JP2010151950A - 撮像装置及びレンズ装置 - Google Patents

撮像装置及びレンズ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010151950A
JP2010151950A JP2008327912A JP2008327912A JP2010151950A JP 2010151950 A JP2010151950 A JP 2010151950A JP 2008327912 A JP2008327912 A JP 2008327912A JP 2008327912 A JP2008327912 A JP 2008327912A JP 2010151950 A JP2010151950 A JP 2010151950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrier
gear
rotation
lens barrel
rotates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008327912A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironari Fujiwara
裕也 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008327912A priority Critical patent/JP2010151950A/ja
Priority to US12/644,857 priority patent/US8075205B2/en
Publication of JP2010151950A publication Critical patent/JP2010151950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】レイアウトの自由度が増し、小型化が可能である撮像装置を提供する。
【解決手段】ビデオカメラは、レンズ鏡筒101、およびこのレンズ鏡筒101の前面を開閉する上側のバリア群102、下側のバリア群103を有する。上側のバリア群102、下側のバリア群103は、側方から見て、レンズの光軸を挟んで対照となる位置に設けられた、上側バリア回転軸104a、下側バリア回転軸104bを中心に、互いに相反方向に駆動される。レンズ鏡筒101の側方には、平歯車1306aおよびこれに連結した平歯車1307aが設けられる。モータ2001によって駆動される平歯車1307aの回動によって下側のバリア群103が駆動され、平歯車1306aの回動によって上側のバリア群102が駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ鏡筒の前面を保護するためのバリアを備えた撮像装置及びレンズ装置に関する。
従来、カメラの撮影レンズの保護を目的として、カメラ前面を開閉するバリアが種々提案されている。
この種のバリアを備えた撮像装置では、特許文献1に示されるように、従来、殆どのバリアは、レンズ鏡筒の前面に配置された平板を上下あるいは左右に開閉させるものであった。
また、小型化を目的とし、上半バリアと下半バリアに2分割されたバリアを、レンズ鏡筒の側面に設けられた1つの軸を中心にドーム状の軌跡で開閉させるものが、特許文献2に示されている。
図28は従来の特許文献2に記載されたバリア機構を示す斜視図である。同図(A)はバリアが閉じた状態を示し、同図(B)はバリアが開いた状態を示す。このバリアは、レンズの光軸上の点を中心とする球殻状に形成されている。また、このバリアは、前述したように、上半バリア62aと下半バリアに2分割され、レンズ鏡筒側面に左右対称に設けられた軸受け部により、同一の1軸(回動軸)68mを中心に回動可能に設けられている。
また、レンズ鏡筒の前面には、バリアの開閉動作を行うための開閉リング21が、レンズの光軸を中心として回動可能に設けられている。この開閉リング21を回動させると、開閉リング21に連動して、バリアが光軸を中心として相反方向に動作し、バリアの開閉が行われる。
特開2006−98486号公報 特開2002−258133号公報
しかしながら、上記従来のバリアは、上半バリアと下半バリアの回転軸を同一としているので、つぎのような問題があった。すなわち、さらなる小型化のため、上半バリアと下半バリアを、それぞれ2枚にした4枚構成のバリアの場合、左右のレンズ鏡筒側面の回転軸には、それぞれバリア4枚分の厚みが必要となる。このため、バリアの厚みが小型化の障害になるという問題があった。
また、このようなバリアは、レンズ鏡筒の前側に、上半バリアと下半バリアを駆動するための大きな回転リングが必要となるので、レイアウトの自由度が低下し、小型化の障害になるという問題もあった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、レイアウトの自由度が増し、小型化が可能である撮像装置及びレンズ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の光軸に直交する平面上に設けられたバリア回転軸を中心に回動し、前記レンズ鏡筒の前面を開閉するバリアとを備えた撮像装置であって、前記バリアは少なくとも第1のバリアと第2のバリアに分割され、前記レンズ鏡筒の側方に設けられた第1の歯車と、前記第1の歯車に連結され、前記第1の歯車とは相反方向に回動する第2の歯車と、前記第1の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアを回動させる第1の伝達部材と、前記第2の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアとは相反方向に前記第2のバリアを回動させる第2の伝達部材とを備えたことを特徴とする。
