JP2010159104A - 荷物重量管理システム、荷物重量管理方法および荷物重量管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易な荷物重量管理システムを提供する。
【解決手段】荷物重量管理システム26は、複数の荷物11にそれぞれ備えられ、荷物11の識別データおよび重量データが書込まれた第一のRFIDタグ14aと、複数の荷物11を積載して運搬可能なパレット12に備えられ、パレット12の識別データが書込まれた第二のRFIDタグ14bと、それぞれの第一のRFIDタグ14aに書込まれた各荷物11の識別データ、各荷物の重量データ、および第二のRFIDタグ14bに書込まれたパレット12の識別データを読取ると共に、複数の荷物11の重量データをパレット12の識別データと関連付けて第二のRFIDタグ14bに書込むハンディターミナル27とを含む。
【選択図】図6
【解決手段】荷物重量管理システム26は、複数の荷物11にそれぞれ備えられ、荷物11の識別データおよび重量データが書込まれた第一のRFIDタグ14aと、複数の荷物11を積載して運搬可能なパレット12に備えられ、パレット12の識別データが書込まれた第二のRFIDタグ14bと、それぞれの第一のRFIDタグ14aに書込まれた各荷物11の識別データ、各荷物の重量データ、および第二のRFIDタグ14bに書込まれたパレット12の識別データを読取ると共に、複数の荷物11の重量データをパレット12の識別データと関連付けて第二のRFIDタグ14bに書込むハンディターミナル27とを含む。
【選択図】図6
Description
この発明は、荷物重量管理システム、荷物重量管理方法、および荷物重量管理装置に関するものであり、特に、複数の荷物を運搬する際の荷物重量管理システム、荷物重量管理方法、および荷物重量管理装置に関するものである。
従来、複数の荷物をトラックで運搬する際には、まず、パレットのような運搬部材の上に複数の荷物を積載する。そして、複数の荷物が積載されたパレットごとに、トラックへ積み込んだり、積み降ろしたりしていた。
ここで、各荷物に対して、運搬に要するCO2排出量を概算する場合、その一例として、荷物を運搬するトラックの排出するCO2排出量を基に概算値を算出することとしている。具体的には、トラックに積載された全ての荷物の総重量に対する各荷物の重量の比率を基に、各荷物における運搬時のCO2排出量を概算することとしている。また、荷主の異なる荷物を混載してトラックで運搬する場合において、荷物をトラックで運搬する際の各荷物に対する運搬料金についても、トラックに積載された全ての荷物の総重量に対する各荷物の重量の比率に応じて算出し、各荷主に課金することとしている。このように、トラックで荷物を運搬する際には、全ての荷物の総重量の管理もさることながら、運搬に要するCO2排出量や運搬料金の算出の観点から、各荷物の重量についても管理が必要とされている。
ここで、荷物を運搬するに際して、RFID(Radio Frequency Identification)タグを用いた重量管理システムが、例えば、特開2006−27774号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によると、物品を入れた梱包容器の重量を測定し、梱包容器に取り付けられたRFIDタグに、物品を入れた梱包容器の重量を書込むこととしている。こうすることにより、物品を入れた梱包容器の重量データを容易に取得できるようにして、重量管理を簡単に、かつ信頼性良く行うこととしている。
特許文献1によると、物品を入れた梱包容器の重量自体は、梱包容器に取り付けられたRFIDタグにより取得することができる。しかし、どのような重量の物品が梱包容器に入れられているかを即時に把握することが困難な場合がある。そうすると、全ての物品の総重量に対する個々の物品の重量の比率を算出する際に、個々の物品の重量については、改めて計測等をしなければならないため、作業が煩雑になる。
ここで、一つ一つの物品にRFIDタグを取り付け、それぞれの物品の重量を管理すれば、各物品の重量および各物品の重量を足し合わせた総重量を管理することができる。しかし、全ての物品の総重量に対する個々の物品の重量の比率を算出する際に、全ての物品の総重量のデータを取得するためには、全ての物品の重量データを取得しなければならない。そうすると、個々の物品の重量の比率を算出する際に、その都度、物品に取り付けられたRFIDタグの重量データを一つ一つ読取らなければならず、多大な労力を要し、非効率となってしまう。また、読取りミスも発生するおそれもある。
この発明の目的は、荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易な荷物重量管理システムを提供することである。
この発明の他の目的は、荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易な荷物重量管理方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易な荷物重量管理装置を提供することである。
