JP2010140171A - 前照灯システム、故障検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムにおいて、カメラの故障を自車両の運転者が把握できる前照灯システム及び故障検出方法を提供すること。
【解決手段】カメラ12が撮影した前方の画像データから対向車が検出された場合に、前照灯14の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システム100において、自車両周囲の照度を検出する照度検出手段13と、照度に基づき自車両が街灯11に接近したことを検出する街灯判定手段23と、街灯への接近が検出された場合、時系列に撮影された画像データの所定領域における画素値を検出する画素変化検出手段22と、街灯11を通過する際の変化量が第1の閾値未満の場合、カメラ12の故障を検出するカメラ故障検出手段26と、を有することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、カメラが撮影した前方の画像データから対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システム等に関し、特に、カメラの故障を検出可能な前照灯システム及び故障検出方法に関する。
撮影された車両前方の画像データから白線認識処理等を実行して車両制御に利用するため車両には前方を撮影するカメラが搭載されることがある。また、このカメラを利用して夜間における対向車を検出して前照灯の照射光束を切り替えることで、対向車の運転者の眩惑を抑制する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ヘッドランプとテールランプをセンサアレイの異なる部分に収束させ、両者を識別してヘッドランプの照射光束を制御する前照灯の制御システムが開示されている。
特開2008−12061号公報
ところが、このような制御システムでは、前方を撮影するカメラが故障した場合、対向車の検出も困難になり、自車両の前照灯の照射光束を切り替えることはできなくなってしまう。このため、カメラの故障時には、照射光束の自動的な切り替えは中止され、自車両の運転者は対向車が走行してくるのに自車両の照射光束が切り替わらない等の現象からカメラの故障を把握しうる。
しかし、走行シーンによっては、カメラが故障していなくても照射光束が一定のままとなる場合もあり、照射光束の切り替わりの有無から自車両の運転者がカメラの故障を把握することは困難な場合がある。
本発明は、上記課題に鑑み、対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムにおいて、カメラの故障を自車両の運転者が把握できる前照灯システム及び故障検出方法を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、カメラが撮影した前方の画像データから対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムにおいて、自車両周囲の照度を検出する照度検出手段と、照度に基づき自車両が街灯に接近したことを検出する街灯判定手段と、街灯への接近が検出された場合、時系列に撮影された画像データの所定領域における画素値の変化量を検出する画素変化検出手段と、街灯を通過する際の前記変化量が第1の閾値未満の場合、前記カメラの故障を検出するカメラ故障検出手段と、を有することを特徴とする。
対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムにおいて、カメラの故障を自車両の運転者が把握できる前照灯システム及び故障検出方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
本実施形態の前照灯システム100は、カメラ12の固定的な撮影領域における画素値の変化を利用してカメラ12の故障を検出する。概略すれば次のような手順を経る。
(1)画像データに含まれる自車両のボンネットの画素値を抽出する
(2)車両が走行していることを確認する
(3)ボンネットの画素値の変化量を算出する
(4)走行しているにもかかわらず、ボンネットの画素値の変化量が閾値B未満の場合、カメラ12の故障を検出する
