JP4100890B2 - 椎弓スペーサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椎弓スペーサ、特に片側侵入片開き式脊柱管拡大術において用いられる椎弓スペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】
頚椎脊椎症性脊髄症や、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症等に対する治療として、片側侵入片開き式脊柱管拡大術が行われている。
【0003】
片側侵入片開き式脊柱管拡大術では、椎弓の一方側(片側)を切断し、他方側をヒンジのようにして椎弓を開くことにより、脊柱管を拡大する。この際、椎弓を開くことにより形成された間隙に挿入する骨補填材として、椎弓スペーサが用いられている。この椎弓スペーサを用いることにより、拡大した椎弓を形成する。
【0004】
このような片側侵入片開き式脊柱管拡大術では、棘突起を項靭帯、棘上・棘間靭帯や筋群が付着したままの状態で椎弓から切離し、椎弓を拡大した後、この棘突起を中央に戻す。そして、この切離された棘突起が拡大された椎弓に骨癒合するのを図る。
【0005】
しかしながら、従来の椎弓スペーサを用いた場合、棘突起の位置を確実に保持することができないことから、術後に、頚部の屈曲伸展等によって棘突起の位置ズレを生じたり、骨癒合が遅れたりする、という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、椎弓から切離した棘突起の位置を確実に保持することができる椎弓スペーサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記(1)〜(18)の本発明により達成される。
【0008】
(1) 棘突起を椎弓から切離するとともに、前記椎弓の一方側を切断し、他方側をヒンジ部として前記椎弓を開くことによって形成された間隙に挿入して用いられ、前記間隙に挿入される挿入部と、前記椎弓から切離した前記棘突起に当接し得る当接部とを有する椎弓スペーサであって、
前記椎弓を開いた部位の切断部の両端部それぞれ当接する2つの面と、前記棘突起の側方が当接する面とを有し、前記切断部が当接する2つの面のうちの、前記挿入部を前記間隙に挿入した状態で患者の背側に位置する面と、前記棘突起の側方が当接する面とが連続する1つの平坦面で構成されており、
前記挿入部を前記間隙に、前記切断部の両端部が前記挿入部の前記2つの面に、それぞれ、当接するように挿入し、前記棘突起を前記当接部に当接させた状態で、前記棘突起が正中と略平行となるよう構成されていることを特徴とする椎弓スペーサ。
【0009】
これにより、椎弓の拡大形成を確実に行うことができるとともに、切離した棘突起の位置を確実に保持することができる椎弓スペーサを提供することができる。
また、前記棘突起の側方が当接する面が正中面に略平行となることにより、切離した棘突起の位置をより確実に保持することができる。
【0010】
) 当該椎弓スペーサを前記間隙に挿入した際に、前記椎弓の外側の方向を外方としたとき、
前記当接部は、前記挿入部から前記外方に突出するように形成されている上記()に記載の椎弓スペーサ。
これにより、切離した棘突起の位置をより確実に保持することができる。
【0011】
) 当該椎弓スペーサを前記間隙に挿入した際に、患者の背側の方向を後方としたとき、
前記当接部は、前記挿入部を前記間隙に挿入した状態で、拡大された椎弓から後方に突出する上記(1)または(2)に記載の椎弓スペーサ。
これにより、切離した棘突起の位置をより確実に保持することができる。
【0014】
) 前記間隙に挿入した状態で、拡大された椎弓の内側に臨む第1の面と、拡大された椎弓の外側に臨む第2の面とを有する上記(1)ないし()のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、椎弓の拡大形成をより確実に行うことができる。
【0015】
) 前記第1の面は、湾曲凹面である上記()に記載の椎弓スペーサ。
これにより、脊柱管をより拡大することができる。
【0016】
) 前記棘突起の側方が当接する面と、前記第2の面とが鋭角をなしている上記()または()に記載の椎弓スペーサ。
これにより、生体により適合した形状が得られる。
【0017】
