JP2010158990A - 警告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両ドアを開けたときに車両ドア周辺の物体に接触することを確実に未然に防ぐことができる警告装置を提供する。
【解決手段】車両ドアと車両周辺の物体との距離に基づいて所定の報知を行う警告装置において、車両ドアと車両ドア周辺の物体との距離を取得する。車両ドアがロック(施錠)されている場合、取得した距離が所定距離未満である場合には、車両ドアのアンロック(開錠)を禁止する。車両ドアのアンロック操作を検知し、検知回数をカウントする。検知回数が複数回となった場合、車両ドアのアンロックの禁止を解除する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両ドアと車両周辺の物体との距離に基づいて所定の報知を行う警告装置に関する。
特許文献1には、車両周辺にある障害物にドアが接触しないようドアの開放を音声等により案内する支援装置が開示されている。特許文献1に記載の支援装置は、車両に距離センサを設けており、車両周辺の障害物までの距離及び傾き等を計測する。そして、ドアの長さ及びドアの開放角度等から、ドアが障害物に接触しないように音声等によって案内を行うようになっている。これにより、ドアを開放する際に車両周囲にある障害物とドアとの接触を防ぐことが可能となっている。
特開2003−104055号公報
しかしながら、特許文献1のように音声等によりドアの開放を案内しても、運転者が案内よりも早くドアを開放した場合には、ドアと障害物との接触を防ぐことができない。例えば、特許文献1では、ドアロックの解除又はドアノブを引いたタイミングでドア開放の案内が開始されるため、運転者が停車後すぐにドアを開放した場合、ドア開放の案内が間に合わず、ドアと障害物とが接触するおそれがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両ドアを開けたときに車両ドア周辺の物体に接触することを確実に未然に防ぐことができる警告装置を提供することにある。
本発明に係る警告装置は、車両ドアと該車両ドア周辺の物体との距離を取得し、取得した距離に基づいて所定の報知を行う警告装置において、前記車両ドアが施錠されている場合、取得した距離に基づいて前記車両ドアの開錠を禁止する禁止手段と、前記車両ドアの開錠操作を検知する検知手段と、該検知手段が開錠操作を検知した回数を計数する計数手段と、該計数手段による計数結果が所定値以上となった場合、前記禁止手段による開錠の禁止を解除する解除手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、車両ドアと車両ドア周辺の物体との距離に基づいて、例えば搭乗者が降車する際に開けた車両ドアが物体に接触する距離である場合には車両ドアが開錠されることを禁止する。これにより、搭乗者が勢いよく車両ドアを開放して、車両ドアと物体とが接触するおそれを未然に防ぐことができる。そして、開錠操作が複数回なされた場合に、開錠の禁止を解除することで、搭乗者は車内に閉じ込められることなく降車することができる。
本発明に係る警告装置は、取得した距離に基づいて前記車両ドアが前記物体に接触することを警告する警告手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明では、車両ドアと物体との距離に基づいて、例えば車両ドアが接触する距離である場合には警告することで、車両ドアと物体との接触を搭乗者に気付かせることができる。
本発明に係る警告装置は、車両のシフトレバーがパーキングレンジに位置していることを検出する位置検出手段と、車両のサイドブレーキが作動していることを検出する作動検出手段とをさらに備え、前記警告手段は、前記シフトレバーがパーキングレンジに位置している場合、又は前記サイドブレーキが作動している場合に警告するようにしてあることを特徴とする。
本発明では、運転者が降車する可能性が高いシフトレバーがパーキングレンジにある場合、又はサイドブレーキが作動している場合に、車両ドアと物体とが接触することを警告する。これにより、車両ドアと物体との接触を未然に防ぐことができる。
本発明に係る警告装置は、前記警告手段は、音により警告するようにしてあり、取得した距離に基づいて、前記警告手段の音量を決定する音量決定手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明では、車両ドアと物体との距離によって音量を決定することで、搭乗者は、音量の大小により車両ドアと物体との距離がどの程度であるかを感覚的に把握することができる場合がある。
