JP2010142657A - プレート及び椎弓形成術架橋装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】片開き式椎弓形成術の、分割された椎弓板の後方部と前方部との間の分離を確実に維持することができる椎弓形成術プレートの提供。
【解決手段】椎弓形成術プレートは、脊柱管に対して望ましい間隔を維持するために、分割された椎弓板の少なくとも一部分に係合可能である。椎弓形成術プレートは、少なくとも1つの分割された椎弓板部分によって形成された隙間に架ける第1端部と第2端部とを有するスペーサ部分810を含んでいる。椎弓形成術プレートは、分割された椎弓板部分との係合のために、一方の端部に椎弓板係合部分815を含んでいてもよい。
【選択図】図8

Description

本発明は、概括的には椎弓形成術の分野に、より厳密には椎弓形成術用のプレート及び椎弓形成術架橋装置に関する。
本出願は、2002年5月3日出願の米国仮特許出願第60/384,573号の出願日の恩典を請求し、同出願内容全体を参考文献としてここに援用する。
毎年、多くの人が外傷による頚部、背部、及び/又は脊椎の重大な損傷に苦しんでいる(人の典型的な脊柱については、頚部110、胸部120、腰部130、仙骨140、及び尾骨150の部位を含む図1の斜視図の脊柱100を参照のこと)。それら損傷としては、頚部骨折、骨折転位と円板の後方突進との合併症、及びその他主要な損傷を挙げることができる。更に、毎年、多くの人々が変性疾患、特に変性脊柱管狭窄症の手術を受けている。脊柱管狭窄症では、脊髄及び神経根が中に入っていてそれらを保護している脊柱管が狭くなり、その結果、脊髄と神経が圧迫されることになる。外科処置の目的には、脊柱の圧迫された全てのレベルに減圧を施してしっかりとした固定(Solid Fusion)で安定を図ることが挙げられる。
解剖学的背景を更に示すために、図2では典型的な椎骨200構造を示している。脊柱の各区分の椎骨の正確な構造は、当該区分に必要な機能に対応するために幾分異なっている。とはいうものの、典型的な椎骨200は、椎体210と呼ばれる前方部と、脊柱管280を取り囲んでいる椎弓220と呼ばれる後方部とで構成されている。椎弓220は、棘突起250を含んでおり、この棘突起250は椎弓板240により関節面230と横突起面260に繋がっている。関節面230、260は、椎弓根270により椎体210に繋がっている。
脊柱管内の空間を広げるための後方進入的方法には2つの方法がある。第1の方法は、脊柱管の背面を形成している骨構造と付帯する靭帯を除去する椎弓切除術である。頚部部位では、椎弓切除術を行うと脊柱が不安定になり、即ち「スワン・ネック」変形と呼ばれる変形を生じることもある。この変形は、矯正が非常に難しい問題であり、通常は首を正しい形に維持する機能の一部を果たす椎骨の背面の支持構造が欠損することにより首と肩に相当な不快感を発生させることもある。これは更なる脊髄損傷を生じる原因ともなる。
脊髄圧迫を緩和する別の方法は、椎弓形成術と呼ばれる外科処置手法である。椎弓形成術は、脊柱管を取り囲んでその中の脊柱管を形成している1つ又はそれ以上の椎骨構造を改質することに関わる。例えば、骨構造を弱体化して、後方に撓み易く或いは揺動するようにして、脊柱管を開き脊髄用の追加的空間を作り出すことができる。この手法に伴う問題は、正しく治癒するために改質した1つ又はそれ以上の椎骨を安定させることに関わっている。
椎弓形成術技法は、1つ又はそれ以上の椎骨の背面が扉のように揺動して開くようにされるため、しばしば「開扉(open door)椎弓形成術」と呼ばれる。椎弓形成術手法には、片開き式(hemilateral open door)椎弓形成術(或いは、単扉椎弓形成術)、及び両開き式(bilateral open door)椎弓形成術(或いは、背中椎弓形成術、フランス扉椎弓形成術、二扉椎弓形成術)を含め、様々な変型がある。
片開き式椎弓形成術では、分割された椎弓板の後方部と前方部との間の分離を確実に維持することが1つの課題である。この分離を行うのに骨移植片を使用することが知られているが、そのような移植片を使用するには、適当な移植骨片を通常は患者又は死体の骨盤から採取するために更なる外科処置と時間が必要になる。更に、椎弓形成術の処置後に骨移植片が移動する可能性がある。これにより、脊柱管の断面積が狭くなったり、患者の脊髄に当たったり、及び/又は固定部分の断裂や伸びを発生させる可能性がある。
フランス扉椎弓形成術では、課題はもっと難題である。例えば、切断し分離された椎弓板に骨移植片を固定するのに縫合が使用されている。しかしながら、このような縫合は技術的に難しく、挿入に時間がかかり、通常は骨移植片を切断された椎弓板にしっかりと固定することができない。従って、骨移植片と切断された2つの椎弓板の内の何れかとの間におけるその後の移動により、両者の間の固定部に断裂及び/又は伸びが発生するという不都合が起きかねない。
米国仮特許出願第60/384,573号
広くなった断面積を有する脊柱管で使用するための椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、分割された椎弓板部分の変位により形成された隙間に架かるスペーサ部分を含んでいる。このプレートは、骨スペーサ部分の第1端部に隣接する第1椎弓板係合部分を含み、この第1椎弓板係合部分は第1の複数のフランジを含む。第1のフランジは、椎弓板の周りの1つ又は複数の箇所で、第1の分割された脊椎椎弓板の外側面に接触し又はこれに隣接して配置することができる。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定させるために、椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、スペーサ部分及び椎弓板係合部分を含んでいる。椎弓板係合部分としては、分割された椎弓板の一部を受け入れ、又はその周りに伸長するカップ、カフ、及び/又は複数のフランジを挙げることができる。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された少なくとも1つの脊椎椎弓板を安定させるために、椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、棘突起の除去及び椎弓板の分割対により形成された隙間に架かるスペーサ部分を含んでいる。本プレートは、スペーサ部分の第1端部に隣接する第1椎弓板係合部分も含んでおり、この第1椎弓板係合部分は第1骨把持部分を含んでいる。本プレートは、更に、スペーサ部分の第2端部に隣接する第2椎弓板係合部分を含んでおり、この第2椎弓板係合部分は第2骨把持部分を含んでいる。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を固定するための椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、椎弓形成術の間に少なくとも椎弓板の一部を除去することにより形成された隙間に架かるスペーサ部分を含んでいる。プレートは、また、スペーサ部分の第1端部に隣接する第1係合部分を含んでいる。第1係合部分は分割された脊椎椎弓板の少なくとも第1側部及び第2側部に沿って伸長している。
脊柱管の断面積を大きくする段階を含んでいる椎弓形成術処置用のプレートが提供される。このプレートは、第1端部及び第2端部を有するスペーサ部分を備えている。スペーサ部分は、分割された脊椎椎弓板の第1の部分と第2の部分との間に配置することができる。このプレートは、スペーサ部分の第1端部に隣接する第1椎弓板係合部分を含んでいる。第1椎弓板係合部分は、分割された椎弓板の第1の部分の前方面、後方面、上方面及び下方面の内の少なくとも2つに沿って伸長可能な第1の複数の椎弓板安定化フランジを含んでいる。
