JP2010143334A - ステアリング装置の衝撃吸収装置 - Google Patents

ステアリング装置の衝撃吸収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010143334A
JP2010143334A JP2008321301A JP2008321301A JP2010143334A JP 2010143334 A JP2010143334 A JP 2010143334A JP 2008321301 A JP2008321301 A JP 2008321301A JP 2008321301 A JP2008321301 A JP 2008321301A JP 2010143334 A JP2010143334 A JP 2010143334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
column
support arm
column tube
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008321301A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Takahashi
良亮 高橋
Katsuya Yamamoto
勝也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
Priority to JP2008321301A priority Critical patent/JP2010143334A/ja
Publication of JP2010143334A publication Critical patent/JP2010143334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】極めて簡単な構成にて、ステアリング装置の衝突時の衝撃を吸収し、運転者の安全を確保することができるステアリング装置の衝撃吸収装置を提供する。
【解決手段】コラムチューブ11の前方側を車体の被装着部100に支持固定する前方側ブラケットAと、前記コラムチューブ11の後方側を車体の被装着部100に支持固定する後方側ブラケットBとからなる。コラムチューブ11の前方側は前記前方側ブラケットAの2本の支持アーム部3,3間に配置され且つ前記コラム接合部4に接合固着され、前記コラムチューブ11の後方側は前記後方側ブラケットBの2本の支持アーム部6,6間に配置され且つ前記コラム接合部7に接合固着される。前方側ブラケットAの支持アーム部3,3は下方の自由端側が後方側に向かって傾斜され、後方側ブラケットBの支持アーム6,6は下方の自由端側が車体前方側に傾斜されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、極めて簡単な構成にて、ステアリング装置の衝突時の衝撃を吸収し、運転者の安全を確保することができるステアリング装置の衝撃吸収装置に関する。
一般に車両用ステアリング装置の衝撃吸収構造には種々のタイプが存在する。その一形式として、ステアリングホイールと一体的に回転するメインシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムにおいて、その前方部位と後方部位は、衝撃吸収ブラケットを介して車体に連結支持され、その他方が連結装置を介して車体に連結支持されると共に、2次衝突時の、前記ステアリングコラムの前方への移動に伴う前記衝撃吸収ブラケットの変形により衝突荷重が吸収されるようにした構造が存在する。特許文献1には、この種の装置が開示されている。
特許第3110651号
特許文献1における構成を概略すると、ステアリングシャフトを内包するステアリングコラムは、アッパークランプ、ロアークランプにて車体に固定されている。そして、車両に衝突が発生した時には、アッパークランプ、ロアークランプが共に軸方向に変形し、ステアリングコラムは車体前側へ移動する。アッパークランプでは、ステアリングコラムが前方へ移動することにより、アッパークランプの後壁と側壁部との間で塑性変形(カーリング)しながら切込部に達すると、該切込部が切り裂かれ変位する。ロアークランプでは、変形部が車体取付部との曲げ部から変形し、ジャケット取付部が車体前側へ回動して変位する。衝突エネルギーの吸収は、アッパークランプでは、左右の切込部の切り裂きと、後壁と側壁部との間の塑性変形により行われ、ロアークランプでは車体前側へ回動することで行われる。
以上が、特許文献1における衝撃吸収構造及び衝撃吸収作用である。ところで、これらをトラックのような車両に採用し、その取り付け角度が大きくなる場合、衝突時にかかる水平方向の荷重をFとすると、そのコラムの軸方向の成分Fxに直角な成分Fyが、Fxより大きくなる。そのためY軸方向に衝撃吸収部材が収縮し、X軸方向への円滑な動作が妨げられる(図11参照)。その結果としてステアリングコラムがアッパークランプ,ロアークランプから分離する構造において、ステアリングコラムは軸方向には移動しにくくなり、また前記アッパークランプ,及びロアークランプは軸方向に変形し難くなり、良好な衝撃吸収が行われ難くなる。