本発明に係る警告装置は、前記シフトレバーがパーキングレンジに位置している場合、又は前記サイドブレーキが作動している場合、前記警告手段は、取得した距離がD1未満であるとき第1警告を行い、取得した距離が前記D1以上D2未満(D1<D2)であるとき前記第1警告より小さい音量の第2警告を行い、取得した距離が前記D2以上であるとき警告を行わないようにしてあり、前記禁止手段は、取得した距離がD1未満であるとき前記車両ドアの開錠を禁止し、取得した距離が前記D1以上であるとき前記車両ドアの開錠の禁止を行わないようにしてあることを特徴とする。
本発明では、車両ドアと物体との距離によって音量が異なる警告をし、また、車両ドアをアンロックできないようにすることで、車両ドアと物体とが接触するおそれを未然に防ぐことができる。さらに、シフトレバーがパーキングレンジにある場合、又はサイドブレーキが作動している場合、搭乗者、特に運転者は降車する可能性が高いため、これらの場合に警告等を行うことで、より確実に車両ドアと物体とが接触するおそれを未然に防ぐことができる。
本発明に係る警告装置は、前記車両ドアを施錠又は開錠する施開錠手段と、該施開錠手段が前記車両ドアを開錠した場合、取得した距離に基づいて、前記車両ドアを強制的に施錠する強制施錠手段とをさらに備えることを特徴とする。
本発明では、車両ドアと物体とが接触する場合に開錠された車両ドアを強制的に施錠することで、搭乗者が勢いよく車両ドアを開放して、車両ドアと物体とが接触するおそれを未然に防ぐことができる。
本発明は、車両ドアと車両ドア周辺の物体との距離に基づいて、例えば搭乗者が降車する際に開けた車両ドアが物体に接触する距離である場合には車両ドアが開錠されることを禁止する。これにより、搭乗者が勢いよく車両ドアを開放して、車両ドアと物体とが接触するおそれを未然に防ぐことができる。そして、開錠操作が複数回なされた場合に、開錠の禁止を解除することで、搭乗者は車内に閉じ込められることなく降車することができる。
実施形態に係る警告装置の構成を模式的に示すブロック図である。 距離D1、D2を説明するための模式図である。 距離Tに対応する警告内容を決定するためのデータテーブルの模式図である。 警告装置のECUが実行する処理を示すフローチャートである。 図1に示す警告装置が単独のECUとして構成した場合のブロック図である。
以下、本発明に係る警告装置の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る警告装置の構成を模式的に示すブロック図である。警告装置1は、図示しないシリアル通信線又はCAN(Controller Area Network)通信線等を介して、制御機器、計器類又はスイッチ類等の車載機器と通信可能となっている。そして、警告装置1は、必要なデータを通信線を介して適宜取得すると共に、他の車載機器を駆動する制御信号及びデータ等を出力する。
警告装置1は、ECU(Electronic Control Unit)2、距離取得部3、シフトレバー位置取得部4、サイドブレーキ状態取得部5、ロックSW取得部6、及び制御出力部7を備えている。
ECU2は、内部バスにより接続されたCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から構成されるマイコンを備え、ROMに記憶された制御プログラムに従うCPU等の動作により各種制御を実施するように構成されている。ECU2は、車両ドアが開けられた際に車両周辺の障害物に接触するか否かを判定し、判定結果に応じて警告装置1の各部の動作を制御し、搭乗者に接触を警告する。ECU2の動作は後に詳述する。なお、車両周辺の障害物とは、自車両の隣に駐車された他の車両、塀又はフェンス等である。
距離取得部3は、車両に搭載された距離センサ3Sが検出した距離を取得する。距離センサ3Sは、超音波又はレーザー等により自身と対向する領域にある物体との距離を計測する。例えば駐車場において他の車両に平行して駐車している場合、又は壁に平行に駐車している場合、距離センサ3Sは、車両ドアから車両ドアに対向する他の車両又は壁までの距離を計測するよう設けられている。なお、距離センサ3Sは、全ての車両ドアに対して距離を計測するよう複数設けられていてもよいし、一つの車両ドアに対して距離を計測するよう設けられていてもよい。また、警告装置1自身が距離センサ3Sを備えて距離を検出するようにしてもよいし、他の車載機器が備えた距離センサが検出した距離を取得するようにしてもよい。