) 前記椎弓の開いた部位との固定に用いる固定部材を挿通可能な貫通孔を有する上記(1)ないし()のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、椎弓の拡大形成をより確実に行うことができる。
【0018】
) 前記棘突起に形成した貫通孔に前記固定部材を挿通することにより、前記棘突起を固定可能である上記()に記載の椎弓スペーサ。
これにより、切離した棘突起の位置をより確実に保持することができる。
【0019】
) 前記椎弓の椎体側に残存した部位との固定に用いる固定部材を挿通可能な貫通孔を有する上記(1)ないし()のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、椎弓の拡大形成をより確実に行うことができる。
【0020】
10) 前記固定部材が挿入し得る溝を有する上記()ないし()のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、固定部材のズレ、緩み等をより確実に防止することができる。
【0021】
11) 前記挿入部の両端部に、それぞれ、前記椎弓の切断部と係合し得る係合部が設けられている上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、椎弓の拡大形成をより確実に行うことができる。
【0022】
12) 前記係合部は、前記切断部の少なくとも一部が挿入し得る凹部または切欠きで構成されている上記(11)に記載の椎弓スペーサ。
これにより、椎弓の拡大形成をより確実に行うことができる。
【0023】
13) 当該椎弓スペーサを前記間隙に挿入した際に、患者の腹側の方向を前方とし、患者の背側の方向を後方としたとき、
前方から後方に向かって厚さが漸減する部分を有する上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
【0024】
これにより、脊椎を後ろに屈曲させたとき、上・下の椎骨に設置された椎弓スペーサ同士が接触するのをより確実に防止することができる。
【0025】
14) セラミックス材料を構成材料としてなる上記(1)ないし(13)のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、加工性に優れた椎弓スペーサを得ることができる。
【0026】
15) 前記セラミックス材料は、リン酸カルシウム系化合物からなる上記(14)に記載の椎弓スペーサ。
これにより、優れた生体親和性を有する椎弓スペーサを得ることができる。
【0027】
16) 前記リン酸カルシウム系化合物は、Ca/P比が1.0〜2.0である上記(15)に記載の椎弓スペーサ。
【0028】
これにより、より優れた生体親和性を有する椎弓スペーサを得ることができる。
【0029】
17) 前記リン酸カルシウム系化合物は、ハイドロキシアパタイトである上記(15)または(16)に記載の椎弓スペーサ。
【0030】
これにより、特に優れた生体親和性を有する椎弓スペーサを得ることができる。
【0031】
18) 前記セラミックスの気孔率が0〜70%である上記(14)ないし(17)のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
これにより、椎弓スペーサの骨組織への癒合が促進される。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の椎弓スペーサを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の椎弓スペーサの実施形態を示す平面図、図2は、図1中の矢印X方向から視た図、図3ないし図6は、それぞれ、図1に示す椎弓スペーサを用いた片側侵入片開き式脊柱管拡大術を順を追って説明するための図である。
【0033】
図1および図2に示す椎弓スペーサ1は、片側侵入片開き式脊柱管拡大術において用いられるものである。
【0034】
まず、図3ないし図6を参照して、片側侵入片開き式脊柱管拡大術について説明する。なお、図3ないし図6中の上側が背側、下側が腹側である。
【0035】
[1] 図3に示すように、頚椎の椎骨100は、椎体110と、椎体110の後方(図3中の上側)に延び、脊柱管140(椎孔)を囲む椎弓120と、椎弓120の中央部から後方に突出する棘突起130とを有している。
【0036】
この椎体110における棘突起130を、項靭帯、棘上・棘間靭帯および筋群(図示せず)等が付着したままの状態で、椎弓120から切断線131にて切離(切断)する。
