JP2010146622A - 情報記録装置および記録媒体フォーマット方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスクの記録状態や記録条件に応じて、ディスクの記録領域の交替領域サイズを変更する。
【解決手段】 ODD152に装着された光ディスクODに対するメディア識別処理によるメディア情報をODD制御部110aが取得し、OSD生成部110dで生成される交替領域サイズ設定画面を使用してユーザが任意に選択設定した交替領域サイズに基づいて、交替領域サイズ決定部110cがディスクに設ける交替領域サイズを算出して管理し、そして、記録処理部110bが、管理されている交替領域サイズでディスクの記録領域に交替領域を設けるフォーマット処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体に情報を記録する情報記録装置および、記録媒体に情報を記録するためのフォーマット処理を施す記録媒体フォーマット方法に関し、特に、欠陥領域に対する交替処理を行う情報記録装置および記録媒体フォーマット方法に関する。
情報を記録再生するための記録媒体としては、DVDやCDなどに代表される光ディスクが広く普及している。特に、複数回の記録耐性を有する記録膜を有するDVD―RWやCD−RWといった、書き換え可能な光ディスクが普及している。
しかし、記録膜の特性は記録を行う度に僅かながら劣化していく性質のものであるので、複数回の記録耐性を有するとはいっても、ディスク規格ごとに大まかな書き換え回数の制限が設けられるのが一般的である。また、記録領域に対しては一様に記録されるのではなく、記録回数の多い領域と少ない領域が必然的に発生し、その回数の差により一枚のディスクの記録領域上で記録特性の劣化の差が生じ、すなわち、記録特性の良い領域と悪い領域が存在することになる。さらには、部分的な記録特性悪化は、ディスクの記録領域面への塵や埃の付着、傷つき、または、記録膜の初期不良などが要因となることもある。
そして、記録特性が特に悪い領域には、記録ができなくなる、または、特性が悪いながらも記録はされるがデータが再生できなくなることもある。しかし、その領域が記録領域の一部分であった場合には、他の記録領域は記録または再生ができることがある。
そこで、記録再生特性が悪化したとみなされた領域を欠陥領域として検出し、他の領域を交替(代替)領域として割り当てる手法が採用されている。この手法は、欠陥領域の代わりとして交替領域にデータを記録するもので、このような交替処理を行うことで、一部の特性が悪化したディスクを無駄にせずに使用することが可能になる。
なお、欠陥領域は、データの記録前のフォーマットを行うとき、または、記録や再生を行うときに検出される。
また、交替領域は、データが記録される記録領域に設けられる場合、または、リードインエリア、リードアウトエリアに設けられる場合がある。そして、記録領域に設けられる場合、そのサイズは規格で定められているものでは無いので、一般的には装置ごとに所定サイズで設けられる。
しかし、記録領域には、ユーザデータを記録する領域と交替領域とが設けられるので、交替領域を多くとればユーザデータの記録容量が少なくなり、また、交替領域を少なく取れば代替できる容量が少なくなるものである。
そのため、交替領域を記録領域に設けた場合に、ユーザデータを記録できる容量を優先して確保して、必要となる交替領域を減らす手法が提案されている。
例えば、特許文献1によれば、記録過程で光記録媒体の欠陥領域を検出した場合に、ホストへその欠陥領域の情報を戻して一旦記録を停止して、ホストから指示された当該欠陥領域を除いた記録領域にデータを記録し、さらに、記録が完了してから欠陥領域情報を特定位置に記録する手法が公開されている。
特開2006−221800号公報 (図9 段落0039−0045)
ところが、特許文献1による、交替領域を少なくする手法では、記録を行っているときに欠陥領域が検出されると、当該欠陥領域を除いた記録領域にデータを記録するので、交替処理の回数が多いと、記録前には記録できるはずであったデータのための記録領域の容量が、記録途中で不足する可能性があった。
また、交替領域を多く確保してしまうと、ユーザデータを記録できる容量が減ってしまうので、1枚のディスクに記録できるデータ容量が小さくなってしまっていた。
しかし、交替領域を少なく確保するか、多く確保するかは、ディスクの記録状態や記録条件によって、その時々で異なり、すなわち、装置によって固定サイズではなく、ディスクの記録状態や記録条件に応じて変更できることが望まれていた。
