JP5174645B2 - 開口部装置 - Google Patents

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Description

本発明は建物の開口部に備えられる開口部装置に関し、詳しくはピボットヒンジを備える開口部装置に関する。
建物開口部に備えられる開口部装置のうち、いわゆるピボットヒンジを用いており、これを軸として当該開口部装置の戸体をスイング式に開閉可能としたものがある。ここでピボットヒンジは通常、開口部装置の一方の縦枠側に寄せられるとともに、該開口部装置の上部、下部のそれぞれに1つずつ設けられている。
また、ピボットヒンジは、開口部装置の上下方向に平行な方向に延びるピボット軸を備えるピボット軸側部材と、当該ピボット軸を受ける軸受けを具備する軸受け側部材とを有しており、これらが連結されて一対となりヒンジの役割を果たしている。そして一対である部材の一方が開口部装置の枠に、他方が戸体に固定されることにより戸体の回動軸として機能する。
このように、ピボットヒンジは、ピボット軸と軸受けとを連結する構造であるため、開口部装置を設置するごとに該ピボット軸と軸受けとの相対位置の関係を微調整する必要があった。そしてこの微調整は、戸体の幅方向と戸体の厚さ方向とを含む平面内でおこなわれる調整なので位置を確定することに困難があった。
このような微調整を容易にするためのピボットヒンジの構造が特許文献1〜3に開示されている。これらのピボットヒンジは、操作により揺動する部材にピボット軸又は軸受けを設けたり、回動する部材の上に偏芯させてピボット軸又は軸受けを設けたりすることにより、該ピボット軸や軸受けを水平面内で移動させることができるように構成されている。
特開平5−222879号公報 特開平9−13783号公報 特許第4104761号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載のようなピボットヒンジは構造が複雑になる傾向にあった。また、微調整のための操作と、実際のピボット軸又は軸受けの移動の方向とが大きく異なる場合があり、微調整に所定の経験や慣れが必要であるものもあった。
そこで本発明はかかる問題点に鑑み、構造が複雑でないとともに、ピボット軸、軸受けの水平面内の微調整も容易であるピボットヒンジを有する開口部装置を提供することを課題とする。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、建物の開口部に沿って設けられる枠体(11)と、該枠体の内側に配置される戸体(40)と、互いに連結可能とされるピボット軸側部材(50、30)及び軸受け側部材(20、60)を有して、枠体、及び戸体の上下部のそれぞれに具備されるピボットヒンジ(16、17)と、を備え、ピボットヒンジにより戸体がスイング式に開閉可能とされる開口部装置(10)であって、ピボットヒンジのピボット軸側部材(50)、又は軸受け側部材(60)は、ピボット軸(51)、又は軸受け(61)と、ピボット軸、又は軸受けの少なくとも一部が内側に配置される長孔(55a、65a)を具備する板状の部材である移動板(55、65)と、移動板に具備され、ピボット軸又は軸受けに直接連結して該ピボット軸又は軸受けを移動板の長孔の長軸方向に直線的に移動させることを可能とする第一調整部材(54、64)と、移動板に具備され、移動板を該移動板の長孔の長手方向とは異なる方向に直線的に移動させることを可能とする第二調整部材(57、67)と、を備える開口部装置を提供することにより前記課題を解決する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の開口部装置(10)において、第一調整部材(54、64)、及び第二調整部材(57、67)はネジであり、第一調整部材はピボット軸(51)、又は軸受け(61)に螺合し、第二調整部材は、移動板(55、65)に重ねて配置される基板(56、66)に螺合しており、第一調整部材、及び第二調整部材の回動操作により該第一調整部材及び第二調整部材が進退する方向が、ピボット軸又は軸受けの移動方向に一致することを特徴とする。
本発明によれば、構成が複雑でないピボットヒンジを備えるとともに、ピボット軸、又は軸受けの水平面内における微調整が容易である開口部装置を提供することができる。
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。
図1は1つの実施形態にかかる開口部装置10の外観斜視図である。図2は、図1のうち開口部装置10の上部に備えられたピボットヒンジ16の部分に注目した図、図3は図1のうち開口部装置10の下部に備えられたピボットヒンジ17の部分に注目した図である。また、図4は戸体40のうちピボットヒンジが備えられた側に注目して示した斜視図、図5は同分解斜視図である。図6は、枠体11のうち、ピボットヒンジが備えられた側に注目して示した分解斜視図である。
