JP2010136231A - 操作装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】押釦が異常に長く押し続けられている可能性が高い場合に、そのことを利用者に認識させることができる仕組みを提供する。
【解決手段】本発明の操作装置14は、複数のキーからなるキー群22と、キーが押下されたことを検知する入力検知部31と、入力検知部31がキーの押下を検知した場合に、そのキーが押し続けられている時間を計測する計測部32と、計測部32の計測値が第1の閾値に到達した場合に、ブザー24に警告音を発生させたりLCDパネル27に警告文を表示させたりする警告処理部34とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の操作装置14は、複数のキーからなるキー群22と、キーが押下されたことを検知する入力検知部31と、入力検知部31がキーの押下を検知した場合に、そのキーが押し続けられている時間を計測する計測部32と、計測部32の計測値が第1の閾値に到達した場合に、ブザー24に警告音を発生させたりLCDパネル27に警告文を表示させたりする警告処理部34とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、操作装置及び画像形成装置に関する。
押釦は、外部からの押圧を受けて押下されたときに接点が閉じ(オンし)、当該押圧が解除されたときに接点が開放(オフ)する仕組みになっている。押釦の操作方式としては、瞬間的に押される場合と、継続的に押し続けられる(長押しされる)場合がある。そこで、押釦が押下されたときに、当該押下時間の長短により、その後の処理内容を変える技術が知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。
本発明の課題は、押釦が異常に長く押し続けられている可能性が高い場合に、そのことを利用者に認識させることができる仕組みを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、少なくとも一つの押釦と、前記押釦が押し続けられている時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測値が予め設定された第1の閾値に到達した場合に、警告処理を行なう警告処理手段とを有する操作装置に係るものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の操作装置において、前記警告処理手段は、警告音を発生させる処理を行なうものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の操作装置において、表示手段を有し、前記警告処理手段は、前記表示手段に警告文を表示させる処理を行なうものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3記載の操作装置において、前記計測手段の計測値が前記第1の閾値に到達するまでは、前記押釦が押し続けられている間、当該押釦の押下による入力を繰り返し受け付ける入力検知部を有するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作装置において、記憶手段と、前記計測手段の計測値が前記第1の閾値を超えて第2の閾値に到達した場合に、前記押釦に異常が発生したことを示す異常履歴情報を前記記憶手段に書き込む書き込み手段とを有するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項3記載の操作装置において、前記計測手段の計測値が前第2の閾値に到達した場合に、異常が発生した押釦を教示する教示文を、前記警告文に替えて前記表示手段に表示させる表示切り替え手段を有するものである。
請求項7に記載の発明は、画像形成を指示する利用者によって操作される少なくとも一つの押釦と、前記押釦が押し続けられている時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測値が第1の閾値に到達した場合に、警告処理を行なう警告処理手段とを有する操作装置と、前記操作装置を用いて前記利用者により指定された画像形成条件に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置に係るものである。
請求項1に記載の発明によれば、押釦が異常に長く押し続けられている可能性が高い場合に、そのことを利用者に認識させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、押釦が異常に長く押し続けられている可能性が高い場合に、そのことを聴覚的に利用者に認識させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、押釦が異常に長く押し続けられている可能性が高い場合に、そのことを視覚的に利用者に認識させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、計測手段の計測値が第1の閾値未満の状況で、押釦の長押しによるリピート操作を受け付けることができる。
