JP2010161241A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体基板側から熱酸化膜、CVD酸化膜の2層を積層したゲート絶縁膜を有する半導体装置において、アニール処理時にCVD酸化膜の内部応力が圧縮応力に変化することによる半導体基板等の歪みを低減する。
【解決手段】熱酸化膜とCVD酸化膜との間に、リンガラス膜を形成する。リンガラスは、シリコン酸化膜中にリン(P)を導入して軟化温度(ガラス転移温度)を低くした酸化膜であり、850〜900℃でリフローと呼ばれる流動現象が生じる。900℃以上で行われるCVD酸化膜のアニール処理時には、リンガラス膜がリフロー流動状態となり、熱酸化膜とCVD酸化膜と間で緩衝材として機能する。これによってアニール処理時にCVD酸化膜の内部応力が圧縮応力に変化することが抑制され、ゲート絶縁膜や半導体基板の歪みが低減される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トレンチゲート型の半導体装置、およびその製造方法に関する。
特許文献1には、図8に示す縦型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を備えた半導体装置900が開示されている。半導体装置900では、半導体基板の上面側にゲート電極901およびソース電極902が形成されている。半導体基板の下面側にはドレイン電極903が形成されている。ドレイン電極903側から、Nドレイン領域904、Nドリフト領域905、Pボディ領域906が設けられている。半導体基板の上面側にはゲートトレンチ912が設けられている。ゲートトレンチ912は、Pボディ領域906を貫通してNドリフト領域905まで伸びている。隣り合うゲートトレンチ912の間の半導体基板上面側には、2つのNソース領域908が設けられている。Nソース領域908は、ゲートトレンチ912に接触している。ソース電極902は、半導体基板の上面で2つのNソース領域908と接している。
ゲートトレンチ912の内表面にはゲート絶縁膜913が形成され、その内側にゲート電極901が配置されている。ゲート電極901の上面には、層間絶縁膜917が設けられている。ゲート絶縁膜913は2層の酸化膜によって構成されており、半導体基板側に熱酸化膜921、ゲート電極901側にCVD酸化膜922が形成されている。尚、熱酸化膜921およびCVD酸化膜922はいずれもシリコン酸化膜(SiO)である。このような2層の膜からなるゲート絶縁膜913は、トレンチゲート912の内表面を含む半導体基板の表面を酸化雰囲気で熱処理して熱酸化膜921を形成した後、熱酸化膜921の表面にシリコンCVD絶縁膜922を形成し、900℃程度以上の温度でアニール処理を行うことによって形成される。ゲート絶縁膜として熱酸化膜とCVD酸化膜とを積層した2層の膜を用いることで、電気的、機械的特性が安定し、チャージアップされる電荷の蓄積が少ないゲート絶縁膜を得られるとしている。
特開平7−249770号公報
特許文献1のように熱酸化膜上にCVD酸化膜を形成する場合、CVD酸化膜の成膜直後は、熱酸化膜と比較してCVD酸化膜の膜質が疎であるために、熱酸化膜の圧縮応力がCVD酸化膜によって分散される。これによって、CVD酸化膜の内部応力は引張応力となっている。その後、CVD酸化膜のアニール処理を行うと、CVD酸化膜の膜質が緻密化することによって、CVD酸化膜の内部応力が圧縮応力となる。CVD酸化膜、熱酸化膜ともに内部応力が圧縮応力となり、これら圧縮応力が半導体基板に作用する。これによって、半導体基板等に歪みが発生し易くなり、ゲート酸化膜の耐圧や長期信頼性を低下させる原因となり得る。
そこで、本発明は、半導体基板に設けられたトレンチと、トレンチの内表面に設けられた絶縁膜とを備えたトレンチゲート型の半導体装置であって、絶縁膜が、半導体基板側から、熱酸化膜、リンガラス膜、CVD酸化膜の順に形成された多層膜を有する半導体装置を提供する。
本発明の半導体装置では、熱酸化膜とCVD酸化膜との間に、リンガラス膜が形成されている。リンガラス膜は、シリコン酸化膜中にリン(P)を導入して軟化温度(ガラス転移温度)を低くした酸化膜であり、850〜900℃でリフローと呼ばれる流動現象が生じる。すなわち、900℃以上で行われるCVD酸化膜のアニール処理時には、リンガラス膜がリフロー流動状態となり、熱酸化膜とCVD酸化膜との間で緩衝材として機能する。これによってアニール処理時にCVD酸化膜の内部応力が圧縮応力に変化することが抑制され、ゲート絶縁膜や半導体基板の歪みが低減される。