開口部装置10は、建物開口部の縁に沿って配置される枠体11、該枠体11の内側に配置される戸体40、ピボットヒンジ16、及びピボットヒンジ17を備えている。以下に詳しく説明する。
枠体11は、建物開口部の縁に沿って配置される枠状体であり、上横枠12、下横枠13、縦枠14、及び縦枠15が枠状に組み合わされて形成されている。上横枠12の端部には後述するようにピボットヒンジ16の軸受け側部材20が固定可能に差し込まれるスリット12aが設けられている(図6参照)。また、縦枠15の下部には、ピボットヒンジ17のピボット軸側部材30が固定可能に差し込まれるスリット15aが設けられている(図6参照)。
枠体11は、ピボットヒンジを備える通常の開口部装置と同様のものを用いることができ、特に限定されることはない。
戸体40は、枠体11の内側に配置される戸体であり、ピボットヒンジ16、17により、その縦辺のうちの一方側が枠体11に連結されている。従って、戸体40は、ピボットヒンジ16、17を軸としてスイング式に開閉することができる。
戸体40は、図5からわかるように2枚の面状部材41、42と、連結部材44と、ピボットヒンジ取付部材43、45とを備えている。
面状部材41、42は、戸体40の外観を形成する矩形の面状の部材であり、その4辺の端部が折り曲げられるように立ち上げられている。従って面状部材41、42は、浅い箱状に形成されている。一方の面状部材41にはその上部、及び下部に、後述するようにピボットヒンジ16のピボット軸側部材50、及びピボットヒンジ17の軸受側部材60のそれぞれが差し込まれるスリット41a、41bが設けられている。
連結部材44は、コ字状の断面を有する長尺の部材で、面状部材41の縦方向の長さと概ね同じ長さに形成されている。
ピボットヒンジ取付部材43は、長方形の板材を折り曲げて略L字状に形成した部材である。該L字状の一端側はクランク状にさらに折り曲げられている。
ピボットヒンジ取付部材45は、矩形断面の筒状の部材である。
このような各部材を有する戸体40は、次のように組み合わせられている。すなわち、2つの面状部材41、42の立ち上げられた外周端部が突き合わせられるように配置される。そしてこれにより形成される箱状である面状部材41、42の内側空間内に、上記連結部材44、ピボットヒンジ取付部材43、45が配置される。このとき、連結部材44は、長手方向を面状部材41、42の上下方向に一致する向きとされる。さらに、連結部材44は、その幅方向において、2つの面状部材41、42の立ち上げられた端部の内側を渡すように該端部に取り付けられる。これにより2つの面状部材41、42が連結部材44を介して連結される。
ピボットヒンジ取付部材43は、連結部材44のうち、ピボットヒンジ16のピボット軸側部材50が取り付けられる位置に対応した位置に固定される。すなわち、連結部材44の上部である。
一方、ピボットヒンジ取付部材45は、連結部材44のうち、ピボットヒンジ17の軸受け側部材60が取り付けられる位置に対応した位置に固定される。すなわち、連結部材44の下部である。
本実施形態において、連結部材44、及びピボットヒンジ取付部材43、45の取り付けは不図示の固定部材(ネジ)により行われる。ただし、固定方法はこれに限定されるものではない。
図2に戻り、ピボットヒンジ16について説明する。ピボットヒンジ16は、開口部装置10の上部に設けられるピボットヒンジで、上横枠12に取り付けられる軸受け側部材20と、戸体40側に取り付けられるピボット軸側部材50とを備えている。
軸受け側部材20は、ピボット軸側部材50に備えられるピボット軸51の軸52(図7、図8参照)を受ける軸受け部を備えている。当該軸受け部の構成は、開口部装置の上部に用いられる通常の軸受けの構成を適用することができ、ピボット軸を受けることができるものであれば特に限定されるものではない。
ここで、軸受け側部材20は、図6からわかるように取付部20aを備えている。当該取付部20aは、上記した上横枠12のスリット12aに差し込むことができる。従って、取付部20aをスリット12aに差し込むとともに、ここで取付部20aと上横枠12とを固定する。固定の方法は特に限定されるものではないが、本実施形態では、固定部材であるネジにより行っている。
取り付けにより、軸受け側部材20は、該軸受け側部材20の取付部20aが上横枠12の内部に隠蔽されるとともに、軸受け部が上横枠12から突出するように該上横枠12に固定される。
ピボット軸側部材50は、図2にその一部が表れているように、上記軸受け側部材20の軸受け部に連結されるピボット軸51を備える部材である。図7にピボット軸側部材50の外観斜視図、図8に同分解斜視図を示した。
