JP2010150652A - スパッタリング装置および成膜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】V溝といった斜めの壁を有する溝において、高品位に成膜可能なスパッタリング装置および成膜方法を提供すること。
【解決手段】本発明のスパッタリング装置は、回転可能なカソード102と、回転可能なステージ101と、回転可能な遮蔽板105とを備える。遮蔽板105は、スリット状の開口部108を有し、該開口部108を介してスパッタ粒子が通過可能であり、開口部108は、遮蔽板105の回転方向の幅より該回転方向に垂直な方向の幅が広い。また、基板支持面に配置された基板104には少なくとも1つのV溝が形成されており、該V溝の長手方向は、遮蔽板105の回転方向に垂直な方向に一致するように形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、スパッタリング装置および成膜方法に関する。
近年の高度な情報化社会に対応するため、ハードディスクといった磁気記憶媒体の記憶容量を高めることが望まれている。例えば、ハードディスクの記憶容量を高めるためには、書き込みヘッドの先端を小さくする必要がある。
図1は、従来の、書き込みヘッドの作製方法を示す図である。
図1の工程1において、V字状の溝(以下、V溝と呼ぶことにする)2が形成された基板1に対して、真空蒸着法やスパッタリング法等により、書き込みヘッドを構成する材料3を成膜する。次いで、図1の工程2において、基板3に形成された材料3のうち、書き込みヘッドとしては不要な部分4を除去する。すると、図1の右に示した図のように、書き込みヘッドの先端部5が、V溝2中に形成される。
しかしながら、図2Aに示すように、例えばスパッタリング法において、V溝2の斜めの壁6に対してスパッタ粒子7の通常入射(図2Aの基板1の表面に対して垂直方向からスパッタ粒子7を入射させる)により成膜すると、図2Bに示すように、斜めの壁6において、成膜すべき材料が柱状に成長し、柱状部分8を形成してしまう。この柱状部分8の形成は、品質の低下に繋がってしまう。このような柱状部分8の形成は、斜めの壁6に対してスパッタ粒子7が斜めに入射するために起こる。これに対する対策として、図2Cに示すように、基板1にバイアスを印加することが挙げられる。このように、バイアスを印加することによって柱状成長は緩和されるが、ボイド9が発生してしまう。
図2B、2Cにて示した現象を低減するためには、斜めの壁6に対してスパッタ粒子7の入射角度を少しでも垂直に近づければ良い。このように、斜めの壁6に対して垂直に近づけるようにしてスパッタ粒子を入射すれば、膜の柱状成長を低減することができる。特許文献1では、このようにV溝に対して垂直に近い角度でスパッタ粒子を入射させるための構成が開示されている。
図3は、特許文献1に開示されたスパッタリング装置の構成を示す図である。
図3において、基板載置面が斜面である基板ホルダー11上には、V溝13が形成された基板12が配置されている。該基板ホルダー11の上方には、ターゲット面14aと対向する面に磁石16が設けられたターゲット14が配置されている。さらに、ターゲット面15aと対向する面に磁石16とは異なる極性を有する磁石17が設けられたターゲット15が、ターゲット14に対して上方に所定の間隔だけずらして配置されている。このような構成により、プラズマを封じ込めるためのプラズマ18が発生する。
特許文献1に開示されたスパッタリング装置では、図3の構成において、V溝の斜めの壁13aに対しては、ターゲット15から飛来するスパッタ粒子が成膜に寄与し、斜めの壁13bに対しては、ターゲット14から飛来するスパッタ粒子が成膜に寄与する。このとき、基板12とターゲット14、15との位置関係を調節することにより、ターゲット15から斜めの壁13aに入射されるスパッタ粒子の入射角度を、斜めの壁13aに対して垂直方向に近づけることができ、またターゲット14から斜めの壁13bに入射されるスパッタ粒子の入射角度を、斜めの壁13bに対して垂直方向に近づけることができる。
特開平10−330930号公報
このように特許文献1に開示されたスパッタリング方法においては、V溝13の斜めの壁13a、13bにおける柱状成長を低減することができ、当時としては十分に良好な膜質を得ることができたが、近年の高度情報化社会の発達による書き込みヘッドに対する要望に伴い、V溝に形成される膜の品質の更なる向上が求められている。
