JP2010137489A - 記録位置補正装置、記録位置補正装置の制御方法、及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
ユニットとの相対位置が一定でなくなり、記録媒体の意図した部分に画像を形成すること
ができなくなる。
【解決手段】搬送面50を搬送される記録媒体Pに対して液体を噴射するヘッドユニット
10,20と、記録媒体Pの位置を検出する検出部S1〜S8と、検出された記録媒体P
の位置に基づいて記録媒体Pの搬送状態を示す搬送情報を算出する搬送情報算出部91と
を備える。そして、算出した搬送情報に基づいて、ヘッドユニット10,20を移動させ
る移動量及び移動速度を算出する移動量算出部92及び移動速度算出部93と、算出した
移動量及び移動速度に基づいて、ヘッドユニット10,20を搬送面50と平行な方向に
移動させる制御部90とを備える。
【選択図】図2
Description
ヘッドユニットから正確な位置に液体を噴射するための様々な技術が提案されている。例
えば、下記の特許文献1に記載されているインクジェットプリンターでは、搬送速度が一
定でない印刷媒体の領域でも正確な位置に液滴を着弾させるために、印刷媒体の搬送速度
を検出して吐出タイミングを補正するようにしている。また、下記の特許文献2に記載さ
れているインクジェットプリンターでは、ラインヘッドのアライメント不良による斜めラ
イン等の印刷不良を防止するために、ラインヘッドのアライメント調整を自動的に高精度
で行えるようにしている。
は、印刷中における印刷媒体の幅方向の挙動の変化には対応できない。さらに、印刷媒体
が斜めの搬送方向で搬送されたときや、本来搬送される位置とずれて搬送されたときにも
対応できない。このように、印刷媒体とヘッドユニットとの相対位置が一定でない場合、
印刷媒体の意図した部分に画像を形成することができなくなる。また、上記の特許文献2
の場合は、インクジェットプリンターのラインヘッドのアライメント方法に関する提案で
あり、上記した特許文献1の場合と同様に、印刷中における印刷媒体とヘッドユニットと
の相対位置の変化に対して対応することができない。
形態又は適用例として実現することが可能である。
本適用例に係る記録位置補正装置は、搬送面を搬送される記録媒体に対して液体を噴射
するヘッドユニットと、前記搬送される記録媒体の位置を検出する検出部と、前記検出さ
れた前記記録媒体の位置に基づいて、前記記録媒体の搬送状態を示す搬送情報を算出する
搬送情報算出部と、前記搬送情報に基づいて、前記ヘッドユニットを移動させるときの移
動速度を算出する移動速度算出部と、前記搬送情報及び前記移動速度に基づいて、前記ヘ
ッドユニットを前記搬送面と平行な方向に移動させる制御部と、を有することを特徴とす
る。
体の位置に基づいて、記録媒体の搬送状態を示す搬送情報を算出する。そして、移動速度
算出部が、この搬送情報に基づいてヘッドユニットの移動速度を算出し、制御部が、これ
らの搬送情報及び移動速度に基づいてヘッドユニットを搬送面と平行な方向に移動させる
。
記録媒体の搬送情報に基づいてヘッドユニットを移動させることから、搬送中の記録媒
体とヘッドユニットとの相対位置が一定でない場合に、搬送情報に応じてヘッドユニット
を移動させて、これらの相対位置を一定にさせることができる。また、このとき、搬送情
報から算出したヘッドユニットの移動速度に基づいて移動させることができ、ヘッドユニ
ットを滑らかに移動させることができる。この結果、ヘッドユニットから記録媒体の意図
した部分にムラなく画像を形成することが可能になる。
上記適用例に係る記録位置補正装置において、前記搬送情報は、前記記録媒体の幅方向
における所定の基準位置からの位置ずれ量を含み、前記制御部は、前記位置ずれ量に基づ
いて、前記ヘッドユニットを移動させることが望ましい。
ける位置ずれ量に基づいてヘッドユニットを移動させることができる。これにより、記録
媒体に位置ずれが発生したときに、この位置ずれをヘッドユニットの移動によって対応す
ることができる。
上記適用例に係る記録位置補正装置において、前記搬送情報は、単位時間当たりの前記
位置ずれ量を示す位置ずれ速度を含み、前記移動速度算出部は、前記位置ずれ速度に基づ
いて、前記ヘッドユニットを移動させるときの前記移動速度を算出することが望ましい。
て、ヘッドユニットを移動させるときの移動速度を算出する。これにより、記録媒体に時
間に伴って変位する位置ずれが発生したときに、ヘッドユニットを、この変位に応じた移
動速度で滑らかに直線的に移動させて、記録媒体とヘッドユニットとの相対位置を一定に
させることができる。
上記適用例に係る記録位置補正装置において、前記搬送情報は、前記記録媒体の斜行量
を含み、前記制御部は、前記斜行量に基づいて、前記ヘッドユニットを前記搬送面と垂直
な方向の軸回りに回転させることが望ましい。
ドユニットを搬送面と垂直な方向の軸回りに回転させることができる。これにより、記録
媒体に斜行が発生したときに、ヘッドユニットの回転によってこの斜行に対応することが
できる。
上記適用例に係る記録位置補正装置において、前記搬送情報は、単位時間当たりの前記
斜行量を示す斜行速度を含み、前記移動速度算出部は、前記斜行速度に基づいて、前記ヘ
ッドユニットを前記搬送面と垂直な方向の軸回りに回転させるときの前記移動速度を算出
することが望ましい。
ヘッドユニットを搬送面と垂直な方向の軸回りに回転させるときの移動速度を算出する。
