JP2010154003A - 電話システム、電話制御方法、およびコードレス子機 - Google Patents

電話システム、電話制御方法、およびコードレス子機 Download PDF

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Abstract

【課題】停電状態でもコードレス子機の利用者と通話可能とする。
【解決手段】コードレス子機10において、通信制御部11Aにより、自己の親機20との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を許可するものとし、停電判定部11Bにより、リンクが切断された際、自己以外のコードレス子機10とこれらコードレス子機10の親機20との間の無線通信状況について、自己以外のコードレス子機10に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機20および電話制御装置40での停電発生有無を判定して表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電話制御技術に関し、特に電話システムにおけるコードレス子機と親機との無線通信停止要因を判定する技術に関する。
ボタン電話システムやPBXシステムなどの電話システムでは、主装置やPBXなどの電話制御装置に内線収容されている電話機としてコードレス電話機を用いる場合がある。このコードレス電話機は、電話制御装置と有線回線を介して接続された親機と、この親機と無線回線を介して接続されたコードレス子機とからなり、無線回線を介して形成した通話パスを用いて、コードレス子機で電話制御装置を介した通話を行うものとなっている。
このような電話システムにおいて、コードレス子機と親機との無線通信が停止した場合、3つの要因が考えられる。まず、親機と無線通信可能な圏外にコードレス子機が移動した場合がある。また、電話制御装置への電源供給が途絶えた、いわゆるシステム停電と、親機への電源供給が途絶えた、いわゆる親機停電が考えられる。
コードレス子機の利用者は、親機と無線通信できなくなった場合、これら要因ごとに、それぞれ異なる対応をとる必要がある。例えば、圏外の場合には圏内まで戻ればよい。また、システム停電の場合には電話制御装置への電源供給状況などを確認すればよく、親機停電の場合には、電話制御装置と親機との接続状況などを確認すればよい。
従来、このようなコードレス子機と親機との無線通信停止要因を判定する方法として、電話制御装置や親機に電池を搭載し、電源供給が途絶えた時点で、コードレス子機にその旨を通知して、コードレス子機で停電の旨を表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開平4−262652号公報
しかしながら、このような従来技術では、電話制御装置や親機に電池を搭載する必要があるため、電話制御装置や親機のハードウェア規模が増大するとともに、システム全体としてコストアップの要因となるという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、新たなハードウェアを追加することなく、コードレス子機と親機との無線通信停止要因を判定できる電話システム、電話制御方法、およびコードレス子機を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる電話システムは、親機と電池で動作するコードレス子機との組からなり互いの識別情報を用いて両者間で無線通信を行う複数のコードレス電話機と、これらコードレス電話機を内線収容する電話制御装置とを含む電話システムであって、コードレス子機は、自己の親機との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機との無線通信を許可する通信制御部と、リンクが切断された際、自己以外のコードレス子機とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況について、自己以外のコードレス子機に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機および電話制御装置での停電発生有無を判定して表示する停電判定部とを備えている。
この際、停電判定部で、自己以外のコードレス子機のすべてと無線通信不可の場合には、自己の親機のみで停電が発生したと判定するようにしてもよい。
また、停電判定部で、自己以外のコードレス子機の一部と無線通信不可の場合には、少なくとも自己の親機で停電が発生したと判定するようにしてもよい。
また、停電判定部で、自己以外のコードレス子機のすべてと無線通信可能な場合には、電話制御装置で停電が発生したと判定するようにしてもよい。
また、本発明にかかる電話制御方法は、親機と電池で動作するコードレス子機との組からなり互いの識別情報を用いて両者間で無線通信を行う複数のコードレス電話機と、これらコードレス電話機を内線収容する電話制御装置とを含む電話システムで用いられる電話制御方法であって、コードレス子機が、自己の親機との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機との無線通信を許可する通信制御ステップと、コードレス子機が、リンクが切断された際、自己以外のコードレス子機とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況について、自己以外のコードレス子機に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機および電話制御装置での停電発生有無を判定して表示する停電判定ステップとを備えている。
