JP2013217082A - ウインドレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てが容易で、かつ窓ガラスを連結した後にワイヤエンド配置部からのワイヤエンドの離脱を防止することができるウインドレギュレータを提供する。
【解決手段】キャリアプレートと、駆動部と、駆動部の駆動力により回転するドラムと、上昇側ワイヤと、下降側ワイヤと、窓ガラスを保持しキャリアプレートに連結されるガラスホルダとを有するウインドレギュレータであって、キャリアプレートは、上昇側ワイヤの一端に設けられた上昇側ワイヤエンド、及び/又は下降側ワイヤの一端に設けられた下降側ワイヤエンドを挿入可能な開口部を有するワイヤエンド配置部を有し、ガラスホルダは、キャリアプレートと連結したときに、ワイヤエンド配置部に配置された上昇側ワイヤエンド及び/又は下降側ワイヤエンドがワイヤエンド配置部から離脱しないように、開口部の少なくとも一部を塞ぐ規制部を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ウインドレギュレータに関し、さらに詳しくは、車両のドアなどに適用することができるウインドレギュレータに関する。
キャリアプレートからワイヤエンドが外れるのを防ぐためのワイヤエンド離脱防止機構を設けたウインドレギュレータが開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1のワイヤエンド離脱防止機構は、ワイヤエンド配置部の開口を一部塞ぐ弾性片を設けたものである。特許文献2のワイヤエンド離脱防止機構は、ワイヤエンド配置部の開口を蓋体で塞ぐものである。
特開2009−167637号公報 特開2010−222916号公報
ところで、ワイヤエンド配置部からワイヤエンドが離脱するのは、キャリアプレートに窓ガラスを連結した状態でウインドレギュレータの作動を繰り返し、ワイヤが伸びたときに起こることが多いが、特許文献1,2のワイヤエンド離脱防止機構は、ウインドレギュレータを組み立てる段階からワイヤエンド離脱防止機構を構成するため、ウインドレギュレータの組み立てが煩雑となるおそれがある。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、組み立てが容易で、かつ窓ガラスを連結した後にワイヤエンド配置部からのワイヤエンドの離脱を防止することができるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のウインドレギュレータは、キャリアプレートと、駆動部と、前記駆動部の駆動力により回転するドラムと、一端が前記キャリアプレートに連結され、他端が前記ドラムに連結される上昇側ワイヤと、一端が前記キャリアプレートに連結され、他端が前記ドラムに連結される下降側ワイヤと、窓ガラスを保持し、前記キャリアプレートに連結されるガラスホルダとを有するウインドレギュレータであって、前記キャリアプレートは、前記上昇側ワイヤの一端に設けられた上昇側ワイヤエンド、及び/又は前記下降側ワイヤの一端に設けられた下降側ワイヤエンドを挿入可能な開口部を有するワイヤエンド配置部を有し、前記ガラスホルダは、前記キャリアプレートと連結したときに、前記ワイヤエンド配置部に配置された前記上昇側ワイヤエンド及び/又は前記下降側ワイヤエンドが前記ワイヤエンド配置部から離脱しないように、前記開口部の少なくとも一部を塞ぐ規制部を有することを特徴としている。
(1)本発明のウインドレギュレータによれば、前記キャリアプレートが、前記上昇側ワイヤの一端に設けられた上昇側ワイヤエンド、及び/又は前記下降側ワイヤの一端に設けられた下降側ワイヤエンドを挿入可能な開口部を有するワイヤエンド配置部を有し、前記ガラスホルダが、前記キャリアプレートと連結したときに、前記ワイヤエンド配置部に配置された前記上昇側ワイヤエンド及び/又は前記下降側ワイヤエンドが前記ワイヤエンド配置部から離脱しないように、前記開口部の少なくとも一部を塞ぐ規制部を有するため、組み立てが容易で、かつ窓ガラスを連結した後にワイヤエンド配置部からのワイヤエンドの離脱を防止することができる。
(2)本発明のウインドレギュレータによれば、前記開口部が、前記上昇側ワイヤエンドを挿入可能な上昇側開口部と、前記下降側ワイヤエンドを挿入可能な下降側開口部とを有し、前記ワイヤエンド配置部が、前記上昇側開口部を備えた上昇側ワイヤエンド配置部と、前記下降側開口部を備えた下降側ワイヤエンド配置部とを有するため、前記上昇側ワイヤエンド及び前記下降側ワイヤエンドをワイヤエンド配置部にそれぞれ配置するのが容易であり、ガラスホルダをキャリアプレートに連結した後に、前記上昇側ワイヤエンド及び前記下降側ワイヤエンドがワイヤエンド配置部から離脱することを防止することができる。
