JP2000162945A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2000162945A
JP2000162945A JP10318001A JP31800198A JP2000162945A JP 2000162945 A JP2000162945 A JP 2000162945A JP 10318001 A JP10318001 A JP 10318001A JP 31800198 A JP31800198 A JP 31800198A JP 2000162945 A JP2000162945 A JP 2000162945A
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JP
Japan
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rotating shaft
driving force
image forming
forming apparatus
image
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JP10318001A
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English (en)
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Moriaki Tejima
司晶 手島
Toshiyuki Nagano
敏幸 長野
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Canon Inc
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Inc
Copyer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】何らかの原因によって廃トナー搬送装置の回転
軸やスクリューに所定値以上の負荷が作用してもこれら
の部材や本体駆動部などの破損を防止した画像形成装置
を提供する。 【解決手段】廃トナー搬送装置50の回転軸54の、矢
印D方向とは反対側の端部にトルクリミッタ60を取り
付けた。このトルクリミッタ60は、回転軸54に所定
値以上の負荷(トルク)が作用したときに駆動部からの
駆動力を切断するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写後に像担持体
から除去された現像剤を廃トナー収納部に搬送する廃ト
ナー搬送装置が組み込まれたプロセスカートリッジ及び
このプロセスカートリッジが着脱自在に装着される画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、現像剤(トナー)を用いて記録紙などの
記録媒体に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置
が知られている。この画像形成装置では、感光ドラムな
どの像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像にトナ
ーを供給して現像像を形成し、この現像像を記録媒体に
転写する。現像像が転写された記録媒体は定着装置に搬
送され、ここで、熱や圧力を利用して現像像が記録媒体
に定着される。
【0003】転写後の像担持体には、通常、少量のトナ
ーが残留する。この残留したトナーはクリーニング装置
で除去されて廃トナーとなり、廃トナー搬送装置で廃ト
ナーボックスまで搬送されてここに溜められる。廃トナ
ー搬送装置としては、例えば回転軸とこの回転軸に螺旋
状に形成されたスクリューを備えたものが使われる。廃
トナーを搬送するに際しては回転軸を回転させてスクリ
ューを回転し、このスクリューで廃トナーを所定の搬送
方向に搬送する。
【0004】上記の回転軸を回転させる駆動源は画像形
成装置の本体に組み込まれていることが多い。また、通
常、この駆動源で発生した駆動力が幾つかのギアを介し
て回転軸に伝達されるように構成されている。なお、上
記した廃トナー搬送装置は、感光ドラムやクリーニング
装置などが一体的に組み込まれたプロセスカートリッジ
に組み込まれていることもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、駆動源では
駆動力を発生しているにも拘らず何らかの原因によって
上記の回転軸やスクリューが回転せずに停止し、これら
回転軸やスクリューに所定値以上の負荷が作用すること
がある。この場合、上記のギアに過大な力が作用し、ギ
アが破損するおそれがある。また、回転軸やスクリュー
