JP2010132376A - プリンタ - Google Patents

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【課題】 使用者の誤操作を未然に防止して確実に両面プリントを行なうことができると共に、使用者に余計な手間を強いることのない操作性に優れたプリンタの提供。
【解決手段】 搬送するシートの表裏を反転させる反転機構(6)と、プリントの済んだシートを排出する排出トレイ(108)と、排出トレイの下に設けたシートガイド(113)と、プリント部(4)でプリントしたシートを排出トレイ(118)の上に排出する第1モードとシートガイド(113)に排出する第2モードとを切り替える切替機構(107)を備える。コントローラ(7)の制御により、表面にプリントしたシートを、第2モードにて前記シートガイド(113)に排出し、排出したシートを送り戻して反転機構(6)にてシートの表裏を反転させて、シート裏面にプリントを行なう。最終的な排出先は、排出トレイ(108)とシートガイド(113)のいずれかを選択可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明はシートの両面にプリントを行なうことができるプリンタの技術分野に関する。
シート両面にプリントを行なう際には、表面にプリントしながら排出トレイにシートの一部を排出する。表面のプリントが済んだら、スイッチバックによってシートを装置内に送り戻し、裏面がプリント面となるように表裏反転して、裏面にプリントするのが一般的である。
このような両面プリンタにおいて、表面のプリント中に排出トレイの上に露出したシートは使用者の手に届き易いため、処理中であるにもかかわらず使用者が誤ってシートに触れたり取り除こうと引張ってしまう可能性がある。すると、プリント画像が乱れたり搬送のジャムを引き起こしてしまう。
この問題に対して、特許文献1に開示のプリンタ(図9、図10参照)は、反転プリント時の搬送経路となるFD(フェイスダウン)排紙トレイを、両面プリント中に覆う防護手段を設けて、使用者が誤ってシートに抜き取る等の誤操作を防止する機構を提案する。防護手段は、具体的には、FD排紙トレイの上方で、閉状態と開状態に回転切替可能なFU(フェイスアップ)排紙トレイである。両面プリントの際には、使用者がFU排紙トレイを閉状態にすると、FD排紙トレイの上面部を覆って、防護手段としての保護カバーとなる。これにより、FD排紙トレイのスタック部へ使用者が容易にアクセスできなくなる。
特開平10−157212号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、以下に示すような操作上の課題がある。第1に、両面プリント時には使用者が手動でFU排紙トレイを閉状態にして、プリント完了時には手動でFU排紙トレイを開状態に戻さなければならず、その都度、使用者に手間を強いることになる。第2に、FU排紙トレイを開状態から閉状態にすると、トレイが上下反転するので、両面プリント前にFU排紙トレイの上にシートが残っている場合は、使用者がこれを取り除かなければならず、使用者に手間を強いることになる。本発明はこれら課題の認識に基づいてなされたものである。
本発明の目的は、使用者の誤操作を未然に防止して確実に両面プリントを行なうことができると共に、使用者に余計な手間を強いることのない操作性に優れたプリンタの提供である。
上述の課題を解決する本発明のプリンタは、シート上にプリントを行なうプリント部と、搬送するシートの表裏を反転させる反転機構と、プリントの済んだシートを排出する排出トレイと、前記排出トレイの下に設けたシートガイドと、前記プリント部でプリントしたシートを、上記排出トレイの上に排出する第1モードと、前記シートガイドに排出する第2モードとを切り替える切替機構と、前記プリント部でシート表面にプリントしたシートを、前記第2モードにて前記シートガイドに排出し、次いで前記シートガイドに排出したシートを送り戻して前記反転機構にてシートの表裏を反転させて、前記プリント部でシート裏面にプリントを行なうように制御するコントローラとを有することを特徴とするものである。
本発明によれば、スイッチバックの際の一時的なシート排出先は排出トレイの下方の視認しにくいシートガイドなので、使用者の誤操作を未然に防止して確実に両面プリントを行なうことができる。加えて、使用者に余計な機器操作の手間を強いることがなく、操作性に優れたプリンタとなる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する主旨のものではない。
