JP2010131359A - ベッド、及びロック補助体 - Google Patents

ベッド、及びロック補助体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010131359A
JP2010131359A JP2009114486A JP2009114486A JP2010131359A JP 2010131359 A JP2010131359 A JP 2010131359A JP 2009114486 A JP2009114486 A JP 2009114486A JP 2009114486 A JP2009114486 A JP 2009114486A JP 2010131359 A JP2010131359 A JP 2010131359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
lock
arm
engaging
lock arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009114486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5106475B2 (ja
Inventor
Kunio Hara
國雄 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Simmons Co Ltd
Original Assignee
Simmons Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Simmons Co Ltd filed Critical Simmons Co Ltd
Priority to JP2009114486A priority Critical patent/JP5106475B2/ja
Publication of JP2010131359A publication Critical patent/JP2010131359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5106475B2 publication Critical patent/JP5106475B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

【課題】脚体が展開位置にあり、ベッドがボトムの上面のレベルを高くさせた利用状態にある状態を、より安定的に確保できるようにする。
【解決手段】ボトム1の持ち上げ操作による折り畳み位置から展開位置への脚体2の回動に伴って摺接案内部33aに掛合部23aを摺接させながら展開回動されるロックアーム体3の掛合凹部37に展開位置において掛合部23aが入り込んで脚体2が展開位置にある状態を維持するようにしたベッドである。ロックアーム体3は、その長さ方向に沿ったスライド移動可能に備えられたロック補助体4を有している。このロック補助体4に、掛合凹部37に掛合部23aが入り込んだ後のこのロック補助体4の自重による下降によりこの掛合凹部37の入り口37aを塞ぐか又は狭めるようにこの掛合凹部37の入り口37a側に位置されるストッパ部40が備えられている。
【選択図】図6

Description

この発明は、寝具を載せるボトムの上面のレベルを高くさせた利用状態とこれを低くさせた非利用状態との切り替え可能にこのボトムを支持する脚体を備えてなるベッドの改良、およびこの改良に用いられるロック補助体に関する。
従来、寝具を載せるボトム100の上面のレベルを高くさせた利用状態とこれを低くさせた非利用状態との切り替え可能にこのボトム100を支持する脚体200を備えてなるベッドとして、図12及び図13に示される構造のものが用いられている。
かかるベッドは、ボトム100に脚上端200aを回動可能に組み付けて、脚下端200bをこのボトム100に接しさせ又は近接させた折り畳み位置に位置づけ可能とされた脚体200と、アーム基端300aを脚体200の脚上端200aと異なる位置をもってボトム100に回動可能に組み付けると共に、アーム下側部300bを脚体200に備えられた掛合部200cへの摺接案内部とし、アーム自由端300c側にこの摺接案内部に案内された掛合部200cの入り込む掛合凹部300dを備えて、前記脚体200が折り畳み位置にあるときにこの脚体200とボトム100との間に折り畳み状に支持されるロックアーム体300とを備えている。
そして、かかるベッドにあっては、ボトム100の持ち上げ操作による折り畳み位置(図12)から展開位置(図13)への脚体200の回動に伴って摺接案内部に掛合部200cを摺接させながら展開回動されるロックアーム体300の前記掛合凹部300dに展開位置において前記掛合部200cが入り込んで脚体200が展開位置にある状態を維持するようにしている。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種のベッドにおける、脚体が展開位置にあり、ベッドがボトムの上面のレベルを高くさせた利用状態にある状態を、より安定的に確保できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、ベッドを、以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)寝具の載置されるボトムに脚上端を回動可能に組み付けて、脚下端をこのボトムに接しさせ又は近接させた折り畳み位置に位置づけ可能とされた脚体と、
(2)アーム基端を脚体の脚上端と異なる位置をもってボトムに回動可能に組み付けると共に、アーム下側部を脚体に備えられた掛合部への摺接案内部とし、アーム自由端側にこの摺接案内部に案内された掛合部の入り込む掛合凹部を備えて、前記脚体が折り畳み位置にあるときにこの脚体とボトムとの間に折り畳み状に支持されるロックアーム体とを備え、
(3)ボトムの持ち上げ操作による折り畳み位置から展開位置への脚体の回動に伴って摺接案内部に掛合部を摺接させながら展開回動されるロックアーム体の掛合凹部に展開位置において掛合部が入り込んで脚体が展開位置にある状態を維持するようにしたベッドであって、