この際、停電判定ステップで、自己以外のコードレス子機のすべてと無線通信不可の場合には、自己の親機のみで停電が発生したと判定するようにしてもよい。
また、停電判定ステップで、自己以外のコードレス子機の一部と無線通信不可の場合には、少なくとも自己の親機で停電が発生したと判定するようにしてもよい。
また、停電判定ステップで、自己以外のコードレス子機のすべてと無線通信可能な場合には、電話制御装置で停電が発生したと判定するようにしてもよい。
また、本発明にかかるコードレス子機は、親機と電池で動作するコードレス子機との組からなり互いの識別情報を用いて両者間で無線通信を行う複数のコードレス電話機と、これらコードレス電話機を内線収容する電話制御装置とを含む電話システムで用いられるコードレス子機であって、自己の親機との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機との無線通信を許可する通信制御部と、リンクが切断された際、自己以外のコードレス子機とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況について、自己以外のコードレス子機に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機および電話制御装置での停電発生有無を判定して表示する停電判定部とを備えている。
本発明によれば、コードレス子機の通信制御部や停電判定部の処理動作、すなわちソフトウェアの変更だけで、新たなハードウェアを追加することなく、コードレス子機と親機との無線通信停止要因を判定することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの構成を示すブロック図である。
この電話システム1は、互いの識別情報を用いて相互間で無線通信を行う親機20(20A,20B,20C,〜,20N)とコードレス子機10(10A,10B,10C,〜,10N)との組からなる複数のコードレス電話機30(30A,30B,30C,〜,30N)と、このコードレス電話機30を内線収容するとともに電話網NWに接続されている電話制御装置40とを含む。
電話システム1の具体例としては、ボタン電話システムやPBXシステムがある。例えば、ボタン電話システムの場合にはその主装置や電話サーバが電話制御装置40に相当し、PBXシステムの場合にはそのPBXが電話制御装置40に相当する。
本実施の形態にかかる電話システムは、コードレス子機10で、自己の親機20との間で無線通信のためのリンクを確立している際は他のコードレス子機10との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は他のコードレス子機10との無線通信を許可し、リンクが切断された際、自己以外のコードレス子機10とこれらコードレス子機10の親機20との間の無線通信状況について、自己以外のコードレス子機10に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機20および電話制御装置40での停電発生有無を判定して表示するようにしたものである。
[コードレス子機]
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムのコードレス子機の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムのコードレス子機の構成を示すブロック図である。
コードレス子機10は、全体として、電池で動作して親機20やコードレス子機10と無線通信を行う無線通信端末からなり、主な機能部として、制御部11、記憶部12、操作入力部13、表示部14、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)15、および音声処理部16が設けられており、これら機能部が共通バスを介して相互に接続されている。
制御部11は、CPUとその周辺回路を有し、記憶部22からプログラムを読み込んで実行することにより、コードレス子機10全体を制御する機能を有している。制御部11に設けられた主な処理部としては、通信制御部11Aと停電判定部11Bがある。
通信制御部11Aは、無線I/F部15を用いた親機20や自己以外のコードレス子機との無線通信を制御する機能と、親機20との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を拒否し、親機20とのリンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を許可する機能とを有している。
停電判定部11Bは、親機20とのリンクが切断された際、自己以外のコードレス子機10について自己との無線通信可否を検出することにより、自己以外のコードレス子機10とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況を確認する機能と、この確認結果に応じて自己の親機20および電話制御装置40での停電発生有無を判定して表示する機能とを有している。
記憶部12は、通信制御部11Aや停電判定部11Bでの処理に用いるプログラムや各種処理情報を記憶する機能を有している。記憶部12で記憶する主な処理情報としては、当該コードレス子機10と組をなす親機20の識別情報や、電話システム1で用いるすべてのコードレス子機10の識別情報がある。
操作入力部13は、ダイヤルキーや機能キーなどの各種操作キーからなり、利用者の操作を検出して通信制御部11Aや停電判定部11Bへ出力する機能を有している。