以下、インクジェット方式のプリンタを例に挙げて説明するが、本発明のプリンタは、複写機能やスキャン機能を持った複合機、いわゆるマルチファンクションプリンタにも適用可能である。インクジェット方式は、発熱体を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式など、さまざまな方式を用いることができる。また、インクジェット方式に限らず、電子写真方式、サーマル方式など、別の方式のプリンタにも適用可能である。また、布地や皮革などのメディアに対してプリントを行なう捺染プリンタにも適用可能である。
図1は本実施形態のインクジェットプリンタ本体1の主要部の構成を示す断面図である。全体構成は、大きくは、カットシート供給部2、ロールシート供給部3、プリント部4、排出部5、反転機構6、及びコントローラ7を備える。これらのユニットの間でシートが搬送される。図中の細点線はシート搬送経路にシートが搬送される軌跡を示す。インクジェットプリンタ本体1の全体はスタンド140によって支持し、設置床面上の移動を容易にするためスタンド140の脚部にキャスタを備えている。スタンド140は排出され落下したシートEを収容可能なバスケット141を支持している。バスケット141は必要に応じて折りたたんだり縮めたりして、不使用時の省スペース化を実現する。
カットシート供給部2は、複数枚のカットシートを保持して一枚ずつプリント部4に供給する。シートカセット100は、複数枚のカットシートPを積層収納する。分離ローラ101は、シートカセット100内のカットシートPの最上面のシートを分離して、シートカセット100から取り出す。取り出したシートは、搬送ローラ102で搬送経路に沿って下流方向に搬送し、シートはプリント部4の搬送ローラ104まで到達する。搬送経路は、図の細点線に示すようにUターン形状のパスを有するものである。
ロールシート供給部3は、連続シートが芯に巻かれたロールシートを保持し、プリント部4に供給する。ロールシート130を回転可能にホルダで保持して、供給ローラ131によって、細点線で示す搬送経路に沿って連続シートを搬送ローラ104にまで搬送する。カットシート供給部2とロールシート供給部3のそれぞれの供給経路は、搬送ローラ104の手前の合流部Aで合流する。用途に応じて、カットシート供給部2とロールシート供給部3の内のいずれかを選択して、プリント部4にシートを供給する。
プリント部4では、プリント位置において供給されたシート上にプリントを行なう。プリント部4は、シートを搬送するための搬送ローラ104、及びプリント動作時のシートをガイドするプラテン111を備える。更には、シートを挟んでプラテン111の反対側に位置するプリントヘッド105、プリントヘッド105を着脱自在に保持して、シート搬送方向と直交する方向(紙面垂直方向)に往復走査させるキャリッジ112を備える。プリント時には、キャリッジ112の往復移動に同期したプリントヘッド105からのインクの吐出と、シートの間欠送りとを交互に繰返して、シート上に二次元の画像をプリントする。プリント位置の下流側には、シートが連続シートである場合にシートを切断するカッタ110を備えている。
排出部5は、排出ローラ106、排出トレイ108及び補助トレイ109を備え、プリントが済んだシートを排出ローラ106によって排出口Bから排出する。排出したシートは、後述する経路切替によって、排出トレイ108又はその下方に設けたシートガイド113のいずれかの方向に選択的に進行する。
排出トレイ108は上り斜面を備え、斜面上に排出したシートを複数枚積層して保持する。補助トレイ109は、排出トレイ108だけでは積載できないような搬送方向に長いシートが排出された場合に、シートの前半部分を保持する。補助トレイ109と排出トレイ108とは、これらの接合部で排出されるシートの先端が引っかからないように、櫛歯状にリブを交差した方法で噛み合った構造を有する。また、補助トレイ109は、不要時には伸縮又は折りたたむことができるようになっており、非使用時の省スペース化を実現している。排出トレイ108は、支点108bを中心に回動可動な構造となっており、切替機構107の偏心カムが回転することによって、排出トレイ108の導入部108aが排出口Bに対して上下移動する。排出トレイ108が支点108bを中心に回転して、導入部108aが排出ローラ106の排出口Bより下位置となる第1モード(図2(a))と、導入部108aが排出口Bより上位置となる第2モード(図2(b))との間での切替えを行なう。すなわち、第1モードではシートは排出トレイ108の上に排出され、第2モードではシートはシートガイド113の上に排出される。