この発明に係る荷物重量管理システムは、複数の荷物にそれぞれ備えられ、荷物の識別データおよび重量データが書込まれた第一のRFIDタグと、複数の荷物を積載して運搬可能な運搬部材に備えられ、運搬部材の識別データが書込まれた第二のRFIDタグと、それぞれの第一のRFIDタグに書込まれた各荷物の識別データ、各荷物の重量データ、および第二のRFIDタグに書込まれた運搬部材の識別データを読取る読取り手段と、複数の荷物の重量データを運搬部材の識別データと関連付けて第二のRFIDタグに書込む書込み手段とを含む。
このような荷物重量管理システムによると、第二のRFIDタグには、複数の荷物の重量データが運搬部材の識別データと関連付けられて書込まれているため、運搬部材に積載された全ての荷物の総重量データを、運搬部材に備えられた第二のRFIDタグから読取ることができる。そうすると、運搬部材に積載された各荷物に関する重量データを各荷物からそれぞれ取得しなくてもよく、容易に運搬部材に積載された全ての荷物の総重量データを取得することができる。また、運搬部材に積載された各荷物についても、第一のRFIDタグから重量データを読取ることができる。そうすると、各荷物の重量データを容易に取得することができる。したがって、荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易になる。
好ましくは、書込み手段は、運搬部材の識別データを各荷物の識別データと関連付けてそれぞれの第一のRFIDタグに書込む。こうすることにより、運搬部材に積載された各荷物についても、荷物に備えられた第一のRFIDタグから運搬部材の識別データを取得できるので、運搬部材と各荷物との関連性、すなわち、例えば、どの運搬部材に荷物が積載されているかといった情報や、荷物が運搬部材に積載されているか否かという情報を容易に取得することができる。
さらに好ましくは、第二のRFIDタグには、運搬部材の識別データに関連付けて運搬部材の重量データが書込まれている。
さらに好ましい一実施形態として、所定の範囲内に存在するRFIDタグへのデータの読書きが可能なハンディターミナルを含み、ハンディターミナルは、読取り手段および書込み手段として作動する。
さらに好ましくは、ユーザを認証する認証手段と、認証手段によりユーザ認証が失敗すれば、読取り手段および書込み手段のうち、少なくともいずれか一方を作動させないよう制御する制御手段とを含む。
さらに好ましくは、データの読書きが可能なICカードを含み、書込み手段は、荷物の積載時に荷物の識別データおよび重量データをICカードに書込む。
さらに好ましくは、第一のRFIDタグには、荷物の体積データが書込まれており、読取り手段は、荷物の体積データを読取り、書込み手段は、荷物の体積データを荷物の識別データに関連付けて第二のRFIDタグに書込む。
さらに好ましくは、第一のRFIDタグには、荷物の寸法データが書込まれており、読取り手段は、荷物の寸法データを読取り、書込み手段は、荷物の寸法データを荷物の識別データに関連付けて第二のRFIDタグに書込む。
この発明の他の局面において、荷物重量管理方法は、複数の荷物のそれぞれに備えられた第一のRFIDタグから各荷物の識別データ、および各荷物の重量データを読取り、複数の荷物を積載して運搬可能な運搬部材に備えられた第二のRFIDタグから運搬部材の識別データを読取る読取りステップと、各荷物の重量データを運搬部材の識別データと関連付けて第二のRFIDタグに書込む書込みステップとを備える。
この発明のさらに他の局面において、荷物重量管理装置は、複数の荷物のそれぞれに備えられた第一のRFIDタグから、各荷物の識別データおよび各荷物の重量データを読取り、複数の荷物を積載して運搬可能である運搬部材に備えられた第二のRFIDタグから、運搬部材の識別データを読取る読取り部と、各荷物の重量データを運搬部材の識別データと関連付けて第二のRFIDタグに書込む書込み部とを備える。
このような荷物重量管理システムによると、第二のRFIDタグには、複数の荷物の重量データが運搬部材の識別データと関連付けられて書込まれているため、運搬部材に積載された全ての荷物の総重量データを、運搬部材に備えられた第二のRFIDタグから読取ることができる。そうすると、運搬部材に積載された各荷物に関する重量データを各荷物からそれぞれ取得しなくてもよく、容易に運搬部材に積載された全ての荷物の総重量データを取得することができる。また、運搬部材に積載された各荷物についても、第一のRFIDタグから重量データを読取ることができる。そうすると、各荷物の重量データを容易に取得することができる。したがって、荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易になる。