表示部14は、LCDやLEDなどの表示回路からなり、通信制御部11Aや停電判定部11Bからの指示に応じて、親機20および電話制御装置40での停電発生有無を含む無線通信停止要因などの各種情報を表示する機能を有している。
無線I/F部15は、専用の無線回路からなり、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)や無線LANなどの無線通信プロトコルに基づいて、親機20や自己以外のコードレス子機10と無線通信を行う機能を有している。
音声処理部16は、専用の音声処理回路からなり、無線I/F部15を介して受信した音声データを音声信号に復号してスピーカから出力するとともに、マイクからの入力音声信号を音声データに符号化して無線I/F部15へ出力する機能と、制御部11からの指示に応じて着信音などの各種信号音をスピーカから出力する機能とを有している。
[親機]
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの親機の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの親機の構成を示すブロック図である。
親機20は、全体として、電話制御装置40からの給電電源により動作してコードレス子機10と無線通信を行う無線通信端末からなり、主な機能部として、制御部21、記憶部22、操作入力部23、表示部24、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)25、音声処理部26、および通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)27が設けられており、これら機能部が共通バスを介して相互に接続されている。
制御部21は、CPUとその周辺回路を有し、記憶部22からプログラムを読み込んで実行することにより、親機20全体を制御する機能を有している。
記憶部22は、制御部21での処理に用いるプログラムや各種処理情報を記憶する機能を有している。記憶部22で記憶する主な処理情報としては、当該親機20と組をなすコードレス子機10の識別情報や、電話システム1で用いるすべてのコードレス子機10の識別情報がある。
操作入力部23は、ダイヤルキーや機能キーなどの各種操作キーからなり、利用者の操作を検出して制御部21へ出力する機能を有している。
表示部24は、LCDやLEDなどの表示回路からなり、制御部21からの指示に応じて各種情報を表示する機能を有している。
無線I/F部25は、専用の無線回路からなり、ブルートゥース(Bluetooth)や無線LANなどの無線通信プロトコルに基づいて、コードレス子機10と無線通信を行う機能を有している。
音声処理部26は、専用の音声処理回路からなり、無線I/F部25を介して受信した音声データを音声信号に復号してスピーカから出力するとともに、マイクからの入力音声信号を音声データに符号化して無線I/F部25へ出力する機能と、制御部21からの指示に応じて着信音などの各種信号音をスピーカから出力する機能とを有している。
通信I/F部27は、専用の通信回路からなり、有線回線からなる内線伝送路を介して電話制御装置40との間でデータ通信を行う機能を有している。
本実施の形態にかかる電話システム1のうち、電話制御装置40については、一般的な公知の構成を有しており、ここでの詳細な説明は省略する。また、電話制御装置40には、コードレス電話機30以外の他の電話装置が接続されていてもよい。また、電話網NWは、アナログの公衆電話網であってもよく、デジタルのISDNやIP電話網であってもよい。
[第1の実施の形態の動作]
次に、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作について説明する。ここでは、コードレス子機10での停電判定動作、親機検索動作、および停電待機動作についてそれぞれ説明する。
[停電判定動作]
まず、図4を参照して、コードレス子機10における停電判定動作について説明する。図4は、コードレス子機の停電判定処理を示すフローチャートである。
コードレス子機10の制御部11は、親機20との無線通信のための通信リンクの切断が無線I/F部15で確認された場合、停電判定部11Bにより、図4の停電判定処理を実行する。
通常、無線I/F部15では、親機20からの電波の受信レベルと圏内しきい値とを比較して、自己が親機20の通信圏内に在圏しているか否かを検査し、その検査結果すなわち圏内/圏外を制御部11へ出力している。
停電判定部11Bは、親機20との通信リンクが切断される直前の受信レベルについて、無線I/F部15からの検査結果を確認する(ステップ100)。
ここで、無線I/F部15からの検査結果が圏外を示していた場合(ステップ100:YES)、親機20との通信リンクが切断された無線通信停止要因が圏外への移動と推定されることから、停電判定部11Bは、表示部14により「圏外」の旨を表示した後(ステップ101)、親機20との通信リンクの再確立を行うため、後述する親機検索処理へ移行し(ステップ102)、一連の停電判定処理を終了する。
一方、ステップ100において、無線I/F部15からの検査結果が圏内を示していた場合(ステップ100:NO)、無線I/F部15を制御して、自己以外の各コードレス子機10と自己との通信可否を確認する(ステップ103)。この通信確認処理については、コードレス子機10と親機20との無線通信に用いる無線通信方式に依存する公知の技術を用いればよい。なお、ブルートゥースに関する通信確認処理の具体例については、後述の第2の実施の形態で説明する。
