JP2008196893A - ブルドン管の取付構造、圧力計及びブルドン管の取付方法 - Google Patents

ブルドン管の取付構造、圧力計及びブルドン管の取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブルドン管の基端部を継ぎ手の取付孔に十分にロウ付けすることができるブルドン管の取付構造を提供すること。
【解決手段】継ぎ手1の取付孔1Bの内部に溜まっている空気を排出する切欠き9をブルドン管3の基端部31に形成する。ブルドン管3を継ぎ手1にロウ付けするために、継ぎ手1に形成された取付孔1Bとブルドン管3との間に溶融したロウ材8を流入させても、取付孔1Bの内部に溜まった空気が切欠き9及び圧力導入孔1Aを通じて外部に排出されることになり、溶融したロウ材8がブルドン管3の基端部全体に行き届くことになる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ブルドン管を継ぎ手に取り付ける構造、この構造を備えた圧力計、並びに、ブルドン管を継ぎ手に取り付ける方法に関する。
圧力計、その他の測定器としてブルドン管を利用したものがある。このブルドン管を利用した測定器には、ケースを継ぎ手に固定し、この継ぎ手にブルドン管の基端部を取り付けるとともに、このブルドン管の先端部に指針を連結し、継ぎ手に形成された圧力導入孔から導入された圧力により指針が回動するタイプの圧力計がある。
このタイプの圧力計では、ブルドン管の基端部を継ぎ手に形成されるとともに圧力挿入孔と連通された取付孔に差し込み、ブルドン管の基端部を継ぎ手にロウ付けする構造が知られている(非特許文献1)。
ブルドン管を継ぎ手にロウ付けするにあたり、従来では、圧力導入孔より大きく形成された取付孔にブルドン管の基端部を挿入するとともに、取付孔の底面にブルドン管の基端部を突き当て、その後、継ぎ手を加熱することで、取付孔とブルドン管の基端部との間に溶融したロウ材を継ぎ手外側面側から取付孔底面に向けて流入させる。
工業計測技術大系4「圧力・真空レベル測定」第62〜63頁(昭和40年5月31日日刊工業新聞社発行)
従来例では、ブルドン管は、その基端開口が管軸芯と直交して形成されている。そのため、ブルドン管の基端部が取付孔の底面に突き当たった状態では、ブルドン管の基端開口が略全面に渡って取付孔の底面に当接していることになる。
この状態で、継ぎ手を加熱してロウ材を継ぎ手外面側から取付孔の奥側に流入させようとしても、取付孔とブルドン管の基端部との間の空間に溜まった空気が逃げにくくなる。さらに、継ぎ手の取付孔付近では肉厚の違いにより温度分布が均一ではなく、ロウ材の溶融が部分毎に異なってロウ材の流れが悪くなる。
そのため、従来例では、溶融したロウ材が取付孔の奥まで十分に届くことができず、ロウ材の内部にボイドが生じ、ロウ材の接着力低下となるという課題がある。
本発明の目的は、ブルドン管の基端部を継ぎ手の取付孔に十分にロウ付けすることができるブルドン管の取付構造、圧力計及びブルドン管の取付方法を提供することである。
本発明のブルドン管の取付構造は、ブルドン管の基端部を継ぎ手に形成された取付孔に差し込み、この差し込んだブルドン管の基端部と前記取付孔との間にロウ材を流入させてロウ付けするブルドン管の取付構造であって、前記取付孔と前記ブルドン管の基端部との間にロウ材が入る際に前記取付孔の内部に溜まっている空気を排出する空気排出路を前記ブルドン管の基端部と前記取付孔との少なくとも一方に形成したことを特徴とする。
本発明のブルドン管の取付方法は、ブルドン管の基端部を継ぎ手に形成された取付孔に差し込み、前記継ぎ手を加熱して前記差し込んだブルドン管の基端部と前記取付孔との間にロウ材を流入させてロウ付けするブルドン管の取付方法であって、前記ブルドン管の基端部と前記取付孔との少なくとも一方に空気排出路を予め形成しておき、前記継ぎ手を加熱することで、前記取付孔と前記ブルドン管の基端部との間に溶融したロウ材が入る際に前記取付孔の内部に溜まっている空気を前記空気排出路で排出することを特徴とする。
以上の構成の発明では、ブルドン管の基端部を継ぎ手の取付孔に差し込み、さらに、ロウ材を継ぎ手の取付孔近傍に配置した状態で継ぎ手の取付孔が形成された位置の近傍を加熱し、取付孔とブルドン管の基端部との間に溶融したロウ材を流入させる。溶融したロウ材が取付孔の奥に向かって流入する際に、取付孔に溜まっている空気は空気排出路を通じて外部に排出され、溶融したロウ材がブルドン管の基端まで十分に行き届くことになる。
なお、本発明において、ロウ付けとは半田付けや銀ロウ付け等を含む広い概念で用いられる。