【0037】
[2] 図4に示すように、椎弓120の外側の部位の一方側(図4中では左側)を例えばエアドリル等を用いて切断する。
【0038】
また、椎弓120の外側の部位の他方側(図4中では右側)には、例えばエアドリル等を用いて溝121を形成する。この溝121の深さとしては、外板のみ削り、内板を削らない程度とする。この溝121を形成した部位は、ヒンジ部(蝶番)122となる。
【0039】
[3] 図5に示すように、ヒンジ部122にて折り曲げるようにして、椎弓120を外側に開く(回動させる)。これにより、椎弓120の開いた部位123と、椎骨側に残存した部位124との間には、間隙(骨欠損部)150が形成される。
【0040】
なお、椎弓120の椎骨側に残存した部位124の切断部(切断面)125と、開いた部位123の切断部(切断面)126とを、必要に応じ、整形する。
【0041】
[4] 図6に示すように、間隙150に、椎弓スペーサ1を挿入する。これにより、患者の椎弓120と、椎弓スペーサ1の挿入部2とで、拡大された椎弓160が形成される。[1]において切離された棘突起130は、中央(正中)に戻し、拡大された椎弓160(開いた部位123)に骨癒合するのを図る。
【0042】
椎弓スペーサ1は、以上のような片側侵入片開き式脊柱管拡大術において使用される。以下、椎弓スペーサ1の構成について説明する。
【0043】
なお、以下の説明では、特に断らない限り、椎弓スペーサ1を患者の施術部位(間隙150)に挿入(装着)した状態を基本として、方向を特定する。すなわち、患者の腹側の方向(図1および図6中の下側)を「前」、背側の方向(図1および図6中の上側)を「後」と言い、患者の頭側の方向(図2中の上側)を「上」、患者の脚側の方向(図2中の下側)を「下」と言う。
【0044】
図1および図6に示すように、椎弓スペーサ1は、間隙150に挿入される挿入部2と、椎弓120から切離した棘突起130に当接し得る当接部3とを有している。
【0045】
また、図1に示す平面視で、椎弓スペーサ1は、主に、第1の面11と、第2の面12と、第3の面13と、第4の面14と、第5の面15と、当接面31とで囲まれて形成される形状をなしている。
【0046】
図6に示すように、第1の面11は、挿入部2が間隙150に挿入された状態で、拡大された椎弓160の内側(脊柱管140)に臨む面であり、第2の面12は、拡大された椎弓160の外側に臨む面である。
【0047】
第1の面11と、第2の面12とは、略平行をなしており、後方に向かって正中面200に近づくように、正中面200に対し傾斜している。
【0048】
第1の面11は、湾曲凹面になっている。これにより、脊柱管140をより大きく(広く)拡大することができる。
【0049】
第2の面12、第3の面13、第4の面14、第5の面15および当接面31は、それぞれ、ほぼ平面になっている。
【0050】
図1に示すように、第3の面13は、第2の面12の前側の部分と鋭角をなすように形成されている。第4の面14は、第1の面11の前側の部分と鋭角をなすように形成されている。また、第3の面13は、第4の面14より長く形成されている。
【0051】
第3の面13と、第4の面14とは、鈍角をなしており、これにより、凹部(切欠き)21が形成されている。
【0052】
当接面31は、第2の面12の後側の部分と鋭角をなすように形成されている。第5の面15は、第1の面11の後側の部分と鋭角をなすように形成されている。また、当接面31は、第5の面15より長く形成されている。
【0053】
当接面31と、第5の面15とは、鈍角をなしており、これにより、凹部(切欠き)22が形成されている。
【0054】
図6に示すように、椎弓120の椎骨側に残存した部位124の切断部125は、第3の面13と、第4の面14とに当接(または近接)する。すなわち、切断部125の少なくとも一部は、凹部21内に挿入する。これにより、切断部125と凹部21とが係合し、椎弓スペーサ1の位置ズレをより確実に防止することができる。
【0055】
また、椎弓120の開いた部位123の切断部126は、第5の面15と、当接面31の前側の部分とに当接(または近接)する。すなわち、切断部126の少なくとも一部は、凹部22内に挿入する。これにより、切断部126と凹部22とが係合し、椎弓スペーサ1の位置ズレをより確実に防止することができる。
【0056】
このように、本実施形態では、凹部21、22は、それぞれ、切断部125、126に係合する係合部を構成するものとなっている。
