JP2010153014A - 保護部材、ピックアップ装置、並びにそれを備える駆動部組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピックアップ装置またはピックアップ装置を備える駆動部組立体が輸送されるときに駆動部組立体を構成するピックアップ装置の光学部材に異物が付着されることを防止させる。
【解決手段】ピックアップ装置20に着脱自在に装備可能とされてピックアップ装置20の光学部材31及び/又は32を保護可能な構造を有する保護部材10を構成させる。保護部材10が平面視されたときに、保護部材10は、光学部材31,32を保護可能な略中央のカバー部13と、カバー部13の周辺/近傍に位置すると共に光学部材31,32の周辺/近傍に位置する固定部材80に添付可能な貼付部15と、を備えて、保護部材10は略E字状に形成された。光学部材31/32を少なくとも有し、光学部材31/32を保護可能な保護部材10が着脱自在に備えられたピックアップ装置20を構成させる。ピックアップ装置20を少なくとも備える駆動部組立体5を構成させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、保護部材、ピックアップ装置、並びにそれを備える駆動部組立体に関するものである。
従来のピックアップ装置に関するものとして、例えば、コンパクトディスクプレーヤーのピックアップ部の対物レンズ及びレンズの駆動装置に異物質が付着または侵入するのを防止させたコンパクトディスクプレーヤーのピックアップ部の保護カバーというものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−97441号公報(第1,2頁、第3−5図)
しかしながら、上記従来のピックアップ装置にあっては、例えばピックアップ部などのピックアップ装置から樹脂製カバー等の樹脂製部品などが取り外されて、ピックアップ装置が使用されることを想定した場合に、ピックアップ装置から樹脂製カバー等の樹脂製部品などが取り外されるときに、不用意にカバーがピックアップ装置の対物レンズに当たり、その結果、対物レンズに傷が付けられることが懸念されていた。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る保護部材は、ピックアップ装置に着脱自在に装備可能とされて前記ピックアップ装置の光学部材を保護可能な構造を有することを特徴とする。
請求項2に係る保護部材は、請求項1に記載の保護部材において、柔軟性を有するシート部材が用いられて形成されたことを特徴とする。
請求項3に係る保護部材は、請求項1又は2に記載の保護部材において、前記光学部材を保護可能なカバー部と、前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備えて構成されたことを特徴とする。
請求項4に係る保護部材は、請求項1〜3の何れか1項に記載の保護部材において、前記光学部材を保護可能な略中央のカバー部と、前記カバー部の周辺/近傍に位置すると共に前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備え、平面視されたときに略E字状に形成されたことを特徴とする。
請求項5に係るピックアップ装置は、光学部材を少なくとも有し、前記光学部材を保護可能な保護部材が着脱自在に備えられたことを特徴とする。
請求項6に係るピックアップ装置は、請求項5に記載のピックアップ装置において、前記保護部材として、柔軟性を有するシート部材が用いられたことを特徴とする。
請求項7に係るピックアップ装置は、請求項5又は6に記載のピックアップ装置において、前記保護部材は、前記光学部材を保護可能なカバー部と、前記光学部材の周辺/近傍
に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備えて構成されたことを特徴とする。
請求項8に係るピックアップ装置は、請求項5〜7の何れか1項に記載のピックアップ装置において、前記保護部材が平面視されたときに、前記保護部材は、前記光学部材を保護可能な略中央のカバー部と、前記カバー部の周辺/近傍に位置すると共に前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備えて、前記保護部材は略E字状に形成されたことを特徴とする。
請求項9に係る駆動部組立体は、請求項5〜8の何れか1項に記載のピックアップ装置を少なくとも備えることを特徴とする。
以上の如く、本発明によれば、例えばピックアップ装置が輸送されるときにピックアップ装置の光学部材に異物が付着されるということは防止される。
また、本発明によれば、光学部材を保護可能な保護部材がピックアップ装置に装備されることにより、ピックアップ装置の性能が劣化するということは回避される。
また、本発明によれば、ピックアップ装置に対して着脱自在な保護部材が用いられることにより、ピックアップ装置に対する保護部材の着脱が容易となる。従って、保護部材を備えるピックアップ装置の取扱い性が向上する。
また、本発明によれば、安価なピックアップ装置を提供することが可能となる。
また、本発明によれば、例えばピックアップ装置を備える駆動部組立体が輸送されるときに駆動部組立体を構成するピックアップ装置の光学部材に異物が付着されるということは防止される。
また、本発明によれば、光学部材を保護可能な保護部材が駆動部組立体を構成するピックアップ装置に装備されることにより、駆動部組立体に組み付けられたピックアップ装置の性能が劣化するということは回避される。
また、本発明によれば、ピックアップ装置に対して着脱自在な保護部材が用いられることにより、駆動部組立体のピックアップ装置に対する保護部材の着脱が容易となる。従って、保護部材を備えるピックアップ装置が装備された駆動部組立体の取扱い性が向上する。
また、本発明によれば、安価な駆動部組立体を提供することが可能となる。
本発明に係る保護部材、ピックアップ装置、並びにそれを備える駆動部組立体の一実施の形態を示す平面図である。 図1に示す保護部材が駆動部組立体のピックアップ装置に備えられた状態を示す平面図である。 ピックアップ装置、並びにそれを備える駆動部組立体を示す斜視図である。 ピックアップ装置の駆動装置の可動部を示す側面図である。 (A)はピックアップ装置の駆動装置の固定部を示す一側の断面図(B)はピックアップ装置の駆動装置の固定部を示す他側の断面図である。 ピックアップ装置、並びにそれを備える駆動部組立体示す概略図である。
以下に本発明に係る保護部材、ピックアップ装置、並びにそれを備える駆動部組立体の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3,図6に示すピックアップ装置20として、例えば対物レンズとされる光学部材31,32を介してレーザ光(LASER:light amplification by stimulatedemission of radiation)を出射可能な光ピックアップ装置20が用いられている。例えば光ピックアップ(optical pickup)又は光ピックアップ装置(optical pickup unit)は、「OPU」と略称される。また、対物レンズ(objective lens)は、例えば「OBL」と略称して用いられている。