も破損するおそれもある。さらには、駆動源も損傷する
おそれもある。
【0006】ギア等が破損した場合はこの破損したギア
等を交換するなどの手間のかかる作業が必要になる。さ
らに、ギア等が画像形成装置の本体に組み込まれている
ものである場合は交換作業が困難であり、交換作業に非
常に手間がかかる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、何らかの原因
によって回転軸やスクリューに所定値以上の負荷が作用
してもこれら各部材の破損を防止したプロセスカートリ
ッジ及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のプロセスカートリッジは、像担持体に静電潜
像を形成し、該静電潜像に現像剤を供給して現像像を形
成し、該現像像を記録媒体に転写し、転写後に前記像担
持体に残留した現像剤をクリーニング装置を用いて除去
する画像形成装置における、前記像担持体と前記クリー
ニング装置と該クリーニング装置によって除去された現
像剤を所定方向に搬送する廃トナー搬送装置とが一体的
に組み込まれた、前記画像形成装置に着脱自在なプロセ
スカートリッジにおいて、(1)前記廃トナー搬送装置
は、所定の駆動源から駆動力を伝達されて回転する回転
軸と、該回転軸に螺旋状に形成されたスクリューとを有
し、転写後に前記像担持体から除去された現像剤を、前
記回転軸及び前記スクリューを回転させて搬送するもの
であり、(2)前記プロセスカートリッジは、前記回転
軸に所定値以上の負荷が作用したときに前記駆動源から
の駆動力を切断する駆動力切断手段を備えたものであっ
てもよい。
【0009】ここで、(3)前記駆動力切断手段は、前
記回転軸に所定値以上のトルクが作用したときに前記駆
動源からの駆動力を切断するトルクリミッタから構成さ
れたものであってもよい。
【0010】また、(4)前記プロセスカートリッジ
は、前記回転軸が回転しているか否かを検知する検知手
段を備えたものであってもよい。
【0011】さらに、(5)前記検知手段は、前記回転
軸に固定されて該回転軸と共に回転する、照射された光
を反射する反射部材と、該反射部材に光を照射すると共
に該反射部材からの光を受ける光センサとを備えたもの
であってもよい。
【0012】また、上記目的を達成するための本発明の
画像形成装置は、所定の駆動源から駆動力を伝達されて
回転する回転軸と、該回転軸に螺旋状に形成されたスク
リューとを有し、転写後に像担持体から除去された現像
剤を、前記回転軸及び前記スクリューを回転させて搬送
する廃トナー搬送装置が組み込まれた画像形成装置にお
いて、(6)前記回転軸に所定値以上の負荷が作用した
ときに前記駆動源からの駆動力を切断する駆動力切断手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】ここで、上記画像形成装置は、(7)前記
回転軸が回転しているか否かを検知する検知手段を備え
てもよい。
【0014】また、前記検知手段は、(8)前記画像形
成装置の本体に配置されたものであってもよい。
【0015】さらに、(9)前記廃トナー搬送装置は、
取替自在なプロセスカートリッジに組み込まれたもので
あり、(10)前記検知手段は、前記プロセスカートリ
ッジに配置されたものであってもよい。
【0016】さらにまた、(11)前記駆動力切断手段
は、前記回転軸に所定値以上のトルクが作用したときに
前記駆動源からの駆動力を切断するトルクリミッタから
構成されたものであってもよい。
【0017】さらにまた、(12)前記検知手段は、前
記回転軸に固定されて該回転軸と共に回転する、照射さ
れた光を反射する反射部材と、該反射部材に光を照射す
ると共に該反射部材からの光を受ける光センサとを備え
たものであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0019】図1を参照して、画像形成装置の概略構造
を説明する。
【0020】図1は、本発明の画像形成装置の一実施形
態である複写機の構造を示す模式図である。
【0021】複写機10の頂面には開閉自在な原稿圧着
板12が配置されている。原稿圧着板12の下には、原
稿15が載置される原稿台ガラス14が配置されてい
る。また、頂面の正面側には、複写枚数などが入力され
る操作パネル(図示せず)が配置されている。さらに、
複写機10には、複数枚のカット紙が収容されるユニバ
ーサルカセット16が複写機10の本体に出し入れ自在
に備えられている。また、複写機10の右側壁には、葉
書などの小サイズの記録紙を給紙できる矩形状の手差し
トレイ18が備えられている。この手差しトレイ18
は、下辺部18aを中心にして矢印C方向に回動し、記
録媒体を載置できる位置(二点鎖線で示す位置)まで開
