JP4552959B2 - 潤滑油の希釈率算出装置、希釈率算出方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

潤滑油の希釈率算出装置、希釈率算出方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、潤滑油の希釈率算出装置、希釈率算出方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、複数の種類の燃料を混合した燃料を用いて駆動する内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率を算出する技術に関する。
従来より、ガソリンにアルコール(エタノール)を混ぜた燃料もしくはアルコールのみからなる燃料(以下、これらをアルコール燃料とも記載する)を用いるFFV(Flexible Fuel Vehicle)が知られている。アルコール燃料は、ガソリンとは特性が異なる。たとえば、アルコール燃料を用いた場合と、ガソリンのみを用いた場合とでは、吸気ポートまたはシリンダの壁面に付着する燃料の量が異なり得る。したがって、アルコール燃料を用いる場合は、ガソリンのみを燃料として用いる場合とは異なる態様で内燃機関を制御することが好ましい。
特開2005−127315号公報(特許文献1)は、異なる性状の少なくとも2種類の燃料を任意の供給割合で機関に供給可能であり、かつ燃料のうち少なくとも1種類の燃料を燃料噴射弁から機関吸気ポートに噴射する内燃機関の制御方法を開示する。この制御方法は、機関運転中に各燃料の供給割合を変更する際に、変更前と変更後の各燃料の供給割合の変化程度に応じて変更直後の所定期間吸気ポートに噴射される各燃料の噴射量を個別に補正するステップを含む。
この公報に記載の制御方法によれば、燃料の供給割合が変更されたときには、供給割合の変化程度に応じて供給割合変更後の所定期間に噴射される燃料の噴射量が個別に補正される。これにより、吸気ポートに噴射される燃料のそれぞれについての特性に応じて、燃料噴射量を補正することができる。
特開2005−127315号公報
ところで、シリンダの壁面には、潤滑油が供給される。したがって、シリンダの壁面に付着した燃料の一部は、潤滑油とともにピストンリングによりクランクケース内に落とされる。そのため、潤滑油は、燃料により希釈される。潤滑油に混ざった燃料が蒸発すると、PCV(Positive Crankcase Ventilation)バルブなどを介してシリンダに戻される。したがって、インジェクタからの燃料噴射量は、燃料による潤滑油の希釈率を考慮して定めることが好ましい。しかしながら、特開2005−127315号公報には、複数の種類の燃料を混合した燃料により駆動する内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率に関する記載は何等ない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、複数の種類の燃料を混合した燃料により駆動する内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率を精度よく算出することができる希釈率算出装置、希釈率算出方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体を提供することである。
第1の発明に係る潤滑油の希釈率算出装置は、第1の燃料および第2の燃料を混合した燃料により駆動する内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率算出装置である。この希釈率算出装置は、第2の燃料の沸点よりも低い第1の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて第1の燃料による潤滑油の希釈率を算出するための手段と、第1の範囲よりも高く、かつ第2の燃料の沸点を含む第2の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて第2の燃料による潤滑油の希釈率を算出するための手段とを備える。第6の発明に係る希釈率算出方法は、第1の発明に係る希釈率算出装置と同様の要件を備える。
第1または第6の発明によると、第2の燃料の沸点よりも低い第1の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて第1の燃料による潤滑油の希釈率が算出される。これにより、第2の燃料が蒸発する前であるために第2の燃料が空燃比に与える影響が少ない状態において、第1の燃料による希釈率を算出することができる。そのため、第1の燃料による希釈率を精度よく算出することができる。また、第1の範囲よりも高く、かつ第2の燃料の沸点を含む第2の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて第2の燃料による潤滑油の希釈率が算出される。これにより、第2の燃料が蒸発するために第2の燃料が空燃比に与える影響が大きい状態において、第2の燃料による希釈率を算出することができる。そのため、第2の燃料による希釈率を精度よく算出することができる。その結果、複数の種類の燃料を混合した燃料により駆動する内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率を精度よく算出することができる希釈率算出装置もしくは希釈率算出方法を提供することができる。
