JP2010151091A - 異物捕集装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】凝縮水が凍ったものが吸気通路へ入り込むことを抑制する技術を提供する。
【解決手段】EGR通路に設けられた異物捕集装置34において、フィルタ部材45をEGR通路31の上流側と下流側とに折り目51,52が突出するように上流側と下流側とに向けて交互に複数回折り曲げ、EGR通路31の上流方向に突出する折り目51を形成する面であって上側の面53は、該折り目51よりEGR通路31の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面とし、下側の面54は、水平面または、折り目51よりEGR通路31の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、異物捕集装置に関する。
排気通路にタービンを有し且つ吸気通路にコンプレッサを有するターボチャージャを備え、タービンよりも下流の排気通路とコンプレッサよりも上流の吸気通路とを接続し内燃機関からの排気の一部を吸気通路に還流させるEGR通路を備えるEGR装置が知られている。
このようなEGR装置では、タービンや触媒が破損することにより、EGR通路内に異物が進入する虞がある。この異物がEGRガスと共に吸気通路に入り込むと、ターボチャージャ等の装置が故障する虞がある。
これに対し、EGR通路内で異物を捕集するための金属製のフィルタを備える技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、上述のEGR装置では、タービンや触媒を通過した排気がEGR通路を流通するため、該EGR通路を流れるEGRガスの温度が低い。そのため、EGR通路内やEGRクーラ内でEGRガス中の水分が凝縮し、凝縮水が生じることがある。この凝縮水がフィルタに付着した状態で内燃機関が停止されたときに、外気温度が低いと、この凝縮水が凍ることがある。そして、次回の内燃機関の始動時に、フィルタの下流側の面に付着している氷が脱離してEGRガスと共に吸気通路へ入り込むと、ターボチャージャが故障する虞がある。
特開2008−180191号公報 特開2008−151103号公報 特開2008−088817号公報 特開2006−348873号公報 特開2008−150955号公報
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、凝縮水が凍ったものが吸気通路へ入り込むことを抑制することにある。
上記課題を達成するために本発明による異物捕集装置は、以下の手段を採用した。すなわち、本発明による異物捕集装置は、
内燃機関の吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路に設けられEGRガス中の所定の大きさ以上の異物を捕集する異物捕集装置において、
所定の大きさよりも小さい隙間が複数設けられたフィルタ部材をEGR通路の上流側と下流側とに折り目が突出するように上流側と下流側とに向けて交互に複数回折り曲げ、
前記EGR通路の上流方向に突出する折り目を形成する面であって上側の面は、該折り目よりEGR通路の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面とし、
前記EGR通路の上流方向に突出する折り目を形成する面であって下側の面は、水平面または、該折り目よりEGR通路の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面とする
ことを特徴とする。
所定の大きさ以上の異物とは、異物捕集装置よりも下流側に備わる装置が故障する虞のある大きさ以上の異物である。この所定の大きさ以上の異物を捕集するために、フィルタ部材は所定の大きさよりも小さい隙間を複数設けている。つまり、EGRガスや所定の大きさ未満の異物は、フィルタ部材の隙間を抜けて下流へと流れる。
そして、フィルタ部材は波板状に折り曲げられている。夫々の折り目は重力方向と直交していても良い。EGR通路の上流側から異物捕集装置を見ると、EGR通路の上流方向に突出する折り目を形成する面であって上流側の面は直接見ることができる。つまり、折り目から下流側へ向けて上方に傾斜した傾斜面であるため、その傾斜面を見ることができる。
しかし、下側の面はEGR通路の上流側から直接見ることはできない。例えば、下側の面が水平面である場合には、上流側から見た場合、折り目と下側の面とが重なる。また、下側の面が、折り目よりEGR通路の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面である場合には、上流側から見た場合、上側の面の裏側に下側の面が折り込まれるため、下側の面は上側の面に複数設けられた隙間からのみ見えることになる。
