JP2010134386A - 廃棄トナー回収装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄トナー送り出し部材が早い段階でロックしにくく、廃棄トナーを廃棄トナー容器に順次効率良く収容できる廃棄トナー回収装置を提供すること。
【解決手段】廃棄トナー導入口と、廃棄トナー導入口から導入された廃棄トナーが貯留される容器本体351とを有する廃棄トナー容器350と、廃棄トナー容器350に収容された廃棄トナーの量が所定量以上であるか否かを検出する廃棄トナー量検出手段390と、容器本体351の内部に配置され、機軸363a及び機軸363aから立設する羽根部363bを有し且つ機軸363aを中心とする回転に伴って廃棄トナーを機軸363aが延びる方向に送り出す廃棄トナー送り出し部材363と、廃棄トナー送り出し部材363を回転させる送り出し部材駆動機構330と、を備え、羽根部363bは、機軸363aにおける送り出し部材駆動機構330とは反対側の端部の近傍には、設けられていない。
【選択図】図7

Description

本発明は、廃棄トナーを回収する廃棄トナー回収装置及び廃棄トナー回収装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、例えば、像担持体である感光体ドラムと転写部材である転写ローラとを、接触又は近接させて転写ニップを形成し、この転写ニップに用紙を挿通して、感光体ドラムの表面に形成されたトナー画像を用紙に転写させる転写方式(直接転写方式)が広く用いられている。このような直接転写方式では、トナー画像を用紙に転写させた後に、微量のトナーが用紙に転写されずに感光体ドラムの表面に残留してしまうことがある。このようなトナーを「残留トナー」という。感光体ドラムの表面における残留トナーは、次の新たな画像形成の障害となるので、クリーニング部によるクリーニングが必要となる。
また、感光体ドラムの表面に形成されたトナー画像を、中間転写ベルト等の中間転写体に一次転写し、その後、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を用紙に二次転写する転写方式(間接転写方式)も用いられている。このような間接転写方式では、感光体ドラムの表面のみならず、中間転写体の表面にも微量のトナーが用紙に転写されずに残留してしまうことがある。中間転写体の表面における残留トナーも、クリーニング部によるクリーニングが必要となる。
クリーニング部に回収されたトナーは、廃棄トナーとして、スクリュー等の搬送部材により搬送管の中を搬送され、廃棄トナー回収装置によって回収される。廃棄トナー回収装置は、廃棄トナーを収容する廃棄トナー容器を備えており、廃棄トナーは、廃棄トナー容器に収容される。廃棄トナー回収装置においては、廃棄トナー容器が満杯になった場合に、廃棄トナー容器を交換するために、廃棄トナー容器が満杯になったことを検出することが望まれる。廃棄トナー容器が満杯になったことを検出する技術は、例えば、下記特許文献1に開示されている。
また、廃棄トナー容器においては、廃棄トナーの収容量を大きくすることが望まれているが、画像形成装置本体の内部における配置上の制約などによって、容器本体は、水平方向に延びる形状となることがある。その場合、自由落下した廃棄トナーは、容器本体の奥まで到達しないため、廃棄トナーを容器本体の奥に送り出すための廃棄トナー送り出し部材(例えば、スクリュー)を容器本体の内部に設けることがある。廃棄トナー送り出し部材は、機軸及び機軸から立設する羽根部を有し、機軸を中心とする回転に伴って廃棄トナーを機軸が延びる方向に送り出すことができる。
特開2007−187815号公報
しかし、廃棄トナー送り出し部材の構成に工夫を施さない場合、廃棄トナー送り出し部材が早い段階でロックし、廃棄トナーを廃棄トナー容器に順次効率良く収容できないことがある。例えば、廃棄トナーが廃棄トナー容器の奥に送り出されると、廃棄トナー容器の手前側には十分な空間が残っているにも拘わらず、廃棄トナー容器の奥において、廃棄トナー容器の奥に貯留された廃棄トナーによって廃棄トナー送り出し部材の回転が阻害され、廃棄トナー送り出し部材がロックしやすい。その結果、廃棄トナーを廃棄トナー容器に順次効率良く収容できないことがある。
従って、本発明は、容器本体を有する廃棄トナー容器と、廃棄トナー容器に収容された廃棄トナーの量が所定量以上であるか否かを検出する廃棄トナー量検出手段と、容器本体の内部に配置され廃棄トナーを機軸が延びる方向に送り出す廃棄トナー送り出し部材とを備えた廃棄トナー回収装置において、廃棄トナー送り出し部材が早い段階でロックしにくく、廃棄トナーを廃棄トナー容器に順次効率良く収容することができる廃棄トナー回収装置、及び該廃棄トナー回収装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、廃棄トナーが導入される廃棄トナー導入口と、該廃棄トナー導入口から導入された廃棄トナーが貯留される容器本体とを有する廃棄トナー容器と、前記廃棄トナー容器に収容された廃棄トナーの量が所定量以上であるか否かを検出する廃棄トナー量検出手段と、前記容器本体の内部に配置され、機軸及び該機軸から立設する羽根部を有し且つ該機軸を中心とする回転に伴って廃棄トナーを該機軸が延びる方向に送り出す廃棄トナー送り出し部材と、前記廃棄トナー送り出し部材を回転させる送り出し部材駆動機構と、を備え、前記羽根部は、前記機軸における前記送り出し部材駆動機構とは反対側の端部の近傍には、設けられていない廃棄トナー回収装置に関する。
また、前記廃棄トナー送り出し部材と前記送り出し部材駆動機構とは、トルクリミッタを介して連結されることが好ましい。
また、前記廃棄トナー送り出し部材の前記機軸が延びる方向と、前記トルクリミッタの回転軸が延びる方向とは一致していることが好ましい。
また、前記トルクリミッタの外周面よりも高い滑り摩擦係数を有する素材からなり且つ該トルクリミッタの外周面を被覆するリミッタ被覆部材を備えることが好ましい。
また、前記廃棄トナー容器が画像形成装置の装置本体に装着された状態において、前記機軸は、水平方向に延びていることが好ましい。
また、本発明は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、前記転写部により前記被転写材に転写されたトナー画像を該被転写材に定着させる定着部と、前記像担持体及び/又は転写部に残留した残留トナーを除去するクリーニング部と、前記廃棄トナー回収装置と、を備え、前記廃棄トナー回収装置は、前記クリーニング部により除去された残留トナーを廃棄トナーとして回収する画像形成装置に関する。
本発明によれば、容器本体を有する廃棄トナー容器と、廃棄トナー容器に収容された廃棄トナーの量が所定量以上であるか否かを検出する廃棄トナー量検出手段と、容器本体の内部に配置され廃棄トナーを機軸が延びる方向に送り出す廃棄トナー送り出し部材とを備えた廃棄トナー回収装置において、廃棄トナー送り出し部材が早い段階でロックしにくく、廃棄トナーを廃棄トナー容器に順次効率良く収容することができる廃棄トナー回収装置、及び該廃棄トナー回収装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1から図3により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、カバー部120が閉状態となっているコピー機1の斜視図である。図2は、コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。図3は、カバー部120が開状態となっているコピー機1の斜視図である。
図1から図3に示すように、画像形成装置としてのコピー機1は、コピー機1における上方側に配置される画像読取装置200と、コピー機1における下方側に配置され画像読取装置200からの画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tにトナー画像を形成する装置本体Mと、を備える。
画像読取装置200について説明する。
図2に示すように、画像読取装置200は、蓋部70と、原稿Gの画像を読み込む読取部201と、を備える。
蓋部70は、読取部201に対して不図示の連結部により開閉可能に連結される。蓋部70は、後述する読取面202Aを保護する機能を有する。
読取部201は、読取面202Aと、内部空間204に配置される光源としてのランプ240と、複数のミラー221、222及び223と、読取面202Aと平行な方向に移動する第1枠体211及び第2枠体212と、結像レンズ230と、読取手段としてのCCD235と、CCD235により読み取られた画像データに対して所定の処理をすると共に該画像データを装置本体M側に出力させるCCD基板236と、を備える。
読取面202Aは、原稿Gが載置されるコンタクトガラス202の垂直方向上面に沿って形成される。
上述のランプ240及びミラー221は、第1枠体211に収容される。また、ミラー222及び223は、第2枠体212に収容される。
読取部201の内部空間204において、複数のミラー221、222及び223は、原稿Gからの光を結像レンズ230に入光させるための光路Hを形成する。また、第1枠体211が副走査方向Xに一定速度Aで移動すると共に、第2枠体212が副走査方向Xに一定速度A/2で移動するため、画像読み取り動作時においても、光路Hの長さは一定に維持される。これにより、読取面202Aに載置された原稿Gの画像が読み取られる。