(4)ロックアーム体は、その長さ方向に沿ったスライド移動可能に備えられたロック補助体を有しており、
(5)このロック補助体に、掛合凹部に掛合部が入り込んだ後のこのロック補助体の自重による下降によりこの掛合凹部の入り口を塞ぐか又は狭めるようにこの掛合凹部の入り口側に位置されるストッパ部が備えられている。
かかる構成によれば、脚体が展開位置にある状態を簡素な構造をもってより安定的に維持させることができる。すなわち、ロック補助体のストッパ部によって脚体の展開位置においてロックアーム体の掛合凹部に入り込んだ脚体の掛合部はこのロック補助体を上方に移動させない限り掛合凹部から抜け出されることはない。
かかるベッドにおける前記ロック補助体は、ロックアーム体の縦向きの側部への添装板部を有するものとし、
この添装板部が、摺接案内部の一部を構成する掛合部の案内下縁と、掛合凹部への連通部とを有すると共に、
この連通部と案内下縁の下端との間に、案内下縁の下端側を傾斜上側とするように傾斜した案内傾斜縁を持たせて前記ストッパ部を形成させておくことが、好ましい。
このようにしておけば、脚体の掛合部が摺接案内部に案内されながら掛合凹部に入り込み可能な位置まで移動され、添装板部のストッパ部における案内傾斜縁に掛合部が摺接すると、この案内傾斜縁の傾斜によりロック補助体は上方に押し上げられる。これにより、ストッパ部を乗り越えての掛合凹部への掛合部の入り込みが可能とされる。掛合部がこのように掛合凹部に入り込むとロック補助体は自重により下降し、ストッパ部によって掛合凹部の入り口を塞ぐか又は狭める。これにより、脚体の掛合部がロック補助体を上方に移動させない限り掛合凹部から抜け出さないようにすることができる。
また、かかるロック補助体のスライド移動を所定の範囲に規制する規制手段を備えさせておけば、ロック補助体を必要な限度で、具体的には、最下降位置から前記案内傾斜縁によりストッパ部を掛合部が乗り越えるために必要なストロークか、このストロークよりもやや大きいストロークでのみ、上方に移動させるようにすることができる。
また、ロック補助体を、添装板部との間でロックアーム体を左右から挟み込む挟持部材と、ロックアーム体の横向きの側部の側方においてこの挟持部材と添装板部とを連接する連接部材とを備えてなるものとしておけば、既存のこの種のベッドのロックアーム体にもロック補助体は容易に備え付け可能とされ、この備え付けにより既存のベッドを前記機能を備えたベッドとすることができる。
また、ロック補助体に、操作用把持部を備えさせておけば、展開位置にある脚体のロックアーム体による支持状態は、この操作用把持部を利用してロック補助体をそのストッパ部が掛合凹部の入り口側に位置されない位置まで持ち上げながら、ロックアーム体を上方に向けて回動させて掛合凹部から掛合部を抜け出させることで、解除させることができる。
また、ロックアーム体のアーム自由端にハンドルバーを軸支させておくと共に、このハンドルバーにこのハンドルバーの所定の回動位置においてロックアーム体のアーム自由端側からロック補助体の一部に当たってこのロック補助体を押し上げる押し上げ部を備えさせておけば、このロックアーム体の操作により、ロック補助体を押し上げながらロックアーム体を折り畳んで、展開位置にある脚体のロックアーム体による支持状態を解除することができる。
また、前記課題を達成するために、この発明にあっては、ロック補助体を、以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)寝具の載置されるボトムに脚上端を回動可能に組み付けて、脚下端をこのボトムに接しさせ又は近接させた折り畳み位置に位置づけ可能とされた脚体と、
(2)アーム基端を脚上端と異なる位置をもってボトムに回動可能に組み付けると共に、アーム下側部を脚体に備えられた掛合部への摺接案内部とし、アーム自由端側にこの摺接案内部に案内された掛合部の入り込む掛合凹部を備えて、脚体が折り畳み位置にあるときにこの脚体とボトムとの間に折り畳み状に支持されるロックアーム体とを備え、
(3)ボトムの持ち上げ操作による折り畳み位置から展開位置への脚体の回動に伴って摺接案内部に掛合部を摺接させながら展開回動されるロックアーム体の掛合凹部に展開位置において掛合部が入り込んで脚体が展開位置にある状態を維持するようにしたベッドを構成するロックアーム体に、その長さ方向に沿ったスライド移動可能に備えられると共に、
(4)掛合凹部の入り口を塞ぐか又は狭めるようにこの掛合凹部の入り口側に位置されるストッパ部を備えており、
(5)掛合凹部に掛合部が入り込んだ後の自重による下降によってこのストッパ部を掛合凹部の入り口側に位置させるようにしてなる。
かかる構成によれば、かかるロック補助体を、既存のこの種のベッドのロックアーム体に組み合わせることで、かかるロック補助体をロックアーム体の一部とさせて既存のこの種のベッドの脚体が展開位置にある状態を安定的に維持させることができる。
この発明にかかるベッドにあっては、そのボトムを支える脚体が展開位置にあり、ベッドがボトムの上面のレベルを高くさせた利用状態にある状態を、このときに脚体の掛合部の入り込んでいるロックアーム体の掛合凹部の入り口をロック補助体によって塞ぐか、狭めることで安定的に確保させることができる。
また、この発明にかかるロック補助体は、この種の既存のベッドのロックアーム体に備えさせることで、かかる既存のベッドをそれが利用状態にある状態をより安定的に確保し得るベッドとすることができる。
図1はベッドの側面構成図である。 図2は同要部分解斜視構成図である。 図3は同要部分解斜視構成図である。 図4は同一部破断要部側面構成図である。 図5は同一部破断要部側面構成図である。 図6は同一部破断要部側面構成図である。 図7はロック補助体4の側面構成図((a)図)、同平面構成図((a)図)、及び同分解斜視構成図((c)図)である。 図8は他の構成例にかかるロック補助体4の側面構成図((a)図)、同平面構成図((a)図)、及び同分解斜視構成図((c)図)である。 図9はロックアーム体のハンドルバーに押し上げ部を備えさせた構成例の要部平面構成図である。 図10は図9の構成例の要部側構成図である。 図11は図9の構成例の要部側構成図である。 図12は従来のベッドの側面構成図である。 図13は従来のベッドの側面構成図である。