脊柱管の断面積を大きくする段階を含んでいる椎弓形成術処置用のプレートが提供される。このプレートは、第1端部及び第2端部を有するスペーサ部分を備えている。スペーサ部分は、分割された脊椎椎弓板の第1の部分と第2の部分との間に配置することができる。このプレートは、スペーサ部分の第1端部に隣接する第1椎弓板係合部分を含んでいる。第1椎弓板係合部分は、分割された椎弓板の第1の部分の前方面、後方面、上方面、及び下方面の内の少なくとも2つに沿って配置可能な第1の複数のフランジを含んでいる。スペーサ部分の第2端部に隣接して、第2椎弓板係合部分が設けられている。この第2椎弓板係合部分は、分割された脊椎椎弓板の第2の部分の前方面、後方面、上方面、及び下方面の内の少なくとも1つに沿って配置することのできる1つ又は複数のフランジを含むことができる。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定化するための、脊椎椎弓板と少なくとも1つの椎弓板係合部分との間に配置することのできるスペーサ部分を含んでいるプレートが提供される。椎弓板係合部分は、少なくとも1つのフランジを含んでおり、このフランジから、分割された椎弓板の隣接する部分に係合するための骨係合機構が伸長している。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定化するための椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、スペーサ部分と、スペーサ部分と外科処置により分割された脊椎椎弓板との間の動きを少なくとも2方向で拘束するためのスペーサ部分から伸長している複数のフランジと、を備えている。
脊柱管の断面積を大きくする椎弓形成術用のプレートが提供される。このプレートは、第1の分割された脊椎椎弓板部分を変位させることにより形成された隙間に配置することのできるスペーサ部分を備えている。スペーサ部分の端部から伸長する第1椎弓板係合部分は、第1の分割された脊椎椎弓板部分の周囲の複数の箇所に接触するように作られている。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を固定するための椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、第1及び第2端部を有するスペーサ部分を備えている。スペーサ部分は、椎弓形成術の際に椎弓板の少なくとも一部を除去することにより形成された隙間に、又はこれに隣接して配置することができる。プレートは、スペーサ部分の第1端部から伸長する第1椎弓板係合部分を含んでいる。椎弓板係合部分は、分割された椎弓板の第1の部分の周りに実質的に伸長するように作られた椎弓板係合カップ又はカフの1つを含んでいる。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定化するための、スペーサ部分とスペーサ部分の端部に隣接する椎弓板係合カップとを含んでいる椎弓形成術プレートが提供される。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定化するための、スペーサ部分とスペーサ部分の端部に隣接する椎弓板係合カフとを含んでいる椎弓形成術プレートが提供される。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された椎弓板を安定化するための椎弓形成術プレートが提供される。このプレートは、互いに反対側の第1端部及び第2端部を有するスペーサ部分を含んでいる。スペーサ部分は、棘突起及び/又は分割された1つ又は複数の椎弓板部分の除去により形成された隙間に、又はこれに隣接して配置することができる。スペーサ部分の一方の端部に隣接する、第1骨把持部分を含む第1椎弓板係合部分がある。第2椎弓板係合部分は、スペーサ部分の他方の端部に隣接しており、第2骨把持部分を含んでいる。
椎弓形成術に伴い外科処置により分割された少なくとも1つの脊椎椎弓板を安定化するための方法が提供される。本方法は、第1端部と第2端部とを含むスペーサ部分を有する椎弓形成術プレートを設ける段階を含んでおり、椎弓形成術プレートは、更に、第1端部に隣接する第1椎弓板係合部分を有しており、第1椎弓板係合部分は第1の複数の骨把持部分を含んでいる。本方法は、更に、第1の分割された椎弓板の部分と第2の分割された椎弓板の部分との間の所定の隙間を、椎弓形成術プレートのスペーサ部分で保持する段階も含んでいる。
片開き式椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定化するための方法が提供される。本方法は、外科処置を受ける患者に、第1端部と第2端部とを含むスペーサ部分を有する椎弓形成術プレートを提供する段階を含んでおり、椎弓形成術プレートは、更に、スペーサ部分の第1端部に隣接する第1係合部分を有している。本方法は、更に、第1係合部分を分割された脊椎椎弓板の第1の部分の前方面及び後方面に接触させる段階を含んでいる。
フランス扉椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板を安定化するための方法が提供され、本方法は、外科処置を受ける患者に、互いに反対側の第1端部及び第2端部を含むスペーサ部分を有する椎弓形成術プレートを提供する段階を含んでいる。椎弓形成術プレートは、更に、スペーサ部分の第1端部に隣接する第1椎弓板係合部分と、スペーサ部分の第2端部に隣接する第2椎弓板係合部分を有している。本プレートは、プレートが第1の分割された椎弓板と第2の分割された椎弓板との間に、椎骨に付帯する棘突起の除去によって形成された隙間に亘って伸長するように、分割された脊椎椎弓板に隣接して配置される。
添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めば、本発明と、その考えられる多様な各種実施形態が容易に理解頂けるであろう。
本発明の原理の理解を促すことを目的として、これより図面に示す実施形態を参照してゆくが、説明に当たっては特定の言語を使用する。但し、それにより本発明の範囲を限定する意図はない。記載の装置に加えられるあらゆる変更及び修正、及びここに記載する本発明の原理のこの他の適用の全てについては、本発明が関係する分野の当業者であれば普通に考案できるものと考えられる。
椎弓形成術処置の結果分割された椎弓板の第1及び第2の部分を安定化するためのシステムが提供される。分割された椎弓板部分は、片開き式椎弓形成術又はフランス扉椎弓形成術処置の結果として作り出すことができる。或る種の椎弓形成術処置には或る種の実施形態がより特定的に適しているかもしれないが、各実施形態の態様はどの様な椎弓形成術処置にも応用できる。
図4から図7は、椎弓形成術システム700を固定するための、椎骨400に対する片開き式椎弓形成術の処置を示す平面図である。同処置の開始段階では、患者が適当に位置決めされ、関心部位の椎骨の後方要素を露出させるように切開が施される。典型的には、あらゆる骨増殖体が除去され、次いで棘突起が除去される。少なくとも1つの椎骨400の椎弓板460の中央皮質層にレリーフ415が切り込まれる。レリーフ415は、溝、樋、トラフの形態に、高速バードリルを使って形成することができる。或る特定の実施形態では、レリーフ415は、「開く」側となる側で椎弓板を分割するため、深度が約3から4ミリメートル、幅が約3ミリメートルである。次に、骨ヒンジ450を作り出すため、同様の方法を用いて反対側の椎弓板骨460を薄くする。更に、付帯する黄色靭帯、被膜、及び/又は静脈を分割して、分割された椎弓板が外側に回転できるようにする。
図5では、分割された椎弓板410の後方部分420が、ヒンジ部椎弓板460を中心に外向き又は後方に回転され、これにより脊柱管440を開き、又はその断面積を広げている。図6では、分割された椎弓板の後方部分420と前方部分(側部塊)430との間にスペーサ部材730が挿入されている。スペーサ部材730は、分割された椎弓板の後方部分420が新しい位置から元の位置に向けて閉じるのを防ぐことができる。分割された椎弓板は、スペーサ部材730としっかりと突き合わされて、分割された椎弓板が互いに向かってそれ以上動くのを防ぐくさびとして働く。