ここで、本実施の形態にかかるコードレス子機10では、前述したように、通信制御部11Aにおいて、自己の親機20との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を許可する。
このため、自己以外のコードレス子機10に対して自己との無線通信可否を検出することにより、自己以外のコードレス子機10とこれらコードレス子機10の親機20との間の無線通信状況を確認することができる。
したがって、これら自己以外のコードレス子機10の無線通信状況に基づいて、自己の親機20以外の親機20の動作状況を推定でき、自己の親機20のみが停電しているのか、自己の親機20を含む複数の親機が停電しているのか、あるいはすべての親機20すなわち電話制御装置40が停電しているのかを判定できる。
したがって、コードレス子機10の停電判定部11Bは、まず、ステップ103の通信確認処理で得られた自己以外のコードレス子機10との無線通信可否の確認結果に基づいて、自己以外のすべてのコードレス子機10と通信不可であるか確認する(ステップ104)。
ここで、自己以外のすべてのコードレス子機10と通信不可であった場合(ステップ104:YES)、自己以外のすべてのコードレス子機10がそれぞれの親機20と通信リンクを確立しており、これら親機20が正常に動作していることから、親機20との通信リンクが切断された無線通信停止要因が親機20のみの停電であると推定される。このため、停電判定部11Bは、表示部14により「親機停電」あるいは「親機のみ停電」の旨を表示した後(ステップ105)、親機20との通信リンクの再確立を行うため、後述する親機検索処理へ移行し(ステップ102))、一連の停電判定処理を終了する。
一方、ステップ104において、自己以外のすべてのコードレス子機10と通信不可ではない場合(ステップ104:NO)、停電判定部11Bは、まず、ステップ103の通信確認処理で得られた自己以外のコードレス子機10との無線通信可否に基づいて、自己以外のすべてのコードレス子機10と通信可能であるか確認する(ステップ106)。
ここで、自己以外のすべてのコードレス子機10と通信可能であった場合(ステップ106YES)、自己以外の各コードレス子機10とそれぞれの親機との通信リンクがすべて切断されており、すべての親機20が正常動作していないことから、親機20との通信リンクが切断された無線通信停止要因が電話制御装置40の停電であると推定される。このため、停電判定部11Bは、表示部14により「システム停電」あるいは「電話制御装置停電」の旨を表示した後(ステップ107)、システム復電まで待機するため、後述する停電待機処理へ移行し(ステップ108))、一連の停電判定処理を終了する。
一方、ステップ106において、自己以外の一部のコードレス子機10と通信不可である場合(ステップ106:NO)、自己以外のコードレス子機10の一部とこれらの親機との通信リンクが切断されており、一部の親機20が正常動作していないものの、その他の親機20が正常動作していることから、親機20との通信リンクが切断された無線通信停止要因が親機20を含む複数の親機20での停電であると推定される。このため、停電判定部11Bは、表示部14により「親機停電」あるいは「一部親機停電」の旨を表示した後(ステップ109)、親機20の復電まで待機するため、後述する停電待機処理へ移行し(ステップ108))、一連の停電判定処理を終了する。
[親機検索処理]
次に、図5を参照して、コードレス子機10における親機検索動作について説明する。図5は、コードレス子機の親機検索処理を示すフローチャートである。
コードレス子機10の制御部11は、親機20との無線通信のための通信リンクを再確立する場合、停電判定部11Bにより、図5の親機検索処理を実行する。
まず、停電判定部11Bは親機20からの呼出の受信待機を行うための親機待機期間の計時を開始し(ステップ110)、無線I/F部15により、親機20からの呼出が受信されたか確認する(ステップ111)。
ここで、親機20からの呼出が受信された場合(ステップ111:YES)、停電判定部11Bは、表示部14における無線通信停止要因の表示を消去するとともに(ステップ112)、無線I/F部15により、規定の通信手順に基づいて、親機20との通信リンクの再確立を行い(ステップ113)、一連の親機検索処理を終了する。
一方、ステップ111において、親機20からの呼出が受信されていない場合(ステップ111:NO)、停電判定部11Bは、親機待機期間が終了したか確認する(ステップ114)。ここで、呼出待機期間が終了していない場合(ステップ114:NO)、一定間隔をあけてステップ111へ戻る。
また、親機待機期間が終了した場合(ステップ114:YES)、前述した停電判定処理で無線通信停止要因を確認する(ステップ115)。
ここで、無線通信停止要因が圏外の場合には(ステップ115:YES)、ステップ110へ戻る。
一方、無線通信停止要因が親機停電あるいはシステム停電の場合には(ステップ115:NO)、停電が復電するまで待機するため、後述する停電待機処理へ移行して(ステップ116)、一連の親機検索処理を終了する。
[停電待機動作]
次に、図6を参照して、コードレス子機10における停電待機動作について説明する。図6は、コードレス子機の停電待機処理を示すフローチャートである。
コードレス子機10の制御部11は、停電中の親機20や電話制御装置40が復電するまで待機する場合、停電判定部11Bにより、図6の停電待機処理を実行する。
まず、停電判定部11Bは、無線I/F部15により自己以外の任意のコードレス子機10からの通信要求が受信されたどうか、および操作入力部13により自己以外の任意のコードレス子機10への通信要求操作が検出されたかどうか確認する(ステップ120)。