シフトレバー位置取得部4は、ギアチェンジ用のシフトレバー41の位置を取得する。シフトレバー位置取得部4が取得した位置により、ECU2は、シフトレバー41がパーキングレンジ(以下、Pレンジと言う)に位置していることを検出する。サイドブレーキ状態取得部5は、サイドブレーキ51のオンオフを取得する。
ロックSW取得部6は、ロックスイッチ(以下、ロックSWと言う)6Sのオンオフを取得する。ロックSW6Sは、車両ドアをロック(施錠)又はアンロック(開錠)するスイッチである。車両ドアは、ロックSW6Sがオンされることでロックされ、オフされることでアンロックされる。ロックSW6Sは、全ての車両ドアのロック又はアンロックが可能な集中ドアロックスイッチであってもよいし、各車両ドアそれぞれに設けられ、設けられた車両ドアのロック又はアンロックを行うスイッチであってもよい。
制御出力部7は、他の車載機器、例えばスピーカ71、警告灯72及びドアロックモータ73等の動作を制御する制御信号を出力する。スピーカ71は、例えばオーディオ装置のスピーカである。警告灯72は、例えば計器盤に設けられたLED(Light-Emitting Diode)である。ドアロックモータ73は、ロックSW6Sのオンオフに応じて車両ドアをロック及びアンロックするモータである。スピーカ71及び警告灯72は、警告装置1自身が備えていてもよい。
ECU2は、開けた車両ドアが車両周辺の障害物に接触する可能性がある場合、スピーカ71、警告灯72及びドアロックモータ73を駆動制御して、接触を警告する。具体的には、ECU2は、スピーカ71からブザー等の警告音を出力し、警告灯72を点灯又は点滅させる。これにより、搭乗者は、視覚及び聴覚の両方から警告を把握することができる。また、ECU2は、ロックSW6Sがオフされてアンロックされた場合、ドアロックモータ73を駆動し、強制的に車両ドアをロックさせる。これにより、搭乗者は、降車することができず、間接的に車両ドアが接触することを把握できる場合がある。
ECU2は、距離センサ3Sから取得した距離(以下、距離Tと言う)に基づいて警告内容を決定し、スピーカ71、警告灯72及びドアロックモータ73それぞれを駆動制御する。ECU2は、予め決定された距離D1、D2(D1<D2)を用いて、距離Tを、距離D1未満と、距離D1以上D2未満と、距離D2以上との3段階に分類し、その分類結果に応じて警告内容を決定する。
図2は、距離D1、D2を説明するための模式図である。図2は、車両を上方から見た状態を示している。距離D1、D2は、車両ドアの長さ及び車両ドアの可動範囲に基づき決定される。距離D1は、例えば搭乗者が降車できない又は降車し難い幅しか車両ドアを開けることができない距離である。距離D2は、搭乗者が十分に降車可能な幅に車両ドアを開けることができる距離である。ECU2は、距離Tが距離D1未満の場合、搭乗者が車両ドアを開ける際、車両ドアが障害物に確実に接触すると判定する。また、ECU2は、距離Tが距離D1以上D2未満の場合、車両ドアが障害物に接触する可能性が高いと判定する。さらに、ECU2は、距離Tが距離D2以上の場合、車両ドアが障害物に接触する可能性がないと判定する。なお、距離D1及びD2の値は、適宜変更可能である。
図3は、距離Tに対応する警告内容を決定するためのデータテーブルの模式図である。
距離Tが距離D1未満の場合、ECU2は、スピーカ71及び警告灯72により警告Aを行い、また、車両ドアのアンロックを禁止するロック制御を行う。警告Aでは、スピーカ71は、後述の警告Bよりも大きい音量で警告音を出力し、警告灯72は点灯する。ECU2がロック制御を行った場合、ロックSW6Sがオフされても車両ドアはロック状態を維持する。より具体的には、ロックSW6Sが上述の集中ドアロックスイッチである場合、ECU2は、ロックSW6Sがオフされても、アンロックを行わないようにドアロックモータ73の駆動を停止する。また、ロックSW6Sが各車両ドアに設けられたスイッチである場合、ECU2は、ドアロックモータ73を駆動し、ロックSW6Sがオフされてアンロックされた両ドアを強制的にロックする。これにより、オフとなったロックSW6Sは、強制的にオンに切り替えられる。