本発明のレンズ装置は、光学機器に用いられ、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の光軸に直交する平面上に設けられたバリア回転軸を中心に回動し、前記レンズ鏡筒の前面を開閉するバリアとを備えたレンズ装置であって、前記バリアは少なくとも第1のバリアと第2のバリアに分割され、前記レンズ鏡筒の側方に設けられた第1の歯車と、前記第1の歯車に連結され、前記第1の歯車とは相反方向に回動する第2の歯車と、前記第1の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアを回動させる第1の伝達部材と、前記第2の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアとは相反方向に前記第2のバリアを回動させる第2の伝達部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る撮像装置によれば、第1の伝達部材がレンズ鏡筒の側方に設けられた第1の歯車の回動を伝達して第1のバリアを回動させ、第2の伝達部材が第2の歯車の回動を伝達し、第1のバリアとは相反方向に第2のバリアを回動させる。これにより、レンズ鏡筒の前側に、回転リングを必要としなくなるので、レイアウトの自由度が増し、小型化が可能である。
請求項2に係る撮像装置によれば、第1のバリアは第1のバリア回転軸を中心に回動し、第2のバリアは第2のバリア回転軸を中心に回動するので、回転軸方向の厚みの省スペース化が可能となり、小型化が図られる。
請求項3に係る撮像装置によれば、第1および第2の歯車のうち、どちらか一方を駆動することによって、第1および第2のバリアを互いに相反方向に駆動することができる。
請求項4に係る撮像装置によれば、第1、第2の歯車の回動中心がそれぞれ第1、第2のバリア回転軸の軸心に一致するので、駆動力の伝達時におけるロスが少ない、効率の良いバリア機構を実現することができる。
請求項5に係る撮像装置によれば、バリア閉状態の見栄えを自然なものとすることができる。
請求項6に係る撮像装置によれば、インロー部が第1のバリアより先にバリアの閉状態の位置に回動する第2のバリアに形成されたので、インロー部の引っかかりを防止することができる。
請求項7に係る撮像装置によれば、第2の伝達部材は、駆動部によって駆動される第2の歯車の回動を、弾性部材を介して伝達して第2のバリアを回動させる。従って、歯車の動作に必要な歯車同士のガタや位相ずれを吸収することができる他、バリアの開閉状態でプリチャージが可能となる。
本発明の撮像装置及びレンズ装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の撮像装置はビデオカメラに適用される。
図1および図2は第1の実施形態におけるビデオカメラの要部の構造を示す図である。図1および図2には、側方から見たレンズ鏡筒およびバリア部が示されている。レンズ鏡筒はその前面に撮影レンズを備えたものである。バリア部はレンズ鏡筒の前面を保護するものである。図1はバリア閉状態を示し、図2はバリア開状態を示す。本実施形態では、レンズ鏡筒101に備わる撮影レンズの被写体側を前側と定義する。図3はバリア開状態におけるレンズ鏡筒およびバリア部を斜め前方から見た斜視図である。
撮影レンズの前面には、撮影レンズの両側面から前面までの滑らかな曲面で構成されたドーム状のバリア部を形成するバリア102、103が、レンズ鏡筒101の側面に設けられたバリア回転軸104を中心に駆動可能に設けられている。バリア回転軸104はレンズ鏡筒101の光軸に直交する平面上に設けられている。
バリア102、103は、図1に示すように、レンズ前側を完全に覆う閉状態と、図2に示すように、レンズの有効な光束が入射可能となる開状態とに駆動可能である。
バリア回転軸104は、側方から見て、レンズの光軸を挟んで対照となる位置に設けられた、上側バリア回転軸104a(第1のバリア回転軸)と下側バリア回転軸104b(第2のバリア回転軸)からなる。このような2本の軸は、それぞれレンズ鏡筒101を挟んでその両側に設けられる。
本実施形態では、ドーム状のバリア部を形成する上側のバリア102(第1のバリア)と下側のバリア103(第2のバリア)は、それぞれ2枚のバリアで構成されており、ドーム状のバリア部は全部で4枚のバリアに分割されている。なお、本実施形態では、上側のバリア(バリア群)102、下側のバリア(バリア群)103において、閉状態における光軸中央側を覆うバリア102a、103aを中央バリアと呼び、レンズの外側を覆うバリア102b、103bを外バリアと呼ぶ。
図4はバリア部の構造を示す分解斜視図である。中央バリア102a、外バリア102bには、それぞれ上側バリア回転軸104aに回動可能な状態で嵌合する孔部402、403が形成されている。上側の中央バリア102aと外バリア102bからなる2枚のバリアは上側バリア回転軸104aに挿通され、止め輪401によって上側バリア回転軸104aの抜け止めが施されている。同様に、下側の中央バリア103aと外バリア103bからなる2枚のバリアも下側バリア回転軸104bに挿通され、止め輪によって下側バリア回転軸104bの抜け止めが施されている。
上側のバリア群102および下側のバリア群103は、それぞれ上側バリア回転軸104aおよび下側バリア回転軸104bを中心に、後述するように、相反方向に規定の角度だけ回動することで、開閉動作を行う。すなわち、上側のバリア群102は上側に回動し、下側のバリア群103は下側に回動することで、レンズの開閉動作が行われる。
上側のバリア群102においては、後述する機構により、図2に示すように、上側の中央バリア102aは、上側に移動して上側の外バリア102bと重なった状態で、開状態まで移動する。同様に、下側のバリア群103においても、下側の中央バリア103aは、下側に移動して下側の外バリア103bと重なった状態で、開状態まで移動する。このため、上下それぞれのバリア群において、バリア部の開閉に必要な回動角度は、外側の外バリアより内側の中央バリアのほうが大きい。
つぎに、バリア開閉機構について説明する。図4に示すように、バリア部の開閉に必要な回動角度が大きい中央バリア102aの側面には、長孔404が形成されている。一方、外バリア102bの側面には、軸部405が設けられている。この軸部405は長孔404内で回動可能な状態で長孔404と係合する。
図5はバリア閉状態における上側のバリア群102の位置を示す図である。図6は中央バリアのみが動作している中間状態における上側のバリア群102の位置を示す図である。図7はバリア開状態における上側のバリア群102の位置を示す図である。なお、ここでは、上側のバリア群102のバリア機構について主に説明するが、下側のバリア群103についても同様である。