く。また、複写機10の左側壁には、画像が形成された
記録紙が積載される排紙トレイ20が備えられている。
【0022】複写機10で画像を形成する手順を説明す
る。
【0023】原稿台ガラス14の上面に、画像面が下に
なるように原稿15を載置し、原稿圧着板12で原稿1
5を押さえて固定する。原稿15に記録された画像は、
光源ランプ(図示せず)などを備えた周知の光学系28
で読み取られる。これにより、原稿に記録された画像の
情報を担持する光(破線A)が得られる。この光は、帯
電器30によって一様に帯電された感光ドラム32に照
射されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像
器34から供給されたトナー(現像剤)で現像されて現
像像が形成される。
【0024】一方、ユニバーサルカセット16からは記
録紙などの記録媒体が矢印B方向(給紙方向)に給紙さ
れ、転写器36によって現像像が記録媒体に転写され
る。現像像が転写された記録媒体は、搬送装置38によ
って定着器40に搬送される。定着器40にはヒートロ
ーラ42とプレスローラ44が配置されており、これら
2つのローラ42,44に記録媒体が挟まれながら搬送
されて、現像像が記録媒体に定着される。このようにし
て現像像が定着された記録媒体は排出されて排紙トレイ
20に積載される。なお、転写後に感光ドラム32に残
留したトナーはクリーニング装置46によって掻き落と
される。この掻き落とされたトナー(廃トナー)は廃ト
ナー搬送装置50によって、複写機本体後方に位置する
廃トナーボックス48まで搬送されてここに溜められ
る。また、手差しトレイ18から記録媒体を給紙するこ
ともでき、手差しトレイ18から給紙された記録媒体に
画像が形成される手順も上記と同じである。
【0025】上記した複写機10の構成部品のうち、感
光ドラム32、クリーニング装置46、及び廃トナー搬
送装置50は、一体化されたプロセスカートリッジとし
て構成されている。このプロセスカートリッジは、複写
機10の本体に自在に着脱できる。このプロセスカート
リッジについて図2から図7までを参照して説明する。
【0026】図2は、プロセスカートリッジの概略構成
を示す斜視図である。図3は、プロセスカートリッジの
概略構成を示す模式図である。図4は、図3のプロセス
カートリッジの一端部の概略構成を示す側面図であり、
図5は、図4の一部の概略構成を拡大して示す斜視図で
ある。また、図6は、図3のプロセスカートリッジの他
端部の概略構成を拡大して示す側面図であり、図7は、
図6の他端部の概略構成を示す正面図である。これらの
図では、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一
の符号が付されている。
【0027】プロセスカートリッジ100は、上述した
ように、感光ドラム32、この感光ドラム32を一様に
帯電する一次帯電器30、トナー像を記録媒体に転写し
た後に感光ドラム32上に残留したトナーを除去するク
リーニング装置46(図3には示さず)、及び、廃トナ
ーを廃トナーボックス48まで搬送する廃トナー搬送装
置50が一体化されて構成されたものである。感光ドラ
ム32は細長い円柱状のものであり、プロセスカートリ
ッジ100のフレーム102に回転自在に固定されてい
る。感光ドラム32の端部にはギア32aが固定されて
おり、このギア32aは、後述する回転軸54のギア5
4aに噛み合っている。
【0028】感光ドラム32に並行して廃トナー搬送装
置50が延びている。廃トナー搬送装置50は、細長い
ケース52と、このケース52の内部を延びる回転軸5
4と、この回転軸54に螺旋状に巻き付いたスクリュー
56とを備えている。転写後の感光ドラム32に残留し
たトナー(廃トナー)はクリーニング装置46(図1参
照)に掻き落とされてケース52に収容される。ケース
52に収容されたトナーは、回転軸54とスクリュー5
6の回転に伴って矢印D方向に搬送されて廃トナーボッ
クス(図示せず)に貯められる。回転軸54の、矢印D
方向とは反対側の端部には、トルクリミッタ(本発明に
いう駆動力切断手段の一例である)60が取り付けられ
ている。
【0029】トルクリミッタ60は、回転軸54に所定
値以上の負荷(トルク)が作用したときに上記の駆動モ
ータからの駆動力を切断するものである。トルクリミッ
タ60は、図4に示すように、互いに嵌合したカップリ
ング62とカップリングギア64を有している。回転軸
54の、トルクリミッタ60側の端部はDカット形状を
しており、その外形状に嵌合するカップリング62は回
転軸54の軸方向に所定距離だけ移動自在であり、その
外側にはコイルばね66が固定されている。このコイル
ばね66はカップリング62を所定の付勢力で矢印D方
