JP2010149145A - 溶接トーチ部品交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリップ部の把持力が強く、複数種の溶接トーチのノズル・チップの形状に対応が可能で溶接トーチ部品の受け渡しが容易であり、かつ保守点検や部品交換等の維持管理が容易な溶接トーチ部品交換装置を提供する。
【解決手段】先端部にフィンガ支持部37を有する中空回転軸30と、軸受部18と、トーチ部品受部36aを先端部に有し、中空回転軸30内に挿通され軸方向に伸縮自在とした支持ロッド34と、フィンガ支持部37に揺動自在に支承され、外周側に突起状傾斜面を有し、かつ内周側先端に溶接トーチ部品と接触する当接部を有するフィンガ21と、フィンガ21の外周に設けられ、突起状傾斜面に係合してフィンガ21を揺動させる溝付きリング40と、溝付きリング40の環状溝部に係合し、空気圧により溝付きリング40を中空回転軸30の軸方向移動させてフィンガ21を揺動させる連動部材19bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は溶接トーチ部品交換装置に関し、詳しくは溶接トーチにおける溶接アークを発生する溶接ワイヤが挿通されるコンタクトチップやシールドガスを噴射するガスノズル等の部品が消耗し易く、また溶接時の飛沫による汚れが発生し易く、これらの消耗や汚れによる溶接不良が生じ易いコンタクトチップ等の部品を交換するための溶接トーチ部品交換装置に関する。
自動車、建設機械等にはワイヤー溶材を使用した溶接ロボットが多数稼動し、溶接ロボットはそのハンド部に溶接トーチを把持し溶接が自動的に行われている。溶接トーチの一例について、図13を参照して説明すると、溶接トーチにはトーチ制御握り部が設けられたトーチネック1とトーチユニット2とからなり、トーチネック1には電極ワイヤ3が挿通される絶縁被覆された可撓管4と可撓管4の先端にコネクタ5が設けられ、トーチユニット2にはチップボデー6の一端部がトーチネック1のコネクタ5に差し込まれ、チップボデー6の中間部にねじ部7が設けられ、ねじ部7にインシュレータ8とコンタクトチップ6aとが螺設され、コンタクトチップ6aの外周部にガスノズル9が螺設されており、電極ワイヤ3がチップボデー6内に挿通されてチップボデー6の先端部から突出し、溶接時にはシールドガスがガスノズル9から電極ワイヤ3を囲周するように噴射される。なお、溶接トーチには図13の形態以外にも種々のものがあるが、一般的にトーチユニットは電極ワイヤをガイドするコンタクトチップとシールドガスを噴射されるガスノズルとが螺設されたねじ込み接続構造となっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
溶接トーチは、トーチユニットに挿通される電極ワイヤと母材との間でアークを発生させて接合部を溶融し接合しているために、母材が溶融する際にワイヤ削り屑やフラック等の微細な不純物が電極ワイヤに付着し易く、トーチユニット内を通過する電極ワイヤに付着するこれらの屑や不純物によって、ガスノズルの噴射孔が塞がれて溶接不良となる原因となっており、工場には溶接ロボットが多数稼動しており、トーチユニットの各部品の交換と清掃を頻繁に行う必要があった。殊に、コンタクトチップとガスノズルはねじ込み構造であり、その保守・清掃作業は時間と労力を要するものであった。
因みに、溶接ロボット11は、例えば、特許文献2の図14に示すように、溶接トーチ10を把持するハンド部11aと、ハンド部11aを支持するアーム部11bと、アーム部11bを揺動させるブーム11cと、ブーム11cを支持し旋回運動等を行うロボット本体11dと等で構成され、溶接トーチ10のコンタクトチップとガスノズルの交換作業は、溶接ロボット11に隣接する基台12に設置したノズル・チップ交換装置を利用して行われており、ノズル・チップ交換装置には、ノズル又はチップを受ける夫々専用のチャック部13と芯線切断部13cが設けられ、チャック部13は各チャック13aを回転させる回転モータ13bが夫々設けられて構成されている。
