイプの剛性が作用して作業の妨げになり、作業効率が低くなる問題があった。特に、給液タンクの場合、口金に挿入パイプが設けられているため、挿入パイプの挿入および引抜きが不可能になってしまう。また、配管パイプを液体タンク本体と離れた位置で支持しているため、可撓性を持たせることはできるが、口金の取り付けおよび取り外しを繰り返すことで、配管パイプが支持部分において損傷しやすくなる問題があった。さらに、剛性の配管パイプに可撓性を持たせるべく大きく螺旋状に曲げて設置するため、直上に十分な設置スペースが必要であった。
本発明は、液体タンク交換時の作業効率を向上させ得ると共にタンク接続管の取廻しスペースを小さくすることができるタンク装置および液滴吐出装置を提供することを目的とする。
本発明のタンク装置は、ボトル形状の液体タンクと、液体タンクの開口部に装着された配管接続用の口金ユニットと、液体タンクが載置され、液体タンクの重量を測定する重量測定手段と、口金ユニットを介して液体タンクに接続され、コイルチューブで構成されたタンク接続管と、タンク接続管を口金ユニットの略直上で支持する配管支持部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、タンク接続管がコイルチューブで構成されているため、液体タンク交換時に、口金ユニットの取付けおよび取外しを容易に行うことができ、口金ユニットおよびタンク接続管が作業の妨げにならない。さらに、タンク接続管は、配管支持部材によって液体タンクの略直上で支持されているため、タンク接続管の取廻しスペースを小さくすることができ、液体タンク廻りのスペース効率を向上させることができる。
この場合、タンク接続管は、いずれもコイルチューブで構成された液体供給管および気体供給管から成り、気体供給管から液体タンク内に圧縮気体を導入すると共に、この圧縮気体により液体タンク内の液体を、液体供給管を介して加圧供給することが好ましい。
さらに、液体タンクに装着した状態の口金ユニットの重量と、コイルチューブのばね力とが釣り合っていることが好ましい。
これらの構成によれば、コイルチューブのばね力によって液体供給管および気体供給管の重さが相殺される。このため、液体タンクの重量測定において、タンク接続管および口金ユニットの影響を排除することができ、液体タンクの重量測定、特に液体タンクの残量測定を精度良く行うことができる。
この場合、重量測定手段がロードセルであることが好ましい。
この構成によれば、単純な構造で液体タンクの重量、ひいては液体タンクの残量を測定することができる。
この場合、液体タンクが、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに機能液を重力供給するサブタンクに対し、機能液を加圧供給するメインタンクであることが好ましい。
この構成によれば、液体タンクの交換を円滑に行うことができるため、生産性を向上させることができる。
本発明の液滴吐出装置は、上記したタンク装置と、機能液滴吐出ヘッドと、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、液体タンクの交換時における作業効率を向上させることができると共に、タンク装置の設置スペースを極力小さくすることができる。
実施形態に係る液滴吐出装置の斜視図である。 機能液供給装置の配管系統図である。 タンクキャビネットの正面図である。 メインタンク廻りの斜視図である。 口金ユニットの縦断面図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明のタンク装置を適用した液滴吐出装置について説明する。この液滴吐出装置は、フラットパネルディスプレイの製造ラインに組み込まれており、例えば、特殊なインクや発光性の樹脂液である機能液を導入した機能液滴吐出ヘッドを用い、液晶表示装置のカラーフィルタや有機EL装置の各画素となる発光素子等を形成するものである。
図1に示すように、液滴吐出装置1は、石定盤に支持されたX軸支持ベース2上に配設され、主走査方向となるX軸方向に延在して、ワークWをX軸方向(主走査方向)に移動させるX軸テーブル3と、複数本の支柱4を介してX軸テーブル3を跨ぐように架け渡された1対(2つ)のY軸支持ベース5上に配設され、副走査方向となるY軸方向に延在するY軸テーブル6と、複数の機能液滴吐出ヘッド9(図2)が搭載された13個(複数)のキャリッジユニット7と、から成り、13個のキャリッジユニット7は、Y軸テーブル6に吊設されている。さらに、液滴吐出装置1は、これらの装置を温度および湿度が管理された雰囲気内に収容するチャンバ8と、チャンバ8を貫通して、チャンバ8の外部から内部の機能液滴吐出ヘッド9に機能液を供給する3組の機能液供給装置10(図2)を有した機能液供給ユニット11と、を備えている。X軸テーブル3およびY軸テーブル6の駆動と同期して機能液滴吐出ヘッド9を吐出駆動させることにより、機能液供給ユニット11から供給されたR・G・B3色の機能液滴を吐出させ、ワークWに所定の描画パターンが描画される。