向に付勢している。また、カップリングギア64とギア
54aは一体に形成されている。回転軸54に所定値以
上の負荷が作用した場合、カップリング62とカップリ
ングギア64はスリップし、カップリングギア64(ギ
ア54a)は回転軸54に駆動を伝えることができずス
リップして空回りする。
【0030】上記した感光ドラム32のギア32aに
は、複写機10に組み込まれている駆動モータ(本発明
にいう駆動源の一例であり、図示せず)の駆動力が伝達
され、これにより、ギア32aが回転して感光ドラム3
2も回転する。ギア32aの回転に伴ってギア54aが
回転して回転軸54とスクリュー56も回転する。この
ように駆動モータから駆動力がギア32a,54a等を
介して回転軸54に伝達されている際、何らかの原因で
回転軸54に所定値以上の負荷が作用したとする。この
場合、回転軸54が回転しにくくなり、図5に示すよう
に、カップリング62とカップリングギア64が噛み合
って伝達する負荷が過大となり、カップリング62がコ
イルばね66の付勢力に打ち勝って矢印D方向とは反対
方向に押し付けられる。この結果、カップリング62と
カップリングギア64の嵌合が外れて上記の駆動モータ
からの駆動力が回転軸54に伝達されない。従って、回
転軸54に所定値以上の負荷が作用したままの状態で駆
動モータからの駆動力が回転軸54に伝達されることは
ない。このため、駆動モータの駆動力をギア54aに伝
達するための本体駆動部(複数のギアからなり、図示せ
ず)、回転軸やスクリューなどの破損が防止される。ま
た、駆動力を切断する手段として、摩擦パッド方式等の
他の方式のトルクリミッタを用いても、同様の効果を得
られる。
【0031】回転軸54の、矢印D方向の端部側には、
図6と図7に示すように、回転軸54が回転しているか
否かを検知する検知センサ(本発明にいう検知手段の一
例である)70が配置されている。検知センサ70は、
回転軸54の端部に固定されたギア72と、このギア7
2に噛み合ったギア74と、ギア74に噛み合ったギア
76を有している。ギア76の中心部には軸78が貫通
しており、この軸78の端部には4枚の羽根80が固定
されている。また、羽根80の近傍には、発光素子82
と受光素子84が配置されており、発光素子82から発
せられた光は、光路に羽根80が存在していないときに
は、受光素子84に受光される。検知センサ70は、上
記のギア72,74,76、軸78、及び、発光素子8
2と受光素子84などで構成される。
【0032】回転軸54が所定の回転数で回転するとギ
ア72,74,76が回転して軸78が所定の回転数で
回転する。この所定回転数での軸78の回転に伴って羽
根80も所定回転数で回転する。このように羽根80が
所定回転数で回転している間では、発光素子82から発
せられた光は、所定のタイミングで規則正しく受光素子
84に受光される。ところが、何らかの原因で回転軸5
4が停止したり不規則に回転したりすると、受光素子8
4は受光したままになったり所定のタイミングで受光し
なかったりする。この場合、発光素子82から発せられ
た光が所定のタイミングで規則正しく受光素子84に受
光されないので、装置に何らかの異常が発生したと判断
して装置を停止させ、ギア72,74,76に所定値以
上の負荷が作用してこれらが破損することを防止する。
また、同時に、発光素子82から発せられた光が所定の
タイミングで規則正しく受光素子84に受光されていな
いことが操作部(図示せず)に表示されるようになって
いる。このため、ユーザは、回転軸54に何らかのトラ
ブルが発生していることを知ることができる。なお、検
知センサ70を、プロセスカートリッジ100に配置し
てもよいし、複写機10の本体に配置してもよい。
【0033】図8、図9を参照して検知センサの他の例
を説明する。
【0034】図8は、他の検知センサの概略構成を示す
正面図であり、図9は、図8の検知センサの側面図であ
る。これらの図では、図6に示す構成要素と同一の構成
要素には同一の符号が付されている。
【0035】検知センサ90は、上述したように、回転
軸54が回転しているか否かを検知するものであり、回
転軸54の端部に固定されてこの回転軸54と共に回転
する三角形の回転反射部材92を備えている。この回転
反射部材92の一辺には、光を反射する反射板(本発明
にいう反射部材の一例である)94が固定されている。
また、回転軸54の端部の上方には、回転反射部材92
に向けて光を発する発光素子96と、反射板94からの
光を受ける受光素子98とを備えた光センサ110が配
置されている。
【0036】回転軸54が所定の回転数で回転している
間は、発光素子96から発せられた光は、所定のタイミ
ングで規則正しく反射板94で反射されて受光素子98
