JP2010163500A - 顔料分散体およびインキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】有機色素誘導体もしくは複素芳香族環誘導体2成分の比率をある範囲で組み合わせる事により保存安定性を改善したことを特徴とするカラーフィルタ用顔料分散体および該組成物を用いたカラーフィルタ用顔料インキ。少なくとも顔料、分散剤、溶剤および有機色素誘導体または複素芳香族環誘導体からなる顔料組成物において、有機色素誘導体もしくは複素芳香族環誘導体2成分の比率をある範囲で組み合わせる事により保存安定性を改善する事ができる。
【選択図】なし
Description
特許文献1では顔料を母体骨格として側鎖に塩基性基を置換基として有する顔料誘導体を含有する事により顔料の分散性を改善する事が開示されている。しかし、さらに高度に微細化した顔料を含むものは、上記に示した顔料誘導体では十分な粘度低下と貯蔵安定性が得られない。その上、強固に凝集した微細な顔料粒子をほぐしたときに高い光沢と透明性を得るまで分散するには多大なエネルギーを必要とする。
一般式(1):
Q;有機色素残基、またはアントラキノン残基、または置換基を有してもよい複素環、または置換基を有してもよい芳香族化合物
X;直接結合、−CONH−Y1−、SO2NH−Y1−、または−CH3NHCOCH2NH−Y1−
(Y1;置換基を有していてもよいアルキレン基またはアリーレン基)
R1;
(R2、R3;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基またはR2とR3で少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を形成していてもよい。)
m:1〜6の整数
n:1〜4の整数
本発明は、さらに、分散剤が下記一般式で示される化合物である請求項1または2記載のカラーフィルタ用顔料分散体に関する。
一般式(3)
本発明は、さらに、水酸基を有する重合体(C)が、片末端に水酸基を有する重合体(C1)である請求項4記載のカラーフィルタ用顔料分散体に関する。
本発明は、さらに、片末端に水酸基を有する重合体(C1)が、片末端に2つの水酸基を有する重合体(C3)であることを特徴とする請求項4記載のカラーフィルタ用顔料分散体に関する。
本発明は、さらに、上記の顔料分散体からなるカラーフィルター用顔料インキに関する。
また複素環または芳香族環としては例えば、チオフェン、フラン、ピリジン、ピラゾール、ピロール、イミダゾール、イソインドリン、イソインドリノン、ベンズイミダゾロン、ベンズチアゾール、ベンズトリアゾール、インドール、キノリン、カルバゾール、アクリジン、ベンゼン、ナフタレン、アントラセン、フルオレン、フェナントレン等が挙げられる。
Q;有機色素残基、またはアントラキノン残基、または置換基を有してもよい複素環、または置換基を有してもよい芳香族化合物
X;直接結合、−CONH−Y1−、SO2NH−Y1−、または−CH3NHCOCH2NH−Y1−
(Y1;置換基を有していてもよいアルキレン基またはアリーレン基)
R1;
(R2、R3;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基またはR2とR3で少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を形成していてもよい。)
m:1〜6の整数
n:1〜4の整数
アゾ系、アンサンスロン系、アンスラピリミジン系、アントラキノン系、イソインドリノン系、イソインドリン系、インダンスロン系、キナクリドン系、キノフタロン系、ジオキサジン系、ジケトピロロピロール系、チアジンインジゴ系、チオインジゴ系、ピランスロン系、フタロシアニン系、フラバンスロン系、ペリノン系、ペリレン系、ベンズイミダゾロン系などが挙げられ、好ましくはPigment Blue15,15:1,15:3,15:4,15:6,60、Pigment Violet19,23,29,30,37,40,50、Pigment Red9,48,49,52,53,57,97,122,144,146,149,166,168,177、178,179,185,206,207,209,220,221,238,242,254,255、Pigment Yellow12,13,14,17,20,24,74,83,86,93,94,95,109,110,117,120,125,128,137,138,139,147,148,150,151,154,155,166,168,180,185、199、Pigment Orange13,36,37,38,43,51,55,59,61,64,71,74、Pigment Green7,10,36、37、58等が使用できる。
一般式(3)
モノアルコールは、分子内に1つの水酸基を持つものであれば特に限定されるものではなく、1級、2級、3級アルコールの何れも使用可能である。例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、sec−ブタノール、tert− ブタノール、ペンタノール、アミルアルコール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2−エチルヘキシルアルコール、ノナノール、デカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシルアルコール等並びにその混合物が用いられる。
ニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、テトラメチルアンモニウムヨード、テトラブチルアンモニウムヨード、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリメチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリメチルアンモニウムヨードなどの四級アンモニウム塩、テトラメチルホスホニウムクロリド、テトラブチルホスホニウムクロリド、テトラメチルホスホニウムブロミド、テトラブチルホスホニウムブロミド、テトラメチルホスホニウムヨード、テトラブチルホスホニウムヨード、ベンジルトリメチルホスホニウムクロリド、ベンジルトリメチルホスホニウムブロミド、ベンジルトリメチルホスホニウムヨード、テトラフェニルホスホニウムクロリド、テトラフェニルホスホニウムブロミド、テトラフェニルホスホニウムヨードなどの四級ホスホニウム塩の他、トリフェニルフォスフィンなどのリン化合物、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、安息香酸カリウム、安息香酸ナトリウムなどの有機カルボン酸塩、ナトリウムアルコラート、カリウムアルコラートなどのアルカリ金属アルコラートの他、三級アミン類、有機錫化合物、有機アルミニウム化合物、有機チタネート化合物、及び塩化亜鉛などの亜鉛化合物等が挙げられる。触媒の使用量は0.1ppm〜3000ppm、好ましくは1ppm〜100ppmである。触媒量が3000ppmを越えると樹脂の着色が激しくなり、製品の安定性に悪影響を与える傾向がある。逆に、触媒の使用量が1ppm未満では環状エステルの開環重合速度が極めて遅くなる傾向がある。
また、一般式(3)で示されるリン酸エステルにおいて、R4がポリカプロラクトン残基であると、顔料分散性、乾燥溶解性、基材密着性が良好になり好ましい。数平均分子量500〜3000のポリカプロラクトン残基がより好ましい。
本発明の芳香族カルボキシル基を有する分散剤(A)は、数平均分子量が500〜30,000であることが好ましい。500未満であっても、30,000を越えても顔料分散体の粘度、及び粘度安定性が悪くなる場合があるので好ましくない。
また、本発明の芳香族カルボキシル基を有する分散剤(A)は、酸価が10〜200mgKOH/gであることが好ましい。
本発明の芳香族カルボキシル基を有する分散剤の前駆体として使用する水酸基を有する重合体(C)としては、片末端に水酸基を有する重合体(C1)と、側鎖に水酸基を有する重合体(C2)とに分けられる。更に、片末端に水酸基を有する重合体(C1)として、片末端に2つの水酸基を有する重合体(C3)が好ましい。
まず、片末端に水酸基を有する重合体(C1)について説明する。本発明に用いる片末端に水酸基を有する重合体(C1)としては、片末端に水酸基を有するポリエステル及び/またはポリエーテル系重合体(C1−1)と、片末端に水酸基を有するビニル系重合体(C1−2)とが挙げられる。
[ポリエステル及び/またはポリエーテル系重合体(C1−1)]
片末端に水酸基を有するポリエステル及び/またはポリエーテル系重合体(C1−1)としては、下記一般式(4)で示されるものが好ましい。
一般式(4):
Z1は、炭素原子数1〜20、酸素原子数0〜12、及び窒素原子数0〜3の1価の末端基であり、
Z2は、−O−、−S−、または−N(Rb)−(但し、Rbは水素原子または炭素原子数1〜18の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基)であり、
Z3は、−OHであり、
G1は、−R6O−で示される繰り返し単位であり、
G2は、−C(=O)R7O−で示される繰り返し単位であり、
G3は、−C(=O)R8C(=O)−OR9O−で示される繰り返し単位であり、
R6は、炭素原子数2〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、または炭素原子数3〜8のシクロアルキレン基であり、
R7は、炭素原子数1〜8の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、または炭素原子数4〜8のシクロアルキレン基であり、
R8は、炭素原子数2〜6の直鎖状若しくは分岐状のアルキレン基、炭素原子数2〜6の直鎖状若しくは分岐状のアルケニレン基、炭素原子数3〜20のシクロアルキレン基、または炭素原子数6〜20アリーレン基であり、
R9は、−CH(R10)−CH(R11)−であり、
R10とR11は、どちらか一方が水素原子であり、もう一方が炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数2〜20のアルケニル基、炭素原子数6〜20のアリール基、アルキル部分の炭素原子数1〜20のアルキルオキシメチレン基、アルケニル部分の炭素原子数2〜20のアルケニルオキシメチレン基、アリール部分の炭素原子数6〜20でアリール部分が場合によりハロゲン原子で置換されていることのあるアリールオキシメチレン基、N−メチレン−フタルイミド基であり、
R5は、前記R6、−C(=O)R7−、または−C(=O)R8C(=O)−OR9−であり、
m1は、0〜100の整数であり、
m2は、0〜60の整数であり、
m3は、0〜30の整数であり、
但しm1+m2+m3は1以上100以下であり、
一般式(4)における前記繰り返し単位G1〜G3の配置は、その順序を限定するものではなく、一般式(4)で表される重合体において、基Z2と基R5との間に繰り返し単位G1〜G3が任意の順序で含まれていることを示し、更に、それらの繰り返し単位G1〜G3は、それぞれランダム型またはブロック型のどちらでもよい。〕
