JP2010135035A - 不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不揮発性半導体メモリのテスト時に、電源電圧を変えることなく、電圧生成回路によって生成される駆動電圧を容易に変えること。
【解決手段】トリミングコード出力回路は、複数のトリミングコードのうちいずれか1つを電圧生成回路に出力する。電圧生成回路は、電源電圧及びトリミングコードに依存して変化する駆動電圧を生成する。制御回路は、生成された駆動電圧を不揮発性メモリアレイに印加する。複数のトリミングコードは、適正トリミングコードとテスト用トリミングコードを含む。テスト用トリミングコードは、適正トリミングコードと異なっており、テスト時にのみ用いられる。テスト時、トリミングコード出力回路はテスト用トリミングコードを電圧生成回路に出力し、電圧生成回路はテスト用トリミングコードに従って駆動電圧を生成する。テスト以外の場合、トリミングコード出力回路は適正トリミングコードを電圧生成回路に出力し、電圧生成回路は適正トリミングコードに従って駆動電圧を生成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法に関する。特に、本発明は、データ読み書き用の駆動電圧を内部で生成する不揮発性半導体メモリ、及びそのテスト方法に関する。
フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)といった不揮発性半導体メモリが知られている。そのような不揮発性半導体メモリのメモリセルは、浮遊ゲート等の電荷蓄積層を有している。データ書き込み/消去は、電荷蓄積層に電子を注入、あるいは、電荷蓄積層から電子を引き抜くことにより行われる。この時、ワード線やビット線には比較的高い電圧を印加する必要がある。
このような不揮発性半導体メモリに特有な問題として、「ライトディスターブ」が挙げられる。ライトディスターブとは、データ書き込み/消去時に印加される高電圧が非選択セルにも影響を及ぼし、その非選択セルのデータが書き換わってしまうことを意味する。従って、製品出荷前のスクリーニングでは、各チップに関してライトディスターブテストを実施することが必要である。また、スクリーニングでは、他のセル特性のテストも実施される。
そのような特性テスト時には、各メモリセルに適切な電圧を印加する必要がある。一般に、不揮発性半導体メモリは、データ読み書き用の駆動電圧を内部で生成する。そのために、不揮発性半導体メモリには、その駆動電圧を生成するための電圧生成回路が搭載される。例えば、データ書き込み/消去に必要な高電圧は、チャージポンプやレギュレータ等の電圧生成回路によって生成される。不揮発性半導体メモリの特性テスト時には、この電圧生成回路を用いて適切な駆動電圧を生成する必要がある。
特許文献1には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)に対するスクリーニング技術が記載されている。その目的は、スクリーニングに要する時間を短縮することである。当該技術によれば、DRAMのスクリーニングのためにバーンインテスト(Burn-in Test)が実施される。そのバーンインテストにおいて、DRAM内部で生成される内部電圧を通常時よりも高めることにより、ストレス印加時間が短縮され、結果としてスクリーニング時間が短縮される。より詳細には、当該DRAMは、第1の降圧電源手段と、第2の降圧電源手段と、昇圧電源手段と、負電源手段と、第3の降圧電源手段とを備える。第1の降圧電源手段は、通常時は電源電圧よりも低い第1の降圧電圧を生成し、テスト時は電源電圧を出力する。第2の降圧電源手段は、通常時は第1の降圧電圧よりも高い第2の降圧電圧を生成し、テスト時は電源電圧を出力する。昇圧電源手段は、通常時は電源電圧よりも高い昇圧電圧を生成し、テスト時は昇圧電圧のレベルを変更する。負電源手段は、通常時は負電圧を生成し、テスト時は負電圧のレベルを変更する。第3の降圧電源手段は、通常時は第1の降圧電圧よりも低い第3の降圧電圧を生成し、テスト時は第3の降圧電圧のレベルを変更する。
特開2000−173297号公報
上述の通り、不揮発性半導体メモリは、データ読み書き用の駆動電圧を生成する電圧生成回路を搭載している。その電圧生成回路によって生成される駆動電圧は、外部から供給される電源電圧に依存する。つまり、電圧生成回路の出力は「電源電圧依存性」を有している。
不揮発性半導体メモリの特性テスト時には、メモリセルに所望の負荷を印加するために、電圧生成回路から出力される駆動電圧を制御することが望ましい。ここで、駆動電圧は電源電圧依存性を有しているため、駆動電圧を変化させるために電源電圧を変えることが考えられる。しかしながら、電源電圧を容易に変更できない場合もある。例えば、バーンインテストに用いられるバーンインテスト装置の場合、チップに供給する電源電圧を制御することは通常はできない。従って、電源電圧を変えなくても電圧生成回路の出力を変えることができる技術が望まれる。
上述の特許文献1によれば、DRAM内部で生成される内部電圧を、通常時とバーンインテスト時とで異ならせることができる。例えば、降圧電源回路は、通常時に電源電圧より低い電圧を出力し、テスト信号に応答して電源電圧そのものを出力するように構成される。しかしながら、そのような降圧電源回路を実現するためには、一般的な降圧電源回路の構成を変更し、より複雑な構成を用いる必要がある。このことは、コストの増大を招く。
