JP2010164013A - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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【課題】オンボード上での補正制御を行うことなく、特に過渡運転時の失火抑制を図ることができる燃料噴射装置を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料噴射マップ1aは、失火を生じることがないように適合工程を経ている。その適合は、エンジン100において失火を生じさせる各種因子を考慮して行われる。これらの因子には、エンジン100が定常状態で稼動している際に失火の原因として考慮すべき定常運転時因子が含まれる。定常運転時因子は、燃料のセタン価、エアフロメータの製品精度、各パイロット噴射量のバラツキ、NEセンサの製品精度、EGRクーラの状態である。また、過渡運転時に失火の原因となり得る過渡運転時因子として筒内酸素濃度低下量も含まれる。これらの因子が燃料噴射マップ1aに反映されている。このため、実際にエンジン100に搭載されたときに、失火を抑制するための補正制御等は行われない。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの燃料噴射制御装置に関する。
従来、燃焼安定性確保のため、空気過剰率を減少制御するときに、目標主噴射時期を進角補正し、目標副噴射量(パイロット噴射量)を増量補正し、目標噴射圧を増圧補正させる内燃機関の制御装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−129890号公報
しかしながら、前記従来の内燃機関の制御装置は、定常運転状態からアクセルが踏み込まれ、燃料噴射量が急激に増大し、筒内酸素濃度が低減する過渡運転時に対する十分な対策が取られておらず、失火を生じるおそれがある。このような現象を生じる原因として、制御各部の反応遅れ等が考えられる。
そこで、本発明は、オンボード上での補正制御を行うことなく、特に過渡運転時の失火抑制を図ることができる燃料噴射装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するための、本発明の燃料噴射制御装置は、燃焼状態に関与する過渡運転時因子を、予め定常運転燃料噴射マップに反映させて作成された燃料噴射マップを備えたことを特徴としている。
このような燃料噴射制御装置は、予め想定される悪条件での燃焼を考慮して燃料噴射マップを作成しているので、エンジンが車両に搭載され、実際に走行している時の補正制御が不要となる。
ここで、前記過渡運転時因子は、過渡運転時の筒内酸素濃度低下量とすることができる。筒内酸素濃度は、失火に影響を与えるので、過渡運転時の筒内酸素濃度低下量を反映させた燃料噴射マップに基づいて燃料噴射を行うようにすれば、失火を効果的に抑制することができる。
このような筒内酸素濃度低下量は、筒内圧と筒内ガス温と新気量とに基づいて筒内吸入空気量及びEGR率を算出し、算出された筒内吸入空気量及びEGR率と、予め与えられた最小空気過剰率とに基づいて最小筒内酸素濃度を算出し、前記定常運転燃料噴射マップに基づいて算出される筒内酸素濃度と前記最小筒内酸素濃度との差分として算出することができる。ここで、最小空気過剰率を考慮することにより、スモークの発生も抑制することができる。
前記定常運転燃料噴射マップには、燃焼状態に関与する定常運転時因子を反映させておくことができる。ここで、定常運転時因子には、使用される燃料のセタン価、エアフロメータの製品精度等に起因する新気量のバラツキ、回転数センサ(NEセンサ)のバラツキ、圧縮比の測定値のバラツキ等を含めることができる。また、各パイロット噴射量のバラツキを考慮することができる。さらに、EGRクーラを備える場合に、EGRクーラの製品の劣化具合等も含めることができる。これらの因子に対し余裕を持たせた燃料噴射マップとすることで、失火の抑制が図られる。これらの因子は、いずれも失火に関与するものである。これらの因子は、失火を起こす方向に余裕をみて評価される。この余裕を大きく取れば取るほど、失火が発生する確率は低下することになる。
上記のような燃料噴射マップは、パイロット噴射量とメイン噴射時期の少なくともいずれか一方を変更する。これらの制御を行うことにより、失火を抑制することができる。
本発明によれば、オンボード上での補正制御を行うことなく、特に過渡運転時の失火抑制を図ることができる。