従って、本発明では、空気排出路をブルドン管の基端部と取付孔との少なくとも一方に形成したので、ロウ付けのために溶融したロウ材を取付孔に流入しても、取付孔の内部に溜まった空気が空気排出路を通じて外部に排出され、溶融したロウ材がブルドン管の基端部全体に渡って行き届くことになってロウ材の内部にボイドが生じることが少なくなる。そのため、ロウ材の接着力が今まで以上に確保されたロウ付けを十分に行える。
ここで、ブルドン管の取付構造にかかる発明では、前記取付孔は前記ブルドン管の基端部が突き当たる底面が形成され、前記空気排出路は前記ブルドン管の基端部に形成された切欠きである構成が好ましい。
この構成の本発明では、空気排出路をブルドン管の基端部を所定形状に切断するだけで形成することができるので、空気排出路を安価に形成することができる。
さらに、前記切欠きは前記ブルドン管の基端部の軸芯と直交する平面に対して0°を超え、かつ、90°未満の角度で斜めに交差して形成される構成が好ましい。
この構成の本発明では、従来と同様構造のブルドン管の基端部を切断機等の適宜な手段で斜めに切断するだけで空気排出路を形成することができるので、空気排出路をより安価かつ簡易に形成することができる。
前記ブルドン管はヘリカルタイプのブルドン管である構成が好ましい。
前述したブルドン管の取付構造は圧力計に用いられることが好ましい。この場合、前記ブルドン管の先端部は指針に連結される構成となる。
この構成の本発明では、前述の効果を達成することができる圧力計を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態にかかる圧力計の内部構造を示す正面図、図2は、その内部構造を示す側面図である。
これらの図において、圧力計は、図示しない配管等に取り付けられる継ぎ手1と、この継ぎ手1に固定された有底円筒状のケース2と、継ぎ手1に基端部が固定されるヘリカルタイプのブルドン管3と、ケース2の正面に取り付けられる目盛板4と、この目盛板4とケース2の正面側外周部に嵌合されるカバー5とを備えた構造である。
継ぎ手1の構造が図3(A)(B)に示されている。図3(A)は継ぎ手1の正面図、図3(B)は継ぎ手1の側面図である。
図3(A)(B)において、継ぎ手1は、一端部に設けられたねじ部11と、このねじ部11に一体に形成された略直方体状の本体部12と、この本体部12の一端部側に形成された起立部13とを備え、黄銅・ステンレス鋼・鉄鋼等の金属部材で一体に形成された構造である。
継ぎ手1の内部には、被測定流体を導入する圧力導入孔1Aと、ブルドン管3の基端部を取り付ける取付孔1Bとが連続して形成されている。
圧力導入孔1Aは、ねじ部11の軸芯に沿ってねじ部11の端面から本体部12の途中に形成される第1流路1A1と、この第1流路1A1の先端部から起立部13に向かって折れ曲がって形成された第2流路1A2と、この第2流路1A2の先端部から起立部13の側面に向かって直角に折れ曲がって形成された第3流路1A3とを備えている。この第3流路1A3は取付孔1Bと連通しており、この取付孔1Bは、起立部13の側面に開口されている。なお、第2流路1A2は継ぎ手1の端部で封止されている。
第3流路1A3と取付孔1Bとは同軸上に形成されており、第3流路1A3の直径は取付孔1Bの直径より小さい。そのため、取付孔1Bの第3流路1A3側端部には環状の底面1B1が形成されている。
図1及び図2に戻り、ケース2は、円板部21と、この円板部21の外周縁に設けられた筒状部22とを備え、鉄製又はステンレス製の金属部材から一体形成された構造である。円板部21の中心部は継ぎ手1の外周部にねじで固定されている。
ブルドン管3は内部拡大機構6を介して指針7に連結されている。
内部拡大機構6は、ブルドン管3の先端部の変位量を拡大して指針7に伝達するものであり、継ぎ手1の起立部13の正面にねじ6Aを介して取り付けられた取付板61と、ブルドン管3の先端部に一端が回動自在に取り付けられるロッド62と、このロッド62の他端に一部が回動自在に取り付けられかつ回転軸が取付板61に設けられたセクタギア63と、このセクタギア63に噛合しかつ指針7が同軸上に固定されたピニオン64とを備えている。
指針7は、指針本体71と、この指針本体71の基端部に固定され目盛板4の中心部を貫通するとともにピニオン64が固定された軸部72とを備えている。
目盛板4は、取付板61に固定されている。
カバー5は、ケース2の筒状部22と嵌合するカバー本体51と、このカバー本体51に設けられた円板状の窓部材52とを備え、この窓部材52は目盛板4と所定間隔離して対向配置されている。
窓部材52とケース2の開口端面との間には環状のパッキン53が介装されている。