中央バリア102aに形成された長孔404は、外バリア102bの軸部405の径より僅かに大きな径の形状を有する。この形状は、上側バリア回転軸104aを中心として、中央バリア102aの開閉に必要な回転角度と、外バリア102bの開閉に必要な回転角度との差分である角度だけ、回転可能となる形状である。
例えば、本実施形態においては、中央バリアの開閉に必要な回転角度は39°であり、外バリアの開閉に必要な回転角度は24°であるので、長孔404の形状は、これらの差分である15°(39°−24°=15°)回転可能な形状となっている。また、外バリア側面の軸部405は、バリア閉状態で、中央バリア側面の長孔404の端部に位置するように、設けられている。
このような条件で、長孔404、軸部405をそれぞれ中央バリア102a、外バリア102bに配置することで、中央バリア102aの動作に追従して外バリア102bの駆動が行われ、開状態でバリア群102が重なった状態となるバリア部が構成される。
すなわち、本実施形態のバリア機構では、中央バリア102aが、バリア閉じ状態(図5参照)から15°回転した中間状態(図6参照)で、外バリア102bの軸部405が中央バリア102aの長孔404の端部に当接する。その後、中央バリア102aと外バリア102bが重なり合った状態で、上側のバリア群102が24°回動し、バリア開状態(図7参照)に至る。
このような動作が、後述する駆動部によって、上下のバリア回転軸で行われることで、バリアの開閉動作が行われる。
これにより、省スペース化されたドーム状のバリアを実現することが可能となる。このように、4枚分割としたバリアを、2枚ずつのバリア群に分け、バリア群毎に回転軸を2本設けることによって、回転軸方向の厚みの省スペース化が可能となり、小型化が図られる。
図8はドーム状のバリア部を形成するバリア群の形状を示す断面図である。図には、光軸を通る垂直方向の断面が示されている。バリア開状態でバリア群を重ねることで、バリア部の省スペース化が実現されるので、中央バリア102aと外バリア102bの近接面、および中央バリア103aと外バリア103bの近接面には、それぞれ必要最小限の隙間が空けられている。そして、これらのバリア群は、バリア回転軸104を中心としたドーム状の面を形成する。
ここで、本実施形態のバリア群における中央バリア102a、103aの前側の面は、光軸を中心とした曲面に形成されている。図中、中心となる「×」点は光軸上にある。
例えば、図9に示すように、バリア群の全ての面を、バリア回転軸を中心としたドーム状に形成した場合、その外観面である前側の面は、中央部分が凹んだ不自然な見栄えとなる。図9はバリア群の全ての面を、バリア回転軸を中心としたドーム状に形成した場合のバリア群の形状を示す断面図である。
そこで、本実施形態のバリア群では、図8に示すように、中央バリアの表面を、光軸を中心とした曲面に代替している。これにより、前述した中央部分の凹面を無くすことができ、バリア閉状態の見栄えを自然なものにすることができる。
また、本実施形態のバリア群は、開状態で中央バリアを外バリアの前側に重ね、閉状態においても、レンズ前面で中央バリアと外バリアの端部が重なるように構成されている。これにより、バリア閉状態で、レンズ中央付近に荷重が加えられた場合でも、2枚のバリアで荷重を受けることができ、レンズ保護がより強固になる。
図10はレンズ鏡筒101とバリア群102、103の配置を模式的に示す図である。図11はバリア開状態におけるバリア機構の要部を示す斜視図である。本実施形態のバリア機構では、レンズ鏡筒101に、外バリアの受け部1001a、1001bが形成されている。この受け部1001a、1001bは、外バリアの裏面の面から、駆動に必要なわずかな隙間分オフセットした形状を有する。バリア閉状態において、バリアに加えられた静圧荷重を、この受け部で受けることができる。従って、レンズ鏡筒101のレンズ前玉101aを、傷つけることなく、より強固に保護することができる。
また、外バリア102b、103bの端部には、中央バリア102a、103aの厚さと略等しい高さを有するリブ801、802が設けられている。
図12はレンズ鏡筒101、バリア群102、103および本体カバー1201の配置を示す断面図である。本体カバー1201はバリア開閉時の軌跡を逃げる必要がある。このため、本体カバー1201の隙間1202は、最も外側の軌跡を移動する中央バリア102a、103aによって決定される。すなわち、概略、外バリア表面と中央バリア表面の差分がバリア閉状態における隙間1202となる。このため、外バリア102b、103bの端部に、中央バリア102a、102bの表面までの厚さと略等しいリブ801、802を設けることで、バリア閉状態における、隙間を隠し、見栄えを良くすることができる。
図13は下側の中央バリア103aおよびバリアアーム1504の構成を示す分解斜視図である。中央バリア103aには、後述する駆動源に接続されたバリアアーム1504との接続用の孔1502が形成されている。バリア回転軸104bを有する板金1303を挟んで、中央バリア103aの孔1502に、バリアアーム1504の端部に設けられた軸部1504aを係合させることで、バリアアーム1504と中央バリア103aが一体となる。
このような構成は、上側の中央バリア102aおよびバリアアーム1304においても同様である(図14参照)。すなわち、中央バリア102aには、バリアアーム1304との接続用の孔1302が形成されている。バリア回転軸104aを有する板金1303を挟んで、中央バリア102aの孔1302に、バリアアーム1304の端部に設けられた軸部1304aを係合させることで、バリアアーム1304と中央バリア102aが一体となる。
このように、後述する駆動源に接続されたバリアアーム1504、1304を、それぞれ中央バリア103a、102aと接続する方式にすることで、組立時、駆動部の動作を確認した後、弧の字状の中央バリア103a、102aを組み付けることが可能となる。これにより、組立不良を少なくすることができる。