本発明の目的は、車体前方側と車体後方側にブラケットを介して連結支持されたステアリングコラムの衝撃吸収構造において、ステアリングコラムの後方側では車体への被装着面に近づく方向に変形し易く、前方側では車体の被装着面から離れる方向に変形し易くして、ステアリングコラムが確実に車体前方へ移動して衝突荷重が吸収されるようにしたステアリング装置の衝撃吸収装置を提供することにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、コラムチューブと、該コラムチューブの前方側を支持固定する前方側ブラケットと、前記コラムチューブの後方側を車体の被装着部に支持固定する後方側ブラケットとからなり、前記前方側ブラケット及び前記後方側ブラケットは、それぞれ取付基部と、2本の支持アーム部と、コラム接合部とから構成され、前記コラムチューブの前方側は前記前方側ブラケットの2本の支持アーム部間に配置され且つ前記コラム接合部に接合固着され、前記コラムチューブの後方側は前記後方側ブラケットの2本の支持アーム部間に配置され且つ前記コラム接合部に接合固着され、前記前方側ブラケットの支持アーム部は前記コラムチューブの軸芯線に対して後方側に傾斜され、前記後方側ブラケットの支持アームは前記コラムチューブの軸芯線に対して前方側に傾斜されてなるステアリング装置の衝撃吸収装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記前方側ブラケットの支持アーム部のコラムチューブに対する傾斜角度と、前記後方側ブラケットの支持アーム部のコラムチューブ軸芯線に対する傾斜角度とは異なるようにしてなるステアリング装置の衝撃吸収装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1において、前記前方側ブラケットの支持アーム部のコラムチューブに対する傾斜角度と、前記後方側ブラケットの支持アーム部のコラムチューブ軸芯線に対する傾斜角度とは略等しく形成されてなるステアリング装置の衝撃吸収装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記前方側ブラケット及び前記後方側ブラケットのそれぞれの両支持アームは前記コラムチューブに略接触するコラム支持突起が形成されてなるステアリング装置の衝撃吸収装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記前方側ブラケット及び後方側ブラケットのコラム接合部には、受面部が形成され、該受面部は、前記コラムチューブの外周側面の直径と略同等の曲率半径を有してなるステアリング装置の衝撃吸収装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、請求項1,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記前方側ブラケットと前記後方側ブラケットとは、同一形状としてなるステアリング装置の衝撃吸収装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、2次衝突時による衝撃荷重によって、前記コラムチューブを上方側に向かって傾斜させつつ、該コラムチューブを車体前方側に移動させるように、前方側ブラケットと後方側ブラケットとはそれぞれ変形する構成としたものである。これによって、特にトラック等のステアリングコラムの取付角度が大きい場合において、運転者がステアリングホィールにぶつかる2次衝突では、前記コラムチューブを上方側に向かって傾斜させつつ、該コラムチューブを車体前方側に移動させる行程によって、確実且つ安全に衝撃吸収を行うことができる。
前記前方側ブラケットの支持アーム部は前記コラムチューブの軸方向に対して後方側に傾斜され、前記後方側ブラケットの支持アームは前記コラムチューブの軸方向に対して前方側に傾斜された構成としたことで、2次衝突において、後方側ブラケットの支持アーム部は車体の前方側に向かって傾斜するときには、コラムチューブの後方側を後方側ブラケットの被装着部に近接させることができる。
また、請求項1の発明の前方側ブラケットにおいては、2次衝突による支持アーム部が前方側に向かって傾斜するときに、被装着部から離間させる動作を行うことができる。前方側ブラケット及び後方側ブラケットのそれぞれの支持アーム部は剛体であり、そのために、前方側ブラケットの支持アーム部と、後方側ブラケットの支持アーム部と、コラムチューブと、前記前方側ブラケットと後方側ブラケットとの車体への被装着部とが擬似的なリンク構造を構成することとなり、衝撃吸収における動作が確実且つ正確に行われる、良好な衝撃吸収とすることができる。請求項2の発明では、前記前方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度と、前記後方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度を異ならせたことにより、種々の状況に応じた衝撃吸収構造を構成することができる。
請求項3の発明では、前記前方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度と、前記後方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度とは略等しく形成されたことにより、衝撃吸収におけるコラムチューブの動作が常時安定した状態で正確に行われる。請求項4の発明では、前記前方側ブラケット及び前記後方側ブラケットのそれぞれの両支持アームは前記コラムチューブに略接触するコラム支持突起が形成されたことにより、コラムチューブは前方側ブラケット及び後方側ブラケットに対して、コラムチューブの初期状態(衝突前の状態)の軸芯線の方向にのみ移動することができ、2次衝突におけるコラムチューブを常に軸方向(軸芯線)に沿った移動とし、軸方向(軸芯線)に対して傾いた方向からの衝撃荷重がかかっても、コラムチューブが水平面上において傾いたり倒れたりすることを防止し、極めて安全に衝撃吸収を行うことができる。
請求項5の発明では、前記前方側ブラケット及び後方側ブラケットのコラム接合部には、受面部が形成され、該受面部は、前記コラムチューブの外周側面の直径と略同等の曲率半径を有する構成により、前方側ブラケット及び後方側ブラケットとコラムチューブとの接合状態を強固にして、衝撃吸収におけるコラムチューブの動作を安定させることができる。請求項6の発明では、前記前方側ブラケットと前記後方側ブラケットとは、同一形状としたことにより、部材を統一し、前方側ブラケットと後方側ブラケットとの選択の間違いを防止し、車体の被装着部への取付作業の効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明は、図1,図2に示すように、主にステアリングコラム1、前方側ブラケットA、後方側ブラケットB等から構成される。ステアリングコラム1は、コラムチューブ11とステアリングシャフト12とステアリングホィール13とからなり、前記コラムチューブ11の内部にステアリングシャフト12が同軸方向に備わったものである。該ステアリングシャフト12にはステアリングホィール13が装着されている。前記コラムチューブ11には、軸方向における軸芯線Laが設定される。該軸芯線Laは、コラムチューブ11の直径中心を通過する仮想線である。以下の説明では、コラムチューブ11については、軸芯線Laと共に説明される。
