JP2011242309A - ブルドン管圧力計 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡易な構成で継ぎ手からのブルドン管の抜けを抑制することが可能なブルドン管圧力計を提供する。
【解決手段】ブルドン管圧力計は、圧力容器に取り付けられる継ぎ手3と、継ぎ手3に固定されるブルドン管4とを備えている。継ぎ手3には、ブルドン管4の基端側が差し込まれて固定される固定孔3aが形成され、固定孔3aに差し込まれるブルドン管4の差込部4aには、ブルドン管4の外周面からブルドン管4の内周側へ窪む外周側凹部4bが形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ブルドン管圧力計に関する。
従来、圧力容器等の内圧を測定する圧力計として、ブルドン管を利用したブルドン管圧力計が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のブルドン管圧力計は、金属製のブルドン管と、ブルドン管の基端側が固定される管端取付孔が形成された樹脂製の継ぎ手とを備えている。このブルドン管圧力計では、ブルドン管は管端取付孔の内周面に塗布される接着剤によって管端取付孔に固定されている。
金属製のブルドン管が樹脂製の継ぎ手に接着で固定される場合、継ぎ手へのブルドン管の固定強度を十分に確保できないおそれがある。そのため、特許文献1に記載のブルドン管圧力計は、継ぎ手からのブルドン管の抜けを防止するための抜け止めピンを備えている。また、このブルドン管圧力計では、抜け止めピンが挿通される第1の貫通孔が継ぎ手の側面から管端取付孔まで貫通するように形成され、抜け止めピンが挿通される第2の貫通孔がブルドン管の外周面から内周面まで貫通するように形成されている。
国際公開第09/014023号パンフレット
しかしながら、特許文献1に記載のブルドン管圧力計の場合、継ぎ手からのブルドン管の抜けを防止するために、抜け止めピンが必要であり、また、抜け止めピンが挿通される貫通孔を継ぎ手に形成する必要がある。そのため、ブルドン管圧力計の構成が複雑になり、ブルドン管圧力計のコストが高くなるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、比較的簡易な構成で継ぎ手からのブルドン管の抜けを抑制することが可能なブルドン管圧力計を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のブルドン管圧力計は、圧力容器に取り付けられる継ぎ手と、継ぎ手に固定されるブルドン管とを備え、継ぎ手には、ブルドン管の基端側が差し込まれて固定される固定孔が形成され、ブルドン管の基端側の、固定孔に差し込まれる差込部には、ブルドン管の外周面からブルドン管の内周側へ窪む外周側凹部、および/または、ブルドン管の内周面からブルドン管の外周側へ窪む内周側凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明のブルドン管圧力計では、継ぎ手の固定孔に差し込まれて固定されるブルドン管の差込部に、ブルドン管の外周面からブルドン管の内周側へ窪む外周側凹部、および/または、ブルドン管の内周面からブルドン管の外周側へ窪む内周側凹部が形成されている。そのため、固定孔から抜ける方向への負荷がブルドン管に生じても、ブルドン管を固定孔に固定するための接着剤や半田等が、外周側凹部や内周側凹部に引っ掛かって、固定孔からブルドン管が抜けにくくなる。したがって、本発明では、ブルドン管の差込部に外周側凹部や内周側凹部を形成するといった比較的簡易な構成で、継ぎ手からのブルドン管の抜けを抑制することが可能になる。
また、本発明では、ブルドン管の差込部に形成されるのが外周側凹部や内周側凹部である。そのため、特許文献1に記載のブルドン管圧力計のように差込部に貫通孔が形成される場合と比較して、ブルドン管の肉厚が薄くなっても、差込部の強度を確保することが可能になる。
本発明において、ブルドン管の内周面からブルドン管の内周側へ突出する内周側凸部が外周側凹部に対応するように形成されていること、および/または、ブルドン管の外周面からブルドン管の外周側へ突出する外周側凸部が内周側凹部に対応するように形成されていることが好ましい。このように構成すると、固定孔から抜ける方向への負荷がブルドン管に生じても、外周側凹部と内周側凸部との両者、および/または、外周側凸部と内周側凹部との両者に硬化した接着剤等が引っ掛かって、固定孔からブルドン管が抜けにくくなる。したがって、ブルドン管の外周側および内周側を利用して継ぎ手からのブルドン管の抜けを抑制することが可能になり、継ぎ手からのブルドン管の抜けを効果的に抑制することが可能になる。また、このように構成すると、内周側凸部や外周側凸部の剛性によって差込部の強度を高めることが可能になる。さらに、このように構成すると、外周側凹部と内周側凸部との両者、および/または、外周側凸部と内周側凹部との両者を1つの加工工程で形成することが可能になり、ブルドン管の製造工程を簡素化することが可能になる。