(3)本発明のウインドレギュレータによれば、前記規制部が、前記開口部の全体を塞ぐため、前記上昇側ワイヤエンド及び前記下降側ワイヤエンドをワイヤエンド配置部にそれぞれ配置し、ガラスホルダをキャリアプレートに連結した後に、前記上昇側ワイヤエンド及び前記下降側ワイヤエンドがワイヤエンド配置部から離脱することを確実に防止することができる。
本発明に係るウインドレギュレータ1がガイドレール8を用いる場合のウインドレギュレータ1の一実施形態を示す概略図である。 ガラスホルダ3の一例を示す概略図である。 キャリアプレート4の一例を示す概略図である。 上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13がワイヤエンド配置部21へ挿入された状態におけるキャリアプレート4の要部を拡大した概略要部拡大図である。 ガラスホルダ3及びキャリアプレート4が連結された状態の一例を示す概略図である。 図5のガラスホルダ3及びキャリアプレート4をA−A切断線により切断した場合の断面図である。 本発明に係るウインドレギュレータ1がガイドレール8を用いない場合のウインドレギュレータ1の一実施形態を示す概略図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。本発明のウインドレギュレータ1は、車両の窓ガラスなどの開閉を行うために車両のドアなどに設けられるものであり、図1に示すように、自動車の窓ガラス2を保持するガラスホルダ3と、ガラスホルダ3と連結するキャリアプレート4と、キャリアプレート4をガイドレール8に沿って昇降駆動するための駆動体5と、一端がキャリアプレート4に連結され、他端が方向転換部材9を経て駆動体5に連結される上昇側ワイヤ6と、一端がキャリアプレート4に連結され、他端が駆動体5に連結される下降側ワイヤ7とを有している。
駆動体5は、駆動部10と、駆動部10の駆動力により回転するドラム11とを有している。なお、本実施形態では、駆動体5は、ガイドレール8の下端に取り付けられているが、駆動体5の位置はこれに限定されるものではなく、他の箇所に駆動体5を設けるようにしてもよい。
ドラム11は、上昇側ワイヤ6及び下降側ワイヤ7の他端をそれぞれ連結する不図示の連結部と、上昇側ワイヤ6及び下降側ワイヤ7の他端付近をそれぞれ巻き取るための不図示のワイヤ溝とを有している。
駆動部10は、ドラム11を往復回転させることができるものであれば特に限定されないが、モーターを用いることができる。そして、駆動部10が、ドラム11を一方に回転させることによって、ドラム11に上昇側ワイヤ6を巻き取らせるとともに、ドラム11から下降側ワイヤ7を繰り出させ、キャリアプレート4を上昇方向に移動させる。一方、駆動部10が、ドラム11を上記方向とは逆方向に回転させることによって、ドラム11に下降側ワイヤ7を巻き取らせるとともに、ドラム11から上昇側ワイヤ6を繰り出させ、キャリアプレート4を下降方向に移動させる。
方向転換部材9は、上昇側ワイヤ6を掛け渡すか又は巻回して、上昇側ワイヤ6の向きを変えるためのものである。方向転換部材9は、例えば、回転自在に設けられるプーリと、プーリを回転自在に支持するシャフトとを有しており、直接又はブラケットを介してガイドレール8の上端に取り付けられるものである。
ガイドレール8は、キャリアプレート4に設けられた不図示の嵌合部に対して、キャリアプレート4が当該ガイドレール8に沿って摺動可能に嵌合するように形成されており、例えば、上下方向に所定の長さを有する略長方形状の亜鉛メッキ鋼板の金属薄板などにより形成されている。
上昇側ワイヤ6及び下降側ワイヤ7は、図4に示すように、それらの一端に、筒状の上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13がそれぞれ設けられている。そして、これらの上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13が、キャリアプレート4の内部に挿入されることによって、上昇側ワイヤ6及び下降側ワイヤ7が、キャリアプレート4にそれぞれ連結される。なお、上昇側ワイヤ6及び下降側ワイヤ7は、例えば、金属素線を複数本撚り合わせてそれぞれ形成されたものである。