溶接トーチ10のノズル又はチップの交換時、先ず、溶接ロボット11のハンド部11aを移動させて溶接トーチ10のノズルを所定のチャック13aの上部に移動させた後、ノズルをチャック13aの嵌合孔に嵌合固着させ、次いでこのチャック13aの回転モータ13bを駆動させて逆回転させてノズルを溶接トーチ10から取り外す。ノズルの内周側に螺設されているチップの交換に於いても同様に、所定のチャック13aの上部にノズルを取り外した溶接トーチ10を移動させた後、チップ部を所定のチャック13aの嵌合孔に嵌合固着させ、次いでこのチャック13aの回転モータ13bを駆動させて逆回転させてチップを溶接トーチ10から取り外す。
特公昭58−23188号公報 実公平01−40622号公報 特公平04−17752号公報
従来のノズル・チップ交換装置(溶接トーチ部品交換装置)では、ノズル又はチップを受けるチャックがノズル又はチップと嵌合する嵌合構造となっており、ノズル・チップの交換時、電極ワイヤの削り屑やフラック等の微細な不純物がノズル又はチップに付着している場合が多く、電極ワイヤ、ノズル及びチップから離脱して削り屑や不純物がチャック部の嵌合孔内に入り込んだり、付着したりしてる場合、溶接ロボットで溶接トーチを移動させて溶接トーチのノズル又はチップをチャック部の嵌合孔に挿入する際に、ノズル又はチップがチャック部の嵌合孔に差し込めないことがあり、また、ノズル又はチップ自体に削り屑や不純物が付着する場合もチャック部の嵌合孔に差し込めないことがあった。このような不具合が発生すると、この溶接ロボットが可動する生産ラインを運転停止に追い込むおそれがあった。また、このような事態を回避するには、ノズル・チップ交換装置のチャック部内の嵌合部の清掃を頻繁に実施しない限り安定した生産ラインの運転は困難であり、この維持管理コストが生産コストの上昇を来すおそれがあった。
また、溶接トーチのノズル・チップの形状は各種多様であり、それらの多様なノズル・チップの形状に合わせたチャック部を形成するのはコスト的にも問題があり、数種のトーチユニットに対応可能な溶接トーチ部品交換装置が望まれていた。また、チャック部は、通常、個々に空気圧により作動する複雑で精密なトグル構造によって強い把握力が生じるように構成されたものがあるが、高価である欠点があった。
本発明は、上述のような課題に鑑みなされたものであって、グリップ部の把持力が強く、複数種の溶接トーチのノズル・チップの形状に対応が可能で溶接トーチ部品の受け渡しが容易であり、かつ保守点検や部品交換の作業性といった維持管理が容易な溶接トーチ部品交換装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を達成したものであって、請求項1の発明は、基台に設けた回転駆動手段による回転運動がクラッチ機構を介し伝達されるとともに先端部にフィンガ支持部を有する中空回転軸と、前記基台に固定され、前記フィンガ支持部の外周部を囲み前記中空回転軸を軸承する軸受部と、前記中空回転軸に挿通されてスプリングにより付勢され、溶接トーチ部品の先端部が近接又は当接するトーチ部品受部を先端部に有し、該中空回転軸内に挿通され軸方向に伸縮自在とした支持ロッドと、前記フィンガ支持部にスプリングで付勢されて揺動自在に支承され、外周側に突起状傾斜面を有し、かつ内周側先端に溶接トーチ部品と接触する当接部材を有するフィンガと、前記フィンガの外周に設けられ、前記突起状傾斜面に係合して該フィンガを揺動させるための溝付きリングと、前記溝付きリングの環状溝部に係合し、流体圧力により該溝付きリングを前記中空回転軸の軸方向と平行移動させて前記フィンガを揺動させる連動部材と、前記中空回転軸の回転を検出する回転検出手段と、を備えることを特徴とする溶接トーチ部品交換装置である。
また、請求項2の発明は、前記基台に、前記溶接トーチ部品のガスノズルとコンタクトチップとを着脱する前記フィンガによるグリップ部が少なくとも一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の溶接トーチ部品交換装置である。なお、本発明の溶接トーチ部品交換装置は前記フィンガによるグリップ部が3指式である。
また、請求項3の発明は、前記軸受部に、圧力空気を該軸受部内に噴射する噴射孔と該軸受部内の屑や不純物を排出する複数の粉塵排出孔とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接トーチ部品交換装置である。