図14は上側バリア回転軸104aを有する軸部の構成を示す分解斜視図である。また、図15は上側バリア回転軸104aを有する軸部の構成を示す断面図である。この軸部は、上側のバリア群102、バリアアーム1304、後述する歯車を有する部材1306、および弾性部材であるトグルバネ1305から主に構成される。
バリアアーム1304は、上側バリア回転軸104aと同軸に回動可能に設けられている。上側バリア回転軸104aが設置されている板金1303の一方の面には、バリア回転軸104aに挿通される上側の中央バリア102a、外バリア102bが重ねて配置され、止め輪401で抜け止めが施されている。
板金1303の他方の面には、上側バリア回転軸104aに挿通されるバリアアーム1304、後述する歯車を有する部材1306、および後述するトグルバネ1305が装着され、止め輪1309で抜け止めが施されている。
上側バリア回転軸104aに装着されている部材1306は、上側バリア回転軸104aを中心に回動する平歯車1306a(図16参照)を有する。平歯車1306a(第1の歯車)のピッチ円直径は、2本のバリア回転軸104a、104bの間の距離と等しく設定される。ここで、バリアアーム1304、部材1306およびトグルバネ1305は、上側バリア回転軸104aに挿通される上側のバリア群102に平歯車1306aの回動を伝達する第1の伝達部材の一例である。
下側バリア回転軸104bを有する軸部においても、下側のバリア群103の回転中心で回動する平歯車1307a(第2の歯車)を有する部材1307が装備され、上側バリア回転軸104aを有する軸部と同様の構成を有する(図19参照)。ここで、部材1307は、下側バリア回転軸104bに挿通される下側のバリア群103に平歯車1307aの回動を伝達する第2の伝達部材の一例である。
下側のバリア群103の回転中心で回動する部材1307における、平歯車1307aのピッチ円直径も、2本のバリア回転軸104a、104bの間の距離と等しく設定される。上下のバリア回転軸104a、104bにそれぞれ装着され、連結した平歯車1306a、1307aは、同一モジュールで同一歯数の平歯車である。
このような構成により、連結した隣り合う平歯車1306a、1307aのうち、どちらか一方を駆動することによって、上下のバリア群102、103を、それぞれバリア回転軸104a、104bを中心に互いに相反方向に回動させることが可能となる。これにより、上側のバリア群102と後述する駆動源に接続された平歯車1306aとを同軸で回動させることが可能となる。従って、駆動力の伝達時におけるロスが少ない、効率の良いバリア機構を実現することができる。
また、上側バリア回転軸104aに装着された歯車を有する部材1306およびバリアアーム1304には、それぞれバリア回転軸104aから円周方向に変位した位置に突起状アーム1306b、1304bが設けられている。
図16は上側バリア回転軸104aを有する軸部の構成を示す斜視図である。前述したように、この軸部には、歯車を有する部材1306、バリアアーム1304およびトグルバネ1305が設けられている。本実施形態のバリア機構では、トグルバネ1305のコイル部1305aは、歯車を有する部材1306に挿通され、装備される。このとき、トグルバネ1305の両端の腕部1305bは、平歯車1306aの突起状のアーム1306bとバリアアーム1304の突起状アーム1304bを挟むように配置される。
このように、バリアアーム1304と一体となった中央バリア102aと、歯車を有する部材1306とを弾性部材であるトグルバネ1305を介して接続することで、歯車の動作に必要な歯車同士のガタや位相ずれが吸収される。さらに、後述するように、バリアの開閉状態でプリチャージが可能となる。
つぎに、バリア閉じ状態からのトグルバネによるプリチャージについて説明する。図17はバリア閉じ状態でプリチャージの無い状態における、上側のバリア群102、および上側バリア回転軸104aを有する軸部を示す図である。図18はバリア閉じ状態でプリチャージを行っている状態における、上側のバリア群102、および上側バリア回転軸104aを有する軸部を示す図である。
歯車を有する部材1306と、中央バリア102aと一体で駆動するバリアアーム1304とが、中央バリア102aの必要な回転角度分だけ回転を行うと、図17に示すように、中央バリア102aがレンズ鏡筒101に設けられたストッパ1701に当接する。これにより、中央バリア102aとバリアアーム1304の駆動が停止する。
その後、バリアアーム1304が停止した図17の状態から、さらに歯車を有する部材1306を回動させることで、図18に示すように、トグルバネ1305が巻き閉められる。これにより、バリア閉方向におけるトグルバネによるプリチャージが行われる。一方、バリア開方向においては逆の動作である。また、下側のバリア群103も、上側のバリア群102と同様の構成を有するので、バリアの開閉状態で、プリチャージ力を発生させることが可能となる。
前述した構造により、どちらか一方の平歯車を駆動させることで、4枚に分割されたバリア部の羽根(中央バリア102a、103a、外バリア102b、103b)を相反方向に駆動し、バリアの開閉を行うことが可能となる。
図19は下側バリア回転軸104bを中心に回動する部材の構成を示す斜視図である。図中、一点鎖線eは下側バリア回転軸104bの軸心を示す。本実施形態では、下側バリア回転軸104bを中心に回動する、歯車を有する部材1307を、平歯車1307aと、これと同一の回転軸を中心に回動する第1のウォームホイール1307eとを合体した2段の歯車で構成した。部材1307は、駆動源であるモータ2001からの駆動力を下側バリア回転軸104bに挿通された下側のバリア群103に伝達する。
図20は駆動源であるモータのギヤ部の構成を示す斜視図である。モータ2001は、後述する制御基板と図示しないフレキシブル基板によって電気的に接続されている。フレキシブル基板を介して電気が供給されると、モータ2001の軸が回動する。また、モータ2001の回転軸には、第2のウォームギヤ2003が装着されている。
第1のウォームホイール1307eは、第1のウォームギヤ2002によって駆動される。第1のウォームギヤ2002は、ウォーム部2002aとホイール部2002bの2段構成となっている。第1のウォームギヤ2002は、モータ2001の軸に軸支された第2のウォームギヤ2003によって駆動される。