すなわち、特許文献1においては、基板12とターゲット14、15の位置とが固定されており、傾斜されて配置された基板12の傾斜方向の位置によっては、V溝13へのスパッタ粒子の入射角度にバラツキが生じる。従って、基板ホルダー19の、斜面方向の下側(図3の左側)のV溝に形成された膜と、斜面方向の上側(図3の右側)のV溝に形成された膜との膜質にバラツキが生じてしまうことがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、V溝といった斜めの壁を有する溝において、高品位に成膜可能なスパッタリング装置および成膜方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、スパッタリング装置であって、スパッタリングターゲット支持面を有するカソードであって、第1の回転軸を中心に前記スパッタリングターゲット支持面が回転可能なカソードと、基板支持面を有するステージであって、前記第1の回転軸と平行に配置された第2の回転軸を中心に前記基板支持面が回転可能なステージと、前記スパッタリング支持面と前記基板支持面との間に配置され、前記第1の回転軸、または第2の回転軸を中心に回転可能な遮蔽板とを備え、前記遮蔽板は、スリット状の開口部を有し、該開口部を介してスパッタ粒子が通過可能であり、前記開口部は、前記遮蔽板の回転方向の幅より該回転方向に垂直な方向の幅が広い開口部であり、前記基板支持面に配置される基板には少なくとも1つのV溝が形成されており、前記基板は、該基板に形成されたV溝の長手方向が、前記遮蔽板の回転方向に垂直な方向に一致するように、前記基板支持面に配置されることを特徴とする。
また、本発明は、成膜方法であって、スパッタリングターゲット支持面を有するカソードであって、第1の回転軸を中心に前記スパッタリングターゲット支持面が回転可能なカソードと、基板支持面を有するステージであって、前記第1の回転軸と平行に配置された第2の回転軸を中心に前記基板支持面が回転可能なステージと、前記スパッタリング支持面と前記基板支持面との間に配置され、前記第1の回転軸、または第2の回転軸を中心に回転可能な遮蔽板とを備えるスパッタリング装置による成膜方法であって、前記遮蔽板は、スリット状の開口部を有し、該開口部を介してスパッタ粒子が通過可能であり、前記開口部は、前記遮蔽板の回転方向の幅より該回転方向に垂直な方向の幅が広い開口部であり、前記基板支持面に配置される基板には少なくとも1つのV溝が形成されており、前記基板は、該基板に形成されたV溝の長手方向が、前記遮蔽板の回転方向に垂直な方向に一致するように前記基板支持面に配置されることを特徴とする。
従来の、書き込みヘッドの先端を作製する方法を示す図である。 従来の、V溝が形成された基板に対して垂直にスパッタ粒子を入射する様子を示す図である。 図2Aに示すスパッタリングによって、V溝中に柱状部分が形成される様子を示す図である。 図2Aに示すスパッタリングによって、V溝中にボイドが形成される様子を示す図である。 従来のスパッタリング装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るスパッタリング装置の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遮蔽板の上面図である。 本発明の一実施形態に係る、基板に形成されたV溝の断面図である。 本発明の一実施形態に係る、スパッタリング装置による成膜動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る、V溝の斜面への入射角度と飽和磁束密度との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、スパッタリング装置による成膜動作を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施形態)
図4は、本実施形態に係るスパッタリング装置の一例を示す図である。スパッタリング装置100は、基板104を載置するステージ101と、ターゲット103を支持するカソード102及びスリット状の開口部108を有する遮蔽板105とを備えている。ステージ101及びカソード102はそれぞれ、回転軸A及び回転軸Bを備えており、且つ、ステージ101及びカソード102の少なくとも一方は、回転軸A及び回転軸Bを中心に任意の角度で回転するように構成されている。例えば、ステージ101及びカソード102の少なくとも一方は、モーターなどの回転手段を用いて回転させることが可能であり、回転手段を制御装置によって制御することが可能である。回転軸Aと回転軸Bは、互いに平行に配置されており、ターゲット103は、回転軸Bに対して平行となるように、カソード102によって支持されている。