に受光される。ところが、何らかの原因で回転軸54が
停止したり不規則に回転したりすると、受光素子98は
受光したままになったり所定のタイミングで受光しなか
ったりする。この場合、光センサ110からの信号に基
づいて駆動源を停止させ、回転軸54に所定値以上の負
荷が作用することによるこの回転軸54の破損を防止す
る。また、同時に、発光素子96から発せられた光が所
定のタイミングで規則正しく受光素子98に受光されて
いないことが操作部(図示せず)に表示される。このた
め、ユーザは、回転軸54に何らかのトラブルが発生し
ていることを知ることができる。なお、回転軸54の端
部に反射板94を直接に固定してもよい。また、光セン
サ110からの信号に基づいて駆動源を停止させる手段
として電気的なスイッチ等を用いることができる。
【0037】このように、回転軸54に回転反射部材9
2を固定して、光センサ110によって回転反射部材9
2からの反射光を検知する構成にすることにより、本発
明にいう検知手段の部品点数を少なくでき、しかも、省
スペースにできる。さらに、装置の設計自由度が増える
と共にコストダウンにもなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプロセスカ
ートリッジによれば、トナー搬送装置の回転軸に所定値
以上の負荷が作用したときに駆動源からの駆動力が切断
されるので、回転軸やスクリューに所定値を超える負荷
が作用しない。この結果、回転軸やスクリューが破損し
たり、駆動源からの駆動力を回転軸に伝達する本体駆動
部材が破損したりすることが無い。
【0039】ここで、駆動力切断手段が、回転軸に所定
値以上のトルクが作用したときに駆動源からの駆動力を
切断するトルクリミッタから構成されたものである場合
は、トルクリミッタを用いているので、簡易で小型の駆
動力切断手段が得られる。
【0040】また、プロセスカートリッジが、回転軸が
回転しているか否かを検知する検知手段を備えている場
合は、回転軸もしくはスクリューが回転しているか否か
を検知手段が検知するので、廃トナー搬送装置が正常に
動作しているか否を容易に検知できることとなる。
【0041】また、本発明の画像形成装置では、トナー
搬送装置の回転軸に所定値以上の負荷が作用したときに
駆動源からの駆動力が切断されるので、回転軸やスクリ
ューに所定値を超える負荷が作用しない。この結果、回
転軸やスクリューが破損したり、駆動源からの駆動力を
回転軸に伝達する本体駆動部材が破損したりすることが
無い。
【0042】ここで、トナー搬送装置の回転軸が回転し
ているか否かを検知する検知手段を備えた場合は、回転
軸もしくはスクリューが回転しているか否かを検知手段
が検知するので、廃トナー搬送装置が正常に動作してい
るか否を容易に検知できることとなる。
【0043】また、上記検知手段は、画像形成装置の本
体に配置されたものである場合は、画像形成装置の本体
に配置された検知手段を取り替えることがほとんど無い
ので1つの検知手段を長期間にわたって使用することと
なり、コスト低減となる。
【0044】さらに、上記廃トナー搬送装置は、取替自
在なプロセスカートリッジに組み込まれたものであり、
上記検知手段は、上記プロセスカートリッジに配置され
たものである場合は、プロセスカートリッジを取り替え
るときに検知手段も取り替えられることとなるので、検
知手段が故障する確率を少なくできる。
【0045】さらにまた、上記駆動力切断手段は、上記
回転軸に所定値以上のトルクが作用したときに駆動源か
らの駆動力を切断するトルクリミッタから構成されたも
のである場合は、トルクリミッタを用いているので、簡
易で小型の駆動力切断手段が得られる。
【0046】さらにまた、上記の検知手段が、回転軸に
固定されてこの回転軸と共に回転する、照射された光を
反射する反射部材と、この反射部材に光を照射すると共
にこの反射部材からの光を受ける光センサとを備えたも
のである場合は、部品点数を少なくでき、しかも、省ス
ペースにできる。この結果、装置の設計自由度が増える
と共にコストダウンにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態である複写
機の概略構造を示す模式図である。
【図2】図1の複写機に組み込まれたプロセスカートリ
ッジの概略構成を示す斜視図である。
【図3】図2のプロセスカートリッジの概略構成を示す
模式図である。
【図4】図3のプロセスカートリッジの一端部の概略構
成を示す側面図である。
【図5】図4の一端部の概略構成を拡大して示す斜視図
である。
【図6】図3のプロセスカートリッジの他端部の概略構
成を拡大して示す側面図である。
【図7】図6の他端部の概略構成を示す正面図である。
【図8】他の検知センサの概略構成を示す正面図であ
