JP2010160575A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリに起因するノイズを低減できる電子機器を提供することを課題とする。
【解決手段】ノートパソコン1は、支持板54と、搭載されるメモリ30Mに関する周辺回路を形成する部品が搭載される上面22、及び前記支持板54と共に上面22を挟んで設けられたグランド層G、を有したプリント基板20と、グランド層Gと支持板54とを導通する複数の導通部材40とを備え、上面22上の部品が配置された搭載領域の少なくとも一部は、支持板54と導通部材40との接続箇所を結ぶ仮想線と重なっている。
【選択図】図5
【解決手段】ノートパソコン1は、支持板54と、搭載されるメモリ30Mに関する周辺回路を形成する部品が搭載される上面22、及び前記支持板54と共に上面22を挟んで設けられたグランド層G、を有したプリント基板20と、グランド層Gと支持板54とを導通する複数の導通部材40とを備え、上面22上の部品が配置された搭載領域の少なくとも一部は、支持板54と導通部材40との接続箇所を結ぶ仮想線と重なっている。
【選択図】図5
Description
本発明は、ノートパソコン、デスクトップパソコン、プリンタ等の電子機器に関する。
近年、情報技術装置であるデスクトップパソコン、ノートパソコン、プリンタ等に代表される電気・電子機器に関して、EMI(EMI:ElectroMagnetic Interference)対策を行うことが必須となってきている。また、EMC(EMC:Electromagnetic Compatibility)においては、各国で独自の規制が行われている。情報技術装置の製造業者は、その国のEMI規制に関する規格に適合しなければ、その国で製品を販売したり輸出したりすることはできない。EMI規制に関する規格としては、例えば、日本ではVCCI規約・規定類、米国ではFCC規則等があり、国際規格としては、国際無線障害特別委員会(CISPR)が定めたCISPR規格がある。各国は、このCISPR規格にほぼ準拠した規格を制定しているため、CISPR規格に適合すれば、各国のEMI規制をほぼクリアできる。
このような状況を背景として、現在、電気・電子機器に対してはEMI対策(電磁波ノイズ対策)が行われている。このような電気・電子機器には、メモリ用のスロットを実装したプリント基板が用いられる場合がある。一般に、メモリに関連する配線パターンは高速な信号であり、電磁波ノイズのレベルが高いため、メモリに起因するEMI対策は、EMI対策が困難なものの一つである。これを背景として、プリント基板には、例えば、2層のグランド層と、これら2層のグランド層の間に設けられた信号層および電源層を備えたものがある。2層のグランド層の間に設けられた信号層には、メモリ用の配線パターンが配線されたものがある。メモリの配線パターンが2層のグランド層に挟まれることによって、メモリに起因する電磁波ノイズはある程度抑制できる。
しかしながら、最近ではコスト低減を目的としてグランド層を1層しか備えていないプリント基板が使われる場合がある。グランド層を2層備えたプリント基板に対して、グランド層を1層しか備えていないプリント基板においては配線パターンをグランド層によって挟むことはできない。従って、グランド層を1層しか備えていないプリント基板においては、メモリに起因するノイズが増える恐れがある。
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、メモリに起因するノイズが低減した電子機器を提供することを目的とする。
本明細書に開示の電子機器は、金属板と、搭載されるメモリに関する周辺回路を形成する部品が搭載される実装面、及び前記金属板と共に該実装面を挟んで設けられたグランド層、を有したプリント基板と、前記グランド層と前記金属板とを導通する複数の導通部とを備え、前記実装面上の部品が配置された搭載領域の少なくとも一部は、前記金属板と前記導通部との接続箇所を結ぶ仮想線と重なっている。
プリント基板のグランド層と金属板とが導通し、また、周辺回路は、プリント基板のグランド層と金属板とに挟まれる。これにより、周辺回路から放射される電磁ノイズを抑制できる。また、搭載領域の少なくとも一部は、金属板と導通部との接続箇所を結ぶ仮想線と重なるので、周辺回路から放射される電磁ノイズが抑制される。これにより、メモリに起因するノイズを抑制できる。
また、本明細書に開示の電子機器は、金属板と、メモリ用のスロットと、前記金属板と向かい合うと共に前記メモリに関する周辺回路を形成する部品が搭載された第1面、前記スロットが実装された第2面、及びグランド層、を有したプリント基板と、前記グランド層と前記金属板とを導通する複数の導通部とを備え、前記周辺回路を形成する部品の搭載領域の少なくとも一部は、前記金属板と前記複数の導通部との複数の接続箇所を結ぶ、複数の仮想線によって囲まれている。