なお、交替処理の回数が多くなるのは、データが記録されるディスクの特性が悪い場合や、記録回数が多い場合、記録特性が悪くなる条件がそろっている(例えば、高温環境下である、振動が多い、など光ディスク記録装置の記録特性を悪化させる条件がそろっている)場合などである。
そこで、本発明は上述した課題を解決するために、交替領域の容量をディスクの記録状態や記録条件に応じて変更する情報記録装置および記録媒体フォーマット方法を提供する。
本発明は上述した課題を解決するため、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域と、前記ユーザデータ領域で欠陥として検出された領域に記録されるデータを代替して記録する代替データ領域とが設けられた記録媒体に、情報の記録を行う情報記録手段を具備する情報記録装置において、前記代替データ領域のサイズを任意に変更することをユーザに許可するサイズ変更手段と、前記サイズ変更手段によって変更されたサイズの代替データ領域を設定する領域設定手段と、を具備することを特徴とするものである。
また本発明は上述した課題を解決するため、ユーザデータが記録されるユーザデータ領域と、前記ユーザデータ領域で欠陥として検出された領域に記録されるデータを代替して記録する代替データ領域とを設ける記録媒体フォーマットにおいて、前記代替データ領域のサイズを任意に変更することをユーザに許可し、前記サイズ変更手段によって変更されたサイズの代替データ領域を設定することを特徴とするものである。
本発明によれば、ユーザが任意に交替データ領域サイズを決定し、決定されたサイズの交替データ領域を設定してからデータ記録を行うので、ディスクの記録状態や記録条件に応じて、ディスクの記録領域の交替領域サイズをユーザが任意に決定することができる。
まず初めに、本発明の実施形態において必要となる、記録可能な光ディスクへの記録処理における交替処理の動作に関して説明する。
図3は、UDF(Universal Disc Format;以下UDFと称する)形式で記録される光ディスクの記録領域パーティションの一実施形態を示す図である。
記録可能な光ディスクの記録領域へは、データ記録を開始する前に、記録形式に基づいてパーティションが設けられて、その後にそれぞれのデータの記録処理がされる。例えば、UDF形式で記録されるDVD−RWやCD−RWなどのメディアの場合、記録領域には、ボリューム管理データや欠陥管理テーブルなどの管理情報領域、交替領域、ユーザデータ領域などの複数の領域によるパーティションが施されてそれぞれのデータが記録される。
そして、特にユーザデータ領域と交替領域は、映像コンテンツなどのユーザデータが記録される領域であるためにサイズが大きい。また、各領域のサイズは規格で定められているものでは無く、一般的には装置ごとに所定のサイズが決定されている。
図4は、記録処理における交替処理の一実施形態を示す図である。
記録処理中に欠陥領域が検出される(a)と、当該欠陥領域に代替して交替領域に同一サイズの同一データを記録(b)し、欠陥領域と交替領域の位置情報とサイズなどの情報を登録(c)する。
例えば、光ディスクの記録処理では、記録領域上の記録特性の劣化によって生じた欠陥領域への記録に失敗する場合があり、その場合は交替領域の未記録箇所に代替してデータの記録を行う交替処理を行い、さらに、欠陥管理テーブルに、欠陥領域と交替領域それぞれの位置情報とサイズを登録する。そして、記録されたデータの再生処理では、欠陥管理テーブルに登録された情報を参照して、欠陥領域を除外してその代替箇所である交替領域を再生する。
次に、以上説明した交替処理の動作を備えた、本発明における実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報記録装置であるDVDレコーダの構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、情報記録装置をDVDレコーダに適用した例を示す。
DVDレコーダ10は、デジタルチューナ部101、アナログチューナ部102、外部信号入力部103、デジタル信号処理部104、アナログ信号処理部105、信号処理部110、ODD制御部110a、記録制御部110b、交替領域サイズ決定部110c、OSD生成部110d、映像処理部121、映像出力部122、音声処理部123、音声出力部124、外部IF部130、操作部140、受信部141、表示部142、HDD151、ODD152、接続バス190を備えて構成されている。