以下、図1〜図11に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。
なお、ここで図1は実施の形態にかかるベッドの長さ側を側方から見た状態として、図2は図1の右側を構成する各部材を分離させた状態として、図3は図1の左側を構成する各部材を分離させた状態として、それぞれ示している。
また、図4はボトム1の上面10のレベルを低くさせた非利用状態にあるベッドの図1における右側の要部を拡大して、図6はボトム1の上面10のレベルを高くさせた利用状態にあるベッドの図1における右側の要部を拡大して、図5は図6の状態に至る直前の様子を図1における右側の要部を拡大して、それぞれ示している。
また、図7は、ロック補助体4の構成を理解しやすいように、これを側方から見て((a)図)、上方から見て((b)図)、さらに分解して((c)図)、それぞれ示しており、(a)図及び(b)図においては各図における右側がロックアーム体3のアーム基端31側、つまり、上側となっている。
また、図8は、図1〜図7に示されるベッドと構成の一部を異ならせるベッドに用いられるロック補助体4の構成を理解しやすいように、これを側方から見て((a)図)、上方から見て((b)図)、さらに分解して((c)図)、それぞれ示しており、(a)図及び(b)図においては各図における右側がロックアーム体3のアーム基端31側、つまり、上側となっている。
また、図9〜図11は、図1〜図7に示されるベッドのロックアーム体3を構成するハンドルバー36を利用して、ロック補助体4を押し上げながらロックアーム体3を折り畳んで、展開位置にある脚体2のロックアーム体3による支持状態を解除できるようにした変更例を示している。
この実施の形態にかかるベッドは、寝具を載せるボトム1の上面10のレベルを高くさせた利用状態とこれを低くさせた非利用状態との切り替え可能にこのボトム1を支持する脚体2を備えてなり、典型的には、親子ベッド(ペアベッドなどとも称される。)を構成する子ベッドとして利用されるものである。また、この実施の形態にかかるロック補助体4は、かかるベッドの脚体2をサポートするロックアーム体3(ロックプレートなどと称される。)に備え付けられて、かかるベッドが利用状態にある状態を、安定的に維持させるものである。
この実施の形態にかかるベッドをかかる子ベッドとする場合には、非利用状態においてボトム1の上面10が、親子ベッドを構成する図示しない親ベッドのボトムの下面よりも低いレベルに位置されるように構成される。そして、非利用状態において、親ベッドのボトム下に子ベッドとして納め仕舞うようにする。また、この実施の形態にかかるベッドをかかる子ベッドとする場合には、利用状態においては、ボトム1の上面10は親ベッドのボトムの上面と略同じレベルに位置されるように構成される。
この実施の形態にあっては、ボトム1は、平面視の状態において略長方形状をなすように構成されている。図中符号11は、このボトム1の外郭を形成させる枠体である。このボトム1の上面10にマットレスなどの寝具が載置される。典型的には、かかるボトム1の枠体11、この枠体11内に架設などされる寝具の支持部材12、後述する脚体2、ロックアーム体3は金属により構成される。
脚体2は、図示の例では、ボトム1のヘッド側とフット側とにおいてそれぞれ、ボトム1の左右両側にそれぞれ備えられている。すなわち、かかるボトム1は四本の脚体2によって支えられるようになっている。なお、この実施の形態にかかるベッドは、ヘッド側とフット側を構造的に観念させない構成となっているため、本明細書においては説明の便宜の観点から、以下では図1の右側をヘッド側、左側をフット側としている。
図示の例では、各脚体2は、ボトム1に脚上端20を回動可能に組み付けて、脚下端21をこのボトム1に接しさせ又は近接させた折り畳み位置に位置づけ可能とされている。各脚体2は、角筒状をなすように構成されている。各脚体2の脚上端20はいずれもボトム1の枠体11に対しボトム1の左右方向に沿った軸20aをもって回動可能に組み合わされている。また、各脚体2の脚下端21にはいずれもキャスター21aが備えられている。かかるキャスター21aの回転軸もボトム1の左右方向に沿っている。
より具体的には、ボトム1のヘッド側においては、左右の脚体2、2の脚下端21側間に連結棒体22を架設させてこの左右の脚体2、2を一体化させている。(図2)また、左右の脚体2、2間には、その長さ方向略中程の位置において、丸棒体23が架設されている。すなわち、右側の脚体2の内側部に棒右端を一体に連接させると共に、左側の脚体2の内側部に棒左端を一体に連接させた丸棒体23により、左右の脚体2、2は連結棒体22よりも上方においてこの丸棒体23によっても連結されている。かかる連結棒体22と丸棒体23との間には、連結棒体22に板一辺を溶接させ、かつ、この板一辺に隣り合う板一辺を脚体2に溶接させて取り付けられた座板24の下面に、補助キャスター25がこの座板24の板面に直交する軸をもって首振り可能に備えられている。脚体2の脚上端20は、ボトム1のヘッド側の縁部から脚体2の長さ寸法分の距離を離した位置20bにおいて、枠体11の内側部に前記軸20aをもって回動可能に組み付けられている。脚体2はこの脚下端21に備えたキャスター21aを折り畳み位置においてボトム1のヘッド側の縁部の下方に位置させ、ボトム1の下面に沿って横向きに配されるようになっている。そして、この折り畳み位置において補助キャスター25を床面に接しさせてボトム1が支持されるようになっている。(図4)