距離Tが距離D1以上D2未満の場合、ECU2は、スピーカ71及び警告灯72により警告Bを行う。警告Bでは、スピーカ71は、警告Aよりも小さい音量で警告音を出力し、警告灯72は点滅する。距離Tによって、警告音量を変化させることで、搭乗者は、車両ドアと物体との距離がどの程度であるかを感覚的に把握することができる場合がある。このとき、ECU2は、ロック制御を行わない。従って、車両ドアは、ロックSW6Sのオンオフに従って、ロック及びアンロックされる。距離Tが距離D2以上の場合、ECU2は、スピーカ71及び警告灯72による警告及びロック制御を行わない。
以上のように、車両ドアが周囲の障害物に確実に接触するときは、車両ドアが開錠されないようにすることで、接触を未然に防ぐことができる。また、距離Tが距離D1以上D2未満の場合は接触の可能性が高いが、搭乗者の体形によって異なるため、音及び光のみにより警告することで車両ドアの開閉操作に注意を喚起することができる。
次に、警告装置1の動作について説明する。図4は、警告装置1のECU2が実行する処理を示すフローチャートである。
ECU2は、シフトレバー41の位置を取得し(S1)、シフトレバー41がPレンジであるか否かを判定する(S2)。シフトレバー41の位置がPレンジの場合(S2:YES)、ECU2は、搭乗者が降車する可能性が高いと判定し、処理をS5に移す。シフトレバー41の位置がPレンジでない場合(S2:NO)、ECU2は、サイドブレーキ51の状態を取得し(S3)、サイドブレーキ51がオンにされたか否かを判定する(S4)。サイドブレーキ51がオンの場合(S4:YES)、搭乗者が降車する可能性が高いと判定し、ECU2は、処理をS5に移す。サイドブレーキ51がオンでない場合(S4:NO)、ECU2は、ロックSW6Sがオフされる操作の回数を取得するためのフラグをオフにし(S13)、本処理を終了する。フラグは、ロックSW6Sがオフされる操作が一度行われたとき、ECU2によりオンされる。操作回数は、車両ドアを強制的にロックする際に用いられる。
ECU2は、距離センサ3Sが検出した距離Tを取得し(S5)、距離Tが距離D1未満であるか否かを判定する(S6)。距離Tが距離D1未満である場合(S6:YES)、ECU2は、車両ドアが障害物に接触すると判定し、警告Aを行う(S7)。具体的には、ECU2は、スピーカ71及び警告灯72へ制御信号を出力する。そして、ECU2は、アンロック操作、即ちロックSW6Sがオフされる操作が行われたか否かを判定する(S8)。
ロックSW6Sがオフされる操作が行われていない場合(S8:NO)、ECU2は、本処理を終了する。ロックSW6Sがオフされる操作が行われた場合(S8:YES)、ECU2は、フラグがオンであるか否かを判定する(S9)。ECU2は、操作が一度行われたときにフラグをオンにすることで、S8でのアンロック操作の回数が1回目であるか否かを判定する。従って、フラグがオンでなければ、ECU2は、S8でのアンロック操作の回数が1回目であると判定する。フラグがオンでない場合(S9:NO)、即ち、S8でのアンロック操作が1回目である場合、ECU2は、S8でアンロックされた車両ドアを強制的に再びロックする(S10)。そして、ECU2は、フラグをオンにして1回目のアンロック操作が行われたことを記録する(S11)。これにより、オフにされたロックSW6Sがオンに強制的に切り替わる。なお、S8及びS10において、ロックSW6Sが集中ドアロックである場合、ECU2は、ロックSW6Sがオフされても無効とする処理を行ってもよい。
フラグがオンである場合(S9:YES)、即ち、S8でのアンロック操作が2回目である場合、ECU2は、ドアロックモータ73を駆動し、車両ドアをアンロックする(S12)。その後、ECU2は、本処理を終了する。このように、距離Tが距離D1未満である場合、車両ドアはアンロックが禁止される。そして、ロックSW6Sがオフ操作される回数をカウントし、2回オフ操作されたときに車両ドアはアンロックされる。なお、ECU2は、ロックSW6Sが3回以上オフされた場合に、車両ドアをアンロックするようにしてもよい。
距離Tが距離D1未満でない場合(S6:NO)、ECU2は、距離Tが距離D1以上で距離D2未満であるか否かを判定する(S14)。距離Tが距離D1以上で距離D2未満である場合(S14:YES)、ECU2は、車両ドアが障害物に接触する可能性が高いと判定し、警告Bを行う(S15)。具体的には、ECU2は、スピーカ71及び警告灯72へ制御信号を出力する。そして、ECU2は、処理をS16に移し、ロックSW6Sがオフにされた場合に、車両ドアをアンロックする。