本発明において、ブルドン管圧力計は、圧力容器内の流体をブルドン管に導くために固定孔の奥端に繋がるように形成される圧力導入路の詰まりを防止するための詰まり防止管を備え、詰まり防止管の一端側は、圧力導入路に差し込まれ、詰まり防止管の他端側は、ブルドン管の基端側に差し込まれ、詰まり防止管の他端は、内周側凸部および/または内周側凹部よりもブルドン管の先端側に配置されていることが好ましい。このように構成すると、ブルドン管の内周側の、ブルドン管の基端から内周側凸部や内周側凹部が形成された位置まで、接着剤等が入り込んでいても、詰まり防止管で、圧力導入路とブルドン管の内部とを連通させることが可能になる。したがって、圧力導入路とブルドン管の内部とを連通させつつ、継ぎ手からのブルドン管の抜けを抑制することが可能になる。
本発明において、差込部には、ブルドン管の縦断面で見たときの断面形状が略波形状となるように、外周側凹部および/または内周側凹部が形成されていることが好ましい。このように構成すると、固定孔へのブルドン管の差込方向で複数の外周側凹部および/または内周側凹部が形成されるため、継ぎ手からのブルドン管の抜けを効果的に抑制することが可能になる。
以上のように、本発明のブルドン管圧力計では、比較的簡易な構成で継ぎ手からのブルドン管の抜けを抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるブルドン管圧力計の概略構成を説明するための正面図である。 図1のE−E方向からブルドン管の基端側を示す図である。 図2のF−F方向からブルドン管の基端側を示す図である。 図1のG−G方向から継ぎ手を示す図である。 図1のH部の構成を説明するための拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる凹部を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態にかかる凹部等を説明するための断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(ブルドン管圧力計の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるブルドン管圧力計1の概略構成を説明するための正面図である。図2は、図1のE−E方向からブルドン管4の基端側を示す図である。図3は、図2のF−F方向からブルドン管4の基端側を示す図である。図4は、図1のG−G方向から継ぎ手3を示す図である。図5は、図1のH部の構成を説明するための拡大断面図である。
本形態のブルドン管圧力計1は、コンプレッサーやタンク等の圧力容器2の内部の圧力を測定するための装置である。このブルドン管圧力計1は、図1に示すように、圧力容器2に取り付けられる継ぎ手3と、その基端側が継ぎ手3に固定されるブルドン管4とを備えている。ブルドン管4の先端部は、変位拡大機構5を介して指針6に連結されている。また、継ぎ手3の一部、ブルドン管4、変位拡大機構5および指針6等は、有底円筒状に形成されたケース7の内部に配置されている。なお、図1では、継ぎ手3は、圧力容器2に直接、固定されているが、所定の配管等を介して圧力容器2に取り付けられても良い。
指針6は、図示を省略する目盛板上の目盛に沿って回動する。指針6の回動中心となる回動軸には、ピニオン8が固定されている。変位拡大機構5は、ブルドン管4の先端部の変位量を拡大して指針6に伝達する機能を果たしている。変位拡大機構5の入力部分には、ブルドン管4の先端部が固定されている。また、変位拡大機構5の出力部分には、ピニオン8に噛み合うセクタギア9が配置されている。
ブルドン管4は、銅系金属や鋼等の金属で形成された金属管である。ブルドン管4の基端は開口し、先端は閉じている。また、ブルドン管4は、図2に示すように、所定方向に潰れるように形成された扁平形状をしている。たとえば、ブルドン管4は、その横断面形状が2本の平行な直線部分と2個の半円部分とから構成される長丸形状となるように形成されている。また、ブルドン管4は、正面から見たときの形状が略C形状となるように形成されている。なお、ブルドン管4は、その横断面形状が楕円状となるように形成されても良い。また、ブルドン管4は、全体形状が渦巻き形状(スパイラル形状)または螺旋形状(ヘリカル形状)となるように形成されても良い。