第2の発明に係る潤滑油の希釈率算出装置は、第1の発明の構成に加え、第1の燃料および第2の燃料のうちの一方の燃料による希釈率として算出された値を用いて、他方の燃料による希釈率を修正するための修正手段をさらに備える。第7の発明に係る希釈率算出方法は、第2の発明に係る希釈率算出装置と同様の要件を備える。
第2または第7の発明によると、第1の燃料および第2の燃料のうちの一方の燃料による希釈率として算出された値を用いて、他方の燃料による希釈率が修正される。これにより、たとえば誤差が少ないと考えられる希釈率を基準にして、他の希釈率を修正することができる。そのため、希釈率をより精度よく算出することができる。
第3の発明に係る潤滑油の希釈率算出装置においては、第2の発明の構成に加え、修正手段は、第1の燃料による希釈率として算出された値が第2の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、第1の燃料による希釈率として算出された値および第2の燃料の濃度の積を第1の燃料の濃度で除した値を、第2の燃料による潤滑油の希釈率として算出することにより、第2の燃料による希釈率を修正するための手段を含む。第8の発明に係る希釈率算出方法は、第3の発明に係る希釈率算出装置と同様の要件を備える。
第3または第8の発明によると、第1の燃料による希釈率として算出された値が第2の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、第1の燃料による影響が顕著に現れたといえ、希釈率の誤差が少ないと考えられるため、第1の燃料による希釈率として算出された値を基準にして第2の燃料による希釈率が算出される。これにより、希釈率をより精度よく算出することができる。
第4の発明に係る潤滑油の希釈率算出装置においては、第2の発明の構成に加え、修正手段は、第2の燃料による希釈率として算出された値が第1の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、第2の燃料による希釈率として算出された値および第1の燃料の濃度の積を第2の燃料の濃度で除した値を、第1の燃料による潤滑油の希釈率として算出することにより、第1の燃料による希釈率を修正するための手段を含む。第9の発明に係る希釈率算出方法は、第4の発明に係る希釈率算出装置と同様の要件を備える。
第4または第9の発明によると、第2の燃料による希釈率として算出された値が第1の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、第2の燃料による影響が顕著に現れたといえ、希釈率の誤差が少ないと考えられるため、第2の燃料による希釈率として算出された値を基準にして第1の燃料による希釈率が算出される。これにより、希釈率をより精度よく算出することができる。
第5の発明に係る潤滑油の希釈率算出装置においては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加え、第1の燃料はガソリンである。第2の燃料はエタノールである。第10の発明に係る希釈率算出方法は、第5の発明に係る希釈率算出装置と同様の要件を備える。
第5または第10の発明によると、ガソリンとエタノールとを混合した燃料により駆動する内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率を精度よく算出することができる。
第11の発明に係るプログラムは、第6〜10のいずれかの発明に係る希釈率算出方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、第12の発明に係る記録媒体は、第6〜10のいずれかに記載の希釈率算出方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
第11または第12の発明によると、コンピュータ(汎用でも専用でもよい)を用いて、第6〜10のいずれかの発明に係る潤滑油の希釈率算出方法を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に、本発明の実施の形態に係る希釈率算出装置であるエンジンECU(Electronic Control Unit)で制御されるエンジンシステムの概略構成図を示す。なお、図1には、エンジンとして直列4気筒ガソリンエンジンを示すが、本発明はこのようなエンジンに限定されるものではなく、V型6気筒エンジン、V型8気筒エンジンなど、種々の形式のエンジンに適用可能である。