これにより、記録媒体に時間に伴って変位する斜行が発生したときに、ヘッドユニットを
、この変位に応じた移動速度で滑らかに回転させて、記録媒体とヘッドユニットとの相対
位置を一定にさせることができる。
上記適用例に係る記録位置補正装置において、前記検出部は、前記記録媒体の搬送方向
において、前記ヘッドユニットの上流側と下流側とに配置されていることが望ましい。
の位置に基づいて、記録媒体の先端や後端を印字中においても、記録媒体が搬送面におい
て斜傾状態で搬送された場合や、記録媒体が斜めの搬送方向で搬送された場合や、記録媒
体が本来搬送される位置とずれて搬送された場合等の判別を行うことができる。
上記適用例に係る記録位置補正装置において、前記ヘッドユニットは複数の吐出ヘッド
を有し、前記移動速度算出部は、前記搬送情報に基づいて、前記複数の吐出ヘッドのそれ
ぞれを移動させるときの前記移動速度を算出し、前記制御部は、前記搬送情報及び前記移
動速度に基づいて、前記複数の吐出ヘッドのそれぞれを前記搬送面と平行な方向に移動さ
せることが望ましい。
別に移動させることにより、搬送情報に応じて木目細かく各吐出ヘッドを移動させること
ができる。これにより、記録媒体の様々な搬送状態に応じて記録媒体の意図した部分に画
像を形成することが可能になる。
本適用例に係る記録位置補正装置の制御方法は、搬送面を搬送される記録媒体の位置を
検出する検出工程と、前記検出された前記記録媒体の位置に基づいて、前記記録媒体の搬
送状態を示す搬送情報を算出する搬送情報算出工程と、前記搬送情報に基づいて、ヘッド
ユニットを移動させるときの移動速度を算出する移動速度算出工程と、前記搬送情報及び
前記移動速度に基づいて、前記ヘッドユニットを前記搬送面と平行な方向に移動させる制
御工程と、を有することを特徴とする。
って検出された記録媒体の位置に基づいて、記録媒体の搬送状態を示す搬送情報を算出す
る。そして、移動速度算出工程において、この搬送情報に基づいてヘッドユニットの移動
速度を算出し、制御工程において、これらの搬送情報及び移動速度に基づいてヘッドユニ
ットを搬送面と平行な方向に移動させる。
記録媒体の搬送情報に基づいてヘッドユニットを移動させることから、搬送中の記録媒
体とヘッドユニットとの相対位置が一定でない場合に、搬送情報に応じてヘッドユニット
を移動させて、これらの相対位置を一定にさせることができる。また、このとき、搬送情
報から算出したヘッドユニットの移動速度に基づいて移動させることができ、ヘッドユニ
ットを滑らかに移動させることができる。この結果、ヘッドユニットから記録媒体の意図
した部分にムラなく画像を形成することが可能になる。
本適用例に係る記録装置は、上記の記録位置補正装置を備えて記録媒体に記録を行うこ
とを特徴とする。
場合に、記録媒体とヘッドユニットとの相対位置を記録位置補正装置によって一定にさせ
て、記録媒体の意図した部分に画像を形成して記録を行うことが可能になる。
以下、記録位置補正装置を備えて記録媒体に記録を行う記録装置の一例として、インク
等の液体を噴射(吐出)して用紙等の記録媒体に画像等を印刷する第1実施形態に係るイ
ンクジェットプリンターについて説明する。ここでのインクジェットプリンターは、用紙
搬送方向と交差する方向に複数のインクジェットヘッド(吐出ヘッド)が配列された2つ
のヘッドユニットを備えており、いわゆる1パスでの印刷が可能なラインヘッド型インク
ジェットプリンターである。
断面図である。図2はインクジェットプリンター100の概略を模式的に示す平面図であ
る。図1及び図2に示すインクジェットプリンター100の内部には、印刷対象となる用
紙Pを保持及び搬送する搬送部1と、搬送部1によって保持及び搬送された用紙Pに対し
て印刷を実行する印刷部2とが設けられている。これらの搬送部1と印刷部2とは図2に
示す制御部90によってそれぞれの動作が制御されている。なお、以降の説明では、イン
クジェットプリンター100における用紙Pの正規の搬送方向を搬送方向X、搬送方向X
と直交する方向を搬送幅方向Yと称する。
31、搬送方向Xの上流側に配設された従動ローラー32、搬送方向Xの下流側に配設さ
れた駆動ローラー34、従動ローラー32と駆動ローラー34との間の下方に配設された
テンションローラー33、これら3つのローラー32,33,34間をループ状に巻回す
る無端ベルト35等によって構成されている。
ローラーである。また、図2に示すように搬送幅方向Yの一端には駆動ローラー34に動
力を伝えるための搬送駆動モーター36がダイレクトに接続されている。一方、従動ロー
ラー32は、駆動ローラー34と同一の高さで一定の距離を隔てて平行に対向配置されて
いるローラーである。
いる無端帯状の部材である。無端ベルト35には、図2に示すように多数の通気孔37が
形成されている。この通気孔37を通じて図示しない吸着装置による用紙Pの吸着及び保
持作用が実行され、用紙Pを搬送する無端ベルト35における搬送面50上に、用紙Pが
吸着及び保持されるようになっている。なお、ここで、吸着装置の吸着方式としては、例
えば負圧による吸引や静電吸着が採用可能である。
設されたヘッドユニット20等によって構成されている。各ヘッドユニット10,20は
、図2に示すようにインク滴を吐出する複数の吐出ヘッド11を各ヘッドパネル12に備
えている。これらの吐出ヘッド11は、ヘッドユニット10,20のそれぞれで搬送方向
Xに分割(離間)されて、ヘッドユニット10の列に4個、ヘッドユニット20の列に3
個が配列されている。また、各列の吐出ヘッド11は、それぞれが搬送幅方向Yにも分割