請求項1の発明は、基台に設けた回転駆動手段による回転運動がクラッチ機構を介し伝達されるとともに先端部にフィンガ支持部を有する中空回転軸と、前記基台に固定され、前記フィンガ支持部の外周部を囲み前記中空回転軸を軸承する軸受部と、前記中空回転軸に挿通されてスプリングにより付勢され、溶接トーチ部品の先端部が近接又は当接するトーチ部品受部を先端部に有し、該中空回転軸内に挿通され軸方向に伸縮自在とした支持ロッドと、前記フィンガ支持部にスプリングで付勢されて揺動自在に支承され、外周側に突起状傾斜面を有し、かつ内周側先端に溶接トーチ部品と接触する当接部材を有するフィンガと、前記フィンガの外周に設けられ、前記突起状傾斜面に係合して該フィンガを揺動させるための溝付きリングと、前記溝付きリングの環状溝部に係合し、流体圧力により該溝付きリングを前記中空回転軸の軸方向と平行移動させて前記フィンガを揺動させる連動部材と、前記中空回転軸の回転を検出する回転検出手段と、を備えることを特徴とする溶接トーチ部品交換装置であるので、トーチ部品を操作する部分がチャック構造ではなく、フィンガにより把持できるグリップ構造とし、フィンガの当接部材の形状を変更することによって、複数種の溶接トーチのノズル・チップの形状に対応が可能であって、比較的安価に提供できるし、また、溶接トーチのノズル・チップを把持するフィンガ形状によるグリップ構造であり、溶接トーチに付着する屑や不純物は付着或いは堆積し難く、維持管理が容易である。また、フィンガの揺動(グリップ部の開閉動作)がフィンガの突起状傾斜面、溝付きリング及び圧力空気により前進・後退する連動部材で行われており、構造が簡便であり、比較的安価に提供できるし、グリップ構造がフィンガで構成され、嵌合構造よりも溶接時の屑や不純物が付着や堆積し難い利点がある。また、溶接トーチのノズル・チップが近接又は当接する受け渡し部分であるトーチ部品受部が支持ロッドの先端部に設けられており、この支持ロッドが圧力空気により軸方向に伸縮自在であるので、溶接ロボットによる溶接トーチ部品の受け渡し位置の調整が容易であり、作業性が改善される利点がある。
また、請求項2の発明では、前記基台に、前記溶接トーチ部品のガスノズルとコンタクトチップとを着脱する前記フィンガによるグリップ部が少なくとも一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の溶接トーチ部品交換装置であるので、溶接トーチのノズル及びチップの着脱操作が連続して実行でき、作業性が改善できる利点がある。また、本発明では、フィンガによるグリップ部が3指式であり、種々の形態の溶接トーチに対応することができるし、チャック部の把握力を高めることができる利点がある。
また、請求項3の発明では、前記軸受部に、圧力空気を該軸受部内に噴射する噴射孔と該軸受部内の屑や不純物を排出する複数の粉塵排出孔とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接トーチ部品交換装置であるので、ガスノズルとコンタクトチップの着脱時に圧力空気を軸受部内に噴射することにより、電極ワイヤの屑や塵がその都度除去できるし、揺動するフィンガの動作に悪影響を与えるおそれが排除できる利点がある。
以下、本発明に係る溶接トーチ部品交換装置の実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図11は本実施形態における実施形態を示し、図12はその制御フローの一例である。図1は本実施形態の要部断面による外観図であり、図2(a)は本実施形態のグリップ部の正面図、図2(b)はシフタープレートの正面図である。図3(a)はチップ交換部Aの要部断面図、図3(b)はそのグリップ部20の閉状態の正面図、図4はそのグリップ部20が開状態の要部断面による側面図であり、図5(a)はノズル交換部Bの要部断面図、図5(b)はそのグリップ部20の閉状態の正面図、図6はそのグリップ部20の開状態の要部断面による側面図である。図7(a),(b)はチップ交換時のグリップ部20の閉動作及び開動作を示す拡大図である。図8(a),(b)は軸受部18を示し、図9(a)〜(d)は中空回転軸30の要部を示し、図10(a),(b)は溝付きリング40を示し、図11(a)〜(c)はフィンガ21を示す図である。
