JP2010159937A - 集熱装置の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量発泡コンクリートの外壁であっても、容易に取り付けることができる集熱装置3の取付構造を提供する。
【解決手段】取付構造では、集熱装置3を構成する枠状の装置本体32が、アンカー部材4によりALC外壁124及び腰壁ALC外壁221に取り付けられている。そのため、アンカー部材4により、装置本体32を介して集熱装置3を外壁に確実に取り付けることができる。そして、アンカー効果により、抜けることがない。金属製パネル31と腰壁ALC外壁221及びALC外壁124との間には、居室12に連通される空気流通路が形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、外壁に太陽熱を集める集熱装置を取り付ける集熱装置の取付構造に関する。
太陽熱を利用した暖房補助システムを建物に装着することが行われており、その一例として、アルミ製パネルの内部に空気を取り込み、この空気を暖めるソーラースパンドルが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1では、アルミパネルからなるソーラーウォールの内部に空気を取り込んで暖め、この暖められた空気をパイプに通じて建物に供給する換気システムや、建物の外壁にアルミ製の太陽光集熱パネルを設置し、冬では、パネル内で暖められた空気を外壁に形成された孔を通じて室内に取り込み、夏では、パネル内で暖まった空気を集熱パネル正面上部に形成された換気口から外部に放出する太陽熱収集システムが記載されている。
特許文献2では、集熱パネルが取り付けられる外壁は、複数の柱の間に設けられた上下の横材の両面に外装材と内装材とを設けた構造であり、集熱パネルは柱と横材とに釘つけられている。
特開2005−221101 特開2008−116176
しかし、特許文献1では、ソーラーウォールと建物との間でパイプを接続するので、設置場所をとるという課題がある。
特許文献2では、特許文献1の課題は解決できるが、集熱パネルが取り付けられる外壁は木質系であり、断熱効果が軽量発泡コンクリート(ALC)から形成されたALC壁に比べて低い。また、特許文献2では、装置を壁に直接釘打ちするため、そのまま、ALC板に用いると、釘が抜けてしまう。
本発明は、ALCの外壁であっても、容易に取り付けることができる集熱装置の取付構造を提供することを目的とする。
本発明の集熱装置の取付構造は、外壁124に太陽熱を集める集熱装置3を取り付ける集熱装置の取付構造であって、前記外壁は軽量気泡コンクリートから形成され、前記集熱装置は、前記外壁を覆う金属製パネル31と、この金属製パネルの外周縁に連結された枠状の装置本体32とを備え、この装置本体がアンカー部材4により前記外壁に取り付けられていることを特徴とする。
この発明によれば、アンカー部材(フィッシャー部材)のアンカー効果により、抜けることがないため、集熱装置を外壁に確実に取り付けることができる。
この際、前記金属製パネルと前記外壁との間には、居室12に連通される空気流通路が形成されていることが好ましい。
この発明によれば、金属製パネルの熱交換により空気流通路の空気を暖めるため、この暖められた空気により居室を効率的に暖めることができる。
また、前記外壁の空気流通路側の平面には、防湿シート5が設けられていることが好ましい。
この発明によれば、ALCにより形成された外壁から仮にガスが発生するとしても、この発生したガスを防湿シートにより空気流通路に流出することを防止できる。そのため、仮に、ALC外壁から不具合があるガスが発生したとしても、空気流通路を介して居室に流入されることがない。したがって、居室内のガス基準が厳しい場合でも、容易にガス基準を満たすことができる。
さらに、前記装置本体は、前記アンカー部材が挿入可能で前記外壁側に凹んだ凹部321A,321Bを有することが好ましい。
この発明によれば、凹部にアンカー部材が挿入されるため、アンカー部材が外部から見えにくく、装置本体の意匠性を向上させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の建物の一部を切り欠いて示す側面図である。図2は、集熱装置が取り付けられた腰壁の上部を示す断面図である。図3は、空気取り入れ口近傍を示す断面図である。図4は、集熱装置が取り付けられた外壁の下部を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態のユニット式建物1(以下「建物1」と略記する)は、工場で生産された複数の1階建物ユニット11Aを建築現場の基礎10上で水平方向に配置され、さらにいくつかの1階建物ユニット11A上に同様の2階建物ユニット11Bを配置され、さらに2階建物ユニット11B上に傾斜屋根11Cが配置されることで構築されている。