(離間)されて各吐出ヘッド11の全体が平面視で千鳥状になるように、即ち搬送幅方向
Yに沿って搬送方向Xの上流側及び下流側に交互に配置されている。
往復移動させることができる。さらに、各ヘッドユニット10,20は、θ回転軸13を
中心にして搬送面50と垂直な方向の軸回りにおける時計回り及び反時計回りに回転させ
ることができる。即ち、各ヘッドユニット10,20は、搬送面50と平行な方向に回転
させることができる。
なお、ヘッドユニット10,20の往復移動及び回転については、詳細を後述する。
ら見た図である。同図に示すように、搬送面50に対向する各吐出ヘッド11の面(ノズ
ル面)には、インク滴を吐出する多数のノズルが形成されている。
具体的に、各ノズル面には、搬送幅方向Yに沿って配列された複数のノズルからなるノ
ズル列が、搬送方向Xに離間して4列形成されている。これら4つのノズル列は、それぞ
れ異なる色のインクを吐出可能になっており、本実施形態では、搬送方向Xの上流側から
順に、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを吐出
する。
向に離間する隣の吐出ヘッド11の搬送幅方向Y端部のノズルと搬送方向Xに重合するよ
うに配設されている。そして、色毎、即ちノズル列毎に、必要箇所のノズルから必要量の
インク滴を同時に吐出することにより、用紙P上に微小なインクドットを形成する。イン
クジェットプリンター100は、用紙Pを搬送方向Xに搬送させながらこの動作を繰り返
す。そして、1パスで、即ち用紙Pを搬送方向Xに送るだけで、ヘッドユニット10,2
0の搬送幅方向Y両端のノズル間距離に相当する幅の画像を印刷することができる。
電方式、ピエゾ方式、膜沸騰インクジェット方式等の各種方式を採用することができる。
静電方式は、静電ギャップに駆動パルスを与えてキャビティ内の振動板を変位させ、こ
れによって生じるキャビティ内の圧力変化によってインク滴を吐出する方式である。ピエ
ゾ方式は、ピエゾ素子に駆動パルスを与えてキャビティ内の振動板を変位させ、これによ
って生じるキャビティ内の圧力変化によってインク滴を吐出する方式である。膜沸騰イン
クジェット方式は、キャビティ内に備えた微小ヒータによってインクを加熱し、気泡の生
成に伴う圧力変化によってインク滴を吐出する方式である。
図に示すヘッドユニット10には、ヘッドパネル12を搬送幅方向Yに往復移動させるた
めの動力を伝えるY軸モーター14と、搬送幅方向Yに沿って延在する図示しないスライ
ドレールと、ヘッドパネル12をθ回転軸13を中心に回転させるための動力を伝えるθ
軸モーター15とが付設されている。なお、ヘッドユニット20についてもヘッドユニッ
ト10と同様に、Y軸モーター14とスライドレールとθ軸モーター15とが付設されて
いる。
そして、ヘッドユニット20を搬送幅方向Yに往復移動させると共にθ回転軸13を中
心にして時計回り及び反時計回りに回転させることができる。
本実施形態では、各ヘッドユニット10,20に付設されるY軸モーター14及びθ軸
モーター15として、例えば微小変位制御可能なリニア超音波モーター等を用いる。
にYaだけ移動させる例を示している。ここでは、制御部90の制御に基づいて、Y軸モ
ーター14を駆動して、ヘッドユニット10をスライドレールに従って搬送幅方向YにY
aだけ移動させて、破線部分の位置にすることができる。
にθaの角度だけ回転させる例を示している。ここでは、制御部90の制御に基づいて、
θ軸モーター15を駆動して、ヘッドユニット10をθ回転軸13を中心にして時計回り
にθaの角度だけ回転させて、破線部分の位置にすることができる。
パネル12を搬送幅方向Yに移動させた後、θ軸モーター15を駆動して、ヘッドパネル
12をθ回転軸13を中心にして回転させることができる。また、逆に、θ軸モーター1
5を駆動して、ヘッドパネル12をθ回転軸13を中心にして回転させた後、Y軸モータ
ー14を駆動して、ヘッドパネル12を搬送幅方向Yに移動させるようにしても良い。ま
た、ヘッドパネル12の搬送幅方向Yの移動と回転とを同時にさせるようにしても良い。
設することで、ヘッドユニット10を搬送幅方向Yに往復移動させ、併せてθ回転軸13
を中心にして時計回り及び反時計回りに回転させるようにしても良い。
図5(a)は、Y軸カム16の回転に応じて、ヘッドユニット10を基準位置から搬送
幅方向YにYaだけ移動させる例を示している。図5(b)は、θ軸カム17の回転に応
じて、ヘッドユニット10を基準位置からθ回転軸13を中心にして時計回りにθaの角
度だけ回転させる例を示している。
なお、θ回転軸13、Y軸モーター14、θ軸モーター15、Y軸カム16及びθ軸カ
ム17の位置は、図4及び図5に示した位置に限定されるものではない。
ッジセンサーS1,S2、下流側には2つのエッジセンサーS3,S4が配設されている
。また、ヘッドユニット20を挟んで搬送方向Xの上流側には2つのエッジセンサーS5
,S6、下流側には2つのエッジセンサーS7,S8が配設されている。これらのエッジ
センサーS1〜S8は、用紙Pの幅方向端部の位置を検出する検出部としてのセンサーで
あり、例えば、発光素子と受光素子が搬送面50方向を向いた構造となる反射型のイメー
ジセンサーである。
光を複数の受光素子で受けることによって搬送面50上における用紙Pの幅方向端部の位
置を検出することができる。本実施形態では、エッジセンサーS1〜S8として例えばC
CDイメージセンサーやCMOSイメージセンサー等を用いる。