また、ボトム1のフット側においても、左右の脚体2、2の脚下端21側間に連結棒体22を架設させてこの左右の脚体2、2を一体化させている。(図3)また、ボトム1のフット側においても、左右の脚体2、2間には、その長さ方向略中程の位置において、丸棒体23が架設されている。すなわち、右側の脚体2の内側部に棒右端を一体に連接させると共に、左側の脚体2の内側部に棒左端を一体に連接させた丸棒体23により、ボトム1のフット側においても、左右の脚体2、2は連結棒体22よりも上方においてこの丸棒体23によっても連結されている。かかる連結棒体22と丸棒体23との間には、連結棒体22に板一辺を溶接させ、かつ、この板一辺に隣り合う板一辺を脚体2に溶接させて取り付けられた座板24の下面に、補助キャスター25がこの座板24の板面に直交する軸をもって首振り可能に備えられている。ボトム1のフット側においても、脚体2の脚上端20は、ボトム1のフット側の縁部から脚体2の長さ寸法分の距離を離した位置20bにおいて、枠体11の内側部に前記軸20aをもって回動可能に組み付けられている。ボトム1のフット側においても、脚体2はこの脚下端21に備えたキャスター21aを折り畳み位置においてボトム1のフット側の縁部の下方に位置させ、ボトム1の下面に沿って横向きに配されるようになっている。そして、この折り畳み位置において補助キャスター25を床面に接しさせてボトム1が支持されるようになっている。
このように構成される四つの脚体2を折り畳み位置に位置づけさせることで、ベッドは非利用状態とされる。(図4)この状態からボトム1を持ち上げ操作すると、四つの脚体2のそれぞれは、自重によりその脚上端20をボトム1から離れ出させる向きに回動させ、所定の回動位置で後述するロックアーム体3によって支持されるようになっている。すなわち、この所定の回動位置が脚体2の展開位置であり、この展開位置において脚体2はキャスター21aを床面に接しさせてボトム1を支持しベッドは利用状態とされる。(図6)図示の例では、脚体2は、脚体2とボトム1とのなす角が約65度となる位置まで回動されるようになっている。
なお、図示の例では、ボトム1のヘッド側において、左右の脚体2、2の一方とこのヘッド側にある枠体11の内側部との間にガススプリング26が配されている。また、ボトム1のフット側において、左右の脚体2、2の一方とこのフット側にある枠体11の内側部との間にガススプリング26が配されている。各ガススプリング26は、ピストンロッド26aを脚体2に軸着し、シリンダー26bのピストンロッド26aの突きだし側と反対の端部26cを枠体11の内側部に軸着させている。そして、脚体2が折り畳み位置にあるときに、最もピストンロッド26aがシリンダー26b内に押し込まれてピストンロッド26aに対する反力(押し出し方向の力)が大きくなるようにしてある。(図4)図示の例では、脚体2が折り畳み位置にあるとき、ピストンロッド26aの軸着位置の前方に脚体2の脚上端20の回動組付け位置が位置されるようになっており、(図4)この脚体2が折り畳み位置にある状態においてはガススプリング26は作用しないようになっている。この状態からボトム1を持ち上げ操作して脚体2が展開位置に向けてやや回動されると、脚体2の脚上端20の回動組付け位置の下方にピストンロッド26aの軸着位置が位置されるようになることから、前記反力によるピストンロッド26aの伸張が許容され、この伸張により脚体2の展開位置への回動がアシストされるようになっている。
この実施の形態にかかるベッドにあっては、さらに、前記脚体2が展開位置にある状態を解除可能に維持するロックアーム体3を備えている。図示の例では、かかるロックアーム体3は、四本の脚体2のそれぞれに対応して設けられており、ロックアーム体3も四本備えられている。
各ロックアーム体3はそれぞれ、アーム自由端30と反対のアーム端であってベッドが利用状態にあるときに上方に位置されるアーム基端31を脚上端20と異なる位置をもってボトム1に回動可能に組み付けている。
図示の例では、ロックアーム体3は、脚体2と略同じ長さを備えている。また、幅広の縦向きの側部32と、幅狭で横向きのアーム下側部33およびアーム上側部34を備えた細長い板状をなすように構成されている。
ボトム1のヘッド側においては、左右のロックアーム体3、3はいずれも左右の脚体2、2の内側に位置されて、また、アーム基端31をこのヘッド側にある枠体11の幅側の内側部に対して左右方向に沿った軸31aをもって回動可能に組み付けられている。左右のロックアーム体3、3は、その長さ方向略中程の位置間に架設された連接棒体35によって、一体化されている。左右のロックアーム体3、3のアーム下側部33は左右の脚体2、2間に架設された丸棒体23上に常時位置されるようになっており、これにより、ロックアーム体3は脚体2が折り畳み位置にあるときはアーム自由端30をボトム1に近接させた横向きの状態に位置づけられ、脚体2が展開位置に向けて回動されるとアーム下側部33を摺接案内部33aとして脚体2の丸棒体23に摺接させながらアーム自由端30を下方に向ける向きに展開回動されるようになっている。また、左右のロックアーム体3、3のアーム自由端30はそれぞれ、ハンドルバー36に一体に接続されている。このハンドルバー36の右端は右側の脚体2の下方に位置され、このハンドルバー36の左端は左側の脚体2の下方に位置されている。(図4)
また、ボトム1のフット側においても、左右のロックアーム体3、3はいずれも左右の脚体2、2の内側に位置されて、また、アーム基端31をこのフット側にある枠体11の幅側の内側部に対して左右方向に沿った軸をもって回動可能に組み付けられている。また、ボトム1のフット側においても、左右のロックアーム体3、3は、その長さ方向略中程の位置間に架設された連接棒体35によって、一体化されている。また、ボトム1のフット側においても、左右のロックアーム体3、3のアーム下側部33は左右の脚体2、2間に架設された丸棒体23上に常時位置されるようになっており、これにより、ロックアーム体3は脚体2が折り畳み位置にあるときはアーム自由端30をボトム1に近接させた横向きの状態に位置づけられ、脚体2が展開位置に向けて回動されるとアーム下側部33を脚体2の丸棒体23に摺接させながらアーム自由端30を下方に向ける向きに展開回動されるようになっている。また、ボトム1のフット側においても、左右のロックアーム体3、3のアーム自由端30はそれぞれ、ハンドルバー36に一体に接続されている。このハンドルバー36の右端は右側の脚体2の下方に位置され、このハンドルバー36の左端は左側の脚体2の下方に位置されている。
また、各ロックアーム体3のアーム自由端30側には、アーム下側部33側からアーム上側部34側に向けて形成された切り欠きにより、左右方向にに貫通し且つ下方に入り口37aを向けた掛合凹部37が設けられている。この掛合凹部37は左右の脚体2、2間に架設された丸棒体23を納める内奥部37bと、これに続く前記入り口37aとを備えている。(図7(a))