ここで、自己以外の任意のコードレス子機10との通信要求があった場合(ステップ120:YES)、通信制御部11Aは、通信要求のあった自己以外のコードレス子機10との間で無線通信による子機間通信を開始し(ステップ121)、通信終了に応じてステップ120へ戻る。
一方、ステップ120において、自己以外の任意のコードレス子機10との通信要求がなかった場合(ステップ120:NO)、停電判定部11Bは、コードレス子機10を低消費電力モードへ移行させた後、停電待機期間だけ待機する(ステップ122)。
停電待機期間終了後、停電判定部11Bは、コードレス子機10の低消費電力モードを解除した後、ステップ120と同様にして自己以外の任意のコードレス子機10との通信要求の有無を確認する(ステップ123)。
ここで、自己以外の任意のコードレス子機10との通信要求があった場合(ステップ123:YES)、通信制御部11Aは、通信要求のあった自己以外のコードレス子機10との間で無線通信による子機間通信を開始し(ステップ124)、通信終了に応じてステップ123へ戻る。
一方、ステップ123において、自己以外の任意のコードレス子機10との通信要求がなかった場合(ステップ123:NO)、停電判定部11Bは、親機20の復電まで待機するため、前述した親機検索処理へ移行し(ステップ125)、一連の停電判定処理を終了する。
[第1の実施の形態の動作例]
次に、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例について説明する。ここでは、電話制御装置40が停電したシステム停電の場合、コードレス子機10と対応する親機20のみが停電した場合、およびコードレス子機10の親機20を含む複数の親機20が停電した場合について個別に説明する。なお、以下では、電話制御装置40に対して3つの親機20A,20B,20Cが内線収容されており、これら親機20A,20B,20Cに対してコードレス子機10A,10B,10Cがそれぞれ無線回線で接続されている場合を例として説明する。
[システム停電]
まず、図7を参照して、システム停電が発生した場合における電話システムの動作例について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例(システム停電)を示すシーケンス図である。
親機20A,20B,20Cとコードレス子機10A,10B,10Cとの間で、それぞれ通信リンクが確立されている状態で(ステップ200)、電話制御装置40への給電が停止してシステム停電が発生した場合(ステップ201)、 親機20A,20B,20Cとコードレス子機10A,10B,10Cとの間の通信リンクがすべて切断される(ステップ202)。これにより、これらコードレス子機10A,10B,10Cは、それぞれ無線通信停止状態となる(ステップ203)。
この後、それぞれのコードレス子機10A,10B,10Cにおいて、前述した停電確認処理が開始される(ステップ204)。
例えば、コードレス子機10Aでは、まず、自己以外のコードレス子機10B,10Cに対して呼出を送信する(ステップ210)。コードレス子機10B,10Cは、無線通信停止状態であることから応答を返送する(ステップ211)。コードレス子機10Aは、すべてのコードレス子機10B,10Cから応答があったことから(ステップ212)、システム停電と判定し、その旨を表示する(ステップ213)。
この後、コードレス子機10Aで、停電待機処理が開始されて(ステップ205)、利用者操作に応じてコードレス子機10Bとの通話(子機間通信)が行われ(ステップ214)、双方の利用者によりシステム停電についての情報が交換される。子機間通話が終了した後、コードレス子機10Aは、一定の停電待機期間だけ低消費電力モードで待機状態となる(ステップ215)。
停電待機期間終了後、親機検索動作が開始される(ステップ206)。これにより、親機20とのリンクが再確立されるまで、コードレス子機10Aで、停電待機処理(ステップ205)と親機検索処理(ステップ206)とが交互に繰り返され、システム停電の復旧に応じて、コードレス子機10A,10B,10Cと親機20A,20B,20Cとの通信リンクがそれぞれ再確立される(ステップ207)。
なお、ステップ204〜206の処理については、コードレス子機10Aについてのみ説明したが、コードレス子機10B,10Cについても同様である。
[対応親機停電]
まず、図8を参照して、システム停電が発生した場合における電話システムの動作例について説明する。図8は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例(対応親機停電)を示すシーケンス図である。
親機20A,20B,20Cとコードレス子機10A,10B,10Cとの間で、それぞれ通信リンクが確立されている状態で(ステップ220)、親機20Aへの給電のみが停止して対応親機停電が発生した場合(ステップ221)、 親機20Aとコードレス子機10Aとの間の通信リンクが切断される(ステップ222)。これにより、これらコードレス子機10Aは、無線通信停止状態となる(ステップ223)。
この後、それぞれのコードレス子機10A,10B,10Cにおいて、前述した停電確認処理が開始される(ステップ224)。
例えば、コードレス子機10Aでは、まず、自己以外のコードレス子機10B,10Cに対して呼出を送信する(ステップ230)。コードレス子機10B,10Cは、無線通信状態であることから、この呼出を無視して応答を返送しない(ステップ231)。