距離Tが距離D1以上で距離D2未満でない場合(S14:NO)、即ち、距離Tが距離D2以上である場合、ECU2は、車両ドアが障害物に接触しないと判定し、警告Bをすることなく処理をS16に移す。そして、ECU2は、ロックSW6Sがオフにされた場合に、車両ドアをアンロックする。
以上説明したように、本実施形態の警告装置1は、車両ドアとその周辺の障害物との距離によって、車両ドアのアンロック操作を禁止し、また、アンロックされた車両ドアを強制的にロックする構成となっている。これにより、搭乗者が勢いよく車両ドアを開放して、車両ドアと障害物とが接触するおそれを未然に防ぐことができる。
以上、本発明の好適な一実施の形態について、具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施の形態に限定されることはない。図5は、図1に示す警告装置が単独のECUとして構成した場合のブロック図である。この場合、ECU10は、全体の動作を制御するCPU9及びCPU9が実行するプログラム等を記憶する記憶部8を備える。図1と図5との構成の組み合わせ、すなわち図5の各取得部及び出力部のうち、いくつかを別ECUとして通信線で結ぶ構成としてもよい。また、ロックをSWのオン、アンロックをSWのオフとして説明したが、逆の構成でもよく、また、接点を2つ持つ跳ね返りスイッチの、接点1、接点2をそれぞれ割り当てる構成でもよい。
1 警告装置
2 ECU(禁止手段、計数手段、解除手段)
3 距離取得部
4 シフトレバー位置取得部(位置検出手段)
5 サイドブレーキ状態取得部(作動検出手段)
6 ロックSW取得部(検知手段、解除手段)
7 制御出力部(警告手段、解除手段)

Claims (6)

  1. 車両ドアと該車両ドア周辺の物体との距離を取得し、取得した距離に基づいて所定の報知を行う警告装置において、
    前記車両ドアが施錠されている場合、取得した距離に基づいて前記車両ドアの開錠を禁止する禁止手段と、
    前記車両ドアの開錠操作を検知する検知手段と、
    該検知手段が開錠操作を検知した回数を計数する計数手段と、
    該計数手段による計数結果が所定値以上となった場合、前記禁止手段による開錠の禁止を解除する解除手段と
    を備えることを特徴とする警告装置。
  2. 取得した距離に基づいて前記車両ドアが前記物体に接触することを警告する警告手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の警告装置。
  3. 車両のシフトレバーがパーキングレンジに位置していることを検出する位置検出手段と、
    車両のサイドブレーキが作動していることを検出する作動検出手段と
    をさらに備え、
    前記警告手段は、
    前記シフトレバーがパーキングレンジに位置している場合、又は前記サイドブレーキが作動している場合に警告するようにしてある
    ことを特徴とする請求項2に記載の警告装置。
  4. 前記警告手段は、
    音により警告するようにしてあり、
    取得した距離に基づいて、前記警告手段の音量を決定する音量決定手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の警告装置。
  5. 前記シフトレバーがパーキングレンジに位置している場合、又は前記サイドブレーキが作動している場合、
    前記警告手段は、
    取得した距離がD1未満であるとき第1警告を行い、
    取得した距離が前記D1以上D2未満(D1<D2)であるとき前記第1警告より小さい音量の第2警告を行い、
    取得した距離が前記D2以上であるとき警告を行わないようにしてあり、
    前記禁止手段は、
    取得した距離がD1未満であるとき前記車両ドアの開錠を禁止し、
    取得した距離が前記D1以上であるとき前記車両ドアの開錠の禁止を行わないようにしてある
    ことを特徴とする請求項4に記載の警告装置。
  6. 前記車両ドアを施錠又は開錠する施開錠手段と、
    該施開錠手段が前記車両ドアを開錠した場合、取得した距離に基づいて、前記車両ドアを強制的に施錠する強制施錠手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一つに記載の警告装置。
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