前記前方側ブラケットAは、図3に示すように、取付基部2と、2本の支持アーム部3,3と、コラム接合部4とから構成されている。前記取付基部2は、図3(A),(C)に示すように、板片状に形成されたものであり、前方側ブラケットAを自動車等の車体の室内において、フロント部の下部の被装着部に取付固定する部位であり、基板21の幅方向両側箇所にはボルト固定用の溝孔22,22が形成されている〔図3(A),(D)参照〕。該溝孔22は、長孔形状であり、その長手方向の一端は開口されている。さらに、前記基板21には、スリット21aが形成され、該スリット21aは、前方側ブラケットAの軽量化の役目を果たしている〔図3(A),(D)参照〕。ここで、図1,図3,図9及び図10において、括弧無しの符号は前方側ブラケットAに係るものであり、括弧付きの符号は後方側ブラケットBに係るものである。
前記取付基部2の基板21の前後方向の端部から、2本の支持アーム部3,3が形成されている〔図3(A),(B)参照〕。該支持アーム部3は、前記取付基部2と一体形成されたもので、前記基板21の幅方向両側箇所より下方に向かって、傾斜した状態で形成されている〔図3(C)参照〕。具体的には、前記取付基部2の基板21との延長線と前記支持アーム部3とのなす角度θaは90度未満の鋭角とする。具体的な角度θaの値は、90度乃至50度である。前記支持アーム部3の幅方向中央には断面略円弧形状の補強リブ32が、前記支持アーム部3の長手方向に沿って形成されている。
前記支持アーム部3において、その上部位置は、前記取付基部2の基板21からの付根箇所であり、これを支持アーム部3の付根部31aと称する〔図3(A),(C),(E)参照〕。また、前記支持アーム部3の下部位置は自由端31bと称する〔図3(A),(C),(E)参照〕。すなわち前記支持アーム部3が車体の衝突による衝撃荷重によって、前記付根部31aを回転中心として折れ曲がり、自由端31bは、前記付根部31aを回転中心とする(後述する)軌跡円Qaに沿って移動することになる〔図4(A)参照〕。
前記両支持アーム部3,3の対向する端縁、すなわち両支持アーム部3,3の内側端縁3aには、コラム支持突起33が形成されている〔図3(A),(B)参照〕。該コラム支持突起33は、両支持アーム部3,3の間に前記コラムチューブ11が配置された状態で、前記両コラム支持突起33,33が前記コラムチューブ11の外周側面11aに当接した状態となる〔図1(C)参照〕。また両コラム支持突起33,33は、前記コラムチューブ11の前記外周側面11aに対して適宜の押圧力がかかるようにすることもある。
前記両支持アーム部3,3の下部位置にはコラム接合部4が形成されている〔図3(A),(B),(E)参照〕。該コラム接合部4は、底板部41の上方にコラム受部42が形成されたものである。前記底板部41は、前記両支持アーム部3,3の下端箇所に、該両支持アーム部3,3と一体形成されたものである。前記底板部41は、前記取付基部2の基板21と略平行且つ同方向に突出するように形成されている。
コラム受部42は前記底板部41から僅か上方位置で且つ前記両支持アーム部3,3との間に形成されたものである。コラム受部42には、垂直状部42bの上端に受面部42aが屈曲形成されたものである。前記垂直状部42bは、前記受面部42aを前記底板部41より僅かの高さとなる位置に形成されたものである。前記受面部42aは、略円弧状の面を有する部位であり、前記コラムチューブ11の直径と略同一の曲率半径Rによって形成されている。前記コラム受部42の受面部42aには、前記コラムチューブ11が配置され、溶接によって、コラム受部42とコラムチューブ11とが固着される〔図1(C),図2(A),図3(E)参照〕。
前記後方側ブラケットBは、図3に示すように、前記前方側ブラケットAと同一又は略同一の構造であり、取付基部5と、2本の支持アーム部6,6と、コラム接合部7とから構成されている。前記取付基部5は、前方側ブラケットAの取付基部2と同等の構成であり、基板51の幅方向両側箇所にはボルト固定用の溝孔52,52が形成されている。さらに、前記基板51には、スリット51aが形成されている。前記基板51の前後方向の端部から、2本の支持アーム部6,6が形成され、補強リブ62が形成されている。
前記支持アーム部6の前記取付基部5からの付根部61aは、前記前方側ブラケットAと同様に、支持アーム部6が車体の衝突による衝撃荷重によって、折れ曲がることができる構成となっている。前記両支持アーム部6,6の対向する端縁、すなわち内側端縁6a,6aには、コラム支持突起63が形成されている。そして、前記支持アーム部6において、その上部位置は、前記取付基部5の基板51からの付根箇所であり、これを支持アーム部6の付根部61aと称する。また、前記支持アーム部6の下部位置は自由端61bと称する。すなわち前記支持アーム部6が車体の衝突による衝撃荷重によって、前記付根部61aを回転中心として折れ曲がり、自由端61bは、前記付根部61aを回転中心とする軌跡円Qbに沿って移動することになる〔図4(A)参照〕。
コラム接合部7についても、前記前方側ブラケットAのコラム接合部4と同等の構成であり、コラム受部72は前記底板部71から僅か上方位置で且つ前記両支持アーム部6,6との間に形成されたものである。コラム受部72には、垂直状部72bの上端に受面部72aが屈曲形成されたものであり、前記受面部72aを前記底板部71より僅かの高さとなる位置に形成されたものである。前記受面部72aは、略円弧状の面を有する部位であり、前記コラムチューブ11の直径と略同一の曲率半径によって形成されている。