図7及び図8からわかるように、ピボット軸側部材50は、ピボット軸51を構成する軸52及び軸支持部材53と、第一調整部材54と、移動板55と、基板56と、第二調整部材57と、ワッシャー58と、固定部材59とを備えている。以下、それぞれについて説明する。
ピボット軸51は、上記した軸受け部に回動可能に連結し、回動の中心となる部材である。ピボット軸51は、軸52と、軸支持部材53とを有している。
軸52は、円柱棒状の部材で、ここが軸受け部に回動可能に連結してヒンジとして機能する。
軸支持部材53は、軸52の一端側に設けられて軸52を支持する部材である。後述するように、実際には軸支持部材53を移動させることによりこれを介して軸52を移動させる。
軸支持部材53は、軸52と同心円状で径の異なる3つの円柱53a、53b、53cが積み重ねられて階段状となるような構成を有している。軸52側の円柱53aの径が最も大きく、これに積み重ねられる円柱53bが次に大きい径を有し、円柱53bに積み重ねられる円柱53cが最も小さい径を有している。
円柱53aの側面には、ネジ孔53dが設けられ、後述する第一調整部材54と螺合できるようにされている。当該ネジ孔53dの軸心は、軸支持部材53の軸心、すなわち軸52の軸心に向くように形成されている。
また、円柱53cの側面には、ネジ部が形成され、後述する固定部材59と螺合可能となっている。
第一調整部材54は、頭部54a、及びネジ部54bを有する雄ネジ状の部材で、ネジ部54bにはリング54cが固定されている。これにより頭部54aと、リング54cとの間で第一調整部材54を回動可能に保持することができる。詳しくは後で説明する。
移動板55は、所定の形状を有する板状の部材で、長孔55a、立設片55b、55c、立設片55d、55e、及びスリット55f、55gを備えている。
長孔55aは、移動板55の板厚方向に貫通する長孔で、長軸側の長さがA、短軸側の長さがBとなるように形成されている。長軸側の両端は半円形である。ここで長軸側の長さであるAは、上記説明した軸支持部材53の円柱53bの直径より大きく形成されている。当該Aを円柱53bの直径に対してどの程度大きくするかについては、ピボット軸51をどの程度移動させるように設定するかによって適宜決めることができる。すなわち当該Aを円柱53bの直径に対して大きく形成することによりその分、ピボット軸51をAの方向に移動できる範囲が大きくなる。逆に、当該Aを円柱53bの直径に近付けることによりその分、ピボット軸51をAの大きさの方向に移動できる範囲は小さくなる。移動については後で詳しく説明する。
一方、短軸側の長さであるBは、上記説明したピボット軸支持部材53の円柱53bの直径と概ね同じ、又は若干大きく形成されるとともに、円柱53aの直径よりは小さくされている。従って、円柱53bは長孔55aの内側に配置可能であり、円柱53aは長孔55aの内側には入ることができないように形成されている。
立設片55b、55cは、移動板55の縁から該移動板55の面に略垂直に立設する2つの片である。図8からわかるように、2つの立設片55b、55cは所定の間隙を有して立設されている。当該間隙の大きさは、上記した第一調整部材54のネジ部54bの直径と概ね同じとされている。また、図8にCで示した立設片55b、55cの厚さは、第一調整部材54の頭部54aとリング54cとの間隙と概ね同じ大きさである。これにより、立設片55b、55cの間にネジ部54bを配置するとともに、頭部54aとリング54cとの間隙に立設片55b、55cを挟むように保持することができる。
立設片55d、55eは、上記立設片55b、55cとは異なる位置の移動板55の縁から該移動板55の面に略垂直に立設する2つの片である。立設片55d、55eの立設方向は、立設片55b、55cとは反対である。図8からわかるように、2つの立設片55d、55eは所定の間隙を有して立設されている。当該間隙の大きさは、後述する第二調整部材57のネジ部57bの直径と概ね同じとされている。また、図8にDで示した立設片55d、55eの厚さは、第二調整部材57の頭部57aとリング57cとの間隙と概ね同じ大きさである。これにより、立設片55d、55eの間にネジ部57bを配置するとともに、頭部57aとリング57cとの間隙に立設片55d、55eを挟むように保持することができる。
スリット55f、55gは、移動板55の厚さ方向に貫通する並列された2つのスリットである。スリット55f、55gの長手方向は後述するように、移動板55が移動する方向に一致する。従って、スリット長さは移動板55の移動範囲を決める1つの要素であるから、該スリットの長さは、設定する移動量により適宜決めることができる。