ここで、ウォーム部2002aの回転軸は、第1のウォームホイール1307eの回転軸に直交する方向であればよい。従って、下側バリア回転軸104bを中心に回動する第1のウォームホイール1307eから、少なくとも2つのウォームギヤとホイールの組み合わせを介して、モータ2001を配置することで、モータの設置位置に自由度を与えることができる。
図21は歯車を有する部材1307および駆動部保持部106の組み立て時の位置関係を示す図である。図22は駆動部保持部106に歯車を有する部材1307を組み立てる様子を示す斜視図である。図中の矢印gは組み立て方向を表している。
図21に示すように、下側バリア回転軸104bを中心に回動する第1のウォームホイール1307eの外周の一部には、凹部1307g、1307h、1307iが設けられている。一方、駆動部保持部106の入口部における、凹部1307g、1307h、1307iにそれぞれ対応する位置には、凸部106a、106b、106cが設けられている。これらの部材に設けられた凹凸形状は、組み立て時の位置関係でカギ穴のように対応している。本実施形態のバリア機構では、バリア閉状態で凹凸形状が合致するようになっている。
また、本実施形態のバリア機構では、駆動部保持部106へのバリア部の組み付けは、つぎのように行われる。すなわち、歯車を有する部材1307等の構成部材を、下側バリア回転軸104bが設置されている板金1303に組み込んでユニットとし、このユニットを駆動部保持部106に図中矢印gの方向から組み込むことが行われる。このとき、前述した凹凸形状を設けることにより、歯車を有する部材1307が、駆動部保持部106の入口部においてバリア閉状態に対応する位相となるように、バリア部を組み立てることが可能となる。
また、本実施形態のバリア部では、駆動源であるモータ2001によって駆動される、歯車を有する部材1307の回転に合わせて、まず下側のバリア群103が駆動する。さらに、上側のバリア群102は、歯車を有する部材1306の駆動によって回動させられるので、上側のバリア群102は、少なくとも下側のバリア群103の駆動と同時に動作するか、あるいは歯車の回転ガタ分遅れて動作する。
そこで、本実施形態のバリア部では、図8に示すように、下側のバリア群103の中央バリア103aの一部に、閉状態で、上側のバリア群102の中央バリア102aの一部と光軸方向に重なり合うインロー部105が形成される。特に、インロー部105は、下側のバリア群103の中央バリア103aが前側(被写体側)となるように形成されている。
このように、本実施形態のバリア部では、下側のバリア群103が上側のバリア群102より先に動作する。このため、下側のバリア群103の中央バリア103aに、前側となるインロー部105を形成することで、インロー部の引っかかりを防止することができる。
図23はバリア回転軸104を有する軸部とはレンズ鏡筒を介して反対側に位置する軸部の構成を示す図である。前述したバリア回転軸104とは反対側のレンズ鏡筒101の側面には、バリア回転軸104と軸心が同一になるように、バリア群102、103を駆動可能に支持するバリア回転軸204が設けられている。
バリア回転軸204は、上側バリア回転軸204aおよび下側バリア回転軸204bを有する。上側の中央バリア102aおよび外バリア102bは、それぞれの先端部で上側バリア回転軸204aと回転可能に連結されている。さらに、上側の中央バリア102aには、ガイド孔205eが形成され、このガイド孔205eに係合するピン205fが上側の外バリア102bに設けられている。これにより、上側の中央バリア102aの外バリア102bに対する回動量は所定量に規定される。
また、下側の中央バリア103a、外バリア103bも、同様に、それぞれの先端部で下側バリア回転軸204bと回転可能に連結されている。さらに、下側の中央バリア103aには、ガイド孔205gが形成され、このガイド孔205gに係合するピン205hが下側の外バリア103bに設けられている。これにより、下側の中央バリア103aの外バリア103bに対する回動量は所定量に規定される。
前述したように、バリア回転軸104には、駆動源が接続されているが、その反対側のバリア回転軸204には駆動源が接続されていない。従って、上側バリア回転軸204a、下側バリア回転軸204bはそれぞれ上側のバリア群102、下側のバリア群103を単に回動自在に支持するものである。なお、バリア回転軸204にも、バリア回転軸104と同様に駆動源を接続し、バリア回転軸104、204が同期してバリア部の開閉駆動を行うように構成してもよいことは勿論である。
つぎに、上記構造を有するドーム状のバリア部を装備したビデオカメラの動作について説明する。図24はバリア開状態におけるビデオカメラ内部の構成を示す透明図である。図25はバリア閉状態におけるビデオカメラ内部の構成を示す透明図である。ビデオカメラ本体2301には、前述したレンズ鏡筒101、画像表示装置2302、制御基板2303等が設けられている。内蔵レンズの前面には、前述した機構により、レンズ前面を開閉可能なドーム状のバリア部が配置されている。
本実施形態のビデオカメラは、内蔵するレンズ鏡筒101で捉えた被写体の像を、レンズ鏡筒101の後方で、光学系の焦点位置に配置された撮像素子(図示せず)によって信号電荷に変換する。この信号電荷は、制御基板2303に実装されている画像処理回路によって、輝度信号および色差信号のデジタル信号に変換され、この変換されたデジタル映像データは制御基板2303に実装されているメモリに格納される。
さらに、メモリに格納された被写体のデジタル映像データは、制御基板2303に実装されている制御CPUの指令に従って、定期的に読み出しされることで、リアルタイムで画像表示装置2302の液晶パネルに表示される。また、画像データは、必要に応じて圧縮処理され、制御基板2303に実装されている記録装置に記録される。
図26は前方から視たビデオカメラの外観を示す斜視図である。図27は後方から視たビデオカメラの外観を示す斜視図である。ビデオカメラの上面および背面には、それぞれ電源ボタン2601およびトリガボタン2602が設けられている。電源ボタン2601を押下する度に、ビデオカメラ本体の電源のON/OFFが切り替わる。また、トリガボタン2602を押下する度に、記録の開始と終了を行うことができる。