故障していないカメラ12で撮影されたボンネットの画素値は、車両が走行していても大きく変動しない。しかし、夜間に車両が街灯11の下を通過すれば(すなわち車両が走行していれば)、ボンネットが照明され画素値が大きく変化する。一方、カメラ12が故障している場合、夜間、車両が街灯11の下を通過してもボンネットの画素値はあまり変化しない。したがって、ボンネットの画素値が変化すべき状況であることを検出した際の、ボンネットの画素値の変化が小さいことからカメラ12の故障を検出することができる。以下、ボンネットの画素値が変化すべき状況であること(車両が走行していること)を、自車両周囲の照度から特定する前照灯システム100について説明する。
図1は、本実施形態の前照灯システム100が搭載された車両の概略側面図の一例を示す。前照灯システム100は、照射光束を対向車両とすれ違う際のすれ違いビーム配光と、一般走行の際の走行ビーム配光に切り替えることができる。この切り替えは運転者の操作によっても可能であるが、走行中の運転支援として対向車を検出して自動的に切り替えることができる。
また、前照灯システム100は、前方を撮影するカメラ12を、例えばルームミラーの裏側に光軸を車両前方のやや下向きに向けて固定されている。本実施形態では、特にボンネットの一部が撮影されるようカメラ12が配置されている。そして、ボンネットの画素値が変化すべき状況であることを検出するため、前照灯システム100は、例えばインストゥルメントパネル上に設置され、フロントガラスを通して車内に入射する周囲光の照度を検出する照度センサ13を有する。
図2は、前照灯システム100の概略ブロック図の一例を示す。前照灯システム100は、例えばボディECU(Electronic Control Unit)17により制御され、ボディECU17には、CAN(Controller Area Network)やFlexRay等の車載LAN及び専用線を介して、画像処理装置16、照度センサ13、メータECU18及び前照灯14が接続されている。また、本実施形態では、ボディECU17がカメラ12の故障を検出するが、画像処理装置16若しくはメータECU18、又は、この他のECUが検出してもよい。
ボディECU17は、CPU、RAM,ROM、入出力インターフェイス、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、不揮発メモリ及びCAN通信部等を備えたコンピュータを実体とする。ボディECU17は、照度センサ13が検出した照度センサ13に基づき街灯11の下を通過したか否かを判定する街灯判定部23、画素値の変化量(後述の変化積算値)と閾値Bを比較する画素変化判定部24、後述する経過時間をカウントするカウント部25、及び、経過時間と閾値Cを比較してカメラ12の故障を検出する故障検出部26を有する。
カメラ12はCCDやCMOSなどの光電変換素子により入射した光を光電変換して増幅し、さらにA/D変換を施すことで、所定の輝度階調(例えば、256階調)のデジタル画像(赤外線画像)を出力する。カメラ12はこの作業を繰り返し、所定のフレームレート(例えば、30〜60fps)で画像データを画像処理装置16に出力する。画像処理装置16は、画像データをバッファメモリに蓄積し、次述するボンネットの検出エリアにおける画素値の変化量の演算に用いる。
照度センサ13は、フォトダイオードやフォトトランジスタが光電変換した電気信号をアンプ回路で増幅してボディECU17に出力する。照度センサ13は、自車両の周囲の照度が所定以下になると夕方や夜間であること又はトンネルに進入したことを検出して、前照灯14を自動的に(運転者がスイッチを入れなくても)点灯させるオートライト又はコンライトと呼ばれる機能の実現のために搭載されている。なお、この照度センサ13は人間が暗いと感じる照度を検出すべきなので、人間の目の感度に近い分光感度特性を備える。
続いて、前照灯14について説明する。図3は、前照灯14の概略構成図の一例を示す。前照灯14は、高輝度な放電管33を光源に用いたライトであり、放電管33に封入された金属原子のガスを介して電極間をアーク放電させることで金属原子を励起して発光する。前照灯14はいわゆるHIDライトであり、ハロゲンライトのようなフィラメントが不要であるため発光効率がよく長寿命である。HIDライトとしては、例えばメタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ等が知られている。
前照灯14は、放電管33と、放電管33を挿着支持するリフレクタ31と、放電管33の一部のみを遮蔽するシェード32と、ビーム切換機構37と、点灯・消灯・照射光束の配光の切り替えをスイッチやアクチュエータを駆動することで制御するライト制御コンピュータ38と、を有する。