本発明においては、リンガラス膜には、主骨格がSiOによって構成されているシリカガラスにリン(P)が導入されたリン添加ガラス(Phosho Silicate Glass:PSG)膜や、主骨格がPによって構成されたガラス膜が含まれる。また、リンガラス膜は、さらにホウ素(B)等の不純物を含んでいてもよい。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板に設けられたトレンチと、トレンチの内表面に設けられた絶縁膜とを備えた半導体装置の製造方法であって、半導体基板に形成されたトレンチの内表面に熱酸化膜を形成する第1工程と、第1工程後にトレンチの内表面にリンガラス膜を形成する第2工程と、第2工程後にトレンチの内表面にCVD酸化膜を形成する第3工程と、第3工程後にアニール処理を行う第4工程とを含んでいる。これによって、本発明に係る半導体装置を製造することができる。
本発明によれば、熱酸化膜とCVD酸化膜とを含む膜をゲート絶縁膜として用いた半導体装置において、アニール処理時にCVD酸化膜の内部応力が圧縮応力に変化することが抑制され、ゲート絶縁膜や半導体基板の歪みが低減される。
実施形態の半導体装置を示す図である。 実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施形態の半導体装置の製造方法を説明する図である。 図6(a)および図6(b)は、実施形態の半導体装置のゲート絶縁膜の内部応力を説明する図である。 図7(a)および図7(b)は、従来例の半導体装置のゲート絶縁膜の内部応力を説明する図である。 従来例の半導体装置を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る半導体装置10は、図1に示すトレンチゲート構造を有するパワーMOSFETである。半導体装置10は、半導体基板12の下面から順に積層されたN型のドレイン領域20、N型のドリフト領域18、P型のボディ領域16を有している。半導体基板12には、その上面から、ボディ領域16を貫通してドリフト領域18に達するトレンチ30が形成されている。トレンチ30の内壁面には、ゲート絶縁膜24が形成されており、トレンチ30の内部には、ポリシリコン等からなるゲート電極26が充填されている。ボディ領域16の上面にはN型のソース領域14がトレンチ30のゲート絶縁膜24に接するように設けられている。
ゲート絶縁膜24は、半導体基板12側から順に、シリコン酸化物からなる熱酸化膜241、リンガラス膜242、シリコン酸化物からなるCVD酸化膜243が積層された3層の膜を備えている。リンガラス膜242は、軟化温度が850℃よりも低く、850℃程度以上でリフロー流動性を有する。リンガラス膜242としては、例えば、主骨格がSiOによって構成されているシリカガラスにリン(P)が導入されたリン添加ガラス(PSG)膜を用いることができる。リン添加ガラスとしては、主骨格であるSiOの2.3×1022個/cmのSi原子のうち、1×1016個/cm以上がリン原子に置換されているものを好適に用いることができる。また、主骨格がPによって構成されたガラス膜を用いることができる。また、リンガラス膜は、さらにホウ素(B)等の不純物を含んでいてもよい。
本実施形態の半導体装置10では、熱酸化膜241とCVD酸化膜243との間に、リンガラス膜242が設けられている。このような構成とすることによって、後述するように、900℃以上で行われるCVD酸化膜アニール工程においては、リンガラス膜がリフロー流動状態となり、熱酸化膜とCVD酸化膜との間で緩衝材として機能する。これによって、アニール処理時にCVD酸化膜の内部応力が圧縮応力に変化することが抑制され、ゲート絶縁膜や半導体基板の歪みが低減される。
尚、リンガラス膜242の絶縁耐圧は、約1MV/cmであり、熱酸化膜241の絶縁耐圧(10MV/cm程度)やCVD酸化膜243の絶縁耐圧(9MV/cm程度)と比較して低い。このため、ゲート絶縁膜24の膜厚に占めるリンガラス膜242の膜厚の割合が大き過ぎると、ゲート絶縁膜24の耐圧確保が困難となり得る。本実施形態のように、ゲート絶縁膜24の厚さが50〜100nm程度であるパワー半導体装置の場合には、緩衝材として機能できる程度の厚さのリンガラス膜242が形成されていてもゲート絶縁膜24の耐圧を十分に確保できる。例えば、ゲート絶縁膜24の膜厚が100nm程度の場合には、リンガラス膜242の膜厚が3〜10nm程度であれば、緩衝材として機能しつつゲート絶縁膜24の耐圧を確保できる。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、トレンチの内表面に多層構造を有するゲート絶縁膜を形成する工程に特徴があるため、その他の工程については詳細な説明を省略する。その他の工程には一般的な半導体装置の製造方法を利用することができる。