装置本体Mについて説明する。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
図1及び図3に示すように、装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体100により構成される。ケース体100は、ケース本体110と、カバー部120とを有する。ケース本体110は、装置本体Mの略全体を覆っている。
カバー部120は、ケース体100の前面側に設けられている。カバー部120は、ケース体100に対して水平方向に回動可能となっている。カバー部120の回動によってケース本体110の内部の前面部分が露出する。これにより、ユーザは、後述するトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dの交換、廃棄トナー容器350の交換、用紙詰まり(JAM)の回復、メンテナンス等をケース本体110の前面から行うことができる。
図2に示すように、画像形成部は、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2a、2b、2c、2dと、帯電部10a、10b、10c、10dと、露光ユニットとしてのレーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dと、現像器16a、16b、16c、16dと、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dと、トナー供給部6a、6b、6c、6dと、ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dと、除電器12a、12b、12c、12dと、中間転写ベルト7と、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dと、2次転写ローラ8と、対抗ローラ18と、定着部9と、を備える。
図2に示すように、給排紙部は、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラ対80と、第1排紙部50aと、第2排紙部50bとを備える。なお、搬送路Lは、後述するように、第1搬送路L1と、第2搬送路L2と、第3搬送路L3と、手差し搬送路Laと、戻り搬送路Lbと、後処理搬送路Lcとの集合体である。
以下、画像形成部及び給排紙部の各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部について説明する。
画像形成部においては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラ37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部においては、中間転写ベルト7、2次転写ローラ8及び対抗ローラ18による2次転写、並びに定着部9による定着が行われる。
感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、中間転写ベルト7の進行方向に対して直交する方向に延びる機軸を中心に矢印の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10a、10b、10c、10dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。帯電部10a、10b、10c、10dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dは、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面から離間して配置される。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、読取部201により読み込まれた画像に関する画像情報に基づいて感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれにより走査露光されることで、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に静電潜像が形成される。
現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dにそれぞれ対応して設けられ、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向して配置される。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに形成された静電潜像に各色のトナーを付着させて、カラーのトナー画像を現像する(感光体ドラムの表面にトナー画像を形成する)。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応する。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向配置可能な現像ローラ、トナー攪拌用の攪拌ローラ等を有して構成される。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対応して設けられており、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、イエローのトナー、シアンのトナー、マゼンタのトナー、ブラックのトナーを収容する。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、カバー部120が回動移動されることで外部に露出されるように配置される。言い換えると、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれを交換する場合、カバー部120はトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれが交換可能な程度に外部に露出されるように、水平方向外側に移動される(図3参照)。
トナー供給部6a、6b、6c、6dそれぞれは、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5d及び現像器16a、16b、16c、16dにそれぞれ対応して設けられており、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれに収容された各色のトナーを、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給する。
中間転写ベルト7には、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに現像された各色のトナー画像が順次転写される。中間転写ベルト7は、従動ローラ35、駆動ローラからなる対抗ローラ18、テンションローラ36等に掛け渡される。テンションローラ36が中間転写ベルト7を内側から外側に付勢するため、中間転写ベルト7には所定の張力が与えられる。
中間転写ベルト7を挟んで感光体ドラム2a、2b、2c、2dと反対の側には、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれが対向して配置される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれと、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれとの間で、中間転写ベルト7における所定部分が挟み込まれる。この挟み込まれた所定部分は、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面に押し当てられる。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれと1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれとの間で、それぞれ1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dが形成される。1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dそれぞれにおいて、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像が中間転写ベルト7に順次転写される。これにより、中間転写ベルト7には、フルカラーのトナー画像が形成される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれには、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像を中間転写ベルト7に転写させるための1次転写バイアスが印加される。