ここで論じるスペーサ部材は、分割された椎弓板を支える非融合部材、又は分割された椎弓板の融合のための道筋又はプラットフォームをも提供する融合部材であってもよい。例えば、スペーサ部材は、分割された椎弓板の間の骨の成長のために1つ又はそれ以上の道筋を提供する骨移植片又は人工装置であってもよい。スペーサ部材は、金属、合金、セラミック、プラスチック、分解吸収性素材、非分解吸収性素材、骨素材、及び/又は複合物を含む、どのような生体適合性材料で作ってもよい。スペーサ部材は、実際の又は合成の骨及び/又はDBM(脱鉱物骨基質)で作られた骨移植片であってもよい。スペーサ部材としては、骨チップ、ペースト又はパテ等の骨成長促進又は誘導材料、及び/又はBMP(骨形成蛋白質)、LMP(LIM鉱物化蛋白質)などの蛋白質を含浸したスポンジ、基質、及び/又はシートなどの担体を挙げることもできる。
図7は、脊柱管を拡大するために分離された第1及び第2の分割された椎弓板部分を安定させるための椎弓形成術システム700を含んでいる。システム700は、片開き式椎弓形成術が施された1つ又はそれ以上の椎骨に固定された椎弓形成術プレート710を含んでいる。椎弓形成術プレート710は、分割された椎弓板の後方部分420に、随意的にはスペーサ部材730に、そして分割された椎弓板の前方部分(側部塊)430(及び/又は関節面)に取り付けられ、スペーサ部材730を所定の位置に固定する。椎弓形成術プレート710は、分割された椎弓板の間の扉又は開口部が開閉するのに抵抗し、スペーサ部材730の位置も維持する。
椎弓形成術プレート710は、スペーサ部分715と、一方の端に第1の複数のフランジ750、760を含んだ椎弓板係合部分を含んでいる。椎弓板係合部分は、椎弓板の隣接する後方部分420に係合可能であり、プレート710に対する及び/又はスペーサ部材730に対する後方部分420の動きを低減、拘束、及び/又は防止するのを支援する。これは、例えば、後方部分420の端部とスペーザ部材730の端部との間の融合を促進することにより、治癒を促す。
中央スペーサ部分715の反対側の端部は、第2の椎弓板係合部分を含んでいる。図示の実施形態では、第2の椎弓板係合部分は、分割された椎弓板の前方部分430及び/又は側部塊の、プレート710に対する及び/又はスペーサ部材730に関する動きを低減、拘束、及び/又は防止するのを支援する1つ又はそれ以上のフランジ745を含んでいる。これは、例えば、前方部分430の分割端部とスペーサ部材730の端部との間の融合を促進することにより、治癒を促す。スペーサ部分715は、手術前の骨構造にほぼ匹敵する及び/又はそれ以上に、脊椎及び/又は脊柱管を保護するのに十分な構造強度を有するものである。
係止機構付又は同機構無しのスクリューの様な1つ又は複数の固定機構770を、椎弓形成術プレートを貫通する1つ又は複数の固定穴を介して椎弓形成術プレート710に通し、分割された椎弓板部分420、430及び/又はスペーサ部材730に挿入する。スペーサ部材730には、更に、椎弓形成術プレート710に挿入された1つ又は複数の固定機構770を受け入れて係合し、それによって椎弓形成術プレート710をスペーサ部材730に固定するための、1つ又は複数の穿孔及び/又はねじ孔732が設けられている。骨スクリュー以外の固定機構としては、ファスナ、アンカー、釘、ステープル、ナットとボルト、糊、骨セメント、及び/又はピン等も考えられる。
図8、9、10は、例えば片開き式椎弓形成術システムに採用することのできる別の椎弓形成術プレート800を示しているが、他の椎弓形成術処置に適用することも考えられる。プレート800は、分割された椎弓板部分がそれぞれ適切な開扉位置にあるときにその間隔に合う大きさのスペーサ部分810を含んでいる。スペーサ部分810の一方の端部は、例えば、分割された椎弓板の後方部分の外側面の周囲に隣接する、対向する、及び/又は分散する箇所に、取り付けられ又は係合することになる第1の複数のフランジ820を有する第1椎弓板係合部分815を含んでいる。
スペーサ部分810の他方の端部は、例えば、分割された椎弓板の前方部分及び/又は対応する関節面の外側面上の隣接する、対向する、及び/又は分散する箇所に取り付けられ又は係合することになる第2の複数のフランジ830、835を有する椎弓板係合部分825を含んでいる。フランジ830は、分割された椎弓板の前方部分の後方面に沿って伸長する。各フランジ835は、分割された椎弓板の前方部分の分割面、即ち他方の分割された椎弓板部分に向けて配置された面に当接し及び/又は係合する棚部である。フランジ835は、スペーサ部分810の上下縁部それぞれに隣接して配置され、フランジ830は、スペーサ部分810から伸長しこれと概ね同じ幅を有している。フランジ835同士の間の空間は、スペーサ部材が分割された椎弓板部分の骨面に係合するための通路を提供している。フランジ835は、フランジ830に対して横向きである。或る実施形態では、フランジ835はフランジ830と直交している。他の実施形態では、フランジ835とフランジ830の配置は別の向きを考えている。
固定穴840は、例えば、下の骨及び/又は融合部材(図示せず)に挿入され椎弓形成術プレートを骨及び/又は融合部材に固定するためのスクリューの様な固定機構を受け入れることができる。固定機構は、穴840から戻り出るのを防止するために、タブ又は二次スクリューの様な係止機構を含んでいてもよい。スペーサ部分810は、プレート800が分割された椎弓板に固定されるときには脊柱中心軸の方向に伸長する幅895を有している。或る特定の実施形態では、幅895は、椎骨1個の高さに合わせた大きさであり、約5ミリメートルから約20ミリメートルの範囲にある。他の実施形態では、スペーサ部の幅はここで論じた以外の値を考えている。例えば、幅は椎骨2個又はそれ以上に相当する幅に及ぶ大きさになっていてもよい。
フランジ820は、スペーサ部分810と角度891を成し、フランジ830は、分割された椎弓板部分の後方面に沿ってスペーサ部810と角度892を成している。角度891と892は、図示のように同じでもよいし、違った値でもよい。或る実施形態では、角度891と892は約45度である。他の実施形態では、角度891と892は35度から55度の範囲、25度から65度の範囲、又は0度から90度の範囲を考えている。
図11、12、13は、例えば、片開き式椎弓形成術システムに採用することのできる別の実施形態の椎弓形成術プレート900を示しているが、他の椎弓形成術処置に適用することも考えられる。特記しない限り、椎弓形成術プレート900は、図8、9、10の椎弓形成術プレート800と同じである。スペーサ部分910の一方の端部は、例えば、分割された椎弓板の後方部分の外側面の周りの隣接する、対向する、及び/又は分散する箇所に取り付けられ及び/又は係合する第1の複数のフランジ920を含む第1の椎弓板係合部分915を含んでいる。
プレート900は、スペーサ部分910の他方の端部に、フランジ930と一対のフランジ棚部935とを有する第2の椎弓板係合部分925を含んでいる。フランジ棚部935は、スペーサ部分910の一方の縁部に隣接して配置され、フランジ930はスペーサ部分910から両フランジ935の間を伸長している。フランジ935は、フランジ930に対して横向きである。或る実施形態では、フランジ935はフランジ930と直交している。他の実施形態では、フランジ935とフランジ930との間の他の向きを考えている。固定穴940は、例えば、骨スクリューの様な1つ又は複数の固定機構(図示せず)を、下の骨及び/又はスペーサ部材(図示せず)に挿入し、椎弓形成術プレート900を下の椎弓板部に固定できるようにしている。スペーサ部分910のスロット状固定穴945は、1つ又は複数の固定機構を、下のスペーサ部材に対して可変的に方向付け且つ配置できるようにしている。スロット状固定穴945は、それに沿った固定具を無数の可変配置を可能とする。他の実施形態では、1つ又は複数の個別のファスナ位置をスロット状固定穴945に沿って形成している窪み付きスロット状固定穴945を考えている。