請求項5に記載の発明によれば、押釦が長く押し続けられて異常となった事実を事後的に確認することができる。
請求項6に記載の発明によれば、長押しの異常が発生した押釦がいずれの押釦であるかを利用者に認識させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、画像形成装置を利用する利用者が押釦を操作するにあたって、押釦が異常に長く押し続けられている可能性が高い場合に、そのことを利用者に認識させることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明の技術的範囲は以下に記述する実施の形態に限定されるものではなく、発明の構成要件やその組み合わせによって得られる特定の効果を導き出せる範囲において、種々の変更や改良を加えた形態も含む。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示すブロック図である。ここでは、画像形成装置の一例として、原稿の画像を読み取る画像読取機能と、原稿の画像を記録媒体(用紙)に複写する複写機能と、ファクシミリデータを送受信するFAX(ファクシミリ)機能とを併せ持つデジタル複合機に適用した場合について説明する。但し、本発明はこれに限らず、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置などの画像形成装置に適用してもよい。
図示した画像形成装置1においては、主制御部2と、CPU(Central Processing Unit)3と、RAM(Random Access Memory)4と、ROM(Read-Only Memory)5と、HDD(Hard Disk Drive)6と、表示制御部7と、読取制御部8と、画像形成制御部9と、FAXI/F(interface)部10と、ネットワークI/F(interface)部11が、それぞれ共通のバス12に接続されている。
主制御部2は、画像形成装置1全体の処理動作を統括的に制御するものである。CPU3は、主制御部2からの指示にしたがって演算処理等を行なうものである。RAM4は、画像形成装置1の動作を制御するうえで必要となる各種の情報を記憶するために用いられるものである。ROM5は、画像形成装置1の動作を制御するためのプログラム等を格納するものである。HDD6は、画像情報の蓄積等に用いられるものである。
表示制御部7は、主制御部2からの指示にしたがって操作用の画面信号(操作画面信号)を操作装置14に出力するものである。操作装置14は、画像形成を指示する利用者によって操作されるものである。操作装置14は、画像形成装置1の本体部分(マシン本体)に対して、例えば、ネジを用いて取り付けられるものである。このため、画像形成装置1本体から操作装置14を取り外す場合は、操作装置14を固定しているネジを緩めることになる。また、画像形成装置1本体の制御系と操作装置14との電気的な接続は、例えば、コネクタ、ケーブル(ハーネス)等を介して行なわれる構成となっている。
読取制御部8は、主制御部2からの指示にしたがって、原稿読取部15の動作を制御するものである。原稿読取部15は、原稿の画像を光学的に読み取るものである。画像形成制御部9は、主制御部2からの指示にしたがって、画像形成部16の動作を制御するものである。画像形成部16は、例えば、電子写真方式に基づいて、記録媒体となる用紙に画像を形成(印刷出力)するものである。
図2は本発明の実施の形態に係る操作装置の構成例を示すブロック図である。図示した操作装置14は、操作装置制御部21と、キー群22と、タッチパネル23と、ブザー24と、メモリ25と、LCD電源26と、バックライト付きのLCD(Liquid Crystal Display)パネル27とを備えた構成となっている。
操作装置制御部21は、操作装置14内での処理を制御するものである。操作装置制御部21は、入力検知部31と、計測部32と、異常検出部33と、警告処理部34と、ブザー制御部35と、メモリ制御部36と、表示切り替え部37と、LCD電源制御部38とを有している。
キー群22は、複数のキーを含むものである。ここで記述する「キー」は、押釦の一つの形態となる。押釦は、押下状態でオンし、非押下状態でオフする機械式の操作釦である。本明細書では、押釦という用語が、各種のキー、スイッチ類を含むものとする。
タッチパネル23は、感圧式の座標入力装置である。ブザー24は、警告音を発生するものである。メモリ25は、不揮発性のメモリ、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを用いて構成されるものである。メモリ25は、記憶手段として設けられたものである。
LCD電源26は、LCDパネル27のバックライトに電力を供給するものである。LCDパネル27は、表示手段として設けられたものである。LCDパネル27に対しては上記表示制御部7から操作画面信号が入力され、当該操作画面信号にしたがってLCDパネル27に操作画面が表示される仕組みになっている。