ガラスホルダ3は、図2に示すように、平板状の形状を有しており、ガラスホルダ本体3aと、ガラスホルダ本体3aの一端に設けられたガラス支持部14と、ガラスホルダ本体3aの他端に設けられた規制部15とを有している。また、ガラスホルダ本体3aは、キャリアプレート4と係合する爪部16,17を有している。なお、ガラスホルダ3は、例えば、合成樹脂などによって一体的に形成することができるが、別体として熱融着などによって部材を互いに固着させることにより形成してもよい。
ガラス支持部14は、ガラスホルダ本体3aの延在する方向に略平行な方向に窓ガラス2を挿入可能なスリット14aを有し、当該スリット14aに挿入された窓ガラス2を挟んだ状態で保持可能に形成されている。
規制部15は、平板状の形状を有し、ガラスホルダ本体3aの他端から、ガラスホルダ本体3aの延在する方向と略平行な方向に張り出して形成されており、ガラスホルダ本体3aの延在する方向と略平行な方向において、規制部15をキャリアプレート4の内部に挿入することができる。
キャリアプレート4は、図3及び図4に示すように、中空の部分を含む略扁平な板状を有しており、ガラスホルダ3の他端を挿入可能なガラスホルダ挿入口18と、ガラスホルダ挿入口18に連通するとともに、ガラスホルダ3の他端を収容可能な中空部19と、ガラスホルダ挿入口18及び中空部19に連通するとともに、上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13を挿入可能な開口部20と、この開口部20を有するとともに、上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13を配置可能なワイヤエンド配置部21とを有している。キャリアプレート4は、ガラスホルダ3の爪部16,17とそれぞれ係合可能な貫通孔又は凹部を有する不図示の2つの係合部を有している。なお、キャリアプレート4は、例えば、合成樹脂などを用いて、一体的に形成したり、熱融着などによって複数の部材を互いに固着させることにより形成される。なお、開口部20は、上昇側ワイヤエンド12又は下降側ワイヤエンド13の一方のみを挿入可能に構成してもよい。
ガラスホルダ挿入口18は、キャリアプレート4の一端に設けられ、ガラスホルダ3の規制部15からガラス支持部14までの部分を、キャリアプレート4の一端側から他端側に向かって挿入可能な幅及び厚みの開口を有している。さらに、開口は、ガラス支持部14の厚みよりも小さな厚みを有している。
中空部19は、キャリアプレート4の一端から他端付近に亘って、ガラスホルダ挿入口18と連通して形成されたキャリアプレート4内の空間である。中空部19の高さ、すなわち、キャリアプレート4の一端側から他端側への方向における長さは、ガラスホルダ3の規制部15の先端からガラス支持部14までの長さと略等しい。
このため、ガラスホルダ3を規制部15の先端からガラスホルダ挿入口18に挿入し始め、その後、規制部15の先端からガラス支持部14までの部分を中空部19に挿入し終えたとき、図5に示すように、ガラス支持部14とガラスホルダ挿入口18とが当接した状態、又は規制部15の端部と中空部19の底部22とが当接した状態となる。この状態は、それ以上ガラスホルダ3をキャリアプレート4に挿入することができない状態であり、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた状態である。
開口部20は、図3及び図4に示すように、キャリアプレート4の一方の表面において、上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13をそれぞれ挿入可能に形成されており、図6に示すように、ガラスホルダ挿入口18及び中空部19に連通して形成されている。開口部20は、上昇側開口部20aと下降側開口部20bとを有している。
上昇側開口部20a及び下降側開口部20bは、図4に示すように、それぞれ上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13の幅よりも大きな幅を有している。さらに、上昇側開口部20a及び下降側開口部20bは、それぞれ上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13よりも高い高さを有している。このため、上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13をそれぞれ上昇側開口部20a及び下降側開口部20bに挿入することができる。