本発明の第1の観点において、不揮発性半導体メモリが提供される。その不揮発性半導体メモリは、不揮発性メモリアレイと、電源電圧及びトリミングコードに依存して変化する駆動電圧を生成する電圧生成回路と、生成された駆動電圧を不揮発性メモリアレイに印加する制御回路と、複数のトリミングコードのうちいずれか1つを電圧生成回路に出力するトリミングコード出力回路と、を備える。複数のトリミングコードは、所望の駆動電圧を生成するための適正トリミングコードに加えて、テスト用トリミングコードを含む。テスト用トリミングコードは、適正トリミングコードと異なっており、且つ、テスト時にのみ用いられる。テスト時、トリミングコード出力回路は、テスト用トリミングコードを電圧生成回路に出力し、電圧生成回路は、テスト用トリミングコードに従って駆動電圧を生成する。テスト以外の場合、トリミングコード出力回路は、適正トリミングコードを電圧生成回路に出力し、電圧生成回路は、適正トリミングコードに従って駆動電圧を生成する。
本発明の第2の観点において、不揮発性半導体メモリのテスト方法が提供される。不揮発性半導体メモリは、電源電圧及びトリミングコードに依存して変化する駆動電圧を内部で生成する。テスト方法は、複数のトリミングコードを決定するステップを含む。ここで、複数のトリミングコードは、所望の駆動電圧を生成するための適正トリミングコードに加えて、テスト用トリミングコードを含む。テスト用トリミングコードは、適正トリミングコードと異なっており、且つ、テスト時にのみ用いられる。テスト方法は更に、複数のトリミングコードのうちテスト用トリミングコードに従って駆動電圧を生成するステップと、生成された駆動電圧を不揮発性半導体メモリの不揮発性メモリアレイに印加するステップと、を含む。
本発明によれば、不揮発性半導体メモリのテスト時に、電源電圧を変えることなく、電圧生成回路によって生成される駆動電圧を容易に変えることが可能である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法を説明する。
1.電圧生成回路
本実施の形態に係る不揮発性半導体メモリは、フラッシュメモリ、EEPROM等であり、データ読み書き用の駆動電圧を内部で生成する。そのために、本実施の形態に係る不揮発性半導体メモリには、その駆動電圧を生成するための「電圧生成回路」が搭載されている。電圧生成回路としては、チャージポンプや電圧レギュレータを利用したものが一般的である。
図1は、本実施の形態に係る電圧生成回路10の一例を示すブロック図である。図1に示される電圧生成回路10は、チャージポンプを利用した一般的なものである。より詳細には、電圧生成回路10は、クロック生成回路11、チャージポンプ12、帰還抵抗13、比較回路16、及び出力端子OUTを備えている。また、電圧生成回路10には外部から電源電圧VDDが供給され、各回路はその電源電圧VDDに基づいて動作する。
クロック生成回路11は、クロック信号CLKを生成し、そのクロック信号CLKをチャージポンプ12に出力する。チャージポンプ12は、クロック信号CLKに基づいて昇圧を行い、駆動電圧VWを出力端子OUTに出力する。電圧生成回路10は、出力端子OUTからその駆動電圧VWを出力する。この駆動電圧VWは、例えば、データ書き込み時の高電圧(書き込み電圧)として用いられる。
帰還抵抗13は、出力端子OUTとグランド端子との間に直列に接続された抵抗14及び可変抵抗15を有している。可変抵抗15の抵抗値は、トリミングコードTCによって可変に設定される。つまり、抵抗14と可変抵抗15の抵抗比は、トリミングコードTCに応じて変化する。この帰還抵抗13による抵抗分圧により、帰還電圧Vfdが生成される。この帰還電圧Vfdは、出力端子OUTでの駆動電圧VWと上記抵抗比に依存する。従って、帰還電圧Vfdは、駆動電圧VWとトリミングコードTCに依存する。
比較回路16は、帰還電圧Vfdと基準電圧Vrefとの比較を行い、その比較結果に応じた停止信号STOPをクロック生成回路11に出力する。停止信号STOPは、クロック生成の実行あるいは停止を指示する信号である。例えば、帰還電圧Vfdが基準電圧Vrefよりも高くなると、停止信号STOPが活性化され、クロック生成回路11はクロック信号CLKの生成を停止する。その結果、チャージポンプ12も昇圧動作を停止し、駆動電圧VWが減少する。駆動電圧VWが減少すると、帰還電圧Vfdも減少する。帰還電圧Vfdが基準電圧Vrefよりも低くなると、停止信号STOPが非活性化され、クロック生成回路11はクロック信号CLKの生成を再開する。その結果、チャージポンプ12も昇圧動作を再開し、駆動電圧VWが増加する。
このようなフィードバックにより、駆動電圧VWは、帰還電圧Vfdが基準電圧Vrefとほぼ等しくなるようなレベルに維持される。言い換えれば、帰還電圧Vfdは基準電圧Vrefとほぼ等しくなり、駆動電圧VWは、基準電圧Vrefと上述の抵抗比で決定されるレベルとなる。従って、その抵抗比を変化させることにより、駆動電圧VWを変化させることができる。すなわち、トリミングコードTCを変化させることにより、電圧生成回路10によって生成される駆動電圧VWを変化させることができる。このように、トリミングコードTCは、電圧生成回路10の出力を調整するための情報であると言える。尚、トリミングコードTCは、デジタルデータで与えられる。
尚、駆動電圧VWは、トリミングコードTCだけでなく、動作電圧である電源電圧VDDにも依存して変化する。すなわち、電圧生成回路10によって生成される駆動電圧VWは、「電源電圧依存性」を有する。
2.適正トリミングコード及びテスト用トリミングコード