デジタルアンテナATdによって受信された、BS、CS、地上波等のデジタル放送波には、映像や音声の他にデータ放送や電子番組表(EPG)用などのデータが含まれている。デジタルチューナ101は、ユーザが指示した特定の視聴用チャンネルを選局する。デジタル信号処理部104は、選局されたチャンネルのデジタル放送波からデジタル信号を復調する処理を行う。
アナログアンテナATaは、アナログ放送を受信する。アナログチューナ102は、ユーザが指示した視聴用のチャンネルを選局する。アナログ信号処理部105は、選局されたアナログ放送信号および、外部信号入力部103に入力されたゲーム機や、DVDプレーヤ、PC(パーソナルコンピューター)などの外部装置からのアナログ入力信号に対して、アナログデジタル変換の処理をしてデジタル信号を出力する。
信号処理部110は、入力されたデジタル信号に対して、MPEG符号化/復号化演算処理や、映像信号と音声信号の分離処理、デジタル信号からのデータ抽出などの処理などを施して音声信号と映像信号を出力するとともに、CPUを備えていて各ブロックを制御し、本実施形態では、ODD制御部110a、記録制御部110b、交替領域サイズ決定部110c、OSD生成部110dを備えている。
ODD制御部110aは、ODD152を制御し、本実施形態では、ODD152に装着された光ディスクODから読み出したメディア情報を取得する。記録制御部110bは、HDD151へのデータ記録やODD152に装着された光ディスクODへのデータ記録を制御し、本実施形態では、光ディスクODの記録領域に対して、所定のファイルフォーマットに基づいてフォーマット処理を施し、交替処理を伴う記録処理を行う。交替領域サイズ決定部110cは、記録媒体の記録領域の一部に設定する交替処理のための交替領域のサイズを決定する。OSD生成部110dは、文字や図形によるグラフィック画像を生成し、本実施形態では、交替領域サイズをユーザに選択決定させるための画面を生成する。
映像処理部121は、出力された映像信号に対してデジタルアナログ変換やコーデックなどを施し、映像出力部122へ出力する。そして映像出力部122は、外部接続されたアナログやデジタルの映像入力部を備えたテレビジョン受像機やAVアンプなどへ接続するための接続部であり、またアナログやデジタルの映像信号を出力する出力部である。本実施形態では、OSD生成部110dで生成された、交替領域サイズを選択決定するための画面を出力する。
音声処理部123は、出力された音声信号に対してデジタルアナログ変換やコーデックなどを施し、音声出力部124へ出力する。そして音声出力部124は、外部接続されたアナログやデジタルの音声入力部を備えたテレビジョン受像機やAVアンプなどへ接続するための接続部であり、またアナログやデジタルの音声信号を出力する出力部である。
外部IF部130は、LANなどによる外部ネットワーク接続部や、i.LINK規格やUSB規格に基づいた外部装置接続部、メモリカードを接続するためのカード接続部などであり、それぞれに接続されたネットワークや外部装置などと映像コンテンツデータなどのやりとりをする。
操作部140は、装置を操作するための入力操作を受ける。同様に、受信部141は、リモコンRCによる入力操作の信号を受信する。本実施形態では、OSD生成部110dで生成された、交替領域サイズを選択決定するための画面上のカーソル操作や数値入力操作などを受ける。
そして、表示部142は、通知すべき装置状態を表示する。
接続バス190は、外部IF130や、操作部140、受信部141、表示部142などと信号処理部110を接続する。すなわち、各部は、接続バス190を通してデータをやり取りし、また、信号処理部110によって制御される。
HDD151は、ハードディスクドライブである。録画のために、信号処理部110に入力されたデジタル信号を記録し、再生のために、記録されたデジタル信号を信号処理部110へ出力する。
ODD152は、光ディスクドライブである。装着された光ディスクODへのデータの記録や、光ディスクODからのデータの再生を行う。本実施形態では、装着された光ディスクODに対してメディア識別処理を行い、ODD制御部110aにメディア情報を出力し、記録制御部110bの制御によって、フォーマット処理や、交替処理を伴う記録処理を行う。
図2は、図1で説明した信号処理部110の構成および動作を詳細に示すブロック図である。
ODD制御部110aは、メディア情報取得部201を備える。
ODD152は、光ディスクODを装着されたとき、当該ディスクのメディア種別の判別やデータ記録状態の確認を目的とするメディア識別(イニシャル)処理を行う。そして、メディア情報取得部201は、メディア識別処理によって得られたメディア情報をODD152から取得する。