回転軸Bを中心に任意の角度で回転可能であるカソード102により支持されるターゲット103は、静止中及び回転中いずれの場合においても、プラズマ中のイオンをターゲット103表面に衝突させることによってスパッタ粒子を基板104上に堆積させることが出来る。
ターゲット103a〜103cによって成膜処理が施される基板104は、回転軸Aを中心に任意の角度で回転可能であるステージ101上に載置されている。該基板104には、V溝(不図示)が形成されている。ステージ101は基板載置台107を有しており、基板載置台107上には基板104を設けることができる。ステージ101の基板載置台107は、回転軸Aに垂直であり且つ基板104の中心を通過する回転軸(不図示)を中心に回転可能に構成されており、該回転軸を中心に基板104を回転させることが可能である。基板載置台107は、例えばモーターなどの回転手段を用いて回転させることが可能であり、この回転手段を制御装置により制御することが可能である。
さらに、ターゲットとステージ101との間に、スパッタ粒子が通過可能なように形成されたスリット状の開口部108を有する遮蔽板105が設けられており、遮蔽板105は、回転軸Aを中心に任意の角度で回転するための手段を有しており、堆積される膜の膜厚分布の微調整やスパッタ粒子の入射角の選択性を高める機能を果たす。遮蔽板105は、遮蔽板用回転手段106を制御装置によって適切に制御することによって、カソード102又はステージ101とは独立して、回転軸Aを中心に回転することができる。
なお、図4では、遮蔽板105を回転軸Aを中心に回転する形態を示しているが、遮蔽板用回転手段106をカソード102側に設けるなどして、遮蔽板105を回転軸Bを中心に回転する形態であっても良い。
カソード102に支持されるターゲット103は複数であることが望ましい。これは、以下の理由による。書き込みヘッドに使用される磁性材料は、FeCo合金等、飽和磁束密度が高い材料が多く、スパッタプロセスで使用できるターゲット材の厚みはせいぜい4mm〜5mmが限界である。このため、成膜可能な処理数も多くできない。そこで、同一のターゲット材を複数設置すればターゲット交換などの作業を行うことなく連続処理が可能になる。図4の形態においては、複数のターゲット103a、103b及び103cが存在しており、上記のような用途、ならびに使用用途に応じて適宜ターゲット103a、103b及び103cを使い分けることが可能である。回転軸Aと回転軸Bは、互いに平行に配置されており、ターゲット103a、103b及び103cは、回転軸Bに対して平行となるように、カソード102によって支持されている。回転軸Bを中心に回転可能であるターゲット103a、103b及び103cは、プラズマ中のイオンをターゲット103表面に衝突させることによってスパッタ粒子を基板104に堆積させる。
なお、ターゲットの数は、1つであっても良いし、複数であっても良いことは言うまでもない。
本実施形態では、上述の構成のように、スパッタリングによる成膜時に、基板とターゲットとの間にスリット状の遮蔽板105を設け、対象となるターゲットから基板104に形成されたV溝の斜めの壁(V溝の斜面)に対して、なるべく垂直に近い角度の範囲(斜めの壁の法線方向と成す角度がなるべく小さくなるような角度の範囲)でスパッタ粒子がV溝に入射するように、成膜中に遮蔽板105を回転させる。このように制御することで、所定の角度範囲でV溝の斜めの壁に入射するスパッタ粒子が成膜に寄与することになる。これによって、V溝の斜めの壁に入射されるスパッタ粒子のうち、該斜めの壁に対しての斜め成分を減らしながら成膜を行うことができる。よって、成膜後のV溝中における柱状成長や、ボイドの形成を低減することができる。
本実施形態では、成膜中において、カソード102は固定し、ステージ101および遮蔽板105を回転させる形態について説明する。
図5は、本実施形態に係る遮蔽板105の上面図である。遮蔽板105は、1つの遮蔽板に開口部108を形成するようにしても良いし、2つの遮蔽板を所定の距離だけ離間して配置することによって形成しても良い。すなわち、本実施形態で重要なことは、ターゲットから基板へと向かうスパッタ粒子の、基板への入射角度を所定の角度範囲に絞るための開口部108を、遮蔽板105が有することである。このように開口部108を形成することによって、成膜中の各瞬間において、基板104に形成されたV溝になるべく入射させたくない入射角度のスパッタ粒子を遮蔽板105にてブロックし、適切な入射角度で入射するスパッタ粒子を開口部108を介してV溝に入射させることができる。
なお、本明細書において、「入射角度」とは、スパッタ粒子が入射される面(V溝の斜めの壁の表面や基板表面等)の法線と、入射するスパッタ粒子の入射方向とのなす角度を指す。