シートガイド113は下り斜面を備え、排出トレイ108の下方で且つシートカセット100の上方に配置される。プリントが済んでシートガイド113の斜面上に排出されたシートSは、経路方向のシート長がシートガイド113の斜面よりも長い場合は、シート先端から順次自重で垂れ下がる。連続シートをカッタ110でカットして、排出ローラ106で排出し切ったら、カットしたシートが全て落下する。そのため、落下したシートEを受け止めるためのバスケット141を設けている。シートガイド113は、プリントの済んだシートがバスケット141に落下するまでの排出経路としての役割、及び後述するように両面プリントの際のスイッチバック経路としての役割の、二つの役割を持っている。
反転機構6は、搬送するシートを両面プリントのために表裏反転させる機構であり、反転フラップ103、第1反転ローラ121、第2反転ローラ122を備える。シートは図1の細点線で示すUターン経路を矢印で示す方向に進行して、表裏が反転する。反転フラップ103は、カットシート供給部2とロールシート供給部3の搬送路の合流部Aの近傍において、回転可能に軸支されたフラップ部材であって、シート搬送の進行方向を切り替える。反転フラップ103の駆動は、モータで駆動される偏芯カムやソレノイドなどのアクチュエータによって行なう。経路の切替動作の手順については後述する。
コントローラ7は、CPU71、メモリ72、各種I/Oインターフェースを備え、装置全体の各種制御を司るもので、図1では分離して描いているが、インクジェットプリンタ本体1に内蔵されている。
図3は各状態における反転フラップ103の動作を説明するための図であり、図4は、両面プリントの際の動作手順を示すフローチャート図である。以下の説明は、カットシート供給部2又はロールシート供給部3からシートを供給して両面プリントして、排出トレイ108に排出するまでの手順である。これらの動作はコントローラ7の制御によって行なう。
ステップS0で両面プリントを開始する。ステップS1では、使用者の指令に基づいて、カットシート供給部2又はロールシート供給部3のいずれかを選択して、シートの供給を開始する。カットシートを選択した場合は、図3(a)のように、合流部Aにおいて反転フラップ103の先端103aは上位置にして、シートSをプリント部に搬送する。ロールシートを選択した場合は、図3(b)のように合流部Aにおいて反転フラップ103の先端103aを下位置にして、シートSをプリント部に搬送する。
ステップS2では、切替機構107によって排出トレイ108を第2モードに設定して導入部108aを上位置にする。ステップS3では、シートをプリント部4まで搬送する。シート先端がプリント部4に到達したら。ステップS4でシート表面のプリントを開始する。プリント時には、コントローラ7が、搬送ローラ104、キャリッジ112、プリントヘッド105を制御して、シート上に二次元のプリント画像を形成していく。プリントの進行に伴って、排出ローラ106の排出口Bから、シートのプリントした部分を徐々に排出する。ここでは第2モードに設定しているので、排出先はシートガイド113となる。シートガイド113は、上方を排出トレイ108及び補助トレイ109で覆われているため、使用者の目に入りにくく且つ手にも触れにくい。このため、両面プリント完了する前に、使用者がシートガイド113上のシートを不用意に取ってしまうなどの誤操作を未然に防ぐことができる。
表面のプリントが終了したら、ステップS5において、シートを所定位置まで排出して送り出した後に搬送を停止して、しばらくの間、所定時間待機する。所定位置まで排出して待機するのは、プリントした領域を空間に露出させてインク乾燥を促進させるためである。なお、ステップS5の排出及び待機の動作をスキップすればプリントスループットをより向上させることができる。ステップ5を実行するか否かは、使用者がプリント動作を設定して決める。ここで、所定位置とは、カットシートの場合は、シートの後端(プリント領域の外の余白部分が好ましい)が、排出ローラ106を抜け切らず挟まれたまま保持される位置である。また、連続シートの場合は、連続シートの切断位置がカッタ110の切断位置と一致する位置である。なお、連続シートの場合は、シートを切断した後、次のステップ6の前に、残った未プリントの連続シートを逆方向に巻き戻して、シート先端が供給ローラ131近傍に戻るまで退避させる。これは表面にプリントが済んだシートを、裏面プリントのために同一経路を再搬送する際に、シート同士の衝突を避けるためである。なお、連続シートをカッタ110で切断しても、排出ローラ106で保持するので、カットしたシートはバスケット141には落下しない。
続くステップS6では、排出ローラ106、搬送ローラ104をプリント時とは逆回転させて、表面にプリントの済んだシートを逆方向に搬送する。この一旦シートを排出してその後逆方向に切り替えて送り戻す動作をスイッチバックと呼ぶ。