除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に光を照射することにより、1次転写が行われた後の感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を除電する(電荷を除去する)。
ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に残存したトナーや付着物を除去すると共に、除去されたトナーを所定の回収機構へ搬送させて、回収させる。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。2次転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、中間転写ベルト7に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための2次転写バイアスが印加される。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に対して接離される。具体的には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に当接される当接位置と中間転写ベルト7から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7の表面に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
中間転写ベルト7における2次転写ローラ8に対向する側には、対抗ローラ18が配置される。中間転写ベルト7における所定部分は、2次転写ローラ8と対抗ローラ18とによって挟み込まれる。そして、用紙Tは中間転写ベルト7の外面(トナー画像が1次転写された面)に押し当てられる。2次転写ローラ8と対抗ローラ18との間で2次転写ニップN2が形成される。2次転写ニップN2において、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像が用紙Tに2次転写される。
定着部9は、用紙Tに2次転写されたトナー画像を構成する各色トナーを溶融して用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が2次転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部について説明する。
図2に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する2個の給紙カセット52が上下に配列されて配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図2において左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63からなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側面(図2において右側)には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、給紙カセット52にセットされる用紙Tとは異なる大きさや種類の用紙Tを装置本体Mに供給することを主目的として設けられる。手差し給紙部64は、閉状態において装置本体Mの一部を構成する手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その下端が給紙コロ66の近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。開状態の手差しトレイ65には、用紙Tが載置される。手差し給紙部64は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを手差し搬送路Laに給紙する。
装置本体Mにおける上方側には、第1排紙部50a及び第2排紙部50bが設けられる。第1排紙部50a及び第2排紙部50bは、用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。第1排紙部50a及び第2排紙部50bの詳細については後述する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、カセット給紙部51から2次転写ローラ8までの第1搬送路L1と、2次転写ローラ8から定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から第1排紙部50aまでの第3搬送路L3と、手差し給紙部64から供給される用紙を第1搬送路L1に合流させる手差し搬送路Laと、第3搬送路L3を上流側から下流側へ搬送する用紙を表裏反転させて第1搬送路L1に戻す戻り搬送路Lbと、第3搬送路L3を上流側から下流側へ搬送する用紙を後処理装置(図示せず)に搬送する後処理搬送路Lcとを備える。
また、第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と2次転写ローラ8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正やトナー画像とのタイミングを合わせるためのレジストローラ対80が配置される。センサは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラ対80の直前(上流側)に配置される。レジストローラ対80は、センサからの検出信情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙Tを搬送する。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第1搬送路L1に戻して、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、感光体ドラム2により非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
第3搬送路L3における端部には、第1排紙部50aが形成される。第1排紙部50aは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第1排紙部50aは、装置本体Mの右側面側(図2において右側、手差し給紙部64側)に向けて開口している。第1排紙部50aは、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第1排紙部50aにおける開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定のトナー画像が転写され第1排紙部50aから排紙された用紙Tが積層して集積される。
後処理搬送路Lcにおける端部には、第2排紙部50bが形成される。第2排紙部50bは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第2排紙部50bは、装置本体Mの左側面側(図2において左側、後処理装置が連結される側)に向けて開口している。第2排紙部50bは、後処理搬送路Lcを搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
次に、主搬送路L1〜L3(第1搬送路L1、第2搬送路L2及び第3搬送路L3を合わせて以下「主搬送路」ともいう)及び戻り搬送路Lbにおける紙詰まり(JAM)を解消するための構造について簡単に説明する。
図2に示すように、装置本体Mの左側面側(図2において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図2において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図2に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
カバー体40は、支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第1のカバー部41と、同じ支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第2のカバー部42とから構成されている。第1のカバー部41は、第2のカバー部42よりも装置本体Mの外側(側面側)に位置する。なお、図2において、左下がりの破線でハッチングされた部分が第1のカバー部41であり、右下がりの破線でハッチングされた部分が第2のカバー部42である。
カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41は、その外面側が装置本体Mの外面(側面)の一部を形成している。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
本実施形態のコピー機1は、このような構成のカバー体40を備えることにより、主搬送路L1〜L3で紙詰まり(JAM)が発生した際には、カバー体40を図2に示す閉位置から、開位置(図示せず)に回動して主搬送路L1〜L3を開放することにより、主搬送路L1〜L3に詰まった用紙を処理することができる。一方、戻り搬送路Lbで紙詰まりが発生した際には、カバー体40を開位置に回動した後、支点軸43を中心に第2のカバー部42を装置本体M側(図2において右側)に回動させて戻り搬送路Lbを開放することにより、戻り搬送路Lbに詰まった用紙を処理することができる。