なお、これらのエッジセンサーS1〜S8を用紙Pの幅方向のサイズに応じて、幅方向
端部の位置を検出できる位置に自動的に移動するようにしても良い。
トプリンター100における各部及び各機構等の全体を制御する。制御部90には、搬送
情報算出部91、移動量算出部92、移動速度算出部93等が含まれる。
する。この搬送情報には、用紙Pの位置ずれ量、斜行量、位置ずれ速度及び斜行速度が含
まれる。位置ずれ量及び斜行量は、用紙Pが搬送面50を搬送されるときに、各エッジセ
ンサーS1〜S8によって検出される用紙Pの幅方向端部の位置に基づいて算出される。
また、位置ずれ速度は単位時間当たりの用紙Pの位置ずれ量を示し、斜行速度は単位時間
当たりの用紙Pの斜行量を示している。
なお、ここでの位置ずれ量は、用紙Pの搬送幅方向Yにおける所定の基準位置からの位
置ずれ量であって、基準位置から用紙Pの幅方向端部の位置までの間隔を表している。ま
た、斜行量は、搬送方向Xに対しての用紙Pの幅方向端部の傾きの量を表している。
づいて、各ヘッドユニット10,20について搬送幅方向Yの移動量となる幅方向移動量
を算出する。また、用紙Pの斜行量に基づいて、各ヘッドユニット10,20についてθ
回転軸13を中心にした回転量を算出する。
ット10,20の下を通過する用紙Pに位置ずれが発生しているときに、各ヘッドユニッ
ト10,20を位置ずれと同じ方向に移動させることによって位置ずれに対応させる移動
量となる。
また、移動量算出部92において算出される回転量は、例えば、各ヘッドユニット10
,20の下を通過する用紙Pに斜行が発生しているときに、各ヘッドユニット10,20
を斜行の傾きに合うように回転させることによって斜行に対応させる回転量となる。つま
り、各ヘッドユニット10,20の下を通過する用紙Pの幅方向端部に、各ヘッドユニッ
ト10,20を直交させるための回転量を算出することになる。
に基づいて、各ヘッドユニット10,20について、搬送幅方向Yに移動するときの移動
速度となる幅方向移動速度を算出する。また、用紙Pの斜行速度に基づいて、各ヘッドユ
ニット10,20について、θ回転軸13を中心にして回転するときの回転速度を算出す
る。
、移動量算出部92、移動速度算出部93、制御部90等は記録位置補正装置を構成して
、用紙Pの搬送状態に応じて用紙Pへの印刷を補正する機能を有する。
なお、配設するエッジセンサーの個数及び配設位置は、上記に限られない。例えば、各
ヘッドユニット10,20を挟んでそれぞれの上流側と下流側とに1つのエッジセンサー
のみを配設したり3つ以上のエッジセンサーを配設したりして、用紙Pの位置を検出する
ようにしても良い。或いは、ヘッドユニット10,20を挟んでそれぞれの上流側と下流
側とのいずれか一方の側にのみエッジセンサーを配設しても良い。
図6は、印刷時における記録位置補正装置の動作を示すフローチャートである。同図に
示す動作は、印刷対象となる用紙Pが搬送面50上に搬送されたときに開始される。なお
、ここでは、ヘッドユニット10における動作について説明するが、ヘッドユニット20
についても同様に適用することができる。
配設されたエッジセンサーS1〜S4を制御して、各エッジセンサーS1〜S4における
検出動作を開始させる。
センサーS1,S2において用紙Pの幅方向端部を検出したか否かを判定する。
エッジセンサーS1,S2の両センサーが共に用紙Pの幅方向端部を検出した場合は、
次のステップS20へ進む。
場合は、ステップS11へ進み、制御部90は、用紙Pが搬送面50上に搬送されてから
規定時間が経過したか否かを判定する。
ここでの規定時間は、搬送面50上に搬送された用紙PがエッジセンサーS1,S2の
両センサーを通過するまでの許容時間を超過する時間となる。従って、規定時間が経過し
た場合、制御部90は、用紙Pがジャム状態にあるか、又はエッジセンサーS1,S2で
検出不能なほどに大きくずれて搬送されていると判断する。
90は、用紙ジャム等の対応を行う。ステップS12における用紙ジャム等の対応が終了
すると、ステップS10に戻り、用紙Pの幅方向端部の検出の判定を繰り返す。なお、用
紙ジャム等の対応は、例えば、制御部90が、用紙Pにジャム等が発生している旨のメッ
セージを図示しない操作画面に表示して、ユーザの操作を受け付ける等の対応を行う。
他方、規定時間が経過していない場合は、ステップS10に戻り、用紙Pの幅方向端部
の検出の判定を繰り返す。
ける上流側のエッジセンサーS1,S2の検出結果に基づいて、用紙Pの位置ずれ量及び
斜行量を算出する。具体的には、エッジセンサーS1,S2のそれぞれによって検出され
た用紙Pの幅方向端部の位置に基づいて、用紙Pの位置ずれ量及び斜行量を算出する。
て算出された位置ずれ量及び斜行量に基づいて、ヘッドユニット10の搬送幅方向Yへの
幅方向移動量と、θ回転軸13を中心にした回転量とを算出する。
ト10の幅方向移動量と回転量とに基づいて、ヘッドユニット10を最速で移動させて、
ヘッドユニット10に対しての搬送幅方向Yの補正となる幅方向移動補正やθ回転軸13
を中心にしての回転補正を行う。
た場合、即ち、用紙Pについて位置ずれ及び斜行のいずれも発生していない場合、ヘッド
ユニット10に対して、幅方向移動補正及び回転補正のいずれも行われずにそのままの状
態になる。
一方、幅方向移動量が0以外であり回転量が0であった場合、即ち、用紙Pについて位
置ずれのみ発生して斜行が発生していない場合、例えば図4(a)のように、ヘッドユニ
ット10に対して、幅方向移動補正のみ行われる。
