JP2010150763A - ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤドラムの回動による摩擦抵抗が小さくて済み、ワイヤドラムのがたつきを抑え、部品の加工及び組み付けが容易なウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造を提供すること。
【解決手段】ワイヤドラム2の中心を軸受け10に回動自在に係合し、軸受け10とワイヤドラム2とを軸方向に沿う複数の突条11を介して摺接してある。ワイヤドラム2を収納したケーシング6に軸受け10を形成しても良い。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造に関する。
自動車のサイドウィンドウを開閉する装置として、ワイヤ式のウィンドウレギュレータが知られている。
このウィンドウレギュレータは、ウィンドウガラスの昇降方向に沿ってガイドレールを配置し、ガイドレールの上下端部に装着したガイドプーリにワイヤを掛け回すと共に、ガイドレールに沿って摺動するキャリアプレートをワイヤに固定し、キャリアプレートでウィンドウガラスの下端を支持し、ワイヤをワイヤドラムで巻き取り・巻き戻すことによりウィンドウガラスを昇降させるようになっている。
このようなウィンドウレギュレータのワイヤドラムは、ワイヤドラムの中心とその外面を覆うケーシング等に設けた軸受けとを凹凸嵌合することにより、回動自在に支持されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
しかし、上記従来のウィンドウレギュレータのワイヤドラムは、軸受けと面接触して回動するので摩擦抵抗が大きくて磨耗しやすい。また、ワイヤドラムのがたつきを防ぐためには、軸受けとワイヤドラムの係合部に高い寸法精度が要求されるので、加工が難しく、組立も面倒であった。
特開平9−242420号公報 特開2002−309843号公報
本発明が解決しようとする課題は、ワイヤドラムの回動による摩擦抵抗が小さくて済み、ワイヤドラムのがたつきを抑え、部品の加工及び組み付けが容易なウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造を提供することにある。
本発明のウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造は、ワイヤドラムの中心を軸受けに回動自在に係合し、該軸受けと前記ワイヤドラムとを軸方向に沿う複数の突条を介して摺接してある。
前記ワイヤドラムを収納したケーシングに前記軸受けを形成しても良い。
請求項1に係る発明によれば、ワイヤドラムと軸受けとの接触面積が非常に小さいので、ワイヤドラムの回動による摩擦抵抗が小さくて済み、しかも、ワイヤドラムががたつかない。
また、ワイヤドラムと軸受けとの係合部は、それほど高度な寸法精度を要求されないため、加工が簡単で組立も容易である。
請求項2に係る発明によれば、軸受けをはめ込むだけでワイヤドラムとケーシングとを容易に組み付けることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明のウィンドウレギュレータは、自動車のドアパネルに内蔵され、図1に示すように、ウィンドウガラスの昇降方向に沿って配置した前後一対のガイドレール1と、電動モータの出力軸に連絡されたワイヤドラム2と、ワイヤドラム2に巻き回され、ガイドレール1の裏面上下端部にそれぞれ設置したガイドプーリ3間に架設されたワイヤ4と、前後のガイドレール1にそれぞれ摺動自在に係合し、ウィンドウガラスの下部に固定されたキャリアプレート5とを備える。
ワイヤ4は2本に分割され、一方のワイヤ4は一方のキャリアプレート5から一方のガイドレール1の上端に装着されたガイドプーリ3を通過し、他方のガイドレール1の下端部に装着したガイドプーリ3を経て、他方のキャリアプレート5に達している。
他方のワイヤ4は、他方のキャリアプレート5から他方のガイドレール1の上端に装着されたガイドプーリ3を通過し、一方のガイドレール1の下端部に装着したガイドプーリ3を経て、一方のキャリアプレート5に達している。
2本のワイヤ4は前後のガイドレール1の間で交差しており、ワイヤドラム2を回転させるとワイヤ4のガイドレール1に沿う部分は上下方向に移動し、この結果、ワイヤ4に固定されたキャリアプレート5は同時にガイドレール1に沿って移動し、ウィンドウガラスが昇降する。
図2に示すように、ワイヤドラム2は、ケーシング6内に収納され、ワイヤドラム2の下面中心には断面円形のギヤ係合穴7が軸方向に沿って形成されている。このギヤ係合穴7は、電動モータの出力軸に連絡されたギヤ8と噛み合っている。
ワイヤドラム2の上面中心には断面円形の挿入穴9が軸方向に沿って形成されている。
ケーシング6の内面には軸受けとなる円筒部10が突設され、円筒部10にワイヤドラム2の挿入穴9が回動自在に係合している。
図3に示すように、円筒部10の外周面には、複数の(図に示す実施例では4本の)突条11が軸方向に沿って、且つ、周方向に等間隔で形成され、円筒部10とワイヤドラム2の挿入穴9とは突条11を介して摺接している。
円筒部10の中心から突条11の先端までの距離は、挿入穴9の半径とほぼ等しくし、ケーシング6を下に向けても円筒部10が挿入穴9から簡単に抜け出さないが、摩擦抵抗が大きくなり過ぎないようにする。
また、ケーシング6の内面にはワイヤドラム2の上面に接触する複数の突起12が形成され、ワイヤドラム2が浮き上がらないように突起12を介してケーシング6で押えながらも、ケーシング6とワイヤドラム2との接触面積を小さくしてある。
電動モータを駆動すると、その出力軸に連絡したギヤ8が回動し、ギヤ8と噛み合ったワイヤドラム2がケーシング6の円筒部10を中心に回動して、ワイヤ4を巻き取り或いは巻き戻す。この時、挿入穴9は突条11の先端に接触しているだけなので、ワイヤドラム2の回動による摩擦抵抗は小さくて済み、しかも、ワイヤドラム2ががたつくことはない。
なお、図4に示すように、ケーシング6の円筒部10に突条11を設けず、ワイヤドラム2に設けた挿入穴9の内周面に軸方向に沿う複数の突条11を形成し、挿入穴9とケーシング6の円筒部10とを突条11を介して摺接しても良い。
また、ケーシングに挿入穴を形成し、ワイヤドラムの上面中心に円筒部を突設することもある。この場合、挿入穴の内周面に突条を形成しても、円筒部の外周面に突条を形成しても良い。
本発明の実施例に係るウィンドウレギュレータの正面図である。 本発明の実施例に係るウィンドウレギュレータの断面図である。 ケーシングとワイヤドラムの係合構造を示す平面図である。 他の実施例に係るケーシングとワイヤドラムの係合構造を示す平面図である。
符号の説明
1 ガイドレール
2 ワイヤドラム
3 ガイドプーリ
4 ワイヤ
5 キャリアプレート
6 ケーシング
7 ギヤ係合穴
8 ギヤ
9 挿入穴
10 円筒部(軸受け)
11 突条
12 突起

Claims (2)

  1. ワイヤドラムの中心を軸受けに回動自在に係合し、該軸受けと前記ワイヤドラムとを軸方向に沿う複数の突条を介して摺接してあることを特徴としたウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造。
  2. 前記ワイヤドラムを収納したケーシングに前記軸受けを形成してある請求項1に記載されたウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342026U (ja) * 1986-09-04 1988-03-19
JPH0263618U (ja) * 1988-11-04 1990-05-14
JP2002147112A (ja) * 2001-09-17 2002-05-22 Nippon Cable Syst Inc ケーブル式ウインドレギュレータ用駆動装置

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