前記前方側ブラケットAのコラム支持突起33は、前記支持アーム部3の高さ方向略中央付近に突出するように形成されたり〔図3(B)参照〕、或いは前記支持アーム部3の高さ方向の略中央箇所から下端箇所まで連続的に形成されることもある〔図10(A)参照〕。特に、前記コラム支持突起33が支持アーム部3の高さ方向略中央箇所から下端箇所まで連続的に形成されたものでは、両支持アーム部3の両コラム支持突起33,33の内端は、平行に形成される。また、コラム支持突起33が前記両支持アーム部3,3に形成されない実施形態も存在する〔図10(B)参照〕。
さらにコラム接合部4については、受面部42aが形成されず、前記垂直状部42bの上端縁がそのまま、コラムチューブ11の外周側面11aと溶接にて固着されることもある〔図10(C)参照〕。前記後方側ブラケットBのコラム支持突起63及びコラム接合部7の実施形態についても前記前方側ブラケットのコラム支持突起33及びコラム接合部と同様の実施形態を有するものである。
前記前方側ブラケットAと、前記後方側ブラケットBとは、同一形状で且つ同一サイズとしたものが最も好ましく、前方側ブラケットAを前後方向に向きを変えることで、後方側ブラケットBとして使用することができる(図2参照)。したがって、前記前方側ブラケットAと同様に、前記後方側ブラケットBにおいて、前記取付基部5の基板51の延長線と前記支持アーム部6とのなす角度θbは90度未満の鋭角であり、具体的な角度θbの値は、90度未満乃至50度である。前記角度α及び角度βの数値は、主にステアリングコラム1の取付角度によって、設定されるものである。前記前方側ブラケットAの支持アーム部3と、前記後方側ブラケットBの支持アーム部6とは、共に付根部31a及び付根部61aを回転中心として折れ曲がることにより、衝突における衝撃を吸収するものである〔図4(A)参照〕。
次に、本発明におけるステアリング装置の車体への装着構造を説明する。ここでは、前方側ブラケットAと後方側ブラケットBとは、同一形状のものが使用されるものとして説明する。コラムチューブ11は、前記前方側ブラケットA及び前記後方側ブラケットBに予め組み付けられ溶接にて固着されている(図2参照)。前記ステアリングシャフト12におけるコラムチューブ11は、前記前方側ブラケットAと前記後方側ブラケットBによって、車体の運転席箇所において、被装着部100に装着される。前方側ブラケットAは、その被装着部100の領域内において、車体の前方側、すなわち前輪側寄りの位置に取り付けられる。前記後方側ブラケットBは、被装着部100の領域内において後方側、すなわちステアリングホィール13側寄りに取り付けられる(図2参照)。
前記前方側ブラケットA及び後方側ブラケットBは、その取付基部2及び取付基部5を介して、ボルト等の固着具によって固着される。コラムチューブ11は、軸方向において前方側が前方側ブラケットAのコラム接合部4のコラム受部42に形成された受面部42aに配置され、溶接にて固着される。また、前記コラムチューブ11の軸方向後方側は、後方側ブラケットBのコラム接合部7のコラム受部72に形成された受面部72aに配置され、溶接にて固着される。前記コラムチューブ11の軸方向に対して前方側ブラケットAと後方側ブラケットBとは、軸方向に沿って左右対称の状態で前記被装着部100に装着されている〔図1(A)参照〕。
前記前方側ブラケットAと、前記後方側ブラケットBにおける被装着部100に装着状態において、前方側ブラケットAの支持アーム部3は、その下方の自由端31b側が上方の付根部31a側よりも車体後方側すなわちステアリングホィール13寄りの方向に向かうように傾斜する状態となる〔図1(A),図2(A)参照〕。また、後方側ブラケットBの支持アーム部6は、その下方の自由端61b側が上方の付根部61a側よりも車体前方側すなわち前輪側寄りの方向に向かうように傾斜する状態となる〔図1(A),図2(A)参照〕。
具体的には、前方側ブラケットAの支持アーム部3の下方の自由端31b側と、後方側ブラケットBの支持アーム部6の下方の自由端61b側とが近接し、前記支持アーム部3と前記支持アーム部6とが略V字形状をなすように構成される〔図1(A),図2(A)参照〕。すなわち、対向して配置された前方側ブラケットAと後方側ブラケットBとの外方に前記取付基部2と、前記取付基部5とが位置するように設置されるものである〔図2(A)参照〕。
また、前方側ブラケットAの支持アーム部3及び後方側ブラケットBの支持アーム部6にコラム支持突起33及びコラム支持突起63がそれぞれ形成された実施形態〔図1(C),図3(B)参照〕のものにおいては、前記コラムチューブ11の後方側の外周側面11aが、前記両コラム支持突起33,33によって挟持された状態で支持され、前記コラムチューブ11の前方側の外周側面11aが、前記両コラム支持突起63,63によって挟持された状態で支持されている〔図1(C),図2(B),図9参照〕。このような構成によって、コラムチューブ11の水平方向及び直径方向が確実に安定した状態で固定支持される。
前方側ブラケットAの支持アーム部3と、前記軸芯線Laとのなす角度αと、後方側ブラケットBの支持アーム部6と前記軸芯線Laとのなす角度βとすると、通常状態又は初期状態すなわち衝突前の状態では角度α=角度βである〔図2(A)参照〕。ここで、前方側ブラケットAと軸芯線Laにおける角度αとは、前記支持アーム部3の裏側の面3rと前記軸芯線Laとのなす角度〔図2(B),図3(C),(D)参照〕であり、角度αは、角度90度に到達しない鋭角である。
そして、初期状態(衝突前の状態)においては、前記角度αと前記角度θaとは同一角度であり、前記角度βと前記角度θbとは、同一角度である。(なお、初期条件によっては、前記角度αと前記角度θaとは異なる角度であり、前記角度βと前記角度θbとも異なる角度となることもある。)また、前方側ブラケットAの取付基部2の基板21と前記軸芯線Laは、平行であり、後方側ブラケットBの取付基部5の基板51と前記軸芯線Laとも平行である。