上述したカバー部120は、給紙カセット52と排紙集積部M1との間に配置されるようケース本体110に取り付けられる。カバー部120は、図1に示す閉状態と、図3に示す開状態とに開閉可能に構成される。カバー部120が開状態において、ケース本体110に形成された開口が露出され(図3参照)、カバー部120が閉状態において、ケース本体110に形成された開口が覆われる(図1参照)。カバー部120は、図3に示す開状態からケース本体110の前面に向かって回動移動される(閉じられる)ことにより、ケース本体110の前面に形成された開口を覆う閉状態となる。図3に示すように、カバー部120が開状態において、ケース本体110の開口から複数のトナーカートリッジ5a、5b、5c、5d、廃棄トナー回収装置300等が外部に露出される。そして、カバー部120が開状態から閉状態に回動移動される(閉じられる)ことにより、カバー部120は、フレーム部151及びトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dを覆った隠蔽状態となる。
次に、本発明の一実施形態の廃棄トナー回収装置300について、図1から図3に加えて、図4から図10を用いて説明する。本実施形態の廃棄トナー回収装置300は、画像形成部におけるドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによって感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面から除去された残留トナー(以下「廃棄トナー」という)を回収する装置である。
図4は、本発明の一実施形態の廃棄トナー回収装置300を示す外観斜視図である。図5は、廃棄トナー容器350を保持した状態の容器保持部材320を示す外観斜視図である。図6は、仮想的にスクリュー駆動機構330を露出させた状態で、容器保持部材320を示す斜視図である。図7は、廃棄トナー回収装置300の構成を概念的に示す縦断面図である。図8は、廃棄トナー容器350を示す外観斜視図である。図9は、廃棄トナー容器350の部分拡大斜視図である。図10は、廃棄トナー容器350を保持した状態の容器保持部材320の部分断面図である。
図4から図7に示すように、本実施形態の廃棄トナー回収装置300は、回収装置ケース301と、回収装置ケース301の内部に設けられた廃棄トナー収集機構310と、回収装置ケース301に着脱自在な容器保持部材320と、容器保持部材320に保持された状態で回収装置ケース301に装着される廃棄トナー容器350と、を備えている。また、廃棄トナー回収装置300は、廃棄トナー容器350に廃棄トナーが満杯に収容されたこと(廃棄トナー容器350が満杯になったこと)を検出する廃棄トナー量検出手段としての廃棄トナー量検出ユニット390を備えている。
図3に示すように、本実施形態の廃棄トナー回収装置300は、装置本体Mの正面側に設けられている。そのため、装置本体Mは、カバー部120を開放すると、廃棄トナー回収装置300の正面が露出して、廃棄トナー容器350の交換などのメンテナンス作業を容易に行えるようになっている。なお、図2では、廃棄トナー回収装置300の図示を省略している。
以下、本実施形態の廃棄トナー回収装置300の各部の構成を詳細に説明する。
回収装置ケース301は、その正面形状が略矩形で前後方向の厚さが薄い箱状に形成されている。前述のように、回収装置ケース301には、廃棄トナー収集機構310と、容器保持部材320と、廃棄トナー容器350と、廃棄トナー量検出ユニット390と、が設けられる。
また、図3及び図4に示すように、回収装置ケース301は、その上面に、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれの着脱を案内する凹状ガイド303a、303b、303c、303dを備えている。
回収装置ケース301は、その下部に、容器保持部材320に保持された状態の廃棄トナー容器350を収容する容器収容部304を備えている。容器収容部304は、廃棄トナー容器350が導入される容器導入口(図示せず)と、該容器導入口から導入される廃棄トナー容器350を収容可能な容器収容空間(図示せず)とを有する。
図7に示すように、廃棄トナー収集機構310は、回収装置ケース301の内部の上部に配置されており、ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによって感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面から除去された廃棄トナーを収集すると共に、収集した廃棄トナーを、容器保持部材320に保持された廃棄トナー容器350に搬送する。
容器保持部材320は、装置本体Mの前後方向にスライドして、容器収容部304に出し入れ可能に構成されている。図5に示すように、容器保持部材320は、上部が開放した容器保持部321に、上方から廃棄トナー容器350を挿入して保持可能になっている。
廃棄トナー容器350は、廃棄トナーが導入される廃棄トナー導入口371と、廃棄トナー導入口371から導入された廃棄トナーが貯留される容器本体351とを備える。廃棄トナー導入口371と容器本体351とは、キャップ370、収容搬送部360等を介して連通している。廃棄トナー導入口371は、キャップ370に形成されている。
次に、廃棄トナー収集機構310について詳述する。図7に示すように、廃棄トナー収集機構310は、4本の収集管311a、311b、311c、311dと、連通管312と、搬送スパイラル313と、モータ314と、吐出管315とを備えている。
4本の収集管311a、311b、311c、311dは、それぞれ4箇所のドラムクリーニング部11a、11b、11c、11d(図2参照)に対応した箇所に配置されている。そして、各収集管311a、311b、311c、311dは、それぞれドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dから排出される廃棄トナーを収集し得るように、それぞれドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dに接続されている。
4本の収集管311a、311b、311c、311dは、廃棄トナーの搬送方向の下流側の端部近傍において、1本の連通管312に連結している。これにより、各ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dから排出された廃棄トナーは、1本の連通管312に収集される。
連通管312は、装置本体Mの横方向(左右方向)に延びており、連通管312の内部には、モータ314に連結された搬送スパイラル313が、連通管312の全長に亘って配置されている。これにより、モータ314によって搬送スパイラル313を回転させると、連通管312の内部の廃棄トナーを、連通管312の下流側の端部近傍(図7において左側)に搬送できるようになっている。
連通管312の下流側の端部近傍には、吐出管315が連結されている。吐出管315は、連通管312から下方に向かって延びている。これにより、連通管312の内部を搬送された廃棄トナーは、吐出管315の内部を下方に自由落下し、吐出管315の下端から排出される。
廃棄トナー容器350を保持した容器保持部材320が回収装置ケース301に装着された状態(以下「容器装着状態」ともいう)において、吐出管315の下側には、廃棄トナー導入口371(図5、図9、図10等参照)が位置するようになっている。
次に、廃棄トナー量検出ユニット390について詳述する。廃棄トナー量検出ユニット390は、廃棄トナー容器350が廃棄トナーで満杯になったことを検出し、その検出情報(以下「廃棄トナー満杯情報」という)を制御装置(図示せず)に出力する。この制御装置は、廃棄トナー量検出ユニット390から廃棄トナー満杯情報が入力されると、この廃棄トナー満杯情報に基づいて、例えば、コピー機1に所定の制御を行ったり、使用者に廃棄トナー容器350の交換を促す表示を行う。
図7及び図10に示すように、廃棄トナー量検出ユニット390は、発光部としての発光素子392と、受光部としての受光素子393とを備えている。なお、図10では、後述するキャップガイド302等の図示を省略している。
廃棄トナー量検出ユニット390においては、発光素子392と受光素子393とは、発光素子392から発光された光を受光素子393が受光するように対向して配置されている。これにより、廃棄トナー量検出ユニット390は、受光素子393の受光による電気信号によって、発光素子392と受光素子393との間の介在物の有無を検出することができる。
図7に示すように、廃棄トナー量検出ユニット390を構成する発光素子392及び受光素子393は、廃棄トナー収集機構310の連通管312に一体成形されたキャップガイド302に設けられている。キャップガイド302は、一対のガイド部302a、302bを備えている。一対のガイド部302a、302bは、回収装置ケース301に装着された状態における廃棄トナー容器350のキャップ370を挟むように対向して位置する。キャップガイド302においては、一方のガイド部302aに発光素子392が設けられ、他方のガイド部302bに受光素子393が設けられている。
