JP2010138633A - 開口部装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピボットヒンジを備える開口部装置であって、ピボットヒンジのピボット軸側部材50、又は軸受け側部材は、ピボット軸51、又は軸受けと、ピボット軸、又は軸受けの少なくとも一部が内側に配置される長孔55aを具備する板状の部材である移動板55と、移動板に具備され、ピボット軸又は軸受けに直接連結して該ピボット軸又は軸受けを移動板の長孔の長軸方向に直線的に移動させることを可能とする第一調整部材54と、移動板に具備され、移動板を該移動板の長孔の長手方向とは異なる方向に直線的に移動させることを可能とする第二調整部材57とを備える。
【選択図】図8
Description
開口部装置10は、建物開口部の縁に沿って配置される枠体11、該枠体11の内側に配置される戸体40、ピボットヒンジ16、及びピボットヒンジ17を備えている。以下に詳しく説明する。
戸体40は、図5からわかるように2枚の面状部材41、42と、連結部材44と、ピボットヒンジ取付部材43、45とを備えている。
ピボットヒンジ取付部材43は、長方形の板材を折り曲げて略L字状に形成した部材である。該L字状の一端側はクランク状にさらに折り曲げられている。
ピボットヒンジ取付部材45は、矩形断面の筒状の部材である。
一方、ピボットヒンジ取付部材45は、連結部材44のうち、ピボットヒンジ17の軸受け側部材60が取り付けられる位置に対応した位置に固定される。すなわち、連結部材44の下部である。
ここで、軸受け側部材20は、図6からわかるように取付部20aを備えている。当該取付部20aは、上記した上横枠12のスリット12aに差し込むことができる。従って、取付部20aをスリット12aに差し込むとともに、ここで取付部20aと上横枠12とを固定する。固定の方法は特に限定されるものではないが、本実施形態では、固定部材であるネジにより行っている。
取り付けにより、軸受け側部材20は、該軸受け側部材20の取付部20aが上横枠12の内部に隠蔽されるとともに、軸受け部が上横枠12から突出するように該上横枠12に固定される。
図7及び図8からわかるように、ピボット軸側部材50は、ピボット軸51を構成する軸52及び軸支持部材53と、第一調整部材54と、移動板55と、基板56と、第二調整部材57と、ワッシャー58と、固定部材59とを備えている。以下、それぞれについて説明する。
軸支持部材53は、軸52と同心円状で径の異なる3つの円柱53a、53b、53cが積み重ねられて階段状となるような構成を有している。軸52側の円柱53aの径が最も大きく、これに積み重ねられる円柱53bが次に大きい径を有し、円柱53bに積み重ねられる円柱53cが最も小さい径を有している。
長孔55aは、移動板55の板厚方向に貫通する長孔で、長軸側の長さがA、短軸側の長さがBとなるように形成されている。長軸側の両端は半円形である。ここで長軸側の長さであるAは、上記説明した軸支持部材53の円柱53bの直径より大きく形成されている。当該Aを円柱53bの直径に対してどの程度大きくするかについては、ピボット軸51をどの程度移動させるように設定するかによって適宜決めることができる。すなわち当該Aを円柱53bの直径に対して大きく形成することによりその分、ピボット軸51をAの方向に移動できる範囲が大きくなる。逆に、当該Aを円柱53bの直径に近付けることによりその分、ピボット軸51をAの大きさの方向に移動できる範囲は小さくなる。移動については後で詳しく説明する。
当該孔56bの径は、後述するように移動板55の移動範囲を規制する手段の1つなので、当該移動範囲により適宜決めることができる。
本実施形態では、突起、及びこれに対応するスリットを2つずつ設けたが、必ずしも2つである必要はなく、1つであっても良いし、3つ以上であってもよい。本実施形態では、移動板55の安定した移動をさせる観点から複数とし、また、多過ぎることは製造上の工数増大につながるので、2つとした。
また、必ずしもスリットと突起の関係である必要はなく、移動板の安定した移動の目的をするものであれば他の態様であってもよい。
軸受け63は、軸受け側部材60のうち、直接ピボット軸33を回動可能に受ける部材である。軸受け63は、同心円状で径の異なる3つの円柱63a、63b、63cが積み重ねられて階段状となるような構成を有している。円柱63aの径が最も大きく、これに積み重ねられる円柱63bが次に大きい径を有し、円柱63bに積み重ねられる円柱63cが最も小さい径を有している。
ピボットヒンジ16の軸受け側部材20は、図6に示したように、その取付部20aを上横枠12のスリット12aに差し込み、ここでネジ止めする等して上横枠12に固定される。
ピボットヒンジ16のピボット軸側部材50は、図5に示したように基板56の取付部56fを面状部材41に設けられたスリット41aに差し込み、ピボットヒンジ取付部材43にネジ等により固定する。
ピボットヒンジ17の軸受側部材60は、図5に示したように基板66の取付部66fを面状部材41に設けられたスリット41bに差し込み、ピボットヒンジ取付部材45にネジ等により固定する。
次に、上横枠12に取り付けられた軸受側部材20の軸受部に、戸体40の上部に設けられたピボット軸側部材50の軸52を連結する。
ここで、図16(b)に示したように、ピボット軸51は、該ピボット軸51の円柱53bが基板56の孔56bの内側面に接触するまで移動することができる。又は、移動板55の移動によりスリット55f、55g内の突起56d、56eが相対的にスリット55f、55g内を移動するので、該突起56d、56eがスリット55f、55gの端部に接触するまで移動することができる。