放電管33が発生させた光は、リフレクタ31の拡散又は偏向反射機能により、所定の配光パターンを形成するビームを前方に照射される。リフレクタ31の位置や確度は固定である。
これに対し、ビーム切換機構37は、リフレクタ31に固定された支持部材36と、支持部材36のレールを車両の前後方向に摺動案内される摺動部材35と、摺動部材35に対しピン支持され放電管33を保持する回動部材34とを有する。摺動部材35と回動部材34を駆動するアクチュエータは図示を省略した。
摺動部材35は、ライト制御コンピュータ38がアクチュエータを駆動することにより、支持部材36に対して車両の前後方向に往復移動し、前進位置と後退位置の2つの位置を取る。回動部材34は、ライト制御コンピュータ38がアクチュエータを駆動することにより、ピン39を中心に所定角α回動する。摺動部材35は前進位置にある状態では、放電管33から照射される光に対するシェード32が遮蔽する立体角が小さくなり、これによりリフレクタ31から照射される照射光束は走行ビーム配光を形成する。一方、摺動部材35が後退位置に移動し、かつ、回動部材34をαだけ下向きに回動されると、放電管33から照射される光に対するシェード32が遮蔽する立体角が大きくなり、リフレクタ31から照射される照射光束はすれ違いビーム配光を形成する。
ライト制御コンピュータ38は、走行ビーム配光とすれ違いビーム配光のいずれかに照射光束を制御する。運転者が例えばレバー状のスイッチを揺動操作した場合は、揺動した方向に応じて、走行ビーム配光とすれ違いビーム配光が切り替わる。また、例えば前照灯システム100のスイッチを「自動」に設定しておくとビーム切り替え機能がオンになる。ビーム切り替え機能がオンであると、後述する対向車検出部21が対向車を検出した場合、ライト制御コンピュータ38は走行ビーム配光から自動的にすれ違いビーム配光に切り替え、対向車が検出されなくなると、すれ違いビーム配光から自動的に走行ビーム配光に切り替える。
なお、本実施形態では、1つの放電管33の照射方向を制御することで走行ビーム配光とすれ違いビーム配光を切り替えたが、放電管33とは別にハロゲンライト等を設け、一方をすれ違いビーム配光用に、他方を走行ビーム配光用に照射方向にそれぞれ固定することで、走行ビーム配光とすれ違いビーム配光を形成してもよい。
図2に戻りメータパネル15は、警告ランプ、液晶表示部、スピードメータ、燃料計等を備え、メータECU18により警告ランプの点灯や液晶表示部の表示内容が制御される。本実施形態では、メータECU18は、カメラ12の故障が検出された際に警告ランプの点灯や液晶表示部の表示内容により、カメラ12の故障を乗員に通知する。
〔対向車の検出〕
対向車の検出について説明する。前照灯システム100は対向車の有無に応じて照射光束を切り替えるため、画像処理装置16は対向車検出部21を有する。画像処理装置16は、CPUがプログラムを実行したりASIC等のロジック回路により画像処理するマイコンを実体とし、対向車検出部21及び変化量算出部22はプログラムの実行やASICにより実現される。変化量算出部22については後述する。
対向車検出部21は、画像データのうち対向車の前照灯が占める画素は高い輝度を示すことを利用して対向車を検出する。対向車検出部21は、画像データをエッジ処理して所定値以上の輝度が連続的に密集した前照灯候補を検出する。高い輝度を示す対象には、対向車の前照灯の他に、先行車のテールランプ、標識、白線等があるが、前照灯の輝度とこれらの輝度は異なるので、所定値を適切に設定することで前照灯候補を高確度で検出できる。
また、対向車の前照灯は高輝度の密集部が円形に近い形状であることから、前照灯候補の形状から前照灯以外を省くことができる。また、対向車の前照灯は左右に一対であるので、単体で存在する前照灯候補を省くことができる。
さらに、対向車は高速で自車両に接近するのに対し、標識などの地物と自車両とは自車両の車速で相対的に接近し、先行車は自車両との相対速度がほぼゼロである。したがって、対向車の前照灯の大きさは、時系列に撮影される画像データ間で大きさの変化が大きい。この現象を利用して、対向車検出部21は対向車候補の大きさを監視して、大きさの変化速度が所定以上の対向車候補を最終的に対向車として検出する。
対向車検出部21は、対向車を検出したことを示す対向車検出情報をボディECU17に送出する。すると、ボディECU17はビーム切り替え機能がオンであることを条件に、ライト制御コンピュータ38に、照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替えるよう要求する。また、対向車検出部21が、対向車を検出されなくなったことをボディECU17に通知すると、ボディECU17は、ライト制御コンピュータ38に照射光束をすれ違いビーム配光から走行ビーム配光に切り替えるよう要求する。