開口部20は、図6に示すように、開口部20の全体が規制部15によって塞がれる形状に形成されており、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた状態において、開口部20の全体が規制部15に塞がれる位置に形成されている。つまり、規制部15は、開口部20の全体を塞ぐことが可能な形状に形成されており、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた状態において、開口部20の全体を塞ぐことが可能な位置に形成されている。このため、上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13が、上昇側開口部20a及び下降側開口部20bからワイヤエンド配置部21へ挿入された後に、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた状態にすることによって、規制部15が、上記上昇側開口部20a及び下降側開口部20bを塞ぐ。従って、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた後において、ワイヤエンド配置部21からの上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13の離脱を防止することができる。なお、規制部15は、上昇側ワイヤエンド12及び/又は下降側ワイヤエンド13が、ワイヤエンド配置部21から離脱し、上昇側ワイヤエンド12及び/又は下降側ワイヤエンド13とキャリアプレート4との連結が外れないように構成されていればよく、その構成は限られない。
規制部15は、開口部20の少なくとも一部を塞ぐことが可能な形状を有するとともに、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた状態において、ワイヤエンド配置部21へ挿入された上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13が開口部20を経て離脱しないことが可能な形状及び位置に形成されていてもよい。また、規制部15は、上昇側ワイヤエンド12又は下降側ワイヤエンド13の一方のみを、ワイヤエンド配置部21から離脱しないように構成してもよい。
ワイヤエンド配置部21は、図3及び図4に示すように、キャリアプレート4の他端付近から一端側に向かって延びるように形成された凹部である。ワイヤエンド配置部21は、図6に示すように、キャリアプレート4の開口部20が形成されている面とは反対の面において、キャリアプレート4の外方向に張り出して形成されている。つまり、キャリアプレート4は、開口部20が形成されていない側の面において、凹部を構成する外壁の一部が外側に張り出して形成されており、外壁の内側にワイヤエンド配置部21が形成されている。また、ワイヤエンド配置部21は、上昇側ワイヤエンド配置部21aと、下降側ワイヤエンド配置部21bとを有している。
上昇側ワイヤエンド配置部21a及び下降側ワイヤエンド配置部21bは、それぞれ上昇側開口部20a及び下降側開口部20bを備えた凹部である。このため、上昇側ワイヤエンド12を、上昇側開口部20aから上昇側ワイヤエンド配置部21aに配置させることができ、同様に、下降側ワイヤエンド13を、下降側開口部20bから下降側ワイヤエンド配置部21bに配置させることができる。
なお、上昇側ワイヤエンド配置部21a及び下降側ワイヤエンド配置部21bは、キャリアプレート4へのガラスホルダ3の挿入方向に直列に配置されていてもよく、また、キャリアプレート4へのガラスホルダ3の挿入方向に対して平行にそれぞれ配置されていてもよく、さらに、それぞれ独立した凹部であってもよい。
上昇側ワイヤエンド配置部21aは、図3及び図4に示すように、キャリアプレート4の一端側の端部において、キャリアプレート4の外部へ繋がるとともに、上昇側ワイヤ6を挿通可能な上昇側スリット21cを有している。同様に、下降側ワイヤエンド配置部21bは、キャリアプレート4の他端側の端部において、キャリアプレート4の外部へ繋がるとともに、下降側ワイヤ7を挿通可能な下降側スリット21dを有している。このため、例えば、上昇側ワイヤ6を上昇側スリット21cへ挿通させながら、上昇側ワイヤエンド12を上昇側ワイヤエンド配置部21a内に配置させることによって、上昇側ワイヤ6をキャリアプレート4に連結させることができる。同様に、下降側ワイヤ7を下降側スリット21dへ挿通させながら、下降側ワイヤエンド13を下降側ワイヤエンド配置部21b内に配置させることによって、下降側ワイヤ7をキャリアプレート4に連結させることができる。