入力検知部31は、キー群22を構成する複数のキーや、タッチパネル23からの入力を検知して、当該入力を受け付けるものである。このうち、キーからの入力は、実際にキーが押下されたときに当該キーの接点が閉じることで発生するキー入力信号を受信することで検知する。キー入力信号は、キーごとに異なる信号となる。
計測部32は、入力検知部31がいずれかのキーの入力(押下)を検知した場合に、当該キーが継続して押し続けられている時間(以下、「キー押下時間」とも記す)をタイマーで計測するものである。計測部32は、いずれかのキーが押下されると、それをトリガ(きっかけ)として、キー押下時間の計測を開始する。計測部32の計測値(タイマー値)は、計測対象としているキーの押下状態が解除(リリース)されると、その都度、ゼロにリセットされる。
異常検出部33は、計測部32の計測結果に基づいて、キーの長押し異常の発生を検出するものである。より具体的に記述すると、異常検出部33は、計測部32が計測しているキー押下時間(計測値)が、第1の閾値に到達した場合と、当該第1の閾値を超えて第2の閾値に到達した場合の2段階に分けて、キーの長押し異常の発生を検出する。この場合、第1の閾値と第2の閾値は、いずれも時間の長さを規定する値となる。第2の閾値は第1の閾値よりも時間的に長い値に設定される。また、第2の閾値を適用して検出されるキーの長押し異常は、第1の閾値を適用して検出されるキーの長押し異常よりも、異常レベルが高いものとなる。長押し異常の検出に適用される第1の閾値及び第2の閾値は、予めメモリ25に記憶され、必要に応じてそこから読み出される。メモリ25に記憶される各々の閾値は、画像形成装置1本体側の制御系からの設定変更の指示にしたがって変更される仕組みとしてもよい。
警告処理部34は、計測部32の計測値が第1の閾値に到達した場合に、警告処理を行なうものである。具体的な警告処理の内容については、後段で説明する。
ブザー制御部35は、ブザー24の駆動状態(オンオフ状態)を制御するものである。
メモリ制御部36は、メモリ25に対して情報の書き込みを行なったり、メモリ25に記憶されている情報を読み出したりするものである。メモリ制御部36がメモリ25に対して読み書きする情報の中にはキーの異常履歴情報が含まれる。この異常履歴情報は、キーに異常が発生したことを示す情報である。異常履歴情報には、異常検出部33が異常発生を検出したキーを一意に特定するキー特定情報が含まれる。キー特定情報は、押釦特定情報に相当するものである。例えば、複数のキーと1:1の対応関係でキーIDが割り当てられているものとすると、異常検出部33が異常発生を検出したキーに割り当てられているキーIDが押釦特定情報に相当するものとなる。
表示切り替え部37は、計測部32の計測値が第2の閾値に到達した場合に、長押しの異常が発生した押釦を教示する教示文を、警告文に替えてLCDパネル27に表示させるものである。教示文及び警告文の具体例については、後段で説明する。
LCD電源制御部38は、LCD電源26を介してLCDパネル27のバックライトの駆動状態(オンオフ状態)を制御するものである。
図3は操作装置の操作パネルの一例を示す外観図である。図示した操作パネル41は、大きくは、表示領域42と、第1のキー操作領域43と、第2のキー操作領域44とに区分されている。各々の領域は、操作パネル41を操作する利用者から見て、左側から右側に向かって、表示領域42、第1のキー操作領域43、第2のキー操作領域44の順に並んで配置されている。
表示領域42には、上述したタッチパネル23とLCDパネル27からなる表示部45が設けられている。第1のキー操作領域43及び第2のキー操作領域44には、それぞれ複数個のハードウェアキー(押釦)が設けられている。具体的には、第1のキー操作領域43には、テンキー部46と、オールクリアキー47と、ストップキー48と、スタートキー49などが設けられている。オールクリアキー47は、処理の設定内容の取り消しを指示するための操作キーである。ストップキー48は、処理の停止を指示するための操作キーである。スタートキー49は、処理の開始を指示するための操作キーである。第2のキー操作領域44には、複数個のワンタッチ入力キー(001〜030)が設けられている。
上記構成からなる操作装置14を備える画像形成装置1においては、利用者が操作装置14の操作パネル41を操作することにより、例えば、用紙のサイズ、複写倍率、複写枚数、カラーモード(白黒、カラー)などの画像形成条件が指定される。そして、利用者が画像形成条件を指定した後にスタートボタン49を押下すると、当該画像形成条件にしたがって画像形成部16が用紙に画像を形成する。また、操作装置14を用いて利用者が指定した処理の種別がFAX処理であれば、原稿画像の読取解像度、FAXの宛先などの処理条件が指定される。そして、利用者が指定した処理条件にしたがって原稿読取部15が原稿の画像を読み取り、その読み取り結果に基づくFAXデータをFAX I/F部10が指定の宛先(FAX番号)に送信する。