ディスク装置1の駆動部組立体5に備えられたOPU20のOBL31,32により絞られるレーザ光によって、ディスク(disc)M等のメディアMに記録された情報などのデータが再生される。また、ディスク装置1の駆動部組立体5に備えられたOPU20のOBL31,32により絞られるレーザ光によって、ディスクM等のメディアMに情報などのデータが記録される。また、ディスク装置1の駆動部組立体5に備えられたOPU20のOBL31,32により絞られるレーザ光によって、ディスクM等のメディアMに記録された情報などのデータが消去される。メディア(media)とは、例えば、データ、情報、信号などが保存されるディスク等を意味する。
ディスク装置1の駆動部組立体5を構成するOPU20は、各種ディスクM等の各種メディアMに記録されたデータ、情報、信号を再生させたり、書込み可能もしくは書換え可能な各種ディスクM等の各種メディアMにデータ、情報、信号を記録させたり、書込み可能もしくは書換え可能な各種ディスクM等の各種メディアMのデータ、情報、信号を消去させたりするものとされている。
また、ディスク装置1の駆動部組立体5を構成するOPU20は、例えば、「CD」(Compact Disc)(商標)系列のメディアと、「DVD」(登録商標)(Digital Versatile Disc)系列のメディアと、「HD DVD」(High Definition DVD)(登録商標)系列のメディアと、中国において定められた規格に基づくメディアとされる「CBHD(China Blue High−Definition)」(例:旧名「CH−DVD」)系列のメディアと、「BD」(Blu−ray Disc)(登録商標)系列のメディアと、に対応したものとされる。ディスク装置1の駆動部組立体5を構成するOPU20は、例えば、上記各種メディアからなる群から選ばれる少なくとも一種のメディアに対応したものとされている。具体的に説明すると、ディスク装置1の駆動部組立体5を構成するOPU20は、上記複数の何れかのメディアに対応したものとされている。
メディアMとして例えば上記各種光ディスクM等が挙げられるが、次の形態をしたメディアMも挙げられる。例えば、ディスク(M)として、ディスク両面に信号面部(Ma)が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換え等が可能とされた光ディスク(M)等も挙げられる。また、ディスク(M)として、例えば二層の信号面部(Ma)が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換え等が可能とされた光ディスク(M)等も挙げられる。なお、この明細書における符号に付けられた括弧( )は、図示等されたものと若干異なるものを説明するために、便宜上、用いられている。また、例えば三層の信号面部が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換え等が可能とされた「HD DVD」用光ディスク等も挙げられる(図示せず)。また、例えば四層の信号面部が設けられ、データ書込み/消去やデータ書換え等が可能とされた「Blu−ray Disc」用光ディスク等も挙げられる(図示せず)。また、例えば光ディスク(M)のレーベル面部の側にレーザ光
を照射させてレーベル等の各種書込み等を行うことが可能とされた光ディスク(M)等も挙げられる。光ディスクMの信号面部Ma、レーベル面部は、例えば金属薄膜などの薄層等を備えて構成されている。金属薄膜などを備えて構成される信号面部Maにデータ、情報、信号などが記録され、レーベル面部に画像などが記録される。光ディスクMの信号面部Maは、例えば金属薄層などを備えて構成される信号層Maとして構成されている。
また、図1〜図3,図6に示すディスク装置1として、例えばレーザ光を出射可能な光ディスク装置1が用いられている。詳しく説明すると、ディスク装置1として、例えば、「CD」、「DVD」、「HD DVD」、「CBHD」、「BD」等の各種光ディスクMに対応した光ディスク装置1が用いられている。また、ディスク装置1を構成する駆動部組立体5として、例えば光ディスクMのピット(pit)、トラック(track)等の略螺旋状信号部(図示せず)を横切るように光ディスクMの半径方向に略沿ってOPU20が往復移動可能に備えられて構成されたトラバースメカ5が用いられている。
また、光ディスク装置1又はトラバースメカ5を構成するOPU20として、例えば上記各種光ディスクMに対応したOPU20が用いられている。また、光ディスク装置1又はトラバースメカ5を構成しOPU20を移動自在に支える支持体101,102として、例えば略直線丸棒状のスライドシャフト101,102が用いられている。
また、光ディスクMを回転させるドライブ装置200として、スピンドルモータ300、ターンテーブル400等を含み光ディスクMを回転駆動させるディスクドライブ装置200が用いられている。ドライブ装置200のスピンドルモータ300上に設けられたターンテーブル400は、光ディスクMの調芯と、光ディスクMの高速回転時の安定化確保と、の両機能を兼ね備えている。
また、光ディスク装置1又はトラバースメカ5を構成する基盤500として、例えば、OPU20が移動自在に装備された一対の支持体101,102と、スピンドルモータ300、ターンテーブル400等を有するドライブ装置200と、が取り付けられる略平板状のシャーシ500が用いられている。シャーシ(chassis)とは、例えば部品などが取り付けられる組込み台を意味する。
光ディスク装置1は、上記OPU20と、上記スライドシャフト101,102と、上記ディスクドライブ装置200と、上記シャーシ500と、を有する上記トラバースメカ5を備えて構成されている。光ディスク装置1並びにディスク装置1を構成するトラバースメカ5は、上記各種部品以外の他の部品等も備えて構成されるが、ここでは他の部品等の詳細な説明を省略する。
複数のOBL31,32(図1,図3,図4)、保持部材40(図4)、複数の磁性部材71,76(図1,図3,図5)に対応する複数のコイル51,52,53(図4)、保持部材40に複数のOBL31,32や複数のコイル51,52,53等が取り付けられて構成された駆動主体部93、駆動主体部93を支持する複数の支持部材61,62,63,64,65,66は、OPU20の駆動装置90の可動部91を構成する。また、一対の磁性部材71,76(図1,図3,図5)、一組の固定部材80は、OPU20の駆動装置90(図5)の固定部95を構成する。OPU20(図1〜図3,図6)のOBL31,32の駆動装置90(図4,図5)は、前記固定部95と前記可動部91とを備える例えばアクチュエータ90として構成されている。また、保持部材40(図4)いわゆるレンズホルダ40に、二つのOBL31,32、前後各一対の合計六つのコイル51,51,52,52,53,53等が取り付けられて構成された駆動主体部93は、例えばレンズ・ホルダ組立体93とされる。
発光素子を構成する光学部材(図示せず)に電流が供給されて発光素子を構成する不図示の光学部材から出射されるレーザ光により、光ディスクM(図6)に情報の記録が行われたり、光ディスクMに記録された情報が再生されたり、光ディスクMに記録された情報が消去されたりする。発光素子として例えば半導体レーザ等が挙げられる。
