JP2010164437A - ブルドン管圧力計 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の継ぎ手に固定された金属製のブルドン管の継ぎ手からの抜けを抑制することが可能なブルドン管圧力計を提供すること。
【解決手段】ブルドン管圧力計は、圧力容器に取り付けられる樹脂製の継ぎ手3と、基端部が継ぎ手3に固定される金属製のブルドン管4とを備えている。継ぎ手3には、ブルドン管4の基端部が差し込まれて接着固定される固定孔3aが形成され、固定孔3aの側面3jには、扁平方向Yに窪む凹部3mが形成されている。凹部3mは、固定孔3aの奥側に向かって形成され、固定孔3aの内部の、凹部3mが形成された部分の少なくとも一部は、扁平方向Yにおいて、ブルドン管4の差込口となる固定孔3aの開口部3eよりも広がっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ブルドン管圧力計に関する。
従来、圧力容器等の内圧を測定する圧力計として、ブルドン管を利用したブルドン管圧力計が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のブルドン管圧力計は、ブルドン管と、ブルドン管の基端部が固定される継ぎ手とを備えている。このブルドン管圧力計では、ブルドン管および継ぎ手は、銅系金属や鋼等の金属材料で形成されている。また、このブルドン管圧力計では、ブルドン管の基端部を継ぎ手に固定するため、継ぎ手に形成された取付孔にブルドン管の基端部が差し込まれ、ろう付されている。
特開2008−196893号公報
近年、ブルドン管圧力計のコスト低減のニーズが市場で高まっている。ここで、継ぎ手の材料として樹脂を採用すれば、ブルドン管圧力計のコストを低減することが可能になる。しかしながら、樹脂製の継ぎ手に金属製のブルドン管をろう付で固定することはできないため、継ぎ手に対するブルドン管の固定強度が低下するおそれがある。したがって、ブルドン管の内部に圧力が生じると、ブルドン管の基端部が継ぎ手の取付孔から抜けてしまうおそれがある。
そこで、本発明の課題は、樹脂製の継ぎ手に固定された金属製のブルドン管の継ぎ手からの抜けを抑制することが可能なブルドン管圧力計を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のブルドン管圧力計は、圧力容器に取り付けられる樹脂製の継ぎ手と、基端部が継ぎ手に固定される金属製のブルドン管とを備え、継ぎ手には、ブルドン管の基端部が差し込まれて接着固定される固定孔が形成され、固定孔の側面には、固定孔に差し込まれたブルドン管の基端部の扁平方向に窪む凹部が形成され、凹部は、固定孔の奥側に向かって形成され、固定孔の内部の、凹部が形成された部分の少なくとも一部は、扁平方向において、ブルドン管の差込口となる固定孔の開口部よりも広がっていることを特徴とする。
本発明のブルドン管圧力計では、樹脂製の継ぎ手に形成された固定孔に、金属製のブルドン管の基端部が差し込まれて接着固定されている。また、固定孔の側面には、固定孔に差し込まれたブルドン管の基端部の扁平方向に窪む凹部が形成されている。そのため、凹部を、固定孔にブルドン管の基端部を接着固定するための接着剤の溜り部とすることができる。また、凹部は固定孔の奥側に向かって形成され、固定孔の内部の、凹部が形成された部分の少なくとも一部は、扁平方向において、ブルドン管の差込口となる固定孔の開口部よりも広がっている。そのため、凹部を接着剤の溜り部(接着剤溜り部)とすることで、ブルドン管の内部に圧力が生じて固定孔から抜ける方向への負荷がブルドン管に生じても、接着剤溜り部で固まった接着剤は凹部で引っ掛かって、凹部から剥離しにくくなる。したがって、固定孔から抜ける方向への負荷がブルドン管に生じても、ブルドン管の表面から接着剤が剥離しなければ、ブルドン管は固定孔から抜けにくくなる。すなわち、本発明では、樹脂製の継ぎ手からの金属製のブルドン管の抜けを抑制することが可能になる。
また、本発明では、固定孔の奥側に向かって形成される凹部を接着剤溜り部とすることができるため、固定孔へのブルドン管の差込方向と扁平方向とに直交する方向において、固定孔に対するブルドン管のずれを抑制することが可能になる。