ブルドン管4の基端部は、継ぎ手3に形成される後述の固定孔3aに差し込まれて固定される差込部4aとなっている。差込部4aには、図2、図5等に示すように、ブルドン管4の外周面からブルドン管4の内周側へ窪む外周側凹部としての凹部4bが形成されている。本形態では、ブルドン管4の差込部4aの扁平方向Yに略直交する2個の平面部4cのそれぞれに、たとえば、2個の凹部4bが形成されている。
凹部4bは、扁平方向Yに窪むように形成されている。また、凹部4bは、差込部4aの外周面から内周面まで貫通しないように形成されている。具体的には、凹部4bは、差込部4aの一部をプレス加工等によってブルドン管4の内周側に押し出すことで形成されており、差込部4aの内周側には、ブルドン管4の内周面からブルドン管4の内周側に向かって突出する内周側凸部としての凸部4dが凹部4bに対応するように形成されている。凹部4bの内周面および凸部4dの外周面は、略円柱状の曲面となるように形成されており、図3に示すように、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状は略円形状となっている。また、1個の平面部4cに形成される2個の凹部4bは、後述の固定孔3aへの差込部4aの差込方向Xに略直交するZ方向(図2の左右方向)において、所定の間隔をあけた状態で形成されている。
継ぎ手3は、樹脂で形成されている。また、継ぎ手3の上端側は略四角柱状に形成され、継ぎ手3の下端側は略円柱状に形成されている。継ぎ手3の上端側の1つの外側面3gには、図4、図5に示すように、ブルドン管4の基端側が差し込まれて接着固定される固定孔3aが形成されている。継ぎ手3の下端側の外周面には、圧力容器2に継ぎ手3を取り付けるためのオネジ部3bが形成され、継ぎ手3の下面には、圧力容器2内の流体をブルドン管4へ導入するための圧力導入口3cが形成されている。
継ぎ手3の内部には、圧力導入口3cから導入された流体をブルドン管4へ導くための圧力導入路3dが形成されている。圧力導入路3dは、固定孔3aと圧力導入口3cとを接続するように形成されている。すなわち、圧力導入路3dは、固定孔3aの奥端に繋がるように形成されており、固定孔3aの奥端面の略中心には、圧力導入路3dの開口部3eが形成されている。また、圧力導入路3dは、丸孔状に形成されている。
固定孔3aは、図5に示すように、外側面3gから斜め下方に向かって窪むように形成されている。すなわち、固定孔3aは、外側面3gに直交する方向に対して傾斜するように窪んでいる。また、図5に示す差込方向Xから見たときの固定孔3aの形状は、ブルトン管4の横断面の外形の略相似形となっており、固定孔3aの横断面形状は、ブルトン管4の横断面の外形よりも若干大きな長丸形状となっている。
本形態のブルドン管圧力計1は、図5に示すように、圧力導入路3dの詰まりを防止するための詰まり防止管10を備えている。詰まり防止管10は、たとえば、ナイロン等の軟質の樹脂材料で形成されている。詰まり防止管10の一端側は、開口部3eから圧力導入路3dに差し込まれている。具体的には、詰まり防止管10の一端側は、圧力導入路3dに圧入されている。詰まり防止管10の他端側は、ブルドン管4の基端側に差し込まれている。本形態では、詰まり防止管10の他端10aは、継ぎ手3の外側面3gから突出するように、ブルドン管4の内周側に差し込まれており、ブルドン管4の凸部4dよりもブルドン管4の先端側に配置されている。なお、詰まり防止管10は、黄銅等の銅合金で形成されても良い。
以上のように構成されたブルドン管圧力計1では、接着によって、ブルドン管4の差込部4aが固定孔3aに差し込まれて固定される。差込部4aが固定孔3aに固定される際には、まず、詰まり防止管10の一端側が圧力導入路3dに圧入され、その後、固定孔3aに接着剤11が注入される。その状態で、差込方向Xに差込部4aが差し込まれる。図5に示すように、接着剤11は、差込部4aの外周面と固定孔3aの内周面との間で硬化する。また、接着剤11は、差込部4aの内周面と詰まり防止管10の外周面との間および凹部4bの中に入り込み、差込部4aの内周面と詰まり防止管10の外周面との間および凹部4bの中で硬化する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、ブルドン管4の差込部4aに凹部4bが形成されている。そのため、固定孔3aから抜ける方向への負荷がブルドン管4に生じても、差込部4aの外周面と固定孔3aの内周面との間で硬化した接着剤11が凹部4bに引っ掛かって、固定孔3aからブルドン管4が抜けにくくなる。したがって、本形態では、差込部4aに凹部4bを形成するといった比較的簡易な構成で、継ぎ手3からのブルドン管4の抜けを抑制することが可能になる。