電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWは、製造ばらつきにより、チップ毎にばらつく可能性がある。例えば、基準電圧Vrefの製造ばらつきが、チップ間の駆動電圧VWのばらつきの原因となる。駆動電圧VWのばらつきは、チップ間の書き込み特性あるいは読み出し特性のばらつきを招く。そのような特性ばらつきを抑制するために、チップ製造後に、駆動電圧VWがチップ毎に微調整される。その調整処理が一般に「トリミング」と呼ばれている。
図2を参照して、駆動電圧VWのトリミングを説明する。図2において、縦軸は電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWを表し、横軸はトリミングコードTCを表している。トリミング時、電圧生成回路10に供給される電源電圧VDDは、所定の電源電圧VDD0に設定される。所定の電源電圧VDD0は、典型的な電源電圧(設計値)である。また、駆動電圧VWの目標値(設計値)は、所定の駆動電圧VW0である。上述の通り、駆動電圧VWは、トリミングコードTCに依存して変化する。従って、電圧生成回路10から所定の駆動電圧VW0が出力されるような、あるトリミングコードTCを決定することができる(そのトリミングコードTCは、以下「適正トリミングコードTC0」と参照される)。具体的には、まず、任意のトリミングコードTC0INIが入力される。この時に生成される駆動電圧VWが所定の駆動電圧VW0と等しい場合、適正トリミングコードTC0はTC0INIである。また、その時に生成される駆動電圧VWが所定の駆動電圧VW0より高いVW1(>VW0)である場合、駆動電圧VWが所定の駆動電圧VW0まで減少するようにトリミングコードTCが変化させられる。同様に、その時に生成される駆動電圧VWが所定の駆動電圧VW0より低いVW2(<VW0)である場合、駆動電圧VWが所定の駆動電圧VW0まで増加するようにトリミングコードTCが変化させられる。このような手順により、適正トリミングコードTC0を決定することができる。
図2で示されたように、適正トリミングコードTC0は、電源電圧VDDがVDD0と等しい場合に駆動電圧VWがVW0と等しくなるように決定される。逆に言えば、電源電圧VDDがVDD0と等しく、且つ、トリミングコードTCが適正トリミングコードTC0である場合、電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWは所定の駆動電圧VW0となる。このようにして、電圧生成回路10の出力を所定の駆動電圧VW0(目標値)に調整することができる。
適正トリミングコードTC0は、製品出荷前に、チップ毎に決定される。決定される適正トリミングコードTC0は、チップ毎に異なっている可能性もある。製品出荷後、それぞれのチップの電圧生成回路10は、それぞれの適正トリミングコードTC0を用いることにより、同じ駆動電圧VW0を出力することができる。すなわち、電圧生成回路10の出力がチップ間で揃い、駆動電圧VWのチップ間ばらつきが抑制される。
その一方、不揮発性半導体メモリの特性テストは、保証する電源電圧範囲で行う必要がある。この時、駆動電圧VWは電源電圧依存性を有しているため、電源電圧VDDを変えた状態でテストをしなければならない場合も生じてくる。しかしながら、電源電圧VDDを容易に変更できない場合もある。例えば、バーンインテストに用いられるバーンインテスト装置の場合、チップに供給する電源電圧を制御することは通常はできない。
そこで、本実施の形態では、電源電圧VDDを変えなくても電圧生成回路10の出力を変えることができる技術が提供される。言い換えれば、電源電圧VDDを変えなくても“駆動電圧VWの電源電圧依存性”を再現することができる技術が提供される。
図3を参照して、駆動電圧VWの電源電圧依存性の測定を説明する。図3において、縦軸は電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWを表し、横軸は電圧生成回路10に供給される電源電圧VDDを表している。ここで、電源電圧VDDの動作保証範囲RNGは、VDDmin〜VDDmaxであるとする。電源電圧VDDmaxは、電源電圧VDDの上限値であり、上記所定の電源電圧VDD0よりも高い。一方、電源電圧VDDminは、電源電圧VDDの下限値であり、上記所定の電源電圧VDD0よりも低い。
電源電圧依存性の測定時、トリミングコードTCは、図2で決定された適正トリミングコードTC0に設定される。そして、電源電圧VDDを動作保証範囲RNG内で変化させながら、電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWが測定される。例えば、電源電圧VDDがVDDmaxである場合、電圧生成回路10によって、上記所定の駆動電圧VW0よりも高い駆動電圧VWmaxが生成される。また、電源電圧VDDがVDDminである場合、電圧生成回路10によって、上記所定の駆動電圧VW0よりも低い駆動電圧VWminが生成される。そして、それら駆動電圧VWmax、VWminが測定され、その測定値が所定の記憶装置に記憶される。
続いて、電源電圧VDDが所定の電源電圧VDD0と等しい場合に、駆動電圧VWが上記駆動電圧VWmax、VWminと等しくなるようなトリミングコードTCが決定される。つまり、電源電圧VDDが所定の電源電圧VDD0であっても駆動電圧VWmax、VWminを再現できるようなトリミングコードTCが決定される。図4を参照して、そのようなトリミングコードTCの決定方法を説明する。