また、このような荷物重量管理方法、荷物重量管理装置についても、荷物を運搬する際の荷物の重量管理が容易になる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る荷物重量管理システムの管理対象である荷物、および荷物を運搬する運搬部材としてのパレットを示す外観斜視図である。図1を参照して、荷物重量管理システムに用いられるパレット12は、四角平板状であって、その上に運搬する荷物11を積載可能である。なお、荷物11は、略直方体状である。パレット12には、後述するフォークリフトでの運搬を容易にするために、フォークリフトの爪を差し込むことができる2つの開口孔13が設けられている。パレット12は、荷物11を複数積載することができる。図1に示す形態においては、荷物11を3個積載した状態を示している。なお、この明細書においては、理解の容易の観点から、複数の荷物11の形状、および大きさをそれぞれ同じとしているが、形状や大きさは種々のものが混在していても構わない。
荷物11には、第一のRFIDタグ14aが備えられている。以下、第一のRFIDタグ14aを、単に第一のタグ14aという。第一のタグ14aは、荷物11の外表面のうち、荷物11の側面15に貼付するように備えられているのが望ましい。第一のタグ14aは、荷物11の外方側から視認可能な位置に貼付されているのが望ましい。ここでは、第一のタグ14aは、側面15のほぼ中央に貼付されている。
パレット12には、第二のRFIDタグ14bが備えられている。以下、第二のRFIDタグ14bを、単に第二のタグ14bという。第二のタグ14bは、パレット12の外表面のうち、側面16に貼付するように備えられているのが望ましい。第二のタグ14bについても、パレット12の外方側から視認可能な位置に貼付されているのが望ましい。ここでは、第二のタグ14bは、側面16のほぼ中央に貼付されている。
第一のタグ14aには、荷物11の識別データおよび荷物11の重量データが書込まれている。図2は、第一のタグ14aに書込まれた荷物11のデータ構成を示す概念図である。図2を参照して、第一のタグ14aに書込まれるデータ17として、荷物11のIDを示す識別データ18a、および荷物11の重量を示す重量データ18bが書込まれている。ここでは、識別データ18aとして、荷物IDを「001」とし、重量データ18bを、「20kg」としている。なお、第一のタグ14aには、さらに2つのデータ18c、18dが書込まれている。具体的には、データ18cには、「0」が書込まれており、データ18dには、「000」が書込まれている。データ18c、18dについては、後述する。すなわち、第一のタグ14aに設けられた記憶領域には、荷物11の識別データ18a、荷物11の重量データ18b、データ18c、およびデータ18dが格納されている。
第二のタグ14bには、パレット12の識別データおよびパレット12の重量データが書込まれている。図3は、第二のタグ14bに書込まれたパレット12のデータ構成を示す概念図である。図3を参照して、第二のタグ14bに格納されるデータ19として、パレット12のIDを示す識別データ20a、およびパレット12の重量を示す重量データ20bが書込まれている。ここでは、識別データ20aとして、パレットIDを「AAA」とし、重量データ20bを、「自重1kg」としている。なお、第二のタグ14bについても、さらに2つのデータ20c、20dが書込まれている。具体的には、データ20cには、「積載234kg」が書込まれており、データ20dには、「0」が書込まれている。データ20c、20dについては、後述する。すなわち、第二のタグ14bに設けられた記憶領域には、パレット12の識別データ20a、パレット12の重量データ20b、データ20c、およびデータ20dが格納されている。
次に、第一のタグ14aに、荷物11の重量データを書込む方法について説明する。図4は、第一のタグ14aに荷物11の重量データを書込む重量データ書込み装置21の概略図である。図5は、重量データ書込み装置21における処理の流れを示すフローチャートである。図4および図5を参照して、重量データ書込み装置21は、その上に載置された荷物11の重量を測定する重量測定器22と、荷物11に貼付された第一のタグ14aに対してデータの読書きが可能なリーダライタ23と、データの読書き等を制御する制御装置24と、荷物11に関する各種のデータを格納する荷物DB(データベース)25とを備える。重量測定器22、リーダライタ23、および荷物DB25はそれぞれ、制御装置24に接続されている。
まず、重量測定器22上に荷物11が載置されると(図5において、ステップS11、以下、ステップを省略する)、重量測定器22は、荷物11の重量を測定する(S12)。測定された荷物11の重量データは、制御装置24に送信される。その後、制御装置24に送信された重量データは、制御装置24に接続されたリーダライタ23によって、荷物11に貼付された第一のタグ14aに書込まれる(S13)。このようにして、第一のタグ14aに、荷物11の重量データが書込まれる。
なお、荷物11の重量データが予め荷物DB25に格納されている場合には、制御装置24は荷物DB25から荷物11の重量データを取得し、リーダライタ23によって荷物11の重量データを第一のタグ14aに書込むようにしてもよい。