また、前記一般式(4)の中で、m2が3〜15の整数であることが、顔料分散体の低粘度化及び保存安定性の観点から好ましい。
また、前記一般式(4)の中で、m2=0、m3=0の場合、Z1は炭素数1〜7の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基であるか、若しくはエチレン性不飽和二重結合を有することが好ましい。
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノヘキシルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノプロピルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノヘキシルエーテル、トリプロピレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールモノエチルエーテル、テトラエチレングリコールモノプロピルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノヘキシルエーテル、テトラエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、テトラプロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラプロピレングリコールモノエチルエーテル、テトラプロピレングリコールモノプロピルエーテル、テトラプロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラプロピレングリコールモノヘキシルエーテル、テトラプロピレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、またはテトラジエチレングリコールモノメチルエーテル等のアルキレングリコールモノアルキルエーテル類等が挙げられる。
メチルアミン、エチルアミン、1−プロピルアミン、イソプロピルアミン、1−ブチルアミン、イソブチルアミン、tert−ブチルアミン、1−ペンチルアミン、イソペンチルアミン、3−ペンチルアミン、1−ヘキシルアミン、シクロヘキシルアミン、4−メチル−2−ペンチルアミン、1−ヘプチルアミン、1−オクチルアミン、イソオクチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、1−ノニルアミン、イソノニルアミン、1−デシルアミン、1−ドデシルアミン、1−ミリスチルアミン、セチルアミン、1−ステアリルアミン、イソステアリルアミン、2−オクチルデシルアミン、2−オクチルドデシルアミン、2−ヘキシルデシルアミン、ベヘニルアミン、またはオレイルアミン等の脂肪族1級モノアミン類;
3−メトキシプロピルアミン、3−エトキシプロピルアミン、3−プロポキシプロピルアミン、3−ブトキシプロピルアミン、2−エチルヘキシロキシプロピルアミン、3−イソブチロキシプロピルアミン、3−デシロキシプロピルアミン、または3−ミリスチロキシプロピルアミン等のアルコキシアルキル1級モノアミン類;あるいは、
ベンジルアミン等の芳香族1級モノアミンが挙げられる。
2級モノアミンとしては、例えば、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ−1−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−1−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジ−1−ペンチルアミン、ジイソペンチルアミン、ジ−1−ヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジ−(4−メチル−2−ペンチル)アミン、ジ−1−ヘプチルアミン、ジ−1−オクチルアミン、イソオクチルアミン、ジ−(2−エチルヘキシル)アミン、ジ−1−ノニルアミン、ジイソノニルアミン、ジ−1−デシルアミン、ジ−1−ドデシルアミン、ジ−1−ミリスチルアミン、ジセチルアミン、ジ−1−ステアリルアミン、ジイソステアリルアミン、ジ−(2−オクチルデシル)アミン、ジ−(2−オクチルドデシル)アミン、ジ−(2−ヘキシルデシル)アミン、N−メチルエチルアミン、N−メチルブチルアミン、N−メチルイソブチルアミン、N−メチルプロピルアミン、N−メチルヘキシルアミン、ピペラジン、またはアルキル置換ピペラジン等の脂肪族2級モノアミン類が挙げられる。
ここで、モノアルコール、1級モノアミン、2級モノアミン、またはモノチオールのそれぞれ水酸基、1級アミノ基、2級アミノ基、またはチオール基を除いた部分が、前記一般式(4)におけるZ1を構成する。
一般式(5):
R12及びR13は、それぞれ独立して、水素原子、飽和若しくは不飽和の直鎖若しくは分枝の炭素原子数1〜20のアルキル基であり、
R14及びR15は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、並びに飽和若しくは不飽和の直鎖若しくは分枝の炭素原子数1〜9の低級アルキル基である。〕
本発明の芳香族カルボキシル基を有する分散剤の原料として、特に好適なラクチドは、ラクチド(3,6−ジメチル−1,4−ジオキサン−2,5−ジオン)、及びグリコリド(1,4−ジオキサン−2,5−ジオン)である。また、本発明の芳香族カルボキシル基を有する分散剤の原料として前記ラクトンまたはラクチドのうち、ラクトンが用いられるのが好ましい。