各建物ユニット11A,11Bは、略箱状に形成された骨組みを有しており、この骨組みは四隅に立設された4本の柱111と、これら各柱111の上端間及び下端間に架設された天井梁112及び床梁113とを備えている。また、各建物ユニット11A、11Bの骨組みには、内壁パネル121、天井パネル122、床パネル123及び外壁を構成する軽量気泡コンクリート(ALC)から形成されたALC外壁124が取り付けられて、内部に居室12を有する各建物ユニット11A,11Bが完成するようになっている。
1階建物ユニット11Aのうち南側に配置された1階建物ユニット11Aは、下屋を構成し、この下屋を構成する1階建物ユニット11Aの上部には、バルコニ2が配置されている。
このバルコニ2は、床部材21と、この床部材21の外周に設けられた腰壁22を備える。床部材21は、枠状の四周の梁24と、この梁24間に配置される図示しない中間梁とにより支持されている。また、腰壁22の上部には、笠木部材23が取り付けられている。
床部材21の腰壁22側の一端縁には、溝凹部251Aを有する溝部材251が梁24の上端部に架け渡されている。溝凹部251Aには、溝カバー252が取り付けられている。
腰壁22及び1階建物ユニット11Aの外部側には、集熱装置3が配置されている。この集熱装置3は、平板状の金属製パネル31と、この金属製パネル31の外周縁に連結された枠状の装置本体32とを備える。
装置本体32は、図1では図示しないアンカー部材4により腰壁22に取り付けられている。装置本体32は、腰壁22及びALC外壁124との間に、居室12に連通される空気流通路としての内部空間33を形成する。
図2に示すように、腰壁22は、ALCから形成された腰壁ALC外壁221と、腰壁ALC外壁221のバルコニ2側に順次配置された中間パネル222及びパネル内壁223を含んで構成されている。
腰壁ALC外壁221の上端面には、突起部221Aと、この突起部221Aに並んで配置されたコ字状の支持部材221Bとが設けられている。突起部221A及び支持部材221Bには、略L字状の内側カバー部材221Cが横たわって載置されている。この内側カバー部材221Cには、その側面に沿って第2防湿シート221Dが接着されている。
中間パネル222の上端面には、平板状の平板横材222Aが載置され、この平板横材222Aの上端面には断面コ字状のコ字型横材222Bが配置されている。
コ字型横材222Bの上端面には、内側カバー部材221Cの先端が当接している。また、コ字型横材222Bの上端面から平板横材222A及び中間パネル222の側面に沿って第3防湿シート222Cが接着されている。この第3防湿シート222Cとパネル内壁223との間には、防湿部材223Aが介在している。
平板横材222Aの上端部及びコ字型横材222Bの上端部には、それぞれボルト25により笠木部材23が固定されており、この笠木部材23により、腰壁ALC外壁221、中間パネル222及びパネル内壁223の上端部が覆われている。笠木部材23は、折曲部231を有し、この折曲部231と第2防湿シート221Dとの間には、パイプ部材261と詰め物262が配置されている。
腰壁ALC外壁221及びALC外壁124の内部空間33側には、複数の腰壁溝221Eと、アンカー部材4を挿入可能な腰壁挿入孔221Fと、アンカー部材4を挿入可能な支持取付孔221Gとが形成されている。
これら腰壁挿入孔221F、支持取付孔221G及び腰壁溝221Eが覆われて、防湿シート5が腰壁ALC外壁221の平面から上端面まで折れ曲がって一連に接着されている。
装置本体32は、腰壁挿入孔221Fに対応する上部凹部321Aを有する。この上部凹部321Aが本体支持部材41に支持される状態で、上部凹部321Aから腰壁挿入孔221Fにアンカー部材4を挿入することにより、ALC外壁124に装置本体32が固定されている。
また、装置本体32は、上部凹部321Aに隣接した上固定凹部322Aを有する。
この上固定凹部322Aには、その内部に金属製パネル31の上端部が挿入されている。そして、この金属製パネル31の上端部がボルト323により固定されている。
装置本体32の上端面には、L型の上側アングル材234がボルト234Aにより取り付けられている。上側アングル材234は、防湿シート5の上端部を覆っている。防湿シート5の上側アングル材234の上部から露出した部分は、腰壁ALC外壁221の上端部まで露出している。この露出した部分は、笠木部材23で覆われている。
なお、防湿シート5、第2防湿シート221D及び第3防湿シート222Cは、ポリエチレンから成形されていてもよく、他の材料から成形されていてもよい。