図5に示されるように、開口部108は、遮蔽板105の回転方向(図5の水平方向)の幅よりも回転方向に垂直な方向(図5の鉛直方向)の幅が広い形状を有する。また、遮蔽板105の回転方向に垂直な方向のエッジ部分は曲率半径Rの曲率を有している。
図6は、基板104に形成されたV溝の断面図である。図6に示すように、基板104には、被成膜基板上のパターン形状として、斜めの壁602を有するV溝601が形成されている。このV溝601は、該溝の長手方向が上記回転方向に垂直な方向(図5の鉛直方向)と一致するように基板104に形成されている。これにより、V溝601の斜面の形成方向と遮蔽板105の移動方向とが一致することになる。本実施形態では、遮蔽板105の回転制御によって、成膜中の各瞬間において、斜めの壁(V溝の斜面)602への入射角度をなるべく小さくすることが重要である。これを実現するために本実施形態では、斜めの壁602へと入射されるスパッタ粒子の入射角度を、遮蔽板105の開口部108、ターゲット、および基板104との相対的な位置関係によって制御しており、ターゲットからの、不要な入射角度となるスパッタ粒子を遮蔽板105にて遮蔽する作用をV溝の斜めの壁602に及ばせるために、V溝の斜面の形成方向と遮蔽板105の移動方向とを一致させているのである。
本実施形態では、V溝の開口幅を200nm、開口角度を30°として説明するが、本発明では、V溝の開口幅、開口角度は上記値に限定されないことは言うまでもない。なお、本明細書において、「開口角度」とは、V溝の一方の斜面と他方の斜面とのなす角度である。
次に、本実施形態におけるスパッタリング装置の動作を説明する。
本実施形態では、ターゲット103aを対象ターゲットとする。該ターゲット103aと基板104とが平行になる際の、ターゲット103aと基板104との間の距離を100nmとし、ターゲット103aのサイズを450mm×130mmとし、基板104のサイズを直径200mmとする。該基板104には図6に示すV溝が少なくとも1つ形成されている。また、遮蔽板105の開口部108の回転方向の幅(図5の水平方向の幅)を25mmとし、遮蔽板105の幅(図5の鉛直方向の幅)を450mmとし、遮蔽板105の曲率半径Rを100mmとする。また、遮蔽板105の回転半径(回転軸Aの中心から遮蔽板105までの距離)を330mmとし、ターゲットの回転半径(回転軸Bの中心からターゲットまでの距離)を160mmとする。
また、放電条件としては、スパッタ電力を4000W(直流)とし、バイアスを50W/13.56MHzとし、ガス圧を0.05Paとし、ターゲット103aの材料をFeCo合金とする。
図7は、本実施形態に係る、スパッタリング装置による成膜動作を説明するための図である。
図7において、ターゲット103aには矩形状のエロージョントラック(侵食部)701が形成されている。このエロージョントラックは、ターゲット103b、103cに形成されている場合もある。
本実施形態では、エロージョントラック701の、ステージ701の回転方向Pに沿った上流側の領域(領域701a)と下流側の領域(領域701b)との一方(以降、“着目するエロージョンサイド”と呼ぶことにする)から発生するスパッタ粒子の入射角度を所定の範囲内に収めるように制御する。すなわち、本実施形態では、エロージョントラックの、着目するエロージョンサイドではない方の領域(以降、“着目しないエロージョンサイド”と呼ぶことにする)から発生するスパッタ粒子のうち、少なくとも、基板104に対して垂直、および垂直に近い角度(例えば、0°以上5°未満)で入射するスパッタ粒子を遮蔽板105にてなるべく遮蔽し、着目するエロージョンサイドから発生するスパッタ粒子のうち、所定の入射角度で入射するスパッタ粒子が基板104に入射するように、開口部108を位置させる。
図7において、基準線αは、回転軸Aの中心と回転軸Bの中心とを結ぶ線である。また、中心線βは、回転軸Aの中心と基板載置台107の回転中心とを結ぶ線である。さらに、仮想線γは、着目するエロージョンサイドの所定の領域(例えば、エロージョントラック中の最も深い領域のある点等)と、開口部108の中心線であって、開口部108の長手方向に沿った中心線(図5の符号501)上の任意の点(例えば、中心線501上の、開口部108の長手方向の中点等)とを結ぶ線である。また、仮想線γを、エロージョントラック701に囲まれた領域の任意の点(例えば、真ん中の点)と、中心線501上の任意の点(例えば、中心線501上の、開口部108の長手方向の中点等)とを結ぶ線としても良い。本実施形態では、仮想線γを何処に設定するかが本質ではなく、設けられた仮想線γを制御の目安として用いることが重要であり、仮想線γはいずれの場所を基準に設けても良い。