ここで、利用者が操作パネル41を操作して画像形成条件やFAXなどの処理条件を指定する場合や処理条件を変更する場合、あるいは処理を停止する場合に、第1のキー操作領域43や第2のキー操作領域44に設けられたハードウェアキーを利用者が押下することがある。実際に利用者がハードウェアキーの一つ、例えば、スタートキー49を押下すると、当該スタートキー49が押下されたことを入力検知部31が検知し、スタートキー49からの入力を受け付ける。このとき、入力検知部31は、スタートキー49が押下されたことを通知する操作入力信号を出力し、当該操作入力信号を受けて画像形成装置1の主制御部2が、例えば、読取制御部8や画像形成制御部9に処理の開始を指示する。
図4は操作装置で行なわれる処理の一例を示すフローチャートであり、図5はそのタイミングチャートである。図5においては、第1の閾値をT1とし、第2の閾値をT2としている。また、3つのキーA,B,Cについて、それぞれのキー押下時間をTa,Tb,Tcとしている。
まず、操作装置制御部21は、操作パネル41上のハードウェアキーが押下されたかどうかを、入力検知部31の検知結果に基づいて判断する(ステップS1)。そして、入力検知部31がハードウェアキーの押下を検知すると、これをトリガとして操作装置制御部21は、計測部32による時間(キー押下時間)の計測を開始する(ステップS2)。
次に、操作装置制御部21は、ハードウェアキーの押下が解除(リリース)されたかどうかを、入力検知部31の検知結果に基づいて判断する(ステップS3)。そして、計測部32が計測対象としているハードウェアキーの押下を入力検知部31が検知しなくなると、操作装置制御部21は、計測部32の計測値をゼロにリセットした後(ステップS4)、上記ステップS1の処理に戻る。
これに対して、入力検知部31がハードウェアキーの押下を検知し続けると、異常検出部33は、計測部32の計測値が第1の閾値に到達したかどうかを判断する(ステップS5)。このとき、計測部32の計測値が第1の閾値未満であれば、操作装置制御部21は、上記ステップS3の処理に戻る。また、入力検知部31は、計測部32の計測値が第1の閾値に到達するまでは、ハードウェアキーが押し続けられている間、当該ハードウェアキーの押下による入力を繰り返し受け付ける。これにより、異常検出部33が長押し異常の発生が検出するまで(計測部32の計測値が第1の閾値未満の状況で)、ハードウェアキーの長押しによるリピート操作を入力検知部31で受け付けることになる。
上記ステップS5の処理に適用する閾値は、固定値として設定してもよいし、可変値として設定してもよい。具体的な設定条件として、閾値は、利用者が意図的に長押ししている正常な操作と、利用者の意図しない長押しによる異常な操作とを区別するために、例えば、15秒以上の条件で設定される。
上記ステップS5において、計測部32の計測値が第1の閾値に到達したと判断すると、異常検出部33は、第1の長押し異常が発生した旨を警告処理部34に通知し、これを受けて警告処理部34が警告処理を実行する(ステップS6)。このとき、警告処理部34は、警告処理の一つとして、ブザー24に警告音を発生させる。具体的には、警告処理部34は、ブザー制御部35に対して警告音の発生を指示し、この指示を受けてブザー制御部35がブザー24を駆動することにより、警告音を発生させる。また、警告処理部34は、警告処理の一つとして、LCDパネル27に警告文を表示させる。具体的には、計画処理部34は、画像形成装置1本体側の制御系に警告文表示要求信号を出力し、これを受けて表示制御部17が警告文を含む操作画面信号をLCDパネル27に供給することにより、LCDパネル27の画面内に警告文を表示させる。警告文としては、例えば、「キーから手を離してください」などのメッセージ文を適用すればよい。また、警告処理としては、ここで例示した警告音の発生と警告文の表示のうち、いずれか一方を行なってもよいし、両方同時に行なってもよい。
その後、操作装置制御装置21は、再度、ハードウェアキーの押下が解除(リリース)されたかどうかを、入力検知部31の検知結果に基づいて判断する(ステップS7)。そして、計測部32が計測対象としているハードウェアキーの押下を入力検知部31が検知しなくなると、警告処理を停止して上記ステップS4の処理に移行する。
また、入力検知部31がハードウェアキーの押下を検知し続けると、異常検出部33は、計測部32の計測値が第1の閾値を超えて第2の閾値に到達したかどうかを判断する(ステップS8)。このとき、計測部32の計測値が第2の閾値未満であれば、操作装置制御部21は、上記ステップS7の処理に戻る。
これに対して、計測部32の計測値が第2の閾値に到達したと判断すると、操作装置制御部21は、警告処理部34による警告処理(警告音の発生、警告文の表示)を停止させ、異常検出部33は、上記第1の長押し異常よりも異常レベルが高い第2の長押し異常が発生した旨をメモリ制御部36と表示切り替え部37にそれぞれ通知する。そうすると、メモリ制御部36は、ハードウェアキーに第2の長押し異常が発生したことを示す異常履歴情報として、実際に異常の発生を検出したハードウェアキーを特定するキー特定情報を含む情報を、メモリ25に書き込む(ステップS9)。この場合、メモリ制御部36は、書き込み手段として機能することになる。