エンジン10は、アルコール(エタノール)を含有するアルコール燃料により駆動する内燃機関である。図1に示すように、エンジン10は、4つの気筒112を備え、各気筒112はそれぞれ対応するインテークマニホールド20を介して共通のサージタンク30に接続されている。サージタンク30は、吸気ダクト40を介してエアクリーナ50に接続され、吸気ダクト40内にはエアフローメータ42が配置されるとともに、電動モータ60によって駆動されるスロットルバルブ70が配置されている。このスロットルバルブ70は、アクセルペダル100とは独立してエンジンECU300の出力信号に基づいてその開度が制御される。一方、各気筒112は共通のエキゾーストマニホールド80に連結され、このエキゾーストマニホールド80は三元触媒コンバータ90に連結されている。
各気筒112に対しては、筒内に向けて燃料を噴射するための筒内噴射用インジェクタ110が設けられている。気筒内噴射用インジェクタ110はエンジンECU300の出力信号に基づいてそれぞれ制御される。
また、各気筒内噴射用インジェクタ110は共通の燃料分配管130に接続されており、この燃料分配管130は燃料分配管130に向けて流通可能な逆止弁140を介して、機関駆動式の高圧燃料ポンプ150に接続されている。
なお、本実施の形態においては、1つのインジェクタが設けられた内燃機関について説明するが、本発明はこのような内燃機関に限定されない。たとえば、気筒内噴射用インジェクタ110に加えて、吸気ポートまたは/および吸気通路内に向けて燃料を噴射するための吸気通路噴射用インジェクタを設けるようにしてもよい。さらに、筒内噴射機能と吸気通路噴射機能とを併せ持つような1個のインジェクタを有する内燃機関であってもよい。
図1に示すように、高圧燃料ポンプ150の吐出側は電磁スピル弁152を介して高圧燃料ポンプ150の吸入側に連結されており、この電磁スピル弁152の開度が小さいときほど、高圧燃料ポンプ150から燃料分配管130内に供給される燃料量が増大され、電磁スピル弁152が全開にされると、高圧燃料ポンプ150から燃料分配管130への燃料供給が停止されるように構成されている。なお、電磁スピル弁152はエンジンECU300の出力信号に基づいて制御される。
高圧燃料ポンプ150は共通の燃料圧レギュレータ170を介して、電動モータ駆動式の低圧燃料ポンプ180に接続されている。さらに、低圧燃料ポンプ180は燃料フィルタ190を介して燃料タンク200に接続されている。燃料圧レギュレータ170は低圧燃料ポンプ180から吐出された燃料の燃料圧が予め定められた設定燃料圧よりも高くなると、低圧燃料ポンプ180から吐出された燃料の一部を燃料タンク200に戻すように構成されている。
エンジン10の潤滑系は、クランクケースの一部として形成されるオイルパンと、潤滑油供給装置を備えて構成される。この潤滑油供給装置は、オイルポンプ、フィルタ、オイルジェット機構等を備えている。オイルパン内の潤滑油は、フィルタを介してオイルポンプにより吸引され、オイルジェット機構に供給される。ピストンと気筒内周面(ボア)との間を潤滑するにあたっては、オイルジェット機構に供給された潤滑油が、この機構から気筒内周面に供給される。その後、潤滑油はピストンが往復動するのに伴って気筒内周面からその下方にかき落とされ、最終的にオイルパンに戻される。そして、このかき落とされた潤滑油はオイルパン内の潤滑油と混合された後、再びエンジン10の潤滑に供される。なお、気筒内周面に供給されてピストンの潤滑に供された潤滑油は、エンジン10の燃焼熱により温度上昇した後、オイルパンに戻される。
エンジン10を潤滑する過程において、潤滑油は、気筒112の壁面などに付着した燃料などにより希釈される。すなわち、潤滑油と燃料とが混ぜ合わされる。潤滑油に混ざった燃料が蒸発すると、PCVバルブ(図示せず)などを介して再び気筒112内に戻される。
エンジンECU300は、デジタルコンピュータから構成され、双方向性バス310を介して相互に接続されたROM(Read Only Memory)320、RAM(Random Access Memory)330、CPU(Central Processing Unit)340、入力ポート350および出力ポート360を備えている。
エアフローメータ42は吸入空気量に比例した出力電圧を発生し、このエアフローメータ42の出力電圧はA/D変換器370を介して入力ポート350に入力される。エンジン10には機関冷却水温に比例した出力電圧を発生する水温センサ380が取付けられ、この水温センサ380の出力電圧は、A/D変換器390を介して入力ポート350に入力される。
本実施の形態においては、たとえば水温を用いて、エンジン10の潤滑油の温度(油温)が推定される。なお、潤滑油の温度を得る方法はこれに限らず、その他、油温センサを設けて、潤滑油の温度を直接検出するようにしてもよい。
燃料分配管130には燃料分配管130内の燃料圧に比例した出力電圧を発生する燃料圧センサ400が取付けられ、この燃料圧センサ400の出力電圧は、A/D変換器410を介して入力ポート350に入力される。三元触媒コンバータ90上流のエキゾーストマニホールド80には、排気ガス中の酸素濃度に比例した出力電圧を発生する空燃比センサ420が取付けられ、この空燃比センサ420の出力電圧は、A/D変換器430を介して入力ポート350に入力される。