一方、幅方向移動量が0であり回転量が0以外であった場合、即ち、用紙Pについて位
置ずれが発生しないで斜行のみ発生している場合、例えば図4(b)のように、ヘッドユ
ニット10に対して回転補正のみ行われる。
一方、幅方向移動量が0以外であり回転量も0以外であった場合、即ち、用紙Pについ
て位置ずれ及び斜行の両方が発生している場合、例えば図4(a)と(b)との組合せの
ように、ヘッドユニット10に対して幅方向移動補正と併せて回転補正が行われる。
正がされたヘッドユニット10から用紙Pに対してインク滴の吐出を開始する。これによ
り、用紙Pに対して印刷が開始されることになる。
センサーS3,S4の検出結果に基づいて、ヘッドユニット10に対して幅方向移動補正
や回転補正を行う。ここでのヘッドユニット10の補正は、印刷時(インク滴の吐出中)
における動作であって、用紙P1枚分の印刷が終了するまで実行される。
なお、印刷時におけるヘッドユニット10の補正の詳細については後述する。
したか否かを判定する。全ての用紙Pの印刷が終了した場合は印刷処理を終了する。印刷
対象となる用紙Pが残っている場合は、ステップS10に戻り、次の用紙Pの幅方向端部
の検出の判定を行う。
刷時におけるヘッドユニット10の補正の詳細を示すフローチャートである。
ンサーS3,S4の検出結果とサイクルタイムに基づいて、用紙Pの位置ずれ量及び斜行
量と共に、位置ずれ速度及び斜行速度を算出する。
用紙Pの位置ずれ速度及び斜行速度を算出する手順として、位置ずれ速度については、
エッジセンサーS3によって検出された用紙Pの幅方向端部の位置に基づいて、用紙Pの
位置ずれ量を算出する。そして、前回算出の位置ずれ量と今回算出の位置ずれ量との変位
を求めて、サイクルタイム当たりの位置ずれ量を算出し、用紙Pの位置ずれ速度とする。
一方、斜行速度については、エッジセンサーS3,S4によって検出された用紙Pの幅
方向端部の位置に基づいて、用紙Pの斜行量を算出する。そして、前回算出の斜行量と今
回算出の斜行量との変位を求めて、サイクルタイム当たりの斜行量を算出し、用紙Pの斜
行速度とする。
位置を前回検出してから今回検出するまでの経過時間を表している。即ち、ステップS1
10の動作を繰り返し実行するときの間隔時間となる。
において算出された用紙Pの位置ずれ量、斜行量、位置ずれ速度及び斜行速度に基づいて
、ヘッドユニット10の搬送幅方向Yへの幅方向移動速度と、θ回転軸13を中心にした
回転方向及び回転速度とを算出する。
ニット10の幅方向移動速度及び回転速度がいずれも0であるか否かを判定する。
幅方向移動速度及び回転速度がいずれも0である場合、即ちステップS110において
検出した用紙Pの位置が、前回検出したときと同位置の場合、次のステップS140へ進
む。
がある。1つは、用紙Pの位置が実際に前回と同位置のケースであり、もう1つは、用紙
Pの位置が実際には前回と異なる位置にあるが、その変位が微小なためセンサーの分解能
では識別できないケースである。
マーが計測中でない場合は、ステップS150においてタイマー計測を開始し、ステップ
S210の用紙P1枚分の吐出時間の判定へ進む。
なお、上記したタイマーは、ステップS130において幅方向移動速度及び回転速度が
0と判定されてからの経過時間を計測するためのものである。つまり、タイマー計測時間
は、検出された用紙Pの位置が前回検出したときと同位置にあるときの累計時間を表して
いる。
141へ進む。ステップS141では、制御部90は、タイマー計測時間が制限時間に達
したか否かを判定し、制限時間に達した場合は、ステップS142において、ヘッドユニ
ット10を駆動するY軸モーター14及びθ軸モーター15等の駆動機構が動作中である
ときに、これらを停止してヘッドユニット10の幅方向移動動作及び回転動作を停止する
。他方、制限時間に達していない場合は、ステップS142の動作をスキップする。
そして、ステップS210の用紙P1枚分の吐出時間の判定へ進む。
Pの位置が、時間が経過しても変位しないことを判定するための規定時間となる。従って
、タイマー計測時間が制限時間に達した場合は、用紙Pの位置ずれ及び斜行が、実際に進
んでいない状態であったことを示している。
と判定された場合、即ちステップS110において検出した用紙Pの位置が、前回検出し
たときの位置と異なる場合は、ステップS160へ進む。
タイマーが計測中の場合は、ステップS170へ進み、制御部90は、下流側のエッジ
センサーS3,S4の検出結果とタイマー計測時間に基づいて、用紙Pの位置ずれ量及び
斜行量と共に、位置ずれ速度及び斜行速度を算出する。
ここでの位置ずれ速度及び斜行速度は、タイマー計測時間当たり、即ち、検出した用紙
Pの位置が同位置にあった累計時間当たりの位置ずれ量及び斜行量の変位となる。
プS170において算出された用紙Pの位置ずれ量、斜行量、位置ずれ速度及び斜行速度
に基づいて、ヘッドユニット10の幅方向移動速度と、回転方向及び回転速度とを算出す
る。
プS170、及びステップS180におけるヘッドユニット10の幅方向移動速度、回転
方向及び回転速度の算出の動作をスキップしてステップS190へ進む。
て、前回、幅方向移動速度及び回転速度が0でないと判定されてから、即ち用紙Pの位置
が異なる位置にあると判定されてから、今回も続けて用紙Pの位置が異なる位置にあると
判定されたときが該当する。つまり、前回から今回にかけての用紙Pの位置ずれや斜行の
変位が微小でなく、センサーの分解能で識別可能であったときが該当する。