機能液供給ユニット11は、R・G・B3色に対応した3組の機能液供給装置10を備えている。図2に示すように、各機能液供給装置10は、機能液の供給源を構成する2つのメインタンク13, 13を有するタンクユニット(タンク装置)14と、各キャリッジユニット7に対応して設けた13個(複数)のサブタンク12と、タンクユニット14と13個のサブタンク12を接続する上流側機能液流路15と、各サブタンク12と各機能液滴吐出ヘッド9とを接続する13組の下流側機能液流路16と、を備えている。3組の機能液供給装置10は、それぞれR・G・B3色に対応した機能液滴吐出ヘッド9に接続されており、これにより、各色の機能液滴吐出ヘッド9には対応する色の機能液が供給される。
各メインタンク13内の機能液は、これに接続している窒素ガス供給設備17からの圧縮窒素ガスにより加圧され、上流側機能液流路15を介して13個のサブタンク12に選択的に供給される。その際、圧縮エアー供給設備18の圧縮エアーにより、各種開閉弁が開閉制御される。また同時に、各サブタンク12は、ガス排気設備19を介して大気開放され、必要量の機能液を受容する。各サブタンク12の機能液は、これに連なる機能液滴吐出ヘッド9の駆動により、所定の水頭圧を維持しながら、下流側機能液流路16を介して機能液滴吐出ヘッド9に供給される。なお、実施形態のものは、13個のキャリッジユニット7とこれに対応して13個のサブタンク12を搭載しているが、キャリッジユニット7およびサブタンク12の個数は任意である。
タンクユニット14は、機能液の供給源となる一対のメインタンク13, 13と、一対のメインタンク13, 13の重量をそれぞれ測定する一対の重量測定装置(重量測定手段)21, 21と、一対のメインタンク13, 13に接続されると共に上流側機能液流路15に接続され、一対のメインタンク13, 13の切り替えを行う切替え機構22と、を備えている。各メインタンク13は、気体タンク流路23を介して窒素ガス供給設備17およびガス排気設備19に切替え可能に接続されており、機能液を圧送する場合の加圧制御および機能液を逆送する場合の負圧制御(大気開放に相当)可能に構成されている。
各重量測定装置21は、防水パンを介して各メインタンク13の重量を測定するロードセルで構成されている(図4)。各メインタンク13は重量測定装置21に載置され、貯留された機能液が消費されて所定の重量になると、交換を促す警報を発するようになっている。また、各メインタンク13と上記の切替え機構22とを接続する各液体タンク流路25には、気泡検出センサ26(2つの光センサで構成されている)が設けられており、一方のメインタンク13が所定の重量になった後、この気泡検出センサ26が気泡を検出したところで、他方のメインタンク13に流路切替えする(自動または手動)。
上流側機能液流路15は、上流側から、上流側をタンクユニット14に接続した主流路27と、上流側を主流路27に接続した13分岐流路24(分岐流路)と、上流側を13分岐流路24に接続され、下流側をサブタンク12に接続した13本の枝流路28と、を備えている。タンクユニット14から供給された機能液は、13分岐流路24により13本に分流して各サブタンク12に供給される。また、主流路27には、上流側から気泡除去ユニット29、第1開閉弁31、エアー抜きユニット32、第2開閉弁33がそれぞれ介設されている。また、各13分岐流路24には、各サブタンク12の近傍に位置して第3開閉弁34がそれぞれ介設されている。
一方、各下流側機能液流路16は、上流側から、上流側を各サブタンク12に接続したヘッド側主流路66と、上流側をヘッド側主流路66に接続した4分岐流路35と、上流側を4分岐流路35に接続した複数の個別流路36と、により構成されている。これにより、機能液は、各サブタンク12から4分岐流路35および個別流路36を介して、それぞれの機能液滴吐出ヘッド9に供給される。すなわち、上流側機能液流路15の13分岐と、下流側機能液流路16の4分岐により、13×4個の機能液滴吐出ヘッド9に機能液が供給されている。加えて、機能液供給ユニット11は、R・G・Bで3組の機能液供給装置10を有しているため、13×12個の機能液滴吐出ヘッド9に機能液が供給される。更に、ヘッド側主流路66には、第4開閉弁37(ヘッド流路開閉手段)および減圧弁38が介設されている。
各機能液供給装置10のタンクユニット14から13分岐流路24までの各構成要素は、チャンバ8の側壁に配設されたタンクキャビネット39に収納されている(図1)。図3に示すように、タンクキャビネット39は、各タンクユニット14が収納されたメインタンク収納部30と、メインタンク収納部30の上方に配設され、各気泡除去ユニット29が収納されたユニット収納部41と、ユニット収納部41に隣設され、各13分岐流路24が収納された分岐流路収納部40と、を備えている。
メインタンク収納部30は、その開閉扉42がチャンバ8の外側に開閉し、図示しないがユニット収納部41および分岐流路収納部40の開閉扉は、それぞれチャンバ8の内側に開閉する。すなわち、各気泡除去ユニット29および各13分岐流路24は、チャンバ8内に配設され、各タンクユニット14は、チャンバ8外に配設されている。したがって、タンクユニット14は、チャンバ8内を大気置換することなく、そのメインタンク13を交換可能に構成されている。このように、チャンバ8外にタンクユニット14を配設することにより、メインタンク13の交換の際に、チャンバ8を開放する必要がない。これにより、メインタンク13の交換の都度にチャンバ8内の雰囲気が破壊されることがない。