図14は、例えば片開き式椎弓形成術システムに採用することのできる別の実施形態の椎弓形成術プレート1000の斜視図であるが、他の椎弓形成術への適用も考えられる。プレート1000は、第1端部1012と第2端部1014を有するスペーサ部分1010を含んでいる。スペーサ部分1010の縦方向の長さは、分割された椎弓板の後方部分と前方部分との間の所望の分離距離に対応している。
第1端部1012に隣接して第1係合部分1020があり、これは、分割された椎弓板の第1の部分の椎弓形成術プレート1000に対する少なくとも2方向への動きを低減し及び/又は防止する働きをする。第1係合部分1020は、第1椎弓板安定化フランジ1030及び第2椎弓板安定化フランジ1040の様な1つ又は複数の椎弓板安定化フランジを含んでいる。椎弓形成術プレート1000に対する椎弓板部分の動きを低減、拘束、及び/又は防止するために、何れでもよいがフランジ1030、1040は、椎弓板部分の期待される縦方向軸周りに配置され及び/又は分散配置され、及び/又は両者の間に椎弓板部分を少なくとも部分的には捕捉し又は受け入れるのに十分な長さとなっている。更に、何れでもよいがフランジ1030、1040は、1つ又は複数の固定穴1032を有するに十分な長さである。更に、骨を握る、把持する、係合する、かしめる、挟む、捕捉する、及び/又は拘束するために、何れでもよいがフランジ1030、1040は、骨係合機構1042を有している。図示の実施形態では、骨係合機構1042は、隣接する骨に食い込む細長い尖った峰を含んでいる。例えば、1つ又は複数の歯、峰と谷、棚部、スパイク、ギザギザ、摩擦増加造形、及び/又は骨支承面などを含め、他の骨係合機構も考えられる。
第1係合部分1020の第1フランジ1030は、スペーサ部分1010に対して角度1091を成し、これは或る実施形態ではおよそ5度から85度の範囲にある。別の実施形態では、第1フランジ1030とスペーサ部分1010との間の角度1091は、15度から75度の範囲にある。別の実施形態では、第1フランジ1030とスペーサ部分1010との間の角度1091は、30度から60度の範囲にある。更に別の実施形態では、第1フランジ1030とスペーサ部分1010との間の角度1091は、40度から50度の範囲にある。
第1フランジ1030は、分割された椎弓板の後方部分の後方面に接触する。同様に、第1フランジ1030の内側に配置された第2フランジ1040は、分割された椎弓板の後方部分の前方面に接触する。第2フランジ1040は、スペーサ部分1010から横方向に伸長し、次いでスペーサ部分に沿う方向に縦方向に伸長しているように示されている。第2フランジ1040は、スペーサ部1010から何れの方向に伸長していてもよく、又は第1フランジ1030から伸長していてもよい。第1及び第2フランジ1030、1040は、分割された椎弓板部分を中に入れるレセプタクルを形成し、椎弓板部分のプレート1000に対する少なくとも2方向の相対運動を制限している。
第2フランジ1040は、スペーサ部分1010と角度1093を成す接続部分1043と、角度1094で第1フランジから遠ざかるように伸長する端部1045とを含んでいる。或る特定の実施形態では、角度1093は約67度であり、角度1094は約8度である。他の実施形態では、角度1093は、45度から90度の範囲、25度から135度の範囲、又は10度から180度未満の範囲、を考えている。他の実施形態では、角度1094は、15度から0度の範囲、又は45度から0度の範囲を考えている。端部1045は、第1フランジ1030に向けて狭くなっていくことも考えられる。
一対のフランジ1030、1040は、協働して、分割された椎弓板の後方部分と係合する。或る実施形態では、フランジ1030、1040を、互いに向けて曲げ、変形させ、又は動かし、分割された椎弓板の後方部分を挟み、固定し、及び/又は安定化させることができる。固定穴1032を通って伸びる固定機構が、引っ張られて緩み、分割された椎弓板の後方部分から係合解除され、及び/又は外れても、フランジ1030、1040が分割された椎弓板部分に係合していることにより、椎弓形成術プレートは分割された椎弓板の後方部分と係合された状態のまま止まることができる。
スペーサ部分1010の第2端部1014は、第1フランジ1052と、1つ又は複数の固定穴が設けられた第2フランジ1054とを有する第2係合部分1050を含んでいる。第1フランジ1052は、分割された椎弓板の前方部分(側部塊)の様な切開された骨の端面に面し且つ対向する面を提供するように構成された骨棚部である。第1フランジ1052は、平面状の、平らな、曲がった、曲線をなす、起伏した、連続した、及び/又は不連続な形状で、これに押し当てて配置される骨の輪郭(プロファイル)に一致する形状である。第2係合部分1050の第2フランジ1054は、スペーサ部分1010に対して角度1092を成し、この角度は或る実施形態では5度から85度である。別の実施形態では、第2フランジ1054とスペーサ部分1010との間の角度1092は、15度から75度の範囲にある。別の実施形態では、第2フランジ1054とスペーサ部分1010との間の角度1092は、30度から60度の範囲にある。更に別の実施形態では、第2フランジ1054とスペーサ部分1010との間の角度1092は、40度から50度の範囲にある。
図示してはいないが、第1フランジ1052及び/又は第2フランジ1054は、分割された椎弓板部分の隣接する骨を握り、把持し、係合し、かしめ、挟み、捕捉し、及び/又は拘束するための1つ又は複数の追加的骨係合機構を含んでいてもよい。このような係合機構の例としては、少なくとも1つの骨係合歯、ノッチ、リブ、溝、ねじ、スプライン、スパイク、ギザギザ、峰、谷、棚、摩擦増加造形、及び/又は骨支承面を挙げることができる。
椎弓形成術プレート1000の第2係合部分1050は、固定穴1056を通って伸びる1つ又は複数の固定機構を介して、例えば、分割された椎弓板の前方部分(及び/又は関節面)に取り付けられる。これら固定機構が緩んでも、第1フランジ1052及び/又は第2フランジ1054は、椎弓形成術プレート1000の第2係合部分1050並びに分割された椎弓板の前方部分が脊柱管内に入り込まないように又は脊髄に当たらないように抵抗する。更に、第1フランジ1052は一対のフランジ1030、1040並びにスペーサ部分1010と協働して、椎弓板の分割端部に突き当たり、分割された椎弓板が「閉鎖された扉」の位置に動くのを防ぐ。椎弓板係合部分1020と1050も、分割された椎弓板の後方面に突き当たり又は係合して、プレートが横滑りして脊柱管に嵌って新たに拡大した断面積が小さくなるのを防止する。
第2フランジ1040は、スペーサ部分1010から横方向に、次いで第1フランジ1030に概ね平行に伸長しているように示されている。1つ又は複数のフランジが、代わりに、フランジ1030の一方の側に概ね垂直に、そしてこれに沿って伸長し、それによってフランジ1030との交差部がL字型になるようにしてもよい。第1の椎弓板係合部分1020は、図16から19に関連して以下に論じるようにC字型に設けてもよい。
図15には、椎弓形成術プレート2100を示している。特記しない限り、プレート2100は上記プレート1000と同じである。プレート2100は、上記第2椎弓板係合部分1050と同様の第2椎弓板係合部分2150を備えたスペーサ部分2110を含んでいる。スペーサ部分2110の第1端部2112に隣接して、第1係合部分2120があり、これは1つのフランジ2130を含んでいるが、他のフランジ配置も考えられる。スペーサ部分2110の前方に向いた面から少なくとも1つの拘束部材2180が伸長して設けられている。或る実施形態では、スペーサ部材2190は拘束部材2180を受け入れる形状に成形され、例えばリブ様の拘束部材2180に対応する溝2192がスペーサ部材2190に設けられている。拘束部材2180は、スペーサ部分2110と1つ又は複数の隣接するスペーサ部材2190との間の相対運動に抵抗する何らかの形態を含むことができ、例えば、1つ又は複数のリブ、スプライン、ウェブ、溝、歯、スパイク、山、谷、アンカー、及び/又は粗面などを挙げることができる。