まず、半導体装置10のドリフト領域18と同程度のN型不純物濃度を有する半導体基板52の上面側に、ボディ領域16を形成した後、図2に示すように、CVD法によって半導体基板52の上面にシリコン酸化物からなるマスク層50を形成する。マスク層50は、トレンチ30に対応する範囲に開口を設けた形状に形成する。その後、上面側から反応性イオンエッチング(RIE)法によって半導体基板52をエッチングし、これによって、図2に示すように、トレンチ30を形成する。本実施形態では、深さが約2.0μm、幅が約0.5μmのトレンチ30を形成する。また、トレンチ30は、その壁面の傾斜角度(図2の角度θ1)が86.5°〜89.0°となるテーパ形状に形成する。マスク層50を除去した後、次の熱酸化膜形成工程を行う。
(熱酸化膜形成工程)
トレンチ30を形成した後に、熱酸化膜形成工程を行い、図3に示すようにトレンチ30の内面に熱酸化膜241を形成する。熱酸化膜形成工程では、ガス種としてOを用い、800℃〜1100℃で熱処理を行う。なお、ガス種として、HOやN希釈HO等を用いることもできる。熱酸化膜形成工程では、約10nmの厚さの熱酸化膜241を形成する。本実施形態においては、上記の熱酸化膜形成工程が、請求項2に記載する第1工程に相当する。
(リンガラス膜形成工程)
次に、リンガラス膜形成工程を行い、図4に示すように、熱酸化膜241の表面にリンガラス膜242を形成する。リンガラス膜形成工程では、ガス種としてPOCl/Oを用い、900℃程度で処理して、Pを主成分とする堆積層としてリンガラス膜242を形成する。リンガラス膜242は、軟化温度が850℃よりも低く、850℃以上でリフロー流動性を有する。尚、ガス種としてPOCl/Oに代えてPHを用い、同様に900℃程度で処理すると、熱酸化膜241にリンがドープされ、リン添加ガラス膜としてリンガラス膜242を形成することができる。本実施形態のリンガラス膜形成工程では、ガス種としてPOCl/Oを用い、4〜5nmの厚さのリンガラス膜242を形成する。本実施形態においては、上記のリンガラス膜形成工程が、請求項2に記載する第2工程に相当する。
(CVD酸化膜形成工程)
次に、CVD酸化膜形成工程を行い、図5に示すように、リンガラス膜242の表面にCVD酸化膜243を形成する。CVD酸化膜形成工程では、ガス種としてTEOS/Oを用い、690℃程度の温度で減圧CVDを実施する。CVD酸化膜形成工程では、約70nmの厚さのCVD酸化膜243を形成する。本実施形態においては、上記のCVD酸化膜形成工程が、請求項2に記載する第3工程に相当する。
(CVD酸化膜アニール工程)
次に、酸化アニール処理によってCVD酸化膜243を緻密化する。酸化アニール処理は、ガス種としてHOを用い、900℃の温度で5分間実施する。酸化アニール処理では、CVD酸化膜243に含まれるカーボン等の不純物が除去され、膜が緻密化するため、CVD酸化膜243の絶縁耐圧が向上する。尚、このCVD酸化膜アニール工程において、熱酸化膜241の膜厚が10nm程度から20nm程度まで増える。本実施形態においては、上記のCVD酸化膜アニール工程が、請求項2に記載する第4工程に相当する。
さらに、ポリシリコン等によってゲートトレンチの内部にゲート電極を形成し、イオン注入および熱拡散処理を行うことによって ソース領域14およびドレイン領域20を形成する。これによって、図1に示すような、半導体装置10が作製される。
上記のCVD酸化膜アニール工程の前後で、CVD酸化膜243の膜質が緻密化することによって内部応力の変化が生じる。図6(a)(b)および図7(a)(b)は、熱酸化膜とCVD酸化膜とを含むゲート絶縁膜の内部応力について説明する図である。図6(a)(b)は、本実施形態に係るゲート絶縁膜24を示しており、半導体基板52側から順に、熱酸化膜241、リンガラス膜242、CVD酸化膜243が積層された3層の膜を備えている。図7(a)(b)は、従来のゲート絶縁膜94を示しており、半導体基板92側から順に、熱酸化膜941、CVD酸化膜943が積層された2層の膜を備えている。図6(a)および図7(a)はCVD酸化膜アニール工程の前(CVD酸化膜形成工程の後)の状態を示しており、図6(b)および図7(b)はCVD酸化膜アニール工程の後の状態を示している。尚、本明細書および図面では、引張応力は負の数値で示し、圧縮応力は正の数値で示している。