本実施の形態に係るエンジンシステムにおける空燃比センサ420は、エンジン10で燃焼された混合気の空燃比に比例した出力電圧を発生する全域空燃比センサ(リニア空燃比センサ)である。なお、空燃比センサ420としては、エンジン10で燃焼された混合気の空燃比が理論空燃比に対してリッチであるかリーンであるかをオン−オフ的に検出するO2センサを用いてもよい。
本実施の形態において、エンジンECU300は、空燃比センサ420の出力電圧に基づいて、燃料の噴射量のフィードバック補正量FAFを算出する。また、予め定められた学習条件が成立した場合、フィードバック補正量FAFの学習値(燃料噴射量の恒常的なズレ量を表す値)FGAFを算出する。
本実施の形態においては、空燃比がリーンである場合(理論空燃比よりもリーンである場合)、フィードバック補正量FAFが増大するように算出される。空燃比がリッチである場合(理論空燃比よりもリッチである場合)、フィードバック補正量FAFが減少するように算出される。なお、フィードバック補正量FAFの算出方法については、公知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰返さない。
学習値FGAFは、予め定められた学習条件が満たされた場合に、マップに基づいて決定される更新量を、前回算出された学習値FGAFに加算または前回算出された学習値FGAFから減算することにより算出される。予め定められた学習条件は、たとえばフィードバック補正量FAFの平均値(制御中心値)がしきい値(1)よりも小さいという条件やしきい値(2)(しきい値(2)>しきい値(1))よりも大きいという条件である。
燃料噴射量が過剰であるほど(目標の燃料噴射量よりも実際の燃料噴射量が多いほど)、学習値FGAFが小さい値として算出される。一方、燃料噴射量が不足するほど(目標の燃料噴射量よりも実際の燃料噴射量が少ないほど)、学習値FGAFが大きい値として算出される。なお、学習値FGAFの算出方法については、公知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰返さない。
燃料噴射量は、フィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに基づいて補正される。すなわち、フィードバック補正量FAFや学習値FGAFが大きいほど、燃料噴射量が増大するように補正され、フィードバック補正量FAFや学習値FGAFが小さいほど、燃料噴射量が減少するように補正される。本実施の形態において、燃料噴射量の補正量は、フィードバック補正量FAFと学習値FGAFとの和として算出される。
アクセルペダル100は、アクセルペダル100の踏込み量に比例した出力電圧を発生するアクセル開度センサ440に接続され、アクセル開度センサ440の出力電圧は、A/D変換器450を介して入力ポート350に入力される。また、入力ポート350には、機関回転数を表わす出力パルスを発生する回転数センサ460が接続されている。エンジンECU300のROM320には、上述のアクセル開度センサ440および回転数センサ460により得られる機関負荷率および機関回転数に基づき、運転状態(吸入空気量等)に対応させて設定されている燃料噴射量の値や機関冷却水温に基づく補正値などが予めマップ化されて記憶されている。
さらに、入力ポート350には、燃料タンク200内のアルコール燃料内に含まれるエタノールの濃度を表わす信号を発生する濃度センサ470が接続されている。本実施の形態において、エタノールの濃度は、0〜1の数字で表わされる。したがって、たとえばアルコール燃料中のエタノールの濃度が85%である場合、エタノールの濃度は0.85と表わされる。なお、エタノールの濃度を表わす方法はこれに限らない。
なお、濃度センサ470を設ける代わりに、フィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに基づいて、エタノールの濃度を算出するようにしてもよい。
図2を参照して、エタノールを混合したアルコール燃料を用いた場合のフィードバック補正量FAFの特性について説明する。エタノールの沸点は、78.32℃であるため、エンジン10の潤滑油の温度がエタノールの沸点よりも低い場合、潤滑油から蒸発するエタノールはほとんどない。したがって、空燃比の変化、すなわちフィードバック補正量FAFの変化は、主に、潤滑油に含まれるガソリンの影響によるものである。
一方、エタノールの沸点付近では、エタノールが蒸発し始める。したがって、潤滑油の温度がエタノールの沸点付近である場合、フィードバック補正量FAFは、ガソリンの他、エタノールの影響により大きく変化する。
このような特性を利用して、本実施の形態においては、エタノールの沸点よりも低い第1範囲内に潤滑油の温度がある場合のフィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに応じて、ガソリンによる潤滑油の希釈率RGが算出される。