先ず、本発明に係る溶接トーチ部品交換装置の一実施形態について図1,図2を参照し説明する。溶接トーチ部品交換装置には、少なくとも溶接トーチ部品であるコンタクトチップ(以下、チップと称する)W1とガスノズル(以下、ノズルと称する)W2との夫々に対応するトーチ部品交換部A,Bが基台15に少なくとも一対設けられ、チップ及びノズルに対応するトーチ部品交換部A,Bの構造は略同一である。トーチ部品交換部A,Bは、チップ若しくはノズルを把持する3指によるフィンガ21で構成されるグリップ部20とグリップ部20を回転させる中空回転軸30とを基本構成とし、グリップ部20が上向きとして中空回転軸30の軸中心が垂直となるように基台15に夫々垂設されている。なお、トーチ部品交換部A,Bの相違点は、夫々の中空回転軸30の先端部より突出するシリンダロッド34の先端部に設けられたチップ及びノズルが近接又は当接するトーチ部品受部36a,36bと、中空回転軸30の先端のフィンガ支持部37に設けられるグリップ部20の当接部材22,22aである。
また、本実施形態の溶接トーチ部品交換装置は、図示していない制御装置が備えられ、この制御装置は、圧力空気の供給制御、クラッチ切替制御信号によりクラッチ機構17の切り替え制御、或いはトーチ部品交換部A,Bの中空回転軸30の回転を検出する回転検出信号を受信したりし、溶接ロボットとの伝送制御等を行っている。
本実施形態において、基台15には電動機16とマイクロ励磁作動形クラッチ機構(以下、クラッチ機構と称する)17が固定され、トーチ部品交換部A,Bの各中空回転軸30は、電動機16の回転軸16aの回転運動が伝達機構を経てクラッチ機構17の切り替えにより夫々に伝達されるように構成され、チップ部品交換部Aの中空回転軸30の一端部は、電動機16の回転軸16aの伝達機構及びクラッチ機構17aの軸受部17bに軸承され、その他端部が基台15に固定された軸受部18に軸承され、中間回転軸30は回転自在に基台15に設けられている。同様に、ノズル部品交換部Bの中空回転軸30はその一端部がクラッチ機構17cの軸受部17dに軸承され、その他端部が軸受部18に軸承されている。また、夫々の中空回転軸30は、基台15に固定された、圧力空気の供給部であるポート部32aでも軸承されている。
トーチ部品交換部Aの中空回転軸30は空気圧シリンダであり、軸受部17bに軸承される回転軸31と、回転軸31に接続されポート部32aに軸承される中間軸32と、中間軸32に接続されて支持ロッド(以下、シリンダロッドと称する)34とシリンダロッド34を付勢するスプリング35とが中空部33a内に設けられる中空軸33とを備え、中空軸33の先端部にグリップ部20が形成されるフィンガ支持部37が設けられ、中間軸32はポート部32aの貫通穴に挿通されて軸承され、その軸中心にはポート部32aから供給される圧力空気の流路32bが穿設されている。ポート部32aから流路32bを通して圧力空気が中空軸33内に供給されると、シリンダロッド34はその空気圧により伸長する。シリンダロッド34の先端部にはチップW1を受けるトーチ部品受部36aが設けられ、グリップ部20が開状態の時、シリンダロッド34を伸長させてトーチ部品受部36aを所定位置(所定の高さ)まで上昇させることができる。また、ポート部32aからの圧力空気の供給を停止すると、伸長したシリンダロッド34はスプリング35の反発力により所定位置まで退縮する。なお、ポート部32aからの圧力空気の供給及び停止は制御装置により制御されている。
グリップ部20が閉状態は、図1,図2(a),図3(b)に示し、グリップ部20の開状態は図4に示した。チップW1を把持するグリップ部20は3指によるフィンガ21で構成され、後述するように、フィンガ21は軸棒24を支点として揺動することによって、グリップ部20が開閉動作する。フィンガ21は、図11(a)〜(b)に示すように、断面長四角の棒状部材であり、その棒状部材には、その一端にフィンガ21を揺動自在に支持する軸棒24が挿通される貫通孔21aが形成され、かつフィンガ21を付勢するためのスプリング23が介装されるスプリング孔21bが形成され、フィンガ21の他端部には当接部材22を固定するための貫通孔21dが形成され、さらに、フィンガ21の外周側には突起状傾斜面21cが形成されている。突起状傾斜面21cは後述する溝付きリング40の内壁面に沿うように円周方向に湾曲している(図11(b)参照)。