次に、容器保持部材320について詳述する。図5から図7に示すように、容器保持部材320は、その平面視形状が略矩形の箱状で、その長手方向中央部が上側に開放する容器保持部321となっている。容器保持部材320における正面視で右側の端部は、廃棄トナー容器350における容器本体351側の端部を係止する容器係止部323となっている。また、容器保持部材320は、送り出し部材駆動機構としてのスクリュー駆動機構330を備えている。スクリュー駆動機構330の大部分は、容器保持部材320における正面視で左側の端部に設けられたギアボックス322に収納されている。
図5及び図6に示すように、スクリュー駆動機構330は、その大部分がギアボックス322に被覆されて設けられている。なお、図6では、ギアボックス322の上部を仮想的に透過して、スクリュー駆動機構330を露出させている。
図6に示すように、スクリュー駆動機構330は、入力軸331と、出力軸332と、入力軸331及び出力軸332を連係するギア群340とを備えて構成されている。入力軸331には、装置本体M(図2参照)から回転力(駆動力)が入力され、この回転力は、ギア群340を介して、出力軸332から出力されるようになっている。つまり、入力軸331から入力された回転力により、出力軸332が回転するようになっている。
入力軸331の軸心の方向は、回収装置ケース301への容器保持部材320の装着方向に延びている。出力軸332の軸心の方向は、入力軸331の軸心の方向と直交すると共に水平な方向に延びている。ギア群340は、互いに噛み合わさる複数の平歯車及びかさ歯車によって構成され、互いに軸心が直交する入力軸331と出力軸332とを、両者間に回転力を伝達可能に連係している。
図10に示すように、出力軸332の軸端には、トルクリミッタ337を介して駆動側カップリング338が設けられている。そして、駆動側カップリング338は、容器保持部材320に保持された状態における廃棄トナー容器350の従動側カップリング366(詳細は後述)と係合し、従動側カップリング366を回転させることによって、廃棄トナー容器350の内部に設けられた送り出しスクリュー363(詳細は後述)を回転駆動するようになっている。つまり、出力軸332の軸心の方向と、廃棄トナー容器350における送り出しスクリュー363の軸心の方向とは、一致している。
スクリュー駆動機構330によれば、図4に示す容器装着状態において、装置本体M(図2参照)から入力軸331に回転力が伝達(入力)され、その回転力は、ギア群340を介して出力軸332に伝達される。出力軸332は、トルクリミッタ337、駆動側カップリング338及び従動側カップリング366を介して、容器保持部材320に保持された状態における廃棄トナー容器350の送り出しスクリュー363を回転駆動する。
次に、廃棄トナー容器350について詳述する。図7から図10に示すように、廃棄トナー容器350は、容器本体351と、収容搬送部360と、キャップ370とを備えている。収容搬送部360は、容器本体351の開口部351a側とキャップ370とを連通させる。キャップ370には、廃棄トナー導入口371が形成されている。収容搬送部360と、キャップ370における廃棄トナー導入口371よりも収容搬送部360側の部分とが、本発明における「容器連通部」に該当する。
容器本体351は、廃棄トナー導入口371から導入された廃棄トナーが貯留される部材である。容器本体351は、その先端部に円形の開口部351aを有し、その他端部に底部351bを有する。容器本体351の底部351bは、廃棄トナー容器350全体の底部になる。容器本体351は、開口部351aから底部351bに向かう方向が容器本体351の長手方向となるように延びている。容器本体351の底部351b側には、容器保持部材320の容器係止部323に係止される被係止部352が形成されている。容器本体351の内部には、収容搬送部360から延びる送り出しスクリュー363が配置されている。
図10に示すように、収容搬送部360は、導入管路361と排出管路362とが直角に接続された形状のL字状の管路と、廃棄トナー送り出し部材としての送り出しスクリュー363とを備えて構成される。
収容搬送部360は、容器本体351の開口部351a側に連結されている。導入管路361の上端側の開口部には、廃棄トナー導入口371を備えるキャップ370が装着されている。
排出管路362における下流側の端部は、容器本体351の長手方向に延びており、容器本体351の内部に所定長さ入り込んでいる。排出管路362の中心軸は、容器本体351の中心軸と一致している。
図7及び図10に示すように、送り出しスクリュー363は、機軸363aと、機軸363aの周囲から立設する羽根部363bとを備えている。廃棄トナー容器350が装置本体M(回収装置ケース301)に装着された状態において、機軸363aは、水平方向に延びている。送り出しスクリュー363は、機軸363aを中心とする回転に伴って、機軸363aが延びる方向に廃棄トナーを送り出す。
羽根部363bは、薄い板状であり、機軸363aの周囲に螺旋状に立設されている。この羽根部363bは、機軸363aの全長に亘って形成されておらず、容器本体351の底部351b側の部分における所定範囲には設けられていない。つまり、羽根部363bは、機軸363aにおけるスクリュー駆動機構330とは反対側の端部の近傍には、設けられていない。機軸363aの長さに対する羽根部363bの長さの比率は、例えば50〜80%である。
収容搬送部360の内部における排出管路362の下流側の端部とは反対側の壁面には、この壁面を貫通する貫通軸受け364が設けられている。送り出しスクリュー363における機軸363aの一方の端部は、貫通軸受け364を貫通して収容搬送部360に回転自在に支持されている。容器本体351の底部351bには、底部351bを貫通しない凹状の軸端軸受け355が設けられている。機軸363aの他方の端部は、軸端軸受け355に回転自在に支持されている。これにより、送り出しスクリュー363は、廃棄トナー容器350の内部に、その軸心を廃棄トナー容器350の中心軸に一致させて回転自在に設けられている。
容器本体351の内部において、送り出しスクリュー363は、容器本体351の全長に亘っている。送り出しスクリュー363の羽根部363bの外縁と、排出管路362の内周面との間には、所定の隙間が設定されている。
図8から図10に示すように、貫通軸受け364から突出する送り出しスクリュー363の機軸363aの一方の端部には、従動側カップリング366が連結されている。従動側カップリング366は、機軸363aの一方の端部に装着された円形基板366aと、円形基板366aから突設された1個の係合突起366bとを備える。係合突起366bは、薄い板状であり、円形基板366aの中心から円形基板366aの径方向外側に位置する。係合突起366bの突出方向は、機軸363aが延びる方向であって、容器本体351とは反対側である。係合突起366bの厚み方向は、円形基板366aの径方向に一致している。
そして、廃棄トナー容器350が容器保持部材320の容器保持部321の所定位置に保持された状態において、従動側カップリング366は、スクリュー駆動機構330の出力軸332に設けられた駆動側カップリング338と係合するようになっている。駆動側カップリング338は、円形基部338aと、円形基部338aの端面から突設する2個の係合突起338cとを備えている。
すなわち、廃棄トナー容器350が容器保持部材320の容器保持部321の所定位置に保持された状態においては、廃棄トナー容器350における従動側カップリング366の係合突起366bは、スクリュー駆動機構330の出力軸332に設けられた駆動側カップリング338の係合突起338cの回転域内に位置する。そのため、駆動側カップリング338(出力軸332)の回転によって、係合突起338cが従動側カップリング366の係合突起366bと係合し、従動側カップリング366が回転する。これにより、駆動側カップリング338は従動側カップリング366に回転力を伝達する(送り出しスクリュー363を回転駆動する)。
図5から図7に示すように、廃棄トナー容器350は、容器本体351の底部351b側の被係止部352が容器保持部材320の容器係止部323に係止された状態において、廃棄トナー容器350の中心軸が水平方向に延びるように、容器保持部材320の容器保持部321に保持される。つまり、廃棄トナー容器350は、横倒しの状態(その長手方向を水平方向に配置させた状態)で容器保持部材320の容器保持部321に保持される。
本実施形態の廃棄トナー回収装置300によれば、廃棄トナー容器350が容器保持部材320の容器保持部321に保持された状態において、前述のスクリュー駆動機構330によって、送り出しスクリュー363が回転駆動される。そして、廃棄トナー収集機構310の吐出管315から排出され且つキャップ370の廃棄トナー導入口371から導入される廃棄トナー(図示せず)を、送り出しスクリュー363によって容器本体351の底部351b側(奥側)に向けて搬送して容器本体351に収容する。これにより、水平方向に保持された廃棄トナー容器350に、廃棄トナーを効率良く収容することができる。すなわち、自由落下させるのみでは、廃棄トナーを廃棄トナー容器350の奥側まで効率良く収容することはできないが、送り出しスクリュー363により廃棄トナーを廃棄トナー容器350の奥側に向けて送り込むことで、廃棄トナーを廃棄トナー容器350に高い充填効率で収容することができる。