て算出されたヘッドユニット10の幅方向移動速度と、回転方向及び回転速度とに基づい
て、ヘッドユニット10を搬送幅方向Yに移動させる動作となる幅方向移動動作や、θ回
転軸13を中心に回転させる回転動作を開始する。このとき、ヘッドユニット10を駆動
する駆動機構に対して、算出された幅方向移動速度と回転速度に応じた動力を伝えるよう
に駆動機構を制御する。
速度及び回転速度で幅方向移動動作や回転動作を開始することになる。そして、ヘッドユ
ニット10に対して幅方向移動動作や回転動作を行いながら、搬送幅方向Yの補正となる
幅方向移動補正や、θ回転軸13を中心にした回転補正が行われる。
次に、ヘッドユニット10に対して幅方向移動動作や回転動作を行っている状態で、次
のステップS200において、タイマー計測を終了してステップS210へ進む。
定する。
吐出時間が経過した場合は、次のステップS220へ進み、制御部90は、タイマー計
測を終了してヘッドユニット10の補正及び用紙P1枚分の印刷動作を終了する。
他方、ステップS210において、吐出時間が経過していない場合は、用紙P1枚分の
印刷が継続中であって用紙Pが搬送中であることから、ステップS110に戻り、エッジ
センサーS3,S4の検出結果等に基づいて、用紙Pの位置ずれ速度及び斜行速度等を算
出する。
するセンサーを設けることにより、用紙P1枚分の印刷が終了したか否かを判定するよう
にしても良い。
明する。図8は、ヘッドユニット10に対しての補正有無の例を示す図である。図8(a
1),(b1),(c1),(d1),(e1)は補正を行わない場合の印刷例を示して
おり、(a2),(b2),(c2),(d2),(e2)は補正を行った場合の印刷例
を示している。なお、各図においてヘッドユニット10を挟んで搬送方向Xの上流側には
印刷前の用紙P、下流側には印刷後の用紙Pを示している。白抜き矢印は用紙Pが搬送さ
れる方向を示している。また、ここでは、ヘッドユニット10による補正の例について説
明するが、ヘッドユニット20についても同様に適用することができる。
Pの全体が搬送幅方向Yへ位置ずれしている。このため、補正を行わない(a1)では、
矩形状の印刷画像Gの全体が用紙Pの端部に偏って印刷されている。一方、(a2)では
、ヘッドユニット10を幅方向移動補正した後の状態で印刷を行っている。この幅方向移
動補正の結果、(a2)においては、矩形状の印刷画像Gが用紙Pの中央部分の正しい位
置に印刷されている。
のため、補正を行わない(b1)では、矩形状の印刷画像Gの全体が用紙Pにおいて傾い
て印刷されている。一方、(b2)では、ヘッドユニット10を回転補正して用紙Pの幅
方向端部に直交する位置に置いた状態で、ヘッドユニット10を搬送幅方向Yの反対方向
へ、算出した幅方向移動速度で移動させながら印刷を行っている。この幅方向移動補正と
回転補正の結果、(b2)においては、矩形状の印刷画像Gが用紙Pの中央部分に正しい
姿勢で印刷されている。
向に搬送されている。このため、補正を行わない(c1)では、正しくは矩形状であるべ
き印刷画像Gが、印刷時の画像Gのずれにより、用紙Pにおいて矩形状ではなく平行四辺
形状で且つ傾いて印刷されている。一方、(c2)では、ヘッドユニット10を搬送幅方
向Yへ、算出した幅方向移動速度で移動させながら印刷を行っている。この幅方向移動補
正の結果、(c2)においては、正しい矩形状の印刷画像Gが用紙Pの中央部分に正しい
姿勢で印刷されている。
搬送されている。このため、補正を行わない(d1)では、正しくは矩形状であるべき印
刷画像Gが、印刷時の画像Gのずれにより、用紙Pにおいて矩形状ではなく平行四辺形状
で印刷されている。一方、(d2)では、ヘッドユニット10を回転補正して用紙Pの幅
方向端部に直交する位置に置いた後の状態で印刷を行っている。この回転補正の結果、(
d2)において正しい矩形状の印刷画像Gが用紙Pの中央部分に印刷されている。
補正を行わない(e1)では、正しくは矩形状であるべき印刷画像Gが、印刷時の画像G
のずれにより、用紙Pにおいて矩形状ではなく曲線を含む歪んだ形状で印刷されている。
一方、(e2)では、ヘッドユニット10を、算出した回転速度で回転させながら用紙P
の幅方向端部に直交する位置に置いた状態で印刷を行っている。この回転補正の結果、(
e2)において正しい矩形状の印刷画像Gが用紙Pの中央部分に印刷されている。
効果を得ることができる。
結果に基づいて算出した用紙Pの位置ずれ量及び斜行量に応じて、各ヘッドユニット10
,20に対して幅方向移動補正や回転補正を行う。このため、用紙Pが、例えば、搬送幅
方向Yに位置ずれした場合や、斜行した姿勢の場合や、斜め方向に搬送された場合や、蛇
行して搬送された場合等のどのような状態にあっても、これらの搬送状態に応じて幅方向
移動補正、回転補正、及び幅方向移動補正と回転補正との組み合わせを行い、印刷時に用
紙Pとヘッドユニット10,20との相対位置を一定にすることができる。これにより、
用紙Pの意図した部分に画像を形成することができ、レジスト精度の高い、ムラの見えに
くい画像を形成することが可能になる。
ット10,20に対して、用紙Pの位置ずれ速度や斜行速度に応じた速度で、幅方向移動
動作や回転動作を続けながら幅方向移動補正や回転補正を行う。これにより、ヘッドユニ
ット10,20の補正を行う毎にモーター等の駆動と停止を繰り返す必要がなく、余計な
振動を発生させることがないことから、インクジェットプリンター100の静音化を図る
ことができる。