本実施形態では、カソード102を固定し、ステージ101を回転軸Aを中心に矢印方向Pに向かって回転させ、かつ遮蔽板105も適宜回転させて、図7の工程1から工程5までの動作を行う。そして、図7の工程1から工程5が終了し、基板104の所定の領域に一度成膜を完了した後に、基板104を180°回転させて、再び図7の工程1から工程5を行う。
具体的には、図7の各工程において、基板104の法線と仮想線γとのなす角度が所定の角度範囲内に収まるように、遮蔽板105およびステージ101を独立に回転させる。
例えば、スパッタ粒子の、基板104へのメインの入射角度を30°にしたい場合(入射角度が30°近傍のスパッタ粒子の割合を最も多くしたい場合)は、基板104(ステージ101の基板支持面の法線)と仮想線γとのなす角度が、最も多い割合で入射させたい入射角度である30°近傍になるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。
このとき、スパッタリング成膜の開始時(図7の工程1)においては、基準線αと中心線βとのなす角度θが−25°となるように、ステージ101を位置させる。すなわち、スパッタリング成膜の開始時(図7の工程1)においては、エロージョントラック701の、基板104の回転方向(ステージ101の回転方向)の上流側の領域(領域701a)が着目するエロージョンサイドになるように、遮蔽板105の開口部108および基板104を位置させる。
なお、上記所定の入射角度(例えば、上述のメインの入射角度)で基板に入射するスパッタ粒子の割合を最も大きくしたい場合は、シミュレーションによりそのための遮蔽板、カソード、ステージの最適な位置を求め、該シミュレーション結果に従って遮蔽板、カソード、ステージの回転を制御すれば良い。
次いで、スパッタリング成膜中においては、ステージ101を回転軸Aを中心に矢印方向Pに向かって回転させ、図7の工程2から工程5を行う。スパッタリング成膜の終了時である図7の工程5においては、角度θが7°となるように、ステージ101を回転させる。なお、本明細書では、中心線βが基準線αから図中の左側に傾いた場合を“+の角度”とし、右側に傾いた場合を“−の角度”とする。
すなわち、スパッタリング成膜中の各瞬間において(例えば、図7の工程1〜工程5)、基板104の法線と仮想線γとのなす角度が30°となるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御しているので、基板104へは、入射角度30°のスパッタ粒子が最も多い割合で入射される。従って、基板104に形成されたV溝に入射されるスパッタ粒子の入射角度を小さくすることができ、V溝に形成される磁性膜の均一化を図ることができる。なお、このように制御しても、基板104に対して垂直、あるいは垂直に近い入射角度で入射するスパッタ粒子(V溝の斜めの壁に対して大きな角度で入射するスパッタ粒子)が存在する場合もある。しかしながら、本実施形態では、V溝中に良好に磁性膜を成膜できる入射角度の割合が最も大きくなるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御しているので、基板104に対して垂直、あるいは垂直に近い入射角度で入射するスパッタ粒子を低減することができ、該スパッタ粒子の成膜への寄与を低減することができる。
このように、所定の入射角度で入射するスパッタ粒子の割合が最も多くなり、かつ基板104の回転方向の上流側(図7の左側)の端から、該回転方向の下流側(図7の右側)の端に向かって、スパッタ粒子が堆積する領域が徐々に移動するように、ステージ101および遮蔽板105の回転を制御し、図7の工程1(スパッタリング成膜の開始時)から工程5(スパッタリング成膜の終了時)を行う。
さて、本実施形態では、V溝中においてスパッタリングによって形成された膜において、柱状成長を低減し、膜中の原子密度を高めるように、スパッタ粒子をV溝の斜面に入射させることが本質である。このためには、適切な入射角度の範囲内で、V溝の斜めの壁(V溝の斜面)に対してスパッタ粒子を入射させる必要がある。
図8は、本実施形態に係る、V溝の斜面への入射角度と飽和磁束密度との関係を示す図である。図8に示されるように、V溝の斜面への入射角度が50°よりも大きくなると、飽和磁束密度が下がってしまう。すなわち、V溝に形成された膜中の原子密度が下がってしまう。これは、V溝の斜面への入射角度が高入射角度となり、柱状成長が多く発生するために起こる。