また、スリット55f、55gが設けられる位置は後述するように基板56に設けられた突起56d、56eに対応する位置に設けられればよい。本実施形態ではスリット55f、55gが設けられる部分として、長孔55aが設けられた部位から延在する細長い片が具備されているが、移動板55の外形はこれに限定されることはない。外形は他の部材との関係や、ピボットヒンジ16自体の外観により適宜決めることができる。
基板56は、若干厚さを大きくして強度を高めてある板状の部材である。基板56は、該基板56の厚さ方向に貫通した円形の孔56bを有するピボット軸取付部56aと、該ピボット軸取付部56aから連続して略矩形に形成された取付部56fとを備えている。孔56bの直径は特に限定されることはないが、少なくとも移動板55の長孔55aのBより大きく、ワッシャー58の外径よりも小さければよい。
当該孔56bの径は、後述するように移動板55の移動範囲を規制する手段の1つなので、当該移動範囲により適宜決めることができる。
また、基板56の一方の面側には2つの円柱状の突起56d、56eが立設されている。該突起56d、56eの円柱の直径は、上記した移動板55のスリット55f、55gのスリット幅と概ね同じ、又は若干小さい大きさである。そして突起56d、56eが設けられる位置も、スリット55f、55gが配置される位置に対応する位置である。
本実施形態では、突起、及びこれに対応するスリットを2つずつ設けたが、必ずしも2つである必要はなく、1つであっても良いし、3つ以上であってもよい。本実施形態では、移動板55の安定した移動をさせる観点から複数とし、また、多過ぎることは製造上の工数増大につながるので、2つとした。
また、必ずしもスリットと突起の関係である必要はなく、移動板の安定した移動の目的をするものであれば他の態様であってもよい。
さらに、基板56のピボット軸取付部56aの側面には、孔56bに貫通するネジ孔56cが設けられている。ここには、後述する第二調整部材57が螺合する。
第二調整部材57は、頭部57a、及びネジ部57bを有する雄ネジ状の部材で、ネジ部57bにリング57cが固定されている。これにより頭部57aと、リング57cとの間で第二調整部材57を回動可能に保持することができる。
ワッシャー58はリング状の部材である。その外形の直径は上記基板56の孔56bの直径より大きくされ、内側の直径は軸支持部材53の円柱53cの直径よりも大きくされている。
固定部材59は、軸支持部材53の円柱53cの外周に設けられたネジ部に螺合する部材である。本実施形態ではいわゆる六角ナットを用いている。
以上のような構成要素を有するピボット軸側部材50は、例えば次のように組み合わせられる。すなわち軸支持部材53の円柱53cと固定部材59とを螺合する。このとき、移動板55、基板56、及びワッシャー58が軸支持部材53側からこの順で、軸支持部材53cと固定部材59との間に挟まれるように重ねられる。
各部材は上記した構成を備えているから、軸支持部材53のうち円柱53aは、長孔55aの内側に入ることはできない。従って、円柱53aが移動板55の上に重ねられるように配置される。また、円柱53bは、長孔55a、及び基体56の孔56bの内側に配置される。円柱53cは、長孔55a、孔56b、及びワッシャー58の内孔を貫通して固定部材59と螺合する。
ワッシャー58は、基体56の孔56bの内側には入らないので、基体56の下面側に重なるように配置される。
さらに、組み合わせの際には第一調整部材54を軸支持部材53のネジ孔53dに螺合させるとともに、立設片55b、55cの間に、第一調整部材54の頭部54aとリング54c間のネジ部54bを差し込むように配置する。同様に、第二調整部材57を基体56のネジ孔56cに螺合させるとともに、立設片55d、55eの間に、第二調整部材57の頭部57aとリング57c間のネジ部57bを差し込むように配置する。
また、基板56上に、移動板55を重ねる際には、移動板55のスリット55f、55g内に、基板56の突起56d、56eを差し込むように配置する。
ここで、第一調整部材54、及び第二調整部材57は雄ネジにより形成されているが、当該ネジの回動操作によりネジが進退する方向がピボット軸51の移動方向に一致する。これにより後述するように、ピボット軸51の移動方向が明確となり、微調整が容易となる。
このように本実施形態におけるピボット軸側部材50は、一枚の移動板55を備えることにより平面方向の調整を可能としているので、構造がシンプルである。これによりピボットヒンジ、及び開口部装置の設計自由度が向上するとともに、製造の観点からも優れたものとなる。
図3に戻り、ピボットヒンジ17について説明する。ピボットヒンジ17は、開口部装置10の下部に設けられるピボットヒンジで、縦枠15の下部に取り付けられるピボット軸側部材30と、戸体40に取り付けられる軸受け側部材60とを備えている。