なお、メディア情報は、DVD−RやDVD−ROM、DVD−RWといった物理規格や論理規格の違いによるメディア種別の判別結果や、当該ディスクが記録可能なメディア種別であった場合には、記録可能容量やデータの追加記録が可能かといったデータ記録状態の確認結果などの情報である。
交替領域サイズ決定部110cは、交替領域サイズ設定部211、交替領域情報算出部212、交替領域情報管理部213を備える。
交替領域サイズ設定部211は、メディア情報取得部201が取得したメディア情報を分析し、所定条件のメディアであったときに、後述する交替領域サイズ設定画面生成部221と情報をやりとりして、交替領域のサイズを設定する処理を行う。交替領域情報算出部212は、交替領域サイズ設定部211で設定されたサイズに基づいて、ディスクの記録領域に対する交替領域とユーザデータ領域との境界を設けるパーティション処理を施す位置情報を算出する。交替情報管理部213は、交替領域情報算出部212が算出した位置情報を管理する。
また、OSD生成部110dは、交替領域サイズ設定画面生成部221を備える。
交替領域サイズ設定画面生成部221は、文字や図形を用いて、交替領域サイズをユーザに選択させるための交替領域サイズ設定画面を生成する。また、交替領域サイズ設定画面の生成をユーザに選択させる画面も生成する。
図7(a)と図7(b)は、本発明の実施形態に係る交替領域サイズ設定画面の一実施形態を示す図である。
図7(a)に示す交替領域サイズ設定画面上では、ユーザが操作部140またはリモコンRCにより、画面上のカーソルまたは強調表示で選択されている箇所を操作して、サイズ表示部701や、決定ボタン702、キャンセルボタン703を選択することができる。
サイズ表示部701は、ユーザが操作部140またはリモコンRCにより入力した、交替領域サイズとしての容量を表示する。決定ボタン702は、サイズ表示部701に表示されている容量で交替領域サイズを設定することを決定するボタンである。キャンセルボタン703は、交替領域サイズの設定をキャンセルするボタンで、このボタンを押すと交替領域サイズ設定画面を消すことができる。
また、図7(b)に示す交替領域サイズ設定画面上は、選択ボタン領域711に、1から5までの数字が付与された5つの選択枠がユーザに選択可能に表示され、選択されている選択枠が強調表示される形態である。図7(b)では、3の選択枠が選択されていて、その数字とともに選択枠内に表示される丸印が、他の選択枠の丸印の色または形状と異なることで強調表示されている状態である。
さらに、1の選択枠は「記録時間重視」の交替領域サイズ設定であり、5の選択枠は「記録品質重視」の交替領域サイズ設定であることを示す。「記録時間重視」の交替領域サイズ設定とは、後述するフォーマット処理において、記録領域に対するパーティション処理で、交替領域サイズは小さくし、ユーザデータ領域サイズは大きく配分することで、ユーザデータの記録容量を大きく確保する、すなわち記録時間を長くすることを優先する設定である。また、「記録品質重視」の交替領域サイズ設定とは、逆に、交替領域サイズは大きくし、ユーザデータ領域サイズは小さく配分することで、欠陥領域が頻繁に検出されても、それぞれの欠陥領域に対して交替処理ができるようにして、データ記録を失敗しないようにする、すなわち記録品質を優先する設定である。
そして、図7(b)の「記録時間重視」と「記録品質重視」それぞれの交替領域サイズ設定における、交替領域サイズとユーザデータ領域サイズの配分は、選択ボタン領域711内の選択枠ごとに段階的に変化している。すなわち、配分としては、交替領域サイズを段階的に変化させてもよい。また、フォーマット処理対象ディスクのメディアメーカやメディアタイプなどのメディア情報によって、選択枠ごと変化ステップを適宜変える形態でもよい。
すなわち、ユーザは、操作部140またはリモコンRCにより、交替領域サイズ設定画面を使用して交替領域サイズを任意に設定することができる。
さらに、記録制御部110bは、フォーマット処理部231、記録処理部232、交替制御部233を備え、さらに交替制御部233は、欠陥検出部233a、交替処理部233bを備える。