〔カメラ12の故障の検出〕
続いて、カメラ12の故障の検出について図4〜図6を用いて説明する。図4は各機能ブロックを配置した図の一例である。
<街灯11の下の通過の検出>
街灯判定部23による街灯11の下の通過の検出について説明する。夜間、照度センサ13が検出する照度は、街灯11に近づくほど徐々に大きくなり、街灯11を通過した後は街灯11から離れるほど徐々に小さくなる。ボディECU17の街灯判定部23は、サイクル時間毎に検出された照度をA/D変換して取得し、照度と閾値Aを比較する。図5(a)では照度を点線にて示した。街灯判定部23は、照度が閾値A以上になると、街灯11の下を通過していることを検出する。そして、カウント部25に、経過時間のカウントの開始を要求するカウント開始要求を送出する。
なお、閾値Aは、予めボディECU17の不揮発メモリに記憶されている。街灯11による光束の大きさは実験的に既知であるので、照度のピーク値も既知である。街灯判定部23は、このピーク値よりも小さい閾値Aを記憶しており、照度が閾値Aを超えている間、自車両が街灯11の下を通過していると判定する。
なお、照度が閾値A以上となったが、すぐに(後述の経過時間が閾値Cを超えることなく)閾値A未満になることもあり得るので(例えば、街灯11の近くに駐車車両があり迂回して走行するような場合)、街灯判定部23は、照度が閾値A未満となるとカウント部25にカウントのリセットを要求する。
<画素値の変化量の演算>
変化量算出部22と画素変化判定部24による画素値の変化量の演算について説明する。変化量算出部22は、ボンネットの検出エリアの画素値の変化を検出する。図6は画像データの一例を示す図である。上記のように全ての画像データに自車両のボンネットが含まれ、その一部又は全領域を、画素値の変化を検出するための検出エリアに決定する。検出エリアは、予め指定しておいてもよいし、カメラ12が故障する前の画像データから画素値の変化量が少ない領域として決定することができる。例えば、前照灯14の点灯が不要な昼間に、ボンネットの外縁をエッジ処理で特定し、その内側の画素値の変化が少ない所定範囲を検出エリアとすることができる。したがって、検出エリアは少なくともボンネットが含まれ、好ましくはボンネットのみが撮影された領域である。
変化量算出部22は、画像データnの検出エリアの画素値Gn(i、j)と、画像データn−1の検出エリアの画素値Gn-1(i、j)との比較を繰り返し、画素毎に画素値の差ΔG(i、j)を算出する。(i、j)は検出エリアの各画素を指定する座標である。画素毎に画素値の差ΔG(i、j)を算出した後は、画素を識別する必要がないので、画像データ毎に画素値の差ΔG(i、j)を合計する。以下、合計した画素値の差ΔG(i、j)を差分合計画素値という。
差分合計画素値 = ある画像データについてΣΣΔG(i、j)
例えば、街灯11の下を通過する際に撮影される画像データについては、差分合計画素値がゼロより大きい値を示すので、自車両が街灯11に接近するに従い大きい値が多くなる傾向を示す。
そして、画素変化判定部24は、差分合計画素値を積算する。以下、差分合計画素値を合計したものを変化積算値という。
変化積算値 = 画像データ1の差分合計画素値1+画像データ2の差分合計画素値2+画像データ3の差分合計画素値3+…+画像データnの差分合計画素値n
夜間、カメラ12が故障していない状態で、街灯11の下を走行する過程では、検出エリアの画素値は徐々に明るくなりまた徐々に暗くなるので差分合計画素値が大きくなり、それを合計した変化積算値は街灯11に近づくにつれ大きくなる。図5(a)では変化積算値を実線で示した。
カメラ12が故障していると変化積算値の変化が検出できないので、変化積算値が閾値B未満か否かによりカメラ12が故障しているか否かを判定できる。画素変化判定部24はサイクル時間毎に変化量算出部22が送信する差分合計画素値を積算して閾値Bと比較する。閾値Bは、予めボディECU17の不揮発メモリに記憶されている。
画素変化判定部24は、比較の結果、変化積算値が閾値B以上になった場合、カウント部25に経過時間のカウントの停止を要求するカウント停止要求を送出する。これにより、カウント部25は経過時間のカウントをリセットできる。