また、後方側ブラケットBと軸芯線Laにおける角度βとは、前記支持アーム部6の裏側の面6rと前記軸芯線Laとのなす角度〔図2(B),図3(C),(D)参照〕であり、角度βは、角度90度に到達しない鋭角である。これらの角度の数値は、前述したように、ステアリングコラム1の車体への取付角度によって決定される。本明細書では、構造を理解し易くするために、角度α及び角度βは70度を採用している。しかし、角度α及び角度βは、前述した数値に限定されるものではなく、前述した角度θa及び角度θbで設定した90度未満乃至50度の鋭角の範囲であれば、いずれの数値でも構わない。
次に、本発明において、衝突による衝撃荷重Fが加わった場合の衝撃吸収に係る構成を説明する。車体の衝突において、その反動で、運転者がステアリングホィール13等にぶつかる衝撃(いわゆる2次衝突)によって、衝撃荷重Fがステアリングホィール13からコラムチューブ11に伝達される。ここで、衝撃荷重Fは、水平方向の荷重とする。衝撃荷重Fは、軸芯線Laに対して平行なX方向分力Fxと、軸芯線Laに対して直角なY方向分力Fyとに分けられる〔図4(A)参照〕。
さらに、前方側ブラケットA,後方側ブラケットB及びコラムチューブ11の組付構成において、前記支持アーム部3の付根部31aと、前記支持アーム部6の付根部61aと、前記コラム接合部4、前記コラム接合部7とを仮想線で結ぶことにより、図4(B)に示すように、4本の仮想リンクからなる擬似的な仮想リンク機構にすることができる。この擬似的リンク構造では、初期状態(衝突前の状態)では、前記コラム接合部4とコラムチューブ11との接合点を連結点P1、前記コラム接合部7と前記コラムチューブ11との接合点を連結点P2、前記付根部61aを連結点P3、前記付根部31aを連結点P4と称する。
ここで、前記コラム接合部4とコラムチューブ11との接合点は、支持アーム部3の自由端31bと同一位置とし、したがって、連結点P1の位置は、支持アーム部3の自由端31bの位置である。同様に、連結点P2の位置は、支持アーム部6の自由端61bの位置である。さらに連結点P1と連結点P2とを結ぶ仮想線を仮想リンクMaとする。該仮想リンクMaは、コラムチューブ11に対応する。連結点P2と連結点P3とを結ぶ仮想線を仮想リンクMbとする。該仮想リンクMbは後方側ブラケットBの支持アーム部6に対応する。
また、連結点P3と連結点P4とを結ぶ仮想線を仮想リンクMcとする。該仮想リンクMcは、前記被装着部100に対応する。連結点P4と連結点P1とを結ぶ仮想線を仮想リンクMdとする。該仮想リンクMdは前方側ブラケットAの支持アーム部3に対応する。図7及び図8では、仮想リンク機構を理解し易くするために、仮想リンクMc、すなわち被装着部100を水平にしたものである。実際には被装着部100は所定の角度を有している。
上記のように仮想リンクMa,仮想リンクMb,仮想リンクMc,仮想リンクMdを設定すると、前方側ブラケットAと後方側ブラケットBとコラムチューブ11は、初期状態(すなわち衝突前の状態)で、前記仮想リンクMa,仮想リンクMb,仮想リンクMc,仮想リンクMdによる擬似的な仮想リンク機構は、左右対称の台形状を構成する〔図4(B),図6(A),図7(A)参照〕。そして、前記コラムチューブ11の軸芯線Laは、前記仮想リンクMaと常時平行であり、仮想リンクMaと軸芯線Laとは、共に平行状態を維持しながら移動する。すなわち、仮想リンクMaの軸方向における動作は、コラムチューブ11の軸芯線Laの動作となる。
2次衝突において、運転者がステアリングホィール13にぶつかるときには、すなわち、衝撃荷重Fがステアリングコラム1のステアリングホィール13に加わるということである〔図4(A)参照〕。そして、後方側ブラケットBの支持アーム部6は、コラムチューブ11の軸芯線Laに沿って、支持アーム部6の自由端61b側が車体前方側に向かって傾斜しているので、前記衝撃荷重FのX方向分力Fxによって、支持アーム部6が付根部61aを回転中心として支持アーム部6の自由端61bが車体前方に向かうように移動する〔図5(B),(C)参照〕。このX方向分力Fxは、前記軌跡円Qbに沿う分力Fxaと分力Fxbとの構成となり、前記分力Fxaによって、連結点P2(支持アーム部6の自由端61b)が車体前方側に移動しつつ、分力Fxbに対する反力Frが支持アーム部6に生じて、前記連結点P2が前記被装着部100に向かって近接するように移動する〔図6,図7(B),(D)及び図8(A),(C)参照〕。
このとき、コラムチューブ11の軸芯線Laと支持アーム部6とのなす角度βの数値は、衝突前の初期状態のときよりも小さくなる〔図5(A),(C),図6(A),(C),図7(A),(D),図8(C)参照〕。そして、前記後方側ブラケットBのコラム接合部7の受面部72aとコラムチューブ11との接合箇所は、前記支持アーム部6の付根部61aを回転中心とする軌跡円Qbに沿って、前記自由端61bと共に車体前方側に移動する〔図5(B),(C),図6(B),(C),図7(D),図8(C)参照〕。
一方、前方側ブラケットAの支持アーム部3は、コラムチューブ11の軸芯線Laに沿って、支持アーム部3の自由端31b側が車体後方側に向かって傾斜している〔図4(A)参照〕。該支持アーム部3は、前記衝撃荷重FのX方向分力Fxが伝達され、このX方向分力Fxがさらに前記軌跡円Qaに沿う分力Fxa’と分力Fxb’との構成となり、前記分力Fxa’によって、分力Fxb’に対する反力Fr’が支持アーム部3に生じて、連結点P1(支持アーム部3の自由端31b)が車体前方側に移動しつつ、前記被装着部100から離間するように移動する〔図5(B),(C),図6,図7(B),(C)及び図8(A),(B)参照〕。
前記支持アーム部3は、付根部31aを回転中心として支持アーム部3の自由端31bが車体前方に向かうように回転する〔図7(B),(C),図8(A),(B)参照〕。このとき、コラムチューブ11の軸芯線Laと支持アーム部3とのなす角度αの数値は、衝突前の初期状態のときよりも大きくなる〔図5(A),(C),図6(A),(C),図7(A),(C),図8(B)参照〕。そして、前記前方側ブラケットAのコラム接合部4の受面部42aとコラムチューブ11との接合箇所は、前記支持アーム部3の付根部31aを回転中心とする軌跡円Qaに沿って、前記自由端31bと共に車体前方側に移動する〔図5(B),(C),図6,図7(B),(C)及び図8(A),(B)参照〕。