ここで、図16(c)に示したように、ピボット軸51は、該ピボット軸51の円柱53bが基板56の孔56bの内側面に接触するまで移動することができる。又は、移動板55の移動によりスリット55f、55g内の突起56d、56eが相対的にスリット55f、55g内を移動するので、該突起56d、56eがスリット55f、55gの端部に接触するまで移動することができる。
立設片155d、155eは、立設片155bより長孔155a側に、該立設片155bとは所定の間隙を有して立設された2つの片である。図18からわかるように、2つの立設片155d、155eは所定の間隙を有して立設されている。当該間隙の大きさは、後で説明する第一調整部材154のネジ部154bの直径と概ね同じとされている。また、立設片155d、155eと立設片155aとの間隙は、第一調整部材154の頭部154aの厚さと概ね同じである。
立設片155h、155jは、立設片155fより長孔155a側に、該立設片155fとは所定の間隙を有して立設された2つの片である。2つの立設片155h、155jは所定の間隙を有して立設されている。当該間隙の大きさは、後で説明する第二調整部材157のネジ部157bの直径と概ね同じとされている。また、立設片155h、155jと立設片155fとの間隙は、第二調整部材157の頭部157aの厚さと概ね同じである。
すなわち、第一調整部材154は、その頭部154aが、立設片155bと立設片155d、155eとの間に差し込まれるとともに、ネジ部154bが、立設片155dと立設片155eとの間に差し込まれる。また、立設片155bの孔155cにより頭部154aの操作が可能される。ネジ部154bがピボット軸51等に螺合することは上記と同様である。
図9(c)では、開口部装置の上部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸(X)、縦枠に軸受け(Y)の組み合わせである。
図9(d)では、開口部装置の上部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸受け(Y)、縦枠に軸(X)の組み合わせである。
図9(e)では、開口部装置の下部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸(X)、縦枠に軸受け(Y)の組み合わせである。
11 枠体
12 上横枠
13 下横枠
14 縦枠
15 縦枠
16 ピボットヒンジ
17 ピボットヒンジ
20 軸受け側部材
30 ピボット軸側部材
40 戸体
50 ピボット軸側部材
51 ピボット軸
54 第一調整部材
55 移動板
55a 長孔
56 基体
57 第二調整部材
58 ワッシャー
59 固定部材
Claims (2)
- 建物の開口部に沿って設けられる枠体と、該枠体の内側に配置される戸体と、互いに連結可能とされるピボット軸側部材及び軸受け側部材を有して、前記枠体、及び前記戸体の上下部のそれぞれに具備されるピボットヒンジと、を備え、前記ピボットヒンジにより前記戸体がスイング式に開閉可能とされる開口部装置であって、
前記ピボットヒンジの前記ピボット軸側部材、又は前記軸受け側部材は、
ピボット軸、又は軸受けと、
前記ピボット軸、又は前記軸受けの少なくとも一部が内側に配置される長孔を具備する板状の部材である移動板と、
前記移動板に具備され、前記ピボット軸又は前記軸受けに直接連結して該ピボット軸又は前記軸受けを前記移動板の前記長孔の長軸方向に直線的に移動させることを可能とする第一調整部材と、
前記移動板に具備され、前記移動板を該移動板の前記長孔の長手方向とは異なる方向に直線的に移動させることを可能とする第二調整部材と、
を備える開口部装置。 - 前記第一調整部材、及び前記第二調整部材はネジであり、前記第一調整部材は前記ピボット軸又は前記軸受けに螺合し、前記第二調整部材は、前記移動板に重ねて配置される基板に螺合しており、
前記第一調整部材、及び前記第二調整部材の回動操作により該第一調整部材及び第二調整部材が進退する方向が、前記ピボット軸又は前記軸受けの移動方向に一致することを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
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KR20190133816A (ko) * | 2018-05-23 | 2019-12-04 | 윤용선 | 도어용 힌지조립체 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08303098A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-19 | Nippon Doaachietsuku Seizo Kk | 扉の支持装置 |
JP2006274570A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Frontier:Kk | 扉のヒンジ機構 |
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2008
- 2008-12-12 JP JP2008317214A patent/JP5174645B2/ja active Active
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KR102147567B1 (ko) * | 2018-05-23 | 2020-08-24 | 윤용선 | 도어용 힌지조립체 |
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