軸受け側部材60は、ピボット軸側部材30に備えられるピボット軸33(図12参照)を受ける軸受け61を備えている。図9に軸受け側部材60の外観斜視図、図10には同分解斜視図を示した。図9、図10からわかるように、軸受け側部材60は、上記したピボットヒンジ16のピボット軸側部材50と同様の構造を有している。軸受け側部材60は、軸受け63と、第一調整部材64と、移動板65と、基板66と、第二調整部材67と、ワッシャー68と、固定部材69とを備えている。
各部材の構成は軸受け63以外は、ピボット軸側部材50と同じなので、ここでは軸受け63のみ説明する。図11は、図10とは異なる視点から見た軸受け63の斜視図である。
軸受け63は、軸受け側部材60のうち、直接ピボット軸33を回動可能に受ける部材である。軸受け63は、同心円状で径の異なる3つの円柱63a、63b、63cが積み重ねられて階段状となるような構成を有している。円柱63aの径が最も大きく、これに積み重ねられる円柱63bが次に大きい径を有し、円柱63bに積み重ねられる円柱63cが最も小さい径を有している。
そして、図11からわかるように、最も径の大きい円柱63aのうち、円柱63bが設けられている側とは反対側の面に同軸の軸受け孔62が設けられている。
また、ピボット軸側部材50と同様、軸受け63のうち円柱63aの側面には、ネジ孔63dが設けられている。
次にピボット軸側部材30について説明する。図12にピボット軸側部材30の斜視図を示した。ピボット軸側部材30は、上記軸受け側部材60に連結するピボット軸33を備える部材であり、基材31、受け板32、ピボット軸33、及び固定部材34を備えている。
基材31は、枠取付板31aと、軸取付板31bとが略直角に組み合わされ、断面L字状に形成された部材である。枠取付板31aのうち、ピボット軸33が配置される側は、図12に切欠き31dが設けられている。当該切欠き31dにより枠取付部31aの高さ(図12の紙面上下方向)が、受け板32と同じ又はそれより低くなる位置まで下げられている。これにより戸体40が開放される際における軸受け側部材60と、枠取付板31aとの接触(干渉)を防止することができ、戸体40をより大きな角度で開放させることができる。
受け板32は、円板状の部材であり、ここに上記軸受け側部材60の軸受け61のうち円柱63aの底面が重なるように配置され、安定した連結及び戸体40の回動が図られる。
ピボット軸33は円柱棒状の部材で、固定部材34により軸取付板31bに固定される。ここが軸受け孔62と回動可能に連結してヒンジとして機能する。
図13には、基体31の変形例である基体31’を示した。このような基体31’であってもよい。基体31’は、枠取付板31a’と軸取付板31b’とを備えている。枠取付板31a’は、一部が切り欠かれた矩形の板材で、当該切りかかれた部分から、軸取付板31b’が立設されている。軸取付板31b’には上記軸取付板31bと同様に受け板、ピボット軸、及び固定部材が取り付けられる。これによっても、枠取付板31a’のピボット軸が取り付けられる部分において、受け板よりも枠取付板31a’が低くなる位置まで下げられている。従って、戸体40が開放される際における軸受け部材60と、枠取付板31a’との接触(干渉)を防止することができ、戸体40をより大きな角度で開放させることができる。
以上説明したピボットヒンジ16、17は、次のように開口部装置10に取り付けられる。
ピボットヒンジ16の軸受け側部材20は、図6に示したように、その取付部20aを上横枠12のスリット12aに差し込み、ここでネジ止めする等して上横枠12に固定される。
ピボットヒンジ16のピボット軸側部材50は、図5に示したように基板56の取付部56fを面状部材41に設けられたスリット41aに差し込み、ピボットヒンジ取付部材43にネジ等により固定する。
ピボットヒンジ17のピボット軸側部材30は、図6に示したように、その枠取付板31a、及び軸取付板31bを縦枠15のスリット15aに差し込み、同時にここに具備される取付板18を介して縦枠15にネジ等により固定される。
ピボットヒンジ17の軸受側部材60は、図5に示したように基板66の取付部66fを面状部材41に設けられたスリット41bに差し込み、ピボットヒンジ取付部材45にネジ等により固定する。
このようにして適切に枠体11、及び戸体40のそれぞれにピボットヒンジ16、17を取り付けた後、まず、縦枠15下部に設けられたピボット軸側部材30のピボット軸33を、戸体40の下部に取り付けた軸受側部材60の軸受け孔62に差し込むように連結する。
次に、上横枠12に取り付けられた軸受側部材20の軸受部に、戸体40の上部に設けられたピボット軸側部材50の軸52を連結する。