本発明において、固定孔の内部の、凹部が形成された部分は、固定孔の奥側に向かうにしたがって扁平方向に次第に広がっていることが好ましい。このように構成すると、固定孔から抜ける方向への負荷がブルドン管に生じると、凹部で固まった接着剤が凹部の底面側に向かって圧縮されるため、接着剤は、凹部から剥離しにくくなる。したがって、樹脂製の継ぎ手からの金属製のブルドン管の抜けを効果的に抑制することが可能になる。
本発明において、扁平方向において対向する固定孔の側面は、互いに略平行になっていることが好ましい。このように構成すると、固定孔を容易に形成することが可能になる。
本発明において、固定孔へのブルドン管の差込方向は、継ぎ手の、開口部が形成される外側面に直交する第1方向に対して傾斜しており、凹部は、第1方向に向かって略直線状に形成されていることが好ましい。この場合には、凹部を比較的容易に形成することが可能になる。また、この場合には、凹部は、第1方向から見たときの形状が略円弧状となる曲面状に形成されていることが好ましい。このように構成すると、ドリル等を用いて凹部を容易に形成することができる。
本発明において、継ぎ手には、圧力容器内の流体をブルドン管に導くための圧力導入路が固定孔の奥端に繋がるように形成され、固定孔へのブルドン管の差込方向と扁平方向とに直交する方向において、凹部と圧力導入路とがずれていることが好ましい。このように構成すると、凹部に溜まる接着剤が圧力導入路を塞いでしまうのを確実に防止することが可能になる。
以上のように、本発明のブルドン管圧力計では、樹脂製の継ぎ手に固定された金属製のブルドン管の継ぎ手からの抜けを抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるブルドン管圧力計の概略構成を説明するための正面図である。 図1のE−E断面の断面図である。 図1に示す継ぎ手を示す図であり、(A)は図1のF−F方向から継ぎ手を示す図、(B)は(A)のG−G断面の断面図である。 (A)は図3(B)のH部の拡大図であり、(B)は図3(A)のJ−J断面の断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる凹部の構成を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかる継ぎ手の構成を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかる継ぎ手の構成を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかるブルドン管の基端部の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(ブルドン管圧力計の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるブルドン管圧力計1の概略構成を説明するための正面図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。
本形態のブルドン管圧力計1は、コンプレッサーやタンク等の圧力容器2の内部の圧力を測定するための装置である。このブルドン管圧力計1は、図1に示すように、圧力容器2に取り付けられる継ぎ手3と、基端部が継ぎ手3に固定されるブルドン管4とを備えている。ブルドン管4の先端部は、変位拡大機構5を介して指針6に連結されている。また、継ぎ手3の一部、ブルドン管4、変位拡大機構5および指針6等は、有底円筒状に形成されたケース7の内部に配置されている。なお、図1では、継ぎ手3は、圧力容器2に直接、固定されているが、所定の配管等を介して圧力容器2に取り付けられても良い。
ブルドン管4は、銅系金属や鋼等の金属で形成された金属管である。このブルドン管4の基端は開口し、先端は閉じている。また、ブルドン管4は、図2に示すように、所定方向に潰れるように形成された扁平形状をしている。たとえば、ブルドン管4は、その断面形状が2本の平行な直線部分と2個の半円部分とから構成される扁平な陸上トラックのような形状となるように形成されている。また、本形態のブルドン管4は、正面から見たときの形状が略C形状となるように形成されている。なお、ブルドン管4は、その断面形状が楕円状となるように形成されても良い。また、ブルドン管4は、全体形状が渦巻き形状(スパイラル形状)または螺旋形状(ヘリカル形状)となるように形成されても良い。