次に、この発明の一実施形態に係る荷物重量管理システムの構成について説明する。図6は、この発明の一実施形態に係る荷物重量管理システムのハードウェア構成を示す図である。図6を参照して、荷物重量管理システム26は、複数の荷物11にそれぞれ備えられ、荷物11の識別データ18aおよび重量データ18bが書込まれた第一のタグ14aと、複数の荷物11を積載して運搬可能な運搬部材としてのパレット12に備えられ、パレット12の識別データ20aおよび重量データ20bが書込まれた第二のタグ14bとを含む。また、荷物重量管理システム26は、所定の範囲内に存在するRFIDタグへのデータの読書きが可能なハンディターミナル27を含む。ハンディターミナル27は、第一のタグ14aに書込まれた荷物11の識別データ18a、荷物11の重量データ18b、第二のタグ14bに書込まれたパレット12の識別データ20aおよびパレット12の重量データ20bを読取る。また、ハンディターミナル27は、複数の荷物11の重量データ18bをパレット12の識別データ20aと関連付けて第二のタグ14bに書込み、パレット12の識別データ20aを荷物11の識別データ18aと関連付けて第一のタグ14aに書込む。
ここで、荷物重量管理システム26による荷物11の重量管理について説明する。図7は、荷物重量管理システム26による荷物11の重量管理を行う場合を示すフローチャートである。図6および図7を参照して、まず、ハンディターミナル27により、第一のタグ14aから、荷物11の識別データ18aおよび荷物11の重量データ18bを読取る(S21)。そして、第二のタグ14bから、パレット12の識別データ20aおよびパレット12の重量データ20bを読取る(S22)。ここでは、第一のタグ14aの方を第二のタグ14bよりも先に読取ることとしたが、第二のタグ14bの読取りの方を第一のタグ14aの読取りより先に行なっても構わない。
次に、ハンディターミナル27により、読取った荷物11の重量データ18bを、第二のタグ14bに書込む(S23)。ここで、第二のタグ14bに対しては、上記した図3に示すデータの概念図において、データ19のうち、荷物11の重量データ18bをデータ20cに書込む。この場合、荷物11の重量データ18bは、既にデータ20cに書込まれた重量データに足し合わせて、積載重量データ20cとして書込む。例えば、荷物11の重量データ18bが20kgであり、既にデータ20cに書込まれていた重量データが214kgだったとすると、214kgに20kgを加算した値である234kgを新たにデータ20cに書込む。すなわち、このデータ20cにより、パレット12に積載された全ての荷物11による積載重量データは、「234kg」であるということを把握することができる。
その後、第一のタグ14aに対し、パレット12の識別データ20aを書込む(S24)。ここで、第一のタグ14aに対して、上記した図2に示すデータの概念図において、データ17のうち、データ18c、18dに書込む。データ18cには、荷物11がパレット12に積載されているか否かを示すフラグを書込む。具体的には、いずれかのパレット12に積載されている場合には、「1」を書込む。すなわち、書込まれる前は、「0」が書込まれているため、このデータ18cを読取ることにより、荷物11がいずれかのパレット12に積載されているか否かを把握することができる。具体的には、データ18cが「0」の場合、いずれのパレット12にも積載されていないことを示し、データが「1」の場合、いずれかのパレット12に積載されていることを示す。
また、データ18dには、パレット12の識別データ20aを書込む。この場合、パレット12の識別データ20aは、「AAA」であるため、データ18dに「AAA」を書込む。すなわち、このデータ18dにより、荷物11は識別データ20aが「AAA」であるパレット12に積載されているということを把握できる。
なお、データ20dには、データ18cと同様、パレット12が他のパレットに積載されているか否かを示すフラグが書込まれる。すなわち、他のパレットに積載されていなければ「0」のままであり、他のパレットに積載されていれば、「1」が書込まれる。
このようにして、ハンディターミナル27は、複数の荷物11の重量データ18bをパレット12の識別データ20aと関連付けて第二のタグ14bに書込み、パレット12の識別データ20aを荷物11の識別データ18aと関連付けて第一のタグ14aに書込む。
図8は、このような荷物重量管理システム26により関連付けられた複数のデータ構成を示す概念図である。図8を参照して、パレット12に積載されたそれぞれの荷物11に備えられたそれぞれの第一のタグのデータ28a、28b、28c、28dには、それぞれの荷物ID、それぞれの重量データと共に、荷物11がパレット12に積載されていることを示すフラグ「1」、および積載されたパレット12の識別データ「AAA」が書込まれる。また、第二のタグのデータ28eには、パレット12に積載された全ての荷物11、ここでは、荷物IDがA、B、C、Dである荷物11の重量データ、具体的には、総重量データが書込まれる。なお、図8中に、パレット12に積載されていない荷物11についての第一のタグに書込まれたデータ28fを示す。データ28fには、荷物IDおよび重量データは書込まれているが、フラグおよび積載されたパレットの識別データは書込まれていない。すなわち、データ28fにおいて、フラグおよびパレット識別データは、「0」および「000」のままである。