また、画像表示装置2302には、撮影・再生切り替えボタン2603が設けられる。この記録再生切り替えボタン2603を押下する度に、ビデオカメラの撮影モードと、撮影した映像の確認を行うことが可能な再生モードとの切り替えが行われる。
本実施形態のバリア部は、前述したバリア機構によって開閉可能である。電源ボタン2601によって電源がONになった状態で、撮影・再生切り替えボタン2603を押下する度に、制御基板2303からモータ2001に電気信号が送られ、バリア開閉動作が行われる。特に、本実施形態のビデオカメラは、電源ON時の撮影モード以外では、バリア部が閉状態となるように制御を行う。
本実施形態の撮像装置によれば、ドーム状のバリア部の構成により、レンズ鏡筒の前側に、回転リングを必要としないで済む。これにより、レイアウトの自由度が増し、ビデオカメラの小型化を図ることができる。
また、上側のバリアは上側バリア回転軸を中心に駆動され、下側のバリアは下側バリア回転軸を中心に駆動されるので、回転軸方向の厚みの省スペース化が可能となり、小型化が図られる。
また、上下の平歯車のうち、どちらか一方を駆動することによって、上側および下側のバリアを互いに相反方向に駆動することができる。
また、上下の平歯車の回動中心がそれぞれ上側、下側バリア回転軸の軸心に一致するので、駆動力の伝達時におけるロスが少ない、効率の良いバリア機構を実現することができる。
また、前述したように、中央バリアの前側の面を、光軸を中心とした曲面に形成することで、中央部分の凹面を無くすことができ、閉状態の見栄えを自然なものとすることができる。
また、インロー部が上側の中央バリアより先に駆動される下側の中央バリアに形成されたので、インロー部の引っかかりを防止することができる。
また、モータによって駆動される下側の平歯車は、トグルバネを介して下側のバリアと接続されるので、歯車の動作に必要な歯車同士のガタや位相ずれを吸収することができる他、バリアの開閉状態でプリチャージが可能となる。
また、前述したように、開状態で中央バリアを外バリアの前側に重ね、閉状態においても、レンズ前面で中央バリアと外バリアの端部が重なるように構成されている。これにより、バリア閉状態で、レンズ中央付近に荷重が加えられた場合でも、2枚のバリアで荷重を受けることができ、レンズ保護がより強固になる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、上側のバリア群および下側のバリア群のいずれにおいても、平歯車の回動中心がバリア回転軸の軸心に一致していたが、上下いずれか一方だけが一致するように構成されてもよい。
また、上記実施形態では、ビデオカメラの正位置に対し、上下にバリア群が開閉する構造を示したが、本発明は、これに限定されず、例えば、左右にバリア群が開閉する構造にも同様に適用できる。
また、上記実施形態では、撮像装置としてビデオカメラを例に挙げて説明したが、本発明は、フイルムカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルSLR(一眼レフカメラ)等にも適用可能である。また、本発明は、上記撮像装置に限らず、監視装置、望遠鏡、顕微鏡など各種の光学機器に適用することも可能である。
また、上記実施形態では、レンズ鏡筒は、ビデオカメラとしてビデオカメラ本体と一体に組み付けられていたが、レンズ鏡筒を有するレンズ装置として、撮像装置等の光学機器の本体に対して交換自在に装着されるものであってもよい。
第1の実施形態におけるビデオカメラの要部の構造を示す図である。 ビデオカメラの要部の構造を示す図である。 バリア開状態におけるレンズ鏡筒およびバリア部を斜め前方から見た斜視図である。 バリア部の構造を示す分解斜視図である。 バリア閉状態における上側のバリア群102の位置を示す図である。 中央バリアのみが動作している中間状態における上側のバリア群102の位置を示す図である。 バリア開状態における上側のバリア群102の位置を示す図である。 ドーム状のバリア部を形成するバリア群の形状を示す断面図である。 バリア群の全ての面を、バリア回転軸を中心としたドーム状に形成した場合のバリア群の形状を示す断面図である。 レンズ鏡筒101とバリア群102、103の配置を模式的に示す図である。 バリア開状態におけるバリア機構の要部を示す斜視図である。 レンズ鏡筒101、バリア群102、103および本体カバー1201の配置を示す断面図である。 下側の中央バリア103aおよびバリアアーム1504の構成を示す分解斜視図である。 上側バリア回転軸104aを有する軸部の構成を示す分解斜視図である。 上側バリア回転軸104aを有する軸部の構成を示す断面図である。 上側バリア回転軸104aを有する軸部の構成を示す斜視図である。 バリア閉じ状態でプリチャージの無い状態における、上側のバリア群102、および上側バリア回転軸104aを有する軸部を示す図である。 バリア閉じ状態でプリチャージを行っている状態における、上側のバリア群102、および上側バリア回転軸104aを有する軸部を示す図である。 下側バリア回転軸104bを中心に回動する部材の構成を示す斜視図である。 駆動源であるモータのギヤ部の構成を示す斜視図である。 歯車を有する部材1307および駆動部保持部106の組み立て時の位置関係を示す図である。 駆動部保持部106に歯車を有する部材1307を組み立てる様子を示す斜視図である。 バリア回転軸104を有する軸部とはレンズ鏡筒を介して反対側に位置する軸部の構成を示す図である。 バリア開状態におけるビデオカメラ内部の構成を示す透明図である。 バリア閉状態におけるビデオカメラ内部の構成を示す透明図である。 前方から視たビデオカメラの外観を示す斜視図である。 後方から視たビデオカメラの外観を示す斜視図である。 従来のバリア機構を示す斜視図である。
符号の説明
101 レンズ鏡筒
102 上側のバリア
103 下側のバリア
104a 上側バリア回転軸
104b 下側バリア回転軸
1306、1307 部材
1306a、1307a 平歯車
1305 トグルバネ
2001 モータ

Claims (8)

  1. レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の光軸に直交する平面上に設けられたバリア回転軸を中心に回動し、前記レンズ鏡筒の前面を開閉するバリアとを備えた撮像装置であって、