そして、この実施の形態にあっては、ロックアーム体3は、ボトム1の持ち上げ操作により折り畳み位置から展開位置へ向けて脚体2が回動されるとアーム下側部33を摺接案内部33aとして脚体2の丸棒体23に摺接させながらアーム自由端30を下方に向ける向きに展開回動されると共に、脚体2が展開位置に至ったときに掛合凹部37に丸棒体23が入り込み、これにより展開位置に至った脚体2の折り畳み位置への回動を阻止してベッドが利用状態にある状態を維持するようになっている。図示の例では、ロックアーム体3は、ボトム1の下面とのなす角が約35度となる位置まで展開回動され、この位置で掛合凹部37に丸棒体23を受け入れさせ、この位置で脚体2とは略90度の角度をもって交わるようになっている。
すなわち、この実施の形態にあっては、脚体2の丸棒体23がロックアーム体3の掛合凹部37に掛合される掛合部23aとして機能するようになっている。そして、ロックアーム体3は、かかる脚体2が折り畳み位置にあるときにこの脚体2とボトム1との間に折り畳み状に支持されるようになっている。展開位置にある脚体2のロックアーム体3による支持状態は、前記ハンドルバー36を利用してロックアーム体3を上方に向けて回動させて掛合凹部37から掛合部23aを抜け出させることで解くことができ、この状態からボトム1を下方に押し下げる操作をすることで、脚体2を折り畳み位置に回動させ戻すことができる。図中、符号38で示すのは、ロックアーム体3に形成されて、脚体2のかかる折り畳み位置において、掛合部23aの上端を収める凹所である。
また、前記ロックアーム体3は、その長さ方向に沿ったスライド移動可能にロック補助体4を備えている。そして、このロック補助体4に、前記ロックアーム体3の掛合凹部37に脚体2の掛合部23aが入り込んだ後のこのロック補助体4の自重による下降によりこの掛合凹部37の入り口を塞ぐか又は狭めるようにこの掛合凹部37の入り口37a側に位置されるストッパ部40が備えられている。
これにより、この実施の形態にかかるベッドにあっては、脚体2が展開位置にある状態を簡素な構造をもってより安定的に維持させることができる。すなわち、ロック補助体4のストッパ部40によって脚体2の展開位置においてロックアーム体3の掛合凹部37に入り込んだ脚体2の掛合部23aはこのロック補助体4を上方に移動させない限り掛合凹部37から抜け出されることはない。
また、かかるロック補助体4は、既存のこの種のベッドのロックアーム体3にその長さ方向に沿ったスライド移動可能で、且つ、ロックアーム体3の掛合凹部37に脚体2の掛合部23aが入り込んだ後に自重により下降してこの掛合凹部37の入り口37aをストッパ部40により塞ぐか又は狭めるように組み合わせることで、ロックアーム体3の一部となって既存のこの種のベッドの脚体2が展開位置にある状態を安定的に維持させるものともなる。
この実施の形態にあっては、かかるロック補助体4は、ボトム1のヘッド側に配される左右の脚体2、2の一方と、ボトム1のフット側に配される左右の脚体2、2の一方にそれぞれ備えられている。(図2、図3)
この実施の形態にあっては、かかるロック補助体4は、ロックアーム体3の縦向きの側部32への添装板部41を有している。図示の例では、ロックアーム体3の二つの縦向きの側部32、32のうち、このロックアーム体3に隣り合う脚体2の側に向けられた縦向きの側部32に添装板部41は添装されている。また、この添装板部41は、ロックアーム体3の前記摺接案内部33aに連なりこの摺接案内部33aの一部をなす掛合部23aの案内下縁41aと、掛合凹部37への連通部41cとを有している。そして、この連通部41cと案内下縁41aの下端41b(案内下縁41aにおけるロックアーム体3のアーム自由端30側の端)との間に、案内下縁41aの下端41b側を傾斜上側とするように傾斜した案内傾斜縁40aを持たせて前記ストッパ部40が形成されている。(図7)
具体的には、図示の例では、添装板部41は、ロックアーム体3の長さ方向に長い板状をなすように構成されている。添装板部41におけるロックアーム体3のアーム自由端30側に位置される箇所には、細幅部41dが形成されている。この細幅部41dは、上辺41eとロックアーム体3のアーム下側部33よりも上方に位置される下辺41fとを備え、この細幅部41dと添装板部41の案内下縁41aとの間には段差41gが形成されている。(図7(c))ストッパ部40は、この段差41g下において細幅部41dとの間に掛合部23aを納める間隔を開けて突き出す爪状をなすように構成されている。そして、このストッパ部40と細幅部41dとの間が前記連通部41cとして機能するようになっている。このストッパ部40の突きだし端40bと案内下縁41aの下端41bとの間が前記案内傾斜縁40aとなっている。すなわち、ストッパ部40は、ロックアーム体3の長さ方向に沿ってそのアーム自由端30側に向けて突きだし、かつ、その突きだし端40bと案内下縁41aの下端41bとの間に、この案内下縁41aの下端41bに近づくに連れてストッパ部40を幅広にする向きに傾斜した前記案内傾斜縁40aを備えている。なお、図示の例では、かかる案内下縁41aはその下端41bに向かうに連れて次第に添装板部41の幅を広くさせるように傾斜しており、添装板部41にはこの案内下縁41aの下端41bと案内傾斜縁40aの上端との連接箇所を頂部41iとする山状部41hが形成されている。(図7)
折り畳み位置(図4)から展開位置へ脚体2が回動されるとロックアーム体3も展開回動され、これに伴ってロック補助体4も自重により下降される。脚体2の掛合部23aが摺接案内部33aに案内されながら掛合凹部37に入り込み可能な位置まで移動され、添装板部41のストッパ部40における案内傾斜縁40aに掛合部23aが摺接すると、この案内傾斜縁40aの傾斜によりロック補助体4は上方に押し上げられる。(図5)これにより、ストッパ部40を乗り越えての掛合凹部37への掛合部23aの入り込みが可能とされる。掛合部23aがこのように掛合凹部37に入り込むと補助ロック体は自重により下降し、ストッパ部40によって掛合凹部37の入り口37aを塞ぐか又は狭める。(図示の例では狭める。)これにより、脚体2の掛合部23aがロック補助体4を上方に移動させない限り掛合凹部37から抜け出さないようにすることができる。(図6)