メモリに起因するノイズが低減した電子機器を提供できる。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、ノートパソコン1の斜視図である。ノートパソコン1は、本体部10、表示部90を含む。このノートパソコン1は電子機器の一種である。本体部10、表示部90は開閉可能に連結されている。本体部10の上面11側には、キーボード50、ポインティングデバイス80が設けられている。表示部90は、ディスプレイ92が設けられている。キーボード50は、複数の入力キー52を有している。キーボード50、ポインティングデバイス80の入力操作に応じて、ディスプレイ92には所望の画像が表示される。
図2は、本体部10の下面12側の説明図である。図3は、本体部10の内部構造の説明図である。図4は、本体部10の上面11側の説明図である。図2に示すように、本体部10の下面12側には、開口部14と、開口部14を塞ぐ蓋141が設けられている。プリント基板20の下面24側に、スロット30が実装されている。メモリ30Mは、スロット30に装着される。スロット30からのメモリ30Mの挿抜は、開口部14から蓋141を外して行われる。
図3に示すように、本体部10内には、プリント基板20、スロット30が収納されている。プリント基板20には、CPU(Central Processing Unit)等の電子部品が実装されている。プリント基板20は、マザーボードに相当する。プリント基板20の上面22側には、電子部品32が実装されている。電子部品32は、スロット30と電気的に接続されている。電子部品32は、スロット30に挿入されたメモリ30Mの周辺回路に相当する。電子部品32は、スロット30の実装面とは反対側の表面層に実装されている。プリント基板20の上面22は第1面に相当し、下面24は第2面に相当する。また、上面22は、搭載されるメモリに関する周辺回路を形成する部品が搭載される実装面に相当する。プリント基板20の上面22の電子部品32にはメモリ30Mに関するその他の電子部品、配線パターンが含まれている。
図3に示すように、キーボード50は、入力キー52と、入力キー52を支持する支持板54とを有している。支持板54は、金属製である。本体部10の上面11側には、キーボード50の装着位置を規定するための凹部15が形成されている。支持板54は、金属板に相当する。
プリント基板20のシグナルグランド(信号接地)28は、プリント基板20のグランド層Gと電気的に導通している。シグナルグランド28と支持板54とは、導通部材40によって電気的に導通している。図3に例示した導通部材40は、円筒形状である。導通部材40が円筒状であるので、支持板54と導通部材40との接続箇所は、シグナルグランド28の真上となる。しかしながら、導通部材40はこのような形状に限定されない。例えば、支持板54と導通部材40との接続箇所をシグナルグランド28の真上以外とする場合、側断面から見てL字状の導通部材を採用してもよい。また、導通部材40は、バネ状の部材、板状の部材、導電性ガスケット、フィンガー、導電性のあるテープ類の何れか、又はそれらの組み合わせであってもよい。導電性のあるテープ類には、例えば、銅テープ、アルミテープ、導電布等を含む。
図5は、キーボード50を取り外した状態での本体部10の上面11側の説明図である。尚、図5には、導通部材40と支持板54との接続箇所Pを示している。図5に示すように、接続箇所Pは、4箇所ある。隣接する接続箇所P同士を結ぶ仮想線が、搭載領域Eを囲うように、接続箇所Pが規定されている。ここで、搭載領域Eは、メモリ30Mに関する周辺回路を形成する部品が配置された領域である。周辺回路には、電子部品や配線パターンを含む。電子部品には、ターミネーション抵抗、バイパスコンデンサなどを含む。配線パターンには、メモリデータラインやメモリの電源パターンなどを含む。搭載領域Eは、プリント基板20の支持板54と向かい合う上面22側にある領域である。
図6は、プリント基板20の構造の説明図である。プリント基板20は、上面22側から下面24側に順に、信号層S、電源層V、信号層S、信号層S、グランド層G、信号層Sが積層されている。プリント基板20は6層構造である。プリント基板20は、グランド層Gが1層しか設けられていない。
スロット30、メモリ30Mに関連する配線パターンの主要部分は、電源層Vとグランド層Gとに挟まれた内層の信号層Sに設けられている。最も外側にあるプリント基板20の表面層の信号層Sには、スロット30の配線パターンはほとんど設けられていない。これは、スロット30、メモリ30Mに関連する配線パターンは高速な信号であり、プリント基板20から放射される電磁波ノイズのレベルを高くしないよう配慮しているためである。
図3に示したように、プリント基板20のシグナルグランド28と支持板54とを導通することにより、電子部品32及び搭載領域Eは、プリント基板20のグランド層Gと支持板54とによって囲まれる。即ち、プリント基板20のグランド層Gと支持板54とが、メモリ30Mを起因とするノイズのシールドとして機能する。これにより、搭載領域Eから放射されるノイズを抑制できる。