【0057】
図1に示すように、このような椎弓スペーサ1において、挿入部2は、主に、第1の面11と、第2の面12の前側の部分と、第3の面13と、第4の面14と、第5の面15と、当接面31の前側の部分とで囲まれて形成されている。また、凹部21、22は、それぞれ、挿入部2の両端部に位置している。
【0058】
また、当接部3は、主に、第2の面12の後側の部分と、当接面31の後側の部分とで囲まれて形成されている。
【0059】
図6に示すように、この当接部3は、挿入部2から外方(拡大された椎弓160の外側)に向かって突出するように形成されている。また、当接部3は、拡大された椎弓160から後方に向かって突出する。
【0060】
すなわち、このような当接部3における当接面31は、椎弓120の開いた部位123を超えて、後方に延びている。また、当接面31は、正中面200に対し、略平行になっている。
【0061】
本発明の椎弓スペーサ1によれば、このような当接部3が設けられていることにより、当接面31が切離された棘突起130に側方(図6中の左側)から当接(または近接)する。すなわち、棘突起130は、椎弓120の開いた部位123の外面127と、当接面31とに当接(または近接)する。これにより、切離した棘突起130の位置を確実に保持することができる。
【0062】
よって、本発明の椎弓スペーサ1を用いることにより、術後、例えば頚部を屈曲伸展したような場合であっても、棘突起130の位置ズレを確実に防止することができる。また、棘突起130の位置を安定的に保持することができることから、棘突起130を椎弓120の開いた部位123や椎弓スペーサ1に比較的早く骨癒合させることができ、早期に生理的再建を図ることができる。また、術後の外固定期間や運動制限期間の短縮を図ることもできる。
【0063】
当接面31の長さ(図1中のL)は、特に限定されないが、5〜20mm程度であるのが好ましく、10〜15mm程度であるのがより好ましい。Lが前記範囲にあると、当接面31の棘突起130に当接(または近接)する部分の長さを十分に確保することができ、上記効果がより顕著に発揮される。また、椎弓スペーサ1が必要以上に大型化することもない。
【0064】
が小さすぎると、症例や切断線131の位置によっても異なるが、当接面31の棘突起130に当接(または近接)する部分の長さが十分でない場合がある。
【0065】
なお、本実施形態では、当接面31は、ほぼ平面になっているが、平面になっていなくてもよい。すなわち、当接面31は、棘突起130や切断部126に対する当接状態をより良好にすることを考慮して、例えば湾曲面としたり、その他任意の形状にすることができる。
【0066】
また、棘突起130の滑りをより確実に防止するために、当接面31に微小な凹凸や溝を設けてもよい。
【0067】
図2に示すように、椎弓スペーサ1の上面16と、下面17とは、それぞれ、ほぼ平面になっている。また、上面16と、下面17とは、前方(図2中の右側)から後方(図2中の左側)に向かって互いに近づいている。すなわち、椎弓スペーサ1の厚さ(上下方向の寸法)は、前方から後方に向かって漸減している(図2中のL>Lである)。
【0068】
これにより、術後、頚椎を後ろに屈曲(湾曲)させ、上・下の椎骨(椎弓)に設置された同様の椎弓スペーサ1との間隔が狭まったときであっても、椎弓スペーサ1同士が接触(干渉)するようなことをより確実に防止することができる。
【0069】
上面16と下面17とのなす角度α(図2参照)は、特に限定されないが、このような効果をより有効に発揮するためには、0〜30°程度であるのが好ましく、5〜15°程度であるのがより好ましい。
【0070】
椎弓スペーサ1の最大厚さ(図2中のL)は、特に限定されないが、8〜15mm程度であるのが好ましい。また、最小厚さ(図2中のL)は、特に限定されないが、5〜12mm程度であるのが好ましい。
【0071】
なお、図示の構成では、椎弓スペーサ1のほぼ全長に渡って前方から後方に向かい厚さが漸減しているが、全長の一部において前方から後方に向かい厚さが漸減するようなものであっても、上記効果が得られる。
【0072】
このような椎弓スペーサ1において、第2の面12の長さ(図1中のL)、第1の面11と第2の面12との(最大)距離(図1中のL)、凹部21と凹部22との距離(図1中のL)、当接面31の長さ(図1中のL)、第2の面12と当接面31とのなす角度(図1中のθ)等の各寸法は、症例に応じて適宜決定される。