図4において、縦軸は電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWを表し、横軸はトリミングコードTCを表している。電圧生成回路10に供給される電源電圧VDDは、所定の電源電圧VDD0に設定される。この時、図2の場合と同様に、電圧生成回路10から駆動電圧VWmaxあるいはVWminが出力されるようなトリミングコードTCを決定することができる。具体的には、図4に示されるように、電源電圧VDDがVDD0と等しい場合に駆動電圧VWがVWmaxと等しくなるようなトリミングコードTCmaxが決定される。そのトリミングコードTCmaxは、以下「第1テスト用トリミングコード」と参照される。また、電源電圧VDDがVDD0と等しい場合に駆動電圧VWがVWminと等しくなるようなトリミングコードTCminが決定される。そのトリミングコードTCminは、以下「第2テスト用トリミングコード」と参照される。
電源電圧VDDがVDD0と等しく、且つ、トリミングコードTCが第1テスト用トリミングコードTCmaxである場合、電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWは、所定の駆動電圧VW0より高い駆動電圧VWmaxとなる。また、電源電圧VDDがVDD0と等しく、且つ、トリミングコードTCが第2テスト用トリミングコードTCminである場合、電圧生成回路10から出力される駆動電圧VWは、所定の駆動電圧VW0より低い駆動電圧VWmaxとなる。このように、電源電圧VDDを増減させなくても、電圧生成回路10の出力を変えることが可能となる。すなわち、電源電圧VDDを変えなくても、駆動電圧VWの電源電圧依存性を再現することが可能となる。
テスト用トリミングコードTCmax、TCminは、上述の適正トリミングコードTC0とは異なる特殊なトリミングコードである。そして、テスト用トリミングコードTCmax、TCminは、不揮発性半導体メモリの特性テスト時にのみ使用され、通常時は使用されない。特性テスト時、テスト用トリミングコードTCmax、TCminを利用することによって、電源電圧VDDを変えなくても、駆動電圧VWの電源電圧依存性を再現することが可能となる。言い換えれば、電源電圧VDDの代わりにトリミングコードTCを変化させることによって、特性テスト時の駆動電圧VWを制御することが可能となる。
また、駆動電圧VWの電源電圧依存性はチップ毎に異なる。従って、テスト用トリミングコードTCmax、TCminは、チップ毎に決定される。決定されるテスト用トリミングコードTCmax、TCminは、チップ毎に異なっている可能性もある。そのようなテスト用トリミングコードTCmax、TCminを利用することによって、それぞれのチップにおいてそれぞれの電源電圧依存性を再現することができる。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、適正トリミングコードTC0とテスト用トリミングコードTCmax、TCminを含む複数のトリミングコードTCが用意される。それら複数のトリミングコードTCは、チップ毎に決定される。そして、それら複数のトリミングコードTCを用いることにより、電源電圧VDDを変えることなく駆動電圧VWを制御することが可能となる。
尚、上記例では3種類のトリミングコードTC0、TCmax、TCminが説明されたが、本発明はそれに限定されない。適正トリミングコードTC0の他に、任意の数のテスト用トリミングコードが用意されればよい。
3.不揮発性半導体メモリ及びその動作
3−1.構成
図5は、本実施の形態に係る不揮発性半導体メモリ1の構成例を示すブロック図である。不揮発性半導体メモリ1は、電圧生成回路10、メモリセルアレイ20、読み書き制御回路30、トリミングコード出力回路40、電源回路50、及び電源端子60を備えている。
メモリセルアレイ20は、アレイ状に配置された複数のメモリセル(図示されない)を有する。各メモリセルは不揮発性であり、浮遊ゲート等の電荷蓄積層を有する。データ書き込み/消去は、電荷蓄積層に電子を注入、あるいは、電荷蓄積層から電子を引き抜くことにより行われる。このメモリセルアレイ20によるメモリ領域は、ユーザー領域21とトリミングコード格納領域22を含んでいる。ユーザー領域21は、不揮発性半導体メモリ1のユーザーによって使用される。トリミングコード格納領域22は、トリミングコードTCが格納される専用メモリ領域であり、そのアドレスは予め決定されている。図5の例では、上述の複数のトリミングコードTC0、TCmax、TCminがトリミングコード格納領域22に格納されている。
読み書き制御回路30は、メモリセルアレイ20(メモリセル)に対するデータ読み出し及びデータ書き込みを制御する。具体的には、読み書き制御回路30は、対象メモリセルを指定するアドレス信号ADDを受け取り、そのアドレス信号ADDで指定される対象メモリセルにアクセスする。データ読み出しの場合、読み書き制御回路30は、対象メモリセルに記録されているデータを読み出し、読み出しデータDRを外部に出力する。データ書き込み(データ消去を含む)の場合、外部から書き込みデータDWを受け取り、その書き込みデータDWを対象メモリセルに書き込む。データ読み書き用の駆動電圧VWは、上述の電圧生成回路10によって生成される。読み書き制御回路30は、生成された駆動電圧VWをメモリセルアレイ20に印加することにより、データ読み書きを行う。
また、読み書き制御回路30は、メモリセルアレイ20のトリミングコード格納領域22に格納されているトリミングコードTCを読み出すことができる。各トリミングコードTCのアドレスは予め決定されている。そのアドレスを示すアドレス情報は、外部から与えられてもよいし、読み書き制御回路30内に設けられた不揮発性メモリやROMに予め記録されていてもよい。読み書き制御回路30は、複数のトリミングコードTC0、TCmax、TCminのうち状況に応じたものを読み出す。そして、読み書き制御回路30は、読み出されたトリミングコードTCを、トリミングコード出力回路40に出力する。