特に本形態では、ブルドン管4の内周側に凹部4bに対応するように凸部4dが形成されているため、固定孔3aから抜ける方向への負荷がブルドン管4に生じると、差込部4aの内周面と詰まり防止管10の外周面との間で硬化した接着剤11が凸部4dに引っ掛かって、固定孔3aからブルドン管4がより抜けにくくなる。したがって、本形態では、ブルドン管4の外周側に加え、ブルドン管4の内周側を利用して、継ぎ手3からのブルドン管4の抜けを効果的に抑制することが可能になる。
また、本形態では、詰まり防止管10の一端側は、圧力導入路3dに圧入され、詰まり防止管10の他端10aは、凸部4dよりもブルドン管4の先端側に配置されている。そのため、差込部4aの内周側の凸部4bの周囲で接着剤11が硬化していても、詰まり防止管10によって、圧力導入路3dとブルドン管4の内部とを連通させることができる。したがって、本形態では、圧力導入路3dとブルドン管4の内部とを確実に連通させつつ、凸部4dを利用して、継ぎ手3からのブルドン管4の抜けを効果的に抑制することが可能になる。
本形態では、凹部4bは、差込部4aの外周面から内周面まで貫通しないように形成されている。そのため、差込部4aに貫通孔が形成される場合と比較して、ブルドン管4の肉厚が薄くなっても、差込部4aの強度を確保することが可能になる。特に本形態では、差込部4aの内周側に凸部4dが形成されているため、凸部4dの剛性によって差込部4aの強度を高めることが可能になる。
本形態では、詰まり防止管10は、ナイロン等の軟質の樹脂材料で形成されている。そのため、詰まり防止管10が圧力導入路3dに差し込まれた状態の固定孔3aに差込部4aを差し込む際に、差込部4aの内周面と詰まり防止管10とが接触しても、詰まり防止管10は、容易に撓む。したがって、本形態では、圧力導入路3dに詰まり防止管10が差し込まれていても、固定孔3aへの差込部4aの差込が容易になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状が略円形状となるように、凹部4bおよび凸部4dが形成されている。この他にもたとえば、図6(A)に示すように、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状が略四角形状となるように凹部4bおよび凸部4dが形成されても良いし、図6(B)に示すように、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状が略三角形状となるように凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。また、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状が略三角形状や略四角形状以外の多角形状となるように凹部4bおよび凸部4dが形成されても良いし、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状が略楕円形状となるように凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。また、上述した形態では、凹部4bの内周面は、略円柱状の曲面となるように形成されているが、凹部4bの内周面は、略円錐状の曲面となるように形成されても良い。
上述した形態では、平面部4cに2個の凹部4bおよび凸部4dが形成されているが、平面部4cに1個の凹部4bおよび凸部4dが形成されても良いし、3個以上の凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。たとえば、図6(C)に示すように、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状がZ方向に細長い長丸形状となる1個の凹部4bおよび凸部4dが平面部4cに形成されても良い。また、ブルドン管4の全周に亘って1個の凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。また、たとえば、図6(D)に示すように、扁平方向Yから見たときの凹部4bの形状が略円形状となる4個の凹部4bが平面部4cに形成されても良い。
上述した形態では、2個の平面部4cのそれぞれに凹部4bおよび凸部4dが形成されているが、2個の平面部4cの一方のみに凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。また、2個の平面部4cを繋ぐ曲面部に凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。また、上述した形態では、差込部4aに凸部4dが形成されているが、凸部4dが形成されないように凹部4bが形成されても良い。