【0073】
また、L/Lの値は、特に限定されないが、1.1〜3程度であるのが好ましく、1.3〜2.8程度であるのがより好ましい。
【0074】
また、図示の構成では、第2の面12、第3の面13、第4の面14、第5の面15、上面16および下面17は、それぞれ、ほぼ平面になっているが、平面になっていなくてもよい。
【0075】
図1および図2に示すように、椎弓スペーサ1には、第1の面11の前側の部分から第2の面12の前側の部分までを貫通する2つの貫通孔4がそれぞれ形成されている。2つの貫通孔4は、上・下に配置されている。
【0076】
また、椎弓スペーサ1には、当接面31の前側の部分から第2の面12の後側の部分までを貫通する貫通孔5が形成されている。
【0077】
貫通孔4および5には、それぞれ、固定部材としての糸50を挿通可能になっている。
【0078】
図6に示すように、椎弓120の椎骨側に残存した部位124に貫通孔128を形成し、貫通孔4と貫通孔128とに糸50を挿通して縛る(縫合する)ことにより、椎弓120の椎骨側に残存した部位124と椎弓スペーサ1とを固定することができる。これにより、術後、椎弓スペーサ1の位置ズレをより確実に防止することができる。
【0079】
また、椎弓120の開いた部位123に貫通孔129を形成し、貫通孔5と貫通孔129とに糸50を挿通して縛ることにより、椎弓120の開いた部位123と椎弓スペーサ1とを固定することができる。これにより、術後、椎弓スペーサ1の位置ズレをより確実に防止することができる。
【0080】
また、棘突起130に貫通孔132を形成し、貫通孔5と貫通孔129とに挿通した糸50を貫通孔132にも挿通することにより、棘突起130を固定することができる。これにより、棘突起130の位置をより確実に保持することができ、棘突起130の位置ズレをより確実に防止することができる。
【0081】
なお、貫通孔4および5の個数は、図示の構成に限定されないことは言うまでもない。また、固定部材は、糸50に限らず、例えばワイヤー等の他の線状体や、ボルト等であってもよい。
【0082】
図1および図2に示すように、第2の面12に形成された貫通孔4の開口41の縁部から、第2の面12と第3の面13との角部にかけての部位には、糸50が挿入可能な溝61が形成されている。また、第2の面12に形成された貫通孔5の開口51の縁部から、第2の面12と当接面31との角部にかけての部位には、糸50が挿入可能な溝62が形成されている。
【0083】
図6に示す状態から、各々の糸50をさらに緊張させて縛ると、各々の糸50は、それぞれ、溝61、62内に挿入する。これにより、糸50の位置ズレ・緩み等を防止することができ、糸50による固定をより確実に維持することができる。
【0084】
このような椎弓スペーサ1は、セラミックス材料を構成材料としてなることが好ましい。セラミックス材料は加工性に優れているため、旋盤、ドリル等を用いた切削加工によりその形状、大きさ等を調整することが容易である。
【0085】
セラミックス材料としては、各種のセラミックス材料が挙げられるが、特にアルミナ、ジルコニア、リン酸カルシウム系化合物等のバイオセラミックスが好ましい。なかでもリン酸カルシウム系化合物は、優れた生体親和性を備えているため、椎弓スペーサ1の構成材料として特に好ましい。
【0086】
リン酸カルシウム系化合物としては、例えばハイドロキシアパタイト、フッ素アパタイト、炭酸アパタイト等のアパタイト類、リン酸二カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸四カルシウム、リン酸八カルシウム等が挙げられ、これらを1種または2種以上を混合して用いることができる。また、これらのリン酸カルシウム系化合物のなかでもCa/P比が1.0〜2.0のものが好ましく用いられる。
【0087】
このようなリン酸カルシウム系化合物のうち、ハイドロキシアパタイトがより好ましい。ハイドロキシアパタイトは、骨の無機質主成分と同様の構造であるため、優れた生体適合性を有している。また、椎弓スペーサ1を製造する際、原料のハイドロキシアパタイト粒子は、500〜1000℃で仮焼成されたものがより好ましい。かかる温度で仮焼成されたハイドロキシアパタイト粒子は、ある程度活性が抑えられるため、焼結が急激に進行すること等による焼結ムラが抑制され、強度にムラのない焼結体を得ることができる。
【0088】