る。
【図9】図8の検知センサの側面図である。
【符号の説明】
10 複写機 32 感光ドラム 50 廃トナー搬送装置 54 回転軸 56 スクリュー 60 トルクリミッタ 70,90 検知センサ 100 プロセスカートリッジ 110 光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 敏幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H034 CA02 CA05 CA06 CA08 2H071 CA05 DA13 DA26 DA32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜
    像に現像剤を供給して現像像を形成し、該現像像を記録
    媒体に転写し、転写後に前記像担持体に残留した現像剤
    をクリーニング装置を用いて除去する画像形成装置にお
    ける、前記像担持体と前記クリーニング装置と該クリー
    ニング装置によって除去された現像剤を所定方向に搬送
    する廃トナー搬送装置とが一体的に組み込まれた、前記
    画像形成装置に着脱自在なプロセスカートリッジにおい
    て、 前記廃トナー搬送装置は、 所定の駆動源から駆動力を伝達されて回転する回転軸
    と、該回転軸に螺旋状に形成されたスクリューとを有
    し、転写後に前記像担持体から除去された現像剤を、前
    記回転軸及び前記スクリューを回転させて搬送するもの
    であり、 前記回転軸に所定値以上の負荷が作用したときに前記駆
    動源からの駆動力を切断する駆動力切断手段を備えたこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記駆動力切断手段は、 前記回転軸に所定値以上のトルクが作用したときに前記
    駆動源からの駆動力を切断するトルクリミッタから構成
    されたものであることを特徴とする請求項1に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記回転軸が回転しているか否かを検知
    する検知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、 前記回転軸に固定されて該回転軸と共に回転する、照射
    された光を反射する反射部材と、 該反射部材に光を照射すると共に該反射部材からの光を
    受ける光センサとを備えたものであることを特徴とする
    請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 所定の駆動源から駆動力を伝達されて回
    転する回転軸と、該回転軸に螺旋状に形成されたスクリ
    ューとを有し、転写後に像担持体から除去された現像剤
    を、前記回転軸及び前記スクリューを回転させて搬送す
    る廃トナー搬送装置が組み込まれた画像形成装置におい
    て、 前記回転軸に所定値以上の負荷が作用したときに前記駆
    動源からの駆動力を切断する駆動力切断手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回転軸が回転しているか否かを検知
    する検知手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段は、前記画像形成装置の本
    体に配置されたものであることを特徴とする請求項6に
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記廃トナー搬送装置は、取替自在なプ
    ロセスカートリッジに組み込まれたものであり、 前記検知手段は、前記プロセスカートリッジに配置され
    たものであることを特徴とする請求項6に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動力切断手段は、 前記回転軸に所定値以上のトルクが作用したときに前記
    駆動源からの駆動力を切断するトルクリミッタから構成
    されたものであることを特徴とする請求項5から8まで
    のうちのいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記検知手段は、 前記回転軸に固定されて該回転軸と共に回転する、照射
    された光を反射する反射部材と、 該反射部材に光を照射すると共に該反射部材からの光を
    受ける光センサとを備えたものであることを特徴とする
    請求項6,7,又は8に記載の画像形成装置。
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