上記より、このような荷物重量管理システム26によると、第二のタグ14bには、複数の荷物11の重量データがパレット12の識別データと関連付けられて書込まれているため、パレット12に積載された全ての荷物11の総重量データを、パレット12に備えられた第二のタグ14bから読取ることができる。そうすると、パレット12に積載された各荷物11に関する重量データを各荷物11からそれぞれ取得しなくてもよく、容易にパレット12に積載された全ての荷物11の総重量データを取得することができる。また、パレット12に積載された各荷物11についても、第一のタグ14aから重量データを読取ることができる。そうすると、各荷物11の重量データを容易に取得することができる。したがって、荷物11を運搬する際の荷物の重量管理が容易になる。
また、パレット12に積載された各荷物11についても、荷物11に備えられた第一のタグ14aからパレット12の識別データを取得できるので、パレット12と各荷物11との関連性、すなわち、例えば、どのパレット12に荷物11が積載されているかといった情報や、荷物11がパレット12に積載されているか否かという情報を容易に取得することができる。
また、この場合、パレット12の重量データも書込まれているため、パレット12の重量も含めた総重量を容易に把握することができる。そうすると、パレット12ごと、トラック等に積載して運搬する際の重量管理も容易になる。
また、図8のようなデータ構成を採ることにより、荷物11がパレット12に積載されている場合だけでなく、荷物11がパレット12に積載されずに直接トラック等に積載される場合、荷物11を積載したパレット12がさらに別のパレット12に積載される場合、およびこれらが全て混在している場合についても、容易に重量管理をすることができる。
ここで、この発明に係る荷物重量管理方法は、複数の荷物11のそれぞれに備えられた第一のタグ14aから各荷物11の識別データ18a、および各荷物11の重量データ18bを読取り、複数の荷物11を積載して運搬可能な運搬部材としてのパレット12に備えられた第二のタグ14bからパレット12の識別データ20aを読取る読取りステップと、複数の荷物11の重量データ18bをパレット12の識別データ20aと関連付けて第二のタグ14bに書込む書込みステップとを備える。
また、この発明に係る荷物重量管理装置は、複数の荷物11のそれぞれに備えられた第一のタグ14aから、各荷物11の識別データ18aおよび各荷物11の重量データ18bを読取り、複数の荷物11を積載して運搬可能である運搬部材としてのパレット12に備えられた第二のタグ14bから、パレット12の識別データ20aを読取る読取り部と、各荷物11の重量データ18bをパレット12の識別データ20aと関連付けて第二のタグ14bに書込む書込み部とを備える。ここで、具体的には、荷物重量管理装置は、第一および第二のタグへのデータの読書きが可能なハンディターミナルである。
なお、上記の実施の形態においては、所定の範囲内に存在するRFIDタグへのデータの読書きが可能なハンディターミナルを用いて、第一および第二のタグへのデータの読書きを行なうこととしたが、これに限らず、荷物を複数積載したパレットを移動させる際に、パレットの移動通路上にゲートを設け、このゲートに対して、上記した機構を設けるようにしてもよい。
図9は、この場合における荷物重量管理システム31のハードウェア構成を示す図である。図9を参照して、この発明の他の実施形態に係る荷物重量管理システム31は、パレット12の移動通路32上の所定の箇所に設けられたゲート33と、データの読書き等を制御する制御装置34と、HT(Handy Terminal:ハンディターミナル)からのデータを受信するHT受信装置35と、荷物11に関するデータが格納された荷物DB36とを備える。ゲート33、HT受信装置35、および荷物DB36はそれぞれ、制御装置34に接続されている。ゲート33には、ゲート33を通過する領域をデータの読書き可能な範囲とするようにリーダライタ37が設けられている。リーダライタ37は、ゲート33に合計4つ設けられている。具体的には、ゲート33を構成する一対の支柱38a、38bのうち、一方の支柱38aの上方側および下方側に位置するように2つのリーダライタ37が設けられており、他方の支柱38bの上方側および下方側に位置するように、残り2つのリーダライタが設けられている。なお、図9においては、4つのリーダライタ37のうちの1つは図示していない。
ここで、図9に示す荷物重量管理システムにおける動作について説明する。複数の荷物11が積載されたパレット12は、フォークリフト39によって運搬される。具体的には、上記した構成のパレット12に設けられた開口孔13にフォークリフト39の爪を挿入されて持ち上げられ、そのまま移動される。ここで、ゲート33を通過する際に、荷物11に備えられた第一のタグ14a、およびパレット12に備えられた第二のタグ14bは、ゲート33に設けられたリーダライタ37の検知範囲となる。そして、フォークリフト39が通過する際に、パレット12に備えられた第二のタグ14bおよびパレット12上に複数積載された荷物11に備えられた第一のタグ14aへのデータの読書きが行なわれる。具体的には、リーダライタ37を制御する制御装置34による制御により、第一のタグ14aから荷物11の重量データを読取り、第二のタグ14bからパレット12の識別データを読取り、第二のタグ14bへ荷物11の重量データを書込み、第一のタグ14aへパレット12の識別データを書込む。このように構成することにより、容易に、すなわち、フォークリフト39によってゲート33を通過する際に、第一および第二のタグ14a、14bへのデータの読書きを行うことができる。