次に、図9及び図10に加えて、図11から図13を参照して、キャップ370について詳述する。図9及び図10に示すように、導入管路361の上端側の開口部には、キャップ370が装着されている。キャップ370は、光を透過可能な樹脂(例えば透明なポリプロピレン等)によって形成されている。キャップ370は、その上端部に、廃棄トナー導入口371と、廃棄トナー導入口371を塞ぐ蓋部372とを備えている。
キャップ370は、廃棄トナー導入口371よりも下側の部分に、対向する平行な第1光透過部373a及び第2光透過部373bからなる平行平面部373を備えている。第1光透過部373a及び第2光透過部373bは、いずれも光を透過する。
蓋部372は、廃棄トナー導入口371の周縁部にヒンジ部372aを介して連結されている。蓋部372は、ヒンジ部372aの屈曲によって、廃棄トナー導入口371を塞いだり(閉じたり)、あるいは開放することができるようになっている。
廃棄トナー容器350が容器保持部材320に保持された状態において、キャップ370の蓋部372は、容器保持部材320の正面側に且つ上方に回動して開くようになっている。容器保持部材320に保持された廃棄トナー容器350は、蓋部372が開き、廃棄トナー導入口371が開いた状態で、回収装置ケース301の容器収容部304に収容される。
また、図7に示すように、図4に示す容器装着状態において、キャップ370の平行平面部373は、キャップガイド302のガイド部302a、302bの間に位置する。キャップガイド302には、前述のように、廃棄トナー量検出ユニット390の発光素子392及び受光素子393が設けられている。すなわち、キャップガイド302の一方のガイド部302aに発光素子392が設けられ、他方のガイド部302bに受光素子393が設けられている。
従って、平行平面部373は、一方のガイド部302aに設けられた発光素子392と、他方のガイド部302bに設けられた受光素子393との間に位置する。換言すると、発光素子392は、第1光透過部373aの外側に配置され、受光素子393は、第2光透過部373bの外側に配置される。そのため、発光素子392から発光された光(廃棄トナー量検出ユニット390の検出光)は、キャップ370の平行平面部373を透過して、受光素子393に到達する(受光される)。
これにより、廃棄トナー量検出ユニット390は、発光素子392から発光され且つ第1光透過部373a及び第2光透過部373bを介して受光素子393に受光される光の有無を検出することにより、廃棄トナー容器350に収容された廃棄トナーの量が満杯であるか否かを検出する。
本実施形態においては、キャップ370は、第1光透過部373a及び第2光透過部373bへの廃棄トナーの付着を抑制するトナー付着抑制構造を備えており、これによって廃棄トナー量検出ユニット390による誤検出を防ぐようになっている。
以下、このトナー付着抑制構造について、図9及び図10に加えて図11〜図13を参照して詳細に説明する。
図11は、蓋部372が解放状態におけるキャップ370の側面図である。図12は、蓋部372が閉状態におけるキャップ370の側面図である。図13は、キャップ370の分解斜視図である。
キャップ370は、導入管路361の上端の開口部に装着される外筒375と、外筒375の内側に挿置される内筒380と、から構成されている。そして、内筒380がトナー付着抑制構造を形成している。
キャップ370の外筒375は、導入管路361の上端の開口部に嵌合する基部375aと、基部375aから立ち上がる本体部375bと、を備えている。
基部375aは、導入管路361の上端の開口部の外周に嵌合する内径を有し、背の低い円筒状に形成されている。
本体部375bは、前述した、平行に対向する第1光透過部373a及び第2光透過部373bを備える平行平面部373を備えている。平行平面部373における第1光透過部373aと第2光透過部373bとの間隔は、基部375aの直径より狭い。これにより、本体部375bは、その中心軸と直交する方向の断面形状が略矩形(第1光透過部373a,第2光透過部373bと対応する対向辺は直線状で、他方の対向する二辺は円弧状)の筒状となっている。本体部375bの上部の開口部は、廃棄トナー導入口371となっている。また、本体部375bの内部は、廃棄トナー導入口371に導入された廃棄トナーを導入管路361に導くトナー通路379となっている。
また、外筒375には、廃棄トナー容器350を開閉する蓋部372が設けられている。蓋部372は、ヒンジ部372aを介して連結されている。蓋部372の内面(廃棄トナー容器350と対向する面)には、廃棄トナー導入口371の内周縁と対応する係合突条372bが形成されている。この係合突条372bが廃棄トナー導入口371の内周縁に係合することにより、蓋部372は、廃棄トナー導入口371を塞ぎ、且つその塞いだ状態を維持するようになっている。
ここで、前述のように、図4に示す容器装着状態では、外筒375の平行平面部373が、キャップガイド302のガイド部302a、302bの間に位置する(図7参照)。
これにより、外筒375の平行平面部373における第1光透過部373aの外側に発光素子392が対向して位置すると共に、第2光透過部373bの外側に受光素子393が対向して位置する。そして、発光素子392から発光された光は、外筒375の本体部375bを平行平面部373と直交する径方向に透過して、受光素子393に受光される。
つまり、本実施形態では、平行平面部373の内側のトナー通路379(すなわち第1光透過部373aと第2光透過部373bとの間の空間)に、本発明における「光通過空間」が形成される。本発明における「光通過空間」は、容器連通部の一部であるキャップ370の内側において、発光素子392から発光された光が通過する空間(仮想的に区画された空間)である。
キャップ370の内筒380は、外筒375の本体部375bの内面と対応する外形(外周及び高さ)を有する筒状に形成されている。内筒380は、例えば、ABS樹脂等からなる。
内筒380は、外筒375の平行平面部373を構成する第1光透過部373a及び第2光透過部373bとそれぞれ対応する平坦な内壁部381a,381bを有している。内壁部381a,381bにおける廃棄トナー量検出ユニット390の検出光が通過する部位(すなわち、発光素子392又は受光素子393と対応する部位)には、それぞれ略矩形の透光窓382a,382bが開口されて形成されている。
また、内壁部381a,381bには、それぞれ透光窓382a,382bの周囲を囲んで、光通過空間被覆部材としての第1周壁部383L,第2周壁部383Rが設けられている。すなわち、内壁部381aに第1周壁部383Lが設けられ、内壁部381bに第2周壁部383Rが設けられている。発光素子392と対応する側の第1周壁部383Lは、本発明における「第1被覆部材」に対応し、受光素子393と対応する側の第2周壁部383Rは、本発明における「第2被覆部材」に対応する。
第1周壁部383Lは、前記光通過空間における第1光透過部373aの近傍の空間を被覆する。第2周壁部383Rは、前記光通過空間における第2光透過部373bの近傍の空間を被覆する。第1光透過部373aと第2光透過部373bとは離間している。
第1周壁部383L及び第2周壁部383Rは、同様の構成を有しているため、以下には、特に必要のある場合を除いて、「周壁部383」として説明する。同様に、内壁部381a,381bは「内壁部381」として説明し、透光窓382a,382bは「透光窓382」として説明する。
周壁部383は、透光窓382の上縁及び側縁を縁取る上壁部384と、透光窓382の下縁を形成する下壁部385とを備えている。
上壁部384は、透光窓382の上縁に沿う上壁384aと透光窓382の側縁に沿う側壁384bとで、コ字状を有し、下側に開放するように設けられている。側壁384bは、内筒380の下端縁よりも下側に所定量延設されており、側壁384bにおける内筒380の下端縁よりも下側の部分は、内壁部381の外面よりも外側に突出して幅広となって、内壁部381の外面との間に段部を形成している。
下壁部385は、透光窓382の下縁を形成する下側壁385aと、下側壁385aの下端縁から外側(平行平面部373の対向方向)に向けて直角に形成された水平壁385bとを備えており、L字状に形成されている。下側壁385aは、内壁部381から内周側に内壁部381と平行に設けられており、下側壁385aの上縁は、透光窓382の下縁を形成している。水平壁385bの外縁は、上壁部384の側壁384bの段部と等しく、内壁部381の外面よりも外側に突出している。下側壁385a及び水平壁385bの両側縁は、上壁部384の側壁384bの内面に接続している。
内筒380は、外筒375の内部に配置される。そして、内筒380は、その上壁部384の側壁384bの段差及び水平壁385bの外縁が、外筒375の基部375aの内面に当接することで、外筒375に対して位置決めされるようになっている。
更に、内筒380が配置された状態の外筒375が、収容搬送部360の導入管路361に装着されることで、内筒380は、外筒375の内部に移動不能に固定される。