指針6は、図示を省略する目盛板上の目盛に沿って回動する。指針6の回動中心となる回動軸には、ピニオン8が固定されている。変位拡大機構5は、ブルドン管4の先端部の変位量を拡大して指針6に伝達する機能を果たしている。変位拡大機構5の入力部分には、ブルドン管4の先端部が固定されている。また、変位拡大機構5の出力部分には、ピニオン8に噛み合うセクタギア9が配置されている。
上述のように、ブルドン管4の基端部は、継ぎ手3に固定されている。具体的には、ブルドン管4の基端部は、接着によって継ぎ手3に固定されている。以下、継ぎ手3の構成、および、継ぎ手3へのブルドン管4の固定構造について説明する。
(継ぎ手の構成およびブルドン管の固定構造)
図3は、図1に示す継ぎ手3を示す図であり、(A)は図1のF−F方向から継ぎ手3を示す図、(B)は(A)のG−G断面の断面図である。図4(A)は、図3(B)のH部の拡大図であり、図4(B)は、図3(A)のJ−J断面の断面図である。なお、以下の説明では、便宜上、図3の上側を「上」、図3の下側を「下」とする。
継ぎ手3は、樹脂で形成されている。また、継ぎ手3の上端側は略四角柱状に形成され、継ぎ手3の下端側は略円柱状に形成されている。継ぎ手3の上端側の1つの外側面(図3(A)の紙面手前側の側面)3gには、ブルドン管4の基端部が差し込まれて接着固定される固定孔3aが形成されている。継ぎ手3の下端側の外周面には、圧力容器2に継ぎ手3を取り付けるためのオネジ部3bが形成され、継ぎ手3の下面には、圧力容器2内の流体をブルドン管4へ導入するための圧力導入口3cが形成されている。
継ぎ手3の内部には、圧力導入口3cから導入された流体をブルドン管4へ導くための圧力導入路3dが形成されている。圧力導入路3dは、固定孔3aと圧力導入口3cとを接続するように形成されている。すなわち、圧力導入路3dは、固定孔3aの奥端に繋がるように形成されている。具体的には、固定孔3aの奥端面の略中心に繋がるように圧力導入路3dが形成されている。また、圧力導入路3dは、丸孔状に形成されている。
固定孔3aは、図4に示すように、外側面3gから斜め下方(X方向)に向かって窪むように形成されている。本形態では、ブルドン管4の基端部は、固定孔3aの開口部3eからX方向に向かって固定孔3aに差し込まれる。すなわち、X方向は、固定孔3aへのブルドン管4の差込方向であり、差込方向Xは、外側面3gに直交するW方向に対して傾斜している。また、固定孔3aの開口部3eは、ブルドン管4の差込口である。なお、本形態のW方向は、外側面3gに直交する第1方向である。
また、本形態では、ブルドン管4の基端部は、図4の紙面垂直方向と差込方向Xとに直交するY方向に潰れるように形成されている。すなわち、ブルドン管4の基端部はY方向に扁平しており、Y方向は、ブルドン管4の基端部の扁平方向である。
扁平方向Yにおいて対向する固定孔3aの側面3j、3kは、互いに略平行になっている。また、側面3j、3kは、差込方向Xに略平行な平面状に形成されている。本形態では、差込方向Xから見たときの固定孔3aの形状は、ブルトン管4の断面の外形の略相似形となっている。具体的には、差込方向Xから見たときの固定孔3aの形状は、ブルトン管4の断面の外形よりも若干大きな扁平形状(すなわち、扁平な陸上トラックのような形状)となっている。固定孔3aの奥端面は、側面3j、3kに略直交する平面状に形成されている。
固定孔3aの内部には、扁平方向Yに窪む凹部3mが形成されている。具体的には、上側に配置される側面3jに凹部3mが形成されている。図3(A)に示すように、凹部3mは、図3(A)の左右方向における側面3jの略中心位置に形成されている。この凹部3mは、固定孔3aの奥側に向かって形成されている。具体的には、凹部3mは、W方向に向かって略直線状に形成されている。また、凹部3mは、W方向から見たときの形状が略円弧状となる曲面状に形成されており、たとえば、W方向を軸方向として回転するドリルによって凹部3mが形成されている。本形態では、図3(A)に示すように、上側に突出する円弧部3nが開口部3eに形成されるように(すなわち、外側面3gに円弧部3nが形成されるように)、外側面3gからW方向に向かって凹部3mが形成されている。また、凹部3mの奥端が固定孔3aの奥端よりも奥側(図4の右側)に配置されるように、凹部3mが形成されている。