このように衝撃荷重Fの発生による後方側ブラケットBと前方側ブラケットAとの動作により、前記コラムチューブ11における後方側ブラケットBとの接合箇所は、車体前方側に移動しつつ、前記被装着部100すなわち取付基部5に近接し、且つ前記コラムチューブ11における前方側ブラケットAとの接合箇所は、車体前方側に移動しつつ、前記被装着部100すなわち取付基部2側から離間する。
上記作動を擬似仮想リンク機構の面から説明すると、まず、仮想リンクMc(車体の被装着部100)を水平方向に設置し、仮想リンクMa,Mb,Mc,Mdによって、左右対称な台形の仮想リンク機構を構成するものとする〔図4(B),図6(B),図7(A)参照〕。仮想リンクMdと仮想リンクMbは同一長さで、V字形状となるように対向している。
すなわち、初期状態(衝突前の状態)においては、前記仮想リンクMa,Mb,Mc,Mdによる台形は、左右対称の逆台形である。このとき、仮想リンクMcと連結点P1との距離Ha0と、仮想リンクMcと連結点P2との距離Hb0とは同一である〔図7(A)参照〕。すなわち、距離Ha0=距離Hb0である。また、初期状態において、前記連結点P1は、軌跡円Qaの直径中心より車体後方側の領域に位置しており、前記連結点P2は、軌跡円Qbの直径中心より車体前方側の領域に位置している。
このような状態において、2次衝突において、衝撃荷重FのX方向分力Fxが車体後方側(ステアリングホィール13側)から車体前方側にかかるものである。以下、衝撃吸収行程について述べる。図6(B),図7(B),(C),(D)は、衝撃吸収過程が行われている途中の状態である。連結点P2(自由端61b)に衝撃荷重FのX方向分力Fxがかかり、仮想リンクMb(支持アーム部6)は、連結点P3を回転中心として回転し、この回転に伴って連結点P2は軌跡円Qbに沿って、車体前方側へ移動を開始しつつ、連結点P2は、仮想リンクMc(車体の被装着部100)に近接し、前記距離Hb0は減少して距離Hb1となる〔図7(B),(D)参照〕。
一方、仮想リンクMa(コラムチューブ11)は仮想リンクMb(支持アーム部6)の回転によって、車体前方側へ移動するものであり、該仮想リンクMaによって仮想リンクMd(支持アーム部3)が連結点P4を中心にして回転し、この回転に伴って連結点P1は軌跡円Qaに沿って、車体前方側へ移動しつつ、連結点P1は、仮想リンクMc(車体の被装着部100)から離間し、前記距離Ha0は増加して距離Ha1となる〔図7(B),(C)参照〕。すなわち、距離Ha1>距離Hb1となり、前記仮想リンクMaは車体後方側すなわちステアリングホィール13側寄りが上昇するように傾斜する。
図5(C),図6(C),図8(A),(B),(C)は、衝撃吸収が完了した状態である。連結点P2(自由端61b)には、さらに継続して衝撃荷重FのX方向分力Fxがかかり、仮想リンクMb(支持アーム部6)は、連結点P3を回転中心として回転し、この回転に伴って連結点P2は軌跡円Qbに沿って、車体前方側へ移動を開始しつつ、連結点P2は、前記分力Fxa及び分力Fxbによって仮想リンクMc(車体の被装着部100)に近接し、距離Hb1は減少して距離Hb2となる〔図8(A),(C)参照〕。
一方、仮想リンクMa(コラムチューブ11)は仮想リンクMb(支持アーム部6)の回転によって、車体前方側へ移動するものであり、該仮想リンクMaによって仮想リンクMd(支持アーム部3)が連結点P4を中心にして回転し、この回転に伴って連結点P1は軌跡円Qaに沿って、車体前方側へ移動しつつ、連結点P1は、仮想リンクMc(車体の被装着部100)から離間し、前記距離Ha1は増加して距離Ha2となる〔図8(A),(B)参照〕。すなわち、距離Ha2>距離Hb2となり、前記仮想リンクMaは車体後方側すなわちステアリングホィール13側寄りがより一層上昇し、傾斜して初期状態(衝突前の状態)の仮想リンクMaに対して、衝撃吸収の完了時の仮想リンクMaは角度γである〔図8(A)参照〕。
なお、前記後方側ブラケットBの支持アーム部6の自由端61b(連結点P1)及び前記前方側ブラケットAの支持アーム部3の自由端31bには、衝撃荷重FのX方向分力Fxと共に、Y方向分力Fyが加わって行われるものである。Y方向分力Fyは、前記連結点P2(支持アーム部6の自由端61b)に対しては上方にかかる分力であり、連結点P2を上方に押し上げる分力となる。さらに、前記連結点P1(支持アーム部3の自由端31b)に対しては下方にかかる分力であり、連結点P1を下方に押し下げる分力となるものである。
コラムチューブ11の衝撃吸収における移動状態は、図4(B)に示す矢印の動作となる。仮想リンクMaは、2次衝突によって、コラムチューブ11が車体後方側、すなわちステアリングホィール13側が上方に移動しつつ、傾斜すると共にコラムチューブ11は軸方向において車体前方側に移動するものである。そして、初期状態(衝突前の状態)におけるコラムチューブ11の軸芯線Laに対して、2次衝突によって衝撃吸収した状態のコラムチューブ11の軸芯線Laの傾斜角度は、衝撃完了時には、角度γだけ増加する〔図8(A)参照〕。
このように衝撃荷重Fの発生による後方側ブラケットBと前方側ブラケットAとの動作により、前記コラムチューブ11における後方側ブラケットBとの接合箇所は、車体前方側に移動しつつ、前記被装着部100すなわち取付基部5側に近接し、且つ前記コラムチューブ11における前方側ブラケットAとの接合箇所は、車体前方側に移動しつつ、前記被装着部100すなわち取付基部2側から離間し、この動作によって、2次衝突の衝撃を吸収することができる〔図4(B)の矢印参照〕。
前記前方側ブラケットAの支持アーム部3及び後方側ブラケットBの支持アーム部6にコラム支持突起33及びコラム支持突起63がそれぞれ形成された実施形態のものにおいては、図1(C),図9(A)に示すように、前記コラムチューブ11の後方側(ステアリングホィール13側)の外周側面11aが、前記両コラム支持突起33,33によって挟持された状態で支持され、前記コラムチューブ11の前方側(車体の前方側)の外周側面11aが、前記両コラム支持突起63,63によって挟持された状態で支持されている。このような構成によって、コラムチューブ11は、軸芯線Laが水平面上において傾いたり、倒れたりすることなく、軸方向に沿ってのみ車体前方側に移動することができる。