また、この実施の形態にあっては、ロック補助体4は、そのスライド移動を所定の範囲に規制する規制手段42を備えている。具体的には、かかる規制手段42により、ロック補助体4は、最下降位置から前記案内傾斜縁40aによりストッパ部40を掛合部23aが乗り越えるために必要なストロークか、このストロークよりもやや大きいストロークでのみ上方に移動可能にロックアーム体3に備えられている。
具体的には、図示の例では、ロック補助体4は、前記添装板部41との間でロックアーム体3を左右から挟み込む挟持部材43と、ロックアーム体3の横向きの側部(図示の例では前記アーム上側部34)の側方においてこの挟持部材43と添装板部41とを連接する連接部材44とを備えている。そして、かかる添装板部41の一部と挟持部材43の一部とにより前記規制手段42を構成させている。
より具体的には、添装板部41の細幅部41dの末端側には、この細幅部41dの下辺41fとの間に前記ハンドルバー36を通し抜けさせる通し部41mを形成させるようにして、ストッパ部40の側に向けて突き出す補助片41kが備えられている。この補助片41kの突き出し端とストッパ部40の突きだし端40bとの間には、掛合部23aの外径以上の間隔が形成されている。一方、挟持部材43は、ロックアーム体3の縦向きの側部32への添装部43aと、この添装部43aにおけるロックアーム体3のアーム自由端30側の端末からこの添装部43aに直交する向きに突き出す突片部43bとを備えている。そして、この突片部43bと補助片41kの基部との間にハンドルバー36が通されると共に、この両者の距離xが前記ストロークとなるようにしてある。(図7(a))
図示の例では、前記連接部材44は、ロックアーム体3の横向きの側部の幅寸法に略等しい厚さ寸法を備えた角棒状体として構成されている。添装板部41と挟持部材43とは、ロックアーム体3のアーム上側部34にこの連接部材44を添装させるようにして、この連接部材44を介してボルト44aにより留め付け合わされている。また、図示の例では、添装板部41には、前記山状部41hに形成させた貫通孔41jを通じてロックアーム体3のアーム下側部33の下方に一方軸端側を位置させる軸体45が止着されている。この軸体45の他方軸端には、操作用把持部45aが備えられている。これにより、図示の例では、第一に、既存のこの種のベッドのロックアーム体3にロック補助体4は容易に備え付け可能になっている。また、第二に、展開位置にある脚体2のロックアーム体3による支持状態は、この操作用把持部45aを利用してロック補助体4をそのストッパ部40が掛合凹部37の入り口37a側に位置されない位置まで持ち上げながら、前記ハンドルバー36を利用してロックアーム体3を上方に向けて回動させて掛合凹部37から掛合部23aを抜け出させることで、解除できるようになっている。
以上に説明したロック補助体4の構成は、折り畳み位置から展開位置までの脚体2の回動量などに応じて適宜変更される。図8は、図中符号P1で示す位置からP2で示す位置までの比較的短い範囲で脚体2の展開位置への回動に伴って掛合部23aが移動する場合のロック補助体4の構成例を示している。図1〜図7に示された例と実質的に同じ構成部分にはこの図8において図1〜図7に用いた符号と同じ符号を付している。この例では、前記規制手段42を、挟持部材43のアーム自由端30側の端末に形成された上下一対の突片部43c、43cと、この一対の突片部43c、43cの下端間を連接させる連接片43dによって構成させており、さらにロックアーム体3にこの一対の突片43c、43c間に入り込むバー39を備えさせている。かかる一対の突片43c、43c間の距離xが前記ストロークとなるようにしてある。
図9〜図11は、前記ロックアーム体3を構成するハンドルバー36を利用して、展開位置にある脚体2のロックアーム体3による支持状態を解除できるようにした変更例を示している。
この例では、ボトム1のヘッド側及びフット側の双方において、左右のロックアーム体3のアーム自由端30間に掛け渡し状に備えられるハンドルバー36が、このロックアーム体3のアーム自由端30に軸支されている。かかるハンドルバー36は丸棒状をなすと共に、ロックアーム体3に掛合凹部37とアーム自由端30との間においてロックアーム体3に形成された軸孔30aに通されてこのロックアーム体3に軸支されている。図9中符号30bはこの軸孔30aとハンドルバー36との間に介装されたブッシュであり、符号30cはこのように軸支されたハンドルバー36の軸方向の移動を規制するカラーである。すなわち、ハンドルバー36はその中心軸をロックアーム体3の長さ方向に直交する向き、つまり、ベッドの左右方向に沿わせると共に、この中心軸を中心として回動操作可能にロックアーム体3に組み合わされている。
そして、この例では、かかるハンドルバー36にこのハンドルバー36の所定の回動位置においてロックアーム体3のアーム自由端30側からロック補助体4の一部に当たってこのロック補助体4を押し上げる押し上げ部36aが備えられている。図示の例では、ロック補助体4は左右のロックアーム体3の一方にのみ備えられていると共に、ハンドルバー36における左右のロックアーム体3の間に位置される箇所であってこのロック補助体4の備えられているロックーム体との組み合わせ位置近傍にかかる押し上げ部36aが備えられている。図示の例では、押し上げ部36aは、ハンドルバー36の中心軸に直交する向きに突き出すようにこのハンドルバー36の側部に一体に連接された舌状板体36bにより構成されている。かかる舌状板体36bは、ハンドルバー36の外形に倣った半弧状の凹部36cを有すると共に、この凹部36cと反対の側に頂部36dを有し、かつ、この凹部36cと頂部36dとの間の両板縁36e、36eを外部膨らみの弧状にさせてなる。そして、かかる舌状板体36bは、この凹部36cにハンドルバー36の一部を納めこの凹部36cにおいて溶着されてこのハンドルバー36に備えられている。そして、この例では、展開位置にある脚体2をロックアーム体33により支持させた状態において、自重により下降したロック補助体4の突片部43bの下方に押し上げ部36aとなる舌状板体36bの前記凹部36cと頂部36dとの間の板縁36e、36eの一方を隣接させるようになっている。(図10)この状態からハンドルバー36におけるロックアーム体3の外側に位置される端部を把持して前記舌状板体36bの頂部36dが掛合部23aに近づく向きにハンドルバー36を回動操作すると、この舌状板体36bにロック補助体4の突片部43bが下方から押されてそのストッパ部40が掛合凹部3737の入り口37a側に位置されない位置まで持ち上げられるようになっている。(図11)すなわち、この図9〜図11に示される例にあっては、ロックアーム体3の操作により、ロック補助体44を押し上げながらロックアーム体3を折り畳んで、展開位置にある脚体2のロックアーム体3による支持状態を解除することができるようになっている。