テトラメチルアンモニウムクロリド、テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムブロミド、テトラメチルアンモニウムヨード、テトラブチルアンモニウムヨード、ベンジルトリメチルアンモニウムクロリド、ベンジルトリメチルアンモニウムブロミド、またはベンジルトリメチルアンモニウムヨード等の四級アンモニウム塩;
テトラメチルホスホニウムクロリド、テトラブチルホスホニウムクロリド、テトラメチルホスホニウムブロミド、テトラブチルホスホニウムブロミド、テトラメチルホスホニウムヨード、テトラブチルホスホニウムヨード、ベンジルトリメチルホスホニウムクロリド、ベンジルトリメチルホスホニウムブロミド、ベンジルトリメチルホスホニウムヨード、テトラフェニルホスホニウムクロリド、テトラフェニルホスホニウムブロミド、またはテトラフェニルホスホニウムヨード等の四級ホスホニウム塩;
トリフェニルフォスフィン等のリン化合物;
酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、安息香酸カリウム、または安息香酸ナトリウム等の有機カルボン酸塩;
ナトリウムアルコラート、またはカリウムアルコラート等のアルカリ金属アルコラート;三級アミン類;
有機錫化合物、有機アルミニウム化合物、または有機チタネート化合物等の有機金属化合物;あるいは、
塩化亜鉛等の亜鉛化合物等が挙げられる。
触媒の使用量は0.1ppm〜3000ppm、好ましくは1ppm〜1000ppmである。触媒量が3000ppmを超えると、樹脂の着色が激しくなる場合がある。逆に、触媒の使用量が0.1ppm未満ではラクトン及び/またはラクチドの開環重合速度が極めて遅くなるので好ましくない。
([D]はジカルボン酸無水物のモル数であり、[E]はエポキシドのモル数である)
であることが好ましい。0.8未満であるとエポキシドが残り好ましくなく、1.0を超えると、片末端に水酸基を有する重合体が得られず、片末端にカルボキシル基を有する重合体ができるので好ましくない。
片末端に水酸基を有するビニル系重合体(C1−2)
片末端に水酸基を有するビニル系重合体(C1−2)としては、下記一般式(6)で示される重合体が好ましい。
一般式(6):
前記一般式(6)で示される重合体はエチレン性不飽和単量体を重合せしめたビニル系重合体である。
分子内に水酸基とチオール基とを有する化合物としては、例えば、メルカプトメタノール、2−メルカプトエタノール、3−メルカプト−1−プロパノール、1−メルカプト−2−ブタノール、または2−メルカプト−3−ブタノール等が挙げられる。
本発明の側鎖に水酸基を有する重合体(C2)は、水酸基を有するエチレン性不飽和単量体と必要に応じその他のエチレン性不飽和単量体を重合せしめて得ることができる。水酸基を有するエチレン性不飽和単量体としては、
水酸基を有する(メタ)アクリレート系単量体、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2(若しくは3)−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2(若しくは3若しくは4)−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、またはシクロヘキサンジメタノールモノ(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、またはエチル−α−ヒドロキシメチルアクリレート等のアルキル−α−ヒドロキシアルキルアクリレート、あるいは、
水酸基を有する(メタ)アクリルアミド系単量体、例えば、N−(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒドロキシプロピル)(メタ)アクリルアミド、またはN−(2−ヒドロキシブチル)(メタ)アクリルアミド等のN−(ヒドロキシアルキル)(メタ)アクリルアミド、あるいは、
水酸基を有するビニルエーテル系単量体、例えば、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、2−(または3−)ヒドロキシプロピルビニルエーテル、または2−(若しくは3−若しくは4−)ヒドロキシブチルビニルエーテル等のヒドロキシアルキルビニルエーテル、あるいは、
水酸基を有するアリルエーテル系単量体、例えば、2−ヒドロキシエチルアリルエーテル、2−(または3−)ヒドロキシプロピルアリルエーテル、または2−(若しくは3−若しくは4−)ヒドロキシブチルアリルエーテル等のヒドロキシアルキルアリルエーテル等が挙げられる。
また、グリセロールモノ(メタ)アクリレート等の水酸基を2つ有する単量体も挙げられる。更に、エポキシ基等の環状エーテル基を有するエチレン系不飽和単量体に、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体を反応させたものや、あるいは(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体に、単官能エポキシ化合物等の単官能環状エーテル化合物を反応させたもの等も挙げられる。
その他のエチレン性不飽和単量体としては、例えば、前記一般式(6)で示される重合体を製造する工程で説明したアクリル単量体とアクリル単量体以外の単量体とが挙げられ、任意に使用することができる。