10,20の幅方向移動補正や回転補正の速度変更によって対応を行う。これにより、用
紙Pの位置ずれや斜行の状態の変動に対して応答速度を速くすることができる。
10,20を移動させる方式の場合、分解能が低いセンサー、例えば100μmの分解能
のセンサーでは、用紙Pの変位を検出する度に、ヘッドユニット10,20を一気に10
0μmだけ移動させて停止させる動作を繰り返すことになる。従って、ヘッドユニット1
0,20の動作が滑らかでなくなり、印刷画像にムラが発生してしまう可能性がある。
,20の幅方向移動動作及び回転動作の速度に反映させるようにしている。このため、分
解能が低いセンサーの場合でも、ヘッドユニット10,20に対して算出した速度で幅方
向移動動作や回転動作を続けながら幅方向移動補正や回転補正を行うことになる。これに
より、ヘッドユニット10,20の動作が滑らかになり、印刷画像のムラの発生を抑える
ことができる。
状態で印刷を行うことから、ヘッドユニット10,20からのインク滴の吐出が用紙Pに
対して常に直交する理想の位置関係を保つことができる。これにより、例えば、予め画像
処理で生成した吐出特性に合わせた画像データや、誤差分散等でムラを見えにくくした画
像データを印刷したときに、これらの画像の効果を損なうことがない。
高精度に行うことにより、用紙Pの搬送中に刻々と変化する搬送部1の各ローラーの偏心
や振動等に起因する用紙Pの微小(数十μmレベル)な姿勢の変化にも対応可能になる。
ることから、用紙Pに対しての斜行補正や先端位置合せの機構が不要となる。これにより
、インクジェットプリンター100のコストダウンの効果を得ることができる。
次に、第2実施形態に係るインクジェットプリンター200について説明する。ここで
、第1実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ェットプリンター200とは、ヘッドユニット10,20の移動及び回転に係る機構及び
動作と、用紙Pの位置を検出するセンサーの配置とが異なる。図9は第2実施形態に係る
インクジェットプリンター200の概略を模式的に示す平面図である。図10は、第2実
施形態に係るヘッドユニット10の往復移動及び回転に係る機構と動作の説明図である。
なお、ここでは、ヘッドユニット10について説明するが、ヘッドユニット20について
も同様に適用することができる。
回転を可能にしたが、図10に示す第2実施形態に係るヘッドユニット10では、ヘッド
ユニット10に備えた各吐出ヘッド11毎に往復移動及び回転を行うことができる。その
ため、各吐出ヘッド11毎に、搬送幅方向Yに往復移動させるための動力を伝えるY軸モ
ーター14と、搬送幅方向Yに沿って延在する図示しないスライドレールと、各吐出ヘッ
ド11をθ回転軸13を中心に回転させるための動力を伝える図示しないθ軸モーターと
が付設されている。
にYaだけ移動させる例を示している。ここでは、制御部90の制御に基づいて、移動対
象の吐出ヘッド11用のY軸モーター14を駆動して、該当する吐出ヘッド11をスライ
ドレールに従って搬送幅方向YにYaだけ移動させて、破線部分の位置にすることができ
る。なお、同図では、全ての吐出ヘッド11を移動対象としているが、移動対象となる吐
出ヘッド11を適宜選択することができる。
にθaの角度だけ回転させる例を示している。ここでは、制御部90の制御に基づいて、
回転対象の吐出ヘッド11用のθ軸モーターを駆動して、該当する吐出ヘッド11をθ回
転軸13を中心にして時計回りにθaの角度だけ回転させて、破線部分の位置にすること
ができる。なお、同図では、全ての吐出ヘッド11を回転対象としているが、回転対象と
なる吐出ヘッド11を適宜選択することができる。
モーター14を駆動して、該当する吐出ヘッド11を搬送幅方向Yに移動させた後、回転
対象の吐出ヘッド11用のθ軸モーターを駆動して、該当する吐出ヘッド11をθ回転軸
13を中心にして回転させることができる。また、逆に、回転対象の吐出ヘッド11用の
θ軸モーターを駆動して、該当する吐出ヘッド11をθ回転軸13を中心にして回転させ
た後、移動対象の吐出ヘッド11用のY軸モーター14を駆動して、該当する吐出ヘッド
11を搬送幅方向Yに移動させるようにしても良い。また、吐出ヘッド11の搬送幅方向
Yの移動と回転とを同時にさせるようにしても良い。
なお、ここで、移動のみ行う吐出ヘッド11と、回転のみ行う吐出ヘッド11と、移動
及び回転の両方を行う吐出ヘッド11とがヘッドユニット10において混在することがで
きる。
1実施形態のインクジェットプリンター100とは異なり、用紙Pの幅方向端部の位置を
検出するエッジセンサーS1〜S8に替えて、用紙P上のマーク等の識別を検出する検出
部としての識別センサーS11〜S18が配設されている。これらの識別センサーS11
〜S18は、各ヘッドユニット10,20に備えられた各吐出ヘッド11毎に配設されて
いる。ヘッドユニット10を挟んで搬送方向Xの上流側には各吐出ヘッド11毎に2つの
識別センサーS11,S12、下流側には2つの識別センサーS13,S14が配設され
ている。また、ヘッドユニット20を挟んで搬送方向Xの上流側には各吐出ヘッド11毎
に2つの識別センサーS15,S16、下流側には2つの識別センサーS17,S18が
配設されている。
8を通過するときに検出されたマーク等の識別の位置に基づいて、各吐出ヘッド11の下
位置における用紙Pの位置ずれ量、斜行量、位置ずれ速度及び斜行速度を算出する。
行量に基づいて、各吐出ヘッド11毎の搬送幅方向Yへの幅方向移動量と、各吐出ヘッド