ステップS7では、スイッチバックで送り戻すシートの進行先端(プリント時の後端)が反転フラップ103に到達する前に、反転フラップ103の先端103aを下位置にする。従って、シートの進行先端は反転フラップ103の上を通過して、反転機構6の搬送路に導入される。図3(c)は、反転フラップ103の先端103aを下位置にして、反転機構6にシートSが入っていく様子を示す。
ステップS8では、シートの進行後端が反転フラップ103を通過したかのタイミング判断する。通過したと判断したら、ステップS9で、反転フラップ103の先端103aを上位置に切り替える。そして搬送を続ける。この切替により、表裏反転中のシートのいずれの箇所も反転フラップ103に衝突することはない。図3(d)は、反転フラップ103の先端103aを上位置にして、反転フラップ103の下を通って反転機構6から表裏反転したシートSが出て行く様子を示す。
ステップS10では、両面にプリントしたシートを、最終的な排出先が排出トレイ108であるか否か(シートガイド113)を判断する。どちらの排出先を選択するかは、予め使用者が決定して指定する。排出トレイ108に排出するのであれば、ステップS11ヘ移行する。否であればステップS11をスキップして、ステップS12へ移行する。
ステップS11では、少なくとも反転機構6から出てきたシートの先端が排出口Bに到達する前に、切替機構107を駆動して排出トレイ108を第1モードに切り替えて、導入部108aを下位置にする。ステップS11をスキップした場合は、排出トレイ108は第2モードとなる。
シート先端がプリント部4に到達したら。ステップS12でシート裏面のプリントを開始する。連続シートであれば、裏面のプリントが完了して、シートのカット位置がカッタ110の位置まで来たらシートをカットする。
ステップS13では、プリントの済んだ部位からシートを排出ローラ106によって排出する。排出トレイ108が、第1モードであれば排出トレイ108の上に排出し、第2モードであればシートガイド113の上に排出する。第2モードにおいて、シートがシートガイド113よりも長い場合は、最終的にはバスケット141の中に落下して使用者が回収する。そして、ステップS14で両面プリントの動作が終了する。
以上は両面印刷の場合の動作を説明したが、本装置は片面印刷も可能である。その場合は、スイッチバックの動作や反転機構6の使用は不要となる。すなわち、カットシート供給部2又はロールシート供給部3からシートを供給して、プリント部4でプリントを行なったシートを、そのまま排出トレイ108又はシートガイド113のいずれかに選択的に排出すればよい。この場合は、プリント面が上を向いたフェイスアップ状態の排出となる。もし、プリント面が下を向いたフェイスダウン状態の排出にしたいのであれば、片面をプリント後に、スイッチバックして反転機構6で表裏反転してから、プリントせずに排出すればよい。同様にして、両面プリントを行なった後にさらに反転機構6を用いて表裏反転させて、最終的な排出をフェイスダウン状態にすることもできる。
次に、カットシート及び連続シートと最終的な排出先との関係について説明する。排出トレイ108に排出するのは主にカットシートである。ロール状に巻かれた連続シートにはカール(巻きグセ)があり、平面状のトレイへの積載には適さない場合があるためである。しかし、この限りではなく、カッタ110によって連続シートを切断してから排出トレイ108の上に排出するようにしてもよい。
一方、シートガイド113に最終的に排出するのは主に連続シートである。しかし、この限りではなく、カットシートであってもよい。カットシートでも、シート種類、温度・湿度、プリント画像の状態によっては、シートの反りや波打ち等の変形によって平面状の排出トレイへの積載には適さないものがある。こうした場合には、カットシートであってもシートガイド113に排出する。例えば、シートはインクの水分によりコシ(シート剛性)がプリント前に比べて弱くなる傾向がある。このため、特に濃度の高い画像を両面にプリントしたシートはサイズが大きくなるほどに、上り傾斜面を持った排出トレイ108への排出に適さないことがある。このような厳しい条件でも、下り傾斜となるシートガイド113への排出であれば、重力の助けを借りて円滑な排出が可能である。
以上、本実施形態によれば、スイッチバックの際の一時的なシート排出先は排出トレイ108の下方の視認しにくいシートガイド113なので、使用者の誤操作を未然に防止して確実に両面プリントを行なうことができる。また、使用者に余計な機器操作の手間を強いることないので、操作性に優れたプリンタとなる。