上述のように、固定孔3aは、差込方向Xに向かって窪むように形成され、凹部3mは、W方向に向かって略直線状に形成されている。そのため、本形態では、固定孔3aの内部の、凹部3mが形成された部分は、固定孔3aの奥側に向かうにしたがって扁平方向Yに次第に広がっている。すなわち、固定孔3aの内部の凹部3mが形成された部分は、扁平方向Yにおいて、開口部3eよりも広がっている。本形態では、扁平方向Yにおいて開口部3eの一番広い部分となる開口部3eの円弧部3nが形成された部分よりも、固定孔3aの内部の凹部3mが形成された部分は、扁平方向Yに広がっている。すなわち、差込方向Xから見たときの開口部3eの円弧部3nが形成された部分の扁平方向Yの幅Aよりも、差込方向Xから見たときの固定孔3aの内部の凹部3mが形成された部分の扁平方向Yの幅Bの方が大きくなっている。
本形態では、ブルドン管4の基端部は、固定孔3aに差し込まれて接着固定されている。凹部3mは、固定孔3aにブルドン管4の基端部を固定するための接着剤が溜まる接着剤溜り部となっている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、固定孔3aの内部の凹部3mが形成された部分は、扁平方向Yにおいて、開口部3eの円弧部3nが形成された部分よりも広がっている。すなわち、固定孔3aの内部の凹部3mが形成された部分は、固定孔3aの奥側に向かうにしたがって扁平方向Yに次第に広がっており、凹部3mは、接着剤溜り部となっている。そのため、ブルドン管4の内部に圧力が生じて固定孔3aから抜ける方向への負荷がブルドン管4に生じても、凹部3mで固まった接着剤は、凹部3mの底面側(図4の上端側)に向かって圧縮され、凹部3mから剥離しにくくなる。したがって、固定孔3aから抜ける方向への負荷がブルドン管4に生じても、ブルドン管4の表面から接着剤が剥離しなければ、ブルドン管4は固定孔3aから抜けにくくなる。すなわち、本形態では、樹脂製の継ぎ手3からの金属製のブルドン管4の抜けを抑制することが可能になる。
また、本形態では、固定孔3aの奥側に向かって形成される凹部3mを接着剤溜り部とすることができるため、差込方向Xと扁平方向Yとに直交する方向(図4の紙面垂直方向)において、固定孔3aに対するブルドン管4のずれを抑制することが可能になる。
本形態では、扁平方向Yにおいて対向する固定孔3aの側面3j、3kは、互いに略平行になっている。そのため、固定孔3aを容易に形成することが可能になる。また、本形態では、凹部3mは、W方向に向かって直線状に形成されるとともに、W方向から見たときの形状が略円弧状となる曲面状に形成されている。そのため、W方向を軸方向として回転するドリル等を用いて、凹部3mを容易に形成することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、図4(A)に示すように、凹部3mの奥端が固定孔3aの奥端よりも奥側に配置されるように、凹部3mは形成されている。この他にもたとえば、図5(A)に示すように、凹部3mの奥端が固定孔3aの奥端よりも手前側(図5(A)の左側)に配置されるように、凹部3mが形成されても良い。また、凹部3mの奥端と固定孔3aの奥端とが一致するように、凹部3mが形成されても良い。
上述した形態では、凹部3mは、開口部3eに円弧部3nが形成されるように、外側面3gからW方向に向かって形成されている。この他にもたとえば、図5(B)に示すように、凹部3mは、差込方向Xにおける側面3jの中間位置からW方向に向かって直線状に形成されても良い。この場合には、開口部3eに円弧部3nは形成されない。
上述した形態では、凹部3mは、W方向に向かって略直線状に形成されている。この他にもたとえば、図5(C)に示すように、凹部3mは、差込方向Xに向かって形成されるとともに、その中間部分に段部3pを有する階段状に形成されても良い。この場合には、固定孔3aの内部の、凹部3mが形成された部分の一部(具体的には、段部3pよりも奥側部分)が、扁平方向Yにおいて、開口部3eの円弧部3nが形成された部分よりも広がっている。なお、この場合には、固定孔3aから抜ける方向への負荷がブルドン管4に生じると、凹部3mで固まった接着剤は、段部3pに引っ掛かる。