図1〜図3,図6に示すOPU20は、光ディスクM(図6)にレーザ光を照射させる光学部材いわゆるレーザダイオード(LD:laser diode)(図示せず)を備える。また、このOPU20は、LDに電気を流してLDを光らせる駆動回路部いわゆるレーザドライバ(LDD:LD driver)(図示せず)を備える。また、このOPU20は、LD等の電気系部品とLDD等の電気系部品とを通電可能に接続するフレキシブルプリント回路体(図示せず)などのフレキシブル基板(図示せず)を備える。フレキシブルプリント回路体(Flexible Printed Circuit)は、「FPC」と略称される。
また、OPU20を構成する光学部材31,32として、光ディスクM等のメディアMの信号面部Maに対してレーザ光(図示せず)を集光させる略凸状のOBL31,32が用いられている。
このOPU20は、レーザ光を絞らせて光ディスクMの信号層Maに集光スポットを照射・形成させる一対のOBL31,32を備える。OBL31は、略凸状の曲面部が設けられた凸レンズとして形成されている。また、OBL32は、略凸状の曲面部が設けられた凸レンズとして形成されている。
OPU20のアクチュエータ90を用いてOPU20のOBL31,32を上下/左右動させることにより、光ディスクMの信号層Maにレーザ光の焦点が合わせられる。詳しく説明すると、光ディスクMの信号層Maに精度の高いレーザスポットを照射形成させるときに、OPU20のアクチュエータ90により、レンズホルダ40に装備されたOBL31,32が、フォーカシング方向D1、トラッキング方向D2、並びに必要に応じてチルト方向Dt等に略沿って動かされる。このOPU20は、OBL31,32によるレーザ光の焦点合せが行われるときに、フォーカシング調整と、トラッキング調整と、必要に応じてチルト調整と、を実行する。また、フォーカシング調整と、トラッキング調整と、チルト調整と、は、例えば略同時に実行される。
フォーカスとは、例えば焦点やピントを意味する。また、フォーカシングとは、焦点を合わせることや、焦点が合わせられることを意味する。また、トラックとは、例えば光ディスクにおける信号の軌道を意味する。また、トラッキングとは、光を用いて、光ディスクの信号面に設けられた微小信号部を追跡観測し、略螺旋状に描かれた軌道の位置を定めることを意味する。また、光ディスク装置または光ピックアップ装置におけるチルトとは、ディスク面と対物レンズ光軸との角度ずれを意味する。
例えば、光ディスクMに対し、OBL31,32が装着されたレンズホルダ40を備えるレンズ・ホルダ組立体93のフォーカスサーボが行われるときに、OBL31,32が装着されたレンズホルダ40を備えるレンズ・ホルダ組立体93は、上下方向D1に沿って動かされる。また、光ディスクMに対し、OBL31,32が装着されたレンズホルダ40を備えるレンズ・ホルダ組立体93のトラッキングサーボが行われるときに、OBL31,32が装着されたレンズホルダ40を備えるレンズ・ホルダ組立体93は、左右方向D2に沿って動かされる。サーボもしくはサーボ機構とは、制御の対象とされるものの状態を測定し、測定したものと基準値とを比較して、自動的に修正制御を行わせる機構のものを意味する。OBL31,32によって絞られたレーザ光の焦点が光ディスクMの信号層Maに合わせられるときに、OBL31,32が装備されたレンズホルダ40を含む
レンズ・ホルダ組立体93は、アクチュエータ90により上下左右等に駆動させられる。
なお、図1〜図3,図6に示すOPU20においては、光ディスクMの一半径方向D2に略沿った方向とされるトラッキング方向D2に略沿って、レンズホルダ40に一対のOBL31,32が並設されているが、光ディスク装置(1)、OPU(20)等の設計/仕様等により、例えば、OBL31,32の光軸方向D1に略沿った方向とされるフォーカス方向D1と、光ディスクMの一半径方向D2に略沿った方向とされるトラッキング方向D2と、に直交する方向とされるタンジェンシャル方向D3に略沿って、レンズホルダ40に一対のOBL31,32が並設されていてもよい。また、複数のOBL(31,32)とされることなく一つのOBLがレンズホルダ(40)に装備されてもよい。
また、OPU20を構成する保持部材40として、複数のOBL31,32と、複数のコイル51,51,52,52,53,53と、複数のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66と、が備えられて、レンズ・ホルダ組立体93を構成させるレンズホルダ40が用いられている。
このOPU20は、略矩形平板状の一枚の天壁41と、天壁41に略直交する略矩形平板状の四枚の側壁42,43,44,45と、を有し、二つのOBL31,32が略矩形平板状の天壁41に装着される略矩形箱状をした2ピース構造の合成樹脂製のレンズホルダ40を備える。例えば、略矩形平板状の前後一対の両側壁42,45が略平行に向かい合わせられると共に、略矩形平板状の左右一対の両側壁43,44が略平行に向かい合わせられ、且つ、前後一対の両側壁42,45に対して左右一対の両側壁43,44が略直交して位置し、さらに、各側壁42,43,44,45に略直交する略矩形平板状の一枚の天壁41が各側壁42,43,44,45の上側に位置することで、略矩形箱状をしたレンズホルダ40が構成される。
また、OPU20を構成するコイル51,52,53として、電気が流されることによりレンズ・ホルダ組立体93を各方向D1,D2,Dtに略沿って駆動させるフォーカス/チルトコイル51,52並びにトラッキングコイル53が用いられている。
このOPU20は、複数のOBL31,32を有するレンズホルダ40を駆動させるための差動アクチュエータ90を構成し、略矩形箱状をしたレンズホルダ40の互いに向かい合う略矩形横長平板状の両側壁42,45の略両端部46,47に前後左右一対ずつ装着され、複数のOBL31,32を有するレンズホルダ40をOBL31,32の光軸方向D1に略沿って駆動させたり揺動方向Dtに略沿って駆動させたりする略矩形環状の第一フォーカス/チルトコイル51および略矩形環状の第一フォーカス/チルトコイル51に略並設された略矩形環状の第二フォーカス/チルトコイル52を備える。例えば従来のフォーカスコイルと従来のチルトコイルとが一体化されて例えば従来のフォーカスコイルの機能と従来のチルトコイルの機能とを併せもつ第一フォーカス/チルトコイル51が構成されている。また、例えば従来のフォーカスコイルと従来のチルトコイルとが一体化されて例えば従来のフォーカスコイルの機能と従来のチルトコイルの機能とを併せもつ第二フォーカス/チルトコイル52が構成されている。
また、このOPU20は、複数のOBL31,32を有するレンズホルダ40を駆動させるための差動アクチュエータ90を構成し、略矩形箱状をしたレンズホルダ40の略矩形横長平板状側壁42,45の略中央部48に前後一対装着されて、略矩形環状の第一フォーカス/チルトコイル51と、略矩形環状の第二フォーカス/チルトコイル52との間に略並設され、複数のOBL31,32を有するレンズホルダ40を光ディスクMの半径方向D2に略沿って駆動させる略矩形環状のトラッキングコイル53を備える。
また、OPU20を構成し光学部材31,32を含むレンズ・ホルダ組立体93を例えば中空状態で移動可能に支える支持部材61,62,63,64,65,66として、例えば略線状をした細径のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が用いられている。