11毎のθ回転軸13を中心にした回転量とを算出する。
び斜行速度に基づいて、各吐出ヘッド11毎の搬送幅方向Yへの幅方向移動速度と、各吐
出ヘッド11毎のθ回転軸13を中心にして回転するときの回転速度とを算出する。
制御部90は、移動量算出部92及び移動速度算出部93によって算出された各吐出ヘ
ッド11毎の幅方向移動量、回転量、幅方向移動速度、回転方向及び回転速度とに基づい
て、各吐出ヘッド11のそれぞれについて幅方向移動補正や回転補正を行う。
各識別センサーS11〜S18の検出結果に基づいて、各吐出ヘッド11の下位置におけ
る用紙Pの位置ずれ量、斜行量、位置ずれ速度及び斜行速度を算出し、各吐出ヘッド11
毎に幅方向移動補正や回転補正を行う。これにより、例えば、熱やインク滴の吐出による
用紙Pの局所的な伸縮に対しても木目細かく対応を行うことができる。
することにより、各吐出ヘッド11のオートアライメントが可能になり、インクジェット
プリンター200の組立てに係る負荷を削減することが可能になる。
上記実施形態では、図1等に示すように、ヘッドユニット10,20の2つのヘッドユ
ニットに対して共通の1つの搬送部1を設ける構成とした。しかし、これに限られず、例
えば図11のインクジェットプリンター300の概略を模式的に示す側断面図に示すよう
に、各ヘッドユニット10,20に対してそれぞれ独立機構とした搬送部1を設けるタン
デム型の構成であっても良い。
る構成としたが、これに限られず、インクジェットプリンターに1つのヘッドユニットの
みを備え、このヘッドユニットに全ての吐出ヘッドが配列される構成としても良い。
ッドパネル、13…θ回転軸、14…Y軸モーター、15…θ軸モーター、16…Y軸カ
ム、17…θ軸カム、31…ゲートローラー、32…従動ローラー、33…テンションロ
ーラー、34…駆動ローラー、35…無端ベルト、36…搬送駆動モーター、37…通気
孔、50…搬送面、90…制御部、91…搬送情報算出部、92…移動量算出部、93…
移動速度算出部、100…第1実施形態に係るインクジェットプリンター、200…第2
実施形態に係るインクジェットプリンター、300…変形例に係るインクジェットプリン
ター、P…用紙、S1〜S8…エッジセンサー、S11〜S18…識別センサー。
Claims (9)
- 搬送面を搬送される記録媒体に対して液体を噴射するヘッドユニットと、
前記搬送される記録媒体の位置を検出する検出部と、
前記検出された前記記録媒体の位置に基づいて、前記記録媒体の搬送状態を示す搬送情
報を算出する搬送情報算出部と、
前記搬送情報に基づいて、前記ヘッドユニットを移動させるときの移動速度を算出する
移動速度算出部と、
前記搬送情報及び前記移動速度に基づいて、前記ヘッドユニットを前記搬送面と平行な
方向に移動させる制御部と、を有することを特徴とする記録位置補正装置。 - 前記搬送情報は、前記記録媒体の幅方向における所定の基準位置からの位置ずれ量を含
み、前記制御部は、前記位置ずれ量に基づいて、前記ヘッドユニットを移動させることを
特徴とする請求項1に記載の記録位置補正装置。 - 前記搬送情報は、単位時間当たりの前記位置ずれ量を示す位置ずれ速度を含み、前記移
動速度算出部は、前記位置ずれ速度に基づいて、前記ヘッドユニットを移動させるときの
前記移動速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の記録位置補正装置。 - 前記搬送情報は、前記記録媒体の斜行量を含み、前記制御部は、前記斜行量に基づいて
、前記ヘッドユニットを前記搬送面と垂直な方向の軸回りに回転させることを特徴とする
請求項1から3のいずれか一項に記載の記録位置補正装置。 - 前記搬送情報は、単位時間当たりの前記斜行量を示す斜行速度を含み、前記移動速度算
出部は、前記斜行速度に基づいて、前記ヘッドユニットを前記搬送面と垂直な方向の軸回
りに回転させるときの前記移動速度を算出することを特徴とする請求項4に記載の記録位
置補正装置。 - 前記検出部は、前記記録媒体の搬送方向において、前記ヘッドユニットの上流側と下流
側とに配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の記録位置
補正装置。 - 前記ヘッドユニットは複数の吐出ヘッドを有し、
前記移動速度算出部は、前記搬送情報に基づいて、前記複数の吐出ヘッドのそれぞれを
移動させるときの前記移動速度を算出し、
前記制御部は、前記搬送情報及び前記移動速度に基づいて、前記複数の吐出ヘッドのそ
れぞれを前記搬送面と平行な方向に移動させることを特徴とする請求項1から6のいずれ
か一項に記載の記録位置補正装置。 - 搬送面を搬送される記録媒体の位置を検出する検出工程と、
前記検出された前記記録媒体の位置に基づいて、前記記録媒体の搬送状態を示す搬送情
報を算出する搬送情報算出工程と、
前記搬送情報に基づいて、ヘッドユニットを移動させるときの移動速度を算出する移動
速度算出工程と、
前記搬送情報及び前記移動速度に基づいて、前記ヘッドユニットを前記搬送面と平行な
方向に移動させる制御工程と、を有することを特徴とする記録位置補正装置の制御方法。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の記録位置補正装置を備えて記録媒体に記録を行
うことを特徴とする記録装置。
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