特に、水平方向において傾いた状態でステアリングホィール13を介してコラムチューブ11に衝撃荷重Fがかかる(作用する)ときには、そのままでは、図9(B)に示すように、コラムチューブ11は水平面上において、傾いたり、倒れたりすることが有りうる。このような状態に対して、コラムチューブ11の外周側面11aの前方側及び後方側が、前記両コラム支持突起33,33及び前記コラム支持突起63,63によって、それぞれ挟持されているので、コラム支持突起33及びコラム支持突起63にそれぞれ反力Fsが作用し、この反力Fsによって、コラムチューブ11が傾いたり倒れたりすることを防止し、コラムチューブ11を軸方向に沿ってのみ移動させることができる〔図9(B),(C)参照〕。
また、前記前方側ブラケットAの支持アーム部3のコラムチューブ11の軸芯線Laに対する傾斜角度αと、前記後方側ブラケットBの支持アーム部6のコラムチューブ11の軸芯線Laに対する傾斜角度βとが、異なるように形成することによって、種々の衝撃吸収のために対応することができる構成にすることができる。
(A)は本発明の側面略示図、(B)はコラムチューブと前方側ブラケット及び後方側ブラケットとを組み付けた状態の斜視図、(C)は(B)のXa−Xa矢視断面図である。 (A)はコラムチューブと前方側ブラケット及び後方側ブラケットとを組み付けた状態の側面図、(B)はコラムチューブと前方側ブラケット及び後方側ブラケットとを組み付けた状態の平面図である。 (A)は前方側ブラケット(後方側ブラケット)の斜視図、(B)は前方側ブラケット(後方側ブラケット)の正面図、(C)は前方側ブラケット(後方側ブラケット)の側面図、(D)は前方側ブラケット(後方側ブラケット)の平面図、(E)は(B)のXb−Xb矢視断面図である。 (A)は本発明に衝撃荷重及び衝撃荷重のX方向分力及びY方向分力が作用している状態の側面図、(B)は被装着部,前方側ブラケット,後方側ブラケット,コラムチューブを擬似リンク機構に置き換えた状態図である。 (A)は本発明において初期状態(衝突前の状態)を示す側面略示図、(B)は本発明において衝撃吸収動作の中間状態を示す側面略示図、(C)は本発明において衝撃吸収動作が完了した状態を示す側面略示図である。 (A)は本発明を擬似リンク機構とした初期状態(衝突前の状態)を示す側面略示図、(B)は衝撃吸収動作の中間状態を示す側面略示図、(C)は衝撃吸収動作が完了した状態を示す側面略示図である。 (A)は被装着部を水平にして初期状態(衝突前の状態)における擬似リンク機構を示した状態図、(B)は衝撃吸収装置における衝撃吸収動作の途中状態を示す状態図、(C)は(B)の(ア)部拡大図、(D)は(B)の(イ)部拡大図である。 (A)は衝撃吸収装置における衝撃吸収動作の完了状態を示す状態図、(B)は(A)の(ウ)部拡大図、(C)は(A)の(エ)部拡大図である。 (A)はコラムチューブの軸方向に沿って衝撃荷重が作用した状態の一部切除した平面図、(B)はコラムチューブの水平面において軸方向に対して衝撃荷重が傾斜してかかった状態の一部省略した平面図、(C)はコラムチューブの水平面且つ軸方向に対する衝撃荷重に対して前方側ブラケット及び後方側ブラケットの反力がコラムチューブの傾き又は倒れを防止しようとする状態を示す一部断面にした正面図である。 (A)は前方側ブラケット(後方側ブラケット)のコラム支持突起を高さ方向の中央より下方に連続的に形成した正面図、(B)はコラム支持突起が形成されない前方側ブラケット(後方側ブラケット)にコラムチューブを固着した状態の一部断面にした正面図、(C)の受面部が形成されない前方側ブラケット(後方側ブラケット)にコラムチューブを固着した状態の一部断面にした要部側面図である。 (A)は従来技術の構成を示す略示図、(B)は従来技術におけるコラムの動作を示す略示図である。
符号の説明
A…前方側ブラケット、B…後方側ブラケット、11…コラムチューブ、
100…被装着部、2(5)…取付基部、3(6)…支持アーム部、
4(7)…コラム接合部、42a(72a)…受面部、La…軸芯線。

Claims (6)

  1. コラムチューブと、該コラムチューブの前方側を車体の被装着部に支持固定する前方側ブラケットと、前記コラムチューブの後方側を車体の被装着部に支持固定する後方側ブラケットとからなり、前記前方側ブラケット及び前記後方側ブラケットは、それぞれ取付基部と、2本の支持アーム部と、コラム接合部とから構成され、前記コラムチューブの前方側は前記前方側ブラケットの2本の支持アーム部間に配置され且つ前記コラム接合部に接合固着され、前記コラムチューブの後方側は前記後方側ブラケットの2本の支持アーム部間に配置され且つ前記コラム接合部に接合固着され、前記前方側ブラケットの支持アーム部は下方の自由端側が後方側に向かって傾斜され、前記後方側ブラケットの支持アームは下方の自由端側が車体前方側に傾斜されてなることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収装置。
  2. 請求項1において、前記前方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度と、前記後方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度とは異なるようにしてなることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収装置。