グリップ部20は、フィンガ21が中空回転軸30の中空軸33の先端部に形成されたフィンガ支持部37に設けられる(図9(a),(b),(d)を参照)。フィンガ支持部37には、軸中心とし円周方向120°の間隔で軸方向に切り欠いた凹嵌部37aが三箇所形成され、これらの凹嵌部37aにフィンガ21が装着され、フィンガ21を軸棒24で支承するための貫通孔37bが形成され、かつ貫通孔37bより先端側の中空軸33にフィンガ21を付勢するためのスプリング孔33bが形成されている。
また、中空回転軸30には、図4に示すように、磁石52が設けられ、磁石52に対峙する基台15に回転検出用近接スイッチ51が設けられ、近接スイッチ51と磁石52とによる回転検出センサ(回転検出手段)50がトーチ部品交換部Aに設けられている。回転検出用近接スイッチ51としてはリードスイッチ或いはホール素子等が用いられ、中空回転軸30が一回転すると磁石52が回転検出用近接スイッチ51の直上を通過することによって、回転検出用近接スイッチ51が作動し、近接スイッチ51からの回転検出信号が制御装置へと出力される。なお、回転検出手段50として受光素子等を用いてもよく、その場合、磁石52は反射板とするが、磁石による回転検出が最も好ましい。
一方、図5(a),(b)及び図6は、溶接トーチにノズルを装着又は着脱するトーチ部品交換部Bを示し、図5はグリップ部20が閉状態の場合を示し、図6はグリップ20の開状態を示している。トーチ部品交換部Bの中空回転軸30は、トーチ部品交換部Aと略同様の構成であり、その説明は省略する。相違点であるトーチ部品受部36a,36b及び当接部材22,22aについて説明すると、溶接トーチのトーチユニットはノズルW2がチップW1を覆うように設けられ、ノズルW2の直径はチップW1の直径より大きいので、フィンガ21の当接部材22aの厚さは、チップW1を把持する当接部材22の厚さより薄く形成されている。また、当接部材22aのノズルW2との接触面は平坦であり、必要に応じて微細な溝を形成してもよい。また、チップW1と接触する当接部材22も同様である。さらに、ノズルW2はチップW1の軸方向の長さよりも長く、ノズルW2を受けるトーチ部品受部36bの形状はチップW1を受けるトーチ部品受部36aの形状より小型である。また、当接部材22,22aは、フィンガ21の先端部内側に設けられ、厚みを調節することによって、種々のチップW1,ノズルW2のサイズに対応することができる。
さらに、本実施形態の各部分について説明する。先ず、軸受部18について、図1、図3(a),(b)、図8を参照し説明する。軸受部18には、中空回転軸30の先端部が挿通されて中空回転軸30を軸承する貫通孔18aが形成され、グリップ部20の支点部が嵌入する凹嵌部18bが形成され、貫通孔18aの底部には粉塵排出口18cが設けられ、かつ凹嵌部18b内に圧力空気を供給する供給口18dが設けられている。軸受部18の外周部の複数のねじ孔18eは軸受部18を基台15に固定するためのものである。
なお、軸受部18には、グリップ部20を圧力空気による清掃機能が付加されており、供給口18dから圧力空気が凹嵌部18b内に供給されると、グリップ部20の支点部及び凹嵌部18b内に付着又は堆積する屑や粉塵等が、圧力空気の噴射によって、凹嵌部18b内から凹嵌部18bの開口部側及び粉塵排出口18cから排出される。圧力空気の噴射は、制御装置からの制御信号に基づいて所定の噴射タイミングで実施され、軸受部18の清掃が自動的に行われ、軸受部18に付着・堆積した屑や粉塵等が排除され、グリップ部20の開閉動作及びチップ・ノズルの把持作用に与える悪影響を回避でき、人手による清掃作業回数を削減できるか不必要となる。圧力空気の噴射タイミングは制御装置により制御されている。
