JP2008214908A - 車両用ドアの開扉安全装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドア(1)に開扉作動を停止させるロック手段(3)を設けるとともに、それらのドア(1)の外方にある物体(B)との距離(L)を計測する距離検知センサ(2)を設け、コントロールユニット(5)を設けてその距離検知センサ(2)と接続し、そのコントロールユニット(5)は前記距離検知センサ(2)が検出した物体との距離(L)がしきい値(L0)以下と判断した場合に、該当するドアのロック手段(3)を作動しドア(1)のそれ以上の開扉を阻止する。
【選択図】図2
Description
例えば、障害物との距離を測定する距離センサを取り付け、減衰力可変式オイルダンパによる開扉停止機構を設ける技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかし、この技術(特許文献1)では、ドアロックの開錠で作動開始し、開扉停止機構はオイルダンパのオリフィス径を変えるもので、外側扉ハンドル状態検出器を有するなど複雑な機構が必要である。また、限られた操作条件で作動するものであり、商用車などを含めて広範な操作条件に対し広く使用するには適していない。
ドア自体にセンサを設けて対象物との距離を検出しているので、隣接する車両に限らずいろいろな対象物に対応できる。しかも、所定の距離から先へ開かないので、対象物に気付かない場合のうっかりミスの防止に限らず、狭いスペースで衝突させず安全に開扉するような場合にも適用できる。換言すれば、汎用性に富んでおり、商用車などを含めて、広範な操作条件に対し、広く使用するのに適している。
また、ブザーと併用した実施形態では、ブザーによって状況の把握が早期にでき、例えば急いで降車しようとした場合に、ドアがロックされたのを気付かずにドアが開けられずに、慌てたりするようなことが回避できる。
図1は、本発明の実施形態に係る開扉安全装置を、トラックに設けた状態を示している。
図1において、左右のドア1、1のそれぞれには、距離検知センサ2、2が設けられている。距離検知センサ2、2は、ドア外方の物体Bを検知し、その物体Bと開かれたドア1との距離Lを計測する様に構成されている。
トラックの運転室内には、コントロールユニット5が設けられている。コントロールユニット5には、上述した距離検知センサ2、2、ロック手段3、3が、配線によって接続されている。
図2は、第1実施形態に係る開扉安全装置の構成を示すブロック図である。
左右の距離検知センサ2、2の各々は、コントロールユニット5の判断手段5aに接続され、そして、距離検知センサ2、2の計測結果は、判断手段5aから出力手段5bに送信される。
出力手段5bは、後述する態様にて、左右のロック手段3、3に対して制御信号を出力する構成となっている。
図3で示す制御に先立って、予め、検出物体Bと開いたドア1との安全な距離(しきい値)L0を設定し、入力しておく。
ステップS3では、判断手段5aにより、センサ2がその検出した距離Lと、しきい値L0とを比較する。
一方、センサ2がその検出した距離Lがしきい値L0よりも小さければ(ステップS3がYES)、ステップS4に進む。
ステップS4では、制御手段5bは、該当するドア1のロック手段3に対して、開扉を停止するべく制御信号を発信する。係る制御信号によってロック手段3が作動すれば、物体B(障害物)との距離Lがしきい値L0よりも小さくなったドア1はロックされて、それ以上、開扉しなくなる。
ステップS4が完了したならば、リターンする。
図4において、制御手段5bは、左右のドアロック手段3、3のみならず、ブザー6(警報手段)にも接続されている。
図4で示すその他の構成については、図2(第1実施形態)と同様である。なお、図4において、第2実施形態のコントロールユニットを示す場合には符号5Aで表記し、後述の第3実施形態のコントロールユニットを示す場合には符号5Bで表記する。
図5におけるステップS3までの工程は、第1実施形態に関する制御を説明した図3と同様である。
図5のステップS3において、センサ2、2で検出された距離Lがしきい値L0よりも大きい場合(ステップS3がNO)は、リターンする。
ステップS4Aが完了したならば、リターンする。
第3実施形態では、ブロック図で表現された構成は図4で示す通りであり、第2実施形態のブロック図と同様である。換言すれば、図4は、第2実施形態の構成と、第3実施形態の構成を示しているのである。
ただし、第3実施形態と第2実施形態とでは、コントロールユニット5Bにおける制御が相違している。
第3実施形態の制御に当たっては、まず、第1のしきい値L1および第2のしきい値L2(ここでL1>L2)を予め設定し、コントロールユニット5Bへ入力しておく。そして、図6のステップS11で、距離検知センサ2を作動させる。
ステップS12において、センサ2がドア外方の物体B(障害物)を検出したならば、ステップS13において、判断手段5aにより、センサ2が検出した距離Lと第1のしきい値L1とを比較する。
一方、センサ2が検出した距離Lが、第1のしきい値L1よりも小さければ(ステップS13がYES)、ステップS14に進む。ステップS14では、制御手段5bは警報ブザー6を作動し、以って、搭乗者に、開扉使用とするドア1が物体B(障害物)に近接していることを報知する。
センサ2が検出した距離Lが第2のしきい値L2よりも大きければ(ステップS15がNO)、リターンする。
センサ2が検出した距離Lが第2のしきい値L2よりも小さければ(ステップS15がYES)、ステップS16に進む。
ステップS16を実行した後、所定時間が経過したならば、ブザー6の作動を解除して(ステップS17)、リターンする。
特に、図4〜図6で示す実施形態(第2実施形態、第3の実施形態)では、ブザー6で警告されるので、トラックの搭乗者はドアが障害物に近接しているという状況をブザー6の音によって把握することができるので、ロック手段3によりロックされたドア1を無理に開扉して、降車することが防止される。
2・・・距離検知センサ
3・・・ロック手段
5、5A、5B・・・コントロールユニット
6・・・警報手段
Claims (3)
- 車両のドアの各々に、開扉作動を停止させるロック手段と、ドアの外方にある物体との距離を計測する距離検知センサとを設け、コントロールユニットを備え、該コントロールユニットは距離検知センサと接続しており、距離検知センサが検出した物体との距離がしきい値以下であれば、該当するドアのロック手段を作動して、ドアがそれ以上開扉するのを阻止する制御を行う様に構成されていることを特徴とする車両用ドアの開扉安全装置。
- 車両のドアの各々に、開扉作動を停止させるロック手段と、ドアの外方にある物体との距離を計測する距離検知センサとを設け、警報手段と接続したコントロールユニットを備え、該コントロールユニットは距離検知センサと接続しており、距離検知センサが検出した物体との距離がしきい値以下であれば、該当するドアのロック手段を作動してドアがそれ以上開扉するのを阻止すると共に、警報手段で警報を発する制御を行う様に構成されていることを特徴とする車両用ドアの開扉安全装置。
- 車両のドアの各々に、開扉作動を停止させるロック手段と、ドアの外方にある物体との距離を計測する距離検知センサとを設け、警報手段と接続したコントロールユニットを備え、該コントロールユニットは距離検知センサと接続しており、距離検知センサが検出した物体との距離が第1のしきい値以下となった場合に警報手段を作動し、距離検知センサが検出した物体との距離が第2のしきい値以下となった場合に該当するドアのロック手段を作動して、ドアがそれ以上開扉するのを阻止する制御を行う様に構成されていることを特徴とする車両用ドアの開扉安全装置。
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JP2007051581A JP2008214908A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | 車両用ドアの開扉安全装置 |
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2007
- 2007-03-01 JP JP2007051581A patent/JP2008214908A/ja active Pending
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