トリミングコード出力回路40は、読み書き制御回路30からトリミングコードTCを受け取り、そのトリミングコードTCを電圧生成回路10に出力する。例えば、トリミングコード出力回路40は、コードラッチ回路41を有している。コードラッチ回路41は、トリミングコードTCをラッチし、そのトリミングコードTCを電圧生成回路10に出力する。本実施の形態では、3種類のトリミングコードTC0、TCmax、TCminが用意されているため、トリミングコード出力回路40は、状況に応じて、それらトリミングコードTC0、TCmax、TCminのうちいずれか1つを電圧生成回路10に出力することになる。
電源回路50は、不揮発性半導体メモリ1の動作に必要な電圧を生成し、各回路に必要な電圧を供給する。特に、電源回路50は、図1で示された電圧生成回路10を含んでいる。上述の通り、電圧生成回路10は、電源電圧VDD及びトリミングコードTCに依存して変化する駆動電圧VWを生成する。電源電圧VDDは、外部から電源端子60を通して供給される。トリミングコードTCは、トリミングコード出力回路40から与えられる。そして、電圧生成回路10は、生成した駆動電圧VWを読み書き制御回路30に供給する。
3−2.テスト方法
次に、本実施の形態に係る不揮発性半導体メモリ1のテスト方法を説明する。図6は、そのテスト方法を示すフローチャートである。
ステップS1:
図2〜図4で説明された方法に従って、複数のトリミングコードTC0、TCmax、TCminが予め決定される。決定されたトリミングコードTC0、TCmax、TCminは、メモリセルアレイ20のトリミングコード格納領域22に格納される。
ステップS100:
続いて、不揮発性半導体メモリ1の特性テストが実施される。本実施の形態では、例えば、バーンインテスト装置を用いることにより特性テストが実施される。その場合、複数の不揮発性半導体メモリ1(チップ)に対して同時に特性テストを実施することができ、テストコストの削減の観点から好適である。
ステップS110:
図7に示されるように、複数の不揮発性半導体メモリ(チップ)1a〜1cが、バーンインテスト装置100に格納(セット)される。バーンインテスト装置100の制御装置110は、テストを制御するための装置であり、テスト対象に対して電源電圧VDDやテスト制御信号TESTを供給することができる。但し、バーンインテスト装置100は、テスト対象に供給する電源電圧VDDを変えることはできない。
ステップS120:
バーンインテスト装置100の制御装置110は、テスト対象の各不揮発性半導体メモリ1に電源電圧VDDを供給する。本実施の形態では、バーンインテスト装置100から各不揮発性半導体メモリ1へ、上述の所定の電源電圧VDD0が供給される。各不揮発性半導体メモリ1の電圧生成回路10には、電源端子60を通して所定の電源電圧VDD0が供給される。
ステップS130:
また、バーンインテスト装置100の制御装置110は、テスト内容に応じたテスト制御信号TESTを、各不揮発性半導体メモリ1に供給する。各不揮発性半導体メモリ1の読み書き制御回路30は、テスト制御信号TESTに応答して、メモリセルアレイ20からテスト内容に応じたトリミングコードTCを読み出す。例えば、ライトディスターブテストの場合、強いストレスを印加するために、第1テスト用トリミングコードTCmaxが読み出される。また、書き込み・消去特性テストのために、第2テスト用トリミングコードTCminが読み出されてもよい。それは、書き込み・消去特性テストの場合は、高い駆動電圧VWを印加すると緩いテストになってしまうからである。更に、場合によっては、適正トリミングコードTC0が読み出されてもよい。読み書き制御回路30は、読み出されたテスト用トリミングコードをトリミングコード出力回路40に出力する。
トリミングコード出力回路40のコードラッチ回路41は、読み出されたテスト用トリミングコードをラッチし、且つ、そのテスト用トリミングコードを電圧生成回路10に出力する。電圧生成回路10は、トリミングコード出力回路40から出力されるテスト用トリミングコードに従って、駆動電圧VWを生成する。今、電源電圧VDDは所定の電源電圧VDD0である。従って、トリミングコードTCが第1テスト用トリミングコードTCmaxである場合、電圧生成回路10は、所定の駆動電圧VW0より高い駆動電圧VWmaxを生成する。また、トリミングコードTCが第2テスト用トリミングコードTCminである場合、電圧生成回路10は、所定の駆動電圧VW0より低い駆動電圧VWminを生成する。
ステップS140:
各不揮発性半導体メモリ1の読み書き制御回路30は、電圧生成回路10によって生成された駆動電圧VWをメモリセルアレイ20(メモリセル)に印加する。例えば、トリミングコードTCが第1テスト用トリミングコードTCmaxである場合、所定の駆動電圧VW0より高い駆動電圧VWmaxが印加される。また、トリミングコードTCが第2テスト用トリミングコードTCminである場合、所定の駆動電圧VW0より低い駆動電圧VWminが印加される。このようにして、各不揮発性半導体メモリ1のライトディスターブテストや書き込み・消去特性テストを実施することが可能となる。