フィンガ21は、フィンガ支持部37に揺動自在に設けるために中空回転軸30側のスプリング孔33bとスプリング孔21cとにスプリング23が介装されてフィンガ21を付勢し、さらに、フィンガ21の外周部に図10に示す溝付きリング40が装着されている。溝付きリング40には、図10に示すように、3指式のフィンガ21が挿通される貫通孔41が形成され、リング部42に環状溝42aが形成され、リング部42の内面側には、各フィンガ21の突起状傾斜面21cと接触する傾斜面又は湾曲面43が形成されている。溝付きリング40は、空気圧シリンダ19の伸縮運動に連動する、図2(b)に示すシフタープレート(以下、連動部材と称する)19bと係合している。また、溝付きリング40は、三指のフィンガ21に均等な拘束力を有し、中空回転軸30の回転による遠心力により、フィンガ21が外方に開拡してグリップ部20の把持力が弱められるのを防止している。
なお、連動部材19bには、図2に示したように、その板状部材の両側縁部にU字状切欠部19cが形成されている。U字状切欠部19cは溝付きリング40の環状溝42aに嵌合する。U字状切欠部19cは、溝付きリング40の環状溝42aに嵌合すれば良く、空気圧シリンダ19の伸縮運動を溝付きリング40に伝達できる部材であれば、腕状部材にU字状切欠部19cを形成しても良い。また、連動部材19bと溝付きリング40の環状溝42aとの係合は、環状溝42aの半円部と環状溝42aとが接触するようにして、空気圧シリンダ19の伸縮運動が確実にグリップ部20に伝達され、グリップ部20が開閉動作をする。
グリップ部20の開閉動作について図7を参照し説明する。グリップ部20の開閉動作は、基台15に固定された空気圧シリンダ19と、空気圧シリンダ19のロッド19aに接続された連動部材19bと、連動部材19bの端縁が環状溝42aで係合する溝付きリング40とによる溝付きリング40の軸方向の摺動運動により、溝付きリング40の内壁面とフィンガ21の外側に突出する傾斜凸部の突起状傾斜面21cとの接触で行われる。グリップ部20の閉動作は、圧力空気を空気圧シリンダ19に供給すると、ロッド19aが伸長し連動部材19bが押圧されて前方に平行移動し、連動部材19bに係合する溝付きリング40が押し出され、その際、溝付きリング40はその内面がフィンガ21の突起状傾斜面21cに接触しながら前方に押し出され、フィンガ21は軸棒24を支点として閉方向に揺動する。また、空気圧シリンダ19への圧力空気の供給を停止すると、空気圧シリンダ19内のスプリングの反発力によりロッド19aが退縮するので、フィンガ21を付勢するスプリング23によって、フィンガ21は軸棒24を起点として開方向に揺動する。溝付きリング40の内面はフィンガ21の外周部の何れかに常に接触している。なお、空気圧シリンダ19はガイド付きシリンダが好適であり、また、シリンダロッド19aの位置信号が出力できるものが好ましい。
続いて、本実施形態と溶接ロボットとの動作について図12を参照し説明する。本実施形態の溶接トーチ部品交換装置は溶接ロボットに隣接して設けられ、溶接ロボットからの制御信号を制御装置で受け、制御装置からの制御信号に基づいて、溶接トーチ部品交換装置が溶接トーチの各部品(チップ,ノズル)の交換操作を実行する。因みに、この交換作業は、一例としてノズル4回に対しチップ1回の頻度で実施されている。
先ず、溶接ロボットは、そのバンド部で溶接トーチのトーチユニットを把持し、溶接トーチのノズル先端部を真下に向けてトーチ部品交換部Bの中空回転軸30の軸中心直上に搬送し、搬送完了信号を制御装置に伝送する。溶接トーチ部品交換装置は制御装置からの搬送完了信号を受けて、ステップS1において、グリップ部20の開動作を行う。グリップ部20の開動作は空気圧シリンダ19への圧力空気の供給を停止することによって、スプリング23の反発力とフィンガ21の突起状傾斜面21cとによって、溝付きリング40が突起状傾斜面21cを滑動して押し下げられ、グリップ部20は開状態となる。
なお、本実施形態では、空気圧シリンダ19の閉動作時のみ圧力空気を供給してシリンダロッドの伸長動作を行ってグリップ部20を閉状態としているが、グリップ部20を開状態に設定する際も空気圧シリンダ19に圧力空気を供給しシリンダロッドの伸縮動作を強制的に実施してもよい。空気圧シリンダ19に制御スイッチを内蔵させて空気圧シリンダ19の伸長・退縮動作の完了時に制御信号(グリップ開又は閉信号)を制御装置に出力し制御装置を介して溶接ロボットに伝送する。