次に、片末端に水酸基を有する重合体(C1)または側鎖に水酸基を有する重合体(C2)とトリカルボン酸無水物(B1)「及び/またはテトラカルボン酸二無水物(B2)とを反応させる工程について説明する。
ビーズのサイズは使用する顔料や目標とする性能によって選択するが、微細化された顔料を分散して高いコントラストを達成するためには細かいビーズの方が好ましく、本発明の効果を最大限に得るためには0.5μm以下が望ましい。
分散剤の製造例
製造例1
窒素ガス導入管、コンデンサ、攪拌機を備えた反応容器に、ラウリルアルコール186g 、ε−カプロラクトンモノマー571g 、テトラブチルチタネート0 .6gを仕込み、窒素ガスで置換した後、120℃ で3時間加熱、撹拌した。カプロラクトンモノマーの消失を、テトラハイドロフランを溶離液とするGPC( ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)のRI検出器により確認した。40℃以下に冷却した後、オルトリン酸換算含有量116%のポリリン酸84.5gと混合し、徐々に昇温し、80℃ で6時間、攪拌しながら加熱し、R4の数平均分子量760 、y=1と2の存在比が100:12の分散剤K1 を得た。反応物の酸価は、166であった。
製造例2
ガス導入管、コンデンサー、攪拌翼、及び温度計を備え付けた反応槽に、1−ドデカノール62.6部、ε−カプロラクトン287.4部、触媒としてモノブチルスズ(IV)オキシド0.1部を仕込み、窒素ガスで置換した後、120℃で4時間加熱、撹拌した。固形分測定により98%が反応したことを確認した後、ここに無水ピロメリット酸36.6部を加え、120℃で2時間反応させた。酸価の測定で98%以上の酸無水物がハーフエステル化していることを確認し反応を終了し分散剤を得た。このようにして固形分当たりの酸価49mgKOH/g、数平均分子量(Mn)2,500の芳香族カルボキシル基を有する分散剤A1を得た。
ガス導入管、コンデンサー、攪拌翼、及び温度計を備え付けた反応槽に、メチルメタクリレート100部、n−ブチルアクリレート100部、メトキシプロピルアセテート40部を仕込み、窒素ガスで置換した。反応容器内を80℃に加熱して、3‐メルカプト‐1,2‐プロパンジオール12部を添加した後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.2部を20回に分けて30分ごとに加え、80℃のまま12時間反応し、固形分測定により95%が反応したことを確認した。次に、ピロメリット酸無水物30部、メトキシプロピルアセテート190部、触媒として1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン0.40部を追加し、120℃で7時間反応させた。98%以上の酸無水物がハーフエステル化していることを滴定で確認し反応を終了し、固形分当たりの酸価42mgKOH/g、数平均分子量(Mn)4,100である芳香族カルボキシル基を有する分散剤A2を得た。
ガス導入管、コンデンサー、攪拌翼、及び温度計を備え付けた反応槽に、メトキシプロピルアセテート60部を仕込み110℃に昇温し、反応容器内を窒素置換した後、滴下槽から、メチルメタクリレート40部、ベンジルメタクリレート28部、ブチルアクリレート20部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート12部、メトキシプロピルアセテート40部、及びジメチル−2,2’−アゾビスジイソブチレート6部を予め均一に混合した混合液を2時間かけて滴下し、その後3時間、同じ温度で攪拌を続け、反応を終了した。このようにして、数平均分子量が3,800であり、一分子中の水酸基の平均個数3.5個である中間体を得た。該中間体を固形分で100部、トリメリット酸無水物5.1部、及びジメチルベンジルアミン0.1部を仕込み、100℃で6時間反応させた。このようにして、一分子あたりのトリメリット酸の平均個数が1個、固形分当たりの酸価30mgKOH/g、数平均分子量(Mn)4,000である芳香族カルボキシル基を有する分散剤A3を得た。
Pigment Green36(リオノールグリーン 6YK:東洋インキ製造製) 11部、有機色素誘導体(D3) 0.2部、有機色素誘導体(D4) 0.8部、分散剤A1 4.0部、アクリル樹脂(酸価100、Mw17000) 4.0部、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート 80.0部を混合し、直径0.5mmのジルコニアビーズを充填したサンドミルを用いて5時間分散した。
実施例1においてPigment Green36をPigment RED254(イルガフォアレッド B−CF:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例3]
実施例1においてPigment Green36をPigment Yellow150(E4GN:ランクセス製)に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例4]
実施例1において有機色素誘導体(D3)を0.1部、有機色素誘導体(D4)を0.9部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例5]
実施例1において有機色素誘導体(D3)を0.45部、有機色素誘導体(D4)を0.55部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例6]