上昇側ワイヤエンド12及び下降側ワイヤエンド13の先端には、図4及び図6に示すように、鍔部12a,13aがそれぞれ形成されており、鍔部12a、13aと、ワイヤエンド配置部21との間には、上昇側ワイヤ6及び下降側ワイヤ7のたわみを取るための筒状ばね23,24がそれぞれ配置されている。
上昇側ワイヤエンド配置部21a及び下降側ワイヤエンド配置部21bは、図6に示すように、鍔部12a、13aを収容できる程度の深さをそれぞれ有する凹部である。このような構成により、ガラスホルダ3をキャリアプレート4に連結させた状態において、筒状ばね23,24が軸方向に対して規制部15側又はワイヤエンド配置部21の底壁21e側に曲がって圧縮された場合であっても、ワイヤエンド配置部21の底壁21e及び規制部15が筒状ばね23,24に当接し、筒状ばね23,24が軸方向に対して歪んでしまうことを抑制することができる。従って、筒状ばね23,24が軸方向に対して歪んでしまうことによって筒状ばね23,24に外側への張出し部分が発生し、張出し部分が側壁と擦れ合って音が生じてしまうことを防止することができる。
なお、上記の実施形態では、ウインドレギュレータ1が、ガイドレール8を用いるタイプのものであるが、必ずしもガイドレール8を用いるタイプのものである必要はなく、図7に示すように、ウインドレギュレータ1が、ガイドレール8を用いないタイプのものであってもよい。このようなウインドレギュレータ1では、方向転換部材9が、例えば、車両のドアの内部に固定される。また、上記の実施形態では、ウインドレギュレータ1が、筒状ばね23,24を用いるタイプのものであるが、必ずしも筒状ばね23,24を用いるタイプのものである必要はない。
なお、本発明の実施の形態は上述の形態に限るものではなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係るウインドレギュレータ1は、車両のドアなどに適用することができる。
1 ウインドレギュレータ
2 窓ガラス
3 ガラスホルダ
4 キャリアプレート
6 上昇側ワイヤ
7 下降側ワイヤ
8 ガイドレール
10 駆動部
11 ドラム
12 上昇側ワイヤエンド
13 下降側ワイヤエンド
15 規制部
20 開口部
20a 上昇側開口部
20b 下降側開口部
21 ワイヤエンド配置部
21a 上昇側ワイヤエンド配置部
21b 下降側ワイヤエンド配置部

Claims (3)

  1. キャリアプレートと、駆動部と、前記駆動部の駆動力により回転するドラムと、一端が前記キャリアプレートに連結され、他端が前記ドラムに連結される上昇側ワイヤと、一端が前記キャリアプレートに連結され、他端が前記ドラムに連結される下降側ワイヤと、窓ガラスを保持し、前記キャリアプレートに連結されるガラスホルダとを有するウインドレギュレータであって、
    前記キャリアプレートは、前記上昇側ワイヤの一端に設けられた上昇側ワイヤエンド、及び/又は前記下降側ワイヤの一端に設けられた下降側ワイヤエンドを挿入可能な開口部を有するワイヤエンド配置部を有し、
    前記ガラスホルダは、前記キャリアプレートと連結したときに、前記ワイヤエンド配置部に配置された前記上昇側ワイヤエンド及び/又は前記下降側ワイヤエンドが前記ワイヤエンド配置部から離脱しないように、前記開口部の少なくとも一部を塞ぐ規制部を有することを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 前記開口部は、前記上昇側ワイヤエンドを挿入可能な上昇側開口部と、前記下降側ワイヤエンドを挿入可能な下降側開口部とを有し、
    前記ワイヤエンド配置部は、前記上昇側開口部を備えた上昇側ワイヤエンド配置部と、前記下降側開口部を備えた下降側ワイヤエンド配置部とを有することを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ。
  3. 前記規制部は、前記開口部の全体を塞ぐことを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ。
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