図16は、例えば片開き式椎弓形成術システムに採用することのできる別の実施形態の椎弓形成術プレート1100の側面図であるが、他の椎弓形成術処置に適用することも考えられる。プレート1100は、上記プレート1000に付いて述べたスペーサ部分1010及び第2椎弓板係合部分1050と同様の、スペーサ部分1110及び第2椎弓板係合部分1150を含んでいる。プレート1100は、第1フランジ1130に対して垂直に伸長する第2フランジ1140を有する第1椎弓板係合部分1144を含んでいる。第3フランジ1142は、第2フランジ1140に垂直に且つ第1フランジ1130に概ね平行に伸長している。図17に示すように、フランジ1130、1140、1142は、分割された椎弓板の一部をその前方、後方、及び下方面に沿って受け入れるように略C字型を成している。従って、分割された椎弓板の後方面は、第1フランジ1130に接触又は係合する。第2フランジ1140は、分割された椎弓板部分とその底面又は下方面上で接触又は係合する。第3フランジ1142は、分割された椎弓板部分とその前方面で係合又は接触する。他の実施形態では、第2フランジ1140を分割された椎弓板分部の上方面に沿って配置することを考えている。
図18は、例えば片開き式椎弓形成術システムに採用することのできる別の実施形態の椎弓形成術プレート1300の側面図であるが、他の椎弓形成術処置に適用することも考えられる。プレート1300は、上記プレート1000に付いて述べたスペーサ部分1010及び第2椎弓板係合部分1050と同様の、スペーサ部分1310及び第2椎弓板係合部分1350を含んでいる。プレート1300は、第1フランジ1330に対して垂直に伸長する第2フランジ1342を有する第1椎弓板係合部分1344を含んでいる。第3フランジ1340は、第1フランジ1330に垂直に且つ第2フランジ1342に概ね平行に伸長している。図19に示すように、フランジ1330、1340、1342は、分割された椎弓板の一部を受け入れるように略C字型を成している。従って、分割された椎弓板部分の上方面は第2フランジ1342と接触又は係合し、分割された椎弓板部分の下方面は第3フランジ1340と接触又は係合し、第1フランジ1330は分割された椎弓板部分の後方面と接触することになる。
図16から19の第1椎弓板係合部の図示の実施形態は、直角のC字型となっている。他の実施形態では、椎弓板係合部分のフランジの内側面プロファイルとして、丸味の付いた、円形の、楕円形の、非円形の又は多角形の内側面プロファイルも含めて考えている。
図20は、フランス扉椎弓形成術処置を受けた椎骨の平面図である。棘突起は除去され、各椎弓板に、及び/又は各椎弓板とそれぞれの関節面との間に、ヒンジが形成されている。ヒンジ付き椎弓板は、フランス扉椎弓形成術処置用の椎弓形成術プレート1500によりそれぞれの開位置に固定された状態で示されている。
第1の椎弓板部分1510は、プレート1500のスペーサ部分1530により第2の椎弓板部分1520から所定の距離だけ離して保持されている。スペーサ部分1530の長手方向の長さは、第1の椎弓板部分1510と第2の椎弓板部分1520との間の所望の分離距離に対応している。スペーサ部分1530は、以前の骨構造に凡そ匹敵し及び/又はそれ以上に脊椎及び/又は脊柱管を保護するのに十分な構造強度を有している。
スペーサ部分1530の一方の端部には第1椎弓板係合部分1570が、他方の端部には第2椎弓板係合部分1560が、それぞれ隣接して設けられている。第1椎弓板係合部分1570は、第1の椎弓板部分1510と係合するための第1の複数の椎弓板係合フランジ1540と1550を含んでいる。フランジ1540、1550は、第1の椎弓板部分1510の少なくとも2つの面、即ち図示の実施形態では前方面と後方面、と係合するために、第1の椎弓板部分1510の周りに配置及び/又は分散配置されている。椎弓板部分1510はフランジ1540、1550の間に受け入れられ、椎弓板部分1510が両フランジの間に少なくとも部分的には捕捉又は位置付けられるようになっている。固定機構を受け入れるため、何れかのフランジ1540、1550を貫通して固定穴が設けられている。椎弓板部分1510をプレート1500に対して握り、把持し、係合し、かしめ、挟み、捕捉し、及び/又は拘束するために、フランジ1540、1550の一方又は両方に、1つ又は複数の骨係合機構1542を設けることができる。第2椎弓板係合部分1560は、第1椎弓板係合部分1570と同様に構成されている。
図21は、フランス扉椎弓形成術用の別の実施形態の椎弓形成術プレート1600の斜視図であるが、他の椎弓形成術処置に適用することも考えられる。椎弓形成術プレート1600は、フランス扉椎弓形成術を受けた特定の椎骨の分割された椎弓板の一方及び/又は両方による脊髄への可能性のある衝突を防止することができる。プレート1600は、第1端部1612と第2端部1614を有するスペーサ部分1610を含んでいる。端部1612と1614は、スペーサ部分1610上で長手方向に互いに反対側にある。第1椎弓板係合部分1620は第1端部1612に隣接し、第2椎弓板係合部分1630は第2端部1614に隣接している。
第1椎弓板係合部分1620は、第1側方フランジ1622及び第1中央フランジ1626を有し、両者の間に第1の骨把持部が形成されている。第1側方フランジ1622は、1つ又は複数の内側に向いた骨係合機構1624を有している。第1中央フランジ1626は、1つ又は複数の外側に向いた骨係合機構1628を有している。こうして、一対の対向する骨係合機構が、フランジ1622、1626により提供される。骨係合機構1624、1628は、幾何学的形状が同じでも異なっていてもよい。例えば、係合機構1624、1628の何れも、機構1624について示されているように多数の接点で、あるいは機構1628について示されているように1つの接点で、分割された椎弓板部分の残り部分と接触線に沿って接するように構成できる。このような接点ができると、機構は分割された椎弓板部分に食い込み又はこれを把持することができる。
第2椎弓板係合部分1630は、第2側方フランジ1632及び第2中央フランジ1636を有し、両者の間に第2の骨把持部分が形成されている。第2側方フランジ1632は、1つ又は複数の内側に向いた骨係合機構1634を有している。第2中央フランジ1636は、1つ又は複数の外側に向いた骨係合機構1638を有している。こうして、一対の対向する骨係合機構が、フランジ1632、1636により提供される。骨係合機構1634、1638は、幾何学的形状が同じでも異なっていてもよい。例えば、係合機構1634、1638の何れも、機構1634について示されているように多数の接点で、あるいは機構1638について示されているように1つの接点で、分割された椎弓板部分と接触線に沿って接するように構成できる。このような接点ができると、機構は分割された椎弓板部分に食い込み及び/又はこれを把持することができる。
第2椎弓板係合部分1630は、第1椎弓板係合部分1620と対称でもよい。スペーサ部分1610、第1係合部分1620、第2係合部分1630、及び/又は何れかのフランジ1622、1626、1632及び/又は1636は、固定機構を受け入れるための1つ又は複数の固定穴を有していてもよい。装着時に上から見ると、スペーサ部分1610は、残りの分割椎弓板の間で除去された棘突起の箇所に亘って伸長し、それにより脊柱管の断面積を維持し、除去された骨に代わる構造を提供する。
第1椎弓板係合部分1620の第1側方フランジ1622は、分割された椎弓板部分の側方又は後方に向いた外側面に接触する。同様に、第1中央フランジ1626は、分割された椎弓板部分の中央又は前方に向いた内側面に接触する。フランジ1622、1626は、骨係合機構1624、1628を、その間に配置されている分割された椎弓板部分と係合させるために、かしめ及び/又は共に締めつけることができ、それによって、分割された椎弓板部分を挟み、その動き及び/又は第1フランス扉が閉じるのを防止する。