このOPU20は、略矩形箱状をしたレンズ・ホルダ組立体93に装備され、レンズ・ホルダ組立体93を弾性支持する複数の略線状をした弾性支持部材61,62,63,64,65,66いわゆる略線状をしたサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66を備える。例えば、OPU20を構成する略線状の各サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66は、OBL31,32の光軸方向D1に略沿った方向とされるフォーカス方向D1と、光ディスクMの一半径方向D2に略沿った方向とされるトラッキング方向D2と、に直交する方向とされるタンジェンシャル方向D3に略沿って延設される。例えば光ディスクMの回動位置等により、タンジェンシャル方向D3は、光ディスクMの他の半径方向D3とされる。OPU20のレンズ・ホルダ組立体93に装備された左右六本のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66のうちの少なくとも左右四本好ましくは左右六本のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66に、駆動信号、制御信号等とされる電気が流されることにより、OPU20のレンズ・ホルダ組立体93に装備されて各サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66に通電可能に接続された少なくとも四個のコイル好ましくは六個のコイル51,51,52,52,53,53に、駆動信号、制御信号等とされる電気が流される。
断面略円形をしたサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66の線径は、例えば、0.06〜0.1mmの線径とされる。図4に示すサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66の線径は、便宜上、太く描かれているが、実際には、線径が0.06〜0.1mmの細径のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が用いられる。
線径が0.06mm未満の極細径のサスペンションワイヤは、例えば、サスペンションワイヤに伸びが生じたり、サスペンションワイヤに塑性変形が生じたり、不用意にサスペンションワイヤに断線が生じたりすることが懸念される。また、線径が0.1mmを超える太径のサスペンションワイヤは、例えばしなやかに可撓され難くなる。このようなことから、例えば、線径が略0.08mm程度のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が選定されてOPU20に備えられることが好ましい。
0.06〜0.1mmの線径のサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が選定されることにより、伸びが生じ難く、塑性変形が生じ難く、断線され難く、且つ、しなやかに可撓されるサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66を備えた安価なOPU20が構成される。
また、例えば、「JIS G 3502」に基づいて定められたピアノ線材や、「JIS G 3522」に基づいて定められたピアノ線や、「JIS G 3521」に基づいて定められた硬鋼線などが用いられて、サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66を構成する素線が形成される。
また、サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66は、例えば電気めっき法に基づいて鍍金処理が行われた銅めっき付の導線が用いられて構成される。具体的に説明すると、ばねの耐久力や疲労強度などに優れる鋼線またはピアノ線が用いられ、これに導電性に優れる銅(Cu)が被覆されて、通電可能なサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が構成される。
強度特性および導電特性に優れた精密ばね用高強度銅めっき鋼線として、例えば、丸菱金極工業社製:マックワイヤー(商標)などが挙げられる。具体的なマックワイヤー(商標)の商品として、例えば、マックワイヤーCP:CP−SWPA,CP−SWPBなどが挙げられる。精密ばね用高強度銅めっき鋼線の線径は、例えば0.02〜0.8mmの範囲内で選択可能とされる。
また、OPU20を構成する磁性部材71,76として、例えば自ら磁気/磁力を生じる略直方体状のマグネットいわゆる磁石71,76が用いられている。
例えば、一面部72側の一方部73a側に正極部74aが形成されると共に、一面部72側の他方部73b側に負極部74bが形成された二極一個の駆動用磁石71が用いられる。また、例えば、一面部77側の一方部78a側に正極部79aが形成されると共に、一面部77側の他方部78b側に負極部79bが形成された二極一個の駆動用磁石76が用いられる。なお、磁石71,76の取付構造、OPU20の設計/仕様等により、例えば磁性部材71,76として、一極/二極マグネットや、二極以上着磁された多極着磁マグネットが用いられてもよい。
また、OPU20を構成する固定部材80として、例えば磁性部材71,76等が装着される複雑な構造のフレーム/ヨーク80が用いられている。フレーム/ヨーク80は、基板部82と、基板部82に対し略直角に曲げられて延長形成された一対の側板部83,84と、一対の側板部83,84に対し略直角に曲げられて延長形成されると共に基板部82に対し略平行に形成された天板部81と、を備えて構成され、略直方体状の各磁石71,76を囲む構造とされている。
このOPU20は、少なくとも二つ好ましく四つより好ましくは六つの略矩形平板状磁石71,76が装備される固定部材80たとえばフレーム/ヨーク80を備える。固定部材80は、例えばフレーム・ヨーク80として構成されている。フレーム(frame)とは、例えば、枠や、枠組みや、骨組みを意味する。また、ヨーク(yoke)とは、例えば、磁気的な連結を構造的に支持したものを意味する。また、ヨークは、磁石(マグネット)などの磁性部材から生じる磁力の漏れを少なくさせるものとされている。フレーム・ヨークは、ヨークとしての機能を備えたフレームとして形成されている。ここではフレーム/ヨーク80として磁石71,76が装備される例えば磁気連結部材、バックヨークが用いられる。例えば、磁気連結部材、バックヨークは、フレーム/ヨーク60として取り扱われる。
また、このOPU20は、光ディスクMの信号層Maから反射されたレーザ光を受光する受光素子いわゆる光検出器またはPDIC(photo diode IC)もしくはフォトディテクタ(PD:photo detector)(図示せず)を備える。不図示のPDは、例えば四分割タイプ等の複数分割された回折格子(図示せず)を透過したメインビーム(0次光)に対応する平面視略矩形のメイン受光部(図示せず)と、回折格子を透過することで回折分岐された一対のサブビーム(±1次回折光束)に対応する一対の平面視略矩形のサブ受光部(図示せず)との三つの受光部を少なくとも備えて構成される。平面視略矩形のメイン受光部は、略均等に四分割されて平面視略矩形の四つのセグメントを備える。また、平面視略矩形のサブ受光部は、略均等に四分割されて平面視略矩形の四つのセグメントを備える。このように、複数の平面視略矩形のセグメントを備えた複数分割タイプの各受光部を有するPDがOPU20に装備される。