上述した形態では、固定孔3aの上側の側面3jに凹部3mが形成されているが、図5(D)に示すように、固定孔3aの下側の側面3kに凹部3mが形成されても良い。この場合には、たとえば、W方向に対して差込方向Xよりもさらに傾斜した方向に略直線状に凹部3mが形成される。また、側面3j、3kの両方に凹部3mが形成されても良い。すなわち、扁平方向Yで対向する側面3j、3kの少なくともいずれか一方に凹部3mが形成されていれば良い。
上述した形態では、差込方向XはW方向に対して傾斜しているが、図6に示すように、差込方向XとW方向とが略一致しても良い。すなわち、W方向と略平行に側面3j、3kが形成されても良い。この場合には、図6の実線で示すように、側面3jに凹部3mが形成されても良いし、図6の破線で示すように、側面3kに凹部3mが形成されても良い。また、側面3j、3kの両方に凹部3mが形成されても良い。
上述した形態では、凹部3mは、図3(A)の左右方向における側面3jの略中心位置に形成されている。この他にもたとえば、凹部3mは、図7に示すように、図7の左右方向における側面3jの略中心からずれた位置に形成されても良い。すなわち、図7の左右方向(差込方向Xと扁平方向Yとに直交する方向)において、凹部3mと圧力導入路3dとがずれていても良い。この場合には、凹部3mに溜まる接着剤が圧力導入路3dを塞いでしまうのを確実に防止することが可能になる。
上述した形態では、側面3jに1個の凹部3mが形成されているが、側面3jに2個以上の凹部3mが形成されても良い。また、上述した形態では、凹部3mは、W方向から見たときの形状が略円弧状となる曲面状に形成されているが、凹部3mは、W方向から見たときの形状が略四角溝状等の略多角溝状となるように形成されても良い。
なお、図8に示すように、ブルドン管4の基端部に貫通孔4aが形成されても良い。この場合には、ブルドン管4の基端部を固定孔3aに固定するための接着剤が貫通孔4aに入り込むため、継ぎ手3に対するブルドン管4の固定強度を上げることができる。したがって、継ぎ手3からのブルドン管4の抜けを効果的に抑制することが可能になる。
1 ブルドン管圧力計
2 圧力容器
3 継ぎ手
3a 固定孔
3d 圧力導入路
3e 開口部
3g 外側面
3j、3k 側面
3m 凹部
4 ブルドン管
X 差込方向
Y 扁平方向
W 第1方向

Claims (6)

  1. 圧力容器に取り付けられる樹脂製の継ぎ手と、基端部が前記継ぎ手に固定される金属製のブルドン管とを備え、
    前記継ぎ手には、前記ブルドン管の基端部が差し込まれて接着固定される固定孔が形成され、
    前記固定孔の側面には、前記固定孔に差し込まれた前記ブルドン管の基端部の扁平方向に窪む凹部が形成され、
    前記凹部は、前記固定孔の奥側に向かって形成され、
    前記固定孔の内部の、前記凹部が形成された部分の少なくとも一部は、前記扁平方向において、前記ブルドン管の差込口となる前記固定孔の開口部よりも広がっていることを特徴とするブルドン管圧力計。
  2. 前記固定孔の内部の、前記凹部が形成された部分は、前記固定孔の奥側に向かうにしたがって前記扁平方向に次第に広がっていることを特徴とする請求項1記載のブルドン管圧力計。
  3. 前記扁平方向において対向する前記固定孔の側面は、互いに略平行になっていることを特徴とする請求項1または2記載のブルドン管圧力計。
  4. 前記固定孔への前記ブルドン管の差込方向は、前記継ぎ手の、前記開口部が形成される外側面に直交する第1方向に対して傾斜しており、
    前記凹部は、前記第1方向に向かって略直線状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のブルドン管圧力計。
  5. 前記凹部は、前記第1方向から見たときの形状が略円弧状となる曲面状に形成されていることを特徴とする請求項4記載のブルドン管圧力計。
  6. 前記継ぎ手には、前記圧力容器内の流体を前記ブルドン管に導くための圧力導入路が前記固定孔の奥端に繋がるように形成され、
    前記固定孔への前記ブルドン管の差込方向と前記扁平方向とに直交する方向において、前記凹部と前記圧力導入路とがずれていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のブルドン管圧力計。
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