上述した形態では、ブルドン管4の外周面からブルドン管4の内周側へ窪む凹部4bが差込部4aに形成されている。この他にもたとえば、凹部4bに代えて、あるいは、凹部4bに加えて、ブルドン管4の内周面からブルドン管4の外周側へ窪む内周側凹部が差込部4aに形成されても良い。この場合であっても、上述した形態と同様の効果を得ることができる。また、この場合には、ブルドン管4の外周面からブルドン管4の外周側へ突出する外周側凸部が差込部4aに形成されるように、内周側凹部が形成されても良いし、外周側凸部が差込部4aに形成されないように、内周側凹部が形成されても良い。
凹部4bおよび内周側凹部の両者が差込部4aに形成される場合には、たとえば、図7に示すように、ブルドン管4の縦断面で見たときの断面形状が略波形状となる凹部4bおよび内周側凹部4fが差込部4aに形成されても良い。この場合には、差込方向Xで複数の凹部4bおよび内周側凹部4fが形成されるため、継ぎ手3からのブルドン管4の抜けを効果的に抑制することが可能になる。また、この場合には、たとえば、ブルドン管4の内周側に波目状の刃を有するヤスリを差し込み、扁平方向Yの両側から波目状の刃を有するヤスリでブルドン管4を挟むように加圧することで、断面形状が略波形状となる凹部4bおよび内周側凹部4fが差込部4aに形成される。また、この場合には、凹部4bに対応するように差込部4aの内周側に凸部4dが形成されるとともに、ブルドン管4の外周面からブルドン管4の外周側へ突出する外周側凸部4eが内周側凹部4fに対応するように形成される。
なお、図7において、外周側凸部4eや内周側凹部4fが形成されないように、ブルドン管4の縦断面で見たときの断面形状が略波形状となる凹部4bおよび凸部4dが形成されても良い。また、凹部4bや凸部4dが形成されないように、ブルドン管4の縦断面で見たときの断面形状が略波形状となる外周側凸部4eおよび内周側凹部4fが差込部4aに形成されても良い。
上述した形態では、継ぎ手3は、樹脂で形成されているが、継ぎ手3は、樹脂以外の材料で形成されても良い。たとえば、継ぎ手3は、アルミニウム合金で形成されても良い。この場合には、継ぎ手3とブルドン管4とは、半田付けされて固定される。この場合には、継ぎ手3がアルミニウム合金で形成されているため、固定孔3aへのブルドン管4の固定強度を確保しにくくなるが、固定孔3aから抜ける方向への負荷がブルドン管4に生じると半田が凹部4bに引っ掛かるため、固定孔3aからブルドン管4が抜けにくくなる。このように、本発明の構成は、固定孔3aへのブルドン管4の固定強度が確保しにくい材質の組合せで継ぎ手3およびブルドン管4が形成されているブルドン管圧力計1に適している。
1 ブルドン管圧力計
2 圧力容器
3 継ぎ手
3a 固定孔
3d 圧力導入路
4 ブルドン管
4a 差込部
4b 凹部(外周側凹部)
4d 凸部(内周側凸部)
4e 外周側凸部
4f 内周側凹部
10 詰まり防止管
10a 詰まり防止管の他端

Claims (4)

  1. 圧力容器に取り付けられる継ぎ手と、前記継ぎ手に固定されるブルドン管とを備え、
    前記継ぎ手には、前記ブルドン管の基端側が差し込まれて固定される固定孔が形成され、
    前記ブルドン管の基端側の、前記固定孔に差し込まれる差込部には、前記ブルドン管の外周面から前記ブルドン管の内周側へ窪む外周側凹部、および/または、前記ブルドン管の内周面から前記ブルドン管の外周側へ窪む内周側凹部が形成されていることを特徴とするブルドン管圧力計。
  2. 前記ブルドン管の内周面から前記ブルドン管の内周側へ突出する内周側凸部が前記外周側凹部に対応するように形成されていること、および/または、前記ブルドン管の外周面から前記ブルドン管の外周側へ突出する外周側凸部が前記内周側凹部に対応するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のブルドン管圧力計。
  3. 前記圧力容器内の流体を前記ブルドン管に導くために前記固定孔の奥端に繋がるように形成される圧力導入路の詰まりを防止するための詰まり防止管を備え、
    前記詰まり防止管の一端側は、前記圧力導入路に差し込まれ、前記詰まり防止管の他端側は、前記ブルドン管の基端側に差し込まれ、
    前記詰まり防止管の他端は、前記内周側凸部および/または前記内周側凹部よりも前記ブルドン管の先端側に配置されていることを特徴とする請求項2記載のブルドン管圧力計。
  4. 前記差込部には、前記ブルドン管の縦断面で見たときの断面形状が略波形状となるように、前記外周側凹部および/または前記内周側凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のブルドン管圧力計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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