フォーマット処理部231は、ディスクへのデータ記録の前に行われ、ディスクにデータを記録するためのファイルシステムに基づいたパーティション処理や、所定のファイルフォーマットのデータを記録するために当該ファイルフォーマットに基づいた管理データを記録するフォーマット処理を施すためにODD152を制御する。すなわち、パーティション処理やフォーマット処理は、交替情報管理部223に管理された位置情報に基づいて、記録領域に交替領域を設けるとともに、記録領域の欠陥領域を検出してその位置情報や欠陥領域のサイズを登録する。記録処理部232は、ディスクに記録するデータのファイルフォーマットに基づいて、ODD152で記録するためのデータデコード処理やODD152への転送処理などの記録のためのデータ処理を施す。交替制御部233は、欠陥検出部233aによる記録領域の欠陥領域の検出処理と、交替処理部233bによる検出した欠陥領域に代替して交替領域にデータを記録する交替処理とを、記録処理部232による記録処理と関連付けながら制御する。
次に、本発明の実施形態に係る交替領域サイズを決定する処理の動作に関して図を用いて説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る交替領域サイズを決定する処理の一実施形態を示すフローチャートである。
本実施形態に係る情報記録装置に備えられたODD152に、ユーザがディスクを装着する(S501)と、ODD152はメディア識別処理を開始する(S511)。そして、メディア情報取得部201が、メディア識別処理によって得られたメディア情報を取得して、交替領域サイズ設定部211は、当該メディア情報を分析して、当該メディアが、データ未記録状態のDVD−RWであった場合には、交替領域サイズ設定画面を出力する(S512)。
なお、交替領域サイズ設定画面は、当該メディアがデータの追加記録が可能な状態、または記録完了しているDVD−RWであった場合や、メディア識別処理が完了してから、ユーザによって、交替領域サイズ設定画面を出力する操作ボタンによる操作入力が行われた場合に出力される実施形態であってもよい。
そして、交替領域サイズ設定画面が出力されると、ユーザは、当該画面を使用して、対象となるメディアに設定する交替領域サイズを入力する(S502)。さらに、交替領域サイズ設定部211が、交替領域サイズ設定画面への入力情報を取得して、交替領域情報算出部212が、ディスクの記録領域へのパーティション処理を施す位置情報を算出し、交替情報管理部213が、その位置情報を管理する(S513)。
そして、この状態で、ユーザがディスクへのフォーマット処理の実行を要求する(S503)と、フォーマット処理部231が当該メディアへのフォーマット処理を行う(S514)。さらに、データの記録開始を要求する(S504)と、記録処理部232がデータの記録処理を開始し(S515)、記録領域の欠陥領域が検出されると、交替領域へ代替する交替処理を行う(S516)。
さらに、図5とは異なる実施形態に関して図を用いて説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る交替領域サイズを決定する処理の一実施形態を示すフローチャートである。
図6で示すフローチャートは、交替領域サイズを決定する処理を行ってから、装着されたディスクに対するメディア識別処理を行う手順である。
すなわち、ユーザによって、交替領域サイズ設定画面を出力する操作ボタンによる操作入力がされて(S601)、交替領域サイズ設定画面を出力し(S611)し、ユーザが、交替領域サイズを入力し(S602)、ディスクの記録領域へのパーティション処理を施す位置情報を管理する(S612)。
そして、その後に、ユーザがディスクを装着する(S603)と、メディア識別処理を開始する(S613)し、この状態で、ユーザがディスクへのフォーマット処理の実行を要求する(S604)と、メディア識別処理で識別されたメディア種別に対して決定された交替領域サイズに基づいてフォーマット処理を行う(S614)。さらに、データの記録開始を要求する(S605)と、データの記録処理を開始し(S615)、記録領域の欠陥領域が検出されると、交替領域へ代替する交替処理を行う(S616)。
なお、ODD152にディスクが装着されていない状態で処理する実施形態であるので、あらかじめ複数のメディア種別の交替領域サイズを決定しておき、フォーマット処理で、メディア識別処理の結果により、対象となるメディア種別の交替領域サイズを表示し、その表示内容の容量のままとするか、それとも変更するかをユーザが選択する実施形態でもよい。
すなわち、本実施形態に係る交替領域サイズを決定する処理は、記録領域に設けられる交替領域サイズを、交替領域設定画面を使用してユーザが任意に設定し、設定された交替領域サイズに基づいてディスクに設ける交替領域の情報を算出して管理し、管理された交替領域の情報に基づいてフォーマット処理を施すものである。