コードレス子機10Aは、すべてのコードレス子機10B,10Cから応答がなかったことから(ステップ232)、対応する親機20のみの対応親機停電と判定し、その旨を表示する(ステップ233)。
続いて、コードレス子機10Aで、親機検索処理が開始され(ステップ225)、親機20とのリンクが再確立されるまで、停電待機処理(ステップ226)と親機検索処理(ステップ225)とが交互に繰り返される。
この後、システム停電の復旧に応じて、コードレス子機10Aと親機20Aとの通信リンクが再確立される(ステップ227)。
[システム停電]
次に、図9を参照して、複数の親機20で停電が発生した場合における電話システムの動作例について説明する。図9は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例(複数親機停電)を示すシーケンス図である。
親機20A,20B,20Cとコードレス子機10A,10B,10Cとの間で、それぞれ通信リンクが確立されている状態で(ステップ240)、親機20A,20Bへの給電が停止して複数親機停電が発生した場合(ステップ241)、 親機20A,20Bとコードレス子機10A,10Bとの間の通信リンクが切断される(ステップ242)。これにより、これらコードレス子機10A,10Bは、それぞれ無線通信停止状態となる(ステップ243)。
この後、それぞれのコードレス子機10A,10Bにおいて、前述した停電確認処理が開始される(ステップ244)。
例えば、コードレス子機10Aでは、まず、自己以外のコードレス子機10B,10Cに対して呼出を送信する(ステップ250)。コードレス子機10Bは、無線通信停止状態であることから応答を返送し(ステップ251)、コードレス子機10Cは、無線通信状態であることから、この呼出を無視して応答を返送しない(ステップ252)。
コードレス子機10Aは、コードレス子機10Bから応答があったことから(ステップ253)、複数親機停電と判定し、その旨を表示する(ステップ254)。
この後、コードレス子機10Aで、停電待機処理が開始されて(ステップ245)、利用者操作に応じてコードレス子機10Bとの通話(子機間通信)が行われ(ステップ255)、双方の利用者によりシステム停電についての情報が交換される。子機間通話が終了した後、コードレス子機10Aは、一定の停電待機期間だけ低消費電力モードで待機状態となる(ステップ256)。
停電待機期間終了後、親機検索処理が開始される(ステップ246)。これにより、親機20とのリンクが再確立されるまで、コードレス子機10Aで、停電待機処理(ステップ245)と親機検索処理(ステップ246)とが交互に繰り返され、システム停電の復旧に応じて、コードレス子機10A,10Bと親機20A,20Bとの通信リンクがそれぞれ再確立される(ステップ247)。
なお、ステップ244〜246の処理については、コードレス子機10Aについてのみ説明したが、コードレス子機10Bについても同様である。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、コードレス子機10において、通信制御部11Aにより、自己の親機20との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を拒否し、リンクを確立していない際は自己以外のコードレス子機10との無線通信を許可するものとし、停電判定部11Bにより、リンクが切断された際、自己以外のコードレス子機10とこれらコードレス子機10の親機20との間の無線通信状況について、自己以外のコードレス子機10に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機20および電話制御装置40での停電発生有無を判定して表示するようにした。
より具体的には、自己以外のコードレス子機のすべてと無線通信不可の場合には、自己の親機のみで停電が発生したと判定し、自己以外のコードレス子機の一部と無線通信不可の場合には、少なくとも自己の親機で停電が発生したと判定し、自己以外のコードレス子機のすべてと無線通信可能な場合には、電話制御装置で停電が発生したと判定する。
したがって、通信制御部11Aや停電判定部11Bの処理動作、すなわちソフトウェアの変更だけで、新たなハードウェアを追加することなく、コードレス子機10と親機20との無線通信停止要因を判定することが可能となる。
また、本実施の形態では、停電待機動作において、自己以外のコードレス子機10や当該コードレス子機10の利用者からの要求に応じて、自己以外のコードレス子機10と子機間通信を行うようにしたので、親機20が停電状態であっても自己以外のコードレス子機10と通話やデータ通信を行うことが可能となる。これにより、例えば地震などの災害発生時でも、他の利用者と連絡をとることでき、安否や避難に関する情報をやり取りすることが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかる電話システムについて説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態で述べた、コードレス子機10Aから自己以外のコードレス子機10との通信可否を確認する通信確認処理の具体例について、ブルートゥースを例として説明する。
コードレス子機間で相互の通信可否を確認する際、各コードレス子機のすべての組み合わせについて通信可否を確認する必要がある。
この際、ブルートゥースなどの無線方式では、マスタ・スレーブ方式に基づいて無線通信を行うため、コードレス子機10間で通信確認を行う際は、いずれか一方がマスタすなわち仮想親機として動作し、他方かスレーブすなわち子機として動作する必要がある。