また、第1範囲よりも高く、かつエタノールの沸点を含む第2範囲内に潤滑油の温度がある場合のフィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに応じて、エタノールによる潤滑油の希釈率REが算出される。
図3を参照して、本実施の形態に係る希釈率算出装置であるエンジンECU300の機能について説明する。なお、以下に説明する機能はハードウェアにより実現するようにしてもよく、ソフトウェアにより実現するようにしてもよい。
エンジンECU300は、第1算出部510と、第2算出部520と、修正部530とを含む。第1算出部510は、エタノールの沸点よりも低い第1範囲内にエンジン10の潤滑油の温度がある場合のフィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに応じて、ガソリンによる潤滑油の希釈率RGを算出する。第1範囲は、たとえば60℃以上75℃未満の範囲である。ガソリンによる希釈率RGは下記の式(1)に従って算出される。
RG=(FAF+FGAF)/定数・・・(1)
第2算出部520は、第1範囲よりも高く、かつエタノールの沸点を含む第2範囲内に潤滑油の温度がある場合のフィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに応じて、エタノールによる潤滑油の希釈率REを算出する。第2範囲はたとえば75℃以上80℃未満の範囲である。エタノールによる希釈率REは下記の式(2)に従って算出される。
RE=(FAF+FGAF)/定数−RG・・・(2)
なお、ガソリンによる希釈率RGおよびエタノールによる希釈率REを算出する方法はこれらに限らない。また、たとえばV型エンジンにおいては、バンク毎に算出された希釈率の平均値を用いるようにしてもよい。
修正部530は、ガソリンおよびエタノールのうちの一方の燃料による希釈率として算出された値を用いて、他方の燃料による希釈率を修正する。たとえば、ガソリンによる希釈率RGとして算出された値がエタノールによる希釈率REとして算出された値よりも大きい場合、下記の式(3)に従ってエタノールによる希釈率REが修正される。
RE=RG×エタノールの濃度/(1−エタノールの濃度)・・・(3)
なお、エタノールの濃度は0〜1の数字で表わされる。したがって、式(3)における「1−エタノールの濃度」はガソリンの濃度を示す。
エタノールによる希釈率REとして算出された値がガソリンによる希釈率RGとして算出された値よりも大きい場合、下記の式(4)に従ってガソリンによる希釈率RGが修正される。
RG=RE×(1−エタノールの濃度)/エタノールの濃度・・・(4)
なお、ガソリンによる希釈率RGおよびエタノールによる希釈率REを修正する方法はこれらに限らない。
図4を参照して、本実施の形態に係る希釈率算出装置であるエンジンECU300が実行するプログラムの制御構造について説明する。以下に説明するプログラムは、たとえばROM320に記録され、予め定められた周期で繰り返し実行される。なお、エンジンECU300により実行されるプログラムをCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録して市場に流通させてもよい。
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、エンジンECU300は、潤滑油の温度が、エタノールの沸点よりも低い第1範囲内にあるか否かを判断する。潤滑油の温度が第1範囲内にあると(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS110に移される。S102にて、エンジンECU300は、前述した式(1)に従ってガソリンによる潤滑油の希釈率RGを算出する。
S110にて、エンジンECU300は、潤滑油の温度が、第1範囲よりも高く、かつエタノールの沸点を含む第2範囲内にあるか否かを判断する。潤滑油の温度が第2範囲内にあると(S110にてYES)、処理はS112に移される。もしそうでないと(S110にてNO)、処理はS120に移される。S112にて、エンジンECU300は、前述した式(2)に従ってエタノールによる潤滑油の希釈率REを算出する。
S120にて、エンジンECU300は、ガソリンによる希釈率RGおよびエタノールによる希釈率REの両方を算出したか否かを判断する。ガソリンによる希釈率RGおよびエタノールによる希釈率REの両方を算出すると(S120にてYES)、処理はS130に移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS100に戻される。
S130にて、エンジンECU300は、ガソリンによる希釈率RGとして算出された値がエタノールによる希釈率REとして算出された値よりも大きいか否かを判断する。ガソリンによる希釈率RGとして算出された値がエタノールによる希釈率REとして算出された値よりも大きいと(S130にてYES)、処理はS132に移される。もしそうでないと(S130にてNO)、処理はS140に移される。
S132にて、エンジンECU300は、前述した式(3)に従って、エタノールによる希釈率REを修正する。