以上に説明されたように、テスト内容に応じたテスト用トリミングコードを用いることにより、チップ毎に適切な駆動電圧VWを印加することが可能となる。すなわち、テスト内容に応じて、駆動電圧VWをチップ毎に適切に制御することが可能となる。このとき、駆動電圧VWを制御するために電源電圧VDDを変える必要はない。それは、テスト用トリミングコードを利用することにより、駆動電圧VWの電源電圧依存性を再現することができるからである。電源電圧VDDを変える必要がないため、チップへの供給電圧が固定されたバーンインテスト装置100を用いて特性テストを実施することも可能になる。その場合、多数のチップに関する特性テストを一括して実施することができ、テストコストを削減することが可能となる。
3−3.ユーザー使用時
製品出荷後のユーザー使用時には、常に、適正トリミングコードTC0が用いられる。例えば、不揮発性半導体メモリ1の起動時、読み書き制御回路30は、ブート信号BOOTに応答して、メモリセルアレイ20のトリミングコード格納領域22から適正トリミングコードTC0を読み出す。そして、読み書き制御回路30は、読み出された適正トリミングコードTC0をトリミングコード出力回路40に出力する。トリミングコード出力回路40のコードラッチ回路41は、読み出された適正トリミングコードTC0をラッチし、且つ、その適正トリミングコードTC0を電圧生成回路10に出力する。電圧生成回路10は、その適正トリミングコードTC0に従って駆動電圧VWを生成する。読み書き制御回路30は、生成された駆動電圧VWを用いてデータ読み書きを行う。
4.変形例
図8は、本実施の形態に係る不揮発性半導体メモリ1の変形例を示している。変形例では、メモリセルアレイ20のトリミングコード格納領域22には、適正トリミングコードTC0のみが格納される。その一方、図5で示された構成と比較して、ビット演算回路70が追加されている。このビット演算回路70は、ビット演算(コードアップ/コードダウン)により、適正トリミングコードTC0をテスト用トリミングコードTCmaxあるいはTCminに変換する。ビット演算回路70は、例えばシフトレジスタにより実現される。
不揮発性半導体メモリ1のテスト時、読み書き制御回路30は、テスト制御信号TESTに応答して、メモリセルアレイ20から適正トリミングコードTC0を読み出す。そして、読み書き制御回路30は、読み出された適正トリミングコードTC0をビット演算回路70に出力する。また、読み書き制御回路30は、テスト制御信号TESTで示されるテスト内容に応じた演算制御信号OPEを、ビット演算回路70に出力する。
ビット演算回路70は、読み出された適正トリミングコードTC0と演算制御信号OPEを受け取る。そして、ビット演算回路70は、ビット演算により、受け取った適正トリミングコードTC0をテスト用トリミングコード(TCmaxあるいはTCmin)に変換する。ビット演算(コードアップ/コードダウン)の内容は、テスト内容に基づいて決定されており、演算制御信号OPにより指定される。従って、ビット演算回路70は、演算制御信号OPに従って、適正トリミングコードTC0からテスト内容に応じたテスト用トリミングコードを生成することができる。そして、ビット演算回路70は、得られたテスト用トリミングコードをトリミングコード出力回路40に出力する。
トリミングコード出力回路40のコードラッチ回路41は、ビット演算回路70から出力されるテスト用トリミングコードをラッチし、且つ、そのテスト用トリミングコードを電圧生成回路10に出力する。電圧生成回路10は、トリミングコード出力回路40から出力されるテスト用トリミングコードに従って、駆動電圧VWを生成する。その他は、既出の実施の形態と同じである。
製品出荷後のユーザー使用時には、読み書き制御回路30は、ブート信号BOOTに応答して、メモリセルアレイ20から適正トリミングコードTC0を読み出す。そして、読み書き制御回路30は、読み出された適正トリミングコードTC0をトリミングコード出力回路40に出力する。トリミングコード出力回路40のコードラッチ回路41は、読み出された適正トリミングコードTC0をラッチし、且つ、その適正トリミングコードTC0を電圧生成回路10に出力する。電圧生成回路10は、その適正トリミングコードTC0に従って駆動電圧VWを生成する。
5.効果
本実施の形態によれば、複数のトリミングコードTCが用意される。具体的には、適正トリミングコードTC0に加えて、テスト用トリミングコード(TCmax、TCmin)が用意される。不揮発性半導体メモリ1の特性テスト時には、そのテスト用トリミングコードを用いることによって、電源電圧VDDを変えることなく駆動電圧VWを制御することが可能である。すなわち、電源電圧VDDを変えなくても、駆動電圧VWの電源電圧依存性を再現することが可能である。
本実施の形態の1つの利点は、図1で示されたような一般的な電圧生成回路10が使用される場合であっても、上記効果を得ることができることにある。それは、特性テスト時の駆動電圧VWの制御に、トリミングコードTCが用いられるからである。一般的に、トリミングコードTCとしては適正トリミングコードTC0だけが用意される。しかしながら、本実施の形態では、適正トリミングコードTC0に加えて、テスト用トリミングコード(TCmax、TCmin)が用意される。従って、トリミングコードTCを適宜切り換えるだけで、特性テストに必要な適切な駆動電圧VWを実現することができる。ユーザー使用時と特性テスト時とで駆動電圧VWを切り換えるためのスイッチ回路やスイッチ制御信号を、電圧生成回路10に追加する必要はない。駆動電圧VWを生成する電圧生成回路10としては、図1で示されたような一般的なものを使用できる。このことは、コストの観点から好適である。