図1は、燃料噴射制御装置を備えたエンジンの模式的に示した説明図である。 図2は、因子一覧を示す図である。 図3は、過渡運転時の吸気圧、インマニ内ガス温、新気量、λ、EGR率、筒内酸素濃度の変化の説明図である。 図4は、過渡運転時の筒内酸素濃度の変化を示すグラフである。 図5は、筒内酸素濃度低下量を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、燃料噴射制御装置に相当するECU(Electronic control unit)1を備えたエンジン100の模式的に示した説明図である。エンジン100は、4気筒のディーゼルエンジンである。ECU1は、内部に燃料噴射マップ1aを備えている。燃料噴射マップ1aは、パイロット噴射量とメイン噴射時期の制御に用いられる。本実施例における燃料噴射マップ1aは、失火を生じることがないように適合工程を経ている。そして、その適合は、エンジン100において失火を生じさせる各種因子を考慮して行われる。これらの因子には、エンジン100が定常状態で稼動している際に失火の原因として考慮すべき定常運転時因子が含まれる。ここで、本実施例における定常運転時因子は、具体的には、燃料のセタン価、エアフロメータの製品精度、各パイロット噴射量のバラツキ、NEセンサの製品精度、EGRクーラの状態としている。なお、本発明における定常運転燃料噴射マップは、これらの定常運転時因子を反映させていない状態のマップを採用することもできるが、本実施例では、前記のような定常運転時因子を加味した状態のマップを定常運転燃料噴射マップとしている。
失火を生じさせる因子には、過渡運転、すなわち、定常運転状態からアクセルが踏み込まれ、回転数が急激に上昇するような運転時に、失火の原因となり得る過渡運転時因子も含まれる。本実施例における過渡運転時因子は、具体的には、筒内酸素濃度低下量としている。燃料噴射マップ1aは、このような過渡運転時因子を予め定常運転燃料噴射マップに反映させて作成されている。このため、実際にエンジン100に搭載されたときに、失火を抑制するための補正制御等が行われることがない。
エンジン100は、気筒2aが設けられたエンジン本体2にインテークマニホールド3、エキゾーストマニホールド4が取り付けられている。インテークマニホールド3には吸気管5が接続されている。エキゾーストマニホールド4には排気管6が接続されると共に、排気再循環装置(EGR装置)を構成するEGR管7の一端が接続されている。EGR管7の他端は吸気管5に接続されている。EGR管7には、EGRクーラ7aが装着されている。また、EGR管7には、EGR弁8が装着されている。このEGR弁8は、ECU1に電気的に接続される。排気管5には、エアフロメータ9が接続されている。エアフロメータ9は、ECU1に電気的に接続されている。ECU1には、各気筒2a内に燃料を噴射する燃料噴射弁10が電気的に接続されている。
次に、以上のようエンジン100に搭載される燃料噴射マップ1aの作成について説明する。
燃料噴射マップ1aは、運転条件毎に作成されたマップの集合である。すなわち、運転条件毎の複数のマップが燃料噴射マップ1aを形成し、ECU1内に格納されることとなる。以下、1枚のマップの作成について説明する。実際には、以下に説明するマップの作成工程を運転状態毎に繰り返し行い、複数のマップを作り上げる。以下で説明する運転条件は、エンジン回転数N1rpmの状態からアクセルが踏み込まれ、燃料の噴射量がq1mm増量される場合である。
定常運転時因子について
まず、定常運転時因子の評価を行っておく。各因子の評価については、図2の因子一覧に纏められている。定常運転時因子は、いわば、製品のバラツキを補償する意味合いが強く、最も過酷と考えられる条件に設定されており、運転状態によって変化することはない。
まず、燃料について、エンジン100に使用が予想され燃料の中で最もセタン価が低いものを想定する。セタン価が低いほど失火を起こす確率が高くなるため、最も条件の悪い状態を想定し、このような燃料が使用された場合であっても失火が発生しないようにする措置である。
また、エアフロメータ9に関し、その製品バラツキを考慮した評価を行っておく。例えば、エアフロメータ9の測定表示が+α%と評価されたとする。エアフロメータ9による測定値が+(プラス)側にバラツキが生じるとすると、EGR量は増加しようとする。EGR量が増加されると失火を起こし易くなる。そこで、エアフロメータ9の測定値には、+α%のバラツキがみられることがあると評価する。このように評価しておくことにより、エアフロメータ9のバラツキに起因する失火を抑制することができる。