空気圧シリンダ19への圧力空気を供給停止してグリップ部20が開状態となり、グリップ開信号が制御装置を介して溶接ロボットへ伝送され、溶接ロボットは、ノズルW2をトーチ部品交換部Bのトーチ部品受部36bに当接又は近接する位置まで降下させる。溶接ロボットはノズル定位置設定信号を制御装置に伝送する。ステップS2において、制御装置からのノズル定位置設定信号に基づいて、空気圧シリンダ19に圧力空気を供給し、グリップ部20の閉動作を行う。空気圧シリンダ19のシリンダロッドが伸長して連動部材19bを押圧して溝付きリング40を上方向に押し上げ、グリップ部20を閉じてノズルWを把持する。空気圧シリンダ19からグリップ閉信号が制御装置に伝送され、ステップS4に進む。
ステップS4では、制御装置からグリップ閉信号に基づいて切り替え信号をクラッチ機構17に伝送し、トーチ部品交換部Bの中空回転軸30を接続し、ステップS5に進む。ステップS5では、電動機16を駆動してトーチ部品交換部Bの中空回転軸30を、グリップ部20が把持するノズルW2のねじを緩める方向に逆回転させる。逆回転に伴って、溶接ロボットが把持する溶接トーチをノズルW2のねじのリードの合わせて上昇させ、ノズルW2をトーチユニットから外れて溶接トーチが上昇し、ステップS6に進む。なお、中空回転軸30の回転数は既知のノズルW2のねじのリード数以上とする。
ステップS6において、制御装置は、中空回転軸30の回転が所定回転数に達すると、クラッチ機構17を切って中空回転軸30の回転を停止し、空気圧シリンダ19への圧力空気の供給を停止し、グリップ部20を開状態とする。グリップ部20の開状態によるグリップ開信号が制御装置に入力されると、制御装置はポート部17aから圧力空気を中空回転軸30内に供給し、スプリング35で付勢されているシリンダロッド34を押し上げてシリンダロッド34の先端部のトーチ部品受部36bに載置されているノズルW2を図1に示す上昇位置まで上昇させてステップS8に進む。
ステップS8では、トーチ部品受部36bに載置されているノズルW2に圧力空気を噴射して所定のシュターに落下させて排出し、中空回転軸30内への圧力空気の供給を停止し、スプリング35により付勢されたシリンダロッド34を所定位置に戻すとともにグリップ部20を閉状態に設定する。なお、トーチ部品受部36bからのノズルW2の排除は圧力空気の噴射以外に揺動部材で排除しても良いし、別のロボットでチャックし搬送して排除しても良い。また、チップの着脱もノズルと同様の方法で行われる。
また、溶接トーチへのチップ及びノズルの装着は、制御装置からの制御信号に基づいて所定の手順で行われ、先ず、トーチ部品交換部Aのグリップ部20を開状態に設定した後、シリンダロッド34を上昇させてトーチ部品受部36aを所定位置に設定した後、チップ供給機構(図示なし)で把持したチップW1をトーチ部品受部36aに載置し、グリップ部20を閉状態に設定してチップW1を把持し、中空回転軸30の回転によりグリップ部20を回転させてチップW1をトーチユニットの所定のねじ部に螺合させて装着する。続いて、ノズルW2の装着手順へと進む。
ノズルW2の装着は、トーチ部品交換部Bのグリップ部20を開状態に設定した後、シリンダロッド34を上昇させてトーチ部品受部36bを所定位置に設定した後、ノズル供給機構で把持したノズルW2をトーチ部品受部36bに載置し、その後、グリップ部20を閉状態に設定してノズルW2をグリップ部20で把持し、中空回転軸30を回転させてグリップ部20を回転させ、ノズルW2をトーチユニットの所定のねじ部に螺合させて装着する。なお、チップ及びノズルの溶接トーチ部品交換装置への供給は、別に設けられたロボット或いは部品供給装置を使用する。
本発明では、上記実施形態において、グリップ部を支持し中空回転軸を回転させる回転駆動手段として電動機を例示して説明したが、本実施形態に限定することなく、油圧等の流体圧力を利用した回転機構を利用しても良いし、また、グリップ部を開閉動作させる空気圧シリンダは空気圧以外に油圧等の流体圧力を利用する油圧シリンダであっても良いし、電磁機構等を利用することもでき、本実施形態に限定するものではない。
本発明の活用例としては、溶接トーチにおける溶接アークを発生する溶接ワイヤが挿通されるコンタクトチップやシールドガスを噴射するガスノズルの部品を交換するための溶接トーチ部品交換装置として利用することができる。