図4(A)〜(D)にはブルドン管3の具体的な構成が示されている。図4(A)はブルドン管3の底面図、図4(B)は図4(A)のB−B線に沿う矢視断面図、図4(C)はブルドン管3の正面図、図4(D)はブルドン管3の側面図である。
これらの図において、ブルドン管3は、株部と称される基端部31と、この基端部31と一体形成され断面楕円形の渦巻き部32と、渦巻き部32の先端部に一体に形成された先端部33(管先)とを備えたベリリウム銅・黄銅・リン青銅・ステンレス鋼・特殊鋼等の金属部品である。この先端部33は封止されるとともにロッド62と連結されており、ブルドン管3の基端部31の開口から被測定流体が導入されると、その圧力によって先端部33が回動する。
ブルドン管3の基端部31の継ぎ手1への取付構造が図5に示されている。
図5において、ブルドン管3の基端部31は継ぎ手1の取付孔1Bに差し込まれている。基端部31と取付孔1Bとの軸芯は略同一軸線上にある。取付孔1Bの開口端側はテーパ状に形成されている。
取付孔1Bと基端部31の外周面との間にはロウ材8が充填されている。
基端部31の開口端は、その軸芯の軸芯Cと直交する平面Qに対して角度αで斜めに交差して切り欠かかれており、この切欠き9が本実施形態の空気排出路とされる。切欠き9の形成にあたっては、従来と同様構造のブルドン管3の基端部31を切断機等の適宜な手段で切断する。
ここで、角度αは15°である。なお、本実施形態では、角度αは15°に限定されるものではなく、0°を超え、かつ、90°未満の角度であればよい。αが0°に近いと、空気排出路としての機能が十分に果たせなくなるという不都合がある。90°に近いと、基端部31の長さが長くなるので、継ぎ手1の取付孔1Bを長く設けなければならず、つまり、接着面積を確保しなければならないという不都合がある。
次に、本実施形態の圧力計のブルドン管3を継ぎ手1に取り付ける方法について図6(A)〜(E)に基づいて説明する。
まず、図6(A)に示される通り、継ぎ手1に取付孔1B及び圧力導入孔1Aを形成しておき、図6(B)に示される通り、継ぎ手1の取付孔1Bの開口側側面にリング状のロウ材8を配置する。
そして、図6(C)に示される通り、開口端側に予め切欠き9が形成されたブルドン管3の基端部31をロウ材8及び取付孔1Bに挿入し、基端部31の開口端が底面1B1に突き当たるまで差し込む。これにより、最大限の接着面積を確保できることから、突き当てることで安定した接着強度を得ることができる。
この状態で、図6(D)に示される通り、継ぎ手1の取付孔1Bの近傍を加熱する。すると、図6(E)に示される通り、ロウ材8に継ぎ手1の熱が伝わってロウ材8が溶融することになり、溶融したロウ材8は差し込んだブルドン管3の基端部31と取付孔1Bとの間に流入することになる。
ロウ材8が取付孔1Bに流入しようとすると、取付孔1Bの内部に溜まっている空気が基端部31の先端部に形成された切欠き9を通じて開口端縁に沿って回り込む。
ここで、ブルドン管3の先端部33は封止されているので、溶融されたロウ材8でパージされた空気は矢印Pに示されるように、圧力導入孔1Aに送られる。この空気は圧力導入孔1Aの第3流路1A3、第2流路1A2及び第1流路1A1を通じて継ぎ手1の外部に排出される。
従って、本実施形態では次の効果を奏することができる。
(1)取付孔1Bの内部に溜まっている空気を排出する空気排出路としての切欠き9をブルドン管3の基端部31に形成したから、ブルドン管3を継ぎ手1にロウ付けするために、継ぎ手1に形成された取付孔1Bとブルドン管3との間に溶融したロウ材8を流入させても、取付孔1Bの内部に溜まった空気が切欠き9及び圧力導入孔1Aを通じて外部に排出されることになり、溶融したロウ材8がブルドン管3の基端部全体に行き届くことになる。そのため、ロウ材8の接着力が今まで以上に向上してロウ付けを十分に行える。
(2)切欠き9はブルドン管3の基端部31を所定形状に切断するだけで形成することができるので、空気排出路を安価に形成することができる。
(3)切欠き9はブルドン管3の基端部31の軸芯と直交する平面に対して15°の角度で斜めに交差して形成される。そのため、ブルドン管3の基端部31を斜めに切断するだけで切欠き9を形成することができるので、空気排出路をより安価に形成することができる。
(4)取付孔1Bの開口端側にテーパ部を形成したから、このテーパ部とブルドン管3の基端部31との間に大きなスペースができる。そのため、このスペースから取付孔1Bと基端部31との間にスムースに溶融したロウ材8を取付孔1Bの奥に向けて容易に流入させることができるので、ロウ材8の接着面積をより確保することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、切欠き9をブルドン管3の基端部31を斜めに切断した構成としたが、本発明の切欠き9は前記実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば、図7(A)(B)や図8(A)(B)に示される構成であってもよい。