また、各パイロット噴射量についてのバラツキを評価行っておく。パイロット噴射は、燃料噴射弁10によって行われる。このパイロット噴射量も、燃料噴射弁10の精度や、その他の原因により、実際の噴射指令と、実際にパイロット噴射された噴射量との間に隔たりが生じることがある。実際のパイロット噴射量が実際の噴射指令と比較して少なくなると、その分、失火を起こし易くなる。そこで、バラツキ分を減量方向に評価しておく。このような評価をしておくことにより、パイロット噴射量が少ない場合であっても失火を抑制することができる。
また、圧縮比のバラツキの評価を行っておく。圧縮比は、その値が小さいほど、失火を起こし易くなる。そこで、想定されるバラツキの下限を採用する。このような評価を行うことにより、圧縮比が低くなったときであっても失火を抑制することができる。
また、NEセンサについて評価を行っておく。NEセンサも製品の精度、その他の原因によって出力値にバラツキがみられる。NEセンサのバラツキは、エンジン回転数の値を低く出力したときに失火を起こし易い。そこで、NEセンサについては、想定されるバラツキの下限を採用する。このような評価を行うことにより、NEセンサの出力が低くなったときであっても失火を抑制することができる。
また、EGRクーラについて評価を行っておく。EGRクーラは新品のときが最も冷却能力が高い。EGRクーラは、その使用時間が進行するに連れて、劣化し、その冷却能力は衰えてくる。ここで、EGRガスは、温度が低いほど、筒内で失火を引き起こす方向に作用する。そこで、EGRクーラについては、新品の状態として評価しておく。これにより、新品のEGRクーラが用いられている状態において失火を抑制することができる。
過渡運転時因子について
次に、過渡運転時因子について説明する。本実施例では、過渡運転時因子として、上記のように筒内酸素濃度低下量を採用している。以下、筒内酸素濃度低下量の算出について説明する。
筒内酸素濃度低下量は、まず、筒内圧と筒内ガス温と新気量に基づいて筒内吸入空気量、EGR率を算出する。続いて、算出された筒内吸入空気量とEGR率と、予め与えられた最小空気過剰率とに基づいて最小筒内酸素濃度を算出する。そして、定常運転燃料噴射マップに基づいて算出される筒内酸素濃度と最小筒内酸素濃度との差分として算出する。
なお、正確に筒内酸素濃度低下量を算出するには、筒内に各種センサを配置して、筒内圧、筒内ガス温のデータ取得を行うことが望ましい。ただし、本実施例では、インテークマニホールド3であれば、筒内とほぼ近似のデータを取得することができることから、インテークマニホールド3におけるデータを取得し、筒内酸素濃度低下量の算出を行っている。インテークマニホールド3において取得されるデータは、筒内圧に代わる吸気圧pimと筒内ガス温に代わるインマニ内ガス温tbである。
第1工程
まず、エンジン回転数N1rpmの状態からアクセルが踏み込まれ、燃料の噴射量がq1mm増量されるときの吸気圧pimとインマニ内ガス温tbと新気量gnを取得する。これらの値の変化を図3に示す。例えば、噴射量Q1〜Q2への噴射量の増量分がq1mmであるとき、吸気圧pim、インマニ内ガス温tb、新気量gnは、応答遅れにより、その変化量は0となる。従って、図3中、増量後の値は、増量前の値が、ほぼそのままスライドした値となっている。
第2工程
次に、吸気圧pim、インマニ内ガス温tb、新気量gnを用いて、筒内吸入空気量gcylを算出する。
筒内吸入空気量gcylは以下の式によって算出される。
gcyl=(TBBSE/tb)×(a×pim+b)
ここで、TBBSE、a、bはいずれも定数である。TBBSEは温度補正を行うためのものであり、aは筒内への空気の入り易さを補正する定数である。aは、例えば、過給機エンジンであるときは、その値が高くなる。また、スワールコントロールバルブが装着されている場合等は、その動作によって変更されることがある。また、bは、筒内の圧力が大気との比較で高かったり低かったりすることを補正するものとなっている。
第3工程
次に、EGR率egrを算出する。EGR率egrは以下の式によって算出される。
egr=(gcyl−gn)/gcyl
算出されたEGR率egrは、図3に示すような変化を示す。
第4工程
次に、吸気酸素濃度roxiを算出する。吸気酸素濃度roxiは、以下の式から算出される。
roxi=23.3×(1−egr/λ)
この式は、理論式から求められた近似式である。
ここで、λは、空気過剰率であり、一般的に、
λ=(A/F)/14.6
の式により算出される。ここで、Aは新気量gnに相当する。また、Fは、燃料噴射量である。
吸気酸素濃度roxiと空気過剰率λとはこのような関係がある。
ここで、空気過剰率λに関し、エンジン100におけるスモーク低減の観点から、最小空気過剰率λminが予め与えられている。