なお、例えば、荷物11の重量が予め決まっており、荷物DB36に重量データが格納されている場合やハンディターミナルにより予め重量データ等を読取っている場合には、荷物DB36に格納されたデータやHT受信装置35等を利用して、書込みを行なってもよい。
なお、上記の実施の形態において、データの読書きを行なう際に、ユーザの認証を行うようにしてもよい。図10は、この場合における荷物重量管理システム41のハードウェア構成を示す図である。図10を参照して、この発明のさらに他の実施形態に係る荷物重量管理システム41は、通路42の所定の箇所に設けられ、複数のリーダライタ46を含むゲート43と、データの読書き等を制御する制御装置44と、ユーザを認証するためのICカードリーダ45とを備える。
ここで、制御装置44による制御によってデータの読書きを行なう際に、ユーザの認証を行なう。すなわち、第一および第二のタグ14a、14bの読取りを開始する前に、ユーザの認証が成功したか否かを判断する。ここで、ユーザ認証は、ICカードを利用して行なう。具体的には、ICカードに格納された個人データ等を示すデータを、ICカードリーダ45を用いて読取り、この個人データが適切か否か等を、データベースに予め格納された個人データデータベース等と参照しながら判断する。また、ユーザ認証は、パスワードや暗証番号等によって管理することとしてもよい。
ユーザの認証が成功した場合には、第一および第二のタグ14a、14bの読取りを開始し、上記したようにデータを関連付けて第一および第二のタグ14a、14bへ書込みを行なう。一方、ユーザの認証が失敗した場合には、第一および第二のタグ14a、14bの読取りを開始しない。そして、その旨、すなわち、ユーザ認証の失敗を報知する。報知は、ブザーや別途設けられたディスプレイへの表示等により行なう。こうすることにより、ユーザのミスによる誤った読書きや、悪意の第三者によるデータの読書きを防止することができ、セキュリティを向上することができる。この場合、データの読取りは可能とするが、データの書込みは禁止することとしてもよい。すなわち、荷物重量管理システムは、ユーザを認証する認証手段と、認証手段により認証が失敗すれば、読取りおよび書込みのうち、少なくともいずれか一方を作動させないよう制御する制御手段を含むよう構成してもよい。
なお、複数の荷物を積載したパレットを運搬用のトラックに積み込む際、またはトラックから積み降ろす際に、ICカードによる荷物のデータの読書きを行なってもよい。すなわち、荷物重量管理システムは、データの読書きが可能なICカードを含み、書込み手段としてのリーダライタは、荷物の積載時に荷物の識別データおよび重量データをICカードに書込むよう構成してもよい。
図11は、この場合における荷物重量管理システム51のハードウェア構成を示す図である。図11を参照して、荷物重量管理システム51は、複数のリーダライタ52が設けられたゲート53と、データの読書きを制御する制御装置54と、ICカードへのデータの読書きを行なうICカード読書き装置55と、荷物11等に関連するデータが格納された荷物DB56とを含む。
複数の荷物11を積載したパレット12をフォークリフト39によって持ち上げて移動し、ゲート53を通過する際に、リーダライタ52によって荷物11に備えられた第一のタグ14aおよびパレット12に備えられた第二のタグ14bに読書きを行なう。このときに、ICカード読書き装置55によって、ICカード57に読書きを行なう。この場合、トラック58に積み込む際の荷物11のデータをICカード57に書込む。具体的には、荷物11の識別データ、荷物の重量データを書込む。このように構成することにより、トラック58に積み込んだ複数の荷物11の識別データおよび各荷物11の重量データをICカード57に書込むことができ、ICカード57を荷物の重量管理に利用することができる。そうすると、例えば、荷物11の重量データを管理する管理室59に設けられたICカード読書き装置55によって、トラック58に積み込んだ荷物の識別データおよび重量データを管理することができる。なお、この場合、管理室59内にも制御装置54を設け、ゲート53に接続された制御装置54と管理室59内に設けられた制御装置54とを荷物DB56で接続することにより、荷物11の管理を行うことが容易となる。