S140にて、エンジンECU300は、エタノールによる希釈率REとして算出された値がガソリンによる希釈率RGとして算出された値よりも大きいか否かを判断する。エタノールによる希釈率REとして算出された値がガソリンによる希釈率RGとして算出された値よりも大きいと(S140にてYES)、処理はS142に移される。もしそうでないと(S140にてNO)、この処理は終了する。
S142にて、エンジンECU300は、前述した式(4)に従ってガソリンによる希釈率RGを修正する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る希釈率算出装置であるエンジンECU300の動作について説明する。
潤滑油の温度が、エタノールの沸点よりも低い第1範囲内にあると(S100にてYES)、潤滑油に含まれるガソリンを主な要因として燃料噴射量のフィードバック補正量FAFが変化する。したがって、前述した式(1)に従ってガソリンによる潤滑油の希釈率RGが算出される(S102)。
これにより、エタノールが蒸発する前であるためにエタノールが空燃比に与える影響が少ない状態において、ガソリンによる希釈率RGを算出することができる。そのため、ガソリンによる希釈率RGを精度よく算出することができる。
一方、潤滑油の温度が、第1範囲よりも高く、かつエタノールの沸点を含む第2範囲内にあると(S110にてYES)、フィードバック補正量FAFは、ガソリンの他、エタノールの影響により大きく変化する。したがって、前述した式(2)に従ってエタノールによる潤滑油の希釈率REが算出される(S112)。
これにより、エタノールが蒸発するためにエタノールが空燃比に与える影響が大きい状態において、エタノールによる希釈率REを算出することができる。そのため、エタノールによる希釈率REを精度よく算出することができる。
ガソリンによる希釈率RGおよびエタノールによる希釈率REの両方が算出されると(S120にてYES)、ガソリンおよびエタノールのうちの一方の燃料による希釈率として算出された値を用いて、他方の燃料による希釈率が修正される。
ガソリンによる希釈率RGとして算出された値がエタノールによる希釈率REとして算出された値よりも大きいと(S130にてYES)、ガソリンによる影響が顕著に現れたといえ、希釈率RGの誤差が少ないと考えられるため、前述した式(3)に従って、エタノールによる希釈率REが修正される(S132)。
一方、エタノールによる希釈率REとして算出された値がガソリンによる希釈率RGとして算出された値よりも大きいと(S140にてYES)、エタノールによる影響が顕著に現れたといえ、希釈率REの誤差が少ないと考えられるため、前述した式(4)に従ってガソリンによる希釈率RGが修正される(S142)。これにより、希釈率をより精度よく算出することができる。
以上のように、本実施の形態に係る希釈率算出装置であるエンジンECUによれば、エタノールの沸点よりも低い第1範囲内に潤滑油の温度がある場合のフィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに応じて、ガソリンによる潤滑油の希釈率RGが算出される。これにより、エタノールが蒸発する前であるためにエタノールが空燃比に与える影響が少ない状態において、ガソリンによる希釈率RGを算出することができる。そのため、ガソリンによる希釈率RGを精度よく算出することができる。また、エタノールの沸点を含む第2範囲内に潤滑油の温度がある場合のフィードバック補正量FAFおよび学習値FGAFに応じて、エタノールによる潤滑油の希釈率REが算出される。これにより、エタノールが蒸発するためにエタノールが空燃比に与える影響が大きい状態において、エタノールによる希釈率REを算出することができる。そのため、エタノールによる希釈率REを精度よく算出することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示さ
れ、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
エンジンシステムの概略構成図である。 フィードバック補正量FAFの特性を示す図である。 エンジンECUの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る希釈率算出装置であるエンジンECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
10 エンジン、20 インテークマニホールド、30 サージタンク、40 吸気ダクト、42 エアフローメータ、50 エアクリーナ、60 電動モータ、70 スロットルバルブ、80 エキゾーストマニホールド、90 三元触媒コンバータ、100 アクセルペダル、110 筒内噴射用インジェクタ、112 気筒、130 燃料分配管、140 逆止弁、150 高圧燃料ポンプ、152 電磁スピル弁、170 燃料圧レギュレータ、180 低圧燃料ポンプ、190 燃料フィルタ、200 燃料タンク、300 エンジンECU、310 双方向性バス、320 ROM、330 RAM、340 CPU、350 入力ポート、360 出力ポート、370,390,410,430,450 A/D変換器、380 水温センサ、400 燃料圧センサ、420 空燃比センサ、440 アクセル開度センサ、460 回転数センサ、470 濃度センサ、510 算出部、520 算出部、530 修正部。