そこで、本実施形態では、V溝の斜面へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下となるように、カソード、ステージ、および遮蔽板の少なくとも1つを独立に制御することが好ましい。従って、本実施形態では、V溝の斜面へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下となるように、上記基板への入射角度を所定の入射角度に設定する。よって、所定の入射角度(基板への入射角度)とは、スパッタ粒子がV溝の斜面へと入射角度50°以下で入射するような角度である。
なお、成膜対象のV溝の開口角度がいずれの値であっても、該開口角度に応じて、V溝の斜面へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下となるような、基板への入射角度の範囲は、幾何学的に求めることができる。従って、例えば、V溝の斜面へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下の範囲内の所定の角度で入射するスパッタ粒子の割合を最も多くしたい場合は、該所定の角度に対応する基板への入射角度を幾何学的に求めることができる。そして、このように求められた基板への入射角度で入射するスパッタ粒子が最も多くなるように、シミュレーション等によって制御条件を求めれば良い。
本実施形態では、図7の工程5が終了すると、基板載置台107を回転させて、基板104を180°回転させる。次いで、図7の工程1に示す位置関係となるように、遮蔽板105およびステージ101を回転させる。すなわち、前回のスパッタリング成膜において最後に成膜された領域を、今回のスパッタリング成膜の開始領域とする。
このように、1度スパッタリング成膜が行われた基板を180°回転させて、成膜された基板に対して再度成膜処理を行うことで、膜厚分布を改善することができる。すなわち、本実施形態では、基板を180°回転させることにより、基板の一方の端から他方の端に向かってある条件でスパッタリングして形成された膜上に、上記他方の端から一方の端に向かって上記ある条件でスパッタリングしている。よって、基板104は、基板の一方の端から他方の端に向かって成膜する場合(第1の成膜)と、他方の端から一方の端に向かって成膜する場合(第2の成膜)とにおいて、同じ条件のスパッタリングを経験することになる。従って、基板104の、ステージ101の回転方向(基板104の移動方向)における対称の位置では、第1の成膜によって形成された膜と、該第1の成膜と同条件の第2の成膜によって成膜された膜とが堆積することになる。よって、基板104全面において、第1の成膜と第2の成膜による影響をキャンセルすることができ、膜厚分布の均一化を図ることができる。
また、例えば、スパッタ粒子の、基板104へのメインの入射角度を15°にしたい場合は、基板104と仮想線γとのなす角度が、最も多い割合で入射させたい入射角度である15°近傍になるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。このとき、図7の工程1においては、角度θを−23°に設定し、工程5においては、角度θを9°に設定する。そして、図7の工程1〜工程5に沿って、角度θが−23°〜9°になるようにステージ101を回転させ、かつ基板104の法線と仮想線γとのなす角度が15°を維持するように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。すなわち、基板104に形成されたV溝の斜めの壁へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下となるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。
さらに、例えば、スパッタ粒子の、基板104へのメインの入射角度を5°にしたい場合は、基板104と仮想線γとのなす角度が、最も多い割合で入射させたい入射角度である5°近傍になるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。このとき、図7の工程1においては、角度θを−20°に設定し、工程5においては、角度θを13°に設定する。そして、図7の工程1〜工程5に沿って、角度θが−20°〜13°になるようにステージ101を回転させ、かつ基板104の法線と仮想線γとのなす角度が5°を維持するように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。すなわち、基板104に形成されたV溝の斜めの壁へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下となるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。