なお、上記した荷物重量管理システムにおいて、荷物11の体積データおよび寸法データを管理することとしてもよい。図12は、第一および第二のタグ14a、14bに書込まれた荷物11の識別データ等を示すデータの概念図である。図13は、16個の荷物11を積載したパレット12を示す概略斜視図である。図12および図13を参照して、第一のタグ14aに書込まれるデータ61として、荷物11のIDを示す識別データ62a、荷物11の重量を示す重量データ62b、パレット12に積載されているか否かを示すフラグデータ62c、積載されたパレット12の識別データ62d、そして、荷物11の幅(W)、高さ(H)、奥行き(D)の長さ寸法から構成される荷物11の寸法データ62e、および荷物11の体積を示す体積データ62fが格納されている。ここで、寸法データ62eにおいて、W50とは、幅方向の長さ寸法が50cmであることを示し、H30とは、高さ方向の長さ寸法が30cmであることを示し、D30とは、奥行き方向の長さ寸法が30cmであることを示す。体積データ62fについては、寸法データ62eから計算により算出しても構わないし、その荷物11について予め設定されている値を使用しても構わない。
また、第二のタグ14bに書込まれるデータ63として、パレット12のIDを示す識別データ64a、パレット12の重量を示す重量データ64b、パレット12が他のパレット等に積載されているか否かを示すフラグデータ64c、他のパレットに積載された際のパレット12の識別データ64d、パレット12の幅(W)、高さ(H)、奥行き(D)の長さ寸法から構成されるパレット12の寸法データ64e、パレット12の体積を示す体積データ64f、パレット12に積載された全ての荷物11の重量とパレット12の重量を足し合わせた重量データ64g、パレット12に積載された全ての荷物11とパレット12とを足し合わせたものの幅(W)、高さ(H)、奥行き(D)の長さ寸法から構成される寸法データ64h、およびパレット12に積載された全ての荷物11の体積とパレット12の体積とを足し合わせた体積を示す体積データ64iが格納されている。この場合、パレット12上には、図13に示すように16個の荷物11が積載されているため、寸法データ64hにおいて、幅方向の長さ寸法は2つの荷物11分の長さよりも長いパレット12の幅(W)、高さ方向の長さ寸法は3つの荷物11分の長さとなる高さ(H)、奥行き方向の長さ寸法は3つの荷物11分の長さよりも長いパレット12の奥行き(D)としている。また、体積データ64iについては、上記したW、HおよびDを掛け合わせて算出された全ての荷物11の体積にパレット12の体積を足し合わせたものとなっている。このように構成することにより、複数の荷物11を積載したパレット12の体積についても、管理することが容易になる。すなわち、体積データや寸法データをトラックに積み込む際の容積の参考とすることができる。なお、体積データおよび寸法データのうち、いずれか一方のみの読書きを行なうこととしてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、運搬部材として四角平板状のパレットを用いることとしたが、これに限らず、運搬部材としては、例えば、図14に示すような台車71であってもよいし、図15に示すようなカゴ車81であってもよい。また、その他運搬部材として使用可能な部材であれば、どのような部材であってもよい。
図14に示す台車71は、複数の荷物11を積載可能な略矩形平板状の積載部72と、矩形の一方辺73aから上方に延び、台車71全体を手押し可能に設けられた手押し部74と、積載部72の下部に設けられた4つのタイヤ75とを含む。ここで、第二のタグ76については、手押し部74が設けられた一方辺73aと異なる積載部72の他方辺73bが位置する部分に貼付するように設けられる。
図15に示すカゴ車81は、複数の荷物11を積載可能な略矩形平板状の積載部82と、矩形の4つの辺83から上方に延びるように設けられた4つの枠部84と、積載部82の下部に設けられた4つのタイヤ85とを含む。ここで、第二のタグ86については、4つの枠部84のうちのいずれか一つの上方側端部に設けられた取っ手部87に貼付するように設けられる。
ここで、例えば、図16の点線で示す範囲内の複数の荷物11をトラックに積載する場合、図16中の一点鎖線内のタグ、具体的には、複数の荷物11を積載したパレット12に備えられた第二のタグ91、運搬部材に積載されていない各荷物11における第一のタグ92、および複数の荷物を積載したカゴ車81に備えられる第二のタグ93のみを読取ることにより、図16中の点線内に示す全ての荷物11の重量データを取得することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係る荷物重量管理システム、荷物重量管理方法、および荷物重量管理装置は、運搬部材を用いて容易に荷物の重量管理を行うことが要求される場合に、有効に利用される。
11 荷物、12 パレット、13 開口孔、14a,14b,76,86,91,92,93 タグ、15,16 側面、17,18a,18b,18c,18d,19,20a,20b,20c,20d,28a,28b,28c,28d,28e,28f,61,62a,62b,62c,62d,62e,62f,63,64a,64b,64c,64d,64e,64f,64g,64h,64i データ、21 重量データ書込み装置、22 重量測定器、23,37,46,52 リーダライタ、24,34,44,54 制御装置、25,36,56 荷物DB、26,31,41,51 荷物重量管理システム、27 ハンディターミナル、32,42 通路、33,43,53 ゲート、35 HT受信装置、38a,38b 支柱、39 フォークリフト、45 ICカードリーダ、55 ICカード読書き装置、57 ICカード、58 トラック、59 管理室、71 台車、72,82 積載部、73a,73b,83 辺、74 手押し部、75,85 タイヤ、81 カゴ車、84 枠部、87 取っ手部。