また、駆動電圧VWの電源電圧依存性はチップ毎に異なる。本実施の形態によれば、テスト用トリミングコード(TCmax、TCmin)は、その電源電圧依存性を考慮して、チップ毎に最適に決定される。決定されるテスト用トリミングコードは、チップ毎に異なっている可能性もある。そのようなテスト用トリミングコードを利用することによって、それぞれのチップにおいてそれぞれの電源電圧依存性を再現することができる。すなわち、特性テスト時に、チップ毎に適切な駆動電圧VWを印加することが可能となる。
例として、ライトディスターブテストを考える。ライトディスターブテストでは、各セルのライトディスターブ耐性を調べるために、強いストレスが各セルに印加される。そのような強いストレスがマージンを超える過剰なものであった場合、チップは不良と判定される。場合によっては、不良チップ判定が多発し、歩留まりが低下してしまう。本実施の形態では、テスト用トリミングコードを利用することによって、チップ毎に適切な駆動電圧VWを印加することが可能である。よって、各チップにおいて過剰なストレスが印加されることが防止される。結果として、不良チップ判定が抑制され、歩留まりの低下が防止される。
書き込み・消去特性についても同様の考え方が適用できる。即ち、弱いストレスが印加された状態で書き込み・消去を行った場合、所望の時間よりも長い書き込み・消去時間が必要となり、チップは不良と判定されてしまうことになり、歩留まりが低下してしまう。これも本実施の形態では、テスト用トリミングコードを利用することによって、チップ毎に適切な駆動電圧VWを印加することが可能となり、不良チップ判定を抑制し歩留の低下を防止できる。
また、本実施の形態によれば、チップへの供給電圧が固定されたバーンインテスト装置100を用いて、特性テストを実施することも可能である。それは、特性テストに必要な適切な駆動電圧VWを得るために、電源電圧VDDを変える必要がないからである。バーンインテスト装置100を利用することができるため、多数のチップに関する特性テストを一括して実施することができる。結果として、テストコストが削減される。
また、本実施の形態は、LSIテスタを使用した特性テストにも適用可能である。例えば、JTAG(Joint Test Action Group)インターフェースを利用してLSIテスタからテストコードをチップ内蔵の揮発性メモリに転送し、そのテストコードに従ってBIST(Built-in Self Test)を行う方法が知られている。テスト毎に電源電圧VDDを変更しなくてはならない場合、従来は、電源サージ対策として、そのたびに電源を一度遮断する必要があった。従って、電源遮断/復帰のたびに再度テストコードを転送する必要が生じていた。しかしながら、本実施の形態によれば、そのような場合でも電源電圧VDDを変更する必要がない。それは、電源電圧VDDを変えなくても、チップ内部では電源電圧VDDを変えた場合と同じ駆動電圧VWが実現されるからである。従って、テスト毎に電源を遮断する必要はなく、また、そのたびにテストコードを再転送する必要もなくなる。従って、テスト効率が向上する。
以上、本発明の実施の形態が添付の図面を参照することにより説明された。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。
図1は、本発明の実施の形態に係る電圧生成回路の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態におけるトリミングコードの決定方法を示す概念図である。 図3は、本発明の実施の形態におけるトリミングコードの決定方法を示す概念図である。 図4は、本発明の実施の形態におけるトリミングコードの決定方法を示す概念図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体メモリの構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体メモリのテスト方法を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体メモリのテスト方法を示す概念図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体メモリの変形例を示すブロック図である。
符号の説明
1 不揮発性半導体メモリ
10 電圧生成回路
11 クロック生成回路
12 チャージポンプ
13 帰還抵抗
14 抵抗
15 可変抵抗
16 比較回路
20 メモリセルアレイ
21 ユーザー領域
22 トリミングコード格納領域
30 読み書き制御回路
40 トリミングコード出力回路
41 コードラッチ回路
50 電源回路
60 電源端子
70 ビット演算回路
100 バーンインテスト装置
VDD 電源電圧
VW 駆動電圧
TC トリミングコード
TC0 適正トリミングコード
TCmax 第1テスト用トリミングコード
TCmin 第2テスト用トリミングコード
TEST テスト制御信号

Claims (10)

  1. 不揮発性メモリアレイと、
    電源電圧及びトリミングコードに依存して変化する駆動電圧を生成する電圧生成回路と、
    前記生成された駆動電圧を前記不揮発性メモリアレイに印加する制御回路と、
    複数のトリミングコードのうちいずれか1つを前記電圧生成回路に出力するトリミングコード出力回路と
    を備え、
    前記複数のトリミングコードは、
    所望の駆動電圧を生成するための適正トリミングコードと、
    前記適正トリミングコードと異なっており、且つ、テスト時にのみ用いられるテスト用トリミングコードと
    を含み、