したがって、マスタとして通信確認処理を開始したコードレス子機10は、マスタでの通信確認処理を終了した後、スレーブとして通信確認処理を実行すればよい。同じく、スレーブとして通信確認処理を開始したコードレス子機10は、スレーブでの通信確認処理を終了した後、マスタとして通信確認処理を実行すればよい。
本実施の形態では、各コードレス子機10に予め割り当てられている内線番号や識別情報などのコードレス子機10に固有の情報に基づいて、マスタあるいはスレーブのいずれで通信確認処理を開始するか、個々のコードレス子機10で選択している。
以下では、マスタでの通信確認動作とスレーブでの通信確認動作について、それぞれ個別に説明する。
[マスタ通信確認動作]
まず、図10を参照して、マスタ通信確認動作について説明する。図10は、コードレス子機におけるマスタ通信確認処理を示すフローチャートである。
コードレス子機10の停電判定部11Bは、自己がマスタで動作して自己以外のコードレス子機10との通信可否を確認する際、図10のマスタ通信確認処理を実行する。
停電判定部11Bは、まず、CPUの内部タイマなどの計時部を制御して、予め設定されている応答待機期間の計時を開始し(ステップ300)、無線I/F部15から、自己以外のコードレス子機10に対して一斉呼出(同報通知)を送信する(ステップ301)。
この後、無線I/F部15による自己以外のコードレス子機10からの応答受信を(ステップ302)、応答待機期間が終了するまで(ステップ303)、自己以外のコードレス子機10からの応答待機状態となる。
ここで、ステップ302において、記憶部12に登録されている識別情報を含む登録コードレス子機10からの応答を受信した場合(ステップ302:YES)、停電判定部11Bは、その応答を送信したコードレス子機10を自己と通信可能な通信可能子機として記憶部12へ記録する(ステップ304)。
この後、停電判定部11Bは、記憶部12を参照して、すべてのコードレス子機10が通信可能子機として記録されているか確認し(ステップ305)、未記録のコードレス子機10が存在する場合には(ステップ305:NO)、ステップ303へ戻る。
また、すべてのコードレス子機10が通信可能子機として記録されている場合には(ステップ305:YES)、一連のマスタ通信確認処理を終了する。
一方、ステップ303において、応答待機期間が終了した場合(ステップ303:YES)、一連のマスタ通信確認処理を終了する。
[スレーブ通信確認動作]
次に、図11を参照して、スレーブ通信確認動作について説明する。図11は、コードレス子機におけるスレーブ通信確認処理を示すフローチャートである。
コードレス子機10の停電判定部11Bは、自己がスレーブで動作して自己以外のコードレス子機10との通信可否を確認する際、図11のスレーブ通信確認処理を実行する。
停電判定部11Bは、まず、CPUの内部タイマなどの計時部を制御して、予め設定されている呼出待機期間の計時を開始する(ステップ310)。
この後、無線I/F部15による自己以外のコードレス子機10からの呼出受信を(ステップ311)、呼出待機期間が終了するまで(ステップ312)、自己以外のコードレス子機10からの呼出待機状態となる。
ここで、ステップ311において、記憶部12に登録されている識別情報を含む登録コードレス子機10からの呼出を受信した場合(ステップ311:YES)、停電判定部11Bは、その呼出を送信したコードレス子機10を自己と通信可能な通信可能子機として記憶部12へ記録する(ステップ313)。
この後、停電判定部11Bは、記憶部12を参照して、すべてのコードレス子機10が通信可能子機として記録されているか確認し(ステップ314)、未記録のコードレス子機10が存在する場合には(ステップ314:NO)、ステップ312へ戻る。
また、すべてのコードレス子機10が通信可能子機として記録されている場合には(ステップ314:YES)、一連のスレーブ通信確認処理を終了する。
一方、ステップ312において、呼出待機期間が終了した場合(ステップ312:YES)、一連のスレーブ通信確認処理を終了する。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態では、コードレス子機10間で相互の通信可否を確認する際、これらコードレス子機10のいずれか1つ以上がマスタとしてマスタ通信確認動作を開始した後、スレーブ通信処理動作を実行し、残りのコードレス子機10をスレーブとしてスレーブ通信確認動作を開始した後、マスタ通信処理動作を実行するようにしたので、マスタあるいはスレーブに偏ることなく、相互の通信可否を確認することが可能となる。
また、コードレス子機10のそれぞれで通信確認処理を開始するタイミング、さらには応答待機期間や呼出待機期間を、それぞれ個別のものを用いてもよく、より効率よく相互の通信可否を確認することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムのコードレス子機の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの親機の構成を示すブロック図である。 コードレス子機の停電判定処理を示すフローチャートである。 コードレス子機の親機検索処理を示すフローチャートである。 コードレス子機の停電待機処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例(システム停電)を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例(対応親機停電)を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる電話システムの動作例(複数親機停電)を示すシーケンス図である。 