このように最小空気過剰率λが与えられたときの吸気酸素濃度roxiが、最小筒内酸素濃度roximinとなる。
第5工程
次に、筒内酸素濃度低下量を算出する。ただし、本実施例では、吸気酸素濃度低下量として算出されている。吸気酸素濃度低下量Xは、図3の最下に示すグラフから容易に算出することができる。すなわち、吸気酸素濃度低下量Xは、増量前の定常状態で稼動しているときの値から増量後の値を減算することにより求められる。
以上の工程により、エンジン回転数N1rpmの状態からアクセルが踏み込まれ、燃料の噴射量がq1mm増量されるときの筒内酸素濃度低下量Xが求められる。この工程をエンジンの運転条件毎に行い、噴射量と、筒内酸素量の関係として表すと、図4に示すグラフを得ることができる。そして、定常運転時因子のみが反映された定常運転燃料噴射マップが描く曲線で示される筒内酸素濃度と、上記で算出された最小筒内酸素濃度roximinとの差分を求めることにより各噴射量での筒内酸素濃度低下量が算出される。なお、吸気酸素濃度低下量Xは、筒内酸素濃度低下量と近似の値であり、本実施例では吸気酸素濃度低下量Xを筒内酸素濃度低下量Xとして採用している。
図5は、図4に示したグラフを参照し、エンジン回転数と噴射量とに関連して筒内酸素濃度低下量の領域を纏めたものである。具体的には、図4は、エンジン回転数がN1rpmのときを示すグラフであるので、N1rpm以外の多くのエンジン回転数毎に上記と同様の作業を行って図4と同様のグラフを作成し、それらをエンジン回転数−噴射量のグラフに纏めたものが図5である。図5中、0<i<ii<iiiの関係を有している。
以上のように求められた図5を参照することにより、図2中の筒内酸素濃度X%を算出することができる。
以上の工程を経ることにより、燃料噴射マップ1aに反映すべき因子の評価が完了したことになる。
そして、これらに因子に基づいて、パイロット噴射量とメイン噴射時期に関するマップを作成する。具体的な措置としては、図2に示すようにパイロット噴射量を各因子の評価に応じて+c1mm〜+c7mm増量する設定を行う。また、メイン噴射時期を各因子の評価に応じて+d1deg〜+7deg進角側に制御する設定を行う。
以上のように形成された燃料噴射マップ1aは、最も過酷な条件を想定し、そのような条件となった場合であっても失火を起こさないように構成されている。従って、オンボード上での補正制御は不要である。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。上記実施例では、エンジン100はディーゼルエンジンとしているが、ガソリンエンジンの場合も、同様の要領で適合が行われた燃料噴射マップを備えた燃料噴射制御装置を用いることができる。また、上記実施例では、定常運転時因子として、燃料のセタン価、エアフロメータの製品精度、各パイロット噴射量のバラツキ、NEセンサの製品精度、EGRクーラの状態を用いているが、これらの一部を因子としてもよいし、これら以外を因子として採用することもできる。
1…燃料噴射制御装置(ECU) 1a…燃料噴射マップ
2…エンジン本体 2a…気筒
3…インテークマニホールド 4…エキゾーストマニホールド
5…吸気管 6…排気管
7…EGR管 7a…EGRクーラ
8…EGR弁 9…エアフロメータ
10…燃料噴射弁 11…NEセンサ
100…エンジン

Claims (5)

  1. 燃焼状態に関与する過渡運転時因子を、予め定常運転燃料噴射マップに反映させて作成された燃料噴射マップを備えたことを特徴とした燃料噴射制御装置。
  2. 前記過渡運転時因子は、過渡運転時の筒内酸素濃度低下量であることを特徴とした請求項1記載の燃料噴射制御装置。
  3. 前記筒内酸素濃度低下量は、筒内圧と筒内ガス温と新気量とに基づいて筒内吸入空気量及びEGR率を算出し、算出された筒内吸入空気量及びEGR率と、予め与えられた最小空気過剰率とに基づいて最小筒内酸素濃度を算出し、前記定常運転燃料噴射マップに基づいて算出される筒内酸素濃度と前記最小筒内酸素濃度との差分として算出されたことを特徴とする請求項2記載の燃料噴射制御装置。
  4. 前記定常運転燃料噴射マップには、燃焼状態に関与する定常運転時因子が反映されていることを特徴とした請求項1乃至3のいずれか一項記載の燃料噴射制御装置。
  5. 前記燃料噴射マップは、パイロット噴射量とメイン噴射時期の少なくともいずれか一方を変更することを特徴とした請求項1乃至4のいずれか一項記載の燃料噴射制御装置。
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