図3に示すように、梁24の上端面には、L型のアングル材241が取り付けられている。アングル材241には、ボルト242によりL型の支持部材243が固定されている。支持部材243は、ALC外壁124の平面から下端面に沿って折れ曲がり、腰壁ALC外壁221を支持している。なお、中間パネル222の下端部とパネル内壁223の下端部との間には、図示したように防湿部材223Bが介在されていてもよい。
下屋を構成する1階建物ユニット11Aでは、ALC外壁124の上部及びパネル内壁223の上部に内部空間33と居室12とを連通する連通孔121A,124Aが形成されている。これら連通孔121A,124Aには、筒状の連通部材125がはめ込まれている。この連通部材125の内部は、空気取り入れ口34とされ、空気流通路を構成している。
連通部材125の居室12側には、換気ファン126が取り付けられている。この換気ファン126は、内部空間33の空気を居室12に取り入れることができるとともに、居室12内の空気を内部空間33に排出することもできる。
ALC外壁124の内部空間33側の平面には外壁溝124Bが形成されている。この外壁溝124Bが覆われる状態で、腰壁ALC外壁221の平面から連続して防湿シート5が接着されている。また、防湿シート5は、適宜切断されて、連通部材125の内部側に折れ曲っている。
図4に示すように、床梁113の上端面には、L型のアングル材113Aが取り付けられている。アングル材113Aには、ボルト113BによりL型の支持部材113Cが固定されている。この支持部材113Cは、ALC外壁124の平面から下端面に沿って折れ曲がり、ALC外壁124を支持している。
ALC外壁124の内部空間33側には、アンカー部材を挿通可能な外壁挿入孔124Cが形成されている。防湿シート5は、この外壁挿入孔124C及び外壁溝124Bが覆われるようにALC外壁124の下端面まで折れ曲がって一連に接着されている。装置本体32は、腰壁挿入孔221Fに対応する下部凹部321Bを有する。アンカー部材4が下部凹部321Bを介して外壁挿入孔124Cに挿入されることにより、装置本体32がALC外壁124に固定されている。
装置本体32は、下部凹部321Bに隣接した金属製パネル31を固定するための下固定凹部322Bを有する。この下固定凹部322Bには、その内部に金属製パネル31の下端部が挿入されている。そして、金属製パネル31の下端部がボルト323により固定されている。
装置本体32の下端面には、L型の下側アングル材325がボルト325Aにより固定されている。
この下側アングル材325には、ボルト327Aにより角材327が固定されている。そして、この角材327には、L型の第2下側アングル材326が固定されている。これら下側アングル材325及び第2下側アングル材326により、防湿シート5の下端部を固定しつつ外部から見えないようにしている。
次に集熱装置3の取付手順について、図5を参照して説明する。
図5は、腰壁及び外壁に集熱装置を取り付ける手順(A)〜(C)を示す断面図である。
まず、基礎10上に、各建物ユニット11A,11Bを配置する。そして、南側の下屋を構成する1階建物ユニット11Aに、ALC外壁124などを取り付ける。さらに、この1階建物ユニット11Aの上方に、腰壁ALC外壁221や笠木部材23を取り付けて、バルコニ2を構築する。腰壁ALC外壁221には、腰壁挿入孔221F及び支持取付孔221Gを形成し、ALC外壁124には、外壁挿入孔124Cを形成する。
次に、腰壁ALC外壁221の平面とALC外壁124の平面とに防湿シート5を接着する。ここで、防湿シート5の上端部を、腰壁ALC外壁221の上端面に折り曲げて接着するとともに、防湿シート5の下端部を、ALC外壁124の下端面に折り曲げて接着する。そして、腰壁22の上部に笠木部材23を取り付ける。
また、連通部材に対応する位置では、防湿シート5を適宜切断して、連通部材125の内部に折り曲げる。
続けて、図5(A)に示すように、アンカー部材4を支持取付孔221Gに挿入して、本体支持部材41を腰壁22に固定する。
さらに、図5(B)に示すように、本体の上側の上部凹部321Aを本体支持部材41に支持させた状態で、腰壁挿入孔221Fにアンカー部材4を挿入する。これにより、装置本体32の上端部を腰壁ALC外壁221に固定する。
そして、図5(C)に示すように、装置本体32の下側の下部凹部321Bから腰壁挿入孔221Fにアンカー部材4を挿入する。これにより、装置本体32の下端部をALC外壁124に固定して、集熱装置3を腰壁ALC外壁221及びALC外壁124に固定する。
上述のような本実施形態によれば、次のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態の取付構造では、集熱装置3を構成する枠状の装置本体32が、アンカー部材4によりALC外壁124及び腰壁ALC外壁221に取り付けられている。