一方、表示切り替え部37は、第2の長押し異常が発生したハードウェアキーを教示する教示文を、警告文に替えてLCDパネル27に表示させる(ステップS10)。具体的には、表示切り替え部37は、画像形成装置1本体側の制御系に表示切り替え要求信号を出力し、これを受けて表示制御部17が教示文を含む操作画面信号をLCDパネル27に供給することにより、LCDパネル27の画面内に教示文を表示させる。教示文としては、例えば、「○○キーに故障が発生しました。最寄りの保守サービス店に連絡してください。」などのメッセージ文を適用すればよい。
上述したステップS9の処理とステップS10の処理は、どちらを先に行なってもよい。また、メモリ25に書き込むキーの異常履歴情報としては、キー特定情報の他にも、例えば、ハードウェアキーの異常(長押し異常)を検出した日時情報などを含めるようにしてもよい。また、異常履歴情報を含むエラー検知コマンドを操作装置制御部21がバス12を通して主制御部2に送信し、当該エラー検知コマンドを受けて主制御部2が画像形成装置1本体側の情報格納手段(例えば、HDD6又は不図示の不揮発性メモリ)に異常履歴情報を格納する仕組みとしてもよい。
ハードウェアキーの長押し異常が発生する状況としては、例えば、利用者が操作パネル41上に分厚い本などを置いたときに、その重みでハードウェアキーが押下され、当該押下状態が第1の閾値以上又は第2の閾値以上の時間にわたって続いた場合が考えられる。また、これ以外にも、例えば図6(A)に示すように、正常な状態では操作パネル41のカバー50からハードウェアキーのキートップ51が規定量だけ突出した状態となるのに対して、利用者がキートップ51を押し込んでハードウェアキーを押下(オン)したときに、図6(B)に示すように、キーに内蔵されたバネ(不図示)の付勢力で正常状態に戻ろうとするキートップ51がカバー50の開口部分に引っ掛かり、これが原因でハードウェアキーの押下状態が第1の閾値以上又は第2の閾値以上の時間にわたって続いた場合も考えられる。
1…画像形成装置、2…主制御部、6…HDD、14…操作装置、16…画像形成部、21…操作装置制御部、24…ブザー、25…メモリ、31…入力検知部、32…計測部、33…異常検出部、34…警告処理部、35…ブザー制御部、36…メモリ制御部、37…表示切り替え部
Claims (7)
- 少なくとも一つの押釦と、
前記押釦が押し続けられている時間を計測する計測手段と、
前記計測手段の計測値が予め設定された第1の閾値に到達した場合に、警告処理を行なう警告処理手段と
を有する操作装置。 - 前記警告処理手段は、警告音を発生させる処理を行なう
請求項1記載の操作装置。 - 表示手段を有し、
前記警告処理手段は、前記表示手段に警告文を表示させる処理を行なう
請求項1又は2記載の操作装置。 - 前記計測手段の計測値が前記第1の閾値に到達するまでは、前記押釦が押し続けられている間、当該押釦の押下による入力を繰り返し受け付ける入力検知部を有する
請求項1、2又は3記載の操作装置。 - 記憶手段と、
前記計測手段の計測値が前記第1の閾値を超えて第2の閾値に到達した場合に、前記押釦に異常が発生したことを示す異常履歴情報を前記記憶手段に書き込む書き込み手段と
を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作装置。 - 前記計測手段の計測値が前第2の閾値に到達した場合に、異常が発生した押釦を教示する教示文を、前記警告文に替えて前記表示手段に表示させる表示切り替え手段を有する
請求項3記載の操作装置。 - 画像形成を指示する利用者によって操作される少なくとも一つの押釦と、前記押釦が押し続けられている時間を計測する計測手段と、前記計測手段の計測値が第1の閾値に到達した場合に、警告処理を行なう警告処理手段とを有する操作装置と、
前記操作装置を用いて前記利用者により指定された画像形成条件に基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と
を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
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JP2013233720A (ja) * | 2012-05-08 | 2013-11-21 | Citizen Holdings Co Ltd | プリンタおよびプログラム |
JP2016080862A (ja) * | 2014-10-16 | 2016-05-16 | キヤノン株式会社 | 電子機器及びその制御方法 |
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