PDは、光ディスクMの信号層Maから反射されたレーザ光を受けて、その信号を電気信号に変え、光ディスクMの信号層Maに記録されたデータ、情報、信号を検出するためのものとされている。また、PDは、光ディスクMの信号層Maから反射されたレーザ光
を受けて、その信号を電気信号に変え、OPU20を構成するOBL31,32付レンズホルダ40を含んだレンズ・ホルダ組立体93のサーボ機構を動作させるためのものとされている。OPU20により、例えば、光ディスクMに記録されたデータ/情報/信号が読み出されたり、光ディスクMにデータ/情報/信号が書き込まれたり、光ディスクMに記録されたデータ/情報/信号が消されたりするときに、PDの各受光部に各レーザ光が照射されることにより、光ディスクMのメイン情報信号、光ディスクMに対するフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号などが検出される。
また、このOPU20は、例えばサスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66に生じる異常振動などを抑制させる例えば略ゲル状のダンピング材(図示せず)ならびにダンピング材を保持するダンピング保持部材97を備える。フレーム/ヨーク80の後側に装着されたダンピング保持部材97の各孔(図示せず)に、各サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が挿通される。また、サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が挿通されたダンピング保持部材97の不図示の孔には、例えば柔軟性に富んだ合成重合体製のダンピング材いわゆるダンプ剤が充填される。
また、このOPU20は、各サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66が通電可能に接続されて取り付けられる回路基板99を備える。回路基板は、例えば、PWB(printed wired board/printed wiring board)等と呼ばれている。
また、光ディスク装置1、OPU20等の設計/仕様等により、このOPU20は、OPU20の各種部品を保護する被覆部材(図示せず)例えば被覆板を備える。OPU20が組み立てられるときに、OPU20の上側に、例えば各種部品を保護する不図示の被覆板が備えられる。
また、このOPU20は、各種光学系部品、電気系部品、駆動系部品などが装備されるハウジング25(図1〜図3)を備える。ハウジング(housing)とは、例えば、装置、部品などの物が収容される箱、箱形のものや、箱に類似したものを意味する。
ハウジング25に装備される光学系部品として、例えば、レーザダイオード(LD)、1/2波長板(1/2λ板)、開口制限付広帯域1/4波長板(1/4λ板)、液晶補正素子(LCD:liquid crystal device/liquid crystal display)、回折光学素子(DOE:diffractive optical element)、回折格子(インライン・グレーティング)、ダイバージェントレンズ、プリズム、偏光ビームスプリッタ、ダイクロイックフィルタ、コリメータレンズ、ビームエキスパンダレンズ、ハーフミラー、レフレクトミラー、全反射ミラー、対物レンズ、フロントモニタダイオード、センサレンズ、アナモフィックレンズ、中間レンズ、フォトディテクタなどが挙げられる。このOPU20は、前記光学系部品を備える。
また、ハウジング25に装備される電気系部品として、例えば、プリント基板、記憶装置(ROM:read−only memory)、サスペンションワイヤ、コイル、アクチュエータ、フレキシブルプリント回路体、レーザドライバ、レーザダイオード、液晶補正素子、コリメータレンズ等を備えるビームエキスパンダユニット、フロントモニタダイオード、フォトディテクタなどが挙げられる。このOPU20は、前記電気系部品を備える。
また、ハウジング25に装備される駆動系部品として、たとえば、サスペンションワイヤ、コイル、磁石、ヨーク、アクチュエータ、対物レンズ、レンズホルダ、コリメータレンズ等を備えるビームエキスパンダユニットなどが挙げられる。このOPU20は、前記
駆動系部品を備える。
OPU20を構成する各種光学系部品、電気系部品、駆動系部品などの各種部品は、ハウジング25に装備される。ハウジング25は、各種光学系部品、電気系部品、駆動系部品などの各種部品が装備されるハウジング本体29と、ハウジング本体29から突設され第一の軸部材とされる第一の支持体101と移動可能に合わせられる一対の主軸用の軸受部26,27と、主軸用の軸受部26,27に対し反対側に向けてハウジング本体29から突設され第二の軸部材とされる第二の支持体102と移動可能に合わせられる副軸用の軸受部28と、を備えて形成されている。主軸用の軸受部26,27と、副軸用の軸受部28と、は、ハウジング本体29と一体成形されている。主軸用の軸受部26,27と、副軸用の軸受部28と、ハウジング本体29と、は、一つのものとして形成される。
略丸棒状の支持体101,102の長手方向D2に略沿ってOPU20が移動するときに、略丸孔状の第一の軸受部26と、略丸棒状の第一の支持体101と、が摺接する。また、略丸棒状の支持体101,102の長手方向D2に略沿ってOPU20が移動するときに、略丸孔状の第二の軸受部27と、略丸棒状の第一の支持体101と、が摺接する。また、略丸棒状の支持体101,102の長手方向D2に略沿ってOPU20が移動するときに、横倒し状の略U字状滑り軸受構造をした第三の軸受部28と、略丸棒状の第二の支持体102と、が摺接する。
支持体101,102は、OPU20のハウジング25の軸受部26,27,28に対して摺接可能な例えばスライドシャフト101,102として形成されている。また、軸受部26,27,28は、スライドシャフト101,102に対して摺接可能な例えば摺動部26,27,28として形成されている。
OPU20は、ハウジング25の第一の摺動部26と、第二の摺動部27と、第三の摺動部28とにより、一対のスライドシャフト101,102上に安定した略三点構造で移動可能に支持される。OPU20は、ハウジング25の第一の摺動部26と、第二の摺動部27と、第三の摺動部28との主な三点によって、一対のスライドシャフト101,102上に移動可能に支持されるので、例えば四点支持構造のOPU(図示せず)よりも摩擦が減らされる。
また、第三の摺動部28は、開口された横倒し状の略U字状滑り軸受構造を構成するものとされているので、例えば副軸とされるスライドシャフト102へのOPU20の組付け作業が容易に行われる。また、第三の摺動部28は、開口された横倒し状の略U字状滑り軸受構造を構成するものとされているので、例えば主軸とされる第一スライドシャフト101に対し、副軸とされる第二スライドシャフト102の平行度等の僅かな誤差は、開口された横倒し状の略U字状滑り軸受構造の第三の摺動部28により吸収される。
OPU20は、上記OBL31,32、上記コイル51,51,52,52,53,53を有する上記レンズ・ホルダ組立体93と、上記サスペンションワイヤ61,62,63,64,65,66と、上記磁石71,76と、上記フレーム/ヨーク80と、を備えて構成されている。OPU20は、上記各種部品以外の他の部品等も備えて構成されるが、ここでは他の部品等の詳細な説明を省略する。