同様に、装着時に上から見ると、第2椎弓板係合部分1630の第2側方フランジ1632は、第2の分割された椎弓板部分の側方又は後方に向いた外側面に接触する。第2中央フランジ1636は、第2の分割された椎弓板部分の中央又は後方に向いた内側面に接触する。フランジ1632、1636は、骨係合歯1634、1638を、第2の分割された椎弓板部分がその間に配置された状態で、これと係合させるために、かしめ及び/又は共に締めつけることができ、それによって第2の分割された椎弓板を挟み、その動き及び/又は分割された椎弓板が閉じるのを防止する。
代わりの実施形態(図示せず)では、第1椎弓板係合部分1620は上フランジ及び下フランジを含んでいる。上フランジは、第1の分割された椎弓板部分の上方面に接するようになっている。第2椎弓板係合部分1630は、同じように構成される。代わりに、椎弓板係合部分1620、1630の一方又は両方に、C字型又は囲み型の配置を利用してもよい。
スペーサ部材は、第1と第2の分割された椎弓板の間に挿入される。そのようなスペーサ部材は、スペーサ部分1610、第1椎弓板係合部分1620、第1側方フランジ1622、第1中央フランジ1626、第2椎弓板係合部分1630、第2側方フランジ1632、及び/又は第2中央フランジ1636の固定穴(図示せず)を通って伸長する固定機構介して固定される。こうして、スペーサ部材は、第1と第2の分割された椎弓板の間に保持され、椎弓板の両端は互いに対して固定され、引っ張られて離れることが防止される。スペーサ部材が融合部材である場合、分割された椎弓板の両端と融合部材との間の接触はプレート1600により維持及び保護され、融合が促進される。
第1及び第2側方フランジ1622、1632は角度1695を成し、スペーサ部分1610は半径1697に沿って曲がっている。或る特定の実施形態では、角度1695は約53度で、半径1697は約21ミリメートルである。他の実施形態では、角度1695は40度から65度の範囲、又は0度以下から180度以上の範囲を考えている。他の実施形態では、スペーサ部分1610に他の半径1697を考えている。曲がっておらず、真っ直ぐで、又は角度を付けてずらした一連の直線部分又は一連の湾曲部分を含むスペーサ部1610も考えられる。
中央フランジ1626、1636は、図示のように平行に伸長している。他の実施形態では、中央フランジ1626、1636は、スペーサ部分1610から伸長するにつれ、互いに対して離れるか又は近付くことを考えている。中央フランジ1626、1636は、それぞれ、接続部分1627、1637と、端部1629、1639を有している。端部1629、1639は、それぞれ接続部分1627、1637から伸長している。或る実施形態では、接続部分1637は、端部1639と角度1696を成す。同様に、接続部分1627は端部1629と或る角度を成す。或る特定の実施形態では、角度1696は約120度である。他の実施形態では、角度1696に他の値を考えている。
図22は、図20のプレート1500及び図21のプレート1600と同様の、別の実施形態の椎弓形成術プレート2400の平面図である。プレート2400は、一方の端部に隣接する第1椎弓板係合部分2440と他方の端部に隣接する第2椎弓板係合部分2450とを有するスペーサ部分2430を含んでいる。スペーサ部分2430には1つ又は複数の固定穴2460が設けられ、各係合部分2440、2450には1つ又は複数の固定穴2470が設けられている。固定穴2460、2470は、1つ又は複数の固定機構(図示せず)を下の椎弓板部分2410、2420及び/又はスペーサ部材2480に挿入して、椎弓形成術プレート2400を椎弓板部分2410、2420及び/又はスペーサ部材2480に対して固定できるようにしている。固定穴2460、2470は、下の椎弓板部分2410、2420及び/又はスペーサ部材2480に対して固定機構を可変的に向け、配置できるようにするためのスロットを更に含んでいてもよい。
図23は、図21の椎弓形成術プレート1600の代わりの実施形態の側面図である。椎弓形成術プレート2500は、スペーサ部分2510と、第1及び第2端部2514、2518それぞれに隣接する椎弓板係合部分2530、2520とを含んでいる。スペーサ部分2510の固定穴2550は、下のスペーサ部材に対して椎弓形成術プレートを可変的に向け、配置できるようにするスロットを更に含んでいる。係合部分2520、2530は、それぞれ、隣接する椎弓板部分と係合するための複数のフランジを含んでいる。椎弓板係合部分2520、2530は、それぞれ、各椎弓板部分の前方面及び後方面と係合するための、そして椎弓板部分の上方面及び下方面のうちの一方と係合するためのC字型部分を含んでいる。係合部分2520、2530の固定穴2540は、1つ又は複数の固定機構(図示せず)を下の椎弓板部分に挿入できるようにしている。各C字型椎弓板係合部分の開口端は、スペーサ部分2510に沿って配置された骨スペーサと隣接する椎弓板部分との間が全面接触できるようにしている。
別の実施形態では、プレート2500の少なくとも一方の端部において、フランジを、分割された椎弓板の端部を完全に又は実質的に取り囲む椎弓板係合カップ又は環に取り替えることができる。このようなカップは、分割された椎弓板部分の端部が椎弓板の軸を中心に360度まで半径方向に動くのを低減、拘束、及び/又は防止して、それにより脊柱管の融合と保護を更に促すことができ有用である。カップは、分割された椎弓板の端にかしめて両者と固定係合することができる。更に、カップは、例えば、歯、スプライン、ねじ、及び/又は溝の様な、椎弓板部分との係合のための1つ又は複数の骨係合機構で裏打ちし及び/又は形成してもよい。カップは、固定機構を挿入し、カップと下の椎弓板部分とを連結する1つ又は複数の固定穴を含んでいてもよい。また、カップは、骨の内成長面及び/又は骨成長誘導材料を含んでいてもよい。
椎弓板係合カップを有する椎弓形成術プレートの別の例を図24及び図25に示す。特記しない限り、椎弓形成術プレート1700は、図8、9、10の椎弓形成術プレート800と同様のものとすることができる。椎弓形成術プレート1700は、スペーサ部分1720の端部に椎弓板係合カップ1710を含んでいる。カップ1710には底が無いので、細長い環、閉じた多角形、又はO型のレセプタクルに似ている。カップ1710の断面は、どのような閉じた多角形でもよく、従って円形、楕円形、長円形、矩形、多角形などでもよい。更に、椎弓板の断面は、カップ1710に嵌るように又はその特定の形状に所望通り嵌合するように、処置時に成形してもよい。
カップ1710には、スペーサ部1720に関して中央方向に配向された底面1730を設けてもよい。カップ1710の開口した底面1739は、分割された椎弓板部分の間の融合が求められる処置では望ましいはずである。カップ1710の壁は、椎弓板の端部並びにスペーサ部材の端部を越えて滑動可能に伸長できるようになっており、カップ1710と下の椎弓板部分及びスペーサ部材との間に1つ又は複数の接触点、接触線、及び/又は接触面を提供する。また、カップ1710は、椎弓板部分とそこに配置されたスペーサ部材とを接触、係合、把持、及び/又はかしめることができるようになっていて、更に両者間の相対移動を妨げるようになっていてもよい。或る実施形態では、プレート1700及び/又はカップ1710は、分解吸収性材料で形成され、分割された椎弓板の端部と隣接するスペーサ部材との間に一旦融合が起きると、プレート1700及び/又はカップ1710が分解吸収されることになる。