本発明では、セラミックスの気孔率は0〜70%であることが好ましく、30〜50%がより好ましい。気孔率をこの範囲とすることにより、強度を維持しつつ、良好な生体親和性を発揮し、骨伝導による骨新生を促進することができる。
【0089】
本発明の椎弓スペーサ1の構成材料としては、上記セラミックス材料の他、該セラミックス材料とチタン等の生体為害性の小さい金属材料との複合材料等を用いることも可能である。
【0090】
以上、本発明の椎弓スペーサを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、椎弓スペーサを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。
【0091】
また、本発明は、図示の場合と反対方向に椎弓を開く場合に用いる椎弓スペーサにも適用することができることは言うまでもない。また、本発明の椎弓スペーサは、左・右のいずれの側にも(裏返すことによって)使用することができるようなものであってもよい。
【0092】
【実施例】
水酸化カルシウムスラリーとリン酸水溶液から公知の湿式合成法によりハイドロキシアパタイトスラリー(Ca/P比=1.67)とした。これを噴霧熱乾燥法により乾燥した後、大気炉において700℃で仮焼成を行うことにより球状粉体を得た。
【0093】
次に、得られたハイドロキシアパタイトの球状粉体と高分子化合物水溶液とを混合・撹拌した後、この混合物を乾燥させることによりハイドロキシアパタイトのブロック体を得た。
【0094】
このブロック体から焼結後の収縮を計算し、旋盤、ドリル等を用いて、所望の椎弓スペーサ形状の成形体を作製した。
【0095】
この成形体を電気炉に入れ、1200℃で4時間焼結することにより、図1および図2に示す形状の椎弓スペーサを作製した。
【0096】
本実施例の椎弓スペーサの各部の寸法は、第2の面12の長さL:18mm、第1の面11と第2の面12との最大距離L:11mm、凹部21と凹部22との距離L:8mm、最大厚さL:10mm、最小厚さL:6mm、当接面31の長さL:11mm、第2の面12と当接面31とのなす角度θ:25°とした。また、ハイドロキシアパタイトの気孔率は40%とした。
【0097】
この椎弓スペーサを用いて、脊柱管狭窄症の患者10例に対し、前述したような方法で、片側侵入片開き式脊柱管拡大術を施した。
【0098】
その結果、全ての患者において、狭窄していた脊柱管を正常な脊柱管に近似した形状に拡大することができた。また、切離した棘突起の固定を容易に行うことができた。
【0099】
術後の経過も良好で、術後長期間経過しても、棘突起のズレや後彎変形等は生じなかった。椎弓や椎弓スペーサのズレも確認されず、脊柱管は拡大状態を良好に維持していた。また、椎弓スペーサ、椎弓および棘突起は、速やかに骨癒合し、生理的再建が極めて良好に行われた。また、安定した再建ができたことで、外固定期間や運動制限期間を短縮することができた。
【0100】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、椎弓を片側に開いて形成された間隙を補填して、椎弓の拡大形成を確実に行うことができる。
【0101】
また、椎弓から切離した棘突起に当接し得る当接部を設けたことにより、棘突起の位置ズレの防止や早期の骨癒合を図ることができる。
【0102】
このようなことから、生理的再建が良好かつ早期に行われ、外固定期間や運動制限期間の短縮も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の椎弓スペーサの実施形態を示す平面図である。
【図2】図1中の矢印X方向から視た図である。
【図3】図1に示す椎弓スペーサを用いた片側侵入片開き式脊柱管拡大術を順を追って説明するための図である。
【図4】図1に示す椎弓スペーサを用いた片側侵入片開き式脊柱管拡大術を順を追って説明するための図である。
【図5】図1に示す椎弓スペーサを用いた片側侵入片開き式脊柱管拡大術を順を追って説明するための図である。
【図6】図1に示す椎弓スペーサを用いた片側侵入片開き式脊柱管拡大術を順を追って説明するための図である。
【符号の説明】
1 椎弓スペーサ
2 挿入部
21、22 凹部
3 当接部
31 当接面
4 貫通孔
41 開口
5 貫通孔
51 開口
61、62 溝
11 第1の面
12 第2の面
13 第3の面
14 第4の面
15 第5の面
16 上面
17 下面
50 糸
100 椎骨
110 椎体
120 椎弓
121 溝
122 ヒンジ部
123 開いた部位