    前記バリアは少なくとも第1のバリアと第2のバリアに分割され、
    前記レンズ鏡筒の側方に設けられた第1の歯車と、
    前記第1の歯車に連結され、前記第1の歯車とは相反方向に回動する第2の歯車と、
    前記第1の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアを回動させる第1の伝達部材と、
    前記第2の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアとは相反方向に前記第2のバリアを回動させる第2の伝達部材とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記バリア回転軸は、第1のバリア回転軸と、前記第1のバリア回転軸とは異なる第2のバリア回転軸とを有し、
    前記第1の伝達部材は、前記第1のバリア回転軸を中心に前記第1のバリアを回動させ、
    前記第2の伝達部材は、前記第2のバリア回転軸を中心に前記第2のバリアを回動させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の歯車と前記第2の歯車は、同一のモジュールで同一の歯数を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記第1の歯車の回動中心が前記第1のバリア回転軸の軸心に一致、および/または、前記第2の歯車の回動中心が前記第2のバリア回転軸の軸心に一致することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記バリアの閉状態で前記第1のバリアと前記第2のバリアが光軸方向に重なり合うインロー部が前記第2のバリアに形成され、
    前記インロー部では、前記第2のバリアが前記第1のバリアより被写体側に位置することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記第2のバリアは、前記バリアの閉状態の位置に、前記第1のバリアより先に回動することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記第2の歯車は、駆動部によって駆動され、前記第2の伝達部材は、前記第2の歯車の回動を、弾性部材を介して伝達し、前記第2のバリアを回動させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 光学機器に用いられ、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒の光軸に直交する平面上に設けられたバリア回転軸を中心に回動し、前記レンズ鏡筒の前面を開閉するバリアとを備えたレンズ装置であって、
    前記バリアは少なくとも第1のバリアと第2のバリアに分割され、
    前記レンズ鏡筒の側方に設けられた第1の歯車と、
    前記第1の歯車に連結され、前記第1の歯車とは相反方向に回動する第2の歯車と、
    前記第1の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアを回動させる第1の伝達部材と、
    前記第2の歯車の回動を伝達し、前記第1のバリアとは相反方向に前記第2のバリアを回動させる第2の伝達部材とを備えたことを特徴とするレンズ装置。
JP2008327912A 2008-12-24 2008-12-24 撮像装置及びレンズ装置 Pending JP2010151950A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008327912A JP2010151950A (ja) 2008-12-24 2008-12-24 撮像装置及びレンズ装置
US12/644,857 US8075205B2 (en) 2008-12-24 2009-12-22 Image pickup apparatus and lens device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008327912A JP2010151950A (ja) 2008-12-24 2008-12-24 撮像装置及びレンズ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010151950A true JP2010151950A (ja) 2010-07-08

Family

ID=42266280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008327912A Pending JP2010151950A (ja) 2008-12-24 2008-12-24 撮像装置及びレンズ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8075205B2 (ja)
JP (1) JP2010151950A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222187A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Panasonic Corp カメラ装置
JP2017076111A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
WO2020189902A1 (ko) * 2019-03-18 2020-09-24 주식회사 엘지유플러스 광학 요소 차단 장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110262125A1 (en) * 2010-04-22 2011-10-27 Facevsion Technology Inc. Camera
JP5984046B2 (ja) * 2012-05-18 2016-09-06 株式会社リコー 撮影装置
US9846349B2 (en) * 2016-04-29 2017-12-19 Sensors Unlimited, Inc. Lens covers