  3. 請求項1において、前記前方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度と、前記後方側ブラケットの支持アーム部の傾斜角度とは略等しく形成されてなることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収装置。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記前方側ブラケット及び前記後方側ブラケットのそれぞれの両支持アームは前記コラムチューブに略接触するコラム支持突起が形成されてなることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記前方側ブラケット及び後方側ブラケットのコラム接合部には、受面部が形成され、該受面部は、前記コラムチューブの外周側面の直径と略同等の曲率半径を有してなることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収装置。
  6. 請求項1,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記前方側ブラケットと前記後方側ブラケットとは、同一形状としてなることを特徴とするステアリング装置の衝撃吸収装置。
JP2008321301A 2008-12-17 2008-12-17 ステアリング装置の衝撃吸収装置 Pending JP2010143334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008321301A JP2010143334A (ja) 2008-12-17 2008-12-17 ステアリング装置の衝撃吸収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008321301A JP2010143334A (ja) 2008-12-17 2008-12-17 ステアリング装置の衝撃吸収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010143334A true JP2010143334A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42564218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008321301A Pending JP2010143334A (ja) 2008-12-17 2008-12-17 ステアリング装置の衝撃吸収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010143334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4729390A1 (fr) * 2024-10-17 2026-04-22 Jtekt Column Systems France Sas Pièce de fixation d'une colonne de direction sur un support d'un véhicule automobile, ensemble associé et procédé de fabrication associé

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4729390A1 (fr) * 2024-10-17 2026-04-22 Jtekt Column Systems France Sas Pièce de fixation d'une colonne de direction sur un support d'un véhicule automobile, ensemble associé et procédé de fabrication associé
FR3167611A1 (fr) * 2024-10-17 2026-04-24 Jtekt Column Systems France Sas Pièce de fixation d’une colonne de direction sur un support d’un véhicule automobile, ensemble associé et procédé de fabrication associé

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011168190A (ja) ステアリング位置調整装置
JP2002059853A (ja) チルトステアリングの回動支持構造
JP2010254054A (ja) 衝撃吸収ユニットおよびリクライニング装置
JP5521160B2 (ja) 車両用衝撃吸収シートの衝撃吸収装置
JP5671612B2 (ja) バンパー構造
JP2513633Y2 (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP2008238846A (ja) 車両用ステアリング装置
JP2018083512A (ja) フロントサブフレーム構造
JP6252560B2 (ja) 車両後部構造
JP2010143334A (ja) ステアリング装置の衝撃吸収装置
JP2017035999A (ja) ステアリング装置
JP4466686B2 (ja) ステアリングコラム装置
JP4582374B2 (ja) チルトステアリング装置
JP2003306095A (ja) 車両用バンパ取付構造
CN100361852C (zh) 车辆用转向管柱装置制造方法
JP5508628B2 (ja) ステアリング装置
JP4000459B2 (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP2020097319A (ja) ステアリングコラム装置
JP2018062213A (ja) ステアリング装置
JP3861525B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP4192010B2 (ja) チルトステアリングコラム支持装置
JP4182684B2 (ja) 車両用ステアリングコラム装置の製造方法および装置
JPH0811726A (ja) ステアリングコラムの衝撃吸収装置
JP7006123B2 (ja) 車両用ペダルの後退抑止構造
JP2018154312A (ja) ステアリング装置