先ず、OPU20が出荷されるとき等にOPU20に備えられるレンズ保護用の可撓性薄肉シート状をした保護部材10の形状等について、OPU20と共に説明する。
このOPU20用の保護部材10は、OPU20に着脱自在に装備可能とされてOPU20に備えられたレーザビーム光を透過可能な少なくとも一つの光学部材31又は32の
何れか一方または光学部材31及び32の両方を保護可能な構造を有する。
また、このOPU20は、レーザビーム光を透過可能な少なくとも一つの光学部材31又は32の何れか一方または光学部材31及び32の両方を少なくとも有する。例えばOPU20が輸送されるとき等に、光学部材31,32を保護可能な保護部材10がOPU20に着脱自在に備えられる。
光学部材31,32として、光ディスクMの信号層Maに対して不図示のレーザビーム光を集光させる略凸状のOBL31,32が用いられている。また、保護部材10として、レーザビーム光を透過可能なOBL31,32よりも柔軟性を有する略薄肉板状の一枚のシート部材10が用いられている。
シート部材10は、例えばOPU20に装備された一つのOBL31及び又は32の汚れを防止させるものである。また、シート部材10は、例えばOPU20に装備された二つのOBL31,32の汚れを防止させるものである。
また、シート部材10の支持体10aは、例えば、織布、不織布、合成重合体からなる群から選ばれる少なくとも一種のものが用いられて形成されたのちに、合成糊などの貼付剤10bが塗布されて製作される。シート部材10として、例えばアクリル樹脂系粘着テープが用いられる。アクリル樹脂系粘着テープ(Acrylic pressure−sensitive adhesive tapes)は、アクリル系粘着剤10bを基材10aに塗布したテープとされる。アクリル酸エステルモノマーは、極性の高いモノマーと共重合させられることにより粘着性が付与され、また、着脱性に優れる粘着性が得られる。
例えば、支持体10aがポリエチレンクロスとされ、粘着剤10bがアクリル樹脂系のものとされたシート部材10として、コニシ社製:工業用粘着テープVF420A等が挙げられる。また、光ディスク装置1、OPU20等の設計/仕様等により、シート部材10の基材10aは、例えばフェルトが用いられて形成され、シート部材10の粘着剤10bとしてアクリル酸エステルモノマーが用いられる。例えば、支持体10aが不織布とされ、粘着剤10bがアクリル樹脂系のものとされたシート部材10として、コニシ社製:工業用粘着テープの極うすテープ等が挙げられる。
BD用のOBL31は、開口数(Numerical Aperture:NA)が略0.85とされていることから、略湾曲状に突出された凸量が大きい。これに対し、CD/DVD用のOBL32は、NAが略0.6〜0.66とされていることから、略湾曲状に突出された凸量は、BD用のOBL31の凸量よりも小さい。
このようなことに対応する例えばレンズカバー方式/手段が必要となる。このようなことに対応するために、例えばレンズカバーとして機能するシート部材10が使用される。このシート部材10は、例えばOBL31,32を保護する保護テープとされている。また、このシート部材10は、例えば微粘着性の接着剤(図示せず)を有する貼付部15を少なくとも備えて構成されている。
シート部材10は、微粘着性の接着剤が付着されておらず且つOPU20のOBL31,32を保護可能なカバー部13と、OPU20のOBL31,32の周辺/近傍に位置し微粘着性の接着剤が付着されてフレーム/ヨーク80に自在に添付可能な貼付部15と、を備えて構成されている。
シート部材10がOPU20に備えられたときに、OPU20の二つのOBL31,3
2上に微粘着性の接着剤を有する貼付部15は位置しない。微粘着性の接着剤を有する貼付部15は、シート部材10がOPU20に備えられたときに、OPU20の例えばフレーム/ヨーク80に対応してシート部材10に設けられている。
詳しく説明すると、シート部材10が平面視されたときに、シート部材10は、微粘着性の接着剤が付着されておらず且つOBL31,32を保護可能な略中央の略矩形状をしたレンズカバー部13と、レンズカバー部13の周辺/近傍に位置すると共にOBL31,32の周辺/近傍に位置するフレーム/ヨーク80に対して微粘着性の接着剤の粘着力により自在に添付可能な略凹状または略コ字状をした貼付部15と、を備えて構成され、シート部材10は、略E字状に形成されている。
シート部材10が平面視されたときに、シート部材10は、微粘着性の接着剤が付着されておらず且つOBL31,32を保護可能な略中央の略矩形状をしたレンズカバー部13と、レンズカバー部13の周辺/近傍に位置すると共にOBL31,32の周辺/近傍に位置するフレーム/ヨーク80に対して微粘着性の接着剤の粘着力により自在に添付可能な略凹状または略コ字状をした貼付部15と、に分けられて形成される。シート部材10が作製されるときに、柔軟性を有する略薄肉板状の一枚のシート部材10が例えば金型等によって打抜き形成されることにより、シート部材10が略E字状に形成される。
より詳しく説明すると、シート部材10が平面視されたときに、略平板状のシート部材10は、略長方形状の本体部14と、略長方形状の本体部14の一側に延設された略長方形状の第一の突出部11と、略長方形状の本体部14の他側に延設された略長方形状の第二の突出部12と、略長方形状の第一の突出部11と略長方形状の第二の突出部12との間において略長方形状の本体部14に延設された略長方形状の第三の突出部13と、を備えて略E字状に構成されている。
シート本体部14と、第一の突出部11と、第二の突出部12と、第三の突出部13と、は、略同一面上に位置する。また、シート本体部14に対し、第一の突出部11と、第二の突出部12と、第三の突出部13と、は、略同一方向に略沿って略同一長さで延設されると共に略平行に並設されている。シート部材10を構成する微粘着性の接着剤が付着された略凹状または略コ字状の貼付部15は、シート本体部14と、第一の突出部11と、第二の突出部12と、を備えて構成される。また、シート部材10を構成する第三の突出部13は、微粘着性の接着剤が付着されていないレンズカバー部13として機能する。
シート部材10がOPU20のフレーム/ヨーク80に備えられたときに、シート部材10の微粘着性の接着剤が付着されていないOBL31,32を保護するレンズカバー部13は、略湾曲状に突出された凸量が大きいBD用のOBL31と、BD用のOBL31よりも略湾曲状に突出された凸量が小さいCD/DVD用のOBL32と、を覆う。
シート部材10のOBL31,32を保護するレンズカバー部13には、微粘着性の接着剤が付着されていないので、第一OBL31のレンズ面部31a、第二OBL32のレンズ面部32a、第一OBL31の外周部31b、第二OBL32の外周部32bにシート部材10は貼り付けられない。
シート部材10のOBL31,32を保護するレンズカバー部13が、第一OBL31のレンズ面部31a、第二OBL32のレンズ面部32a、第一OBL31の外周部31b、第二OBL32の外周部32bに貼り付けられないので、細径の略線状をしたサスペンションワイヤに不必要に荷重が加えられない。略線状をした細径のサスペンションワイヤに不必要に負荷がかけられないことから、例えばOPU20の出荷時などにOPU20の性能に悪影響が及ぼされるということは回避され、OPU20の性能は維持される。