Claims (10)
- 複数の荷物にそれぞれ備えられ、前記荷物の識別データおよび重量データが書込まれた第一のRFIDタグと、
複数の前記荷物を積載して運搬可能な運搬部材に備えられ、前記運搬部材の識別データが書込まれた第二のRFIDタグと、
それぞれの前記第一のRFIDタグに書込まれた前記各荷物の識別データ、前記各荷物の重量データ、および前記第二のRFIDタグに書込まれた前記運搬部材の識別データを読取る読取り手段と、
複数の前記荷物の重量データを前記運搬部材の識別データと関連付けて前記第二のRFIDタグに書込む書込み手段とを含む、荷物重量管理システム。 - 前記書込み手段は、前記運搬部材の識別データを前記各荷物の識別データと関連付けてそれぞれの前記第一のRFIDタグに書込む、請求項1に記載の荷物重量管理システム。
- 前記第二のRFIDタグには、前記運搬部材の識別データに関連付けて前記運搬部材の重量データが書込まれている、請求項1または2に記載の荷物重量管理システム。
- 所定の範囲内に存在するRFIDタグへのデータの読書きが可能なハンディターミナルを含み、
前記ハンディターミナルは、前記読取り手段および前記書込み手段として作動する、請求項1〜3のいずれかに記載の荷物重量管理システム。 - ユーザを認証する認証手段と、
前記認証手段によりユーザ認証が失敗すれば、前記読取り手段および前記書込み手段のうち、少なくともいずれか一方を作動させないよう制御する制御手段とを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の荷物重量管理システム。 - データの読書きが可能なICカードを含み、
前記書込み手段は、前記荷物の積載時に前記荷物の識別データおよび重量データを前記ICカードに書込む、請求項1〜5のいずれかに記載の荷物重量管理システム。 - 前記第一のRFIDタグには、前記荷物の体積データが書込まれており、
前記読取り手段は、前記荷物の体積データを読取り、
前記書込み手段は、前記荷物の体積データを前記荷物の識別データに関連付けて前記第二のRFIDタグに書込む、請求項1〜6のいずれかに記載の荷物重量管理システム。 - 前記第一のRFIDタグには、前記荷物の寸法データが書込まれており、
前記読取り手段は、前記荷物の寸法データを読取り、
前記書込み手段は、前記荷物の寸法データを前記荷物の識別データに関連付けて前記第二のRFIDタグに書込む、請求項1〜7のいずれかに記載の荷物重量管理システム。 - 複数の荷物のそれぞれに備えられた第一のRFIDタグから前記各荷物の識別データ、および前記各荷物の重量データを読取り、複数の前記荷物を積載して運搬可能な運搬部材に備えられた第二のRFIDタグから前記運搬部材の識別データを読取る読取りステップと、
前記各荷物の重量データを前記運搬部材の識別データと関連付けて前記第二のRFIDタグに書込む書込みステップとを備える、荷物重量管理方法。 - 複数の荷物のそれぞれに備えられた第一のRFIDタグから、前記各荷物の識別データおよび前記各荷物の重量データを読取り、複数の前記荷物を積載して運搬可能である運搬部材に備えられた第二のRFIDタグから、前記運搬部材の識別データを読取る読取り部と、
前記各荷物の重量データを前記運搬部材の識別データと関連付けて前記第二のRFIDタグに書込む書込み部とを備える、荷物重量管理装置。
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013159477A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Suzuki Seiki Kk | エンドレスチェーン方式のトレー移動機構を備える垂直搬送機 |
CN103490004A (zh) * | 2012-06-12 | 2014-01-01 | 精工爱普生株式会社 | 变形材料及驱动器 |
JP2014131935A (ja) * | 2013-01-07 | 2014-07-17 | Cdex:Kk | 物流管理方法 |
JP2014231360A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 大日本印刷株式会社 | 基板収納用梱包体及び基板収納用梱包体の管理方法 |
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-
2009
- 2009-01-07 JP JP2009001466A patent/JP2010159104A/ja not_active Withdrawn
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