また、図5に示したように、搭載領域Eを囲うように接続箇所Pを規定することにより、メモリ30Mに起因するノイズを抑制することができる。
一般的に、グランド層を2層有したプリント基板は、グランド層を1層しか有していないプリント基板よりもコストが高い。従って、グランド層を1層しか有していないプリント基板を採用することによりコストを抑制しつつ、かつノイズについても抑制できる。
また、このような導通部材40を設けないでノイズを低減するためには、例えば筐体にメッキ塗装をすることが考えられる。しかしながらこのような対策は、製造コストが増大する。本実施例では、導通部材40によりプリント基板20のグランド層Gと支持板54とを電気的に接続することにより、低コストでかつノイズを抑制できる。
尚、最も近接した接続箇所P間の距離は、所定の周波数での電磁波の波長の約4分の1であることが望ましい。例えば、導通部材40を設けない場合に、搭載領域E付近から放射される電磁波ノイズの波長を計測する。この計測の結果、周波数1000MHzの電磁波ノイズの放射を抑制したいとする。この場合には、1000MHzの電磁波の波長は約30cmであり、その4分の1の長さは約7.5cmである。従って、最も近接した接続箇所Pの間隔を、約7.5cm又はそれ以下に設定する。これにより、周波数1000MHzの電磁波ノイズの放射を抑制できる。
次に、第1変形例について説明する。図7Aは、第1変形例の説明図である。図7Aに示すように、第1変形例では、接続箇所Pは3箇所に設定されている。接続箇所Pを結ぶ仮想線は、搭載領域Eの一部分を囲う。これによっても、ノイズを抑制できる。
図7Bは、第2変形例の説明図である。図7Bに示すように、接続箇所Pを8箇所に設定して、搭載領域Eを囲うようしてもよい。隣接する接続箇所P間の距離を短くすることができるので、高調波のノイズの放射も抑制できる。
図7Cは、第3変形例の説明図である。図7Cに示すように、導通部材40Aは、枠状に形成されている。導通部材40Aは搭載領域Eを囲っている。これにより、高調波のノイズの放射も抑制できる。導通部材40Aは、金属製である。導通部材40A、プリント基板20のグランド層G、支持板54とによって、搭載領域Eは包囲される。
次に、接続箇所の位置及び接続数に応じて、メモリに起因するノイズの抑制効果の変化について説明する。本発明者らは、接続箇所の位置及び接続数に応じて、ノイズの抑制効果がどのように変化するが比較実験を行った。図8は、接続箇所の位置及び接続数に応じたノイズの抑制効果の説明図である。図8は、キーボード50が取り外された上面11を示している。図8に示すように、最大、4箇所で接続される場合を想定して、比較実験を行った。
図8には、導通部材40a、40bを結ぶ仮想線ab、導通部材40b、40cを結ぶ仮想線bc、導通部材40c、40dを結ぶ仮想線cd、導通部材40d、40aを結ぶ仮想線daを示している。同様に、導通部材40a、40cを結ぶ仮想線ac、導通部材40b、40dを結ぶ仮想線bdを示している。
また、上面11には、導通部材40a、40bとの干渉を回避するための開口部14a、14bが形成されている。また、上面11にはアルミテープ42cが貼り付けられており、アルミテープ42cの上に導通部材40cが接着されている。アルミテープ42cは、プリント基板20側に設けられたフィンガー(不図示)と電気的に接続されている。フィンガーは、プリント基板20のシグナルグランドと電気的に接続されている。これにより、アルミテープ42cとプリント基板20のグランド層とは電気的に接続され、よって導通部材40cとプリント基板20のグランド層とが電気的に接続されている。導通部材40d、アルミテープ42dについても同様である。
また、凹部15には、開口部18、19が形成されている。凹部15は、キーボード50の支持板54とプリント基板20の上面22側に実装されている電子部品とが接触することを回避するために導通のない部材で生成されている。凹部15に開口部18、19が設けられている理由は、キーボード50およびポインティングデバイス80とプリント基板20をフレキ(フレキシブルプリント基板)で接続するために必要な空間を確保するためである。
まず、導通部材40a、40bの2点で接続した場合で実験した。仮想線abは、搭載領域E及び電子部品32とは重なっていない。導通部材40a、40bの2点で接続した場合において、周波数約30MHz〜約1000MHzまでの間での電磁波の妨害波電界強度を測定した。妨害波電界強度は、水平偏波、垂直偏波のそれぞれについて測定した。導通部材40a、40bの2点で接続した場合と、以下の条件で接続した場合とを比較して、実験を行った。尚、上記条件を第1条件と称する。
次に、導通部材40a、40cの2点で接続した場合で実験した。この条件を第2条件と称する。仮想線acは、搭載領域Eと重なっている。ここで、搭載領域E内には、電子部品32の他、スロット30と電気的に接続されたビア(不図示)や抵抗(不図示)などが設けられている。また、導通部材40a、40c間の距離は、7.5cmより大きい。第2条件では、第1条件よりも約3〜7dBのノイズの低減効果があった。