なお、上記説明では、エロージョントラックが形成されたターゲットを用いた場合について説明したが、本実施形態は、新品のターゲット等のエロージョントラックが形成されてないターゲットを用いる場合にも適用可能である。例えば、一方の極性の第1の磁石と、該第1の磁石を囲むように該第1の磁石と矩形状に配置された、他方の極性の第2の矩形状磁石とを有するカソードを用いる場合、ターゲットのうち、第1の磁石と第2の矩形状磁石との間に生じる磁場の、カソードのターゲット支持面に対する垂直成分が0になる領域の集合体がエロージョントラックに対応する。
なお、本実施形態では、第2の矩形状磁石の代わりに円環状磁石を用いても良い。本実施形態では、他方の磁性の磁石により、第1の磁石を囲むようにループ形態を形成することが重要であり、該ループ形態の形状はいずれの形状でも良い。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、カソードを固定した形態について説明したが、本実施形態では、ステージ、遮蔽板に加えてカソードも回転させる形態について説明する。
図9は、本実施形態に係る、スパッタリング装置による成膜動作を説明するための図である。
本実施形態では、カソード102を回転軸Bを中心に、ステージ101と同一の方向に回転させること以外は、第1の実施形態と同様の動作を行う。すなわち、図9の各工程において、基板104の法線と仮想線γとのなす角度が所定の角度範囲内に収まるように、遮蔽板105、ステージ101およびカソード102を独立に回転させる。このとき、本実施形態では、スパッタリング成膜中において、カソード102の、対象となるターゲットが配置されたターゲット支持面と、ステージ101の基板支持面とが平行になるように、カソード102およびステージ101の回転を制御する。
次いで、本実施形態では、図9の工程1〜工程4が終了すると、基板載置台107を180°回転させ、再び工程1〜4を行う。
例えば、スパッタ粒子の、基板104へのメインの入射角度を15°にしたい場合は、基板104と仮想線γとのなす角度が、最も多い割合で入射させたい入射角度である15°近傍になるように、遮蔽板105、ステージ101、およびカソード102の回転を制御する。すなわち、基板104に形成されたV溝の斜めの壁へのスパッタ粒子の入射角度が50°以下となるように、遮蔽板105およびステージ101の回転を制御する。
スパッタリング成膜の開始時(図9の工程1)においては、基準線αと中心線βとのなす角度θ、および基準線αと中心線β'とのなす角度θ'が−16°となるように、ステージ101、およびカソード102を位置させる。従って、ステージ101の基板支持面と、スパッタリング対象のターゲットであるターゲット103aが配置されたカソード支持面とは平行になる。また、エロージョントラック701の領域701bが着目するエロージョンサイドになるように、遮蔽板105の開口部108を位置させる。
なお、中心線β'は、回転軸Bの中心と、対象となるターゲット103aの中心とを結ぶ線である。
次いで、スパッタリング成膜中においては、ステージ101を回転軸Aを中心に矢印方向Pに向かって回転させ、かつカソード102を回転軸Bを中心に矢印方向Qに向かって回転させ、図9の工程2から工程4を行う。また、各工程において、ターゲット103aと基板104とが平行になるように、カソード102およびステージ101を回転させる。スパッタリング成膜の終了時である図9の工程4においては、角度θおよびθ'がそれぞれ、8°となるように、カソード102およびステージ101を回転させる。
本実施形態では、スパッタリング成膜中において、スパッタ対象となるターゲット103aの表面と基板104とが平行であるため、カソード102およびステージ101は回転しているが、スパッタリングの各瞬間においてターゲット103aと基板104との相対的な位置関係は変動しなくなる。従って、基板104へのスパッタ粒子の入射角度の変動を抑えることができる。
本実施形態では、スパッタリング成膜中においてカソード102も回転させているので、入射角度の変動を抑えることを目的とした、スパッタリング成膜中のいずれの瞬間においてもターゲット103aと基板104とを平行にすること、が実現することができる。
このように本実施形態によれば、スパッタリング成膜中は、対象となるターゲット103aと基板104とが平行になるようにしているので、基板104への入射角度をよりいっそう揃えることができる。また、図9の工程4が終了すると、基板104を回転し、さらに図9の工程1〜4を行っているので、膜厚分布の改善を図ることができる。