そのため、上側の面には、排気が直接当たるので、EGRガス中に含まれる凝縮水は、この面に多く付着する。一方、下側の面には、回り込んでくる凝縮水や、他の面から跳ね返る凝縮水が付着するが、その量は少ない。そして、少なくとも上側の面に付着した凝縮水は、EGR通路の上流側に突出している折り目に向かって流れる。また、下側の面が傾斜面である場合には、下側の面に付着した凝縮水もEGR通路の上流側に突出している折り目に向かって流れる。つまり、上側の面及び下側の面は、EGR通路の上流側に突出している折り目に向かって凝縮水が流れるように傾斜している。
そのため、フィルタ部材に付着した凝縮水は、EGR通路の上流側に突出している折り目に集まり、その後、下方へ滴下する。つまり、凝縮水がフィルタ部材を伝わって下部まで流れることがないので、凝縮水を速やかにフィルタ部材の下部に集めることができる。これにより、フィルタ部材の下流側を向く面で凝縮水が凍ることを抑制できる。そのため、内燃機関の始動時にフィルタ部材から氷が脱離して吸気通路へ入り込むことを抑制できる。また、フィルタ部材に傾斜面を設けることにより、異物を捕集するための面積を大きくすることができるため、異物の捕集能力を高めることができる。
本発明において一の折り目とそのすぐ上側の他の折り目とのEGR通路の上流側への突出量を比較したときに、同じであるか又は上側の折り目の方が大きくても良い。
つまり、上方から滴下した凝縮水が下方の面に付着せずに下部に到達する。これにより、凝縮水をフィルタ部材の下部に速やかに集めることができる。
そして本発明においては、前記EGR通路において、少なくとも前記フィルタ部材の下部で且つ上流側に凝縮水を吸着する吸着剤を備えることができる。
吸着剤は、凝縮水が滴下する位置または凝縮水が流れる位置に備える。これにより、凝縮水は吸着剤に吸着される。吸着された凝縮水は、例え凍ったとしても、吸着剤に吸着されている。そして、排気の温度が上昇すると凝縮水の温度も上昇するため、吸着剤から蒸発する。凝縮水は蒸気となり吸気通路へ流入するため、凝縮水が凍ったものがそのまま吸気通路へ入り込むことを抑制できる。
また、前記吸着剤を前記フィルタ部材よりも上流側と下流側とに備え、該吸着剤にて前
記フィルタ部材を挟持することで固定しても良い。
このようにすることで、凝縮水を容易に吸着すると共に、フィルタ部材をEGR通路内に容易に固定することができる。
本発明に係る異物捕集装置によれば、凝縮水が凍ったものが吸気通路へ入り込むことを抑制できる。
以下、本発明に係る異物捕集装置の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る異物捕集装置を適用する内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ディーゼルエンジンである。
内燃機関1には、吸気通路3および排気通路4が接続されている。この吸気通路3の途中には、排気のエネルギを駆動源として作動するターボチャージャ5のコンプレッサハウジング5aが設けられている。また、コンプレッサハウジング5aよりも上流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する吸気の流量に応じた信号を出力するエアフローメータ7が設けられている。このエアフローメータ7により、内燃機関1の吸入空気量が測定される。
コンプレッサハウジング5aよりも下流の吸気通路3には、吸気と大気とで熱交換を行うインタークーラ8が設けられている。また、エアフローメータ7よりも下流で且つコンプレッサハウジング5aよりも上流の吸気通路3には、該吸気通路3内を流通する吸気の流量を調節するスロットル9が設けられている。
一方、排気通路4の途中には、前記ターボチャージャ5のタービンハウジング5bが設けられている。また、タービンハウジング5bよりも下流の排気通路4には、パティキュレートフィルタ10(以下、単にフィルタ10という。)が設けられている。
そして、内燃機関1には、排気通路4内を流通する排気の一部を吸気通路3へ再循環させるEGR装置30が備えられている。このEGR装置30は、EGR通路31、EGR弁32、EGRクーラ33、および異物捕集装置34を備えて構成されている。
EGR通路31は、フィルタ10よりも下流の排気通路4と、コンプレッサハウジング5aとスロットル9との間の吸気通路3と、を接続している。このEGR通路31を通って、排気が再循環される。また、EGR弁32は、EGR通路31の通路断面積を変更することにより、該EGR通路31を流れるEGRガスの量を変更する。さらに、EGRクーラ33は、EGR弁32よりも排気通路4側に備えられ、該EGRクーラ33を通過するEGRガスと、内燃機関1の冷却水とで熱交換をして、該EGRガスの温度を低下させる。異物捕集装置34は、EGRクーラ33よりも下流で且つEGR弁32よりも上流のEGR通路31に設けられ、EGRガス中の異物を捕集する。
ここで、図2は、本実施例に係る異物捕集装置34の斜視図である。図3は、本実施例に係る異物捕集装置34をEGR通路31の上流側から見た図である。図4は、本実施例に係る異物捕集装置34の重力方向断面図である。なお、異物捕集装置34は、その中心
軸が重力方向と直交するように設置されている。
異物捕集装置34は、EGR通路31への固定部である第1枠41及び第2枠42、凝縮水を吸着させる第1吸着剤43及び第2吸着剤44、所定の大きさ以上の異物を捕集する網45を備えて構成されている。