なお、単に積算すると変化積算量は一様に大きくなるので、所定時間(後述の最大時間)の画像データについてのみ、差分合計画素値を合計してもよい。すなわち、最新の画像データから過去の所定時間までの画像データについてのみ、差分合計画素値を合計する。このような演算方法の場合、街灯11を過ぎると差分合計画素値が小さくなるので、画像データが撮影される毎に変化積算値も徐々に小さくなる。したがって、変化積算値は、一様に増大するのでなく、街灯11の下を通過した時間帯でのみ値が大きくなる(極大値を取る)演算値となる。図5(a)の変化積算値は、最新の画像データから過去の所定時間までの画像データについてのみ差分合計画素値を合計して算出したものである。なお、変化積算値の算出方法が変わっても、閾値Bと比較される点で変わりはない。
<故障の判定>
カウント部25は、カウント開始要求からカウント停止要求まで経過時間をカウントする。上記のように、街灯判定部23が、自車両が街灯11の下を走行していると判定した時から、画素変化判定部24が、変化積算値が閾値Bを超えたと判定するまでの経過時間をカウントする。換言すると、カウント部25は、照度センサ13により街灯11の下を走行していると判定されてから、カメラ12でも街灯11の下を走行していると判定されるまでの経過時間をカウントする。なお、サイクル時間毎又は画像データが撮影される毎にカウンタ値を1つずつ増大してもよい。
図5(a)を用いて具体的に説明する。図5(a)はカメラ12が故障していない場合の変化積算値を示したものであるので、街灯11に接近すると、照度センサ13が街灯11による光束を検出するので、徐々に照度が大きくなり閾値Aを超え街灯11の真下付近でピークを示した後、徐々に小さくなる。照度が閾値Aを超えると、カウント部25が経過時間のカウントを開始する。カウントされた経過時間はサイクル時間毎に故障検出部26に送出される。
また、画素変化判定部24は差分合計画素値を積算しているで、カメラ12が故障していなければ、自車両が街灯11に接近するに従いボンネットの画素値が変化するので、変化積算値も照度と同じように徐々に大きくなる。このため、自車両が街灯11の下を通過している際に変化積算値は閾値Bを超えることができる。変化積算値が閾値Bを超えると、カウント部25が経過時間のカウントをリセットする。図5(a)に示すように、カメラ12が故障していなければ、経過時間のカウントは短時間で終了する。
一方、図5(b)はカメラ12が故障している場合の、照度センサ13が検出する照度と変化量算出部22が演算する変化積算値を模式的に説明する図である。自車両が街灯11に接近するのに従い、照度センサ13が検出する照度が徐々に大きくなるのは図6(a)と同じである。したがって、カウント部25は経過時間のカウントを開始する。
しかし、カメラ12が故障しているため、ボンネットの検出エリアの画素値が変化しても、差分合計画素値はゼロ付近を示した状態が続き、それらを積算した変化積算値も閾値Bを超えることはない。このため、カウント部25による経過時間のカウントが継続される。
そして、故障検出部26は、カメラ12が故障していると経過時間が長くなることを利用してカメラ12の故障を検出する。すなわち、故障検出部26は、街灯11の下の通過中に、経過時間が閾値Cを超えたか否かに基づき、カメラ12が故障したか否かを判定する。
閾値Cについて説明する。上記のように、経過時間は照度が閾値A未満になるとリセットされるので、経過時間がカウントされるのは、街灯11の下を通過している間のみとなる。すなわち、経過時間の最大時間は、照度が閾値A以上になってから閾値A未満になるまでの時間である。このため、閾値Cはこの経過時間の最大時間(照度が閾値A以上になってから閾値A未満になるまでの時間)よりも小さい値として設定されるが、照度が閾値Aを超えている時間は、自車両の車速に応じて異なるものである。このため、閾値Cは車速に応じた値とすることが好ましい。
照度が閾値Aを超える自車両の位置は実験的に明らかであり、例えば、街灯11の真下から手前にL1メートル、真下から前方にL2メートル、とすることができる。したがって、照度が閾値Aを超える最大時間は「(L1+L2)/自車両の車速」から算出される。例えば最大時間の半分〜80%程度を閾値Cとすれば、画像データのノイズ等によりカメラ12の故障を誤検出することなく、カメラ12が故障していることを精度よく検出することができる。以上から、閾値Cは次式で現すことができる。
閾値C = {(L1+L2)/自車両の車速}×0.5〜0.8
〔故障と判定時の通知〕