なお、欠陥領域の検出は、記録エラーが発生した領域の検出や、記録した後に当該記録をした領域のデータを読出して、そのデータに対してエラー訂正処理を行った結果、エラーレイトが所定値よりも大きい領域の検出などの手法が適用できる。しかし、それ以外にも、メディア種別ごとで規格されているウォブル信号に重畳された位置情報の読み取り率や、ウォブル信号から基準クロックを抽出するPLL回路のロック度数、ディスクからの反射信号の総和が所定閾値以下の領域検出など、様々な手法が適用される形態であってもかまわない。
以上説明したように本実施形態によれば、ユーザが任意に交替領域サイズを設定できる交替領域サイズ設定画面や、ユーザが交替領域サイズを複数の選択肢から選択できる交替領域サイズ設定画面によって決定された交替領域サイズに基づいて、ディスクへのフォーマット処理が施されるので、交替領域の容量をユーザが任意に決定することができ、ディスクへのデータ記録に関してのユーザの利便性が向上する。
なお、記録媒体として、光ディスクの特にDVD−RWに関して説明を行ったが、光ディスクのBD−Rや、外部IF部130に接続されたメモリカードなどの記録媒体としても本発明は適用できる。ただし、記憶媒体がメモリカードである場合は、記録媒体への記録再生処理は、ODD制御部110aではなく、それ以外の制御部に備えられる。
また本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施形態に係る情報記録装置であるDVDレコーダの構成を示すブロック図。 図1で説明した信号処理部の構成および動作を詳細に示すブロック図。 UDF形式で記録される光ディスクの記録領域パーティションの一実施形態を示す図。 記録処理における交替処理の一実施形態を示す図。 本発明の実施形態に係る交替領域サイズを決定する処理の一実施形態を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る交替領域サイズを決定する処理の一実施形態を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る交替領域サイズ設定画面の一実施形態を示す図。
符号の説明
101…デジタルチューナ部、102…アナログチューナ部、103…外部信号入力部、104…デジタル信号処理部、105…アナログ信号処理部、110…信号処理部、110a…ODD制御部、110b…記録制御部、110c…交替領域サイズ決定部、110d…OSD生成部、121…映像処理部、122…映像出力部、123…音声処理部、124…音声出力部、130…外部IF部、140…操作部、141…受信部、142…表示部、151…HDD、152…ODD、190…接続バス。

Claims (5)

  1. ユーザデータが記録されるユーザデータ領域と、前記ユーザデータ領域で欠陥として検出された領域に記録されるデータを代替して記録する代替データ領域とが設けられた記録媒体に、情報の記録を行う情報記録手段を具備する情報記録装置において、
    前記代替データ領域のサイズを任意に変更することをユーザに許可するサイズ変更手段と、
    前記サイズ変更手段によって変更されたサイズの代替データ領域を設定する領域設定手段と、
    を具備することを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記領域設定手段によって代替データ領域のサイズが設定されてから、前記情報記録手段が情報の記録を行うことを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  3. 前記サイズ変更手段は、前記ユーザデータ領域サイズを優先して決定する第1の選択肢と、前記代替データ領域サイズを優先して決定する第2の選択肢とを提供することを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  4. 前記記録媒体はDVD−RWであることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
  5. ユーザデータが記録されるユーザデータ領域と、前記ユーザデータ領域で欠陥として検出された領域に記録されるデータを代替して記録する代替データ領域とを設ける記録媒体フォーマット方法において、
    前記代替データ領域のサイズを任意に変更することをユーザに許可し、
    前記サイズ変更手段によって変更されたサイズの代替データ領域を設定する、
    ことを特徴とする記録媒体フォーマット方法。
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