別の例示的な実施形態では、図26及び27に示すように、調整可能カフ1910は、椎弓形成術プレート1900が設けられ、スペーサ部分1920の端部に取り付けられている。特記しない限り、椎弓形成術プレート1900は、図8、9、10の椎弓形成術プレート800と同様である。カフ1910はカップ1710と同様ではあるが、カフ1910の断面は開口したあらゆる多角形又は湾曲形状を画定する。調整可能カフ1910の両壁は、離れる方向に広げ、下の椎弓板部分の骨に嵌るように調整することができる。カフ1910は、この様に、カフ1910の両アーム間を広げることにより、分割された椎弓板部分に側方から装着できるようになっている。更に、椎弓板の断面を、特定の形状のカフ1910の中に嵌るような形にすることもできる。カフ1910の両アーム間の隙間は、分割された椎弓板部分への上部又は底部から装着できるように配置してもよい。カフ1910は、ばねで付勢して自然な状態に向かって戻るようにして、広げて椎弓板部分の周りに配置すると、椎弓板部分を挟み込み、これと係合させることができる。カフ1910及び/又は分割された椎弓板部分は、挟み力が分割された椎弓板部分にまで及ばないような大きさにしてもよい。挟むか挟まないかに関わらず、係合機構及び/又は固定機構用の固定穴を設けて、カフ1910を分割された椎弓板部分に係合させてもよい。
図28及び図29は、別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。椎弓形成術プレート2700は、片開き式椎弓形成術処置に特に適しているが、他の椎弓形成術処置での適用も考えられる。プレート2700は、第1端部2712と第2端部2714との間に伸長するスペーサ部分2710を含んでいる。スペーサ部分2710は、スロット状の固定穴2716を有している。固定穴2716には、スペーサ部分2710の後方向きの面に隣接して窪み部分2718がある。この窪み部分2718は、固定機構が少なくとも部分的には窪み部分に嵌り込み、スペーサ部分2710に対して低プロファイルとなるようにしている。窪み部分2718は、更に、固定機構をスペーサ部分2710に対して可変角度で配置できるように、固定機構の球形面と合う球形の側面を有している。スペーサ部分2710は、固定穴2716を収容すると共に、第1及び第2端部2712、2714に隣接するスペーサ部分2710の幅を最小限にするために、固定穴2716周りに幅が広くなっている拡幅部分2720を有している。拡幅部分2720は、スペーサ部分2710の剛性を上げると共に、端部2712、2714を幅狭にすることによって、椎弓板係合部分2712、2714を曲がり易くしている。
第1端部2712に隣接して、第1椎弓板係合部分2730がある。椎弓板係合部分2730は、第1ノード2732と第2ノード2734を含んでいる。ノード2732、2734は、第1端部2712から伸長する第1フランジ2748の軸に沿って整列している。ノード2732、2734は、それぞれ固定穴2736、2738を収容するため、第1フランジ2748より幅広になっている。固定穴2736には、第1ノード2732の外側に向いた面に隣接して窪み部分2740がある。この窪み部分2740は、固定機構が少なくとも部分的には窪み部分に嵌り込み、第1フランジ2748に対して低プロファイルとなるようにしている。固定穴2738にも、第2ノード2734の外側に向いた面に隣接して窪み部分2742がある。この窪み部分2742は、固定機構が少なくとも部分的には窪み部分に嵌り込み、第1フランジ2748に対して低プロファイルとなるようにしている。窪み部分2740、2742は、更に、固定機構を第1フランジ2748に対して可変角度で配置できるように、固定機構の球形面と合う球形の側面を有している。
第2端2714に隣接して、第2椎弓板係合部分2750がある。椎弓板係合部分2750は、第1ノード2752と第2ノード2754を有する第2フランジ2768を含んでいる。第1及び第2フランジ2748、2768は、図8、9、10のプレート800に関連して先に述べたと同様の様式でスペーサ部分2710に対して配置されている。ノード2752、2754は、第2フランジ2768の長手方向軸に対して横向きに伸長する軸に沿って整列している。ノード2752、2754は、それぞれ固定穴2756、2758を収容するため、フランジ2768 より幅広になっている。固定穴2756には、第1ノード2752の外側に向いた面に隣接して窪み部分2760がある。この窪み部分2760は、固定機構が少なくとも部分的には窪み部分に嵌り込み、フランジ2768に対して低プロファイルとなるようにしている。固定穴2758にも、第2ノード2754の外側に向いた面に隣接して窪み部分2762がある。この窪み部分2762は、固定機構が少なくとも部分的には窪み部分に嵌り込み、第2フランジ2768に対して低プロファイルとなるようにしている。窪み部分2760、2762は、更に、固定機構を第2フランジ2768に対して可変角度で配置できるように、固定機構の球形面と合う球形の側面を有している。
これまでに論じてきたプレートの更に別の形態では、椎弓形成術プレートの少なくとも1つの椎弓板係合部分のフランジの個数を、係合部分と分割された椎弓板部分の間の接触点、接触線、及び/又は接触面を追加するために、増やすことができる。フランジは、分割された椎弓板の周囲又は外側面周りに分散させることができる。また、フランジは、分割された椎弓板の周囲に均一又は不均一に分散させることができる。更に、この分散は、分割された椎弓板の長手方向軸を中心にしても、スペーサ部分の長手方向軸に平行な線を中心にしても、及び/又は椎弓形成術プレートの長手方向軸に平行な線を中心にしてもよい。更に、1つ又は複数のフランジは、平らでも、及び/又は分割された椎弓板の外側面の曲率と合うように曲がっていてもよい。フランジは、下の椎弓板部分に接触し、取り付け、周りをかしめ又は挟み、及び/又は把持することにより、分割された椎弓板部分と少なくとも部分的には係合する。
図30は、分割された椎弓板部分の間に配置可能なスペーサ部材の斜視図である。スペーサ部材2800は、或る作動方向で、後方面2804と前方面2806の間に伸長している本体2802を含んでいる。本体2802は、第1端部2808と第2端部2810とを更に含んでいる。第1端部2808は、分割された椎弓板の第1の部分を少なくとも部分的には受け入れるための第1レセプタクル2812を形成する凹面を含んでいる。同様に第2端部2810は、分割された椎弓板の第2の部分を少なくとも部分的には受け入れるための第2レセプタクル2814を形成する凹面を含んでいる。面2812、2814は、連続した曲線、一連の曲線、一連の直線部分、又は曲線部分と直線部分の組み合わせで構成することができる。何れの場合も、椎弓板係合レセプタクル2812、2814は、隣接する椎弓板部分を受け入れることができる。面2812、2814により、係合をやり易くする大きな接合面積が与えられ、また、スペーサ部材2800が融合部材である場合には、骨の内成長にとってより大きな面が与えられることになる。
使用時には、前方面2806が脊柱管に向けて配置され、後方面2804は椎弓形成術プレートに隣接して配置される。面2804に開いている孔2816は、スペーサ部材2800を椎弓形成術プレートに固定するための固定機構を受け入れる。スペーサ部材2800は、ここで論じた何れの椎弓形成術プレートでも使用することができる。スペーサ部材2800は、椎弓形成術プレートに、及び/又は隣接する分割された椎弓板部分に、取り付けることができる。また、スペーサ部材2800を、椎弓形成術プレート無しで使用し、分割された椎弓板部分に直接取り付けることも考えられる。或る形態では、スペーサ部材2800は、分割された椎弓板部分の隣接する両分離面の輪郭に一致するように成形し又は変形させることのできる材料で構成される。面2812、2814は、接触表面積を増してより良好に装着できるように、例えば隣接する分割された椎弓板部分の後方及び前方面に沿って伸長していてもよい。スペーサ本体2802は、面2812、2814が隣接する椎弓板部分の上方及び下方面に沿って伸長するように向けることもできる。