故障と判定された場合、運転者に通知するため、例えばボディECU17はメータパネル15の所定の警告ランプを点灯し、また、メータパネル15の液晶ディスプレイやナビゲーション用の液晶ディスプレイにメッセージ「カメラが故障しました。走行ビーム配光とすれ違いビーム配光の切り替えは手動で行ってください」等を表示する。これにより運転車は、カメラ12が故障したこと、及び、スイッチを手動で操作しないと対向車の運転者を眩惑するおそれがあることを把握できる。
また、このような運転者への通知と共に、ボディECU17は前照灯14の照射光束が走行ビーム配光になっている場合、すれ違いビーム配光に切り替えてもよい。運転者は自分が操作することなく、照射光束がすれ違いビーム配光に切り替わったことから、カメラ12の故障を把握することができる。以降、運転者は、スイッチを操作して、すれ違いビーム配光と走行ビーム配光を切り替える。
〔前照灯システム100の動作手順〕
図7は、前照灯システム100が故障を検出する手順を示すフローチャート図の一例である。図7のフローチャート図は、カメラ12が画像データを撮影する毎に繰り返し実行される。
カメラ12が画像データを画像処理装置16に入力すると(S10)、変化量算出部22は1つ前の画像データとの差分合計画素値を算出し、差分合計画素値を積算する(S20)。街灯11に接近し、ボンネットが照らされると変化積算値が大きくなる。画像データの取得と変化積算値の算出に並行して、街灯判定部23は照度センサ13が検出した照度を取得する(S30)。
そして、街灯判定部23は照度が閾値A以上か否かを判定する(S40)。照度が閾値A以上の場合(S40のYes)、街灯11の下の走行を開始したと考えられ、画素変化判定部24は変化積算値が閾値B未満か否かを判定する(S50)。なお、最初のループの際は、街灯判定部23はカウント開始要求をカウント部25に送出し、これにより、カウント部25は経過時間のカウントを開始する。照度が閾値A未満の場合(S40のNo)、街灯11の下を通過していないので前照灯システム100はループを繰り返す。
照度が閾値A以上であるにも関わらず、変化積算値が閾値B未満の場合、カウント部25は経過時間を増大させる(S60)。増大させる時間は1つの画像データを処理する時間程度である。こうすることで街灯11の下を通過した時間を計測できる。
そして、故障検出部26は、経過時間が閾値C以上か否かを判定する(S70)。経過時間が閾値C未満の場合(S70のNo)、街灯11の下の通過を開始した直後のために変化積算値が閾値B未満であることがあり得るので、次の画像データの処理に進む。
カメラ12が故障していない場合はステップS70は常にNoと判定され、以降のループで、変化積算値が閾値B以上となった場合(S50のNo)、画素変化判定部24がカウント部25にカウント停止要求を送出し、カウント部25は経過時間をリセットする(S90)。すなわち、カメラ12は故障しておらず、変化量算出部22がボンネットの画素値の変化を検出できていることになる。
これに対し、照度が閾値A以上(S40のYes)、かつ、変化積算値が閾値B未満のまま(S50のYes)、経過時間が閾値C以上となった場合(S70のYes)、故障検出部26はカメラ12が故障したと判定する(S80)。すなわち、画素変化判定部24がカウント停止要求を送出せず、カウント部25がリセットされずに経過時間をカウントした場合である。
カメラ12が故障すると、対向車検出部21は、画像データから対向車の前照灯を検出することが困難になるので、走行ビーム配光とすれ違いビーム配光を切り替えることはできない。このため、メータECU18は警告ランプ等を点灯したりメッセージを表示して、ユーザにカメラ12が故障したことを通知する。
以上説明したように、本実施形態の前照灯システム100によれば、対向車の検出の有無に応じて走行ビーム配光とすれ違いビーム配光を切り替えることができる前照灯14において、カメラ12が故障したことをユーザが容易に把握できる。ユーザはカメラ12の故障を把握すると、スイッチを操作して走行ビーム配光とすれ違いビーム配光を切り替えるので、対向車の運転車を眩惑することを防止できる。
実施例1では、照度センサ13が検出する照度が閾値A以上であることから、自車両が走行しており検出エリアの画素値が変化することを予測して、カメラ12の故障を検出した。しかし、街灯11の下を走行するような特殊な状況でなくても、車両が走行していれば検出エリアの画素値が変化する場合が多い。例えば、昼間の走行中、トラック、街路樹、建物等が、ボンネットに到達する日射の陰を形成することがあり、夜間、街灯11の下を走行する以外でも、駐車場や施設のライトがボンネットを照明することがある。したがって、車両が走行している状態で、故障検出部26は、検出エリアの画素値が変化しないことから、カメラ12の故障を検出することができる。