図示の例では、バネ一端をハンドルバー36側に止め、かつ、バネ他端を押し上げ部36a側に止めたねじりコイルバネ36fにより、ハンドルバー36を前記のように回動操作しない状態では、押し上げ部36aの頂部36dは下方を向きロック補助体4の突片部43bを押さないようにしてある。押し上げ部36aの自重により、あるいは、ハンドルバー36に別途ウエイトを取り付けることによっても、ハンドルバー36を前記のように回動操作しない状態においては押し上げ部36aの頂部36dが下方に向けられるようにすることができる。
1 ボトム
10 上面
2 脚体
20 脚上端
21 脚下端
23a 掛合部
3 ロックアーム体
30 アーム自由端
31 アーム基端
33 アーム下側部
33a 摺接案内部
37 掛合凹部
4 ロック補助体
40 ストッパ部

Claims (7)

  1. 寝具の載置されるボトムに脚上端を回動可能に組み付けて、脚下端をこのボトムに接しさせ又は近接させた折り畳み位置に位置づけ可能とされた脚体と、
    アーム基端を脚体の脚上端と異なる位置をもってボトムに回動可能に組み付けると共に、アーム下側部を脚体に備えられた掛合部への摺接案内部とし、アーム自由端側にこの摺接案内部に案内された掛合部の入り込む掛合凹部を備えて、前記脚体が折り畳み位置にあるときにこの脚体とボトムとの間に折り畳み状に支持されるロックアーム体とを備え、
    ボトムの持ち上げ操作による折り畳み位置から展開位置への脚体の回動に伴って摺接案内部に掛合部を摺接させながら展開回動されるロックアーム体の掛合凹部に展開位置において掛合部が入り込んで脚体が展開位置にある状態を維持するようにしたベッドであって、
    ロックアーム体は、その長さ方向に沿ったスライド移動可能に備えられたロック補助体を有しており、
    このロック補助体に、掛合凹部に掛合部が入り込んだ後のこのロック補助体の自重による下降によりこの掛合凹部の入り口を塞ぐか又は狭めるようにこの掛合凹部の入り口側に位置されるストッパ部が備えられていることを特徴とするベッド。
  2. ロック補助体は、ロックアーム体の縦向きの側部への添装板部を有しており、
    この添装板部が、摺接案内部の一部を構成する掛合部の案内下縁と、掛合凹部への連通部とを有すると共に、
    この連通部と案内下縁の下端との間に、案内下縁の下端側を傾斜上側とするように傾斜した案内傾斜縁を持たせてストッパ部を形成させていることを特徴とする請求項1に記載のベッド。
  3. ロック補助体のスライド移動を所定の範囲に規制する規制手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベッド。
  4. ロック補助体は、添装板部との間でロックアーム体を左右から挟み込む挟持部材と、ロックアーム体の横向きの側部の側方においてこの挟持部材と添装板部とを連接する連接部材とを備えてなることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のベッド。
  5. ロック補助体に、操作用把持部が備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のベッド。
  6. ロックアーム体のアーム自由端にハンドルバーが軸支されていると共に、このハンドルバーにこのハンドルバーの所定の回動位置においてロックアーム体のアーム自由端側からロック補助体の一部に当たってこのロック補助体を押し上げる押し上げ部が備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のベッド。
  7. 寝具の載置されるボトムに脚上端を回動可能に組み付けて、脚下端をこのボトムに接しさせ又は近接させた折り畳み位置に位置づけ可能とされた脚体と、
    アーム基端を脚上端と異なる位置をもってボトムに回動可能に組み付けると共に、アーム下側部を脚体に備えられた掛合部への摺接案内部とし、アーム自由端側にこの摺接案内部に案内された掛合部の入り込む掛合凹部を備えて、脚体が折り畳み位置にあるときにこの脚体とボトムとの間に折り畳み状に支持されるロックアーム体とを備え、
    ボトムの持ち上げ操作による折り畳み位置から展開位置への脚体の回動に伴って摺接案内部に掛合部を摺接させながら展開回動されるロックアーム体の掛合凹部に展開位置において掛合部が入り込んで脚体が展開位置にある状態を維持するようにしたベッドを構成するロックアーム体に、その長さ方向に沿ったスライド移動可能に備えられると共に、
    掛合凹部の入り口を塞ぐか又は狭めるようにこの掛合凹部の入り口側に位置されるストッパ部を備えており、
    掛合凹部に掛合部が入り込んだ後の自重による下降によってこのストッパ部を掛合凹部の入り口側に位置させるようにしてなるロック補助体。
JP2009114486A 2008-10-29 2009-05-11 ベッド、及びロック補助体 Expired - Fee Related JP5106475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114486A JP5106475B2 (ja) 2008-10-29 2009-05-11 ベッド、及びロック補助体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278144 2008-10-29