以上のように、戸体40を枠体11に取り付ける際に、ピボットヒンジ16、17において、ピボット軸と軸受けとの相対位置を水平面内で調整する必要が生じる。本実施形態ではピボットヒンジ16のピボット軸側部材50、及び/又はピボットヒンジ17の軸受側部材60により当該調整をおこなう。ここでは、ピボット軸受側部材50の調整について説明する。軸受側部材60の調整も同様である。
図14に、調整前におけるピボット軸側部材50の姿勢の一例を示した。図14(a)は外観斜視図、図14(b)は、説明に必要な主要な部分の位置関係を模式的に示した平面図である。図14(b)に点線で示したのは基板56の孔56bである。これに例によれば、調整前において、ピボット軸51(軸52、円柱53a)の軸心と、移動板55の長孔55aの中心と、基板56の孔56bの中心とが一致し、基板56の突起56d、56eが、移動板55のスリット55f、55gの長手方向中央に配置されている。本例ではここから調整する。上記したピボット軸側部材50の取付姿勢からわかるように、図14(b)では、紙面上下方向が戸体40の戸厚方向、紙面左右方向が戸体40の戸幅方向である。
図15には、ピボット軸51を戸体40の戸厚方向に移動させる場面を説明するための図を示した。図15(a)は外観斜視図、図15(b)、図15(c)は、説明に必要な主要な部分の関係を模式的に示した平面図である。図15(a)のEに示した第一調整部材54を回動操作すると、図15(a)にFに示した方向、すなわち戸体40の戸厚方向にピボット軸51が移動する。詳しくは次の通りである。
第一調整部材54をある方向に回転させて操作すると、図15(b)に示したように、これに螺合しているピボット軸51が図15(b)にGで示した方向に移動する。このときピボット軸51は、移動板55の長孔55aの長手方向に移動する。そして、図15(b)にHで示したように、ピボット軸51は、該ピボット軸51の円柱53bが長孔55aの側壁に接触するまで移動することができる。
一方、第一調整部材54を上記とは反対方向に回転させて操作すると、図15(c)に示したように、これに螺合しているピボット軸51が図15(c)にJで示した方向に移動する。このときピボット軸51は、移動板55の長孔55aの長手方向に移動する。そして、図15(c)にKで示したように、ピボット軸51は、該ピボット軸51の円柱53bが長孔55aの側壁に接触するまで移動することができる。
上記操作によりピボット軸51は、戸体40の戸厚方向に直線的にH−K間を移動して調整することができる。そしてピボット軸51の移動は、第一調整部材の進退の方向に一致する。従って、ピボット軸51の移動方向、及び距離が感覚的も把握でき、調整が容易である。
図16には、ピボット軸51を戸体40の戸幅方向に移動させる場面を説明するための図を示した。図16(a)は外観斜視図、図16(b)、図16(c)は、説明に必要である主要な部分の位置関係を模式的に示した平面図である。図16(a)のLに示した第二調整部材57を回動操作すると、図16(a)にMに示した方向、すなわち戸体40の戸幅方向にピボット軸51が移動する。詳しくは次の通りである。
第二調整部材57をある方向に回転させて操作すると、図16(b)に示したように、移動板55が図16(b)にPで示した方向に移動する。すると、これにともない長孔55aの内壁面がピボット軸51の円柱53bを押圧し、ピボット軸51もPで示した方向に移動する。
ここで、図16(b)に示したように、ピボット軸51は、該ピボット軸51の円柱53bが基板56の孔56bの内側面に接触するまで移動することができる。又は、移動板55の移動によりスリット55f、55g内の突起56d、56eが相対的にスリット55f、55g内を移動するので、該突起56d、56eがスリット55f、55gの端部に接触するまで移動することができる。
一方、第二調整部材57を上記と反対方向に回転させて操作すると、図16(c)に示したように、移動板55が図16(c)のQで示した方向に移動する。すると、これにともない長孔55aの内壁面がピボット軸51の円柱53bを押圧し、ピボット軸51もQで示した方向に移動する。
ここで、図16(c)に示したように、ピボット軸51は、該ピボット軸51の円柱53bが基板56の孔56bの内側面に接触するまで移動することができる。又は、移動板55の移動によりスリット55f、55g内の突起56d、56eが相対的にスリット55f、55g内を移動するので、該突起56d、56eがスリット55f、55gの端部に接触するまで移動することができる。
上記操作によりピボット軸51は、戸体40の戸幅方向に直線的にS示した間を移動し、これにより調整することができる。そしてピボット軸51の移動は、第二調整部材の進退の方向に一致する。従って、ピボット軸51の移動方向、及び距離が感覚的も把握でき、調整が容易である