例えば、平面視略E字状に形成されていない平面視正方形状のシート部材がOPU20に備えられた場合、OPU20のフレーム/ヨーク80に対し、各OBL31,32がOPU20の内部21側に押し込まれてしまう可能性がある。そのようにシート部材がOPU20に備えられると、出荷中のOPU20のサスペンションワイヤに常に負荷が加えられることとなる。このような状態となると、OPU20のOBL31,32が例えば自然状態の中立位置とされずに、OPU20の内部21側に押し込まれた状態となる。
例えばこのような状態が長期にわたって維持されたのちに、OPU20からシート部材が取り除かれると、例えば長期にわたって撓まされたサスペンションワイヤ等に塑性変形が生じ、その結果、OPU20のOBL31,32が元の自然状態の中立位置に戻されず、OPU20のフレーム/ヨーク80に対し、各OBL31,32がOPU20の内部21側に位置するいわゆる対物レンズ位置凹み現象が発生することとなる。このようなことが生じるとOPU20の本来の性能が発揮されないということが懸念されていた。
また、例えばOPU20又はOPU20を備えるトラバースメカ5を光ディスク装置1などに組み込む光ディスク装置組立メーカ等において、光ディスク装置1の駆動部組立体5を構成するOPU20のOBL31,32の汚れが懸念されていた。また、光ディスク装置1をコンピュータなどに組み込むコンピュータ組立メーカ等において、光ディスク装置1の駆動部組立体5を構成するOPU20のOBL31,32の汚れが懸念されていた。
しかしながら、図1及び図2の如く、OPU20用の保護部材10がOPU20に備えられていれば、例えばOPU20が輸送されるときに、OPU20の光学部材31,32にグリース、潤滑油などの異物が付着されるということは防止される。
また、レーザビーム光を透過可能な少なくとも一つの光学部材31又は32の何れか一方または光学部材31及び32の両方を保護可能な特殊形状/構造をした保護部材10がOPU20に装備されることにより、OPU20のサスペンションワイヤ等の支持部材に塑性変形などの不具合が生じてOPU20の性能が劣化するということは回避される。
また、OPU20に対して着脱自在な保護部材10が用いられることにより、OPU20に対する保護部材10の着脱が容易となる。従って、保護部材10を備えるOPU20の取扱い性が向上する。
また、例えば特許文献1に示されるカバーがOPU20に装備されることがないので、安価なOPU20を提供することが可能となる。
なお、不図示の被覆板を備えるOPU20が構成された場合、例えば固定部材に含まれる被覆板にシート部材10が添着される。
次に、OPU20が光ディスク装置1に組み込まれるまでの工程、又は、OPU20を備えるトラバースメカ5が、光ディスク装置1に組み込まれるまでの工程について説明する。
光ディスク装置1のトラバースメカ5は、上記OPU20と、上記OPU20を移動可能に支持する一対のスライドシャフト101,102と、光ディスクMを回転駆動させる上記ディスクドライブ装置200と、OPU20が備えられた一対のスライドシャフト101,102とディスクドライブ装置200とが取り付けられたシャーシ500と、を備えて構成される。
図2に示す状態のシート部材10を備えるOPU20又はシート部材10付OPU20を備えるトラバースメカ5が輸送等されて例えば光ディスク装置1の組立メーカに納入され、例えば光ディスク装置1の組立メーカにおいて、光ディスク装置1へのOPU20の組込工程中もしくは光ディスク装置1へのトラバースメカ5の組込工程中、又は、光ディスク装置1へのOPU20の組込工程が終了されたのち若しくは光ディスク装置1へのトラバースメカ5の組込工程が終了されたのちに、シート部材10が取り除かれて、図3に示す光ディスク装置1が組み立てられる。OPU20のOBL31,32を他のものから守るシート部材10の役割は、これで終了する。
このようにシート部材10が使用されることにより、例えば光ディスク装置1を構成するユニットとして重要とされるOPU20を備えたトラバースメカ5が輸送されるときに、光ディスク装置1のトラバースメカ5を構成するOPU20のOBL31,32に、一対のスライドシャフト101,102等に付着されている摺動特性向上用のグリース、潤滑油などの異物が付着されるということは防止される。
また、レーザビーム光を透過可能な少なくとも一つのOBL31又は32の何れか一方またはOBL31及び32の両方を保護可能な特殊形状/構造をしたシート部材10がトラバースメカ5を構成するOPU20に装備されることにより、OPU20のサスペンションワイヤ等の支持部材に塑性変形などの不具合が生じて、トラバースメカ5に組み付けられたOPU20の性能が劣化するということは回避される。
また、OPU20に対して着脱自在なシート部材10が用いられることにより、トラバースメカ5のOPU20に対するシート部材10の着脱が容易となる。従って、シート部材10を備えるOPU20が装備されたトラバースメカ5の取扱い性が向上する。
また、例えば特許文献1に示されるカバーがOPU20に装備されることがないので、安価なOPU20を光ディスク装置1のトラバースメカ5に装備させることが可能となる。これに伴って、安価な光ディスク装置1又は安価なトラバースメカ5を提供することが可能となる。
上記OPU20及び/又は上記OPU20を備えるトラバースメカ5が組み付けられた光ディスク装置1は、上記各種光ディスクMにデータ/情報/信号等を記録させたり、上記各種光ディスクMのデータ/情報/信号等を再生させたり、上記各種光ディスクMのデータ/情報/信号等を消去させたりする記録・再生装置に使用可能とされる。また、上記OPU20及び/又は上記OPU20を備えるトラバースメカ5が組み付けられた光ディスク装置1は、上記各種光ディスクMのデータ/情報/信号等を再生させる再生専用装置にも使用可能とされる。
また、上記二つのOBL31,32が装備されたOPU20に代えて、例えば一つのOBL31又は32が装備されたOPUが用いられてもよい。
光ディスク装置1内にディスクMが装備される状態について説明すると、光ディスク装置1の光ディスク装置本体2に対して出し入れ可能なトレー(図示せず)が用いられて、光ディスク装置1の光ディスク装置本体2内にディスクMが備えられる。光ディスク装置1の光ディスク装置本体2内に備えられるディスクMとして、例えば、「CD」系光ディスク、「DVD」系光ディスク、「HD DVD」系光ディスク、「CBHD」系光ディスク、及び「Blu−ray Disc」系光ディスク等の各種ディスクMが挙げられる。
光ディスク装置1(図1〜図3,図6)は、光ディスクMが装備可能とされると共に光ディスク装置本体2に対して出し入れ可能なトレー(図示せず)と、ターンテーブル400(図3,図6)とターンテーブル400に対向するクランパ(図示せず)とを有し光ディスクMを挟み込んで固定可能なクランプ装置と、ターンテーブル400を含み光ディスクMを回転駆動させるドライブ装置200と、光ディスクMにレーザ光を照射させるOPU20と、光ディスクMの一半径方向D2に沿ってOPU20を移動させるときにOPU20を移動可能に支持する一対のスライドシャフト101,102と、を備えて構成されている。