さらに、液滴吐出装置1は、各部に接続され、液滴吐出装置1全体の制御を行う制御部(送液制御手段および液位制御手段)を備えている。
次に、本実施形態のタンクユニット14(タンク装置)について詳細に説明する。機能液供給装置10におけるタンクユニット14は、上述したように、機能液の供給源となる一対のメインタンク13, 13と、各メインタンク13の重量を測定する一対の重量測定装置21,21と、一対のメインタンク13,13に接続されると共に、上流側機能液流路15に接続した切替え機構22と、を備えている。また、下流端を切替え機構22に接続した上記の各液体タンク流路25は、その上流端を液体継手43を介して後述するタンク接続管44(機能液供給管45)を介して各メインタンク13に接続されている。
図4に示すように、各メインタンク13は、上部に口金キャップ(図示せず)をプロテクトすると共に手持ち部位となるリング部46を有するボトル形状のタンク本体47と、口金キャップに代えてタンク本体47に装着された口金ユニット48を備えており、口金ユニット48には複数本(図示では2本)のタンク接続管44が接続されている。タンク接続管44は、液体継手43を介して上記の液体タンク流路25に接続した機能液供給管45と、気体継手49を介して気体タンク流路23に接続した気体供給管51から成り、いずれもコイルチューブで構成されている。また、機能液供給管45および気体供給管51は、それぞれ液体継手43および気体継手49の近傍において、口金ユニット48の略真上に配設した配管支持部材52に支持されている。
一方、タンク本体47は、上述のように、防水パンを介してロードセルで構成された重量測定装置21上に載置されている。重量測定装置21は、主としてタンク本体47に貯留されている機能液の残量を測定するものであり、機能液の残量が所定の量になったときに、これを報知しメインタンク13の交換を促す。一対のメインタンク13, 13の交換は、上記の報知等に基づいて、切替え機構22を用いた流路の切り替えを行った後、要交換側のメインタンク13から口金ユニット48を外し、これを満タンのメインタンク13と入れ替えることにより、行われる。そして、図4では省略したが、各メインタンク13の近傍には、外した口金ユニット48を仮置きしておく筒体が配設されている。ところで、メインタンク13に残った機能液は、廃棄処分とされる。よって、本実施形態では、可能な限り重量測定装置21の測定精度を高め、機能液の残量を極力少なくするようにしている。
図5に示すように、口金ユニット48は、タンク本体47の中央部(口の部分)に、口金キャップに代えて着脱自在に装着される口金本体53と、取付けブロック65を介して口金本体53に気密に取り付けた配管接続ユニット54と、を備えている。口金本体53は、タンク本体47の口の部分に接続すべく略筒状に形成され、その上端部の内周面には、抜止め状態で取付けブロック65が装填されている。配管接続ユニット54は、シール材55を介在させた状態で、口金本体53の上端部に接合され、取付けブロック65にねじ止めされることにより、口金本体53に固定されている。
口金本体53には、開口部に配管接続ユニット54を係合させるための取付けブロック65が設けられている。取付けブロック65は、上端部にOリング56を備えることによって、上から差し込まれた配管接続ユニット54の挿入短管59と気密に接続されるようになっている。
配管接続ユニット54には、シール材55を介して口金本体53に装着されるカップ状のユニット本体57と、ユニット本体57に取り付けられ、機能液供給管45を接続するための液体供給管継手58と、口金本体53内に挿入されると共に液体供給管継手58に接続した挿入短管59と、ユニット本体57に取り付けられ、気体供給管51を接続するための気体供給管継手61と、を有している。挿入短管59の下部には、一対のOリング56を介して挿入パイプ62が接続されており、図示では省略したが、挿入パイプ62の下端は、タンク本体47の底部近傍まで延在している。また、ユニット本体57および取付けブロック65には、気体供給管継手61に連通する連通流路が穿孔されている。
気体供給管継手61および連通流路を介して、メインタンク13内に上記の窒素ガス供給設備17から圧縮窒素が供給されると、メインタンク13内の圧力が上昇し、貯留している機能液が、挿入パイプ62、挿入短管59および液体供給管継手58を介して、サブタンク12に供給される。なお、配管接続ユニット54は、取替え自在であり、必要に応じて様々なタイプのものを口金本体53に接続して使用することができるようになっている。