図7(a)に示す従来のゲート絶縁膜94では、CVD酸化膜アニール工程の前(CVD酸化膜形成工程の後)では、熱酸化膜941の内部応力は+0.2GPa〜+0.3GPa程度の圧縮応力となっており、これによりCVD酸化膜943の内部応力は−0.2GPa〜−0.3GPa程度の引張応力となっている。図7(a)に示す状態では、CVD酸化膜943によって熱酸化膜941の内部応力が分散されるため、半導体基板92に歪みが生じ難くなっている。上記のCVD酸化膜アニール工程と同様の処理を行うと、CVD酸化膜943の膜質が緻密化することによって、図7(b)に示すように、CVD酸化膜943の内部応力が反転し、熱酸化膜941と同様に+0.2GPa〜+0.3GPa程度の圧縮応力となってしまう。図7(b)に示すように、CVD酸化膜943の内部応力と熱酸化膜941の内部応力が共に圧縮応力となってしまうため、これらの圧縮応力により半導体基板92の歪みが発生する。
一方、図6(a)に示す本実施形態のゲート絶縁膜24では、図7(a)と同様に、CVD酸化膜243の内部応力は、CVD酸化膜アニール工程の前(CVD酸化膜形成工程の後)には、−0.2GPa〜−0.3GPa程度の引張応力となっており、熱酸化膜241の内部応力は、+0.2GPa〜+0.3GPa程度の圧縮応力となっている。上記のCVD酸化膜アニール工程を行うと、CVD酸化膜243の膜質は、CVD酸化膜943と同様に緻密化する。リンガラス膜242は850℃以上でリフロー流動性を有するため、900℃以上の温度で熱処理を行うCVD酸化膜アニール工程では、リンガラス膜242がリフロー流動性を発揮した状態となっている。リンガラス膜242がリフロー流動性を有する状態でCVD酸化膜243が緻密化されるため、図6(b)に示すように、CVD酸化膜アニール工程後のCVD酸化膜243の内部応力をほぼゼロにすることができる。これによって、半導体基板52に作用する応力を小さくすることができるため、半導体基板92に発生する歪みを小さくすることができる。
上記のとおり、本実施形態の半導体装置では、熱酸化膜とCVD酸化膜との間に、リンガラス膜が設けられている。これによって、850〜900℃以上で行われるCVD酸化膜のアニール処理時には、リンガラス膜がリフロー流動状態となり、熱酸化膜とCVD酸化膜との間で緩衝材として機能する。これによってアニール処理時にCVD酸化膜の内部応力が圧縮応力に変化することが抑制され、ゲート絶縁膜や半導体基板の歪みが低減される。
なお、上記の実施形態では、半導体装置としてMOSFETを例として説明したが、本発明は、トレンチ内にシリコン酸化物が充填されている種々の半導体装置の製造に適用することができる。また、上述した実施形態では、トレンチ内にトレンチゲート電極が形成される例について説明したが、本発明は、トレンチ内にシリコン酸化物が充填されている種々の構造(例えば、トレンチ素子分離構造等)に適用することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、各半導体領域については、P型とN型を入れ替えてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 半導体装置
12、52、92 半導体基板
14 ソース領域
16 ボディ領域
18 ドリフト領域
20 ドレイン領域
24、94 ゲート絶縁膜
26 ゲート電極
30 トレンチ
50 マスク層
241、921、941 熱酸化膜
242 リンガラス膜
243、922、943 CVD酸化膜

Claims (2)

  1. 半導体基板に設けられたトレンチと、前記トレンチの内表面に設けられた絶縁膜とを備えたトレンチゲート型の半導体装置であって、
    前記絶縁膜は、前記半導体基板側から、熱酸化膜、リンガラス膜、CVD酸化膜の順に形成された多層膜を有していることを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体基板に設けられたトレンチと、前記トレンチの内表面に設けられた絶縁膜とを備えたトレンチゲート型の半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板に形成されたトレンチの内表面に熱酸化膜を形成する第1工程と、
    第1工程後に、トレンチの内表面にリンガラス膜を形成する第2工程と、
    第2工程後に、トレンチの内表面にCVD酸化膜を形成する第3工程と、
    第3工程後に、アニール処理を行う第4工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016081981A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社日立製作所 半導体装置及びその製造方法
JP2017041613A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 トヨタ自動車株式会社 半導体装置の製造方法と半導体装置

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