第1枠41は網45よりも上流側に設けられ、第2枠42は網45よりも下流側に設けられる。第1枠41及び第2枠42は、EGR通路31内にはめ込まれる円盤状の部材であり、中心側がEGRガスの通路として円形にくり抜かれており、その中心軸はEGR通路31の中心軸上にある。これらの素材には例えばステンレス鋼等の金属が用いられる。そして、第1枠41の中心側の端部は、全周に亘り、EGR通路31の下流側に向けて折り曲げられている。また、第2枠42の中心側の端部は、全周に亘り、EGR通路31の上流側に向けて折り曲げられている。このように、第1枠41及び第2枠42を折り曲げることにより、第1吸着剤43及び第2吸着剤44の脱離を抑制している。また、第1枠41及び第2枠42は、例えば溶接、ボルト、又はリベット等によりEGR通路31に固定される。
第1枠41と第2枠42との間には、全周に亘り第1吸着剤43及び第2吸着剤44が設けられている。第1吸着剤43は網45よりも上流側に設けられ、第2吸着剤44は網45よりも下流側に設けられる。第1吸着剤43及び第2吸着剤44は、第1枠41と第2枠42とで挟持されている。また、第1枠41及び第2枠42で第1吸着剤43及び第2吸着剤44を挟持することにより、該第1吸着剤43及び第2吸着剤44が崩れることを抑制している。この第1吸着剤43及び第2吸着剤44は、少なくとも水を吸着する素材であり、例えばシリカゲルを用いることができる。第1吸着剤43及び第2吸着剤44の量は、発生し得る凝縮水の量を予め実験等により求めることにより、最適値を決定しても良い。
そして、第1吸着剤43と第2吸着剤44との間には、全周に亘り、網45の外周部が設置されている。つまり、第1吸着剤43と第2吸着剤44とで網45が挟持されている。これにより網45が固定される。網45の素材には、例えばステンレス鋼等の金属を用いることができる。
網45は、それよりも下流側の装置(例えばターボチャージャ5、インタークーラ8等)が故障する虞のある大きさの異物を捕集する。網45は、金属ワイヤを格子状に編み込んで平面状に形成したものを、例えばプレス機により波板状に形成している。網45は、1つの格子の大きさが、所定の大きさよりも小さくなるように形成されている。そして、EGR通路31の上流側と下流側とに折り目が突出するように、該上流側と下流側とに向けて交互に複数回折り曲げられている。網45の夫々の折り目は、第1枠41及び第2枠42の中心軸及び重力方向と直交している。つまり、夫々の折り目は異なる水平面上に形成されている。
そして、EGR通路31の上流方向に突出する折り目51(以下、上流側折り目51という。)は、その上側の面53と下側の面54との境目として形成される。なお、上側の面53及び下側の面54は、EGR通路31の下流方向に突出する折り目52(以下、下流側折り目52という。)であって直近の折り目までの面である。そして、本実施例では上側の面53を、上流側折り目51よりEGR通路31の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面としている。また、下側の面54を、重力方向と直交する水平面または、上流側折り目51よりEGR通路31の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面としている。このようにすることで、上流側折り目51及び下流側折り目52は全て鋭角になっている。
そして、EGR通路31の上流側から見ると、上側の面53のみが直接見えるようになっている。つまり、下側の面54は、上流側折り目51と一致しているか、上側の面53の下流側(裏側)に回り込んでいる。
このように構成された異物捕集装置34では、網45をEGRガスが通過するときに異物を捕集することができる。そして、EGRクーラ33等で発生する凝縮水が主に上側の面53に衝突する。また、下側の面54にも、凝縮水が回り込んだり、上側の面53の網目をすり抜けた凝縮水が付着したりする。
そして、上側の面53及び下側の面54に付着した凝縮水は、重力により夫々の面を伝わりつつ、より下方へ流れる。つまり、上側の面53及び下側の面54に付着した凝縮水は、傾斜面を流れて、上流側折り目51まで流れる。そして、この上流側折り目51にある程度の凝縮水が溜まると、該上流側折り目51から下方へ滴下する。
なお、凝縮水が第1吸着剤43上に落ちるように、上流側折り目51の位置と第1吸着剤43の位置とを設定しておく。これにより、凝縮水は、第1吸着剤43に吸着される。このため、EGRガスと共に凝縮水が異物捕集装置34よりも下流側へ流れることを抑制できる。
また、上流側折り目51は、重力方向と平行な同一平面上にあるか、または上側ほどEGR通路31の上流側に突出するように形成されている。これは、上流側折り目51において、一の上流側折り目51とそのすぐ上側の他の上流側折り目51とのEGR通路31の上流側への突出量を比較したときに、同じであるか又は上側の上流側折り目51の方が大きくなるように形成しても良い。つまり、上側の上流側折り目51から滴下した凝縮水が、下方の傾斜面に付着しないようにしている。