また、両面プリント完了後の排出先を排出トレイ108にすれば、スイッチバック動作で排出される排出先(シートガイド113)と異なるので、使用者は反転中なのかプリント完了なのかを一目で容易に判別でき、誤操作防止の効果が高い。また、上面が露出した排出トレイ108の上に最終的なプリント結果物を排出するようにすれば、その視認性が良好で且つ使用者のアクセスも容易である。
また、使用するシート種類、温度・湿度、プリント画像濃度等の状態に応じて、適切な排出先を選ぶことができ、コントローラ7による制御だけで、フェイスアップ排出、フェイスダウン排出も可能である。このように、さまざまな要望にフレキシブルに対応することできる。
インクジェットプリンタの主要部の構成を示す断面図 シート排出先の切替(第1モード、第2モード)を説明するための図 各状態における反転フラップの動作を説明するための図 両面プリントの際の動作手順を示すフローチャート図
符号の説明
1 インクジェットプリンタ本体
2 カットシート供給部
3 ロールシート供給部
4 プリント部
5 排出部
6 反転機構
7 コントローラ
100 カセット
103 反転フラップ
103a 反転フラップの先端
104 搬送ローラ
105 プリントヘッド
106 排出ローラ
107 切替機構
108 排出トレイ
108a 排出トレイの導入部
109 補助トレイ
110 カッタ
111 プラテン
112 キャリッジ
113 シートガイド
121 第1反転ローラ
122 第2反転ローラ
130 ロールシート
141 バスケット

Claims (9)

  1. シート上にプリントを行なうプリント部と、
    搬送するシートの表裏を反転させる反転機構と、
    プリントの済んだシートを排出する排出トレイと、
    前記排出トレイの下方に設けたシートガイドと、
    前記プリント部でプリントしたシートを、上記排出トレイの上に排出する第1モードと、前記シートガイドに排出する第2モードとを切り替える切替機構と、
    前記プリント部でシート表面にプリントしたシートを、前記第2モードにて前記シートガイドに排出し、次いで前記シートガイドに排出したシートを送り戻して前記反転機構にてシートの表裏を反転させて、前記プリント部でシート裏面にプリントを行なうように制御するコントローラと
    を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記切替機構は、前記排出トレイの導入部の位置を上下に切り替える機構を含み、前記第1モードでは前記導入部を下位置にして、前記プリント部から排出されるシートが前記排出トレイの上に導入されるようにし、前記第2モードでは前記導入部を上位置にして、前記プリント部から排出されるシートが前記シートガイドに導入されるようにしたことを特徴とする、請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記コントローラは、両面にプリントしたシートを排出する際には、前記第1モードにして前記排出トレイの上に排出することを特徴とする、請求項1又は2記載のプリンタ。
  4. 前記コントローラは、両面にプリントしたシートを排出する際には、前記第1モードと前記第2モードのいずれかを選択し、前記排出トレイ又は前記シートガイドに排出することを特徴とする、請求項3記載のプリンタ。
  5. 前記第2モードにて排出して前記シートガイドから落下したシートを収容可能なバスケットをさらに有することを特徴とする、請求項3又は4記載のプリンタ。
  6. 前記反転機構は、搬送経路を切り替えるための反転フラップを有し、前記送り戻したシートが前記反転機構に入る時と、前記反転機構からシートが出て行く時とで、前記反転フラップを切り替えることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか記載のプリンタ。
  7. 前記シートはロール状の連続シートであり、前記プリント部と前記排出トレイの間に、連続シートを切断するカッタを設けたことを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか記載のプリンタ。
  8. 前記シートはカットシートであり、複数のカットシートを積層収納するカセットを有することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか記載のプリンタ。
  9. 前記プリント部はインクジェット方式でプリントを行なうことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか記載のプリンタ。
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