光ディスク装置1を構成する略矩形箱状の筐体3(図6)いわゆるカバー3に対し、出入り自在とされた略板状のトレーが用いられて、光ディスク装置1内に光ディスクMが収容される。また、光ディスク装置1を構成するカバー3内に、光ディスクMを回転させるドライブ装置200(図3,図6)が収納されている。ドライブ装置200として、光ディスクMが装備される略丸板状をしたターンテーブル400を有するディスクドライブ装置200が用いられている。また、光ディスクMのデータ/情報/信号を読み取ったり、光ディスクMにデータ/情報/信号を記録させたり、光ディスクMのデータ/情報/信号を消去させたりするOPU20が、光ディスク装置1を構成するカバー3内に装備されている。各種部品が装備された下側のカバー3に上側のカバー(図示せず)が装着されて、光ディスク装置1が組み立てられる。
ターンテーブル400とターンテーブル400に対向するクランパとを備えたクランプ装置が用いられて、ターンテーブル400とクランパとの間に、中心部Mcに丸孔Mbが形成された光ディスクMが、位置決めされた状態で確実に挟み込まれて着脱自在に固定される。
光ディスク装置1は、上記各種部品以外の他の部品等も備えて構成されるが、ここでは他の部品等の詳細な説明を省略する。
又、上記OPU20、上記トラバースメカ5は、例えば、コンピュータ、音響/映像機器、ゲーム機、車載機(何れも図示せず)などに組み付けられる光ディスク装置1に装備される。また、上記OPU20を備えるトラバースメカ5又は光ディスク装置1は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ(PC:personal computer)や、ラップトップ型PCや、デスクトップ型PCや、車載用コンピュータなどのコンピュータや、コンピュータゲーム機などのゲーム機や、CDプレーヤ/CDレコーダ、DVDプレーヤ/DVDレコーダなどの音響および/または映像機器などに装備可能とされる(何れも図示せず)。また、上記OPU20を備える光ディスク装置1は、例えば、「CD」系光ディスク、「DVD」系光ディスク、「HD−DVD」系光ディスク、「CBHD」系光ディスク、「Blu−ray Disc」系光ディスク等の複数のメディアMに対応可能なものとされる。OPU20を備えるトラバースメカ5又は光ディスク装置1は、「CD」、「DVD」、「HD−DVD」、「CBHD」、「Blu ray Disc」などの各種光ディスクMに対応したコンピュータ、音響および/または映像機器、ゲーム機、車載機などに装備可能とされている(何れも図示せず)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、前述した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 光ディスク装置(ディスク装置)
2 光ディスク装置本体(ディスク装置本体)
3 カバー(筐体)
5 トラバースメカ(駆動部組立体)
10 シート部材(保護部材)
10a 基材(支持体)
10b 粘着剤(貼付剤)
11 第一の突出部(突出部)
12 第二の突出部(突出部)
13 カバー部(突出部)
14 シート本体部(本体部)
15 貼付部
20 OPU(ピックアップ装置)
21 内部
25 ハウジング
26,27,28 摺動部(軸受部)
29 ハウジング本体
31,32 OBL(光学部材)
31a,32a レンズ面部
31b,32b 外周部
40 ホルダ(保持部材)
41 天壁
42 第一側壁(側壁)
43 一側壁(側壁)
44 他側壁(側壁)
45 第二側壁(側壁)
46,47 端部
48 中央部
51 第一フォーカス/チルトコイル(コイル)
52 第二フォーカス/チルトコイル(コイル)
53 トラッキングコイル(コイル)
61,62,63,64,65,66 サスペンションワイヤ(支持部材)
71,76 磁石(磁性部材)
72,77 一面部
73a,78a 一方部
73b,78b 他方部
74a,79a 正極部
74b,79b 負極部
80 フレーム/ヨーク(固定部材)
81 天板部
82 基板部
83,84 側板部
90 アクチュエータ(駆動装置)
91 可動部
93 レンズ・ホルダ組立体(駆動主体部)
95 固定部
97 ダンピング保持部材
99 PWB(基板)
101,102 スライドシャフト(支持体)
200 ディスクドライブ装置(ドライブ装置)
300 スピンドルモータ
400 ターンテーブル
500 シャーシ(基盤)
D1 フォーカシング方向(方向)
D2 トラッキング方向(方向)
D3 タンジェンシャル方向(方向)
Dt チルト方向(方向)
M ディスク(メディア)
Ma 信号層(信号面部)
Mb 丸孔
Mc 中心部

Claims (9)

  1. ピックアップ装置に着脱自在に装備可能とされて前記ピックアップ装置の光学部材を保護可能な構造を有することを特徴とする保護部材。
  2. 柔軟性を有するシート部材が用いられて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の保護部材。
  3. 前記光学部材を保護可能なカバー部と、前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備えて構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の保護部材。
  4. 前記光学部材を保護可能な略中央のカバー部と、前記カバー部の周辺/近傍に位置すると共に前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備え、平面視されたときに略E字状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の保護部材。
  5. 光学部材を少なくとも有し、前記光学部材を保護可能な保護部材が着脱自在に備えられたことを特徴とするピックアップ装置。
  6. 前記保護部材として、柔軟性を有するシート部材が用いられたことを特徴とする請求項5に記載のピックアップ装置。
  7. 前記保護部材は、前記光学部材を保護可能なカバー部と、前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備えて構成されたことを特徴とする請求項5又は6に記載のピックアップ装置。
  8. 前記保護部材が平面視されたときに、前記保護部材は、前記光学部材を保護可能な略中央のカバー部と、前記カバー部の周辺/近傍に位置すると共に前記光学部材の周辺/近傍に位置する固定部材に添付可能な貼付部と、を備えて、前記保護部材は略E字状に形成されたことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のピックアップ装置。
  9. 請求項5〜8の何れか1項に記載のピックアップ装置を少なくとも備えることを特徴とする駆動部組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014203480A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 三菱電機株式会社 光ディスク装置
CN117896608A (zh) * 2024-03-15 2024-04-16 宁波舜宇光电信息有限公司 马达、摄像模组及组装方法、电子设备

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