キャップ370は、前述の構成を有する内筒380を備えているため、内筒380の第1周壁部383L,第2周壁部383Rが、それぞれ透光窓382a,382bの周囲を覆い、廃棄トナーがキャップ370の外筒375における第1光透過部373a及び第2光透過部373bに付着することを抑制することができる。
すなわち、第1周壁部383L及び第2周壁部383Rそれぞれの上壁部384は、キャップ370の廃棄トナー導入口371から供給される廃棄トナーが光通過空間(透光窓382a,382b)に至ることを防ぐ。また、第1周壁部383L及び第2周壁部383Rの下壁部385は、廃棄トナー容器350の内部に収容された後に舞い上がる廃棄トナーが光通過空間(透光窓382a,382b)に至ることを抑制する。下壁部385の下側壁385aは、内筒380の内壁部381よりも内周側に配置されており、廃棄トナー容器350内から舞い上がった廃棄トナーが光通過空間へ移動することを効果的に抑制することができる。
なお、第1周壁部383Lと第2周壁部383Rとの間には、平行平面部373の対向方向に間隔が設定されているため、第1周壁部383L,第2周壁部383Rが廃棄トナー導入口371から供給される廃棄トナーの流通を妨げることはない。
次に、図9及び図10に加え、図14から図17を参照して、スクリュー駆動機構330について詳細に説明する。
図14は、スクリュー駆動機構330を概念的に示す部分平面図である。図15は、スクリュー駆動機構330における出力軸332の周辺部分の分解斜視図である。図16は、図14に示すA−A断面図であり、スクリュー駆動機構330における駆動側カップリング338を示す図である。図17は、廃棄トナー容器350の先端部を示す図である。
図14に示すように、スクリュー駆動機構330の大部分は、前述のように、容器保持部材320の一方側の端部に位置するギアボックス322の内部に設けられている。図14及び図15に示すように、スクリュー駆動機構330は、入力軸331と、出力軸332と、入力軸331と出力軸332とを連係するギア群340とを備えている。
入力軸331の軸心の方向は、容器保持部材320に保持された廃棄トナー容器350の中心軸と直交する方向を向いている。入力軸331の軸端には、入力カップリング339が設けられている。この入力カップリング339は、前述のように、図4に示す容器装着状態において、装置本体M(図2参照)に設けられた出力カップリング(図示せず)と係合し、この出力カップリングの回転力が伝達(入力)されるようになっている。
出力軸332の軸心は、容器保持部材320に保持された廃棄トナー容器350の中心軸と一致している。出力軸332の軸端には、駆動側カップリング338が設けられている。駆動側カップリング338は、容器保持部材320の容器保持部321の内側に突出している。
駆動側カップリング338は、前述のように、円形基部338aと、円形基部338aの端面から突設する2個の係合突起338cとを備えている。係合突起338cは、所定径の円柱状で、円形基部338aの周方向を2等分する2カ所(180度間隔で2カ所)に、所定高さで突設されている。
ギア群340は、入力軸331に固定された入力平歯車341と、入力平歯車341に噛み合う第1アイドル平歯車342と、第1アイドル平歯車342と噛み合う第2アイドル平歯車343と、第2アイドル平歯車343の回転軸343aに固定された第1かさ歯車344と、第1かさ歯車344に噛み合う第2かさ歯車345と、第2かさ歯車345の回転軸345aに固定された第3アイドル平歯車346と、出力軸332に固定され且つ第3アイドル平歯車346と噛み合う出力平歯車347と、により構成されている。
そして、ギア群340によれば、入力軸331の回転力は、入力平歯車341,第1アイドル平歯車342及び第2アイドル平歯車343を介して第1かさ歯車344に伝達される。入力軸331の回転方向は、第1かさ歯車344及び第2かさ歯車345で90°変換される。更に、回転方向が変換された回転力は、第3アイドル平歯車346及び出力平歯車347を介して出力軸332に伝達される。
このようなギア群340を介することで、入力軸331から、入力軸331と直交する出力軸332への回転力の伝達が可能となると共に、入力軸331と出力軸332の相対位置を柔軟に設定可能となり、更に、ギア比を適宜選択することによって回転力の調整も可能となっている。
ここで、図14及び図15に示すように、出力軸332と駆動側カップリング338とは、トルクリミッタ337を介して連結されている。すなわち、トルクリミッタ337の内輪に出力軸332が連結され、トルクリミッタ337のハウジングに駆動側カップリング338が連結されている。
トルクリミッタ337は、前記内輪と前記ハウジングとの間に摩擦抵抗等によって所定の回転力を伝達するトルク伝達機構を備えている。これにより、トルクリミッタ337は、内輪とハウジングとの間に作用する回転力(トルク)が設定値未満の場合には同期して回転するが、この回転力(トルク)が設定値以上の場合には相対回転(空転)するように構成されている。なお、トルクリミッタ337の設定値は、廃棄トナー容器350の内部に廃棄トナーが満杯直前まで収容された状態における、送り出しスクリュー363の回転力に設定される。
トルクリミッタ337は、円柱状の外形を呈しており、そのハウジングの端面に2個のキー337aが突設されている。2個のキー337aは、駆動側カップリング338における2個の係合突起338cに対応する位置に、トルクリミッタ337の周方向を2等分する2カ所(180度間隔で2カ所)に、所定高さで突設されている。
駆動側カップリング338は、係合突起338cを備える側の端部が円形基部338aによって閉ざされた有底円筒形状を有しており、トルクリミッタ337の外周面を被覆した状態でトルクリミッタ337に装着される。換言すると、駆動側カップリング338の内側にトルクリミッタ337が配置される。この駆動側カップリング338が、本発明における「リミッタ被覆部材」に該当する。
円形基部338aの内面側には、キー溝338bが形成されている。キー溝338bには、駆動側カップリング338の内側に配置されたトルクリミッタ337のキー337aが嵌合する。これによって、駆動側カップリング338とトルクリミッタ337のハウジングとが相対回転不能に接続されるようになっている。
円形基部338aの外面におけるキー溝338bと対応する部分には、円柱状の係合突起338cが所定高さで突設されている。すなわち、係合突起338cは、円形基部338aの周方向を2等分する2カ所(180度間隔で2カ所)に設けられている。
また、駆動側カップリング338は、軸受けスリーブ336を介して、容器保持部材320の内部において、ギアボックス322と容器保持部321とを仕切る隔壁部325(図10及び図16参照)に回転自在に支持されている。
軸受けスリーブ336は、その内周側に、駆動側カップリング338が摺動回転自在に嵌合する略円筒形状を有する。図10及び図16に示すように、軸受けスリーブ336は、隔壁部325に回転不能に固定されている。
軸受けスリーブ336及び駆動側カップリング338は、トルクリミッタ337の外周面よりも高い滑り摩擦係数を有する素材からなり、摺動抵抗が小さくなるように構成されている。このような素材としては、例えば、ポリアセタール樹脂、四フッ化樹脂などが挙げられる。
そして、上記のように構成されたスクリュー駆動機構330は、下記のように作用する。図4に示す容器装着状態において、装置本体M(図2参照)に設けられた出力カップリング(図示せず)から、スクリュー駆動機構330の入力軸331に回転力が伝達(入力)され、その回転力はギア群340を介して出力軸332に伝達される。
出力軸332の回転は、トルクリミッタ337,駆動側カップリング338及び廃棄トナー容器350の従動側カップリング366を介して伝達され、廃棄トナー容器350の送り出しスクリュー363を回転駆動する。なお、送り出しスクリュー363の機軸363aが延びる方向と、トルクリミッタ337の回転軸が延びる方向とは一致している。
送り出しスクリュー363は、廃棄トナー容器350の廃棄トナー導入口371から供給された廃棄トナーを、廃棄トナー容器350の奥へ搬送する。廃棄トナー容器350の内部に収容された廃棄トナーの量が徐々に多くなると、先端側の羽根部363bからの押圧力が高まり、その結果、送り出しスクリュー363の回転負荷が徐々に大きくなる。
ここで、トルクリミッタ337の設定値は、前述のように、廃棄トナー容器350内に廃棄トナーが満杯直前まで収容された状態における、送り出しスクリュー363の回転力に設定される。
これにより、廃棄トナー容器350内に廃棄トナーが満杯直前となると、トルクリミッタ337が作用して駆動側カップリング338に対して出力軸332が空転することとなる。その結果、コピー機1の作動は継続するが、送り出しスクリュー363は回転を続けることがなく、回転負荷の異常上昇による駆動源及び駆動力伝達機構への過剰な負荷の作用よる故障等を防ぐことができる。
容器本体351の内部に廃棄トナーが満杯になった後は、廃棄トナー導入口371から導入される廃棄トナーは、自由落下し、キャップ370まで廃棄トナーが収容される。そのため、廃棄トナー量検出ユニット390が廃棄トナーを検出するまで、廃棄トナーが自由落下で収容されることとなる。従って、廃棄トナー容器350に廃棄トナーをスペース的に効率良く収容することができる。