タンク接続管44を構成する機能液供給管45および気体供給管51は、例えばテフロン(登録商標)製のコイルチューブでそれぞれ構成されており、タンク本体47に対する口金ユニット48の取付け・取外しを容易にしている。また、機能液供給管45および気体供給管51は、コイルチューブとして所定のばね性を有している。機能液供給管45および気体供給管51は、上端部で配管支持部材52に支持されており、両供給管(機能液供給管45および気体供給管51)の合算したばね力と口金ユニット48の重量とが釣り合うようになっている。これにより、タンク接続管44および口金ユニット48の重さが、タンク本体47に加わることがなく、メインタンク13の重量測定、特に残量測定を精度良く行うことができる。
配管支持部材52は、支持プレート63と、平面視したときにΩ型になるように支持プレート63に設置された一対のU字型の支持バンド64とで構成されている。配管支持部材52は、上述した通り、メインタンク収納部30において、タンク本体47および口金ユニット48の真上の位置に設けられている。コイルチューブで構成された各タンク接続管44(機能液供給管45および気体供給管51)は、図4に示すように支持バンド64にまとめて保持され、支持プレート63に固定される。このように、メインタンク13の上方空間を利用して、タンク接続管44を配管することにより、タンク接続管44の取廻しスペースを小さくすることができ、メインタンク収納部30のスペース効率を向上させることができる。また、タンク接続管44が支持バンド64に保持されることから、タンク接続管44自体の重さがキャンセルされ、重量測定装置21に与える影響を少なくすることができる。
次に、上流側機能液流路15に接続されたメインタンク13において、機能液が無くなった際の対処動作について説明する。サブタンク12への補給動作を繰り返すと、メインタンク13内の機能液が減り、対応した重量測定装置21により、メインタンク13が要交換であると判断される。メインタンク13が要交換であると判断されると、切替え機構22により上流側機能液流路15への接続を、要交換のメインタンク13から他方のメインタンク13(満タン状態のメインタンク13)に切り替える。そして、他方のメインタンク13によりサブタンク12への補給動作が行われる。
先ず、口金ユニット48とタンク本体47との接合を解除する。次に、タンク本体47から口金ユニット48を抜き出して、一時的に仮置きする筒体(図示省略)に一旦置く。そして、要交換のメインタンク13のタンク本体47を水平方向にスライドさせて取り出し、代わりに新たなタンク本体47をメインタンク収納部30に収納する。収納された新たなメインタンク13から口金キャップを外し、筒体から外した口金ユニット48を装着して、交換作業が終了する。このような一連の交換作業において、タンク接続管44は口金ユニット48の移動に伴って自在に移動することができ、作業効率を著しく向上させる。
以上のような構成によれば、タンク接続管44がメインタンク13の交換作業の妨げにならないため、作業を迅速に且つ容易に行うことができる。また、メインタンク13の重量を測定する際に、タンク接続管44の重量が影響を与えることがないため、正確にメインタンク13内の機能液の重量を測定することができる。これにより、機能液残量を正確に把握することができる。
1…液滴吐出装置 9…機能液滴吐出ヘッド 12…サブタンク 13…メインタンク 21…重量測定装置 44…タンク接続管 45…機能液供給管 48…口金ユニット 51…気体供給管 52…配管支持部材

Claims (6)

  1. ボトル形状の液体タンクと、
    前記液体タンクの開口部に装着された配管接続用の口金ユニットと、
    前記液体タンクが載置され、前記液体タンクの重量を測定する重量測定手段と、
    前記口金ユニットを介して前記液体タンクに接続され、コイルチューブで構成されたタンク接続管と、
    前記タンク接続管を前記口金ユニットの略直上で支持する配管支持部材と、を備えたことを特徴とするタンク装置。
  2. 前記タンク接続管は、いずれもコイルチューブで構成された液体供給管および気体供給管から成り、
    前記気体供給管から前記液体タンク内に圧縮気体を導入すると共に、この圧縮気体により前記液体タンク内の液体を、前記液体供給管を介して加圧供給することを特徴とする請求項1に記載のタンク装置。
  3. 前記液体タンクに装着した状態の前記口金ユニットの重量と、前記コイルチューブのばね力とが釣り合っていることを特徴とする請求項1または2に記載のタンク装置。
  4. 前記重量測定手段が、ロードセルで構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のタンク装置。
  5. 前記液体タンクが、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドに機能液を重力供給するサブタンクに対し、機能液を加圧供給するメインタンクであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のタンク装置。
  6. 請求項5に記載のタンク装置と、前記機能液滴吐出ヘッドと、を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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