ここで論じたスペーサ部材の実施形態は、合成又は天然の自己移植片組織、同種移植片組織、及び異種移植片組織を含む、生体適合性のある何れの材料で作ってもよく、分解吸収性であってもなくてもよい。組織材料の例としては、硬組織、結合組織、脱鉱物骨基質、及びそれらの組み合わせを挙げることができる。更に分解吸収性材料の例としては、ポリラクチド、ポリグリコライド、チロシン誘導ポリカーボネート、ポリ無水物、ポリオルトエステル、ポリホスファゼン、リン酸カルシウム、ヒドロキシアパタイト、生物活性ガラス、及びそれらの組み合わせを挙げることができる。非分解吸収性材料の例としては、非強化ポリマー、炭素強化ポリマー複合物、PEEK及びPEEK複合物、形状記憶合金、チタン、チタン合金、コバルトクロム合金、ステンレス鋼、セラミック、及びそれらの組み合わせ又はその他の組み合わせを挙げることができる。
ここに論じた椎弓形成術プレートは、分割された椎弓板部分の安定化を図り、分割された椎弓板部分の間に配置されたスペーサ部材との融合を促進する。患者の股関節部又は骨盤からの骨移植片の採取を回避することができ、患者の不快さと痛みが軽減される。スペーサ部材の変位及び/又はスペーサ部材の位置異常は低減され又は無くなる。また、分割された椎弓板が脊柱管に入り込む可能性も少なくなり又は無くなるので、プレート又はスペーサ部材の何れかが脊髄に当たる可能性も少なくなり及び/又は無くなる。分割された椎弓板部分並びにスペーサ部材に対する安定性がプレートにより増すことによって、術後の固定具の必要性も少なくなり又は無くなる。
ここに論じた椎弓形成術プレートは、一体構成で、スペーサ部分、椎弓板係合部分、及び/又はフランジは、一体的に形成し、又は単一材料で形成することができる。代わりの実施形態では、椎弓形成術プレートの各構成要素は、一体ではなく、椎弓形成術プレートの他の構成要素に取り付け及び/又は連結できるものを考えている。椎弓形成術プレートは、椎弓形成術処置の対象となり得るあらゆる種類の椎骨に対応できる大きさで、且つ脊柱管に沿う椎弓形成術を施す複数レベルに合わせた大きさとすることができる。椎弓形成術プレートの各実施形態では、特定の患者の解剖学的構造に合わせるため、屈曲可能なスペーサ部分及び/又は1つ又は複数の屈曲可能な椎弓板係合部分を考えている。スペーサ部分及び/又は椎弓板係合部分は、術前の計画又は術中に遭遇する解剖学的考察に基づいて、患者の解剖学的構造に対応するために前もって曲げることもできる。
椎弓形成術プレートは、分割された椎弓板の開放位置を維持できるだけの強度を有する生体適合性のある材料であれば、どの様な材料で形成してもよい。適した材料としては、或る種の金属、ポリマー、セラミック、及び/又は複合物を挙げることができる。椎弓形成術プレートは、熱硬化性、硬化性、分解吸収性、X線透過性、及び/又は骨成長誘導性のある材料で作ることができる。或る特定の実施形態では、1つの適した材料として、チタン合金、例えば、CPTi2等級合金のようなチタンが挙げられる。別の適した材料には、PAEK(ポリアリールエーテルケトン)化合物、特にPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)化合物がある。
以上、図面と上記記述により本発明を図示し詳しく説明してきたが、それらは、性質上、本発明を説明するものであり限定するものではなく、好適な実施形態を図示し説明したに過ぎず、本発明の精神に含まれる全ての変更及び修正は保護の対象となるものとする。
典型的な人の脊柱の斜視図である。 典型的な椎骨の斜視図である。 図2の典型的な椎骨の分解斜視図である。 片開き式椎弓形成術の第1段階の平面図である。 片開き式椎弓形成術の第2段階の平面図である。 分割された椎弓板部分の間に挿入された骨移植片を示す、片開き式椎弓形成術の第3段階の平面図である。 片開き式椎弓形成術の第4段階と本発明の椎弓形成術プレートの一実施形態を示す部分断面平面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。 図8の椎弓形成術プレートの正面図である。 図8の椎弓形成術プレートの右側面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。 図11の椎弓形成術プレートの正面図である。 図11の椎弓形成術プレートの右側面図である。 更に別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。 更に別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。 更に別の実施形態の椎弓形成術プレートの正面図である。 図16の17−17線に沿う断面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの正面図である。 図18の19−19線に沿う断面図である。 フランス扉椎弓形成術を行っている椎骨と、当該椎骨に固定された別の実施形態の椎弓形成術プレートを示す平面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。 フランス扉椎弓形成術を行っている椎骨と、当該椎骨に固定された別の実施形態の椎弓形成術プレートを示す部分断面平面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの斜視図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの正面図である。 図24の25−25線に沿う断面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートの正面図である。 図26の27−27線に沿う断面図である。 別の実施形態の椎弓形成術プレートを、後方側から見た斜視図である。 図28の椎弓形成術プレートの前方側の斜視図である。 スペーサ部材の斜視図である。

Claims (8)

  1. 椎弓形成術に伴い外科処置により分割された脊椎椎弓板の間の間隙を維持するためのプレートであって、
    分割された脊椎椎弓板の間隙に等しい長さを有するスペーサ部分と、
    前記スペーサ部分と一体として形成され、分割された前記脊椎椎弓板の一方の分離面に突き当てることのできる第1凹面を備えた第1端部と、
    前記スペーサ部分と一体として形成され、分割された前記脊椎椎弓板の他方の分離面に突き当てることのできる第2凹面を備えた第2端部と
    を備えるプレートにおいて、
    前記第1端部及び前記第2端部は、突き当てられた前記脊椎椎弓板の少なくとも2方向への動きを拘束する、プレート。
  2. 前記第1端部及び前記第2端部の少なくともいずれか一方は、分割された前記脊椎椎弓板の周りに配置可能な複数のフランジを含んでいる、請求項1に記載のプレート。
  3. 前記第1端部及び前記第2端部の少なくともいずれか一方は、分割された前記脊椎椎弓板の周りにかしめることのできるカフを含んでおり、
    前記カフは、分割された前記脊椎椎弓板に沿って伸長するスロットを含んでいる、請求項1に記載のプレート。
  4. 前記第1端部及び前記第2端部の少なくともいずれか一方は、分割された前記脊椎椎弓板の周り全周に配置可能なカップを含んでおり、
    前記カップは、端部に開口を有している、請求項1に記載のプレート。
  5. 前記第1端部及び前記第2端部の少なくともいずれか一方は、分割された前記脊椎椎弓板の後方面に沿って配置可能な第1フランジと、分割された当該脊椎椎弓板の前方面に沿って配置可能な第2フランジとを含んでおり、
    前記第1及び第2フランジは、その間に骨把持部を形成している、請求項1に記載のプレート。
  6. 前記第1及び第2フランジは、それぞれ、そこから延伸する少なくとも1つの骨係合機構を含んでいる、請求項5に記載のプレート。
  7. 前記第1及び第2端部は、前記凹面が分割された前記脊椎椎弓板に突き当たったときに、少なくとも部分的に、隣接する分割された前記脊椎椎弓板に沿って延伸する、請求項1に記載のプレート。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプレートを含む、椎弓形成術架橋装置。
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