本実施形態では、長孔の長軸内をピボット軸又は軸受けが移動することにより戸体の戸厚方向の調整をし、移動板を移動させることにより戸体の戸幅方向の調整をする例であったが、これが逆であってもよい。この場合には、長軸が戸体の戸幅方向に向けられる長孔を形成する等により可能である。
本実施形態では、第一調整部材54と第二調整部材57との進退方向が略直角となる移動板55としたが、該進退方向が所定の角度になるように形成することもできる。図17に変形例の移動板55’を示した。これによれば、第二調整部材は、立設片55d’、55e’の間に具備されるので、その進退方向は第一調整部材に対して、90―θ(度)となる。この場合には、第二調整部材の進退方向と、第二調整部材の操作による移動板55’の移動方向にはその分の差が生じる。しかし、この場合でも移動板55’は直線的な移動である。また、このように第二調整部材を第一調整部材に近付ける方向に配置することにより、操作性を向上させることができる。
図18には、さらなる変形例である移動板155、第一調整部材154、及び第二調整部材157の斜視図を示した。他の構成は上記と共通するのでここでは説明を省略する。
移動板155は、所定の形状を有する板状の部材で、長孔155a、立設片155b、155d、155e、立設片155f、155h、155j、及びスリット155k、155mを備えている。ここで、長孔155aは、上記した移動板55の長孔55aと同じである。またスリット155k、155mも移動板55のスリット55f、55gと同じである。
立設片155bは、移動板155の縁から該移動板155の面に略垂直に立設する片であり、板厚方向に貫通する円弧状の孔155cを有している。当該孔155cは、後で説明する第一調整部材154の頭部154aが貫通できない大きさとされている。
立設片155d、155eは、立設片155bより長孔155a側に、該立設片155bとは所定の間隙を有して立設された2つの片である。図18からわかるように、2つの立設片155d、155eは所定の間隙を有して立設されている。当該間隙の大きさは、後で説明する第一調整部材154のネジ部154bの直径と概ね同じとされている。また、立設片155d、155eと立設片155aとの間隙は、第一調整部材154の頭部154aの厚さと概ね同じである。
立設片155fは、上記立設片155bとは異なる位置の移動板155の縁から該移動板の面に略垂直に立設する片である。立設片155fの立設方向は立設片155bとは反対である。また、立設片155fは、その板厚方向に貫通する円形の孔155gを有している。当該孔155gは、後で説明する第二調整部材157の頭部157aが貫通できない大きさとされている。
立設片155h、155jは、立設片155fより長孔155a側に、該立設片155fとは所定の間隙を有して立設された2つの片である。2つの立設片155h、155jは所定の間隙を有して立設されている。当該間隙の大きさは、後で説明する第二調整部材157のネジ部157bの直径と概ね同じとされている。また、立設片155h、155jと立設片155fとの間隙は、第二調整部材157の頭部157aの厚さと概ね同じである。
第一調整部材154は、頭部154a、及びネジ部154bを有する雄ネジ状の部材である。また第二調整部材157は、頭部157a、及びネジ部154bを有する雄ネジ状の部材である。
以上のように形成された移動板155、第一調整部材154、及び第二調整部材157は次のように組み合わせられる。
すなわち、第一調整部材154は、その頭部154aが、立設片155bと立設片155d、155eとの間に差し込まれるとともに、ネジ部154bが、立設片155dと立設片155eとの間に差し込まれる。また、立設片155bの孔155cにより頭部154aの操作が可能される。ネジ部154bがピボット軸51等に螺合することは上記と同様である。
一方、第二調整部材157は、その頭部157aが、立設片155fと立設片155h、155jとの間に差し込まれるとともに、ネジ部157bが、立設片155hと立設片155jとの間に差し込まれる。また、立設片155fの孔155gにより頭部157aの操作が可能される。ネジ部157bが基体56に螺合することは上記と同様である。
このような構成によっても、本発明の上記効果を奏する開口部装置とすることができる。また、これによれば、第一調整部材154、及び第二調整部材157において、第一調整部材54、第二調整部材57に設けられていたリング54c、57cを必要としないので、第一調整部材、及び第二調整部材の構造を簡素なものとすることが可能である。
ここまでで、ピボット軸、又は軸受けを移動させる手段として移動板、第一調整部材、及び第二調整部材の態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、第一調整部材は、長孔内にその一部が配置されたピボット軸又は軸受けを、該長孔の長軸方向に直線的に移動させることができ、第二調整部材は、移動板を長孔の長軸方向とは異なる方向に移動させることができるものであれば特に限定されることはない。