そのため、アンカー部材4により、装置本体32を介して集熱装置3を外壁に確実に取り付けることができる。そして、アンカー効果により、抜けることがない。
(2)そして、装置本体32の下端部には、ALC外壁124に固定される下部凹部321Bが設けられている。
このように、内部空間33の下方が閉じられているため、内部空間33の下方から虫が侵入するなどの不都合を防止できる。
(3)また、金属製パネル31と腰壁ALC外壁221及びALC外壁124との間には、内部空間33と、居室12に連通される空気取り入れ口34が形成されている。そして、これら内部空間33と、空気取り入れ口34とが空気流通路を構成する。
そのため金属製パネル31の熱交換により内部空間33の空気が暖められ、この暖められた空気により居室12を効率的に暖めることができる。
(4)さらに、ALC外壁124及び腰壁ALC外壁221の内部空間33側の平面には、防湿シート5が接着されている。
そのため、ALC外壁124から仮にガスが発生するとしても、この発生したガスを防湿シート5により空気流通路に流出することを防止できる。そのため、不具合があるガスが発生したとしても、空気流通路を介して居室12に流入されることがない。
(5)また、防湿シート5は、連通部材125の内部側に折れ曲っている。
そのため、防湿シート5と連通部材125との隙間からALC外壁124に水が浸入するという不都合を防止できる。
(6)そして、装置本体32は、アンカー部材4が挿入可能で前記外壁側に凹んだ上部凹部321A及び下部凹部321Bを有する。
そのため、アンカー部材4が外部から見えにくく、装置本体32の意匠性を向上させることができる。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
例えば、空気取り入れ口34には、換気を調整する換気弁が設けられていてもよい。
この換気弁を調整することにより、暖められた空気の取り入れ量を調整できるため、居室12内の温度の調整が容易になる。
さらに、空気取り入れ口34及び換気ファン126は、それぞれ複数設けられていてもよい。
また、建物1は、ユニット式建物に限られない。パネル工法、在来工法により建てられた建物1でも本発明を適用できる。
そして、集熱装置3は下屋の外側から腰壁22の上部に亘り設けられたものに限らず、集熱装置3は下屋の外側から腰壁22の下部に設けられていてもよい。すなわち、集熱装置3の上端部は空気取り入れ口34よりも上方に固定されていてもよい。
また、装置本体32の下端部は、ALC外壁124に固定されている構成を示したが、装置本体32の下端部は、ALC外壁124に固定されていなくてもよい。
さらに、アンカー部材4は、ボルト部材及びプラグ部材により構成されていてもよい。
本発明は、太陽熱を利用して居室内を暖める暖房補助システムに利用できる。
本発明の実施形態の建物の一部を切り欠いて示す側面図である。 集熱装置が取り付けられた腰壁の上部を示す断面図である。 空気取り入れ口近傍を示す断面図である。 集熱装置が取り付けられた外壁の下部を示す断面図である。 腰壁及び外壁に集熱装置を取り付ける手順(A)〜(C)を示す断面図である。
1 建物
3 集熱装置
4 アンカー部材
5 防湿シート
12 居室
22 腰壁
31 金属製パネル
32 装置本体
33 内部空間
321A 上部凹部
321B 下部凹部

Claims (4)

  1. 外壁に太陽熱を集める集熱装置を取り付ける集熱装置の取付構造であって、
    前記外壁は軽量気泡コンクリートから形成され、
    前記集熱装置は、前記外壁を覆う金属製パネルと、この金属製パネルの外周縁に連結された枠状の装置本体とを備え、
    この装置本体がアンカー部材により前記外壁に取り付けられている
    ことを特徴とする集熱装置の取付構造。
  2. 請求項1に記載の集熱装置の取付構造において、
    前記金属製パネルと前記外壁との間には、居室に連通される空気流通路が形成されている
    ことを特徴とする集熱装置の取付構造。
  3. 請求項2に記載の集熱装置の取付構造において、
    前記外壁の空気流通路側の平面には、防湿シートが設けられている
    ことを特徴とする集熱装置の取付構造。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の集熱装置の取付構造において、
    前記装置本体は、前記アンカー部材が挿入可能で前記外壁側に凹んだ凹部を有する
    ことを特徴とする集熱装置の取付構造。
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