    前記テスト時、前記トリミングコード出力回路は前記テスト用トリミングコードを前記電圧生成回路に出力し、前記電圧生成回路は前記テスト用トリミングコードに従って前記駆動電圧を生成し、
    前記テスト以外の場合、前記トリミングコード出力回路は前記適正トリミングコードを前記電圧生成回路に出力し、前記電圧生成回路は前記適正トリミングコードに従って前記駆動電圧を生成する
    不揮発性半導体メモリ。
  2. 請求項1に記載の不揮発性半導体メモリであって、
    前記電源電圧が所定の電源電圧と等しく、且つ、前記トリミングコードが前記適正トリミングコードである場合、前記駆動電圧は所定の駆動電圧であり、
    前記電源電圧が前記所定の電源電圧と異なる第1電源電圧であり、且つ、前記トリミングコードが前記適正トリミングコードである場合、前記駆動電圧は、前記所定の駆動電圧と異なる第1駆動電圧であり、
    前記電源電圧が前記所定の電源電圧と等しく、且つ、前記トリミングコードが前記テスト用トリミングコードである場合、前記駆動電圧は前記第1駆動電圧である
    不揮発性半導体メモリ。
  3. 請求項2に記載の不揮発性半導体メモリであって、
    前記テスト時、前記電圧生成回路には前記所定の電源電圧が供給され、前記電圧生成回路は、前記テスト用トリミングコード及び前記所定の電源電圧に基づいて前記第1駆動電圧を生成する
    不揮発性半導体メモリ。
  4. 請求項3に記載の不揮発性半導体メモリであって、
    前記テスト時、前記不揮発性半導体メモリはバーンインテスト装置に格納され、前記バーンインテスト装置から前記電圧生成回路に前記所定の電源電圧が供給される
    不揮発性半導体メモリ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体メモリであって、
    前記複数のトリミングコードは、前記不揮発性メモリアレイに格納されており、
    前記テスト時、前記トリミングコード出力回路は、前記不揮発性メモリアレイから読み出される前記テスト用トリミングコードを前記電圧生成回路に出力し、
    前記テスト以外の場合、前記トリミングコード出力回路は、前記不揮発性メモリアレイから読み出される前記適正トリミングコードを前記電圧生成回路に出力する
    不揮発性半導体メモリ。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体メモリであって、
    更に、前記適正トリミングコードを前記テスト用トリミングコードに変換する演算回路を備え、
    前記適正トリミングコードは、前記不揮発性メモリアレイに格納されており、
    前記テスト時、前記演算回路は、前記不揮発性メモリアレイから読み出される前記適正トリミングコードを前記テスト用トリミングコードに変換し、前記トリミングコード出力回路は、前記演算回路から出力される前記テスト用トリミングコードを前記電圧生成回路に出力し、
    前記テスト以外の場合、前記トリミングコード出力回路は、前記不揮発性メモリアレイから読み出される前記適正トリミングコードを前記電圧生成回路に出力する
    不揮発性半導体メモリ。
  7. 不揮発性半導体メモリのテスト方法であって、
    前記不揮発性半導体メモリは、電源電圧及びトリミングコードに依存して変化する駆動電圧を内部で生成し、
    前記テスト方法は、
    複数のトリミングコードを決定するステップと、
    ここで、前記複数のトリミングコードは、
    所望の駆動電圧を生成するための適正トリミングコードと、
    前記適正トリミングコードと異なっており、且つ、テスト時にのみ用いられるテスト用トリミングコードと
    を含み、
    前記複数のトリミングコードのうち前記テスト用トリミングコードに従って前記駆動電圧を生成するステップと、
    前記生成された駆動電圧を前記不揮発性半導体メモリの不揮発性メモリアレイに印加するステップと
    を含む
    テスト方法。
  8. 請求項7に記載のテスト方法であって、
    前記複数のトリミングコードを決定するステップは、
    前記電源電圧が所定の電源電圧と等しい場合に、前記駆動電圧が所定の駆動電圧と等しくなるように、前記適正トリミングコードを決定するステップと、
    前記トリミングコードが前記決定された適正トリミングコードであり、且つ、前記電源電圧が前記所定の電源電圧と異なる第1電源電圧である場合に生成される前記駆動電圧を、第1駆動電圧として測定するステップと、
    前記電源電圧が前記所定の電源電圧と等しい場合に、前記駆動電圧が前記測定された第1駆動電圧と等しくなるように、前記テスト用トリミングコードを決定するステップと
    を含む
    テスト方法。
  9. 請求項8に記載のテスト方法であって、
    バーンインテスト装置を用いて前記不揮発性半導体メモリの特性テストを実施するステップを更に含み、
    前記特性テストを実施するステップは、
    前記バーンインテスト装置から前記不揮発性半導体メモリに前記所定の電源電圧を供給するステップと、
    前記駆動電圧を生成するステップと、
    前記生成された駆動電圧を印加するステップと
    を含み、
    前記駆動電圧を生成するステップは、前記テスト用トリミングコード及び前記所定の電源電圧に基づいて前記第1駆動電圧を生成するステップを含む
    テスト方法。
  10. 請求項9に記載のテスト方法であって、
    前記特性テストは、複数の不揮発性半導体メモリに対して同時に実施される
    テスト方法。
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