本実施形態において説明した開口部装置では、図19(a)に模式的に示したように、開口部装置の上部のピボットヒンジにおいて戸体に軸(X)、上横枠に軸受け(Y)である組み合わせであった。また、下部のピボットヒンジでは、縦枠に軸(X)、戸体に軸受け(Y)である組み合わせとした。しかしながら本発明の開口部装置では、このような組み合わせに限定されるものではなく、考えられるあらゆる組み合わせにおいて、適用可能である。図19(b)〜図19(e)に例を示した。
図9(b)では、開口部装置の上部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸受け(Y)、上横枠に軸(X)の組み合わせである。
図9(c)では、開口部装置の上部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸(X)、縦枠に軸受け(Y)の組み合わせである。
図9(d)では、開口部装置の上部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸受け(Y)、縦枠に軸(X)の組み合わせである。
図9(e)では、開口部装置の下部のピボットヒンジにおいて、戸体に軸(X)、縦枠に軸受け(Y)の組み合わせである。
以上、現時点において最も実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う開口装置も本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
1つの実施形態にかかる開口部装置の外観斜視図である。 図1のうち上部のピボットヒンジ部に注目した図である。 図1のうち下部のピボットヒンジ部に注目した図である。 戸体の斜視図で、ピボットヒンジが備えられる側に注目した図である。 図4の分解斜視図である。 枠体の斜視図で、ピボットヒンジが備えられる側に注目した図である。 ピボット軸側部材の斜視図である。 図7の分解斜視図である。 軸受け側部材の斜視図である。 図9の分解斜視図である。 図10の軸受けを異なる視点から見た斜視図である。 ピボット軸側部材の斜視図である。 図12に示したピボット軸側斜視図のうち、基体の変形例を示した図である。 ピボット軸側部材の初期設定の例を説明する図である。 ピボット軸の戸厚方向への移動を説明する図である。 ピボット軸の戸幅方向への移動を説明する図である。 移動板の変形例を説明する図である。 他の変形例である移動板、第一調整部材、及び第二調整部材を説明するための図である。 ピボットヒンジにおける軸と軸受けとの組み合わせの例を説明する図である。
符号の説明
10 開口部装置
11 枠体
12 上横枠
13 下横枠
14 縦枠
15 縦枠
16 ピボットヒンジ
17 ピボットヒンジ
20 軸受け側部材
30 ピボット軸側部材
40 戸体
50 ピボット軸側部材
51 ピボット軸
54 第一調整部材
55 移動板
55a 長孔
56 基体
57 第二調整部材
58 ワッシャー
59 固定部材

Claims (2)

  1. 建物の開口部に沿って設けられる枠体と、該枠体の内側に配置される戸体と、互いに連結可能とされるピボット軸側部材及び軸受け側部材を有して、前記枠体、及び前記戸体の上下部のそれぞれに具備されるピボットヒンジと、を備え、前記ピボットヒンジにより前記戸体がスイング式に開閉可能とされる開口部装置であって、
    前記ピボットヒンジの前記ピボット軸側部材、又は前記軸受け側部材は、
    ピボット軸、又は軸受けと、
    前記ピボット軸、又は前記軸受けの少なくとも一部が内側に配置される長孔を具備する板状の部材である移動板と、
    前記移動板に具備され、前記ピボット軸又は前記軸受けに直接連結して該ピボット軸又は前記軸受けを前記移動板の前記長孔の長軸方向に直線的に移動させることを可能とする第一調整部材と、
    前記移動板に具備され、前記移動板を該移動板の前記長孔の長手方向とは異なる方向に直線的に移動させることを可能とする第二調整部材と、
    を備える開口部装置。
  2. 前記第一調整部材、及び前記第二調整部材はネジであり、前記第一調整部材は前記ピボット軸又は前記軸受けに螺合し、前記第二調整部材は、前記移動板に重ねて配置される基板に螺合しており、
    前記第一調整部材、及び前記第二調整部材の回動操作により該第一調整部材及び第二調整部材が進退する方向が、前記ピボット軸又は前記軸受けの移動方向に一致することを特徴とする請求項1に記載の開口部装置。
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