CN106773002B (zh) * 2016-12-08 2019-04-16 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 适用于反射式望远镜的电动镜头盖装置
CN111827895A (zh) * 2019-04-23 2020-10-27 中国石油天然气股份有限公司 抽油机光杆限位装置和悬绳器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963426A (ja) * 1972-06-02 1974-06-19
JPH02302749A (ja) * 1989-05-17 1990-12-14 Fuji Photo Optical Co Ltd インスタントカメラのバリヤ

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63234231A (ja) * 1987-03-23 1988-09-29 Seikosha Co Ltd カメラ用モ−タ駆動シヤツタ
JP3459716B2 (ja) * 1996-01-30 2003-10-27 キヤノン株式会社 バリア装置およびこれを備えたカメラ
US6443634B1 (en) * 1999-04-09 2002-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Optical apparatus
US6520691B2 (en) * 2000-01-31 2003-02-18 Pentax Corporation Lens barrier opening/closing device of a movable lens barrel
JP2002258133A (ja) 2001-02-28 2002-09-11 Sony Corp バリア付きレンズ鏡筒およびそのレンズ鏡筒を備えた光学機器
JP3938106B2 (ja) * 2003-06-24 2007-06-27 ソニー株式会社 レンズフード及び撮像装置
JP4474253B2 (ja) 2004-09-28 2010-06-02 キヤノン株式会社 カメラ
US7866901B2 (en) * 2005-10-17 2011-01-11 Canon Kabushiki Kaisha Lens barrel and image-pickup apparatus
US7534058B2 (en) * 2006-05-26 2009-05-19 Altek Corporation Lens cap module

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963426A (ja) * 1972-06-02 1974-06-19
JPH02302749A (ja) * 1989-05-17 1990-12-14 Fuji Photo Optical Co Ltd インスタントカメラのバリヤ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222187A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Panasonic Corp カメラ装置
JP2017076111A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
WO2020189902A1 (ko) * 2019-03-18 2020-09-24 주식회사 엘지유플러스 광학 요소 차단 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US8075205B2 (en) 2011-12-13
US20100158502A1 (en) 2010-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5328335B2 (ja) 撮像装置及びレンズ装置
JP2010151950A (ja) 撮像装置及びレンズ装置
KR100900486B1 (ko) 촬상 장치용 광학 모듈 및 이를 구비한 촬상 장치
US20080266443A1 (en) Camera Module
US20100202068A1 (en) Lens barrel structure
US20060045515A1 (en) Image sensing apparatus
JPH11258678A (ja) レンズ鏡筒
CN111458832A (zh) 棱镜结构、光学模组以及电子设备
JP2014071434A (ja) フィルタ切り替え装置、絞り装置およびカメラ
JP2011118378A (ja) レンズバリアユニット
CN104698568A (zh) 镜头装置和摄像设备
JP2010061002A (ja) 光学フィルタ切替機構、レンズ装置および撮像装置
JP2009265517A (ja) レンズ装置および撮像装置
JP2007199402A (ja) 屈曲光学ユニット
US8649110B2 (en) Lens barrel
US9519139B2 (en) Zoom lens barrel assembly and electronic apparatus including the same
CN112887563B (zh) 镜头装置和电子设备
WO2016038829A1 (ja) レンズ鏡筒及び撮像装置
KR100542074B1 (ko) 소형 휴대단말기용 카메라장치
JP2007163827A (ja) 光路開閉装置及び撮像装置
WO2009145041A1 (ja) レンズ鏡胴、撮像装置および携帯用電子機器
JP2010282053A (ja) バリアを備えた撮像装置
KR101278040B1 (ko) 자동 돌출식 반사경이 설치된 카메라 및 이를 이용한 영상정보장치
US8734029B2 (en) Zoom lens barrel assembly and photographing apparatus including the same
JP5129172B2 (ja) 電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130917