124 椎骨側に残存した部位
125、126 切断部
127 外面
128、129 貫通孔
130 棘突起
131 切断線
132 貫通孔
140 脊柱管
150 間隙
160 拡大された椎弓
200 正中面

Claims (18)

  1. 棘突起を椎弓から切離するとともに、前記椎弓の一方側を切断し、他方側をヒンジ部として前記椎弓を開くことによって形成された間隙に挿入して用いられ、前記間隙に挿入される挿入部と、前記椎弓から切離した前記棘突起に当接し得る当接部とを有する椎弓スペーサであって、
    前記椎弓を開いた部位の切断部の両端部それぞれ当接する2つの面と、前記棘突起の側方が当接する面とを有し、前記切断部が当接する2つの面のうちの、前記挿入部を前記間隙に挿入した状態で患者の背側に位置する面と、前記棘突起の側方が当接する面とが連続する1つの平坦面で構成されており、
    前記挿入部を前記間隙に、前記切断部の両端部が前記挿入部の前記2つの面に、それぞれ、当接するように挿入し、前記棘突起を前記当接部に当接させた状態で、前記棘突起が正中と略平行となるよう構成されていることを特徴とする椎弓スペーサ。
  2. 当該椎弓スペーサを前記間隙に挿入した際に、前記椎弓の外側の方向を外方としたとき、
    前記当接部は、前記挿入部から前記外方に突出するように形成されている請求項に記載の椎弓スペーサ。
  3. 当該椎弓スペーサを前記間隙に挿入した際に、患者の背側の方向を後方としたとき、
    前記当接部は、前記挿入部を前記間隙に挿入した状態で、拡大された椎弓から後方に突出する請求項1または2に記載の椎弓スペーサ。
  4. 前記間隙に挿入した状態で、拡大された椎弓の内側に臨む第1の面と、拡大された椎弓の外側に臨む第2の面とを有する請求項1ないしのいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  5. 前記第1の面は、湾曲凹面である請求項に記載の椎弓スペーサ。
  6. 前記棘突起の側方が当接する面と、前記第2の面とが鋭角をなしている請求項またはに記載の椎弓スペーサ。
  7. 前記椎弓の開いた部位との固定に用いる固定部材を挿通可能な貫通孔を有する請求項1ないしのいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  8. 前記棘突起に形成した貫通孔に前記固定部材を挿通することにより、前記棘突起を固定可能である請求項に記載の椎弓スペーサ。
  9. 前記椎弓の椎体側に残存した部位との固定に用いる固定部材を挿通可能な貫通孔を有する請求項1ないしのいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  10. 前記固定部材が挿入し得る溝を有する請求項ないしのいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  11. 前記挿入部の両端部に、それぞれ、前記椎弓の切断部と係合し得る係合部が設けられている請求項1ないし10のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  12. 前記係合部は、前記切断部の少なくとも一部が挿入し得る凹部または切欠きで構成されている請求項11に記載の椎弓スペーサ。
  13. 当該椎弓スペーサを前記間隙に挿入した際に、患者の腹側の方向を前方とし、患者の背側の方向を後方としたとき、
    前方から後方に向かって厚さが漸減する部分を有する請求項1ないし12のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  14. セラミックス材料を構成材料としてなる請求項1ないし13のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
  15. 前記セラミックス材料は、リン酸カルシウム系化合物からなる請求項14に記載の椎弓スペーサ。
  16. 前記リン酸カルシウム系化合物は、Ca/P比が1.0〜2.0である請求項15に記載の椎弓スペーサ。
  17. 前記リン酸カルシウム系化合物は、ハイドロキシアパタイトである請求項15または16に記載の椎弓スペーサ。
  18. 前記セラミックスの気孔率が0〜70%である請求項14ないし17のいずれかに記載の椎弓スペーサ。
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