Claims (12)

  1. 第1の燃料および第2の燃料を混合した燃料により駆動し、かつ、燃料噴射量が空燃比に応じて補正される内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率算出装置であって、
    前記第2の燃料の沸点よりも低い第1の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて前記第1の燃料による潤滑油の希釈率を算出するための手段と、
    前記第1の範囲よりも高く、かつ前記第2の燃料の沸点を含む第2の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて前記第2の燃料による潤滑油の希釈率を算出するための手段とを備える、潤滑油の希釈率算出装置。
  2. 前記第1の燃料および前記第2の燃料のうちの一方の燃料による希釈率として算出された値を用いて、他方の燃料による希釈率を修正するための修正手段をさらに備える、請求項1に記載の潤滑油の希釈率算出装置。
  3. 前記修正手段は、前記第1の燃料による希釈率として算出された値が前記第2の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、前記第1の燃料による希釈率として算出された値および前記第2の燃料の濃度の積を前記第1の燃料の濃度で除した値を、前記第2の燃料による潤滑油の希釈率として算出することにより、前記第2の燃料による希釈率を修正するための手段を含む、請求項2に記載の潤滑油の希釈率算出装置。
  4. 前記修正手段は、前記第2の燃料による希釈率として算出された値が前記第1の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、前記第2の燃料による希釈率として算出された値および前記第1の燃料の濃度の積を前記第2の燃料の濃度で除した値を、前記第1の燃料による潤滑油の希釈率として算出することにより、前記第1の燃料による希釈率を修正するための手段を含む、請求項2に記載の潤滑油の希釈率算出装置。
  5. 前記第1の燃料はガソリンであって、
    前記第2の燃料はエタノールである、請求項1〜4のいずれかに記載の潤滑油の希釈率算出装置。
  6. 第1の燃料および第2の燃料を混合した燃料により駆動し、かつ、燃料噴射量が空燃比に応じて補正される内燃機関に用いられる潤滑油の希釈率算出方法であって、
    前記第2の燃料の沸点よりも低い第1の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて前記第1の燃料による潤滑油の希釈率を算出するステップと、
    前記第1の範囲よりも高く、かつ前記第2の燃料の沸点を含む第2の範囲内に潤滑油の温度がある場合の燃料噴射量の補正量に応じて前記第2の燃料による潤滑油の希釈率を算出するステップとを備える、潤滑油の希釈率算出方法。
  7. 前記第1の燃料および前記第2の燃料のうちの一方の燃料による希釈率として算出された値を用いて、他方の燃料による希釈率を修正するステップをさらに備える、請求項6に記載の潤滑油の希釈率算出方法。
  8. 前記希釈率を修正するステップは、前記第1の燃料による希釈率として算出された値が前記第2の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、前記第1の燃料による希釈率として算出された値および前記第2の燃料の濃度の積を前記第1の燃料の濃度で除した値を、前記第2の燃料による潤滑油の希釈率として算出することにより、前記第2の燃料による希釈率を修正するステップを含む、請求項7に記載の潤滑油の希釈率算出方法。
  9. 前記希釈率を修正するステップは、前記第2の燃料による希釈率として算出された値が前記第1の燃料による希釈率として算出された値よりも大きい場合、前記第2の燃料による希釈率として算出された値および前記第1の燃料の濃度の積を前記第2の燃料の濃度で除した値を、前記第1の燃料による潤滑油の希釈率として算出することにより、前記第1の燃料による希釈率を修正するステップを含む、請求項7に記載の潤滑油の希釈率算出方法。
  10. 前記第1の燃料はガソリンであって、
    前記第2の燃料はエタノールである、請求項6〜9のいずれかに記載の潤滑油の希釈率算出方法。
  11. 請求項6〜10のいずれかに記載の希釈率算出方法をコンピュータに実現させるプログラム。
  12. 請求項6〜10のいずれかに記載の希釈率算出方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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