凝縮水は、EGRガスの温度が上昇すると、蒸発し気体となって吸気通路3へ流れ込む。つまり、蒸発するまでは、第1吸着剤43及び第2吸着剤44に凝縮水が吸着しているため、網45に凝縮水が付着して凍ることを抑制できる。そのため、凝縮水が凍ったものが網45から脱離して吸気通路3に入り込むことを抑制できるため、吸気通路3に設けられている装置が故障することを抑制できる。
また、傾斜面を複数備えることにより、異物の捕集面積を増加させることができるため、異物の捕集能力を高めることができる。
なお、本実施例では、上側の面53及び下側の面54は平面であるが、曲面であっても良い。つまり、上流側折り目51に凝縮水が集まるような形状であれば良い。さらに、上流側折り目51または下流側折り目52は曲面で構成されていても良い。なお、本実施例では網45が、本発明におけるフィルタ部材に相当する。フィルタ部材には、他にも金属板に複数の穴を開けたもの等を用いることもできる。
図5は、本実施例に係るEGR通路31及び異物捕集装置34の概略構成を示す斜視図である。図6は、本実施例に係るEGR通路31及び異物捕集装置34の概略構成を示す断面図である。図6は、重力方向に平行で且つEGRガスの流れ方向(すなわちEGR通路31の中心軸方向)に平行な面で切断したときの図である。
本実施例では、異物を捕集するための網45のすぐ上流側のEGR通路31に、他の箇所よりも通路面積が大きい拡張部350を備えている。拡張部350と、拡張部350よ
りも下流側のEGR通路31とは、徐々に通路面積が変化する傾斜部352を介して接続されている。拡張部350と、拡張部350よりも上流側のEGR通路31とも、同様の構造により接続されている。拡張部350の内周面には、全周に亘り吸着剤351が固定されている。吸着剤351は、実施例1と同じ素材を用いることができる。
また、網45は、実施例1で説明したもの同形状のものを用いることができる。この網45をEGR通路31に固定する。
このように構成された異物捕集装置34では、網45に付着した凝縮水が、重力により下方へ滴下する。この凝縮水は、傾斜部352を伝わってさらに下方へ流れ、吸着剤351に吸着される。そうすると、凝縮水が網に付着したまま凍ることを抑制できる。そのため、凝縮水が凍ったものが網45から脱離して吸気通路3に入り込むことを抑制できる。なお、本実施例では網45、拡張部350、吸着剤351、及び傾斜部352が、本発明における異物捕集装置に相当する。
実施例1に係る異物捕集装置を適用する内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。 実施例1に係る異物捕集装置の斜視図である。 実施例1に係る異物捕集装置をEGR通路の上流側から見た図である。 実施例1に係る異物捕集装置の重力方向断面図である。 実施例2に係るEGR通路及び異物捕集装置の概略構成を示す斜視図である。 実施例2に係るEGR通路及び異物捕集装置の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気通路
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
7 エアフローメータ
8 インタークーラ
9 スロットル
10 パティキュレートフィルタ
30 EGR装置
31 EGR通路
32 EGR弁
33 EGRクーラ
34 異物捕集装置
41 第1枠
42 第2枠
43 第1吸着剤
44 第2吸着剤
45 網
51 上流側折り目
52 下流側折り目
53 上側の面
54 下側の面
350 拡張部
351 吸着剤
352 傾斜部

Claims (4)

  1. 内燃機関の吸気通路と排気通路とを接続するEGR通路に設けられEGRガス中の所定の大きさ以上の異物を捕集する異物捕集装置において、
    所定の大きさよりも小さい隙間が複数設けられたフィルタ部材をEGR通路の上流側と下流側とに折り目が突出するように上流側と下流側とに向けて交互に複数回折り曲げ、
    前記EGR通路の上流方向に突出する折り目を形成する面であって上側の面は、該折り目よりEGR通路の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面とし、
    前記EGR通路の上流方向に突出する折り目を形成する面であって下側の面は、水平面または、該折り目よりEGR通路の上流側から下流側へ向けて上方に傾斜する傾斜面とする
    ことを特徴とする異物捕集装置。
  2. 一の折り目とそのすぐ上側の他の折り目とのEGR通路の上流側への突出量を比較したときに、同じであるか又は上側の折り目の方が大きいことを特徴とする請求項1に記載の異物捕集装置。
  3. 前記EGR通路において、少なくとも前記フィルタ部材の下部で且つ上流側に凝縮水を吸着する吸着剤を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の異物捕集装置。
  4. 前記吸着剤を前記フィルタ部材よりも上流側と下流側とに備え、該吸着剤にて前記フィルタ部材を挟持することで固定することを特徴とする請求項3に記載の異物捕集装置。
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