図8は、前照灯システム100の機能ブロック図の一例を示す。図8において図4と同一部の説明は省略する。本実施例の前照灯システム100は、車輪速センサ19及び、自車両が走行していることを検出する走行検出部27、を有する。なお、街灯11の下を走行した経過時間を計測しないのでカウント部25を有さない。
走行検出部27は、例えば、車輪速センサ19が検出する車速から車両が走行していることを検出する。この他、Gセンサが検出する加減速度、ナビゲーションシステムが検出する自車位置、等から検出してもよい。また、走行検出部27は、オドメータ又はトリップメータと同様に所定の走行距離だけ走行したことを故障検出部27及び画素変化判定部24に通知する。
本実施例の故障の判定について説明する。本実施例においても、変化量算出部22が差分合計画素値を算出し、画素変化判定部24が変化積算値を算出する。本実施例の画素変化判定部24は、所定の走行距離毎に、画素変化判定部24が算出する変化積算値を不揮発メモリに記録する。図8では変化積算値1〜4が時系列に記録された変化積算値である。実施例1で説明したように、カメラ12が故障していると変化積算値は小さくなるので、故障検出部26は、時系列の変化積算値を監視することでカメラ12の故障を検出できる。
走行中にカメラ12の故障を検出するため、故障検出部26は、カメラ12が故障していない状態では検出エリアの画素値がどのくらい変化するか、すなわち、所定の走行距離(例えば、1km)における平均的な変化積算値の増大分を決定しておく。変化積算値の平均的な増大分が本変形例の閾値Bとなる(以下、変化積算値の平均的な増大分を単に閾値Dという)。閾値Dは、昼間と夜間で異なると考えられるので昼間用と夜間でそれぞれ定める。
そして、故障検出部26は、画素変化判定部24が変化積算値を記録する毎に、閾値Dと所定の走行距離毎の増大分とを比較する。図9(a)はカメラ12が故障していない場合の走行距離と変化積算値の関係を、図9(a)はカメラ12が故障した場合の走行距離と変化積算値の関係を、それぞれ示す。なお、図9(a)(b)の変化積算値は、最新の画像データから過去の所定時間の差分合計画素値を積算したのでなく、過去の全ての差分合計画素値を積算したものである。
図9(a)に示すように、故障検出部26は、所定の走行距離走行した際の変化積算値の増大分が閾値D以上であればカメラ12は正常であると、図9(b)に示すように、所定の走行距離走行した際の変化積算値の増大分が閾値D未満であればカメラ12が故障していることを検出する。
図10は、前照灯システム100が故障を検出する手順を示すフローチャート図の一例である。図10のフローチャート図は、例えばイグニッションがオンの場合(エンジン搭載車の場合)、システムが起動した場合(ハイブリッド車や電気自動車の場合)、繰り返し実行される。
走行検出部27は、自車両が走行中か否かを判定する(S110)。走行検出部27は、例えば、車輪速センサ19が検出する車速が5km以上になると走行中であると判定する。
カメラ12が画像データを画像処理装置16に入力すると(S120)、変化量算出部22は1つ前の画像データとの差分合計画素値を算出し、画像データ毎に差分合計画素値を積算して変化積算値を算出する(S130)。
走行検出部27は、所定距離走行したか否かを判定する(S140)。所定距離走行するまでは、ステップS110〜S130を繰り返す。
所定距離走行した場合(S140のYes)、故障検出部26は変化積算値を記録する(S150)。したがって、所定距離走行する毎に、変化積算値を時系列に記録することができる。
そして、故障検出部26は、1つ前に記録した変化積算値に対する最新の変化積算値の増大分が閾値D未満か否かを判定する(S160)。車両が所定距離走行したにもかかわらず、変化積算値の増大分が閾値D未満の場合は(S160のYes)、カメラ12が故障している可能性が高いので、故障検出部26はカメラ12の故障を検出する(S170)。1度だけ変化積算値の増大分が閾値D未満であることから故障と判定すると誤判定のおそれがあるので、例えば3回以上連続してステップS150の判定がYesとなることをもって、カメラ12の故障を検出してもよい。
変化積算値の増大分が閾値D以上の場合(S160のNo)、前照灯システムはステップS110から処理を繰り返す。