図7(A)は本発明の変形例にかかるブルドン管の正面図であり、(B)は、その側面図である。これらの図において、切欠き91はブルドン管3の基端部31の開口端を正面V字に切断されて形成される。
図8(A)は本発明の他の変形例にかかるブルドン管の正面図であり、(B)は、その側面図である。これらの図において、切欠き92はブルドン管3の基端部31の開口端を正面矩形状に切断されて形成される。
これらの変形例においても、前記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、本発明では空気排出路をブルドン管3に設けられた切欠き9,91,92に限定されるものではなく、例えば、継ぎ手1の取付孔1Bに形成されるものでもよい。例えば、ブルドン管3の基端部31を従来と同様に軸芯と直交するように切断し、取付孔1Bに底面1B1を、その軸芯に対して斜めに(直角以外の角度)形成するものでもよい。
また、本発明では、ブルドン管3は前記実施形態で示されるヘリカルタイプの形状に限定されるものではなく、C型タイプ、スパイラルタイプの形状でもよい。
さらに、本発明は圧力計に適用されるものに限定されるものではなく、ブルドン管を用いた温度計にも適用することができる。
本発明は、圧力計、その他の測定器に利用することができる。
本発明の一実施形態にかかる圧力計の内部構造を示す正面図。 ブルドン管の内部構造を示す側面図。 (A)は継ぎ手の正面図、(B)は継ぎ手の側面図。 (A)はブルドン管の底面図、(B)は(A)のB−B線に沿う矢視断面図、(C)はブルドン管の正面図、(D)はブルドン管の側面図。 前記実施形態の要部を示す断面図。 (A)から(E)は本発明の一実施形態にかかるブルドン管の継ぎ手への取付方法を説明する概略図。 (A)は本発明の変形例にかかるブルドン管の正面図、(B)はブルドン管の側面図。 (A)は本発明の他の変形例にかかるブルドン管の正面図、(B)はブルドン管の側面図。
符号の説明
1…継ぎ手、1A…圧力導入孔、1B…取付孔、1B1…底面、2…ケース、3…ブルドン管、31…基端部、32…渦巻き部、33…先端部、7…指針、8…ロウ材、9,91,92…切欠き(空気排出路)

Claims (6)

  1. ブルドン管の基端部を継ぎ手に形成された取付孔に差し込み、この差し込んだブルドン管の基端部と前記取付孔との間にロウ材を流入させてロウ付けするブルドン管の取付構造であって、
    前記取付孔と前記ブルドン管の基端部との間にロウ材が入る際に前記取付孔の内部に溜まっている空気を排出する空気排出路を前記ブルドン管の基端部と前記取付孔との少なくとも一方に形成したことを特徴とするブルドン管の取付構造。
  2. 請求項1に記載されたブルドン管の取付構造において、
    前記取付孔は前記ブルドン管の基端部が突き当たる底面が形成され、前記空気排出路は前記ブルドン管の基端部に形成された切欠きであることを特徴とするブルドン管の取付構造。
  3. 請求項2に記載されたブルドン管の取付構造において、
    前記切欠きは前記ブルドン管の基端部の軸芯と直交する平面に対して0°を超え、かつ、90°未満の角度で斜めに交差して形成されていることを特徴とするブルドン管の取付構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたブルドン管の取付構造において、
    前記ブルドン管はヘリカルタイプのブルドン管であることを特徴とするブルドン管の取付構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載されたブルドン管の取付構造を備え、前記ブルドン管の先端部が指針に連結されたことを特徴とする圧力計。
  6. ブルドン管の基端部を継ぎ手に形成された取付孔に差し込み、前記継ぎ手を加熱して前記差し込んだブルドン管の基端部と前記取付孔との間にロウ材を流入させてロウ付けするブルドン管の取付方法であって、
    前記ブルドン管の基端部と前記取付孔との少なくとも一方に空気排出路を予め形成しておき、前記継ぎ手を加熱することで、前記取付孔と前記ブルドン管の基端部との間に溶融したロウ材が入る際に前記取付孔の内部に溜まっている空気を前記空気排出路で排出することを特徴とするブルドン管の取付方法。
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