JP2008278144 2008-10-29
JP2009114486A JP5106475B2 (ja) 2008-10-29 2009-05-11 ベッド、及びロック補助体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010131359A true JP2010131359A (ja) 2010-06-17
JP5106475B2 JP5106475B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=42343296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009114486A Expired - Fee Related JP5106475B2 (ja) 2008-10-29 2009-05-11 ベッド、及びロック補助体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5106475B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016150007A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 シモンズ株式会社 ベッド
CN108095412A (zh) * 2017-12-01 2018-06-01 鹭谱达(厦门)户外用品有限公司 自锁折叠床架

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313302A (ja) * 1994-05-23 1995-12-05 France Bed Co Ltd ベッド装置
JPH10201556A (ja) * 1997-01-22 1998-08-04 France Bed Co Ltd 家具用脚装置
JP2005095372A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Yamada Kogyo Kk 折り畳み式ベット
JP2007244652A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Paramount Bed Co Ltd 仰臥台における側柵の支持機構

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313302A (ja) * 1994-05-23 1995-12-05 France Bed Co Ltd ベッド装置
JPH10201556A (ja) * 1997-01-22 1998-08-04 France Bed Co Ltd 家具用脚装置
JP2005095372A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Yamada Kogyo Kk 折り畳み式ベット
JP2007244652A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Paramount Bed Co Ltd 仰臥台における側柵の支持機構

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016150007A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 シモンズ株式会社 ベッド
KR20160100781A (ko) * 2015-02-16 2016-08-24 시몬스 카부시키가이샤 베드
KR102412498B1 (ko) * 2015-02-16 2022-06-23 시몬스 카부시키가이샤 베드
CN108095412A (zh) * 2017-12-01 2018-06-01 鹭谱达(厦门)户外用品有限公司 自锁折叠床架
CN108095412B (zh) * 2017-12-01 2023-08-15 鹭谱达(厦门)户外用品有限公司 自锁折叠床架

Also Published As

Publication number Publication date
JP5106475B2 (ja) 2012-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101682975B1 (ko) 차일드 시트
JP3759907B2 (ja) 折り畳み式の背もたれを有するシート装置
JP5301342B2 (ja) 折畳式手押し車
JPH04154477A (ja) ベビーカーの折り畳み機構
JP4948870B2 (ja) テーブル
JP5106475B2 (ja) ベッド、及びロック補助体
JP5102085B2 (ja) 折り畳み式昇降テーブル
JP5008890B2 (ja) 乳幼児用シートのフレーム体及び乳幼児用シート
JP3133263U (ja) テントフレーム用ロック装置
JP2006288559A (ja) 折りたたみ式車いす
JP2009154630A (ja) フロアーロック
KR101272499B1 (ko) 침대용 사이드레일의 록킹장치
TWI393617B (zh) 具有可收折腳架的載台
JP2010000213A (ja) ベッドのフットボード兼用テーブル取付構造
KR102412498B1 (ko) 베드
JP3561369B2 (ja) 折り畳み式テーブル
JP3880980B2 (ja) 手押車
JP6120396B2 (ja) 回転柵のロック構造及びベッド
JP4757627B2 (ja) 折り畳みテーブル
JP2918538B1 (ja) テーブル
JP5371647B2 (ja) 可搬式作業台
JP7248434B2 (ja) 浴室用椅子
JP6117648B2 (ja) 手押し車用ハンドルの高さ調節機構
JP3164271U (ja) 折畳み式ベッド
JP3118282U (ja) 折畳テーブル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350