次に、導通部材40a、40b、40dの3点で接続した場合で実験した。この条件を第3条件と称する。仮想線ab、bd、adによって、電子部品32の一部が囲まれるが、電子部品32の全体は囲まれていない。尚、仮想線ab、bd、adのうち、仮想線bdが最も長く、仮想線adが最も短い。導通部材40a、40d間の距離は、7.5cmよりも短い。しかしながら、導通部材40b、40dの長さは、7.5cmよりも大きい。第3条件は、第1条件よりも約1〜7dBのノイズの低減効果があった。
次に、導通部材40a、40b、40cの3点で接続した場合で実験した。この条件を第4条件と称する。仮想線ab、bc、acによって、電子部品32全体が囲まれている。第4条件は、第1条件よりも4〜12dBのノイズの低減効果があった。また、第4条件は、第3条件と効果と比較して、広い周波数帯域でノイズの低減効果があった。
次に、導通部材40a〜40dの4点で接続した場合で実験した。この条件を第5条件と称する。この場合、仮想線ab、bc、cd、adにより、搭載領域E及び電子部品32が囲まれる。第5条件は、第1条件よりも4〜13dBのノイズの低減効果があった。
次に、導通部材40b、40dの2点で接続した場合で実験した。この条件を第6条件と称する。仮想線bdは、電子部品32及び搭載領域Eと重なっている。第6条件では、第1条件よりも3〜7dBのノイズの低減効果があった。また、第6条件では、導通部材40a、40b、40dの3点で接続した場合での第3条件よりもノイズ低減の効果があった。第3条件では、電子部品32の一部分が仮想線ab、bd、daによって囲まれていない。従って、接続箇所が3点以上の場合では、仮想線が電子部品32全体を囲むように導通部材の位置を設定した方がよいことがわかる。
図9は、上記条件下での実験結果を示したグラフである。図9に示すように、第5条件が最もノイズの抑制効果が大きい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
尚、上記実施例において、搭載領域Eは、プリント基板20とキーボード50の支持板54とにより挟まれるが、例えば、キーボード50とは別の金属製の板とプリント基板20とによって搭載領域Eが挟まれるようにしてもよい。また、電子機器の一例としてノートパソコンを例に説明したが、デスクトップパソコンや、プリンタ等他の情報技術装置であってもよい。
1 ノートパソコン
10 本体部
20 プリント基板
30 スロット
30M メモリ
32 電子部品
40 導通部材
50 キーボード
52 入力キー
54 支持板(金属板)
E 搭載領域
G グランド層
P 接続箇所
ab、bc、cd、ad、ac、bd 仮想線
10 本体部
20 プリント基板
30 スロット
30M メモリ
32 電子部品
40 導通部材
50 キーボード
52 入力キー
54 支持板(金属板)
E 搭載領域
G グランド層
P 接続箇所
ab、bc、cd、ad、ac、bd 仮想線
Claims (7)
- 金属板と、
搭載されるメモリに関する周辺回路を形成する部品が搭載される実装面、及び前記金属板と共に該実装面を挟んで設けられたグランド層、を有したプリント基板と、
前記グランド層と前記金属板とを導通する複数の導通部とを備え、
前記実装面上の部品が配置された搭載領域の少なくとも一部は、前記金属板と前記導通部との接続箇所を結ぶ仮想線と重なっている電子機器。 - 金属板と、
メモリ用のスロットと、
前記金属板と向かい合うと共に前記メモリに関する周辺回路を形成する部品が搭載された第1面、前記スロットが実装された第2面、及びグランド層、を有したプリント基板と、
前記グランド層と前記金属板とを導通する複数の導通部とを備え、
前記周辺回路を形成する部品の搭載領域の少なくとも一部は、前記金属板と前記複数の導通部との複数の接続箇所を結ぶ、複数の仮想線によって囲まれている電子機器。 - 前記搭載領域の全体が、前記複数の仮想線によって囲まれる、請求項2の電子機器。
- 前記導通部は、前記搭載領域を囲うように枠状である、請求項2又は3の電子機器。
- 前記接続箇所の間隔は、所定の周波数での電磁波の波長の約4分の1である、請求項1乃至4の何れかの電子機器。
- 前記金属板は、入力キーを支持する、請求項1乃至5の何れかの電子機器。
- 前記プリント基板は、前記グランド層を1層のみ備えている、請求項1乃至6の何れかの電子機器。
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JP2009001086A Pending JP2010160575A (ja) | 2009-01-06 | 2009-01-06 | 電子機器 |
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