したがって、本実施例の前照灯システム100によれば、実施例1の効果に加え、街灯11の下を通過した場合だけでなく、走行中、所定距離を走行すればカメラ12の故障を検出することができる。
前照灯システムが搭載された車両の概略側面図の一例である。 前照灯システムの概略ブロック図の一例である。 前照灯の概略構成図の一例である。 各機能ブロックを配置した図の一例である。 時間の経過に対し、照度センサが検出する照度と変化量算出部が演算する差分合計画素値を模式的に説明する図である。 画像データの一例を示す図である。 前照灯システムが故障を検出する手順を示すフローチャート図の一例である。 前照灯システム100の概略ブロック図の一例である(実施例2)。 走行距離と変化積算値の関係を示す図の一例である。 前照灯システムが故障を検出する手順を示すフローチャート図の一例である(実施例2)。
符号の説明
11 街灯
12 カメラ
13 照度センサ
14 前照灯
15 メータパネル
16 画像処理装置
17 ボディECU
18 メータECU
21 対向車検出部
22 変化量算出部
23 街灯判定部
26 故障検出部
100 前照灯システム

Claims (8)

  1. カメラが撮影した前方の画像データから対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムにおいて、
    自車両周囲の照度を検出する照度検出手段と、
    前記照度に基づき自車両が街灯に接近したことを検出する街灯判定手段と、
    街灯への接近が検出された場合、時系列に撮影された前記画像データの所定領域における画素値の変化量を検出する画素変化検出手段と、
    街灯を通過する際の前記変化量が第1の閾値を超えない場合、前記カメラの故障を検出するカメラ故障検出手段と、
    を有することを特徴とする前照灯システム。
  2. 前記所定領域は、自車両周囲の照度が安定していれば、時系列に撮影された前記画像データ間で画素値の前記変化量が所定値未満の領域である、
    ことを特徴とする請求項1記載の前照灯システム。
  3. 前記所定領域は、少なくとも自車両のボンネットを含む領域である、
    ことを特徴とする請求項2記載の前照灯システム。
  4. 前記変化量の積算値が第1の閾値未満の場合、街灯への接近が検出されてからの経過時間を累積して計測するカウント手段を有し、
    前記カメラ故障検出手段は、予め定められた所定時間内に、前記経過時間が第2の閾値を超えた場合に前記カメラの故障を検出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の前照灯システム。
  5. 前記カメラ故障検出手段は、予め定められた、街灯の手前からその前方までの所定距離を、自車両の車速で除した値に基づき、前記第2の閾値を決定する、
    ことを特徴とする請求項4記載の前照灯システム。
  6. 前記カメラ故障検出手段により前記カメラの故障が検出された場合、前記カメラの故障を運転者に通知する通知手段、
    を有することを特徴とする請求項1記載の前照灯システム。
  7. カメラが撮影した前方の画像データから対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムにおいて、
    時系列に撮影された前記画像データの所定領域における画素値の変化量を積算する画素変化算出部と、
    自車両が走行していることを検出する走行検出手段と、
    所定距離、走行する度に前記変化量の積算値を記録しておき、所定距離走行した際に、前記変化量の積算値の増大分が閾値未満の場合、前記カメラの故障を検出するカメラ故障検出手段と、
    を有することを特徴とする前照灯システム。
  8. カメラが撮影した前方の画像データから対向車が検出された場合に、前照灯の照射光束を走行ビーム配光からすれ違いビーム配光に切り替える前照灯システムの故障検出方法において、
    照度検出手段により自車両周囲の照度を検出するステップと、
    前記照度に基づき自車両が街灯に接近したことを検出するステップと、
    街灯への接近が検出された場合、時系列に撮影された前記画像データの所定領域における画素値の変化量を検出するステップと、
    街灯を通過する際の前記変化量が第1の閾値未満の場合、前記カメラの故障を検出するステップと、
    を有することを特徴とする故障検出方法。
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