コードレス子機におけるマスタ通信確認処理を示すフローチャートである。 コードレス子機におけるスレーブ通信確認処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…電話システム、10,10A,10B,10C,〜,10N…コードレス子機、11…制御部、11A…通信制御部、11B…停電判定部、12…記憶部、13…操作入力部、14…表示部、15…無線I/F部、16…音声処理部、20,20A,20B,20C,〜,20N…親機、21…制御部、22…記憶部、23…操作入力部、24…表示部、25…無線I/F部、26…音声処理部、27…通信I/F部、30,30A,30B,30C,〜,30N…コードレス電話機、40…電話制御装置、NW…電話網。

Claims (9)

  1. 親機と電池で動作するコードレス子機との組からなり互いの識別情報を用いて両者間で無線通信を行う複数のコードレス電話機と、これらコードレス電話機を内線収容する電話制御装置とを含む電話システムであって、
    前記コードレス子機は、
    自己の親機との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外の前記コードレス子機との無線通信を拒否し、前記リンクを確立していない際は自己以外の前記コードレス子機との無線通信を許可する通信制御部と、
    前記リンクが切断された際、自己以外の前記コードレス子機とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況について、自己以外の前記コードレス子機に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機および前記電話制御装置での停電発生有無を判定して表示する停電判定部と
    を備えることを特徴とする電話システム。
  2. 請求項1に記載の電話システムにおいて、
    前記停電判定部は、自己以外の前記コードレス子機のすべてと無線通信不可の場合には、自己の親機のみで停電が発生したと判定することを特徴とする電話システム。
  3. 請求項1に記載の電話システムにおいて、
    前記停電判定部は、自己以外の前記コードレス子機の一部と無線通信不可の場合には、少なくとも自己の親機で停電が発生したと判定することを特徴とする電話システム。
  4. 請求項1に記載の電話システムにおいて、
    前記停電判定部は、自己以外の前記コードレス子機のすべてと無線通信可能な場合には、前記電話制御装置で停電が発生したと判定することを特徴とする電話システム。
  5. 親機と電池で動作するコードレス子機との組からなり互いの識別情報を用いて両者間で無線通信を行う複数のコードレス電話機と、これらコードレス電話機を内線収容する電話制御装置とを含む電話システムで用いられる電話制御方法であって、
    前記コードレス子機が、自己の親機との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外の前記コードレス子機との無線通信を拒否し、前記リンクを確立していない際は自己以外の前記コードレス子機との無線通信を許可する通信制御ステップと、
    前記コードレス子機が、前記リンクが切断された際、自己以外の前記コードレス子機とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況について、自己以外の前記コードレス子機に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機および前記電話制御装置での停電発生有無を判定して表示する停電判定ステップと
    を備えることを特徴とする電話制御方法。
  6. 請求項5に記載の電話制御方法において、
    前記停電判定ステップは、自己以外の前記コードレス子機のすべてと無線通信不可の場合には、自己の親機のみで停電が発生したと判定することを特徴とする電話制御方法。
  7. 請求項5に記載の電話制御方法において、
    前記停電判定ステップは、自己以外の前記コードレス子機の一部と無線通信不可の場合には、少なくとも自己の親機で停電が発生したと判定することを特徴とする電話制御方法。
  8. 請求項5に記載の電話制御方法において、
    前記停電判定ステップは、自己以外の前記コードレス子機のすべてと無線通信可能な場合には、前記電話制御装置で停電が発生したと判定することを特徴とする電話制御方法。
  9. 親機と電池で動作するコードレス子機との組からなり互いの識別情報を用いて両者間で無線通信を行う複数のコードレス電話機と、これらコードレス電話機を内線収容する電話制御装置とを含む電話システムで用いられるコードレス子機であって、
    自己の親機との間で無線通信のためのリンクを確立している際は自己以外の前記コードレス子機との無線通信を拒否し、前記リンクを確立していない際は自己以外の前記コードレス子機との無線通信を許可する通信制御部と、
    前記リンクが切断された際、自己以外の前記コードレス子機とこれらコードレス子機の親機との間の無線通信状況について、自己以外の前記コードレス子機に対する自己との無線通信可否を確認し、この確認結果に応じて自己の親機および前記電話制御装置での停電発生有無を判定して表示する停電判定部と
    を備えることを特徴とするコードレス子機。
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