以上の構成を有する本実施形態の廃棄トナー回収装置300を有するコピー機1によれば、例えば以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、送り出しスクリュー363の羽根部363bは、機軸363aにおける送り出し部材駆動機構330とは反対側の端部の近傍には設けられていない。そのため、容器本体351に初めに収容された廃棄トナーを容器本体351の底部351bに過剰に押圧することがない。従って、送り出しスクリュー363が早い段階でロックしにくく、廃棄トナーを廃棄トナー容器350に順次効率良く収容することができる。
また、本実施形態によれば、送り出しスクリュー363と送り出し部材駆動機構330とは、トルクリミッタ337を介して連結されるため、送り出しスクリュー363をロックが発生する直前まで作動させることができ、ロックが発生する前に送り出しスクリュー363を停止することができる。廃棄トナー容器の収容スペースを有効に活用することができる。また、トルクリミッタ337が作用して送り出しスクリュー363が停止した後、廃棄トナー量検出ユニット390が廃棄トナーを検出するまで、廃棄トナー容器350に廃棄トナーが自由落下で収容されるため、廃棄トナー容器350に廃棄トナーをスペース的に効率良く収容することができる。
また、本実施形態によれば、トルクリミッタ337の外周面よりも高い滑り摩擦係数を有する素材からなり且つトルクリミッタ337の外周面を被覆する駆動側カップリング338を備えている。そのため、トルクリミッタ337を含む出力軸332の回転抵抗を小さくでき、円滑で安定した回転が可能となる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、画像形成装置としてコピー機について説明しているが、これに限定されず、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
廃棄トナー量検出ユニット390(廃棄トナー量検出手段)は、前記実施形態においては、発光素子392から発光された光が受光素子393で受光されたか否かを検出することにより、発光素子392と受光素子393との間における廃棄トナーの存在の有無を検出しているが、これに制限されない。例えば、廃棄トナー量検出ユニット390は、受光素子393による受光量が所定の閾値よりも大きいか否かを検出することにより、発光素子392と受光素子393との間における廃棄トナーの存在の多少を検出してもよい。
廃棄トナー量検出ユニット390(廃棄トナー量検出手段)は、前記実施形態においては、廃棄トナー容器350が廃棄トナーで満杯になったことを検出しているが、これに制限されない。例えば、廃棄トナー量検出ユニット390は、廃棄トナー容器350が廃棄トナーで満杯になる前の所定量になったことを検出するように用いることができる。
廃棄トナー量検出手段は、廃棄トナー容器350に収容された廃棄トナーの量が所定量以上であるか否かを検出することができるものであれば、光センサを用いたものに制限されない。
光通過空間被覆部材は、光通過空間における第1光透過部373aの近傍と第2光透過部373bの近傍とに亘って延びる形状を有していてもよい。
また、送り出し部材駆動機構としてのスクリュー駆動機構330は、入力軸331から出力軸332にギア群340を介して回転力を伝達するように構成されているが、回転力を伝達する構成は、ギア群に制限されず、例えば、タイミングベルト及びプーリを用いた構成であってもよい。
トルクリミッタ337は、設けられていなくてもよい。
前記実施形態は、中間転写ベルト7を用いて複数色のトナー画像を用紙Tに転写するカラーの間接転写方式の画像形成装置であるが、画像形成装置の種類は、これに制限されず、中間転写ベルトを用いない直接転写方式の画像形成装置や、モノクロ印刷用の画像形成装置であってもよい。
また、前記実施形態においては、廃棄トナー回収装置300は、廃棄トナー収集機構310を介して、感光体ドラム2に残留した残留トナーを除去する4箇所のドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dから排出される廃棄トナーを回収するものであるが、これに制限されない。例えば、廃棄トナー回収装置は、転写部(中間転写ベルト7など)に残留した残留トナーを除去する転写部クリーニング部(図示せず)から排出される廃棄トナーを回収するものであってもよい。
カバー部120が閉状態となっているコピー機1の斜視図である。 コピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。 カバー部120が開状態となっているコピー機1の斜視図である。 本発明の一実施形態の廃棄トナー回収装置300を示す外観斜視図である。 廃棄トナー容器350を保持した状態の容器保持部材320を示す外観斜視図である。 仮想的にスクリュー駆動機構330を露出させた状態で、容器保持部材320を示す斜視図である。 廃棄トナー回収装置300の構成を概念的に示す縦断面図である。 廃棄トナー容器350を示す外観斜視図である。 廃棄トナー容器350の部分拡大斜視図である。 廃棄トナー容器350を保持した状態の容器保持部材320の部分断面図である。 蓋部372が解放状態におけるキャップ370の側面図である。 蓋部372が閉状態におけるキャップ370の側面図である。 キャップ370の分解斜視図である。 スクリュー駆動機構330を概念的に示す部分平面図である。 スクリュー駆動機構330における出力軸332の周辺部分の分解斜視図である。 図14に示すA−A断面図であり、スクリュー駆動機構330における駆動側カップリング338を示す図である。 廃棄トナー容器350の先端部を示す図である。
符号の説明
1……コピー機(画像形成装置)、2a、2b、2c、2d……感光体ドラム(像担持体)、7……中間転写ベルト(転写部)、……2次転写ローラ(転写部)、9……定着装置、11a、11b、11c、11d……ドラムクリーニング部(クリーニング部)、16a、16b、16c、16d……現像器、300……廃棄トナー回収装置、310……廃棄トナー収集機構、320……容器保持部材、330……送り出し部材駆動機構、337……トルクリミッタ、338……駆動側カップリング(リミッタ被覆部材)、350……廃棄トナー容器、351……容器本体、360……収容搬送部(容器連通部)、363……送り出しスクリュー(廃棄トナー送り出し部材)、363a……機軸、363b……羽根部、370……キャップ(容器連通部)、371……廃棄トナー導入口、373a……第1光透過部、373b……第2光透過部、379……トナー通路(光通過空間)、383L……第1周壁部(光通過空間被覆部材、第1被覆部材)、383R……第2周壁部(光通過空間被覆部材、第2被覆部材)、390……廃棄トナー量検出ユニット(廃棄トナー量検出手段)、392……発光素子(発光部)、393……受光素子(受光部)

Claims (6)

  1. 廃棄トナーが導入される廃棄トナー導入口と、該廃棄トナー導入口から導入された廃棄トナーが貯留される容器本体とを有する廃棄トナー容器と、
    前記廃棄トナー容器に収容された廃棄トナーの量が所定量以上であるか否かを検出する廃棄トナー量検出手段と、
    前記容器本体の内部に配置され、機軸及び該機軸から立設する羽根部を有し且つ該機軸を中心とする回転に伴って廃棄トナーを該機軸が延びる方向に送り出す廃棄トナー送り出し部材と、
    前記廃棄トナー送り出し部材を回転させる送り出し部材駆動機構と、を備え、
    前記羽根部は、前記機軸における前記送り出し部材駆動機構とは反対側の端部の近傍には、設けられていない廃棄トナー回収装置。
  2. 前記廃棄トナー送り出し部材と前記送り出し部材駆動機構とは、トルクリミッタを介して連結される請求項1に記載の廃棄トナー回収装置。
  3. 前記廃棄トナー送り出し部材の前記機軸が延びる方向と、前記トルクリミッタの回転軸が延びる方向とは一致している請求項2に記載の廃棄トナー回収装置。
  4. 前記トルクリミッタの外周面よりも高い滑り摩擦係数を有する素材からなり且つ該トルクリミッタの外周面を被覆するリミッタ被覆部材を備える請求項2又は3に記載の廃棄トナー回収装置。
  5. 前記廃棄トナー容器が画像形成装置の装置本体に装着された状態において、前記機軸は、水平方向に延びている請求項1から4のいずれかに記載の廃棄トナー回収装置。
  6. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、
    前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、
    前記転写部により前記被転写材に転写されたトナー画像を該被転写材に定着させる定着部と、
    前記像担持体及び/又は転写部に残留した残留トナーを除去するクリーニング部と、
    請求項1から5のいずれかに記載の廃棄トナー回収装置と、
    を備え、
    前記廃棄トナー回収装置は、前記クリーニング部により除去された残留トナーを廃棄トナーとして回収する画像形成装置。
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