(第3の実施形態)
基板支持面を有するステージ101は、静電吸着機構を備えていても良い。従来は、基板外周を環状部品により機械的に固定する方法が一般的であった。しかし、ステージ自体が回転することで基板設置面が斜めになり、固定の調整が不十分である場合に基板が落下することがあった。また、基板冷却用ガスを封止するため、ステージと基板の間にOリング等を挿入することで、冷却ガスの漏洩を防止していた。
本実施形態では、静電吸着機構を備えることによって、Oリング等を介さなくても、基板104を基板載置台107上に固定することができる。よって、Oリングを支点とした基板の反りを防ぐことができるとともに、基板落下の心配も無くなる。さらには、環状部品による固定方法においては、基板と環状部品とが接しているために、基板バイアスを投入することが汚染の観点から困難であったが、静電吸着機構により基板のみにバイアスを投入することが可能になる。
また、上記ステージ101にバイアス電源を接続して、該ステージ101にバイアス電圧(直流バイアス、または高周波バイアス)を印加するようにしても良い。このように、バイアス電圧を印加することによって、スパッタ粒子をより緻密に堆積させることができる。
101 ステージ
102 カソード
103 ターゲット
104 基板
105 遮蔽板
106 遮蔽板用回転手段
107 基板載置台
108 開口部

Claims (4)

  1. スパッタリングターゲット支持面を有するカソードであって、第1の回転軸を中心に前記スパッタリングターゲット支持面が回転可能なカソードと、
    基板支持面を有するステージであって、前記第1の回転軸と平行に配置された第2の回転軸を中心に前記基板支持面が回転可能なステージと、
    前記スパッタリング支持面と前記基板支持面との間に配置され、前記第1の回転軸、または第2の回転軸を中心に回転可能な遮蔽板とを備え、
    前記遮蔽板は、スリット状の開口部を有し、該開口部を介してスパッタ粒子が通過可能であり、
    前記開口部は、前記遮蔽板の回転方向の幅より該回転方向に垂直な方向の幅が広い開口部であり、
    前記基板支持面に配置される基板には少なくとも1つのV溝が形成されており、
    前記基板は、該基板に形成されたV溝の長手方向が、前記遮蔽板の回転方向に垂直な方向に一致するように、前記基板支持面に配置されることを特徴とするスパッタリング装置。
  2. スパッタリング中において、前記スパッタリングターゲット支持面、前記基板支持面、および前記遮蔽板の、前記スパッタリング中の位置関係が、該配置される基板に形成されたV溝の斜めの壁の法線との成す角度が50°以下の角度で入射するスパッタ粒子が前記V溝に入射するような位置関係となるように、前記スパッタリングターゲット支持面、前記基板支持面、および前記遮蔽板の少なくとも1つの回転を制御することを特徴とする請求項1に記載のスパッタリング装置。
  3. スパッタリングターゲット支持面を有するカソードであって、第1の回転軸を中心に前記スパッタリングターゲット支持面が回転可能なカソードと、
    基板支持面を有するステージであって、前記第1の回転軸と平行に配置された第2の回転軸を中心に前記基板支持面が回転可能なステージと、
    前記スパッタリング支持面と前記基板支持面との間に配置され、前記第1の回転軸、または第2の回転軸を中心に回転可能な遮蔽板とを備えるスパッタリング装置による成膜方法であって、
    前記遮蔽板は、スリット状の開口部を有し、該開口部を介してスパッタ粒子が通過可能であり、
    前記開口部は、前記遮蔽板の回転方向の幅より該回転方向に垂直な方向の幅が広い開口部であり、
    前記基板支持面に配置される基板には少なくとも1つのV溝が形成されており、
    前記基板は、該基板に形成されたV溝の長手方向が、前記遮蔽板の回転方向に垂直な方向に一致するように前記基板支持面に配置されることを特徴とする成膜方法。
  4. スパッタリング中において、前記スパッタリングターゲット支持面、前記基板支持面、および前記遮蔽板の、前記スパッタリング中の位置関係が、該配置される基板に形成されたV溝の斜めの壁の法線との成す角度が50°以下の角度で入射するスパッタ粒子が前記V溝に入射するような位置関係となるよう、前記スパッタリングターゲット支持面、前記基板支持面、および前記遮蔽板の少なくとも1つを回転させることを特徴とする請求項3に記載の成膜方法。
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