本発明に係る溶接トーチ部品交換装置の一実施形態を示す要部断面による外観図である。 (a)は本実施形態のグリップ部の正面図、(b)はシフタープレートの正面図である。 (a)は本実施形態におけるチップ交換部Aの要部断面図、(b)はそのグリップ部の正面図である。 本実施形態におけるチップ交換部Aのグリップ部が開状態の要部断面による側面図である。 (a)は本実施形態におけるノズル交換部Bの要部断面図、(b)はそのグリップ部の正面図である。 本実施形態のノズル交換部Bにおけるグリップ部が開状態の要部断面による側面図である。 (a)はチップ交換時の閉動作を示すグリップ部の拡大図であり、(b)はグリップ交換時の開動作を示すグリップ部の拡大図である。 (a)は本実施形態における軸受部の正面図であり、(b)はそのI−I線矢視による断面図である。 (a)は本実施形態における中空回転軸の中空軸部のII−II線に沿った断面図、(b)はその要部外観図、(c)は中空軸の端部側面図、(d)は中空軸のフィンガ支持部の側面図である。 (a)は本実施形態における溝付きリングの側面図、(b)はその正面図である。 (a)は本実施形態におけるフィンガのIII−III線矢視による断面図、(b)はその上側面図、(c)はその右側面図である。 本実施形態における制御フローの一例を示す図である。 従来の溶接トーチのトーチネック部を示す側面図である。 溶接ロボットとノズル・チップ交換装置の概略図である。
符号の説明
A,B チップ部品交換部
W1 コンタクトチップ
W2 ガスノズル
15 基台
16 電動機
16a 回転軸
17 クラッチ機構
17a,17c クラッチ機構
17b,17d 軸受部
18 軸受部
18a 嵌合部
18b 貫通孔
18c 粉塵排出口
19 空気圧シリンダ
19a ロッド
19b シフタープレート(連動部材)
19c U字状切欠部
20 グリップ部
21 フィンガ
21c 突起状傾斜面
22 当接部材
23 スプリング(フィンガ付勢用)
30 中空回転軸
31 回転軸
32 中間軸
32a ポート部
32b 流路
33 中空軸
33a 中空部
34 支持ロッド(シリンダロッド)
35 スプリング
36(36a,36b) トーチ部品受部
37 フィンガ支持部
37a 凹嵌部
37b 貫通孔溝
40 溝付きリング
42 リング部
42a 環状溝
43 傾斜面又は湾曲面
50 回転検出センサ(回転検出手段)
51 回転検出用近接スイッチ
52 磁石

Claims (3)

  1. 基台に設けた回転駆動手段による回転運動がクラッチ機構を介して伝達されるとともに先端部にフィンガ支持部を有する中空回転軸と、
    前記基台に固定され、前記フィンガ支持部の外周部を囲み前記中空回転軸を軸承する軸受部と、
    前記中空回転軸に挿通されてスプリングにより付勢され、溶接トーチ部品の先端部が近接又は当接するトーチ部品受部を先端部に有し、該中空回転軸内に挿通され軸方向に伸縮自在とした支持ロッドと、
    前記フィンガ支持部にスプリングで付勢されて揺動自在に支承され、外周側に突起状傾斜面を有し、かつ内周側先端に溶接トーチ部品と接触する当接部材を有するフィンガと、
    前記フィンガの外周に設けられ、前記突起状傾斜面に係合して該フィンガを揺動させるための溝付きリングと、
    前記溝付きリングの環状溝部に係合し、流体圧力により該溝付きリングを前記中空回転軸の軸方向と平行移動させて前記フィンガを揺動させる連動部材と、
    前記中空回転軸の回転を検出する回転検出手段と、
    を備えることを特徴とする溶接トーチ部品交換装置。
  2. 前記基台には、前記溶接トーチ部品のガスノズルとコンタクトチップとを着脱する前記フィンガによるグリップ部が少なくとも一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載の溶接トーチ部品交換装置。
  3. 前記軸受部には、圧力空気を該軸受部内に噴射する噴射孔と該軸受部内の屑や不純物を排出する複数の粉塵排出孔とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接トーチ部品交換装置。
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