実施例2において有機色素誘導体(D3)を0.1部、有機色素誘導体(D4)を0.9部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例7]
実施例2において有機色素誘導体(D3)を0.45部、有機色素誘導体(D4)を0.55部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例8]
実施例1において分散剤A1をK1に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
実施例4において分散剤A1をK1に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例10]
実施例5において分散剤A1をK1に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例11]
実施例1において分散剤A1をA2に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例12]
実施例4において分散剤A1をA2に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例13]
実施例5において分散剤A1をA2に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例14]
実施例1において分散剤A1をA3に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例15]
実施例4において分散剤A1をA3に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[実施例16]
実施例5において分散剤A1をA3に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
実施例1において有機色素誘導体(D3)を0部、有機色素誘導体(D4)を1部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[比較例2]
実施例1において有機色素誘導体(D3)を1部、有機色素誘導体(D4)を0部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[比較例3]
実施例1において有機色素誘導体(D3)を0.8部、有機色素誘導体(D4)を0.2部に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[比較例4]
比較例1においてPigment Green36をPigment RED254(イルガフォアレッド B−CF:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
[比較例5]
比較例2においてPigment Green36をPigment RED254(イルガフォアレッド B−CF:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)に変えた以外は同様にして顔料分散体を得た。
Claims (8)
- 少なくとも顔料、分散剤、溶剤および有機色素誘導体または複素芳香族環誘導体(D)からなる顔料組成物であって、有機色素誘導体または複素芳香族環誘導体(D)が下記一般式(1)で示される有機色素誘導体または複素芳香族環誘導体(D1)と下記一般式(2)で示される有機色素誘導体または複素芳香族環誘導体(D2)とを含み、D1:D2の重量比が5:95〜40:60であることを特徴とするカラーフィルタ用顔料分散体。
一般式(1):
一般式(2):
式中の記号は以下の意味を示す。
Q;有機色素残基、またはアントラキノン残基、または置換基を有してもよい複素環、または置換基を有してもよい芳香族化合物
X;直接結合、−CONH−Y1−、SO2NH−Y1−、または−CH2NHCOCH2NH−Y1−
(Y1;置換基を有していてもよいアルキレン基またはアリーレン基)
R1;
(Y2;−NH−、または−O−)
(R2、R3;それぞれ独立に置換もしくは無置換のアルキル基またはR2とR3で少なくとも窒素原子を含むヘテロ環を形成していてもよい。)
m:1〜6の整数
n:1〜4の整数 - 顔料と有機色素誘導体または複素芳香族環誘導体(D)の比率が100:0.1から100:100であることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ用顔料分散体。
- 分散剤が芳香族カルボキシル基を有する分散剤(A)で、芳香族トリカルボン酸無水物(B1)及び/または芳香族テトラカルボン酸無水物(B2)と水酸基を有する重合体(C)を反応させてなる化合物である請求項1または2記載のカラーフィルタ用顔料分散体。
- 水酸基を有する重合体(C)が、片末端に水酸基を有する重合体(C1)である請求項4記載のカラーフィルタ用顔料分散体。
- 水酸基を有する重合体(C)が、側鎖に水酸基を有する重合体(C2)であることを特徴とする請求項4記載のカラーフィルタ用顔料分散体。
- 片末端に水酸基を有する重合体(C1)が、片末端に2つの水酸基を有する重合体(C3)であることを特徴とする請求項4記載のカラーフィルタ用顔料分散体。
- 請求項1から7いずれか記載のカラーフィルタ用顔料分散体からなるカラーフィルタ用顔料インキ。
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